JP5929699B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンとモータとを備えるハイブリッド車両の制御装置に関する。
エンジンとモータとの少なくとも一方の動力によって走行するハイブリッド車両が知られている。
例えば下記の特許文献1には、バッテリの残容量(State Of Charge:SOC)が所定のSOC閾値未満となるまではモータの動力のみで走行し、バッテリの残容量がSOC閾値未満となった場合にエンジンを始動させてエンジン及びモータの動力を用いて走行するハイブリッド車両が開示されている。
また、下記の特許文献2には、回生制動にかかわらずエンジンを始動させる第1閾値と、回生制動があったときにエンジンを始動させる第2閾値とを設定し、エンジンの過去の始動履歴に応じて第2閾値を変更する車両の制御装置が開示されている。
また、下記の特許文献3には、バッテリの残容量がSOC閾値未満となった場合にエンジンを始動させるハイブリッド車両であって、バッテリの充電時に車両の走行履歴を取得し、エンジン始動後のSOC閾値を走行履歴に基づいて変更するハイブリッド車両が開示されている。
特開2010−111188号公報 特開2010−149701号公報 特開2008−279970号公報
従来技術においては、SOC閾値は車両の走行負荷にかかわらず一定の値に設定されているため、モータの動力のみでの走行距離を長くすることが困難であった。
例えば車両の走行負荷が低い場合にはモータの動力のみで十分に走行できるにもかかわらず、バッテリの残容量が一定のSOC閾値未満になるとエンジンを始動させているため、モータの動力のみでの走行距離を長くすることができなかった。
また、触媒を暖機することなくエンジンを始動させることは排ガス浄化性能が悪化するおそれがあるため、エンジン始動時にエンジンの回転数や負荷を抑え、一定時間、エンジンを暖機運転させることでエンジンの排気によって触媒を暖機するのが一般的である。バッテリの残容量がSOC閾値未満になったときに車両の走行負荷が高い場合であっても、モータの動力のみによって走行が可能な程度の残容量がバッテリに残っているのであれば、モータの動力のみによって走行し、エンジンを低負荷で運転させて触媒を暖機することができる。しかしながら、モータの動力のみでの走行距離を長くするためにSOC閾値を下げた場合、バッテリの残容量がSOC閾値未満になったときには、走行負荷が高い状態の車両をモータの動力のみによって走行させることが可能な程度の残容量がバッテリに残されていないおそれがある。この場合、エンジンの動力を触媒暖機よりも車両走行に優先させ、モータ及びエンジンの動力によって走行する必要がある。その結果、エンジンを低負荷で運転させて触媒を暖機することが困難になるため、触媒暖機が十分に行われず、排ガス浄化性能が低下するおそれがある。SOC閾値を上げることで対処することも考えられるが、この場合、より早い段階でエンジンが始動されることになるため、モータの動力のみでの走行距離を長くすることが困難になってしまう。
本発明の目的は、モータの動力のみでの走行距離を長くするとともに、触媒の排ガス浄化性能を向上させることが可能なハイブリッド車両の制御装置を提供することである。
本発明は、エンジンと、バッテリの電力により駆動されるモータと、を備えたハイブリッド車両の制御装置であって、前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両が走行している状態で、前記バッテリの残容量が閾値未満となった場合、前記エンジンを始動させる制御手段を有し、前記ハイブリッド車両の走行負荷が低いほど閾値を下げる、ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置である。
また、前記走行負荷は、前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両が走行しているときの前記ハイブリッド車両の速度、前記モータの要求出力の大きさ、前記バッテリの残容量の変化量又は前記バッテリの温度から推定されてもよい。
また、前記ハイブリッド車両は、排気を浄化する触媒を更に有し、前記制御手段は、前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両が走行している状態で前記エンジンが始動した回数が多いほど、前記触媒及び前記エンジンの暖機時間を短縮し、前記バッテリの残容量が前記閾値未満となった場合に前記エンジンを始動させ、前記短縮された暖機時間に従って前記触媒を暖機する触媒暖機制御手段を備えてもよい。
また、前記ハイブリッド車両は、排気を浄化する触媒を更に有し、前記制御手段は、前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両が走行しているときの前記エンジンの要求出力が大きいほど、前記触媒及び前記エンジンの暖機時間を短縮し、前記バッテリの残容量が前記閾値未満となった場合に前記エンジンを始動させ、前記短縮された暖機時間に従って前記触媒を暖機する触媒暖機制御手段を備えてもよい。
