JP6238027B2 - コーン型クラッシャー - Google Patents

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Description

本発明はコーン型クラッシャーに関するもので、さらに詳しくは、主軸を旋回運動させる偏心駆動部を具備したコーン型クラッシャーに関するものである。
本出願は2011年4月14日に出願された韓国特許出願第10−2011−0034523号に基づいた優先権を主張し、本出願は当該出願の明細書及び図面に開示された全ての内容に援用される。
コーン型クラッシャーは骨材産業や鉱物加工産業において非常に重要な粉砕機で、用途が広く、構造及び種類も多様に発展して来た。
韓国登録特許第10−0809900号は主軸を旋回運動させる偏心駆動部を具備したコーン型クラッシャーを開示している。このコーン型クラッシャーは、空洞を有するフレームと、その内部に配置された主軸と、主軸の下段部に連結された偏心駆動部を具備し、主軸の下段部は偏心駆動部の上部に形成された開口部に挿入される。主軸の下段部の付近には上段ベアリング、中段ベアリング及び下段ベアリングの3つのベアリングが具備されており、主軸はその中の中段ベアリングに挿入される。ここで、中段ベアリングを偏心駆動部に安着させるために、偏心駆動部の上部の開口部は中段ベアリングの外径より大きく形成されている。上段ベアリングは上記開口部と偏心されるように別途のマウントを形成した後、偏心駆動部の上段に挿入される。結局、上段ベアリングの内径は中段ベアリングの外径より大きくなり、上段ベアリングのサイズは非常に大きくなるしかない。
一般的に、コーン型クラッシャーは大型機械で、上段ベアリングとして用いられるベアリングは一般的に広く使われる規格よりかなり大きい必要があり、市中で簡単に購入することができない。従って、別途に注文生産をしなければならない。しかし、ベアリングはサイズが大きくなるほど価格が急激に上昇するため、上段ベアリングを取り替えるために莫大な費用が発生するという問題がある。このように、価格上の問題だけではなく、ベアリングのサイズが大きくなると定格回転速度(rating rotating velocity)が漸次に遅くなり、これによりコーン型クラッシャーの稼動速度が制限される。これは、結局、時間当り粉砕物の生産量を一定の水準以上増やすことができないことをいい、効率が低いコーン型クラッシャーを製造するしかないということを意味する。
韓国特許出願第10−2011−0034523号 韓国登録特許第10−0809900号
本発明は上述した問題点を解決するために案出されたもので、主軸を旋回運動させる偏心駆動部の上端に嵌められるベアリングが小型化されたコーン型クラッシャーを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、生産コストとメンテナンス費用が節減されたコーン型クラッシャーを提供することにある。
本発明のまた他の目的は、主軸の旋回運動速度が向上されて、時間当りの粉砕物の生産量を増やすことができるコーン型クラッシャーを提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の好ましい実施例によるコーン型クラッシャーは、空洞を有するフレームと、上記フレームの中心軸から偏心されて、上記空洞に配置された主軸と、上記主軸の下端部に結合されて、上記主軸を旋回運動させる偏心駆動部とを具備し、上記偏心駆動部は上部偏心軸と、下部偏心軸と、偏心ベアリングとを具備し、上記上部偏心軸は、その中央部位に上部偏心軸自体の回転中心とは偏心されて、上記主軸の下端部が通過することができる開口部を有し、下部には上記下部偏心軸と結合される上部結合部を有し、上記下部偏心軸は上記上部偏心軸の下方に位置して上部偏心軸に締結される下部結合部を有し、上記偏心ベアリングは上記主軸の下端部を収容しながら上記上部偏心軸と上記下部偏心軸によって区画された空間内に配置される。
好ましくは、上記上部偏心軸は、その上端部に上部ベアリングが結合される小径部を有する。
好ましくは、上記下部偏心軸は、上端部内側に形成されて、上記偏心ベアリングが設置される偏心ベアリングマウント及び下端部に下部ベアリングが結合される小径部を有する。
好ましくは、上部偏心軸または下部偏心軸に主軸の旋回運動による振動を相殺する平衡錘が設置される。
好ましくは、主軸と偏心ベアリングの内輪のスリップを防止するために、偏心ベアリングの内部に収納される主軸の下端部と偏心ベアリングの内輪の内面にそれぞれキー溝を形成し、上記キー溝にキーが挿入されて結合される。
好ましくは、上記上部偏心軸に形成された上記開口部は内径が最上端から所定深さまでは下方へ行くほど漸次に小さくなるように円錐形に加工される。
好ましくは、上記コーン型クラッシャーは、上部偏心軸の上方に位置する複数の潤滑油噴出孔をさらに具備し、上記潤滑油噴出孔の中の一部は上記主軸に潤滑油を供給し、残りの一部の潤滑油噴出孔は上記上部偏心軸の上端に嵌められる上部ベアリングに向かって潤滑油を供給するように角度が設定される。
好ましくは、上記偏心ベアリングマウントは上記偏心ベアリングが装着されることができる直径を有し、この直径は上記上部偏心軸の開口部の最小直径より大きい。
好ましくは、上記下部偏心軸は上記偏心ベアリングマウントと下部偏心軸の外部とを連結する潤滑油排出口を有する。
好ましくは、上記下部偏心軸の上端部の外周面と上記上部偏心軸の下端部の内周面は直径が下方から上方に行くほど小さくなるように円錐形に形成され、上記下部偏心軸の上端部の外周面が上記上部偏心軸の下端部の内周面と当接することができるように上記下部偏心軸が上記上部偏心軸に嵌められた状態で互いに締結される。
好ましくは、上記偏心駆動部は偏心軸結合ナットをさらに具備し、上記上部偏心軸は下端部の外周面に形成された雄ネジを有し、上記下部偏心軸の下部結合部の下部周りには階段部が形成され、上記偏心軸結合ナットは、上記下部偏心軸の階段部を加圧することができるフランジを有し、上記フランジから上方に向かって延長されるパイプ部の内周面には上記雄ネジと結合する雌ネジが形成される。
好ましくは、上記偏心駆動部は上部偏心軸または下部偏心軸に結合されたべベルギア及び上記べベルギアに噛み合う他のべベルギアによって駆動される。
好ましくは、上記偏心駆動部は上記下部偏心軸の下端部に直接結合されたプーリーによって駆動される。
好ましくは、上記コーン型クラッシャーは、上記プーリーを連結するベルトを保護するために、露出されたベルトが成す2つの辺と平行するように設置されたベルト保護カバーをさらに具備する。
好ましくは、上記コーン型クラッシャーは、上記上部偏心軸と上記下部偏心軸の外側を囲む偏心駆動部外壁とをさらに具備し、上記偏心駆動部外壁は連結橋によって上記フレームに固定され、上記連結橋の中の少なくとも2つは上記ベルトが成す2つの辺と平行するように設置される。
本発明によるコーン型クラッシャーは次のような効果を奏する。
第一、主軸を旋回運動させる偏心駆動部の上端に嵌められるベアリングが小型化されたコーン型クラッシャーを提供することができる。
第二、コストとメンテナンス費用が節減されたコーン型クラッシャーを提供することができる。
第三、主軸の旋回運動速度が向上されて、時間当り粉砕物の生産量を増やすことができるコーン型クラッシャーを提供することができる。
本発明によるコーン型クラッシャーを概略的に示した断面図である。 図1に示したコーン型クラッシャーに用いられるピストンの一部を切開した斜視図である。 図1に示したコーン型クラッシャーに用いられる主軸の上端の部分拡大図である。 主軸の上端の部分拡大図で、図3とは異なるタイプのサスペンションベアリングが適用された実施例を示す。 主軸の下端の部分拡大図で、偏心駆動部を旋回運動させるために、図1とは異なるタイプの駆動手段が適用された実施例を示す。 本発明によるコーン型クラッシャーの抜粋底面図である。
本発明で用いるコーン型クラッシャーという用語は典型的なコーン型クラッシャーだけではなく、ジャイレートリークラッシャーなどを総称して用いられる。
以下では、添付された図面を通じて本発明の好ましい実施例によるコーン型クラッシャーについて説明する。
本明細書及び特許請求の範囲に用いられた用語や単語は通常的や辞書的な意味に限定して解釈されてはならなく、発明者はその自分の発明を最も最善の方法で説明するために、用語の概念を適切に定義することができるという原則に即して、本発明の技術的思想に符合する意味と概念に解釈すべきである。従って、本明細書に記載された実施例と図面に示した構成は本発明の最も好ましい一実施例に過ぎず、本発明の全ての技術的思想を代弁するものではないため、本出願時点において、これらを代替することができる多様な均等物と変形列があり得ることを理解すべきである。
図面において各構成要素またはその構成要素を構成する特定部分の大きさは説明の便宜及び明確性のために、拡張して示したり省略したり、または概略的に示した。従って、各構成要素の大きさは実際大きさを全面的に反映ものではない。関連する公知機能や構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不必要に曖昧にする虞がある判断される場合、その説明は省略する。
図1は本発明によるコーン型クラッシャーを概略的に示した断面図である。
図1によれば、本発明によるコーン型クラッシャー100は、内部に空洞が形成されたメインフレーム10と、メインフレーム10の上部に安着されて、内部に空洞が形成されている1層以上からなるトップフレーム20と、内径が上部から下部側に行くほど大きくなる漏斗形で、トップフレーム20の下部の内周面に装着されるコンケーブ30と、下端はメインフレーム10の内部に収容され、上端はコンケーブ30を貫通してトップフレーム20の内部に収容されて旋回運動をする主軸200と、主軸200の長手方向に沿って上下にスライディング可能に配置されるマントルコア組立体300と、主軸200の中間に設置されて、油圧力がマントルコア組立体300に作用することができるようにするピストン420と、粉砕間隔を調整するためにマントルコア組立体300をコンケーブ30側に移動させる粉砕間隔調整手段400と、主軸200を旋回運動させる偏心駆動部260と、上記偏心駆動部260を回転させて上記主軸200を旋回運動するように駆動する主軸駆動手段40と、を具備する。
マントルコア組立体300は、コンケーブ30の下部から離隔されて配置され、主軸200にスライディング可能に嵌められる円筒状の上部スリーブ310と、直径が上部から下部側に行くほど大きくなる円錐形に形成されて、上部スリーブ310を収納するマントルコア320と、上記マントルコアの外周面上に装着されるマントル321とを具備する。
上記マントルコア組立体300は、その中央下部には直径が相対的に大きい円柱形空洞が形成され、その中央上部には直径が相対的に小さい円柱形空洞が連続して階段状に形成される。
上記上部スリーブ310は上端部の一部がマントルコア320の上部に露出され、その外周面にはネジ314が形成され、マントル321をマントルコア320に装着させるために、このネジ314に固定ナット330が締結される。上部スリーブ310の下端部にはフランジ312が形成され、マントルコア320の内周面上にはフランジ312が挿入されることができるようにフランジ312に対応する形状を有する沈降部322が形成される。上記フランジ312は、マントル321をマントルコア320上に固定させるために固定ナット330が強く締められても上部スリーブ310が上って来ることを防止するために設置される。図1に示されたものとは異なり、上部スリーブ310はフランジ312なしに下部がさらに広いテーパー形状に設計しても構わない。
主軸200の摩耗を防止するために、上記上部スリーブ310がスライディングされる主軸200の表面を高周波熱処理したり、熱処理された保護スリーブ202を上部スリーブ310に干渉されないように主軸200の一部区間に嵌めることもできる。図1には保護スリーブ202が装着された状態が示されている。さらに好ましくは、上部スリーブ310の内周面上に黄銅または鉛青銅などの材質のライナー316を挿入して用いたり、黄銅などで半田付けしたり、または高分子潤滑性物質をコーティングして用いることもできる。また、埃が主軸200の外周面に沿って流入されることを防止するために、上部スリーブ310の上部には環形のダストシール318(dust seal)を装着することもできる。ダストシール318の下方に位置したライナー316と主軸200との間の間隙にはグリースニップル(図示しない)を通じてグリースは間欠的に注入することができ、ライナー316の内面にはグリースを保持するための螺旋溝が形成されている。マントルコア320がピストン420と結合される下部の内側壁にも黄銅や鉛青銅の他の高分子潤滑性物質で構成されたスリーブが挿入されたり、コーティングまたは半田付けされており、油圧油が漏れることを防止するためのOリングなどのシールが付着する。
このように形成されたマントルコア組立体300は、外部から主軸200を通じて入って来る油圧油によって、主軸200に沿ってスライディング運動をする。
図2は図1に示したコーン型クラッシャーに用いられるピストンの一部を切開した斜視図である。
図1及び図2を通じて、本発明の粉砕間隔調整方法及び機具を説明する。一般的なシリンダー機具と比べた時、マントルコア320はシリンダーの役割を果たし、主軸200に堅固に結合されたピストン420はピストンの役割を果たす。しかし、本発明では、ピストン420と主軸200は旋回運動をするだけで、垂直方向には動かず、反対にシリンダーに対応するマントルコア組立体300が上下に動いて粉砕間隔を変化させる。
まず、油圧油の流動を説明すると、外部回路で流出入される油圧油は導管を通じてサスペンションベアリング室212の蓋214に堅固に付着されているロータリージョイント250の垂直管252に導入される。ロータリージョイント250は、旋回運動をしながら、同時に低速に回転運動もする主軸200と、外部から導入される固定された油圧導管を円滑に連結するための装置で、動かない垂直管252と主軸に付着されて旋回運動と回転運動をするロータリージョイントハウジング254とで構成される。ロータリージョイントハウジング254の上端部には主軸200との堅固な結合のためのフランジ部が具備され、このフランジ部がボルトによって主軸200の上端部に結合され、下端部に形成されたOリング溝に挿入されたOリングによって油圧油の漏れが防止される。ロータリージョイントハウジング254の下端部の直上の内側面に形成された環形溝にはシールが挿入されており、垂直管252がここまで延長されてシールと結合して、油圧油の漏れが防止される。幾何学的に見れば、シールのある所は主軸200が旋回運動をする焦点に当たる所であり、固定された垂直管252と旋回運動をする主軸200との間の相対的な動きが最も少ない所であるので、主軸200の運動によるシールの変形が最も少ない。ロータリージョイントは上述した実施例の外にも多様な構造を取ることができる。
油圧油は上記ロータリージョイント250を通じて主軸200の中心部に形成された第1流路432に沿ってピストン420の中央部位まで下った後、水平方向に形成された第2流路434を通じてピストン420の内周面上に形成された環形の第3流路436を通過する。上記環形第3流路436はピストン420の上端まで延長された複数の第4流路438と連結され、油圧油は、結局第4流路438を通じてピストンの上端部まで注入される。このように注入された油圧油によってピストン420を下方に押す力とマントルコア組立体300を上方に押す力とが同時に発生し、上端に結合されたサスペンションベアリング222によって主軸200及びピストン420は下方に移動しないで、マントルコア組立体300が上方に移動する。一方、粉砕間隔調整手段400は本発明によるコーン型クラッシャー100の外部に配置される油圧供給部440をさらに具備する。
上記油圧供給部440は、第1流路432と連結される連結管442と、油圧油が貯蔵される油圧タンク444と、油圧タンク444と連結管442を連結する油圧供給管446とを具備する。油圧タンク444に隣接した油圧供給管446には油圧ポンプ448が配置され、連結管442に隣接した油圧供給管446には油圧が油圧ポンプ448側に逆流されることを防止するチェックバルブ45が装着される。また、コンケーブ30とマントル321との間に粉砕されない鉄くずなどの異物が投入される場合にコーン型クラッシャー100を保護することができるように、油圧供給部440には油圧供給管446とは別途に油圧タンク444と連結管442を連結する油圧排出管452をさらに具備する。油圧排出管452には通常の油圧アキュムレーター454が配置され、油圧アキュムレーター454の前方にはチェックバルブ458とバイパス弁459とが配置され、油圧アキュムレーター454と油圧タンク444との間にはレリーフ弁456が配置される。
コンケーブ30とマントル321との間に大きくない鉄くずなどが投入されると、マントルコア組立体300が下降しながらコーン型クラッシャーから出た油圧油はチェックバルブ458を通じてアキュムレーター454に入って一時的に貯蔵される。また、異物がクラッシャーから排出されると、アキュムレーター454に貯蔵されていた高圧の油圧油がバイパス弁459を通じてコーン型クラッシャーに漸次に再び流入されながら、コーン型クラッシャーの粉砕間隔は異物投入前に回復する。
しかし、コンケーブ30とマントル321との間に大きい異物が投入されると、異物が排出されるまでマントルコア組立体300が下降する距離が長いため、クラッシャーから抜け出た油圧油がアキュムレーター454に全部貯蔵されることはできない。従って、この場合、アキュムレーター454内の圧力が危険水位まで上がることを防止するために、油圧油は逃がし弁456を通じて油圧タンク444に抜け出る。しかし、このように大きい異物が投入された後排出されると、手動で油圧ポンプ448を稼動させて、クラッシャーの粉砕間隔を再び調整する必要がある。
また、図1によれば、主軸200の上部には主軸200を支持するサスペンション部210が配置され、主軸200の下部には主軸200を旋回運動させる偏心駆動部260が配置される。サスペンション部210はトップフレーム20の内側に配置され、偏心駆動部260はメインフレーム10の内側に配置される。
図3は図1に示したコーン型クラッシャーに用いられる主軸の上端の部分拡大図である。
図3によれば、サスペンション部210は主軸200の上部が挿入されるサスペンションベアリング室212と、サスペンションベアリング室212の内部に配置され、サスペンションベアリング室212の内部に挿入された主軸200の上部を支持するサスペンションベアリング222と、サスペンションベアリング222を主軸200に固定させる固定部材230とを具備する。
サスペンションベアリング室212は、トップフレームの上部に支持アーム220によって連結されたサスペンションベアリング室外筒216と、着脱可能な蓋214とで構成されている。サスペンションベアリング室外筒216は垂直の円筒形状を有する上部と傾斜した漏斗形状の下部とからなり、内側には垂直部分と傾斜された部分との間に小さな段差部がある。
サスペンションベアリング222は、サスペンションベアリング室外筒216の内周面上に外周面が密着される固定輪224と、サスペンションベアリング室212の内部に挿入される主軸200に嵌められ、固定輪224の内周面上に配置されて、固定輪224の内周面に沿って旋回運動をする回転輪226とを具備する。固定輪224と回転輪226は上部から下部側に行くほど狭くなるように延長される漏斗状を有する。主軸200には環形の段差部228が形成され、上記回転輪226の下部はこの段差部228に掛けられる。そして、回転輪226の外周面が成す角θ1は固定輪224の内周面が成す角θ2より小さい角を有するように形成される。このような2つの角の差θ2−θ1は主軸200の偏心角、即ち、主軸200の中心軸がクラッシャーのフレームの中心軸と成す角の2倍に当る角である。幾何学的に回転輪226は常に固定輪224の内周面に線接触される。
一方、固定部材230は、その外周面が回転輪226の内周面上に密着されるように主軸200に嵌められる解体スリーブ232と、解体スリーブ232の上部に露出され、雄ネジが形成された主軸200の上端の外周面上に締結される固定ナット234とを具備する。従来のコーン型クラッシャーではベアリングと主軸を緩く組立てることが不可避であり、これによりベアリングや軸の摩耗が発生した。しかし、本発明の上記固定部材230は回転輪226を主軸200に堅固に固定させるので、軸の摩耗がほとんど発生しない。上記回転輪226の外周面の角度と固定輪224の内周面の角度はマントル321が成す角度に合わせて任意に調整可能である。固定輪224は潤滑性のある材質で製作したり、内周面を潤滑性材質でコーティングすることが好ましく、回転輪226は熱処理して、硬質で製作することが好ましい。回転輪226と固定輪224の摩擦を減らすために、サスペンションベアリング室212の内部には潤滑油やグリースなどが注入されて潤滑され、シール238はゴムなどの弾性体材質で形成されて、サスペンションベアリング室212内の潤滑油などの漏れを防止する。
また、図1によれば、主軸200を旋回運動させる偏心駆動部260は、連結橋269によってメインフレーム10の中央下部に固定される偏心駆動部外壁265と、上部偏心軸262と、下部偏心軸266と、偏心ベアリング268と、偏心軸結合ナット272とを具備し、上部偏心軸262と下部偏心軸266は偏心軸結合ナット272によって結合される。好ましくは、マントルコア組立体300及び主軸200の旋回運動によって発生する振動を相殺させるために、上部偏心軸262または下部偏心軸266の外周面には平衡錘276が設置され、さらに詳細に説明すれば、平衡錘276は主軸200の下端部が偏心された方向の反対側に設置される。
上部ベアリングハウジング282及び下部ベアリングハウジング284は上記偏心駆動部外壁265の上部と下部に堅固に結合され、上部偏心軸262と下部偏心軸266は上部ベアリングハウジング282及び下部ベアリングハウジング284と、偏心駆動部外壁265によって、空間を間に置いて囲まれる。ここで、上部偏心軸262と下部偏心軸266が円滑に稼動することができるように、上部ベアリングハウジング282と上部偏心軸262との間には上部ベアリング281が設置され、下部ベアリングハウジング284と下部偏心軸266との間には下部ベアリング283が設置される。
上部偏心軸262は、その中央部位に上部偏心軸262自体の回転中心とは偏心されて、上記主軸200の下端部が通過することができる開口部を有し、下部には上記下部偏心軸266と結合される上部結合部を有する。ここで、開口部は内径が最上端から所定深さまでは下方へ漸次に小さくなるように円錐形に加工される。そして、上部偏心軸262はその上端部に上部ベアリング281が結合される小径部262aを有する。
下部偏心軸266は上記上部偏心軸262の下方に位置して、上部偏心軸262に締結される下部結合部を有する。そして、下部偏心軸266の上端部内側には偏心ベアリング268が設置される偏心ベアリングマウント266bが形成され、下部偏心軸266の下端部には下部ベアリング283が結合される小径部266aが形成される。ここで、偏心ベアリングマウント266bは偏心ベアリング268が装着されることができる直径を有し、この直径は上部偏心軸262の開口部の最小直径より大きく形成される。また、下部偏心軸266は偏心ベアリングマウント266bと下部偏心軸266の外部とを連結する潤滑油排出口267を有する。
偏心ベアリング268は上記主軸200の下端部を収容し、上記偏心ベアリングマウント266bに固定された状態で上記上部偏心軸262と上記下部偏心軸266によって区画された空間内に配置される。
上部偏心軸262は、下端部の内周面の直径は下方から上方に行くほど小さくなるように円錐形に加工され、外周面には雄ネジが形成されている。そして、下部偏心軸266は、上端部の外周面は直径が下方から上方に行くほど小さくなるように円錐形に加工され、テーパーされた下部結合部の下部周りには階段部が形成されている。一方、上記偏心軸結合ナット272は、下部偏心軸266の階段部を加圧することができるフランジを有し、上記フランジから上方に向かって延長されるパイプ部の内周面には上記上部偏心軸262に形成された雄ネジと結合する雌ネジが形成される。ここで、下部偏心軸266の上端部の外周面が上部偏心軸262の下端部の内周面と当触することができるように、下部偏心軸266を上記上部偏心軸262にはめ込み、下部偏心軸266の下方から上部偏心軸262に向かって偏心軸結合ナット272をツイストロック式にすることによって上部偏心軸262と下部偏心軸266とが締結されることができる。そして、偏心軸結合ナット272のフランジが上記下部偏心軸266の階段部を強く加圧するまで偏心軸結合ナット272を回転させることが好ましい。
また、主軸200の下端部は偏心ベアリング268の内輪に容易に挿入することができ、主軸200を上へ持ち上げることによって偏心ベアリング268から容易に分離することができる。
上部偏心軸262に形成された小径部262a、下部偏心軸266に形成された小径部266a、上部ベアリング281、下部ベアリング283、そして、上部ベアリングハウジング282及び下部ベアリングハウジング284は全部同心であり、メインフレーム10とトップフレーム20との中心線とこれらの中心線は一致する。また、偏心ベアリング268と、偏心ベアリング268を収納する下部偏心軸266に形成された空洞部と、上部偏心軸262の内部に形成された空洞部とは何れも主軸200の中心線270と一致する中心線を有し、2つの中心線は互いに小さい角度(図1の主軸の下端部を参照)で外れ、サスペンションベアリング222の下側に位置したロータリージョイント250のシール258の中心点にメインフレーム10などの中心線と主軸200の中心線が会う点Cが位置する(図3を参照する)。
一方、偏心ベアリング268の内部に収納される主軸200の下端部にはキー溝278が形成され、これと同じく、偏心ベアリング268の内輪にも上記キー溝278に対応する他のキー溝が形成され、このキー溝にキーを挿入して、主軸200の下端部と偏心ベアリング268の内輪との間のスリップが防止される。
主軸200の下端部は円錐形に加工され、主軸200の下端部が嵌められる上部偏心軸262の中央部位より多少大きい直径を有するように円錐形に加工されている。従って、主軸200と上部偏心軸262との間には潤滑油が主軸200に沿って流れることができる間隙が形成されている。潤滑油は外部回路(図示しない)から上部ベアリングハウジング282内に形成された導管282aを通じて上部ベアリングハウジング282の上端部に形成された潤滑油噴出孔まで印加される。潤滑油噴出孔は複数具備されることができ、少なくとも一部の潤滑油噴出孔は主軸200に向かって噴出され、残り一部の潤滑油噴出孔は上部ベアリング281に向かって潤滑油を噴出することができるように角度が設定されている。
上部ベアリング281と上部偏心軸262が高速で回転運動をするので、上部ベアリング281に供給された潤滑油は遠心力によって上部ベアリング281の下端部から上部偏心軸262の水平平坦部と上部ベアリングハウジング282の下端面との間の間隙を通じて排出されて、下部ベアリングハウジング284の上面に落ちる。主軸200は旋回運動をしながら、極めて低速で回転運動をするので、主軸200に噴出された潤滑油は遠心力の影響を相対的に少なく受け、重力によって主軸200に沿って流れて偏心ベアリング268を潤滑する。偏心ベアリング268の内輪は回転しないが、ローラと外輪、また、下部偏心軸266などは高速で回転運動をするので、潤滑を終えた潤滑油は遠心力によって下部偏心軸の潤滑油排出口267を通じて排出される。上から下がって来て下部ベアリングハウジング284の上面に落ちた潤滑油の一部は下部ベアリング283を通じて潤滑油排出パイプ500を通じて流出され、一部は下部ベアリングハウジング284の上面から直ちに潤滑油排出パイプ500を通じて潤滑油タンク(図示しない)に流れる。
また、下部偏心軸266と下部ベアリングハウジング284には潤滑油の漏出を遮断するための二種類のシールと、これらのシールで埃が侵入することを遮断するためのラビリンスシールなどが設置されているが、本領域で通常の技術であるので、詳細な説明は省略する。
従来は偏心軸全体を一体に構成したので、偏心ベアリングを偏心軸に挿入する場合、偏心軸の上端部の孔が偏心ベアリングの外径より大きく、上記孔の外側にこの孔とは偏心されるように上部ベアリングマウントを形成する必要がある。従って、上部ベアリングの内径が偏心ベアリングの外径よりかなり大きくなって、上部ベアリングのサイズが本発明の場合より少なくとも1.5倍以上になって、コーン型クラッシャーのコストが上昇するだけでなく、大きいベアリングは定格回転速度が遅くて、時間当り粉砕物の生産速度も遅くなる問題がある。これに反して、本発明では偏心軸を上部及び下部で分けて分離することができるように構成し、このようにすることで上部ベアリング281の大きさを大幅に減らすことができ、これにより、コーン型クラッシャーのコストが低下し、時間当りの粉砕物の生産速度が上昇するという効果を奏する。
図6は本発明によるコーン型クラッシャーの抜粋底面図である。
図6によれば、連結橋269は4つで構成されており、この中で2つは他の2つと配置角度や模様が互いに異なることが分かる。この連結橋269の中でメインフレーム外壁16に向かって漸次に狭くなる形態を取っている2つの橋は、プーリー44と駆動モーター(図示しない)に連結されたプーリー48を連結するベルト46を保護することができる角度と形状を有するように形成されることが好ましい。また、2つのプーリー44、48を連結するベルト46を保護するために、2つのプーリー44、48の間に露出されたベルト46が成す2つの辺と平行するようにベルト保護カバー441が設置されることができる。図1によれば、プーリー44は下部偏心軸の下端部の小径部266aに結合されていることが分かり、プーリー44はベルト46によって駆動モーター(図示しない)に連結されて駆動されることができる。連結橋269の中でメインフレーム外壁16に向かって漸次に狭くなる形態を取っている2つの橋と、ベルト46と、ベルト保護カバー441とが同一線上に位置しているので、コーン型クラッシャーの駆動によって製造された粉砕物が連結橋269を通過しながら、保護カバー441とベルト46を打撃することなく、粉砕物が塞がないで、メインフレーム10の下方に円滑に抜け出ることができる。
以下では本発明のダストシールについて図1を通じて説明する。従来のコーン型クラッシャーによれば、マントルコア組立体300内にダストシール600を構成する部品が設置されており、マントルコア組立体300が上下に移動すれば、ダストシール600を構成する部品も上下に移動する。従って、この部品が上下に移動する前の球面曲率と新たに移動した位置での幾何学的な球面曲率が互いに異なるようになり、その結果、ダストシール600を構成する部品の球面曲率と新たに移動した位置での幾何学的球面曲率が互いに同一になるまで急速に部品が摩耗された後に、ダストシールが構造的に安定化されることができる。また、このような摩耗はマントルコア組立体300を移動する度に発生するので、従来のダストシール600の寿命は短くなるしかない。しかし、本発明によるダストシール600はこれを構成する部品が所定の高さに固定されて、上下には動かないで、一カ所にとどまって旋回運動のみをする。従って、曲率変更による摩耗は起きないで、長い寿命が保障される。
図1によれば、本発明のダストシール600は稼動部610と固定部620とで構成される。稼動部610は、ピストン400の下部平面にボルトで固定される下部蓋板614と、下部蓋板614の外周縁部から垂直上方に形成されたパイプ型のマントルコアガイド部618と、マントルコアガイド部618の外に形成されたワッシャー型の上部蓋板612と、上部蓋板612の下側でボルトで連結され、上面に球面が形成された稼動球面板616とで構成されている。固定部620は、中央に大きい孔を有し、下側面は球面で形成された固定球面リング624と、フランジ型底面が上部ベアリングハウジング282の上面に堅固に結合され、固定球面リング624の内部孔に付合する短いパイプ型垂直ガイド部を有する固定球面リングガイド622とで構成されている。固定球面リング624は固定球面リングガイド622の外面に沿って上下に自由に昇降することができ、固定球面リング624の下面が稼動球面板616の上面に重力によって常に密着されている。従って、主軸200が旋回運動をすれば、ダストシールの稼動部610も一緒に旋回運動をするが、上下方向には動かないで、常に原位置に止まることができる。上述したように、マントルコア組立体300が粉砕間隔を調整するために上下方向に移動しても、ダストシール稼動部610は上下移動しないで旋回運動のみをする。また、マントルコア下端部414の外周面はマントルコアガイド部618の内面に沿ってスライディングする。本発明では、埃がコーン型クラッシャーの内部に流入することをより完璧に遮断するために、圧縮空気を固定球面リングガイド622の内部に吹き込む方法を採用している。導管を通じて固定球面リングガイド622の内部に入って来た圧縮空気はスライディングする全ての部分即ち稼動球面板616と固定球面リング624との接触面、固定球面リング624と固定球面リングガイド622との接触面、そしてマントルコアガイド618の内周面とマントルコア下端414の外周面との接触面の間の間隙に流出されながら、埃を吹き出す。
次に、本発明の他の実施例を説明する。
図4は主軸上端の部分拡大図で、図3とは異なるタイプのサスペンションベアリングが適用された実施例を示す。
球面型サスペンションベアリングは雌サスペンションベアリング224aと雄サスペンションベアリング226aとで構成されており、雄サスペンションベアリング226aは解体スリーブ232aを介在して固定ナット234aによって主軸200に堅固に結合されている。この場合には、主軸200の中心線とメインフレーム10の中心線が会う旋回運動の中心点C´が球面型サスペンションベアリングの中心点と一致するように上方へ移動している。球面型サスペンションベアリングに供給されたグリースなどの潤滑剤の流出を防止するためのシール238aは図1の場合より伸縮性の高い材質が採用される。
図5は主軸下端の部分拡大図で、偏心駆動部を旋回運動させるために図1とは異なるタイプの駆動手段が適用された実施例を示した。
この実施例では主軸200を旋回運動させる偏心駆動部260aを駆動する動力が一対のベベルギアによって供給されることを示した。このようなギア駆動型動力供給装置は、従来のコーン型クラッシャーでよく使われたもので、本発明にも適用される。大きいベベルギア48aは上部偏心軸262に形成されたマウント49にキーなどの固定具を介して堅固に設置される。これと噛み合うピニオンギア66aは副軸42aの一端に堅固に結合され、副軸42aの他端にはプーリー44aが形成されて、駆動モーター(図示しない)から動力を受ける。大きいベベルギア48aの上面にはマントルコア組立体300の偏心配置によって発生する振動力を相殺させるために平衡錘256aが設置されている。副軸42aを回転可能に支持するベアリングとベアリングハウジングなどその他の要素については説明を省略する。
上記のように、本発明の幾つかの実施例を通じて本発明について説明した。
以上、本発明は限定された実施例及び図面によって説明されたが、本発明はこれによって限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者によって本発明の技術思想と特許請求の範囲の均等範囲内で多様な修正及び変形が可能であることは勿論である。

Claims (12)

  1. 空洞を有するフレームと、上記フレームの中心軸から偏心されて、前記空洞に配置された主軸と、前記主軸の下端部と結合されて、前記主軸を旋回運動させる偏心駆動部とを具備したコーン型クラッシャーにおいて、
    前記偏心駆動部は上部偏心軸と、下部偏心軸と、偏心ベアリングとを具備し、
    前記上部偏心軸は、その中央部位に上部偏心軸自体の回転中心とは偏心されて、前記主軸の下端部が通過することができる開口部を有し、下部には前記下部偏心軸と結合される上部結合部を有し、
    前記下部偏心軸は前記上部偏心軸の下方に位置して上部偏心軸に締結される下部結合部を有し、
    前記上部偏心軸と前記下部偏心軸の内、一方の端部の内周面と他方の端部の外周面は互いに対応するように円錐形に形成され、
    前記上部偏心軸と前記下部偏心軸の内、前記他方の端部の外周面が前記一方の端部の内周面と当接することができるように前記一方の端部が前記他方の端部に嵌められた状態で互いに終結され、
    前記偏心ベアリングは前記主軸の下端部を収容しながら前記上部偏心軸と前記下部偏心軸によって区画された空間内に配置され、
    前記偏心駆動部は偏心軸結合ナットをさらに具備し、
    前記上部偏心軸と下部偏心軸の一方には外面に形成された雄ネジを有し、
    前記偏心軸結合ナットは、前記上部偏心軸と下部偏心軸の他方を加圧することができるフランジを有し、
    前記フランジから実質的に垂直で延長されるパイプ部の内周面には前記雄ネジと結合する雌ネジが形成されることを特徴とするコーン型クラッシャー。
  2. 前記上部偏心軸は、その上端部に上部ベアリングが結合される小径部を有することを特徴とする請求項1に記載のコーン型クラッシャー。
  3. 前記下部偏心軸は、
    上端部の内側に形成されて、前記偏心ベアリングが設置される偏心ベアリングマウントと、
    下端部に下部ベアリングが結合される小径部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のコーン型クラッシャー。
  4. 上部偏心軸と下部偏心軸は空間を間に置いて偏心駆動部外壁によって囲まれ、上部偏心軸または下部偏心軸の外周面には主軸の旋回運動による振動を相殺する平衡錘が設置されることを特徴とする請求項1に記載のコーン型クラッシャー。
  5. 前記上部偏心軸に形成された前記開口部は最上端から所定深さまでは下方に行くほど漸次に内径が小さくなるように円錐形に加工されることを特徴とする請求項1に記載のコーン型クラッシャー。
  6. 上部偏心軸の上方に位置する複数の潤滑油噴出孔をさらに具備し、前記潤滑油噴出孔の中で一部は前記主軸に潤滑油を供給し、残り一部の潤滑油噴出孔は前記上部偏心軸の上端に嵌められる上部ベアリングに向かって潤滑油を供給することができるように角度が設定されることを特徴とする請求項1に記載のコーン型クラッシャー。
  7. 前記下部偏心軸は前記偏心ベアリングマウントと下部偏心軸の外部とを連結する潤滑油排出口を有することを特徴とする請求項3に記載のコーン型クラッシャー。
  8. 前記上部偏心軸と下部偏心軸の中で他方の端部の結合部の周りには階段部が形成され、
    前記偏心軸結合ナットのフランジは、前記階段部を加圧することを特徴とする請求項1に記載のコーン型クラッシャー。
  9. 前記偏心駆動部は上部偏心軸または下部偏心軸に結合されたべベルギア及び前記べベルギアに噛み合う他のべベルギアによって駆動されることを特徴とする請求項1に記載のコーン型クラッシャー。
  10. 前記偏心駆動部は前記下部偏心軸の下端部に直接結合されたプーリーによって駆動されることを特徴とする請求項1に記載のコーン型クラッシャー。
  11. 前記プーリーを連結するベルトを保護するために、露出されたベルトが成す2つの辺と平行するように設置されたベルト保護カバーをさらに具備したことを特徴とする請求項10に記載のコーン型クラッシャー。
  12. 前記上部偏心軸と前記下部偏心軸の外側を囲む偏心駆動部外壁をさらに具備し、
    前記偏心駆動部外壁は連結橋によって前記フレームに固定され、
    前記連結橋の中の少なくとも2つは前記ベルトが成す2つの辺と平行するように設置されて前記ベルトをカバーして保護することを特徴とする請求項11に記載のコーン型クラッシャー。
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