JP2001226022A - 排紙装置 - Google Patents
排紙装置Info
- Publication number
- JP2001226022A JP2001226022A JP2000036475A JP2000036475A JP2001226022A JP 2001226022 A JP2001226022 A JP 2001226022A JP 2000036475 A JP2000036475 A JP 2000036475A JP 2000036475 A JP2000036475 A JP 2000036475A JP 2001226022 A JP2001226022 A JP 2001226022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge tray
- paper
- tray
- discharge
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排紙トレイ4の昇降時、障害物20との干渉
を検出すると、駆動停止し、警告し排紙トレイ4、駆動
部5の動作不良、破損を回避する。又、最大収容に近く
なった場合、画像形成部2を制御し排紙15の溢れ、散
乱を防止する。 【解決手段】 排紙を収容する排紙トレイ4と、排紙の
収容/取出しを検出するとその増減量に相当して、排紙
トレイの移動を駆動部5に指示する制御部6と、排紙ト
レイを移動する駆動部(駆動回路7、モータ8、伝達機
構9)と、移動量を検知するセンサ10、検出部12を
備え、制御部6の指示移動量と検出部12の移動量が異
なっていれば、排紙トレイ4の駆動を停止し操作パネル
16に警告の音声、表示を出力する。排紙トレイ4の初
期位置センサ(上限スイッチ13U)も備え、制御部6
は初期位置後の検出部12からの移動量を蓄算し、位置
情報65とし、最大収容数に対する残量を把握し、画像
形成部2の処理を制御する。
を検出すると、駆動停止し、警告し排紙トレイ4、駆動
部5の動作不良、破損を回避する。又、最大収容に近く
なった場合、画像形成部2を制御し排紙15の溢れ、散
乱を防止する。 【解決手段】 排紙を収容する排紙トレイ4と、排紙の
収容/取出しを検出するとその増減量に相当して、排紙
トレイの移動を駆動部5に指示する制御部6と、排紙ト
レイを移動する駆動部(駆動回路7、モータ8、伝達機
構9)と、移動量を検知するセンサ10、検出部12を
備え、制御部6の指示移動量と検出部12の移動量が異
なっていれば、排紙トレイ4の駆動を停止し操作パネル
16に警告の音声、表示を出力する。排紙トレイ4の初
期位置センサ(上限スイッチ13U)も備え、制御部6
は初期位置後の検出部12からの移動量を蓄算し、位置
情報65とし、最大収容数に対する残量を把握し、画像
形成部2の処理を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファックス装置等の画像形成装置が出力する用紙を収容
する排紙装置に関し、特に出力用紙の堆積量に伴い排紙
トレイを昇降する排紙装置に関する。
ファックス装置等の画像形成装置が出力する用紙を収容
する排紙装置に関し、特に出力用紙の堆積量に伴い排紙
トレイを昇降する排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファックス装置等の
排紙装置においては、排紙を取り出し易くするため、排
紙トレイを画像形成装置の筐体の外部に設ける。又、大
容量の排紙を可能とするために、排紙トレイが上昇、下
降可能な排紙部をもつ排紙装置がある。
排紙装置においては、排紙を取り出し易くするため、排
紙トレイを画像形成装置の筐体の外部に設ける。又、大
容量の排紙を可能とするために、排紙トレイが上昇、下
降可能な排紙部をもつ排紙装置がある。
【0003】このような排紙装置では、図7(A)の様
に排紙15の堆積量によって、排紙トレイ4が下降する
ことで、大容量の排紙、及び排紙15を堆積する際のば
らつき、散乱の抑制が可能となる。
に排紙15の堆積量によって、排紙トレイ4が下降する
ことで、大容量の排紙、及び排紙15を堆積する際のば
らつき、散乱の抑制が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には次のような問題点があった。図7(B)の様に上
昇、下降可能な排紙トレイ4の下に障害物20が置かれ
ていた場合、障害物20により排紙トレイ4の下降が妨
げられているにも拘わらず、排紙装置3は排紙トレイ4
の下降動作を続けてしまうことにより、排紙トレイ4及
び駆動部5の動作不良、破損を引き起こすことがあっ
た。排紙トレイ4と、これに接する排紙装置前面との間
隙に小サイズ排紙が挟まった場合も同様である。
には次のような問題点があった。図7(B)の様に上
昇、下降可能な排紙トレイ4の下に障害物20が置かれ
ていた場合、障害物20により排紙トレイ4の下降が妨
げられているにも拘わらず、排紙装置3は排紙トレイ4
の下降動作を続けてしまうことにより、排紙トレイ4及
び駆動部5の動作不良、破損を引き起こすことがあっ
た。排紙トレイ4と、これに接する排紙装置前面との間
隙に小サイズ排紙が挟まった場合も同様である。
【0005】本発明は、上記障害物による干渉問題、昇
降障害を解決するための排紙部の制御方法を提供する。
降障害を解決するための排紙部の制御方法を提供する。
【0006】又、装置上部に搬送路を持つ排紙装置にお
いて、特別加工の部品を用いず、又、極力部品数増加を
抑止した伝達機構(原動機の回転を排紙トレイ4の昇降
に変換し伝達する機構)を提供する。
いて、特別加工の部品を用いず、又、極力部品数増加を
抑止した伝達機構(原動機の回転を排紙トレイ4の昇降
に変換し伝達する機構)を提供する。
【0007】更に、堆積した排紙15の上面の位置が、
新たな排紙が安定して堆積される範囲にあるかを光学的
に検出し、その出力に応じ排紙トレイを昇降し常に最適
位置に保つ排紙装置を提供する。
新たな排紙が安定して堆積される範囲にあるかを光学的
に検出し、その出力に応じ排紙トレイを昇降し常に最適
位置に保つ排紙装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の排紙
装置は、画像形成装置の排紙を収容し、その収容量の増
減に伴い、排紙トレイが移動可能な排紙装置であって、
排紙を収容する排紙トレイと、排紙の収容/取出しを検
出するとその増減量に相当して、排紙トレイの移動を駆
動部に指示する制御部と、指示に従い排紙トレイを移動
する駆動部と、排紙トレイの移動動作を監視し移動量を
検知する移動量センサとを備え、前記制御部が駆動部に
指示した移動量と前記移動量センサから受信した移動量
が異なっていれば、排紙トレイの駆動を停止することを
特徴とする。
装置は、画像形成装置の排紙を収容し、その収容量の増
減に伴い、排紙トレイが移動可能な排紙装置であって、
排紙を収容する排紙トレイと、排紙の収容/取出しを検
出するとその増減量に相当して、排紙トレイの移動を駆
動部に指示する制御部と、指示に従い排紙トレイを移動
する駆動部と、排紙トレイの移動動作を監視し移動量を
検知する移動量センサとを備え、前記制御部が駆動部に
指示した移動量と前記移動量センサから受信した移動量
が異なっていれば、排紙トレイの駆動を停止することを
特徴とする。
【0009】本発明による第2の排紙装置は、前記排紙
装置に、排紙トレイが収容排紙無し状態に対応した初期
位置にあること検出する初期位置センサも備え、前記制
御部は前記初期位置状態以降に前記移動量センサから受
信する移動量を基に、排紙トレイの現在位置を検知し最
大収容数に対する残量を把握し、画像形成装置の処理を
制御することを特徴とする。
装置に、排紙トレイが収容排紙無し状態に対応した初期
位置にあること検出する初期位置センサも備え、前記制
御部は前記初期位置状態以降に前記移動量センサから受
信する移動量を基に、排紙トレイの現在位置を検知し最
大収容数に対する残量を把握し、画像形成装置の処理を
制御することを特徴とする。
【0010】本発明による第3の排紙装置は、前記移動
量センサは、排紙トレイの移動に連動する受光部と、高
反射域と低反射域を交互に多数繰り返し、排紙トレイ移
動方向に配した反射部と、排紙トレイと共に移動時の受
光部の光電出力変化を計数するカウンタとを含むことを
特徴とする。
量センサは、排紙トレイの移動に連動する受光部と、高
反射域と低反射域を交互に多数繰り返し、排紙トレイ移
動方向に配した反射部と、排紙トレイと共に移動時の受
光部の光電出力変化を計数するカウンタとを含むことを
特徴とする。
【0011】本発明による第4の排紙装置は、画像形成
装置の排紙を収容し、その収容量の増減に伴い、排紙ト
レイが移動可能な排紙装置であって、排紙を収容する排
紙トレイと、若干の回動が可能な様に排紙トレイが取り
付けられたトレイ支持部と、排紙収容の増減量に相当し
て、トレイ支持部の移動を駆動部に指示する制御部と、
指示に従いトレイ支持部を移動する駆動部と、トレイ支
持部の移動時排紙トレイが、移動方向とは逆向きに回動
したことを検出する手段とを備え、前記制御部は、前記
回動検出によりトレイ支持部の駆動を停止することを特
徴とする。
装置の排紙を収容し、その収容量の増減に伴い、排紙ト
レイが移動可能な排紙装置であって、排紙を収容する排
紙トレイと、若干の回動が可能な様に排紙トレイが取り