また、前記ハイブリッド車両は、排気を浄化する触媒を更に有し、前記制御手段は、前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両が走行している状態で前記エンジンが駆動した時間が長いほど、前記触媒及び前記エンジンの暖機時間を短縮し、前記バッテリの残容量が前記閾値未満となった場合に前記エンジンを始動させ、前記短縮された暖機時間に従って前記触媒を暖機する触媒暖機制御手段を備えてもよい。
本発明によると、ハイブリッド車両の走行負荷が低くなるほど閾値を下げることで、モータの動力のみでの走行距離を長くするとともに、触媒の排ガス浄化性能を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る制御装置が搭載されるハイブリッド車両の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるハイブリッド車両のエンジンの制御システムを示す系統図である。 本発明の実施形態に係る制御装置による処理の一例を示すフローチャートである。 EV走行時(CDモード時)の平均車速と、その平均車速で走行可能な距離との関係を示すグラフである。 モータの出力要求及びSOC変化量と、SOC閾値との関係を示す概念図である。 バッテリの温度とSOC閾値との関係を示す概念図である。 エンジンの間欠制御の一例を示す図である。
図1に、本発明の実施形態に係る制御装置が搭載される車両10を示す。車両10は、例えば、エンジン12と、第1モータジェネレータ(以下、「第1MG」と称する)14と、第2モータジェネレータ(以下、「第2MG」と称する)16と、バッテリ18と、コンバータ20と、インバータ22と、動力分割機構24と、減速機26と、駆動輪28と、充電装置32と、制御装置40とを備えている。車両10は、いわゆるプラグインハイブリッド車両であり、エンジン12及び第2MG16の少なくとも一方の動力で走行する車両であるとともに、家庭用電源等の外部電源60からの電力でバッテリ18を充電することが可能な車両である。
エンジン12は、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関である。例えば図2に示すように、エンジン12は、気筒121と気筒121の中を上下に移動するピストン122と、気筒121の上部に設けられた吸入弁127、排気弁128と、気筒121の頂部に設けられたスパークプラグ129とを含む内燃部120と、内燃部120に吸入される空気、燃料が流入する吸気管123と、内燃部120で燃焼したガスを排気する排気管130を含んでいる。吸気管123には吸入空気の流量を調整するスロットルバルブ124が配置されている。スロットルバルブ124はアクチュエータ125によって開閉駆動される。また、スロットルバルブ124の下流側には、燃料を空気に噴射する燃料噴射装置126が配置されている。燃料噴射装置126によって燃料が噴射された混合気体は、吸入弁127から気筒121の中に流入する。気筒121の中で燃焼した燃料の排ガスは、排気弁128を通って排気管130に排気される。排気管130には排ガス中の酸素濃度から気筒121での燃焼の際の空燃比を出力する空燃比センサ131が取り付けられている。空燃比センサ131の下流側には、排ガス中の窒素酸化物や二酸化炭素等を除去して排ガスを浄化する触媒132が設けられている。触媒132は、温度が低いほど排ガス浄化性能が低くなる特性を有する。例えば、排ガスが触媒132を通過することにより触媒132が暖機され、触媒132が活性化される温度領域まで暖められる。例えば、エンジン12の出力を低負荷に維持し、所定時間、エンジン12を駆動させることで触媒132を暖機する。触媒132を通った排ガスは、エキゾーストノズル133を通って大気に放出される。また、エンジン12には、吸気温度を検出するための吸気温センサや、冷却水温度を検出するための水温センサ等が設けられている。
図2に示すように、スロットルバルブ124のアクチュエータ125、燃料噴射装置126、空燃比センサ131はエンジンECU44に接続されている。エンジンECU44は、空燃比センサ131によって取得した空燃比に応じてスロットルバルブ124のアクチュエータ125、燃料噴射装置126を調整して排気管130の中の空燃比が目標空燃比となるように調整する。
第1MG14及び第2MG16は、発電機として機能することができるとともに、電動機として機能することができる同期モータであり、コンバータ20及びインバータ22を介してバッテリ18に接続されている。例えば、第1MG14は、エンジン12の動力を用いて発電してコンバータ20及びインバータ22を介してバッテリ18を充電する。また、第1MG14は、バッテリ18からの電力によってエンジン12のクランク軸を回転させる。第2MG16は、駆動輪28に動力を与えるとともに、回生制動によってバッテリ18を充電する。
