JP6242567B2 - 空港利用システム - Google Patents
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Description
前記携帯端末の前記表示器に表示される前記二次元コードを読み取り可能なコード読取装置と、
前記携帯端末の前記無線通信装置と無線通信を行うことで前記携帯端末の連絡先を取得する連絡先取得装置と、
前記連絡先取得装置によって取得された前記携帯端末の連絡先と、前記コード読取装置で読み取られた前記二次元コードに記録された前記搭乗券の情報とを対応付けた対応情報を生成する対応付け装置と、
空港内の複数位置にそれぞれ設けられ、前記携帯端末の前記無線通信装置を通信対象として無線通信可能な複数のアクセスポイントと、
複数の前記アクセスポイントと前記無線通信装置との間で行われる無線通信の結果に基づいて、当該無線通信装置を備えた前記携帯端末の位置を特定する位置特定装置と、
前記対応付け装置によって生成された前記対応情報に基づいて、当該対応情報で特定される前記携帯端末に対して連絡を行う連絡装置と、
前記位置特定装置による位置特定結果に基づき、前記アクセスポイントと無線通信を行った前記通信対象の現在位置を空港内の地図の画像に対してリアルタイムに表示する表示装置と、
を有し、
前記位置特定装置は、前記アクセスポイントと無線通信を行った複数の前記通信対象の位置を特定可能とされており、前記通信対象の位置を複数時期に亘って順次記録し、
複数の搭乗予定者の中から搭乗処理が済んでいない未搭乗者を特定する未搭乗者特定装置を備え、
前記表示装置は、前記未搭乗者特定装置によって特定された前記未搭乗者と、前記対応付け装置によって生成された前記対応情報と、前記位置特定装置によって記録された各時期における前記通信対象の位置とに基づいて、搭乗処理が済んでいない前記未搭乗者に絞って当該未搭乗者が所持する前記通信対象の移動軌跡を、移動方向及び通信が確立された位置での時刻を加えて選択的に表示可能とされていることを特徴とする。
前記携帯端末の前記表示器に表示される前記二次元コードを読み取り可能なコード読取装置と、
固有IDが記録された無線タグを発行するタグ発行装置と、
前記携帯端末の連絡先を取得する連絡先取得装置と、
前記連絡先取得装置によって取得された前記携帯端末の連絡先と、前記コード読取装置で読み取られた前記二次元コードに記録された前記搭乗券の情報と、前記タグ発行装置にて発行された前記無線タグの前記固有IDとを対応付けた対応情報を生成する対応付け装置と、
空港内の複数位置にそれぞれ設けられ、前記無線タグを通信対象として無線通信可能な複数のアクセスポイントと、
複数の前記アクセスポイントと前記無線タグとの間で行われる無線通信の結果に基づいて、当該無線タグの位置を特定する位置特定装置と、
前記対応付け装置によって生成された前記対応情報に基づいて、当該対応情報で特定される前記携帯端末に対して連絡を行う連絡装置と、
前記位置特定装置による位置特定結果に基づき、前記アクセスポイントと無線通信を行った前記通信対象の現在位置を空港内の地図の画像に対してリアルタイムに表示する表示装置と、
を有し、
前記位置特定装置は、前記アクセスポイントと無線通信を行った複数の前記通信対象の位置を特定可能とされており、前記通信対象の位置を複数時期に亘って順次記録し、
複数の搭乗予定者の中から搭乗処理が済んでいない未搭乗者を特定する未搭乗者特定装置を備え、
前記表示装置は、前記未搭乗者特定装置によって特定された前記未搭乗者と、前記対応付け装置によって生成された前記対応情報と、前記位置特定装置によって記録された各時期における前記通信対象の位置とに基づいて、搭乗処理が済んでいない前記未搭乗者に絞って当該未搭乗者が所持する前記通信対象の移動軌跡を、移動方向及び通信が確立された位置での時刻を加えて選択的に表示可能とされていることを特徴とする。
特に、前記位置特定装置による位置特定結果に基づき、前記アクセスポイントと無線通信を行った前記通信対象の現在位置を空港内の地図の画像に対してリアルタイムに表示する表示装置が設けられている。
この構成によれば、システム運用側が搭乗予定者の位置を視覚的に認識することができ、搭乗予定者の捜索等を行う上でより利便性が高まる。