付けられたトレイ支持部と、排紙収容の増減量に相当し
て、トレイ支持部の移動を駆動部に指示する制御部と、
指示に従いトレイ支持部を移動する駆動部と、トレイ支
持部の移動時排紙トレイが、移動方向とは逆向きに回動
したことを検出する手段とを備え、前記制御部は、前記
回動検出によりトレイ支持部の駆動を停止することを特
徴とする。
【0012】本発明による第5の排紙装置は、画像形成
装置の排紙を収容し、その収容量の増減に伴い、排紙ト
レイが移動可能な排紙装置であって、排紙を収容する排
紙トレイと、排紙の収容/取り出しを検出するとその増
減量に相当して、排紙トレイの移動を駆動部に指示する
制御部と、指示に従い排紙トレイを移動する駆動部と、
排紙トレイが移動時障害物に接した際、その抗力を検出
する手段とを備え、前記制御部は前記抗力検出により排
紙トレイの駆動を停止することを特徴とする。
装置の排紙を収容し、その収容量の増減に伴い、排紙ト
レイが移動可能な排紙装置であって、排紙を収容する排
紙トレイと、排紙の収容/取り出しを検出するとその増
減量に相当して、排紙トレイの移動を駆動部に指示する
制御部と、指示に従い排紙トレイを移動する駆動部と、
排紙トレイが移動時障害物に接した際、その抗力を検出
する手段とを備え、前記制御部は前記抗力検出により排
紙トレイの駆動を停止することを特徴とする。
【0013】本発明による第6の排紙装置は、画像形成
装置の排紙を収容し、その収容量の増減に伴い、排紙ト
レイが移動可能な排紙装置であって、排紙を収容する排
紙トレイと、排紙の収容/取り出しを検出するとその増
減量に相当して、排紙トレイの移動を駆動部に指示する
制御部と、指示に従い排紙トレイを移動するとともに駆
動動力原の負荷電流が所定基準を越えたかを検出出来る
駆動部とを備え、前記制御部は前記負荷電流越え検出に
より排紙トレイの駆動を停止することを特徴とする。
装置の排紙を収容し、その収容量の増減に伴い、排紙ト
レイが移動可能な排紙装置であって、排紙を収容する排
紙トレイと、排紙の収容/取り出しを検出するとその増
減量に相当して、排紙トレイの移動を駆動部に指示する
制御部と、指示に従い排紙トレイを移動するとともに駆
動動力原の負荷電流が所定基準を越えたかを検出出来る
駆動部とを備え、前記制御部は前記負荷電流越え検出に
より排紙トレイの駆動を停止することを特徴とする。
【0014】本発明による第7の排紙装置は、前記第
1、2、4、5、又は6の排紙装置において、前記排紙
トレイの駆動を停止すべき前記検出をした場合、前記制
御部は駆動の停止を指示をすると共に、警告音声を出力
し、画像形成装置の操作パネルに警告表示し、移動空間
の障害物除去をオペレータに通知することを特徴とす
る。
1、2、4、5、又は6の排紙装置において、前記排紙
トレイの駆動を停止すべき前記検出をした場合、前記制
御部は駆動の停止を指示をすると共に、警告音声を出力
し、画像形成装置の操作パネルに警告表示し、移動空間
の障害物除去をオペレータに通知することを特徴とす
る。
【0015】本発明による第8の排紙装置は、前記第3
の排紙装置において、前記排紙トレイの駆動を停止すべ
き前記検出をした場合、前記制御部は駆動の停止を指示
をすると共に、警告音声を出力し、画像形成装置の操作
パネルに警告表示し、移動空間の障害物除去をオペレー
タに通知することを特徴とする。
の排紙装置において、前記排紙トレイの駆動を停止すべ
き前記検出をした場合、前記制御部は駆動の停止を指示
をすると共に、警告音声を出力し、画像形成装置の操作
パネルに警告表示し、移動空間の障害物除去をオペレー
タに通知することを特徴とする。
【0016】本発明による第9の排紙装置は、画像形成
装置の排紙を収容しその収容量の増減に伴い、排紙トレ
イが移動可能で、排出口を装置上部に有する排紙装置で
あって、排紙を収容する排紙トレイと、排紙の収容/取
り出し検出を行うとその増減量に相当して、排紙トレイ
の移動を駆動部に指示する制御部と、指示に従い排紙ト
レイを移動する駆動部とを備え、前記駆動部は原動機の
回転を排紙トレイ昇降動作に変換し、伝達する伝達機構
を含み、前記伝達機構は、排紙装置筐体の側面板と一体
的に形成され垂直状に設けられたガイドレールと、前記
排紙トレイないしその支持台の両側の側面板の延長部に
取り付けられ、前記ガイドレールを挟みながら走行する
複数のローラ対と、前記両側の延長部を牽引する機構と
を有すことを特徴とする。
装置の排紙を収容しその収容量の増減に伴い、排紙トレ
イが移動可能で、排出口を装置上部に有する排紙装置で
あって、排紙を収容する排紙トレイと、排紙の収容/取
り出し検出を行うとその増減量に相当して、排紙トレイ
の移動を駆動部に指示する制御部と、指示に従い排紙ト
レイを移動する駆動部とを備え、前記駆動部は原動機の
回転を排紙トレイ昇降動作に変換し、伝達する伝達機構
を含み、前記伝達機構は、排紙装置筐体の側面板と一体
的に形成され垂直状に設けられたガイドレールと、前記
排紙トレイないしその支持台の両側の側面板の延長部に
取り付けられ、前記ガイドレールを挟みながら走行する
複数のローラ対と、前記両側の延長部を牽引する機構と
を有すことを特徴とする。
【0017】本発明による第10の排紙装置は、画像形
成装置の排紙を収容し、その収容量の増減に伴い、排紙
トレイが移動可能な排紙装置において、排紙を収容する
排紙トレイと、排紙トレイに堆積された排紙の上面の位
置が、新たな排紙が安定して堆積される範囲にあるかを
光学的に検出する堆積上面センサと、堆積上面センサの
出力に応じ排紙トレイの昇降を駆動部に指示する制御部
と、指示に従い排紙トレイを昇降する駆動部とを備え、
前記排紙トレイの位置を前記範囲内に保つ様に制御する
ことを特徴とする。
成装置の排紙を収容し、その収容量の増減に伴い、排紙
トレイが移動可能な排紙装置において、排紙を収容する
排紙トレイと、排紙トレイに堆積された排紙の上面の位
置が、新たな排紙が安定して堆積される範囲にあるかを
光学的に検出する堆積上面センサと、堆積上面センサの
出力に応じ排紙トレイの昇降を駆動部に指示する制御部
と、指示に従い排紙トレイを昇降する駆動部とを備え、
前記排紙トレイの位置を前記範囲内に保つ様に制御する
ことを特徴とする。
【0018】本発明による第11の排紙装置は、前記第
10の排紙装置において、前記排紙トレイの片側の側面
に接した垂直状の側板と、側板に設けられた前記堆積上
面センサを含み、前記側板は、堆積した排紙の側面を受
け止め、前記堆積上面センサは、前記新たな排紙が安定
して堆積される範囲の下限、上限高さに対応して設けら
れた下部受光部と、上部受光部と、これら受光部の近傍
で常時受光状態となる高さ位置に設けられたリファレン
ス受光部とを含むことを特徴とする。
10の排紙装置において、前記排紙トレイの片側の側面
に接した垂直状の側板と、側板に設けられた前記堆積上
面センサを含み、前記側板は、堆積した排紙の側面を受
け止め、前記堆積上面センサは、前記新たな排紙が安定
して堆積される範囲の下限、上限高さに対応して設けら
れた下部受光部と、上部受光部と、これら受光部の近傍
で常時受光状態となる高さ位置に設けられたリファレン
ス受光部とを含むことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1実施形態図面
を参照して詳細に説明する。図1は画像形成装置1内に
設置された排紙装置3の全体構成を示す図である。
を参照して詳細に説明する。図1は画像形成装置1内に
設置された排紙装置3の全体構成を示す図である。
【0020】排紙装置3は、画像形成部2で印刷された
排紙を収容し、昇降可能な排紙トレイ4と、排紙トレイ
4の左右の側面板の延長部4Aと、排紙動作を行うとそ
の量に相当して排紙トレイ4の昇降を駆動回路7に指示
する制御部6と、指示に従いモータ8を駆動する駆動回
路7と、モータ8と、モータ8の回転を排紙トレイ4の
昇降動作に変換する伝達機構9と、搬送路14と、排出
用のローラ14a・・14dとを含む。
排紙を収容し、昇降可能な排紙トレイ4と、排紙トレイ
4の左右の側面板の延長部4Aと、排紙動作を行うとそ
の量に相当して排紙トレイ4の昇降を駆動回路7に指示
する制御部6と、指示に従いモータ8を駆動する駆動回
路7と、モータ8と、モータ8の回転を排紙トレイ4の
昇降動作に変換する伝達機構9と、搬送路14と、排出
用のローラ14a・・14dとを含む。
【0021】又、排紙トレイの延長部4Aの一つに固定
され、排紙トレイ4と共に昇降し、その際反射光変化を
検知するセンサ10と、センサ10の近傍でその対光面
に貼付され、高反射域と低反射域が交互に等間隔で垂直
状に配された反射ステッカ11と、センサ10の光電出
力変化をカウントし昇降量とする検出部12も含まれ
る。
され、排紙トレイ4と共に昇降し、その際反射光変化を
検知するセンサ10と、センサ10の近傍でその対光面
に貼付され、高反射域と低反射域が交互に等間隔で垂直
状に配された反射ステッカ11と、センサ10の光電出
力変化をカウントし昇降量とする検出部12も含まれ
る。
【0022】制御部6はROM部、RAM部を内蔵した
マイクロコンピュータ(以下マイコンと省略)であり、
排紙量を排紙トレイ4の昇降量及びモータ8の駆動時間
に変換する変換表61と、タイマー62を有している。
マイクロコンピュータ(以下マイコンと省略)であり、
排紙量を排紙トレイ4の昇降量及びモータ8の駆動時間