バッテリ18は、例えばニッケル水素二次電池又はリチウムイオン二次電池等の充放電可能な二次電池であり、第1MG14及び第2MG16を駆動するための電力を蓄電する。バッテリ18には、バッテリ18の電流を検出する電流センサと、バッテリ18の電圧を検出する電圧センサと、バッテリ18の温度を検出する温度センサとが設けられている。各センサによって検出された信号は、バッテリECU48に出力される。
コンバータ20は、バッテリ18から出力された直流電圧を昇圧してインバータ22に出力する。インバータ22は、コンバータ20からの直流電圧を交流電圧に変換して第1MG14及び第2MG16に出力する。
エンジン12と第1MG14と第2MG16とは、動力分割機構24を構成する遊星歯車機構の三要素にそれぞれ接続されている。すなわち、エンジン12が遊星歯車機構のプラネタリキャリアに接続され、第1MG14が遊星歯車機構のサンギアに接続され、第2MG16が遊星歯車機構のリングギアに接続されている。動力分割機構24は、エンジン12が発生する動力を出力軸30と第1MG14とに分配する。動力分割機構24は、減速機26を介して駆動輪28に接続されている。エンジン12、第1MG14及び第2MG16の動力は動力分割機構24により統合された後、減速機26を介して駆動輪28に伝達され、車両10が走行する。
車両10は、走行状態に応じてエンジン12、第1MG14及び第2MG16の出力を制御することで、様々な態様の走行を行うことができる。例えば、車両10は、エンジン12又は第2MG16のいずれか一方で走行する、エンジン12と第2MG16とを協調して走行する、エンジン12の出力の一部により第1MG14で発電を行う等の様々な走行を行うことができる。さらに、減速時において、駆動輪28から入力される車両10の運動エネルギにより第2MG16で回生発電を行うこともできる。
充電装置32は、図示しないコネクタを経由して供給された外部電源60からの電力を直流に変換してバッテリ18へ出力する。充電装置32は、バッテリECU48からの制御信号に応じてバッテリ18に充電される電力量を制御する。
制御装置40は、運転者の要求と車両10の状態とに基づき運転を行うよう制御するハイブリッドECU(Electronic Control Unit)42と、エンジン12を制御するエンジンECU44と、コンバータ20及びインバータ22を介して第1MG14及び第2MG16を制御するモータECU46と、バッテリ18を管理するバッテリECU48とを備えている。
ハイブリッドECU42には、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー等が電気的に接続されており、これらから運転者の要求を示す信号が入力される。また、ハイブリッドECU42には、車両10の走行速度を検出する車速センサが接続されており、走行速度を示す信号が車速センサから入力される。ハイブリッドECU42は、上述の運転者の要求を示す信号に基づき運転者の要求を判断し、また、エンジンECU44、モータECU46、バッテリECU48及び車速センサからの信号に基づき車両10の状態を判断して、運転者の要求と車両10の状態とに適した運転を行うように、エンジンECU44、モータECU46及びバッテリECU48に制御信号を出力する。
エンジンECU44には、エンジン12の動作状態を検出するセンサ、例えばエンジンの回転速度を検出する回転速度センサが接続されている。エンジンECU44は、回転速度センサからの信号とハイブリッドECU42からの制御信号とに基づき、エンジン12の回転速度及び出力トルクを算出し、エンジン12の燃料噴射量や点火時期等を制御することにより、エンジン12の動作を制御する。また、エンジンECU44は、エンジン12の運転状態を示す信号をハイブリッドECU42に出力する。
モータECU46には、第1MG14及び第2MG16の運転状態を示すセンサ、例えば第1MG14及び第2MG16の回転速度を検出する回転速度センサが接続されている。モータECU46は、回転速度センサからの信号とハイブリッドECU42からの制御信号とに基づき、第1MG14及び第2MG16の回転速度及び出力トルクを算出し、その算出結果に基づいてコンバータ20及びインバータ22を制御することで、第1MG14及び第2MG16の動作を制御する。また、モータECU46は、第1MG14及び第2MG16の運転状態を示す信号をハイブリッドECU42に出力する。
バッテリECU48には、バッテリ18の状態を検出する各種センサが接続されている。例えば、バッテリ18の充放電電流を検出する電流センサ、バッテリ18の端子間の電圧を検出する電圧センサ及びバッテリ18の温度を検出する温度センサ等がバッテリECU48に接続されている。バッテリECU48は、各種センサからの信号に基づいて、バッテリ18の残容量(SOC)を算出し、SOCを示す信号をハイブリッドECU42に出力する。
