JP6241394B2 - 作業車両 - Google Patents
作業車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6241394B2 JP6241394B2 JP2014171908A JP2014171908A JP6241394B2 JP 6241394 B2 JP6241394 B2 JP 6241394B2 JP 2014171908 A JP2014171908 A JP 2014171908A JP 2014171908 A JP2014171908 A JP 2014171908A JP 6241394 B2 JP6241394 B2 JP 6241394B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling
- vehicle body
- work
- operator
- position information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
すなわち、請求項1に記載の発明は、圃場を走行する走行装置を備える走行車体(2)と、走行車体(2)を操舵操作する操舵部材(32)と、苗植付部、播種装置およびロータリのいずれか1つにより構成され、走行車体(2)の後部に設けられて圃場での作業を行う作業装置(50)と、を有する作業車両において、GPSから位置情報を所定間隔で取得する位置情報取得装置(121)と、走行車体(2)からの進行方向の変化を検知する方向変化検知部材(115)と、操舵部材(32)を操作して走行車体(2)を直進方向に維持する自動操舵装置(110)と、作業者が搭乗する操縦座席(28)と、操縦座席(28)の作業者を検知する着座検知部材(130)と、位置情報取得装置(121)と方向変化検知部材(115)の検出に基づいて自動操舵装置(110)を作動させ、且つ、前記自動操舵装置(110)の操舵速度に基づいて前記位置情報の取得間隔を変化させ、所定時間内に位置情報の取得間隔が広がると、又は狭まると自動操舵装置(110)を停止させると共に、前記位置情報取得装置(121)で取得された位置情報と前記着座検知部材(130)での検知結果とに基づいて作業者が操縦座席(28)に着座していないときに走行車体(2)が畦に近づくと緩やかに減速して停止させる制御構成を設けた制御装置(150)を備えたことを特徴とする作業車両である。
また、請求項1記載の発明によれば、作業者が操縦座席(28)に着座していないときに走行車体(2)が畦に近づくと緩やかに減速して停止させることで、事故の発生を抑制でき、安全性を向上できる。
さらに、作業者の脳波を検出して作業者が眠りはじめた場合に危険を知らせることで、事故を抑制できる。
また、作業装置(50)が一度作業した箇所で再度作業することを防止できるので、作業装置(50)の作業能率の向上や作業資材(例:苗、肥料、薬剤等)の消費量の軽減が図られる。
図1は本実施例に係る作業車両の側面図である。図2は図1に示す作業車両の平面図である。なお、以下の説明においては、前後、左右の方向基準は、作業車両の操縦座席からみて車体の走行方向を基準として前後、左右を規定している。作業車両の一例である本実施例に係る作業車両1は、作業者が搭乗することのできる走行車体2を備えている。この走行車体2は、左右一対の前輪4と、同様に左右一対の後輪5とを有しており、走行時には各車輪が駆動する四輪駆動車としている。これにより、走行車体2は、圃場や道路を走行することが可能になっている。また、走行車体2の後部には、圃場で作業を行う作業装置として設けられ、苗植付部昇降機構40によって昇降可能な苗植付部50が配設されている。
の無段変速装置として構成されている。このため、油圧式無段変速機16は、エンジン10からの動力で駆動する油圧ポンプによって油圧を発生させ、この油圧を油圧モータで機械的な力(回転力)に変換して出力する。これにより、油圧式無段変速機16は、エンジン10で発生する動力を、走行車体2を走行させる力に変換する。
また、作業装置50が一度作業した箇所で再度作業することを防止できるので、作業装置50の作業能率の向上や作業資材(例:苗、肥料、薬剤等)の消費量の軽減が図られる。
また、自動操舵装置110を使うとかえって直進走行しにくい区間で、作業者にハンドル操作を促すことができるので、直進走行が乱れにくくなり、走行精度が従来技術より向上する。
ルク又は操作ロックが掛かると自動操舵装置110を自動減速する。
また、ステアリング機構により生じる自動操舵装置110の振れ幅をトルクセンサ117によって検知すると、制御装置150は、検知された振れ幅に基づき、現在の位置情報と直進走行位置の位置情報の差に基づく自動操舵装置110の操舵量を変更することができる。
また、エンジン10のスロットル開度を大きくすべく、高速走行する必要ない状況で変速レバー35を高速側に操作する必要がなく、操作性や作業精度が低下することが防止されると共に、走行に必要なトルクが弱くても走行可能な個所に移動したときに、急加速することが防止される。
これにより、圃場面と作業装置50の間隔が空きすぎることが防止され、作業精度が向上する、あるいは、作業装置50が全く作業できず、作業を後からやり直すことが防止され、作業時間の短縮が図られる。
またハンドル32又はハンドルポストに、自動操舵解除スイッチ(自動操舵解除部材)132を設けておき、前記自動操舵解除スイッチ132を人間が操作した状態でハンドル32を操作すると、制御装置150が自動操舵を解除する構成とした。
ハンドル32又はハンドルポストに1カ所のみ自動操舵解除スイッチ132を設け、ハンドル32を操作する時は該スイッチ132を押すようにする。前記スイッチ132が入った状態でハンドル32が切られると人間の操作と判断できるので、自動操舵装置110の作動をキャンセルできる構成にすることもできる。
走行車両には予め開始位置と終了位置をはじめ圃場情報をティーチングしておけば、圃場の端に車両が近付いたことがわかる。
オペレータがどこを向いているかの視点検出をメガネを掛けさせることで分かるようにすると、危険運転を避けることができる。
また、エンジン10の始動時はウォーターポンプ133を動かさず、エンジン10の始動後にウォーターポンプ133を動かすことで、始動時の負荷を減らし、始動性改善を図ることができる。
4 前輪 5 後輪
7 メインフレーム 8 走行装置
10 エンジン 12 スロットルモータ
15 動力伝達装置 23 後輪回転センサ(車速検知部材)
28 操縦座席 30 操縦部
32 ハンドル(操舵部材) 40 苗植付部昇降機構
48,49 フロート 50 苗植付部(作業装置)
51 苗載置台 55 植付支持フレーム
56 左右支持部材 58 作業クラッチセンサ(作業検知部材)
60 苗植付装置 61 植付体
62 植込杆 63 ロータリケース