に変換する変換表61と、タイマー62を有している。
【0023】ここで、駆動回路7、モータ8、伝達機構
9が駆動部であり、センサ10、反射ステッカ11、検
出部12が移動量センサである。
9が駆動部であり、センサ10、反射ステッカ11、検
出部12が移動量センサである。
【0024】図2は、上記伝達機構9の詳細構造を示す
図である。図2(B)に示す様に、排紙トレイ4の左右
側板の延長部4Aにはローラ対51、52が回転自在に
取り付けられローラ51aと51bが、又ローラ52a
と52bがガイドレール91を挟持しつつ、走行する。
図である。図2(B)に示す様に、排紙トレイ4の左右
側板の延長部4Aにはローラ対51、52が回転自在に
取り付けられローラ51aと51bが、又ローラ52a
と52bがガイドレール91を挟持しつつ、走行する。
【0025】排紙装置3の筐体左右の側面板には上部滑
車92(L)、92(R)が回転自在に取り付けられて
いる。
車92(L)、92(R)が回転自在に取り付けられて
いる。
【0026】又、図2(C)に示す様に、下部において
は下部滑車93(L)、93(R)と減速ギア94とが
シャフト96に取り付けられホイールを構成している。
ホイール軸は筐体側面板の下部で金具等を介し軸受けさ
れている。モータ8の回転軸には駆動ギア81が取り付
けられ減速ギア94を駆動する。
は下部滑車93(L)、93(R)と減速ギア94とが
シャフト96に取り付けられホイールを構成している。
ホイール軸は筐体側面板の下部で金具等を介し軸受けさ
れている。モータ8の回転軸には駆動ギア81が取り付
けられ減速ギア94を駆動する。
【0027】図2(B)に戻り、ベルト95はそれぞ
れ、延長部4Aの上部、下部に接続され上部滑車92、
下部滑車93間に張られている。この牽引機構は延長部
4Aの左右に同構造で設けられている。
れ、延長部4Aの上部、下部に接続され上部滑車92、
下部滑車93間に張られている。この牽引機構は延長部
4Aの左右に同構造で設けられている。
【0028】又、延長部4Aのローラ対の中心付近を牽
引することで、排紙トレイ4の重量に抗して牽引する際
に、ローラとガイドレール91間の摩擦力を各ローラに
分散させる。
引することで、排紙トレイ4の重量に抗して牽引する際
に、ローラとガイドレール91間の摩擦力を各ローラに
分散させる。
【0029】尚、ガイドレール91は筐体の側面板(モ
ールドないし鋼板)と一体成形して製造されたものであ
る。又、片側の延長部4Aにはセンサ10が取り付けら
れ、排紙トレイ4と共に昇降する。センサ10に対向す
る筐体側面板の内面に反射ステッカ11が貼付されてい
る。
ールドないし鋼板)と一体成形して製造されたものであ
る。又、片側の延長部4Aにはセンサ10が取り付けら
れ、排紙トレイ4と共に昇降する。センサ10に対向す
る筐体側面板の内面に反射ステッカ11が貼付されてい
る。
【0030】図3(A)はセンサ10と反射ステッカ1
1の詳細図である。反射ステッカ11は暗部(低反射
域)と明部(高反射域)が等間隔で多数配された縞模様
である。センサ10には、発光部としてフォトダイオー
ド101と受光部としてフォトトランジスタ102が設
けられている。
1の詳細図である。反射ステッカ11は暗部(低反射
域)と明部(高反射域)が等間隔で多数配された縞模様
である。センサ10には、発光部としてフォトダイオー
ド101と受光部としてフォトトランジスタ102が設
けられている。
【0031】図3(B)は、センサ10、検出部12の
回路例である。フォトダイオード101は抵抗103を
通してVCCに接続され、陰極側が接地されている。フ
ォトトランジスタ102のコレクタはVCCに接続さ
れ、エミッタは抵抗104を通して接地されている。フ
ォトトランジスタ102のエミッタ出力は高利得の増幅
器105に接続され、増幅した出力は電圧比較器106
で基準電圧と比較され、パルス化される。パルス出力は
カウンタ107のカウントアップ入力に接続されてい
る。
回路例である。フォトダイオード101は抵抗103を
通してVCCに接続され、陰極側が接地されている。フ
ォトトランジスタ102のコレクタはVCCに接続さ
れ、エミッタは抵抗104を通して接地されている。フ
ォトトランジスタ102のエミッタ出力は高利得の増幅
器105に接続され、増幅した出力は電圧比較器106
で基準電圧と比較され、パルス化される。パルス出力は
カウンタ107のカウントアップ入力に接続されてい
る。
【0032】次に、本実施形態の動作について図面を参
照して説明する。図1を参照し、制御部6は画像形成部
2が一連の印刷動作を行う都度、その枚数、用紙サイズ
を事前に受信し、最初の排紙が搬送路14に入る直前に
排紙開始指示を受ける。この指示に応答して、排出用の
ローラ14a〜14dを枚数相当時間駆動し、一連の排
紙動作を終える。
照して説明する。図1を参照し、制御部6は画像形成部
2が一連の印刷動作を行う都度、その枚数、用紙サイズ
を事前に受信し、最初の排紙が搬送路14に入る直前に
排紙開始指示を受ける。この指示に応答して、排出用の
ローラ14a〜14dを枚数相当時間駆動し、一連の排
紙動作を終える。
【0033】次に上記枚数で変換表61を索引し、排紙
トレイ4の下降量と、相当するモータ8の駆動時間を得
て、駆動回路7に下降/上昇パラメータを下降と指定し
駆動指示する。
トレイ4の下降量と、相当するモータ8の駆動時間を得
て、駆動回路7に下降/上昇パラメータを下降と指定し
駆動指示する。
【0034】図2に移り、駆動回路7が作動しモータ8
が回転する。この回転は駆動ギア95、減速ギア94を
通して下部ホイールを回転させる。上部滑車92は自由
回転できるのでベルト95を走行させながら下部ホイー
ルと連動回転する。従って、延長部4Aがガイドレール
91に沿って下方に牽引される。この時ローラ対51、
52はフリー回転するので、延長部4A及び排紙トレイ
4は小さな力で円滑に下降する。
が回転する。この回転は駆動ギア95、減速ギア94を
通して下部ホイールを回転させる。上部滑車92は自由
回転できるのでベルト95を走行させながら下部ホイー
ルと連動回転する。従って、延長部4Aがガイドレール
91に沿って下方に牽引される。この時ローラ対51、
52はフリー回転するので、延長部4A及び排紙トレイ
4は小さな力で円滑に下降する。
【0035】図1に戻り、制御部6は駆動指示と同時に
タイマ62に前記索引した駆動時間を設定しており、設
定時間が経過した時点で通知を受け、駆動回路7に停止
を指示する。駆動回路7はモータ8への給電をオフし、
モータ8は停止し、排紙トレイ4も停止する。
タイマ62に前記索引した駆動時間を設定しており、設
定時間が経過した時点で通知を受け、駆動回路7に停止
を指示する。駆動回路7はモータ8への給電をオフし、
モータ8は停止し、排紙トレイ4も停止する。
【0036】図3(A)を参照し、上記排紙トレイ4が
下降中、センサ10も下降しており、フォトダイオード
101が反射ステッカ11に照射している光線は明部、
暗部を順次スキャンし、その反射光がフォトトランジス
タ102に受光される。
下降中、センサ10も下降しており、フォトダイオード
101が反射ステッカ11に照射している光線は明部、
暗部を順次スキャンし、その反射光がフォトトランジス
タ102に受光される。
【0037】図3(B)に移り、フォトトランジスタ1
02のベースに入った光量変化はエミッタ電流の変化と
なり、この電圧変化が高利得の増幅回路105で電力増
幅される。この出力は明部、暗部相当の電圧のほぼ中間
レベルの基準電圧と、電圧比較器10で比較され、明部
を5V、暗部を0Vとするパルス信号に変換され、この
パルスの立ち上がりでカウンタ107をカウントアップ
する。
02のベースに入った光量変化はエミッタ電流の変化と
なり、この電圧変化が高利得の増幅回路105で電力増
幅される。この出力は明部、暗部相当の電圧のほぼ中間
レベルの基準電圧と、電圧比較器10で比較され、明部
を5V、暗部を0Vとするパルス信号に変換され、この
パルスの立ち上がりでカウンタ107をカウントアップ
する。
【0038】図1に戻り、制御部6は上記停止指示後、
カウンタ107の値をリードし、先に索引し、内蔵RA
M部の所定エリアに控えた下降量と比較する。両者が同
じであれば、通常の動作を続ける。
カウンタ107の値をリードし、先に索引し、内蔵RA
M部の所定エリアに控えた下降量と比較する。両者が同
じであれば、通常の動作を続ける。
【0039】両者が相違していれば制御部6は、何らか
の負荷で排紙トレイ4の動作が妨げられていると判断
し、以降の排紙トレイ4の駆動を抑止する。そして異常
状態フラグをセットし、操作パネル16上のブザーを鳴
動し、表示部に障害物20の除去を指示するメッセージ
を表示する。
の負荷で排紙トレイ4の動作が妨げられていると判断
し、以降の排紙トレイ4の駆動を抑止する。そして異常
状態フラグをセットし、操作パネル16上のブザーを鳴
動し、表示部に障害物20の除去を指示するメッセージ
を表示する。
【0040】オペレータが、障害物20を除去し、リセ
ット操作を行えば、異常状態フラグはリセットされ、上
記排紙トレイ4の駆動も可能となる。
ット操作を行えば、異常状態フラグはリセットされ、上
記排紙トレイ4の駆動も可能となる。
【0041】ここで、上記排紙した枚数が多く、対応す
る下降量が、規定の単位(ΔL)を超えていれば、変換