次に、車両10の走行モードについて説明する。車両10の走行モードには、CDモード(Charge Depleting mode)とCSモード(Charge Sustain mode)とがある。
CDモードは、エンジン12の動力を用いずに第2MG16の動力を用いた走行(以下、「EV走行」ともいう)を優先的に行うモードである。CDモードでは、バッテリ18の電力を維持するよりも消費することを優先するために、原則としてエンジン12を停止させた状態でEV走行が行われる。但し、車両10に搭載された冷却ポンプ等の機器をエンジン12によって動作させる場合や事前暖機制御を行う場合等には、CDモードであってもエンジン12が運転される。なお、要求されている走行負荷が高く、第2MG16の動力のみでは運転者が要求する駆動力を出力できない場合にも、エンジン12は運転される。
CSモードは、第2MG16及びエンジン12の双方の動力を用いた走行(以下、「HV走行」ともいう)を行うモードである。CSモードでは、バッテリ18の電力を消費するよりも維持することを優先するために、必要に応じてエンジン12の始動及び停止を間欠的に行う間欠制御が実行される。具体的には、CSモードでは、バッテリ18のSOCを所定範囲に維持可能な量の電力をエンジン12の動力によって第1MG14で発電させてバッテリ18を充電させる。
ハイブリッドECU42は、バッテリ18のSOCを示す信号を受け、SOCに基づいて車両10の走行モードを制御する。例えば、車両10がCDモードで走行中にSOCがSOC閾値未満となった場合、ハイブリッドECU42は、走行モードをCDモードからCSモードに切り替える。ハイブリッドECU42には、予め決定されたデフォルトのSOC閾値Sが設定されている。デフォルトのSOC閾値Sは、CDモードからCSモードに走行モードが切り替わったときに、第2MG16の動力のみによって走行することができるとともに、エンジン12を低負荷で運転させて触媒132及びエンジン12を暖機できる程度のSOCに設定される。ハイブリッドECU42は、車両10の走行負荷に応じてSOC閾値Sを別のSOC閾値Sに変えることで、走行モードがCDモードからCSモードに移行するタイミングを制御する。具体的には、ハイブリッドECU42は、車両10の走行負荷が低いほどSOC閾値を下げ、走行負荷が高いほどSOC閾値を上げることで、走行モードがCDモードからCSモードに切り替わるタイミングを制御する。
次に、図3に示すフローチャートを参照して制御装置40の動作について説明する。車両10が走行中、ハイブリッドECU42は、エンジンECU44及びモータECU46からの信号に基づき車両10の走行モードを判断し、走行モードがCDモードの場合(S01,Yes)、車両10の走行パターンを特定する(S02)。
車両10の走行パターンを特定するために、ハイブリッドECU42は、EV走行の状況をモニタリングする(S03)。具体的には、ハイブリッドECU42は、CDモード時の平均車速、運転者からの要求出力(モータ要求出力)、バッテリ18のSOC変化量及びバッテリ18の温度のうちの少なくとも1つに基づいて、EV走行状況をモニタリングする。
また、ハイブリッドECU42は、CDモード時のエンジン12の駆動状況をモニタリングする(S04)。具体的には、ハイブリッドECU42は、CDモード時のエンジン12の始動回数、エンジン12の要求出力及びエンジン12の駆動時間のうちの少なくとも1つに基づいて、CDモード時のエンジン12の駆動状況をモニタリングする。なお、ステップS03,S04の処理は同時に実行されてもよいし、順番が逆に実行されてもよい。
そして、ハイブリッドECU42は、CDモード時の平均速度、運転者からの要求出力(モータ要求出力)、バッテリ18のSOC変化量又はバッテリ18の温度に基づいて、デフォルトのSOC閾値Sを補正することで新たなSOC閾値Sを決定する(S05)。例えば、ハイブリッドECU42は、所定のタイミングごとにSOC閾値Sを求めてSOC閾値Sを順次更新する。
以下、新たなSOC閾値Sを決定する方法について説明する。まず、図4を参照して、CDモード時の平均車速に基づいてSOC閾値Sを決定する方法について説明する。図4は、CDモード時(EV走行時)の平均車速と、その平均車速で走行可能な距離(EV走行距離)との関係を示すグラフである。図4に示すように、平均車速に対するEV走行距離は一定の傾向がある。例えば、平均車速が約30[km/h]の場合にEV走行距離は最大となり、約30[km/h]より遅くなるほど又は速くなるほど、EV走行距離は短くなる。すなわち、EV走行距離が最大となる平均車速(最適平均車速Vm)では走行負荷は最低となり、平均車速が最適平均車速Vmよりも遅く又は速くなって、EV走行距離と最大EV走行距離との差が大きい平均車速ほど、走行負荷は高くなる。
ここで、平均速度が最適平均車速VmのときのSOC閾値をSOC閾値Sとする。ハイブリッドECU42は、平均車速に対応するEV走行距離と最大EV走行距離との差を求め、その差が大きいほど補正係数(>1)を大きくし、その補正係数をSOC閾値Sに乗算することで補正後のSOC閾値Sを求める。すなわち、EV走行距離と最大EV走行距離との差が大きい平均車速ほど走行負荷は高くなるため、補正係数を大きくする。これにより、SOC閾値SはSOC閾値Sよりも大きくなるため、CDモードからCSモードへの移行タイミングは、SOC閾値がSOC閾値Sのときよりも早くなる。
また、CDモード時の運転者からの要求出力(モータ要求出力)に基づいてSOC閾値Sを決定してもよい。例えば、ハイブリッドECU42は、車速とアクセル量とに基づいてCDモード時のモータ要求出力を求める。ここで、モータ要求出力が予め決定された基準要求出力のときのSOC閾値をSOC閾値Sとする。ハイブリッドECU42は、基準要求出力に対してモータ要求出力が大きい場合、要求出力が大きくなるほど補正係数(>1)を大きくし、基準要求出力に対してモータ要求出力が小さい場合、要求出力が小さくなるほど補正係数(<1)を小さくし、補正係数をSOC閾値Sに乗算することで補正後のSOC閾値Sを求める。すなわち、モータ要求出力が大きいほど走行負荷は高くなるため補正係数を大きくし、モータ要求出力が小さいほど走行負荷は低くなるため補正係数を小さくする。これにより、図5に示すように、モータ要求出力が大きいほどSOC閾値Sは大きくなり、モータ要求出力が小さくなるほどSOC閾値Sは小さくなる。モータ要求出力が大きいほどSOC閾値Sは大きくなるため、CDモードからCSモードへの移行タイミングは、SOC閾値がSOC閾値Sのときよりも早くなる。一方、モータ要求出力が小さいほどSOC閾値Sは小さくなるため、CDモードからCSモードへの移行タイミングは、SOC閾値がSOC閾値Sのときよりも遅くなる。
また、CDモード時のバッテリ18のSOC変化量に基づいてSOC閾値Sを決定してもよい。例えば、ハイブリッドECU42は、単位時間あたりのSOC変化量を求め、その単位時間あたりのSOC変化量に基づいてSOC閾値Sを決定する。ここで、SOC変化量が予め決定された基準変化量のときのSOC閾値をSOC閾値Sとする。ハイブリッドECU42は、基準変化量に対してSOC変化量が大きい場合、SOC変化量が大きくなるほど補正係数(>1)を大きくし、基準SOC変化量に対してSOC変化量が小さい場合、SOC変化量が小さくなるほど補正係数(<1)を小さくし、補正係数をSOC閾値Sに乗算することで補正後のSOC閾値Sを求める。すなわち、SOC変化量が大きいほど走行負荷は高くなるため補正係数を大きくし、SOC変化量が小さいほど走行負荷は低くなるため補正係数を小さくする。これにより、図5に示すように、SOC変化量が大きいほどSOC閾値Sは大きくなり、SOC変化量が小さいほどSOC閾値Sは小さくなる。SOC変化量が大きいほどSOC閾値Sは大きくなるため、CDモードからCSモードへの移行タイミングは、SOC閾値がSOC閾値Sのときよりも早くなる。一方、SOC変化量が小さいほどSOC閾値Sは小さくなるため、CDモードからCSモードへの移行タイミングは、SOC閾値がSOC閾値Sのときよりも遅くなる。
また、バッテリ18として用いられる二次電池は、低温時に内部抵抗が上昇し、高温時には発熱によって温度が過上昇する。そのため、図6に示すように、常温等の基準温度よりも低温又は高温になるほど、バッテリ18の充放電許容量は低下し、車両10の走行負荷が高くなる。そこで、バッテリ18の温度に基づいてSOC閾値Sを決定してもよい。ここで、バッテリ18の温度が予め決定された基準温度のときのSOC閾値をSOC閾値とする。ハイブリッドECU42は、基準温度に対してバッテリ18の温度が低く又は高くなるほど補正係数(>1)を大きくし、その補正係数をSOC閾値Sに乗算することで補正後のSOC閾値Sを求める。すなわち、バッテリ18の温度が低く又は高くなるほど走行負荷は高くなるため補正係数を大きくする。これにより、図6に示すように、バッテリ18の温度が低く又は高くなるほどSOC閾値Sは大きくなり、CDモードからCSモードへの移行タイミングは、SOC閾値がSOC閾値Sのときよりも早くなる。
以上のようにして、ステップS05にて新たなSOC閾値Sが求められる。
図3に示すフローチャートに戻って説明すると、ハイブリッドECU42は、CDモード時のエンジン12の始動回数、エンジン12の要求出力又はエンジン12の駆動時間に基づいて、CDモードからCSモードに移行した後に実行される触媒暖機及びエンジン暖機の時間を決定する(S06)。例えば、ハイブリッドECU42は、所定のタイミングごとにCSモード時の触媒暖機及びエンジン暖機の時間を求め、暖機時間を順次更新する。なお、ステップS05,S06の処理は同時に実行されてもよいし、順番が逆に実行されてもよい。
以下、暖機時間を決定する方法について説明する。まず、CDモード時のエンジン12の始動回数に基づいて暖機時間を決定する方法について説明する。エンジンECU44は、CDモード時のエンジン12の始動回数をカウントし、始動回数を示す信号をハイブリッドECU42に出力する。ここで、CDモード時の始動回数がゼロ回のときの触媒暖機時間及びエンジン暖機時間を、それぞれデフォルトの暖機時間とする。ハイブリッドECU42は、CDモード時の始動回数が多いほど補正係数(<1)を小さくし、その補正係数をデフォルトの触媒暖機時間及びエンジン暖機時間に乗算することで補正後の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間を求める。これにより、CDモード時のエンジン12の始動回数が多いほど、CSモード時の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間が短縮される。
CDモードでは基本的にエンジン12は始動されないが、エンジン12によって冷却ポンプ等の各機器が駆動されることもあるため、CDモードであってもエンジン12が始動される場合がある。CDモード時のエンジン12の始動回数が多いほど、エンジン12の排気によって触媒132が暖機され、また、エンジン12も暖機されることになる。このようにCDモード時に触媒132及びエンジン12が暖機された場合、CSモード時に実行される触媒暖機及びエンジン暖機の時間を短縮しても、触媒132を十分に活性化させることができ、また、エンジン12を十分に暖機することができる。従って、上述したように、CDモード時のエンジン12の始動回数が多いほどCSモード時の暖機時間を短縮することで、必要最低限のエンジン12の駆動によって暖機を行うことが可能となる。
また、CDモード時にエンジン12を駆動したときの要求出力の合計に基づいて、CSモード時の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間を決定してもよい。例えば、ハイブリッドECU42は、エンジン12に対する要求出力が大きいほど補正係数(<1)を小さくし、その補正係数をデフォルトの触媒暖機時間及びエンジン暖機時間に乗算することで、補正後の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間を求める。これにより、CDモード時のエンジン12の要求出力が大きいほど、CSモード時の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間が短縮される。CDモード時のエンジン12の要求出力が大きいほど触媒132及びエンジン12は暖機されているため、CSモード時の暖機時間を短縮することができ、これにより、必要最低限のエンジン12の駆動によって暖機を行うことが可能となる。
また、CDモード時のエンジン12の駆動時間に基づいて、CSモード時の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間を決定してもよい。例えば図7に示すように、CDモード時にエンジン12の駆動及び停止が間欠的に行われる場合がある。CSモード時の暖機時間を求めるタイミングにエンジン12が駆動している場合、ハイブリッドECU42は、エンジン12の駆動時間が長いほど補正係数(<1)を小さくし、その補正係数をデフォルトの触媒暖機時間及びエンジン暖機時間に乗算することで、補正後の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間を求める。これにより、CDモード時のエンジン12の駆動時間が長いほど、CSモード時の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間が短縮されるため、必要最低限のエンジン12の駆動によって暖機を行うことが可能となる。また、CSモード時の暖機時間を求めるタイミングにエンジン12が停止している場合、ハイブリッドECU42は、エンジン12の停止時間が長いほど補正係数(<1)を大きくし、その補正係数をデフォルトの触媒暖機時間及びエンジン暖機時間に乗算することで、補正後の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間を求める。これにより、CDモード時のエンジン12の停止時間が長いほど、CSモード時の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間が長くなるため、CSモードにて十分に暖機を行うことが可能となる。なお、CDモード時のエンジン12の要求出力と、エンジン12の駆動時間又は停止時間とに基づいて、CSモード時の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間を求めてもよい。例えば、エンジン12の要求出力が大きいほど補正係数(<1)を小さくする一方、エンジン12の停止時間が長いほど補正係数(<1)を大きくすることで、CSモード時の暖機時間を求める。
また、CDモード時に触媒暖機に必要な出力でエンジン12が運転されて触媒132が暖機された場合、CDモード時の触媒暖機時間の長さに基づいて、CSモード時の触媒暖機時間を決定してもよい。例えば、ハイブリッドECU42は、CDモード時の触媒暖機時間が長いほど補正係数(<1)を小さくし、その補正係数をデフォルトの触媒暖機時間に乗算することで補正後の触媒暖機時間を求める。これにより、CDモード時の触媒暖機時間が長いほど、CSモード時の触媒暖機時間が短縮される。CDモード時の触媒暖機時間が長いほど触媒132は暖機されているため、CSモード時の触媒暖機時間を短縮することができ、そのことにより、必要最低限のエンジン12の駆動によって暖機を行うことが可能となる。
また、CDモード時の触媒132の温度を推定し、その推定温度に基づいてCSモード時の触媒暖機時間を決定してもよい。例えば、エンジンECU44は、エンジン12内部の温度、例えば、エンジン12の冷却水の温度や吸気温度に基づいて触媒132の温度を推定する。ハイブリッドECU42は、触媒132の推定温度が高いほど補正係数(<1)を小さくし、その補正係数をデフォルトの触媒暖機時間に乗算することで、補正後の触媒暖機時間を求める。これにより、CDモード時の触媒温度が高いほど、CSモード時の触媒暖機時間が短縮される。CDモード時の触媒温度が高いほど触媒132は暖機されているため、CSモード時の触媒暖機時間を短縮することができ、そのことにより、必要最低限のエンジン12の駆動によって暖機を行うことが可能となる。
以上のようにして、ステップS06にてCSモード時の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間が求められる。
図3に示すフローチャートに戻って説明すると、ハイブリッドECU42はバッテリ18のSOCを監視し、SOCがSOC閾値S未満になった場合(S07,Yes)、走行モードをCDモードからCSモードに切り替える(S08)。これにより、エンジン12が始動する。エンジンECU44は、補正後の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間に従ってエンジン12を低負荷で暖機運転させ、触媒132及びエンジン12を暖機する(S09)。エンジン12を暖機運転させている間、第2MG16の動力によって車両10を走行させればよい。または、CDモード時にSOCがSOC閾値S未満となった場合、第2MG16の動力によって車両10を走行させるとともに、補正後の触媒暖機時間及びエンジン暖機時間に従ってエンジン12を暖機運転させ、暖機時間が経過した後に、CSモードに移行して、第2MG16及びエンジン12の双方の動力によって車両10を走行させてもよい。なお、CDモード時にエンジン12が始動されなかった場合、エンジンECU44は、デフォルトの暖機時間に従ってエンジン12を暖機運転させることで、触媒132及びエンジン12を暖機する。
上述した本実施形態に係る制御装置40によると、車両10の走行負荷が低いほどSOC閾値を小さくすることで、SOC閾値がより大きい場合と比べて、SOCがより少なくなるまでEV走行を継続することができ、その結果、EV走行距離を長くすることができる。そのことにより、燃費消費量及び排気ガス排出量を抑制して環境性能を向上させることができる。
一方、車両10の走行負荷が高いほどSOC閾値を大きくすることで、SOC閾値がより小さい場合と比べて、SOCがより多くバッテリ18に残っているタイミングで走行モードがCSモードに移行してエンジン12が始動する。そのため、走行負荷が高い場合であっても、CSモード移行時のSOCによって第2MG16を駆動し、第2MG16の動力によって車両10を走行させることができるので、エンジン12を低負荷で運転させて暖機運転に専念させることができる。これにより、触媒132を活性化させることができるので、触媒132の排ガス浄化性能を向上させ、環境性能を向上させることができる。
従来技術においては、走行負荷にかかわらず一定のSOC閾値によって走行モードを切り替えていたため、車両負荷が高い状態で走行モードがCSモードに移行した場合、第2MG16の動力のみで車両10を走行させることができる程度のSOCがバッテリ18に残っていない場合がある。この場合、高い走行負荷に対応するためにエンジン12を高負荷で運転させる必要があるため、エンジン12を暖機運転させることができず、触媒132を活性化させることができないおそれがある。これに対して本実施形態に係る制御装置40は、走行負荷が高いほどSOC閾値を大きくしてエンジン12を始動させているため、第2MG16の動力のみで車両10を走行させることができる程度のSOCがバッテリ18に残っている状態で、走行モードがCDモードからCSモードに移行する。そのことにより、第2MG16によって車両10を高負荷で走行させつつ、エンジン12を暖機運転させて触媒132を十分に活性化させることが可能となる。
以上のように、本実施形態に係る制御装置40によると、EV走行距離を長くして燃費を向上させるとともに、触媒132の活性化を十分に行って排ガス浄化性能を向上させることが可能となる。