64 植付伝動ケース 65 予備苗載台
67 整地用ロータ 68 線引きマーカ
70 施肥装置 71 ホッパ
72 繰り出し装置 73 ブロア
80 ローリング機構 81 ローリング軸
82 縦枠(ローリングフレーム)
84 電動モータ(ローリングアクチュエータ)
110 自動操舵装置 111 操舵モータ
112 ハンドルポテンショメータ(操舵検知部材)
115 ジャイロセンサ(方向変化検知部材)
116 傾斜センサ(傾斜検知部材)
117 トルクセンサ 120 GPS制御装置
121 受信アンテナ(位置情報取得装置)
124 アンテナフレーム 125 フレーム水平部
126 フレーム垂直部 127 伸縮シリンダ
130 感圧センサ(着座検知部材)
131 凹凸センサ(凹凸検知部材)
132 自動操舵センサ(自動操舵解除部材)
133 ウォーターポンプ 134 ラジエータ
135 離間検知部材 136 受信部材
137 発信部材 140 情報記憶端末
141 表示装置 150 コントローラ
Claims (5)
- 圃場を走行する走行装置を備える走行車体(2)と、
走行車体(2)を操舵操作する操舵部材(32)と、
苗植付部、播種装置およびロータリのいずれか1つにより構成され、走行車体(2)の後部に設けられて圃場での作業を行う作業装置(50)と、
を有する作業車両において、
GPSから位置情報を所定間隔で取得する位置情報取得装置(121)と、
走行車体(2)からの進行方向の変化を検知する方向変化検知部材(115)と、
操舵部材(32)を操作して走行車体(2)を直進方向に維持する自動操舵装置(110)と、
作業者が搭乗する操縦座席(28)と、
操縦座席(28)の作業者を検知する着座検知部材(130)と、
位置情報取得装置(121)と方向変化検知部材(115)の検出に基づいて自動操舵装置(110)を作動させ、且つ、前記自動操舵装置(110)の操舵速度に基づいて前記位置情報の取得間隔を変化させ、所定時間内に位置情報の取得間隔が広がると、又は狭まると自動操舵装置(110)を停止させると共に、前記位置情報取得装置(121)で取得された位置情報と前記着座検知部材(130)での検知結果とに基づいて作業者が操縦座席(28)に着座していないときに走行車体(2)が畦に近づくと緩やかに減速して停止させる制御構成を設けた制御装置(150)を備えたことを特徴とする作業車両。 - 操縦座席(28)の作業者が動かないことを検知するセンサと、
位置情報取得装置(121)と方向変化検知部材(115)の検出に基づいて自動操舵装置(110)を作動させると共に、予め設定された時間作業者が動かない場合に警告を発するか又はシートバイブレータを作動させ、それでも作業者が動かなければ走行車体(2)を停止させる制御構成を設けた制御装置(150)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。 - 走行車体(2)の前輪(10)を左右回動させるステアリング機構を設け、
作業者が搭乗する操縦座席(28)を設け、
操縦座席(28)に作業者を検知する着座検知部材(130)を設け、
自動操舵装置(110)にトルク検知部材(117)を設け、
制御装置(150)は、着座検知部材(130)が非検知状態であるときにトルク検知部材(117)が過トルク又は操作ロックを検知すると、走行速度を減速させると共に、作業者の脳波を検出して作業者が眠りはじめた場合に危険を知らせる
ことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。 - 制御装置(150)は、作業装置(50)を作業状態にしたときの機体(2)の位置情報と、現在の位置情報を比較し、
現在の走行車体(2)の位置情報が、左右方向に所定距離以上作業開始位置から離れていると、自動操舵装置(110)を停止させるか、又は走行速度を減速させるか、又は走行停止させる制御構成を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の作業車両。 - 操縦座席(28)よりも走行車体(2)の前側で、且つ走行車体(2)左右方向の中央部に表示装置(141)を設け、
該表示装置(141)には、取得された位置情報と理論上の直進作業位置から、直進走行を示す中央表示位置(141a)にいるか、又は中央表示位置(141a)より左右方向のどちら側にずれたずれ表示位置(141b、141c)にいるかを表示する複数の表示部材を設け、
直進走行を示す中央表示位置(141a)と、該中央表示位置(141a)より左右方向のずれ表示位置(141b、141c)とで、それぞれ異なる表示を行う構成とした
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の作業車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014171908A JP6241394B2 (ja) | 2014-08-26 | 2014-08-26 | 作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014171908A JP6241394B2 (ja) | 2014-08-26 | 2014-08-26 | 作業車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016042857A JP2016042857A (ja) | 2016-04-04 |
JP6241394B2 true JP6241394B2 (ja) | 2017-12-06 |
Family
ID=55634071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014171908A Active JP6241394B2 (ja) | 2014-08-26 | 2014-08-26 | 作業車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6241394B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6780495B2 (ja) * | 2016-12-28 | 2020-11-04 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
JP6805890B2 (ja) * | 2017-02-28 | 2020-12-23 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
JP6717277B2 (ja) * | 2017-09-28 | 2020-07-01 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