また、前記位置特定装置は、前記アクセスポイントと無線通信を行った複数の前記通信対象の位置を特定可能とされており、前記通信対象の位置を複数時期に亘って順次記録し、複数の搭乗予定者の中から搭乗処理が済んでいない未搭乗者を特定する未搭乗者特定装置を備え、前記表示装置は、前記未搭乗者特定装置によって特定された前記未搭乗者と、前記対応付け装置によって生成された前記対応情報と、前記位置特定装置によって記録された各時期における前記通信対象の位置とに基づいて、搭乗処理が済んでいない前記未搭乗者に絞って当該未搭乗者が所持する前記通信対象の移動軌跡を、移動方向及び通信が確立された位置での時刻を加えて選択的に表示可能となっている。
この構成では、搭乗処理が済んでいない未搭乗者に絞って当該未搭乗者の移動軌跡を選択的に表示することができるため、搭乗時刻に近い場合や搭乗時刻を過ぎた場合に運用側は搭乗処理が済んでいない各未搭乗者が空港内のどこにいるか或いはどのように散らばっているかを視覚的に把握した上で効率的に捜索を行うことができる。例えば、未搭乗者が空港内の複数位置に散らばっている場合、より探しやすく時間のかからないルートを選んで捜索を行うといったことが可能となる。
また、搭乗予定者がどのような経路で移動したかを視覚的に認識可能となり、運用側が搭乗予定者の移動パターンを把握することができる。このため、例えば、捜索等を行う際には移動パターンを踏まえた上で予測を立てて捜索するといったことが可能となり、或いは、搭乗予定者の移動パターンの情報をマーケティングや顧客サービス向上(空港内施設の配置検討等)に役立てるといった活動なども可能となる。
この構成によれば、システム運用側が搭乗予定者の位置を視覚的に認識することができ、搭乗予定者の捜索等を行う上でより利便性が高まる。
また、前記位置特定装置は、前記アクセスポイントと無線通信を行った複数の前記通信対象の位置を特定可能とされており、前記通信対象の位置を複数時期に亘って順次記録し、複数の搭乗予定者の中から搭乗処理が済んでいない未搭乗者を特定する未搭乗者特定装置を備え、前記表示装置は、前記未搭乗者特定装置によって特定された前記未搭乗者と、前記対応付け装置によって生成された前記対応情報と、前記位置特定装置によって記録された各時期における前記通信対象の位置とに基づいて、搭乗処理が済んでいない前記未搭乗者に絞って当該未搭乗者が所持する前記通信対象の移動軌跡を、移動方向及び通信が確立された位置での時刻を加えて選択的に表示可能となっている。
この構成では、搭乗処理が済んでいない未搭乗者に絞って当該未搭乗者の移動軌跡を選択的に表示することができるため、搭乗時刻に近い場合や搭乗時刻を過ぎた場合に運用側は搭乗処理が済んでいない各未搭乗者が空港内のどこにいるか或いはどのように散らばっているかを視覚的に把握した上で効率的に捜索を行うことができる。例えば、未搭乗者が空港内の複数位置に散らばっている場合、より探しやすく時間のかからないルートを選んで捜索を行うといったことが可能となる。
また、搭乗予定者がどのような経路で移動したかを視覚的に認識可能となり、運用側が搭乗予定者の移動パターンを把握することができる。このため、例えば、捜索等を行う際には移動パターンを踏まえた上で予測を立てて捜索するといったことが可能となり、或いは、搭乗予定者の移動パターンの情報をマーケティングや顧客サービス向上(空港内施設の配置検討等)に役立てるといった活動なども可能となる。
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(空港利用システムの全体構成)
この空港利用システム1(以下、単にシステム1ともいう)では、搭乗客が所有する携帯端末(スマートフォンや無線LAN機能(例えばWiFi(登録商標)通信機能)を有する携帯電話等)を利用し、WiFi(登録商標)通信等の無線通信機能を活用して位置の把握を行っている。そして、各携帯端末に対しフライト情報や空港情報を提供可能となっており、登録された連絡先(メールアドレス等)に基づいて個人向けメッセージを送信可能な仕組みとしている。
携帯端末60は、搭乗予定者(搭乗客)が空港利用前から自身のカバンやポケットなどに入れて予め所持するものであり、例えば搭乗予定者の所有物となっており、ハードウェア構成は公知の携帯情報端末と同様の構成をなしている。図2の一部には、その主要部を概略的に例示しており、制御回路61と、表示器62、カメラ63、操作部64、メモリ65、通信部66などによって携帯端末60が構成されている。なお、図1等に示す例では、携帯端末60がスマートフォンとして構成される場合を代表例として説明する。
次に、搭乗予定者が空港利用システム1を利用するときの流れについて説明する。
システム1を利用する搭乗予定者(搭乗客)は、上記二次元コード(搭乗券の情報を記録した二次元コード)をダウンロードした携帯端末60を持参して空港内の受付システム40(セルフチェックイン機)の場所に行き、その二次元コードQを携帯端末60の表示器62に表示させつつ二次元コードリーダ42に翳すことで、二次元コードリーダ42に二次元コードQを読み取らせることができる。二次元コードリーダ42が二次元コードQを解読したときには、受付システム40内の記憶部45に搭乗券に関する情報(搭乗者名、搭乗便、搭乗時刻等の情報)が保存される。また、携帯端末60が通信部43の通信エリア内に位置しているときには携帯端末60と通信部43との間で無線通信(例えば、WiFi通信)が行われ、携帯端末60に固有に割り当てられたMACアドレス、電話番号、メールアドレスが受付システム40(セルフチェックイン機)に送られ、記憶部45に保存される。なお、携帯端末60が通信部43と通信可能なときに自動的に当該携帯端末60の連絡先(MACアドレス、電話番号、メールアドレスなど)が通信部43に送信される構成であってもよく、携帯端末60が通信部43と通信可能なときに携帯端末60に対して通信を行っても良いか否かの問い合わせを行い、通信承諾の所定操作がなされた場合に携帯端末60の連絡先(MACアドレス、電話番号、メールアドレスなど)が通信部43に送信されるようにしてもよい。
搭乗予定者は上記のように受付システム40でチェックインを行った後にも、空港内の各種施設を利用することができるが、搭乗予定者が空港内で移動する先々では、搭乗予定者が所持する携帯端末60(スマートフォン等)と、各場所を通信エリアとする各アクセスポイント5との間で通信が行われることになる。搭乗予定者が空港内の各場所を移動する移動過程では、携帯端末60が各アクセスポイント5の各通信エリアに入る度に、通信部66は通信エリアに入ったアクセスポイント5と通信を行う。そして、携帯端末60との通信が確立されたアクセスポイント5は、その通信対象の携帯端末60から固有の識別情報(MACアドレス等)を取得し、サーバ3に対してその取得した識別情報(MACアドレス等)を自身の位置情報(例えば、図3に示す位置A等の情報)と対応付けて送信する。各アクセスポイント5からサーバ3に読取結果(識別情報)が送信されたときには、サーバ3の制御部31は、どのアクセスポイント5からどのような識別情報(MACアドレス等)が送られてきたかを把握できるため、その識別情報と対応付けられている利用者(搭乗予定者)の情報(対応情報)を特定し、その対応情報の中に当該利用者(搭乗予定者)の移動履歴として識別情報を送ってきたアクセスポイント5の位置及び識別情報(MACアドレス等)が送られてきた時刻を特定しうるように記録する。
システム1では、図3のようにサーバ3で生成された各搭乗予定者の対応情報の少なくとも一部(各搭乗予定者の位置情報等)がサーバ3から搭乗客管理端末4に送信されるようになっている。なお、サーバ3から搭乗客管理端末4へのデータ送信は一定時間おきに定期的に行うようにしてもよく、対応情報に変化があった場合(取得時刻の新たな記憶があった場合等)や搭乗客管理端末4のオペレータからの入力操作に応じてなされるようにしてもよい。
本構成では、もし、運用側が特定の搭乗予定者に向けて何らかのメッセージを送りたい場合は、携帯端末(スマートフォン等)で一般的に用いられるメール機能を使って送信することができる。例えば、フライト情報(当該搭乗予定者が搭乗する予定の搭乗便、搭乗予定時刻、出発ゲート、航空会社等の情報)や一般的な空港情報(空港内施設の新規オープンや休止などのお知らせ、当該空港側や他空港側での天災(地震や悪天候などの)などの緊急のお知らせ、キャンペーンなどの有益情報等)、当該利用者個人に伝達すべき情報(搭乗を促す情報や、搭乗時刻が近い旨の情報、落し物などの情報、所定の管理場所に連絡を求める情報等)などを通知することができる。このような送信は、管理端末4を操作するオペレータからの送信指示に応じてサーバ3からなされるようにしてもよく、定期的に或いは所定条件が成立したときに自動的に送信されるようにしてもよい。特に、搭乗予定時刻或いは搭乗予定時刻に近い所定時刻になっても搭乗処理が済んでいない未搭乗者に対して自動的に搭乗を促す情報を送信すれば効率的に搭乗遅延を抑えることができる。
本構成では、制御部4a又は制御部31が「連絡装置」の一例に相当し、上記「対応付け装置」によって生成された対応情報(図3参照)に基づいて、当該対応情報で特定される携帯端末60に対して連絡を行うように機能する。
本構成に係るシステム1では、二次元コードQを読み取ることで搭乗券の情報を取得すると共に、搭乗予定者が予め所持する携帯端末60の連絡先を取得し、これらを対応付けた対応情報を生成している。これにより、各搭乗予定者の携帯端末60の連絡先を運用側で管理できるようになる。一方、空港内の複数位置に複数のアクセスポイント5がそれぞれ設けられており、これら複数のアクセスポイント5と携帯端末60に設けられた通信部66(無線通信装置)との間で行われる無線通信の結果に基づいて携帯端末60の位置を特定できるようになっている。この構成によれば、位置特定装置を運用する運用側が搭乗予定者の携帯端末60の位置(即ち、搭乗予定者がいる可能性の高い位置)を正確に把握することができる。従って、例えば係員が空港内で搭乗予定者を探す際により正確性の高い目処をつけて探すことができ、捜索の効率を格段に高めることができる。特に、運用側(航空会社など)は、特別な携帯端末を準備することなく搭乗客の位置をリアルタイムに把握して上記対応をとることができ、航空機の定時出発及び捜索のための負担軽減に大きな効果がある。更に、上記のような位置把握に加え、搭乗予定者の携帯端末60に直接連絡することもでき、搭乗予定者に緊急の情報や有益な情報(特に、特定された搭乗予定者の位置に基づく情報等)を提供可能となる。特に、すべての搭乗客に対する空港情報のみならず、特定の搭乗客に対して、近くの免税店の情報、ショップの特典情報、速やかな搭乗を促す個別のメッセージ等を選択的に送りやすく、きめ細かな情報伝達が可能となり、顧客サービスを一層向上しやすくなる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図6に示す第2実施形態の空港利用システム1は、受付システム40の一部の構成及び処理(具体的には、通信部43での通信方式や情報取得処理、及び無線タグプリンタ49を設けた点及びその処理)と、携帯端末60の構成及び処理(具体的には通信部66での通信方式及び処理)と、第1実施形態で用いられたアクセスポイント5に代えて又はアクセスポイント5に加えて複数の無線タグリーダ15を設けた点が第1実施形態と異なり、それ以外の構成、処理については第1実施形態と同様である。よって、第1実施形態と同様のこれらの点については第1実施形態と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6で用いられる携帯端末60は、公知の携帯電話機として構成されており、WiFi通信等の無線LAN通信機能を有さないものとなっている。この場合でも、利用者(搭乗予定者)は、空港利用前から携帯端末60を予め所持しており、第1実施形態と同様の方法で予め二次元コードQ(搭乗券の情報が記録された情報コード)のデータをメモリ65に保存しておくことができ、第1実施形態と同様に当該二次元コードQを二次元コードリーダ42に読み取らせ、チェックインすることができる。
本実施形態でも、制御部31が「対応装置」の一例に相当し、連絡先取得装置によって取得された携帯端末60の連絡先と、二次元コードリーダ42(コード読取装置)で読み取られた二次元コードQに記録された搭乗券の情報と、無線タグプリンタ49(タグ発行装置)にて発行された無線タグ21の固有IDとを対応付けた対応情報を生成するように機能する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
4a…制御部(連絡装置)
4b…表示装置
5…アクセスポイント
15…無線タグリーダ(アクセスポイント)
21…無線タグ
31…制御部(位置特定装置、未搭乗者特定装置)
42…二次元コードリーダ(コード読取装置)
43…通信部(連絡先取得装置)
47…制御部(対応付け装置)