表61には駆動時間として、駆動指示後、ΔLに至る時
間(t1)、更にΔL下降する時間(t2)、・・最後
の端数距離の移動時間(tl)が登録されている。
る下降量が、規定の単位(ΔL)を超えていれば、変換
表61には駆動時間として、駆動指示後、ΔLに至る時
間(t1)、更にΔL下降する時間(t2)、・・最後
の端数距離の移動時間(tl)が登録されている。
【0042】従って、先ず下降駆動を指示し、タイマー
62にt1を設定し、t1経過でカウンタ107の移動
量をリード&クリアし読取った下降量がΔLであるかチ
ェックし、相違なければタイマー62にt2を設定す
る。t2経過時、同様に下降量をチェックし、最後にt
l経過時停止を指示し、同様に下降量をチェックする。
各チェックで相違あれば、その時点で駆動停止を指示
し、異常とする。
62にt1を設定し、t1経過でカウンタ107の移動
量をリード&クリアし読取った下降量がΔLであるかチ
ェックし、相違なければタイマー62にt2を設定す
る。t2経過時、同様に下降量をチェックし、最後にt
l経過時停止を指示し、同様に下降量をチェックする。
各チェックで相違あれば、その時点で駆動停止を指示
し、異常とする。
【0043】ΔLはその平均駆動時間中、障害物との干
渉状態であっても破損等が起こらない時間を目安に設定
された値である。
渉状態であっても破損等が起こらない時間を目安に設定
された値である。
【0044】尚、排紙トレイ4に収容された排紙は操作
者が随時取り出し、同時に操作パネル16より排紙トレ
イ4の上昇を指示する。この操作信号は制御部6に入力
され、制御部6は、下降/上昇パラメータを上昇と指定
し、駆動回路7に駆動指示する。
者が随時取り出し、同時に操作パネル16より排紙トレ
イ4の上昇を指示する。この操作信号は制御部6に入力
され、制御部6は、下降/上昇パラメータを上昇と指定
し、駆動回路7に駆動指示する。
【0045】制御部6は操作パネル16からの指示信号
が立下がると停止を指示し、それまで計数していた排紙
カウントをクリアする。
が立下がると停止を指示し、それまで計数していた排紙
カウントをクリアする。
【0046】次に本発明の第2実施形態について、図1
を参照し説明する。本実施形態では、排紙トレイ4が上
限位置にあることを検出する上限スイッチ13Uを設け
る。
を参照し説明する。本実施形態では、排紙トレイ4が上
限位置にあることを検出する上限スイッチ13Uを設け
る。
【0047】図2(B)を参照し、この上限スイッチ1
3Uは筐体側面板の内面に取り付けられ、延長部4Aの
上端により押下されると、その接点が接地される。この
アクティブLOW出力は制御部6に送出されている。
3Uは筐体側面板の内面に取り付けられ、延長部4Aの
上端により押下されると、その接点が接地される。この
アクティブLOW出力は制御部6に送出されている。
【0048】又、制御部6は排紙トレイ4の位置を示す
位置情報65を内蔵RAM部の所定エリアに持つ。この
位置情報65は排紙トレイ4が上限位置にある時は「0
〜0」に、下限位置にあるときは最大値を示している。
位置情報65を内蔵RAM部の所定エリアに持つ。この
位置情報65は排紙トレイ4が上限位置にある時は「0
〜0」に、下限位置にあるときは最大値を示している。
【0049】次に本実施形態の動作について、図1を参
照し説明する。排紙装置3の初期化時、制御部6は排紙
トレイ4が上限位置になければこれをその位置まで上昇
させる。この時上限スイッチ13Uがアクティブ状態に
なり、この出力を受け位置情報65をゼロクリアする。
照し説明する。排紙装置3の初期化時、制御部6は排紙
トレイ4が上限位置になければこれをその位置まで上昇
させる。この時上限スイッチ13Uがアクティブ状態に
なり、この出力を受け位置情報65をゼロクリアする。
【0050】この後排紙収容量の変化により制御部6が
排紙トレイ4を昇降すると、その都度移動量を検出部1
2のカウンタ107より読み取り、その値を下降/上昇
に応じ位置情報65に加算/減算し、排紙トレイ4の現
在位置と一致させる。
排紙トレイ4を昇降すると、その都度移動量を検出部1
2のカウンタ107より読み取り、その値を下降/上昇
に応じ位置情報65に加算/減算し、排紙トレイ4の現
在位置と一致させる。
【0051】制御部6は画像形成部2より、上記印刷枚
数を事前に受ける都度、位置情報65をチェックし、そ
の値が最大値に近い所定値以上であれば、最大値までの
残距離を算出し、それを収容枚数に換算する。上記事前
通知された印刷枚数が、収容枚数を超えていれば、画像
形成部2に収容不可を通知する。そして操作パネル上の
ブザーを鳴動し、表示部に排紙15を排紙トレイ4から
取り出す様指示するメッセージを表示する。
数を事前に受ける都度、位置情報65をチェックし、そ
の値が最大値に近い所定値以上であれば、最大値までの
残距離を算出し、それを収容枚数に換算する。上記事前
通知された印刷枚数が、収容枚数を超えていれば、画像
形成部2に収容不可を通知する。そして操作パネル上の
ブザーを鳴動し、表示部に排紙15を排紙トレイ4から
取り出す様指示するメッセージを表示する。
【0052】この様にして、排紙が収容限界を超えて排
出されるときの排紙15の散乱、排出口141の紙詰ま
りを防止する。
出されるときの排紙15の散乱、排出口141の紙詰ま
りを防止する。
【0053】次に本発明の第3実施形態について、図4
(A)を参照し説明する。本実施形態では、排紙トレイ
4は、トレイ支持部4Bに回同軸4B−1により、上向
きに若干回動出来る様に取り付けられている。そしてト
レイ支持部4Bが昇降駆動されるので、それに連れて排
紙トレイ4も昇降する様になっている。又、トレイ支持
部4Bの片側の側面板内面にはスイッチ12aが取り付
けられている。
(A)を参照し説明する。本実施形態では、排紙トレイ
4は、トレイ支持部4Bに回同軸4B−1により、上向
きに若干回動出来る様に取り付けられている。そしてト
レイ支持部4Bが昇降駆動されるので、それに連れて排
紙トレイ4も昇降する様になっている。又、トレイ支持
部4Bの片側の側面板内面にはスイッチ12aが取り付
けられている。
【0054】制御部6が排紙収容量の変化に基づき、駆
動回路7にトレイ支持部4Bの下降を指示し、排紙トレ
イ4が下降し障害物20に接すると排紙トレイ4は上向
きに若干回動する。これによりスイッチ12aが作動
し、その接点出力変化が制御部6に伝わり、制御部6は
障害物による回動とみなし駆動回路7に停止を指示す
る。
動回路7にトレイ支持部4Bの下降を指示し、排紙トレ
イ4が下降し障害物20に接すると排紙トレイ4は上向
きに若干回動する。これによりスイッチ12aが作動
し、その接点出力変化が制御部6に伝わり、制御部6は
障害物による回動とみなし駆動回路7に停止を指示す
る。
【0055】そして操作パネル16上のブザーを鳴動
し、表示部に障害物20の除去を指示するメッセージを
表示する。
し、表示部に障害物20の除去を指示するメッセージを
表示する。
【0056】次に本発明の第4実施形態について、図4
(B)、(C)を参照し説明する。本実施形態では、排
紙トレイ4の底面にスイッチ12b、12cが取り付け
られている。上記同様、排紙トレイ4が下降しその底面
が障害物20に接する直前にスイッチ12bかあるいは
スイッチ12cが作動し、その接点出力が高レベルから
接地電位に変化する。制御部6ではこの信号をインバー
ト&立上り検出回路63で受け、この出力がステータス
レジスタ64の対応ビットをセットする。ステータスレ
ジスタ64をチェックしている制御部6のマイコンは、
排紙トレイ4の下部に障害物20が有るとみなし駆動回
路7に停止を指示する。
(B)、(C)を参照し説明する。本実施形態では、排
紙トレイ4の底面にスイッチ12b、12cが取り付け
られている。上記同様、排紙トレイ4が下降しその底面
が障害物20に接する直前にスイッチ12bかあるいは
スイッチ12cが作動し、その接点出力が高レベルから
接地電位に変化する。制御部6ではこの信号をインバー
ト&立上り検出回路63で受け、この出力がステータス
レジスタ64の対応ビットをセットする。ステータスレ
ジスタ64をチェックしている制御部6のマイコンは、
排紙トレイ4の下部に障害物20が有るとみなし駆動回
路7に停止を指示する。
【0057】そして操作パネル16上のブザーを鳴動
し、表示部に障害物20の除去を指示するメッセージを
表示する。
し、表示部に障害物20の除去を指示するメッセージを
表示する。
【0058】次に本発明の第5実施形態について、図面
を参照し説明する。図5は、駆動回路7とそれに追加さ
れた負荷電流オーバ検出回路のブロック図である。駆動
回路7は、制御部6からの駆動指示でセットされ、アク
ティブLOWの停止指示でリセットされるフリップフロ
ップ(以下FFと省略)77と、駆動指示された時パラ
メータ(下降/上昇)をセットするFF76と、FET
スイッチ71と、正逆切換回路75とで構成される。
を参照し説明する。図5は、駆動回路7とそれに追加さ
れた負荷電流オーバ検出回路のブロック図である。駆動
回路7は、制御部6からの駆動指示でセットされ、アク
ティブLOWの停止指示でリセットされるフリップフロ
ップ(以下FFと省略)77と、駆動指示された時パラ
メータ(下降/上昇)をセットするFF76と、FET
スイッチ71と、正逆切換回路75とで構成される。
【0059】負荷電流オーバ検出回路は低抵抗値のシャ
ント抵抗72と、これに並列に入った高抵抗値の抵抗で
両端の電圧を可変的に分圧し取り出せる抵抗73と、7
3の分圧出力と、負荷電流上限値に対応した上限電圧と
を比較する電圧比較器74から構成される。
ント抵抗72と、これに並列に入った高抵抗値の抵抗で
両端の電圧を可変的に分圧し取り出せる抵抗73と、7
3の分圧出力と、負荷電流上限値に対応した上限電圧と
を比較する電圧比較器74から構成される。
【0060】次に本実施形態の動作を説明する。駆動回
路7は、制御部6よりパラメータを下降と指定され駆動
指示を受けると、FF76、FF77がセットされる。
FF76の出力はFET(電界効果型トランジスタ)ス
イッチ71をオンさせ、FF76の出力は正逆切換回路
75を正側に切り換える。これによりモータ8の+側電
源入力に+12Vが給電され、排紙トレイ4を下降させ
る方向でモータ8を始動させる。
路7は、制御部6よりパラメータを下降と指定され駆動
指示を受けると、FF76、FF77がセットされる。
FF76の出力はFET(電界効果型トランジスタ)ス
イッチ71をオンさせ、FF76の出力は正逆切換回路
75を正側に切り換える。これによりモータ8の+側電
源入力に+12Vが給電され、排紙トレイ4を下降させ
る方向でモータ8を始動させる。
【0061】排紙トレイ4が下降中に障害物20に接す
るとモータ8の負荷トルクが増大しその給電電流値が増
大する。これにより抵抗73の両端電圧が増大する。従
って、抵抗73の分圧出力電圧が、上限電圧を超え、負
荷電流オーバ信号が制御部6に送出される。制御部6は
負荷電流オーバ信号を受けると、停止指示を駆動回路7
に送出する。これによりFF76、FF77がリセット
され、FETスイッチ71がオフしモータ8を停止させ
る。
るとモータ8の負荷トルクが増大しその給電電流値が増
大する。これにより抵抗73の両端電圧が増大する。従
って、抵抗73の分圧出力電圧が、上限電圧を超え、負
荷電流オーバ信号が制御部6に送出される。制御部6は
負荷電流オーバ信号を受けると、停止指示を駆動回路7
に送出する。これによりFF76、FF77がリセット
され、FETスイッチ71がオフしモータ8を停止させ
る。
【0062】そして操作パネル16上のブザーを鳴動
し、表示部に障害物20の除去を指示するメッセージを
表示する。
し、表示部に障害物20の除去を指示するメッセージを
表示する。
【0063】次に本発明の第6実施形態について、図面
を参照し説明する。本実施形態は排紙20の堆積量を自
動検出し、それに基づき排紙トレイ4を昇降駆動するも
のである。
を参照し説明する。本実施形態は排紙20の堆積量を自
動検出し、それに基づき排紙トレイ4を昇降駆動するも
のである。
【0064】図6(A)は、図1の排紙装置3に追加さ
れた側板17、それに埋め込まれた堆積上面センサ18
を示す図である。側板17は、例えば排紙装置3の筐体
の一方の側面板を延長し、排紙トレイ4の底板左側面に
接するように設けられた側板で、堆積された排紙15の
側面を受け止める。
れた側板17、それに埋め込まれた堆積上面センサ18
を示す図である。側板17は、例えば排紙装置3の筐体
の一方の側面板を延長し、排紙トレイ4の底板左側面に
接するように設けられた側板で、堆積された排紙15の
側面を受け止める。
【0065】排紙トレイ4の内側の底面は、先端が排紙
装置3の筐体に近い側より高くなる様に傾斜し、又側板
17よりの遠端が側板17に近い側より高くなる様傾斜
している。
装置3の筐体に近い側より高くなる様に傾斜し、又側板
17よりの遠端が側板17に近い側より高くなる様傾斜
している。
【0066】堆積上面センサ18は受光部L181、受
光部U182、受光部R183を有す。受光部L181
は、排出口141からの排紙が安定して堆積される堆積
上面の下限位置に、受光面上部が位置する様取付けられ
た受光回路である。同様に、受光部U182は、排紙が
安定的に堆積される堆積の上面の上限位置に、受光面上
部が位置する様取付けられた受光回路である。受光部R
183は、堆積により入射光が遮られることがなく、受
光部L181、受光部U182の近傍に設けられたリフ
ァレンスとしての受光回路である。
光部U182、受光部R183を有す。受光部L181
は、排出口141からの排紙が安定して堆積される堆積
上面の下限位置に、受光面上部が位置する様取付けられ
た受光回路である。同様に、受光部U182は、排紙が
安定的に堆積される堆積の上面の上限位置に、受光面上
部が位置する様取付けられた受光回路である。受光部R
183は、堆積により入射光が遮られることがなく、受
光部L181、受光部U182の近傍に設けられたリフ
ァレンスとしての受光回路である。
【0067】図6(B)は、堆積上面センサ18の各受
光部とその受信回路である。受光部L181、受光部U
182、受光部R183のそれぞれは入射光量に応じた
微少電流を生じその負荷抵抗の電圧を出力する光電素子
183−1と高利得の増幅回路183−2を有す。
光部とその受信回路である。受光部L181、受光部U
182、受光部R183のそれぞれは入射光量に応じた
微少電流を生じその負荷抵抗の電圧を出力する光電素子
183−1と高利得の増幅回路183−2を有す。
【0068】受光部R183の出力は分圧回路184で
例えば0.8倍され閾値電圧(受光部L181、受光部
U182の受光面が遮られているか、開放されているか
を判定する電圧)とされる。電圧比較器185は受光部
L181の出力(L)が閾値電圧(R)より大きい時ア
クティブレベルを出力する。電圧比較器186は受光部
U182の出力(U)が閾値電圧より小さい時アクティ
ブレベルを出力する。これら信号はそれぞれ排紙トレイ
4の下降要求、上昇要求として制御部6に送出される。
例えば0.8倍され閾値電圧(受光部L181、受光部
U182の受光面が遮られているか、開放されているか
を判定する電圧)とされる。電圧比較器185は受光部
L181の出力(L)が閾値電圧(R)より大きい時ア
クティブレベルを出力する。電圧比較器186は受光部
U182の出力(U)が閾値電圧より小さい時アクティ
ブレベルを出力する。これら信号はそれぞれ排紙トレイ
4の下降要求、上昇要求として制御部6に送出される。
【0069】次に、本実施形態の動作を説明する。前記
同様に、排紙装置3の初期化時、制御部6は排紙トレイ
4を上限位置に移動する。この位置では受光部L181
は排紙トレイ4の左側面部41(左側面部は排紙トレイ
4の底面より下部分のみ設けている)に遮られ、受光部
U182は完全に開放されている。
同様に、排紙装置3の初期化時、制御部6は排紙トレイ
4を上限位置に移動する。この位置では受光部L181
は排紙トレイ4の左側面部41(左側面部は排紙トレイ
4の底面より下部分のみ設けている)に遮られ、受光部
U182は完全に開放されている。
【0070】従って、各受光部出力はU>R>Lであ
り、下降/上昇要求共に発生しない。制御部6は、画像
形成装置1よりの指示により、一連の排紙をする。排紙
15がある程度堆積すると受光部U182が遮られる。
その為、U<Rとなり電圧比較器186がアクティブと
なり排紙トレイ4の下降要求が制御部6に送出される。
り、下降/上昇要求共に発生しない。制御部6は、画像
形成装置1よりの指示により、一連の排紙をする。排紙
15がある程度堆積すると受光部U182が遮られる。
その為、U<Rとなり電圧比較器186がアクティブと
なり排紙トレイ4の下降要求が制御部6に送出される。
【0071】制御部6は駆動回路7に下降駆動指示す
る。排紙トレイ4が下降し、受光部U182が開放され
ると、下降要求信号がインアクティブとなり駆動回路7
に停止指示する。
る。排紙トレイ4が下降し、受光部U182が開放され
ると、下降要求信号がインアクティブとなり駆動回路7
に停止指示する。
【0072】この後排紙トレイ4がかなり下に位置し、
排紙15も堆積している状態で、使用者が排紙の全て或
いは一部を取り出すと、受光部L181は遮蔽状態から
開放状態に変わる。従って、L>Rとなり、電圧比較器
185出力がアクティブとなり、上昇要求信号を制御部
6に送出する。
排紙15も堆積している状態で、使用者が排紙の全て或
いは一部を取り出すと、受光部L181は遮蔽状態から
開放状態に変わる。従って、L>Rとなり、電圧比較器
185出力がアクティブとなり、上昇要求信号を制御部
6に送出する。
【0073】制御部6は排紙トレイ4の左側面部41或
いは残された排紙15により、受光部L181が遮蔽さ
れる高さ迄、駆動回路7に、上昇を指示する。
いは残された排紙15により、受光部L181が遮蔽さ
れる高さ迄、駆動回路7に、上昇を指示する。
【0074】尚、操作者がこまめに排紙を除去しない使
用モードが設定されていれば、制御部6は上記下降/上
昇要求とも発生しない状態であっても、排紙枚数に応
じ、下降指示するようにすればよい。
用モードが設定されていれば、制御部6は上記下降/上
昇要求とも発生しない状態であっても、排紙枚数に応
じ、下降指示するようにすればよい。
【0075】更に、この場合、前記第1実施形態の様
に、駆動開始時に控えた移動量と、移動量対応の駆動時
間経過後、実際の移動量(カウンタ107の値)とを比
較し、相違を検出することで、障害物の検出、検出時の
排紙トレイ4の駆動停止、警告(ブザー鳴動、障害物除
去表示)を行える。
に、駆動開始時に控えた移動量と、移動量対応の駆動時
間経過後、実際の移動量(カウンタ107の値)とを比
較し、相違を検出することで、障害物の検出、検出時の
排紙トレイ4の駆動停止、警告(ブザー鳴動、障害物除
去表示)を行える。
【0076】又、前記第2実施形態の位置情報65を併
設し、管理することで、排紙トレイ4が下限位置に近く
なったことを検出し、更に電圧比較器186の出力がア
クティブ(トレイに排紙15が満杯)の時に、画像形成
部2の印刷枚数の事前通知に対し収容不可を応答し、前
記収容不可時の警告をすることもできる。
設し、管理することで、排紙トレイ4が下限位置に近く
なったことを検出し、更に電圧比較器186の出力がア
クティブ(トレイに排紙15が満杯)の時に、画像形成
部2の印刷枚数の事前通知に対し収容不可を応答し、前
記収容不可時の警告をすることもできる。
【0077】又、前記第3、第4実施形態の回動検出機
構、抗力検出機構を併設すれば、排紙トレイ4が下降中
の障害物検出、検出時の駆動動作停止、警告(ブザー鳴
動、障害物除去表示)を行える。
構、抗力検出機構を併設すれば、排紙トレイ4が下降中
の障害物検出、検出時の駆動動作停止、警告(ブザー鳴
動、障害物除去表示)を行える。
【0078】又、前記第5実施形態のモータ8の負荷電
流オーバ検出を併設すれば、排紙トレイ4が下降中の障
害物検出、検出時の駆動動作停止、警告(ブザー鳴動、
障害物除去表示)を行える。
流オーバ検出を併設すれば、排紙トレイ4が下降中の障
害物検出、検出時の駆動動作停止、警告(ブザー鳴動、
障害物除去表示)を行える。
【0079】尚、堆積上面センサ18として、前記受光
部L181、受光部U182、受光部R183でなく、
一つの矩形のアモルフォス光発電セル乃至セル集合体を
用いてもよい。
部L181、受光部U182、受光部R183でなく、
一つの矩形のアモルフォス光発電セル乃至セル集合体を
用いてもよい。
【0080】即ち、前記安定範囲の上限、下限位置を上
辺、下辺とするセル集合体を用い、その誘起電圧をAD
(アナログ−ディジタル)変換する回路を設ける。
辺、下辺とするセル集合体を用い、その誘起電圧をAD
(アナログ−ディジタル)変換する回路を設ける。
【0081】そして装置の初期状態(排紙トレイ4が最
上点に位置し、排紙の堆積なし)で誘起電圧を読み取り
それを記憶しておく。その電圧と、予め設定された暗電
圧(入射光が無いときの電圧)とを基準とし、排紙装置
3を使用時の誘起電圧が、暗電圧/暗電圧〜初期電圧/
初期電圧以上により、排紙上面位置が安定範囲より高い
/範囲内/範囲より低いと判定する。
上点に位置し、排紙の堆積なし)で誘起電圧を読み取り
それを記憶しておく。その電圧と、予め設定された暗電
圧(入射光が無いときの電圧)とを基準とし、排紙装置
3を使用時の誘起電圧が、暗電圧/暗電圧〜初期電圧/
初期電圧以上により、排紙上面位置が安定範囲より高い
/範囲内/範囲より低いと判定する。
【0082】
【発明の効果】本発明の第1〜第5実施形態の排紙装置
は、排紙トレイ4の昇降中に何らかの負荷が加わり昇降
動作が妨げられていた場合、それを検出し、駆動部を停
止させることにより、駆動部および排紙トレイ4の破損
を防ぐ効果が有る。
は、排紙トレイ4の昇降中に何らかの負荷が加わり昇降
動作が妨げられていた場合、それを検出し、駆動部を停
止させることにより、駆動部および排紙トレイ4の破損
を防ぐ効果が有る。
【0083】本発明の第2実施形態の排紙装置は、排紙
トレイ4が最大収容位置近くにあることを検出でき、排
紙枚数を必要な移動量に変換する手段を持つので、残り
排出可能枚数を知ることができ、画像形成装置から事前
通知される印刷枚数に、収容不可の応答が可能となり、
排紙の溢れ、散乱を防止する効果が有る。
トレイ4が最大収容位置近くにあることを検出でき、排
紙枚数を必要な移動量に変換する手段を持つので、残り
排出可能枚数を知ることができ、画像形成装置から事前
通知される印刷枚数に、収容不可の応答が可能となり、
排紙の溢れ、散乱を防止する効果が有る。
【0084】本発明の第6実施形態の排紙装置は、堆積
された排紙15の上面が、新たな排紙が安定して堆積さ
れる範囲にあるかを検出する堆積上面センサを有し、そ
の出力に応じ排紙トレイを昇降するので、排紙装置の使
用時に常に堆積上面を安定位置に保ち、排紙のばらつ
き、散乱、排紙口の紙詰まりを防止する効果が有る。
された排紙15の上面が、新たな排紙が安定して堆積さ
れる範囲にあるかを検出する堆積上面センサを有し、そ
の出力に応じ排紙トレイを昇降するので、排紙装置の使
用時に常に堆積上面を安定位置に保ち、排紙のばらつ
き、散乱、排紙口の紙詰まりを防止する効果が有る。
【0085】又、光学的に検出しているので、センサー
の機能劣化、位置ずれ、磨耗等が起こらない。
の機能劣化、位置ずれ、磨耗等が起こらない。
【0086】本発明の実施形態に示した伝達機構9は、
装置上部は両側面のスペースのみを使う様にし、筐体側
面板と一体に成形されるガイドレール、排紙トレイ4側
面板の延長部を使うので、通常、装置上部に排紙搬送路
を持つ排紙装置において、特別な加工部品を伴わずに、
部品増加を抑止した伝達機構を提供する効果がある。
装置上部は両側面のスペースのみを使う様にし、筐体側
面板と一体に成形されるガイドレール、排紙トレイ4側
面板の延長部を使うので、通常、装置上部に排紙搬送路
を持つ排紙装置において、特別な加工部品を伴わずに、
部品増加を抑止した伝達機構を提供する効果がある。
【0087】又、ガイドレールとそれに沿って回転しつ
つ走行する延長部の複数のローラ対は、動力が比較的小
さいモータでの駆動を可能としている。
つ走行する延長部の複数のローラ対は、動力が比較的小
さいモータでの駆動を可能としている。
【図1】本発明の第1実施形態の排紙装置の全体構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1の伝達機構9の詳細構造を示す図である。
【図3】(A)は図1のセンサ10と反射ステッカ11
の詳細図で、(B)は、図1のセンサ10、検出部12
の回路例を示す図である。
の詳細図で、(B)は、図1のセンサ10、検出部12
の回路例を示す図である。
【図4】(A)は本発明の排紙装置の第3実施形態の回
動検出の仕組みを示し、(B)は本発明の排紙装置の第
4実施形態の抗力検出の仕組みを示し、(C)はその検
出回路、検出時処理を示す図である。
動検出の仕組みを示し、(B)は本発明の排紙装置の第
4実施形態の抗力検出の仕組みを示し、(C)はその検
出回路、検出時処理を示す図である。
【図5】本発明の排紙装置の第5実施形態における、駆
動回路7と追加された負荷電流オーバ検出回路のブロッ
ク図である。
動回路7と追加された負荷電流オーバ検出回路のブロッ
ク図である。
【図6】(A)は本発明の排紙装置の第6実施形態にお
いて、排紙装置3に追加された側板17、堆積上面セン
サ18を示す図で、(B)は堆積上面センサ18とその
受信部の回路図である。
いて、排紙装置3に追加された側板17、堆積上面セン
サ18を示す図で、(B)は堆積上面センサ18とその
受信部の回路図である。
【図7】従来の排紙装置を説明する為の図である。
1 画像形成装置 2 画像形成部 3 排紙装置 4 排紙トレイ 4A 延長部 4B トレイ支持部 5 駆動部 6 制御部 7 駆動回路 8 モータ 9 伝達機構 10 センサ 11 反射ステッカ 12 検出部 12a、12b、12c スイッチ 13U 上限スイッチ 14 搬送路 14a〜14d ローラ 15 排紙 16 操作パネル 17 側板 18 堆積上面センサ 20 障害物 41 トレイ4の左側面部 51、52 ローラ対 61 変換表 62 タイマー 63 インバート&立上り検出回路 64 ステータスレジスタ 65 位置情報 71 FETスイッチ 72 シャント抵抗 73、103、104 抵抗 74、106、185、186 電圧比較器 75 正逆切換回路 76、77 フリップフロップ 78 ANDゲート 81 駆動ギア 91 ガイドレール 92 上部滑車 93 下部滑車 94 減速ギア 95 ベルト 96 シャフト 101 フォトダイオード 102 フォトトランジスタ 105、183−2 増幅回路 107 カウンタ 181 受光部L 182 受光部U 183 受光部R 183−1 光電素子 184 分圧回路
フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA02 AA04 AA05 AB01 BA02 BA03 BA04 BA14 BA23 BA29 BB02 BC03 BD07 CA05 CB02 CB04 CB12 CC15 CC17 DA09 DB11 DC14 EA02 EA03 EB40 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BD02 CA02 CA07 CA23 CA32 CA37 CA40 DA16
Claims (11)
- 【請求項1】 画像形成装置の排紙を収容し、その収容
量の増減に伴い、排紙トレイが移動可能な排紙装置であ
って、排紙を収容する排紙トレイと、排紙の収容/取出
しを検出するとその増減量に相当して、排紙トレイの移
動を駆動部に指示する制御部と、指示に従い排紙トレイ
を移動する駆動部と、排紙トレイの移動動作を監視し移
動量を検知する移動量センサとを備え、前記制御部が駆
動部に指示した移動量と前記移動量センサから受信した
移動量が異なっていれば、排紙トレイの駆動を停止する
ことを特徴とする排紙装置。 - 【請求項2】 前記排紙装置に、排紙トレイが収容排紙
無し状態に対応した初期位置にあること検出する初期位
置センサも備え、前記制御部は前記初期位置状態以降に
前記移動量センサから受信する移動量を基に、排紙トレ
イの現在位置を検知し最大収容数に対する残量を把握
し、画像形成装置の処理を制御することを特徴とする請
求項1記載の排紙装置。 - 【請求項3】 前記移動量センサは、排紙トレイの移動
に連動する受光部と、高反射域と低反射域を交互に多数
繰り返し、排紙トレイ移動方向に配した反射部と、排紙
トレイと共に移動時の受光部の光電出力変化を計数する
カウンタとを含むことを特徴とする請求項1、又は2記
載の排紙装置。 - 【請求項4】 画像形成装置の排紙を収容し、その収容
量の増減に伴い、排紙トレイが移動可能な排紙装置であ
って、排紙を収容する排紙トレイと、若干の回動が可能
な様に排紙トレイが取り付けられたトレイ支持部と、排
紙収容の増減量に相当して、トレイ支持部の移動を駆動
部に指示する制御部と、指示に従いトレイ支持部を移動
する駆動部と、トレイ支持部の移動時排紙トレイが、移
動方向とは逆向きに回動したことを検出する手段とを備
え、前記制御部は、前記回動検出によりトレイ支持部の
駆動を停止することを特徴とする排紙装置。 - 【請求項5】 画像形成装置の排紙を収容し、その収容
量の増減に伴い、排紙トレイが移動可能な排紙装置であ
って、排紙を収容する排紙トレイと、排紙の収容/取り
出しを検出するとその増減量に相当して、排紙トレイの
移動を駆動部に指示する制御部と、指示に従い排紙トレ
イを移動する駆動部と、排紙トレイが移動時障害物に接
した際、その抗力を検出する手段とを備え、前記制御部
は前記抗力検出により排紙トレイの駆動を停止すること
を特徴とする排紙装置。 - 【請求項6】 画像形成装置の排紙を収容し、その収容
量の増減に伴い、排紙トレイが移動可能な排紙装置であ
って、排紙を収容する排紙トレイと、排紙の収容/取り
出しを検出するとその増減量に相当して、排紙トレイの
移動を駆動部に指示する制御部と、指示に従い排紙トレ
イを移動するとともに駆動動力原の負荷電流が所定基準
を越えたかを検出出来る駆動部とを備え、前記制御部は
前記負荷電流越え検出により排紙トレイの駆動を停止す
ることを特徴とする排紙装置。 - 【請求項7】 前記排紙トレイの駆動を停止すべき前記
検出をした場合、前記制御部は駆動の停止を指示をする
と共に、警告音声を出力し、画像形成装置の操作パネル
に警告表示し、移動空間の障害物除去をオペレータに通
知することを特徴とする請求項1、2、4、5、又は6
記載の排紙装置。 - 【請求項8】 前記排紙トレイの駆動を停止すべき前記
検出をした場合、前記制御部は駆動の停止を指示をする
と共に、警告音声を出力し、画像形成装置の操作パネル
に警告表示し、移動空間の障害物除去をオペレータに通
知することを特徴とする請求項3記載の排紙装置。 - 【請求項9】 画像形成装置の排紙を収容しその収容量
の増減に伴い、排紙トレイが移動可能で、排出口を装置
上部に有する排紙装置であって、排紙を収容する排紙ト
レイと、排紙の収容/取出し検出を行うとその増減量に
相当して、排紙トレイの移動を駆動部に指示する制御部
と、指示に従い排紙トレイを移動する駆動部とを備え、
前記駆動部は原動機の回転を排紙トレイ昇降動作に変換
し、伝達する伝達機構を含み、前記伝達機構は、排紙装
置筐体の側面板と一体的に形成され垂直状に設けられた
ガイドレールと、前記排紙トレイないしその支持台の両
側の側面板の延長部に取り付けられ、前記ガイドレール
を挟みながら走行する複数のローラ対と、前記両側の延
長部を牽引する機構とを有すことを特徴とする排紙装
置。 - 【請求項10】 画像形成装置の排紙を収容し、その収
容量の増減に伴い、排紙トレイが移動可能な排紙装置に
おいて、排紙を収容する排紙トレイと、排紙トレイに堆
積された排紙の上面の位置が、新たな排紙が安定して堆
積される範囲にあるかを光学的に検出する堆積上面セン
サと、堆積上面センサの出力に応じ排紙トレイの昇降を
駆動部に指示する制御部と、指示に従い排紙トレイを昇
降する駆動部とを備え、前記排紙トレイの位置を前記範
囲内に保つ様に制御することを特徴とする排紙装置。 - 【請求項11】 前記排紙トレイの片側の側面に接した
垂直状の側板と、側板に設けられた前記堆積上面センサ
を含み、前記側板は、堆積した排紙の側面を受け止め、
前記堆積上面センサは、前記新たな排紙が安定して堆積
される範囲の下限、上限高さに対応して設けられた下部
受光部と、上部受光部と、これら受光部の近傍で常時受
光状態となる高さ位置に設けられたリファレンス受光部
とを含むことを特徴とする請求項10記載の排紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000036475A JP2001226022A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 排紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000036475A JP2001226022A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 排紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001226022A true JP2001226022A (ja) | 2001-08-21 |
Family
ID=18560520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000036475A Pending JP2001226022A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 排紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001226022A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006111424A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Canon Finetech Inc | シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2007314320A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Murata Mach Ltd | 用紙後処理装置 |
JP2010024008A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Fuji Xerox Co Ltd | シート処理システムおよびシート処理装置 |
CN104683635A (zh) * | 2013-11-29 | 2015-06-03 | 佳能株式会社 | 片材堆叠装置及片材堆叠装置的控制方法 |
JP2015105146A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | キヤノン株式会社 | シート積載装置、シート積載装置の制御方法、及びプログラム |
EP2889247A2 (en) | 2013-11-28 | 2015-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus, control method of sheet stacking apparatus, and computer readable storage medium |
US9174819B2 (en) | 2013-12-13 | 2015-11-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus, control method of sheet stacking apparatus, and storage medium |
DE102015005291A1 (de) | 2014-05-01 | 2015-11-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Bogenstapelvorrichtung, Steuerverfahren für Bogenstapelvorrichtung und Speichermedium |
JP2015221698A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | キヤノン株式会社 | 後処理装置及び画像形成システム |
US9511973B2 (en) * | 2014-04-25 | 2016-12-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus having tray that is lifted and lowered and image forming apparatus |
JP2020200118A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-17 | 株式会社リコー | 積載装置、後処理装置、画像形成システム |
-
2000
- 2000-02-15 JP JP2000036475A patent/JP2001226022A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006111424A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Canon Finetech Inc | シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP4535833B2 (ja) * | 2004-10-15 | 2010-09-01 | キヤノンファインテック株式会社 | シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2007314320A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Murata Mach Ltd | 用紙後処理装置 |
JP2010024008A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Fuji Xerox Co Ltd | シート処理システムおよびシート処理装置 |
JP4702412B2 (ja) * | 2008-07-23 | 2011-06-15 | 富士ゼロックス株式会社 | シート処理システムおよびシート処理装置 |
US8262086B2 (en) | 2008-07-23 | 2012-09-11 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Sheet processing system, sheet processor and abnormal-transportation correction method |
US9242829B2 (en) | 2013-11-28 | 2016-01-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus, method for controlling the same, and storage medium |
JP2015105146A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | キヤノン株式会社 | シート積載装置、シート積載装置の制御方法、及びプログラム |
EP2889247A2 (en) | 2013-11-28 | 2015-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus, control method of sheet stacking apparatus, and computer readable storage medium |
US9682839B2 (en) | 2013-11-28 | 2017-06-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus, control method of sheet stacking apparatus, and storage medium |
CN104683635A (zh) * | 2013-11-29 | 2015-06-03 | 佳能株式会社 | 片材堆叠装置及片材堆叠装置的控制方法 |
US9174819B2 (en) | 2013-12-13 | 2015-11-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus, control method of sheet stacking apparatus, and storage medium |
US9511973B2 (en) * | 2014-04-25 | 2016-12-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus having tray that is lifted and lowered and image forming apparatus |
DE102015005291A1 (de) | 2014-05-01 | 2015-11-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Bogenstapelvorrichtung, Steuerverfahren für Bogenstapelvorrichtung und Speichermedium |
GB2527656A (en) * | 2014-05-01 | 2015-12-30 | Canon Kk | Sheet stacking apparatus, method of controlling sheet stacking apparatus, program and storage medium |
US9481540B2 (en) | 2014-05-01 | 2016-11-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus, method of controlling sheet stacking apparatus, and storage medium |
CN105034616A (zh) * | 2014-05-01 | 2015-11-11 | 佳能株式会社 | 片材堆叠装置及片材堆叠装置的控制方法 |
JP2015221698A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | キヤノン株式会社 | 後処理装置及び画像形成システム |
JP2020200118A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-17 | 株式会社リコー | 積載装置、後処理装置、画像形成システム |
JP7331471B2 (ja) | 2019-06-05 | 2023-08-23 | 株式会社リコー | 積載装置、後処理装置、画像形成システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001226022A (ja) | 排紙装置 | |
JP5146103B2 (ja) | シート積載装置、シート処理装置及び画像形成装置 | |
US5806650A (en) | Currency discriminator having a jam detection and clearing mechanism and method of clearing a jam | |
EP1971123A2 (en) | Image scanning apparatus and image scanner | |
KR100476977B1 (ko) | 사무기기의 급지오류 감지장치 및 방법 | |
US6378860B1 (en) | Collection tray overload detection and recovery | |
US6182964B1 (en) | Paper stacker apparatus used with facsimile device | |
KR101760361B1 (ko) | 시트 적재장치, 시트 적재장치의 제어 방법, 및 기억매체 | |
KR100559828B1 (ko) | 모니터 승강장치 | |
JP4036727B2 (ja) | 排紙積載装置 | |
US12029355B2 (en) | Dispenser for rolled sheet materials with motorized spindle | |
WO2021186643A1 (ja) | 媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム | |
JP2008050139A (ja) | 固定部材の取外し検出方法、給紙装置及び画像形成装置 | |
JP5453217B2 (ja) | 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
KR200296289Y1 (ko) | 반도체패키지 제조 장비의 푸셔장치 | |
US8164807B2 (en) | Image recording apparatus and control method for same | |
JP5612865B2 (ja) | 電動昇降式収納庫ユニット | |
JP2972690B2 (ja) | 用紙残量検出装置およびその方法 | |
JP3251967B2 (ja) | ソーターの搬送ユニット移動装置 | |
JPH0761697A (ja) | 用紙収容装置 | |
CN217025159U (zh) | 一种升降机用防失速装置 | |
KR200430234Y1 (ko) | 병 수거 장치 | |
JP4083655B2 (ja) | 原稿給送装置 | |
JP2006306582A (ja) | 給紙装置および画像形成装置 | |
JP3375289B2 (ja) | 枚葉印刷機の排紙装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031125 |