JP6900300B2 (ja) * | 2017-11-02 | 2021-07-07 | 井関農機株式会社 | 自動操舵システム |
JP7208699B2 (ja) * | 2017-11-29 | 2023-01-19 | 日立建機株式会社 | アンテナ高さの設定方法 |
JP7038651B2 (ja) * | 2018-12-21 | 2022-03-18 | 株式会社クボタ | 圃場作業機及び農作業支援システム |
JP7081640B2 (ja) * | 2020-10-06 | 2022-06-07 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5547969A (en) * | 1978-10-03 | 1980-04-05 | Kubota Ltd | Mechanism for detecting variation in advancing direction of movable agricultural machine |
JPH09182510A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Iseki & Co Ltd | 土壌の硬軟度検出装置 |
JPH10206520A (ja) * | 1997-01-16 | 1998-08-07 | Canon Inc | 携帯型測位端末装置 |
JP2000066725A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-03-03 | Bio Oriented Technol Res Advancement Inst | 作業車両及び作業車両の異常検出・対応方法 |
JP3953382B2 (ja) * | 2002-08-06 | 2007-08-08 | 株式会社クボタ | 作業機のエンジン自動停止解除構造 |
JP3775373B2 (ja) * | 2002-09-25 | 2006-05-17 | いすゞ自動車株式会社 | 自動操舵装置 |
JP4340275B2 (ja) * | 2006-07-12 | 2009-10-07 | 三菱電機株式会社 | 位置測位装置を有する移動体情報端末 |
JP5070776B2 (ja) * | 2006-09-12 | 2012-11-14 | 井関農機株式会社 | 作業車用制御装置 |
JP4948098B2 (ja) * | 2006-09-12 | 2012-06-06 | ヤンマー株式会社 | 農用作業車 |
JP2009245001A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Kubota Corp | 作業車の走行制御装置 |
US20100023222A1 (en) * | 2008-07-22 | 2010-01-28 | Trimble Navigation Limited | System and Method for Location Based Guidance Controller Configuration |
JP2011050343A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 乗用型田植機 |
JP5505198B2 (ja) * | 2010-08-25 | 2014-05-28 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
JP2014087325A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Iseki & Co Ltd | 苗移植機 |
-
2014
- 2014-08-26 JP JP2014171908A patent/JP6241394B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016042857A (ja) | 2016-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6241394B2 (ja) | 作業車両 | |
JP6281436B2 (ja) | 作業車両 | |
JP6191556B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2016011024A (ja) | 植播系圃場作業機 | |
JP2017000095A (ja) | 作業車両 | |
JP2014045685A (ja) | 苗移植機 | |
JP2018139564A (ja) | 苗移植機 | |
JP7335296B2 (ja) | 作業車 | |
JP2013074815A (ja) | 作業車両 | |
JP2018057283A (ja) | 作業車両 | |
JP2017099324A (ja) | 作業車両 | |
JP2018001867A (ja) | 作業車両 | |
JP2014083044A (ja) | 苗移植機 | |
JP2012239434A (ja) | 作業機 | |
JP2020080686A5 (ja) | ||
JP5954468B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JP6900291B2 (ja) | 自動操舵システム | |
JP2014227132A (ja) | 作業車両 | |
JP4901904B2 (ja) | 水田作業車 | |
JP6519614B2 (ja) | 作業車両 | |
JP6669225B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP2013066391A (ja) | 苗移植機 | |
JP2012095557A (ja) | 苗移植機 | |
JP2019022524A (ja) | 作業機 | |
JP2014027958A (ja) | 乗用型苗移植機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170425 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170704 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171010 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171023 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6241394 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |