JP6237568B2 - 車両制御装置 - Google Patents
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Description
排気管を流れる排気ガスの流量が低下するという要求は、内燃機関の回転数が低下するという要求であってもよい。
フィルタ部材に捕集された被捕集物の量を推定する推定手段をさらに備え、その傾きは、被捕集物の量が多いほど小さくてもよい。また、推定手段は、フィルタの前後の差圧を測定する差圧検出手段であり、その傾きは、差圧検出手段による検出値が大きいほど小さくてもよい。さらに、制御手段は、フィルタ部材の再生開始から要求を受け取るまでの時間を測定し、その傾きは、その時間が短いほど小さくてもよい。
予め設定された閾値以下に排気管を流れる前記排気ガスの流量が低下するという要求は、車両の速度を減速させるために内燃機関の回転数を低下するときの要求であり、内燃機関の動力は、車両の駆動と、回転電機の発電とに用いられてもよい。
その要求は、車両の駆動を内燃機関による動力から回転電機による動力に切り替えるときの要求であり、内燃機関の回転数の低下に伴って、回転電機による動力を増加していき、車両の駆動における回転電機による動力の割合を増加してもよい。
その要求は、要求は、内燃機関を停止するときの要求であり、内燃機関における着火動作の停止後、制御手段は、回転電機を駆動させて回転電機の動力を内燃機関に伝達し、内燃機関の回転動作を継続してもよい。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るハイブリッド自動車の車両制御装置100の構成を図1に示す。車両制御装置100は、内燃機関であるディーゼルエンジン10と、三相交流電力によって動作する回転電機であるダブルロータモータ20とを動力源として備えている。ダブルロータモータ20は、ディーゼルエンジン10の駆動軸11に機械的に連結されて駆動軸11と一体的に回転する第1回転子のインナーロータ21と、インナーロータ21の径方向外側に配置されてアーム12及びディファレンシャル13を介して車軸14に機械的に連結される第2回転子のアウターロータ22と、アウターロータ22の径方向外側に配置されてモータケーシング24に固定されるステータ23とを有している。尚、インナーロータ21は円柱状の形状を有し、アウターロータ22及びステータ23は円環状の形状を有し、図1にはそれらの断面が模式的に示されている。
このハイブリッド自動車がディーゼルエンジン10によって走行する場合、ディーゼルエンジン10の動力によってインナーロータ21が回転し、インナーロータ21とアウターロータ22との間に回転速度差が生じると、アウターロータ22の第1磁石27が発生させる磁界がインナーロータ21の第1コイル25に作用することによって第1コイル25中に誘導電流が流れ、この誘導電流と第1磁石27の磁界との相互作用によって、インナーロータ21とアウターロータ22との間にトルクが発生する。このトルクを受けてアウターロータ22が回転すると、アウターロータ22に連結されている車軸14が駆動されてハイブリッド自動車の走行が行われる。
DPF51に捕集されて燃焼除去されていないPM、すなわちPMの燃え残り量が多いほど、瞬間的な燃焼量も多く、発熱量も多く、さらに、DPF51におけるPMの燃焼の継続時間が長くなるので、排気ガス流量の低下による影響が大きくなる。そうすると、PMの燃え残り量が多くなるほど、排気ガス流量の低下、すなわちディーゼルエンジン10の回転数の低下が小さくても、当該動作を開始する必要がある。当該動作を開始する起点となるディーゼルエンジン10の要求された回転数の閾値は、図2に示されるように、PMの燃え残り量の推定値を横軸にとるとともにディーゼルエンジン10の要求された回転数を縦軸にとった座標平面における曲線で表される。ここで、ディーゼルエンジンの回転数に応じて排気ガスの流量が変化するので、この閾値は、当該動作を開始する起点となる排気管50を流れる排気ガスの流量の閾値に相当すると言える。このような閾値のマップをコントロールユニット60に予め記憶させておく。尚、横軸のPMの燃え残り量の推定値は、差圧センサ52による検出値に基づいてコントロールユニット60が推定する。また、縦軸のディーゼルエンジン10の要求された回転数は、例えばアクセル開度の変化から、コントロールユニット60が要求された回転数を推定する。
図1に示されるように、ディーゼルエンジン10の要求された回転数が閾値を超えたことをコントロールユニット60が検知したら、コントロールユニット60は、噴射ノズル55からの軽油の噴射を停止する。これにより、排気ガスの昇温が停止される。次に、ディーゼルエンジン10の回転数を低下していく。しかし、コントロールユニット60が推定したディーゼルエンジン10の要求された回転数にディーゼルエンジン10の回転数を低下してしまうと、DPF51に流入する排気ガスの流量が急低下してしまい、DPF51の過度な昇温につながってしまう。
コントロールユニット60は、ディーゼルエンジン10の回転数を低下していき最終的に停止すると同時に、第1電力変換器31及び第2電力変換器32を制御することによって、バッテリ30からインナーロータ21の第1コイル25及びステータ23の第2コイル26に三相交流電力を供給する。この際、インナーロータ21の第1コイル25とアウターロータ22の第1磁石27との間にトルクが発生すると共に、ステータ23の第2コイル26とアウターロータ22の第2磁石28との間にもトルクが発生する。これらのトルクを受けてアウターロータ22が回転すると、この回転がアーム12及びディファレンシャル13を介して車軸14に伝達され、車両の走行が行われる。しかし、ディーゼルエンジン10の回転数の低下が急であると、DPF51に流入する排気ガスの流量が急低下してしまい、DPF51の過度な昇温につながってしまう。
ディーゼルエンジン10が停止すると排気ガスが発生しないので、DPF51に排気ガスが流通しなくなり、DPF51の過度な昇温につながってしまう。そこで、ディーゼルエンジン10において着火動作を停止しても、ダブルロータモータ20による動力によってディーゼルエンジン10の回転動作を継続する。具体的には、ディーゼルエンジン10を停止すると同時に、第2電力変換器32を制御することによって、バッテリ30からインナーロータ21の第1コイル25に三相交流電力を供給する。この際、インナーロータ21の第1コイル25とアウターロータ22の第1磁石27との間にトルクが発生する。このトルクを受けてインナーロータ21が回転すると、この回転が駆動軸11を介してディーゼルエンジン10に伝達され、ディーゼルエンジン10の回転動作が行われる。すなわち、この場合では、ダブルロータモータ20がディーゼルエンジン10の回転動作を行うことによって、ディーゼルエンジン10とダブルロータモータ20との間で互いの動力を調整している。
次に、この発明の実施の形態2に係る車両制御装置について説明する。尚、実施の形態2において、図1〜5の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
この発明の実施の形態2に係る車両制御装置は、実施の形態1に対して、回転電機の形態を変更したものである。
このハイブリッド自動車がディーゼルエンジン10によって走行する場合、ディーゼルエンジン10の動力は主に、動力分割機構223によって伝達部212に伝わり、ディファレンシャル13を介して車軸14に伝わって駆動輪を駆動させる。また、ハイブリッド自動車の走行状態により、ディーゼルエンジン10の動力の一部が動力分割機構223によって第1モータジェネレータ221にも伝達されて、第1モータジェネレータ221が発電機として駆動する。
Claims (8)
- 内燃機関及び回転電機を動力源として備える車両を制御する車両制御装置であって、
前記内燃機関から排出された排気ガスが流通する排気管と、
該排気管に設けられたフィルタ部材と、
該フィルタ部材よりも上流側に設けられ、前記排気ガスを昇温する昇温手段と、
前記内燃機関、前記回転電機、前記昇温手段の動作を制御する制御手段と
を備え、
前記フィルタ部材を再生するために前記制御手段が前記昇温手段を作動させている間に、予め設定された閾値以下に前記排気管を流れる前記排気ガスの流量が低下するという要求を前記制御手段が受け取った場合に、該制御手段は、
前記昇温手段の動作を停止し、
前記フィルタ部材に捕集されている被捕集物の量に基づいて、前記内燃機関の回転数を低下する傾きを決定し、
前記内燃機関の回転数を前記傾きで低下していき、
前記内燃機関と前記回転電機との間で互いの動力を調整する、車両制御装置。 - 前記排気管を流れる前記排気ガスの流量が低下するという要求は、前記内燃機関の回転数が低下するという要求である、請求項1に記載の車両制御装置。
- 前記フィルタ部材に捕集された前記被捕集物の量を推定する推定手段をさらに備え、
前記傾きは、前記被捕集物の量が多いほど小さい、請求項1または2に記載の車両制御装置。 - 前記推定手段は、前記フィルタの前後の差圧を測定する差圧検出手段であり、
前記傾きは、前記差圧検出手段による検出値が大きいほど小さい、請求項3に記載の車両制御装置。 - 前記制御手段は、前記フィルタ部材の再生開始から前記要求を受け取るまでの時間を測定し、
前記傾きは、前記時間が短いほど小さい、請求項3に記載の車両制御装置。 - 前記要求は、前記車両の速度を減速させるために前記内燃機関の回転数を低下するときの要求であり、
前記内燃機関の動力は、前記車両の駆動と、前記回転電機の発電とに用いられる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両制御装置。 - 前記要求は、前記車両の駆動を前記内燃機関による動力から前記回転電機による動力に切り替えるときの要求であり、
前記内燃機関の回転数の低下に伴って、前記回転電機による動力を増加していき、前記車両の駆動における前記回転電機による動力の割合を増加する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両制御装置。 - 前記要求は、前記内燃機関を停止するときの要求であり、
前記内燃機関における着火動作の停止後、前記制御手段は、前記回転電機を駆動させて該回転電機の動力を前記内燃機関に伝達し、前記内燃機関の回転動作を継続する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両制御装置。
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