49…タグプリンタ(タグ発行装置)
60…携帯端末
62…表示器
66…通信部(無線通信装置)
Q…二次元コード
Claims (2)
- 外部装置と無線通信を行う無線通信装置と、搭乗券の情報が記録された二次元コードを表示可能な表示器とを有し、且つ搭乗予定者が予め所持する携帯端末を用いた空港利用システムであって、
前記携帯端末の前記表示器に表示される前記二次元コードを読み取り可能なコード読取装置と、
前記携帯端末の前記無線通信装置と無線通信を行うことで前記携帯端末の連絡先を取得する連絡先取得装置と、
前記連絡先取得装置によって取得された前記携帯端末の連絡先と、前記コード読取装置で読み取られた前記二次元コードに記録された前記搭乗券の情報とを対応付けた対応情報を生成する対応付け装置と、
空港内の複数位置にそれぞれ設けられ、前記携帯端末の前記無線通信装置を通信対象として無線通信可能な複数のアクセスポイントと、
複数の前記アクセスポイントと前記無線通信装置との間で行われる無線通信の結果に基づいて、当該無線通信装置を備えた前記携帯端末の位置を特定する位置特定装置と、
前記対応付け装置によって生成された前記対応情報に基づいて、当該対応情報で特定される前記携帯端末に対して連絡を行う連絡装置と、
前記位置特定装置による位置特定結果に基づき、前記アクセスポイントと無線通信を行った前記通信対象の現在位置を空港内の地図の画像に対してリアルタイムに表示する表示装置と、
を有し、
前記位置特定装置は、前記アクセスポイントと無線通信を行った複数の前記通信対象の位置を特定可能とされており、前記通信対象の位置を複数時期に亘って順次記録し、
複数の搭乗予定者の中から搭乗処理が済んでいない未搭乗者を特定する未搭乗者特定装置を備え、
前記表示装置は、前記未搭乗者特定装置によって特定された前記未搭乗者と、前記対応付け装置によって生成された前記対応情報と、前記位置特定装置によって記録された各時期における前記通信対象の位置とに基づいて、搭乗処理が済んでいない前記未搭乗者に絞って当該未搭乗者が所持する前記通信対象の移動軌跡を、移動方向及び通信が確立された位置での時刻を加えて選択的に表示可能とされていることを特徴とする空港利用システム。 - 搭乗券の情報が記録された二次元コードを表示可能な表示器を有し、搭乗予定者が予め所持する携帯端末を用いた空港利用システムであって、
前記携帯端末の前記表示器に表示される前記二次元コードを読み取り可能なコード読取装置と、
固有IDが記録された無線タグを発行するタグ発行装置と、
前記携帯端末の連絡先を取得する連絡先取得装置と、
前記連絡先取得装置によって取得された前記携帯端末の連絡先と、前記コード読取装置で読み取られた前記二次元コードに記録された前記搭乗券の情報と、前記タグ発行装置にて発行された前記無線タグの前記固有IDとを対応付けた対応情報を生成する対応付け装置と、
空港内の複数位置にそれぞれ設けられ、前記無線タグを通信対象として無線通信可能な複数のアクセスポイントと、
複数の前記アクセスポイントと前記無線タグとの間で行われる無線通信の結果に基づいて、当該無線タグの位置を特定する位置特定装置と、
前記対応付け装置によって生成された前記対応情報に基づいて、当該対応情報で特定される前記携帯端末に対して連絡を行う連絡装置と、
前記位置特定装置による位置特定結果に基づき、前記アクセスポイントと無線通信を行った前記通信対象の現在位置を空港内の地図の画像に対してリアルタイムに表示する表示装置と、
を有し、
前記位置特定装置は、前記アクセスポイントと無線通信を行った複数の前記通信対象の位置を特定可能とされており、前記通信対象の位置を複数時期に亘って順次記録し、
複数の搭乗予定者の中から搭乗処理が済んでいない未搭乗者を特定する未搭乗者特定装置を備え、
前記表示装置は、前記未搭乗者特定装置によって特定された前記未搭乗者と、前記対応付け装置によって生成された前記対応情報と、前記位置特定装置によって記録された各時期における前記通信対象の位置とに基づいて、搭乗処理が済んでいない前記未搭乗者に絞って当該未搭乗者が所持する前記通信対象の移動軌跡を、移動方向及び通信が確立された位置での時刻を加えて選択的に表示可能とされていることを特徴とする空港利用システム。
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