また、CDモード時のエンジン12の始動回数、エンジン12の要求出力又はエンジン12の駆動時間に応じて、CSモード時の暖機時間を短縮することができるため、必要最低限のエンジン12の駆動によって暖機を行うことが可能となる。
上述した制御装置40は、一例としてハードウェア資源とソフトウェアとの協働により実現される。具体的には、制御装置40の機能(ハイブリッドECU42、エンジンECU44、モータECU46及びバッテリECU48の機能)は、記録媒体に記録されたプログラムがメモリに読み出されてCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサにより実行されることによって実現される。上記のプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されることも可能であるし、データ信号として通信により提供されることも可能である。なお、制御装置40は、ハードウェアのみにより実現されてもよい。また、制御装置40は、物理的に1つの装置により実現されてもよいし、複数の装置により実現されてもよい。
10 車両、12 エンジン、14 第1モータジェネレータ(第1MG)、16 第2モータジェネレータ(第2MG)、18 バッテリ、20 コンバータ、22 インバータ、24 動力分割機構、26 減速機、28 駆動輪、30 出力軸、32 充電装置、40 制御装置、42 ハイブリッドECU、44 エンジンECU、46 モータECU、48 バッテリECU、60 外部電源、120 内燃部、121 気筒、122 ピストン、123 吸気管、124 スロットバルブ、125 アクチュエータ、126 燃料噴射装置、127 吸入弁、128 排気弁、129 スパークプラグ、130 排気管、131 空燃比センサ、132 触媒、133 エキゾーストノズル。

Claims (5)

  1. エンジンと、バッテリの電力により駆動されるモータと、を備えたハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両が走行している状態で、前記バッテリの残容量が閾値未満となった場合、前記エンジンを始動させる制御手段を有し、
    前記ハイブリッド車両は、排気を浄化する触媒を有し、
    前記制御手段は、前記バッテリの残容量が前記閾値未満となった場合に前記エンジンを始動させ、前記触媒を暖機する触媒暖機制御手段を更に有し、
    前記閾値は、前記エンジンを始動させたときに、前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両を走行させることができる残容量を示す値であり、
    前記ハイブリッド車両の走行負荷が低いほど前記閾値を下げる、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記走行負荷は、前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両が走行しているときの前記ハイブリッド車両の速度、前記モータの要求出力の大きさ、前記バッテリの残容量の変化量又は前記バッテリの温度から推定される、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のハイブリッド車両の制御装置であって
    触媒暖機制御手段は、前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両が走行している状態で前記エンジンが始動した回数が多いほど、前記触媒及び前記エンジンの暖機時間を短縮し、前記バッテリの残容量が前記閾値未満となった場合に前記エンジンを始動させ、前記短縮された暖機時間に従って前記触媒を暖機する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のハイブリッド車両の制御装置であって
    触媒暖機制御手段は、前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両が走行しているときの前記エンジンの要求出力が大きいほど、前記触媒及び前記エンジンの暖機時間を短縮し、前記バッテリの残容量が前記閾値未満となった場合に前記エンジンを始動させ、前記短縮された暖機時間に従って前記触媒を暖機する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載のハイブリッド車両の制御装置であって
    触媒暖機制御手段は、前記モータの動力のみによって前記ハイブリッド車両が走行している状態で前記エンジンが駆動した時間が長いほど、前記触媒及び前記エンジンの暖機時間を短縮し、前記バッテリの残容量が前記閾値未満となった場合に前記エンジンを始動させ、前記短縮された暖機時間に従って前記触媒を暖機する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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