JP2010202119A - ハイブリッド車両およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】停車中のハイブリッド車両において、内燃機関の運転をより適正に抑制することで燃費を向上させる。
【解決手段】ハイブリッド車両が所定時間以上にわたって停車すると予測された後にハイブリッド車両が停車しているときに、エンジンを始動させるときのバッテリの残容量である始動判定算容量SOCrefを所定の走行中等に用いられる通常閾値SOC1よりも小さく設定することで、停車中のバッテリの放電に伴って残容量SOCが低下しても、残容量SOCと始動判定残容量SOCrefとの関係から運転停止されているエンジンが始動されるのを抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハイブリッド車両およびその制御方法に関する。
従来、エンジンと、このエンジンのクランクシャフトに接続されたキャリアを含むプラネタリギヤと、当該プラネタリギヤのサンギヤに接続された発電機モータと、プラネタリギヤのリングギヤに連結されたカウンタシャフトに動力を出力可能な駆動モータと、発電機モータおよび駆動モータと電力をやり取り可能なバッテリとを備えたハイブリッド車両が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド車両では、信号待ちや渋滞による停車時や下り坂の走行時等、アクセルオフ状態が所定時間継続するか、あるいは車速がゼロであるときに、エンジンの運転が一時的に停止される。また、このハイブリッド車両では、エンジンの運転停止中、バッテリの残容量に応じて変更されるエンジンの始動速度と車速とを比較し、車速が始動車速に到達するとエンジンを始動させ、エンジンからの動力を用いて発電機モータにより発電される電力でバッテリを充電できるようにしている。
特開2001−173479号広報
上述のハイブリッド車両では、バッテリの残容量が小さいほどエンジンの始動車速が小さく設定され、バッテリの残容量が所定値以下になると車速が値0である停車時であってもエンジンが始動される。しかしながら、停車中あるいはごく低速での走行中にエンジンが始動されると、その後にエンジンが軽負荷で運転されることになり、エンジン効率すなわち燃費の悪化を招くおそれがある。
本発明のハイブリッド車両およびその制御方法は、停車中の内燃機関の運転をより適正に抑制することで燃費を向上させることを主目的とする。
本発明のハイブリッド車両およびその制御方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド車両およびその制御方法は、
内燃機関と、動力を入出力可能な第1電動機と、前記内燃機関の出力軸と前記第1電動機の回転軸と駆動軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力する動力分配手段と、前記駆動軸に動力を出力可能な第2電動機と、前記第1および第2電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段とを備えるハイブリッド車両において、
道路交通に関する情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
前記ハイブリッド車両の現在位置を取得する現在位置取得手段と、
前記ハイブリッド車両の走行中に前記地図情報と前記現在位置とに基づいて該ハイブリッド車両が所定時間以上にわたって停車するか否かを予測する停車予測手段と、
前記ハイブリッド車両の所定の走行中および前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測されていないときには、運転停止中の前記内燃機関を始動させるときの前記蓄電手段の残容量である始動判定残容量を第1の値に設定すると共に、前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測された後に前記ハイブリッド車両が停車しているときには、前記始動判定残容量を前記第1の値よりも小さい第2の値に設定する始動判定残容量設定手段と、
前記内燃機関の運転が停止されているときに前記蓄電手段の残容量と前記設定された始動判定残容量とを比較して該内燃機関を始動させるか否かを判定する始動判定手段と、
走行に要求される要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、
前記始動判定手段の判定結果に応じた前記内燃機関の運転または運転停止を伴って前記設定された要求駆動力に基づく動力が前記駆動軸に出力されるように前記内燃機関と前記第1および第2電動機とを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
このハイブリッド車両では、所定の走行中および停車予測手段によりハイブリッド車両が停車すると予測されていないときには、運転停止中の内燃機関を始動させるときの蓄電手段の残容量である始動判定残容量を第1の値に設定すると共に、停車予測手段によりハイブリッド車両が停車すると予測された後にハイブリッド車両が停車しているときには、始動判定残容量を第1の値よりも小さい第2の値に設定する。そして、内燃機関の運転が停止されているときに蓄電手段の残容量と始動判定残容量とを比較して内燃機関を始動させるか否かを判定し、始動判定手段による判定結果に応じた内燃機関の運転または運転停止を伴って走行に要求される要求駆動力に基づく動力が駆動軸に出力されるように内燃機関と第1および第2電動機とを制御する。このように、ハイブリッド車両が停車すると予測された後にハイブリッド車両が停車しているときに、運転停止中の内燃機関を始動させるときの蓄電手段の残容量である始動判定残容量を所定の走行中等に用いられる第1の値よりも小さい第2の値に設定すれば、停車中の蓄電手段の放電に伴って残容量が低下しても、残容量と始動判定残容量との関係から運転停止されている内燃機関が始動されるのを抑制することができる。従って、このハイブリッド車両では、停車中に蓄電手段の充電のために内燃機関が軽負荷で運転されるのを抑制して燃費を向上させることができる。
また、前記ハイブリッド車両は、前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測されたときに、前記ハイブリッド車両が停車している最中に消費すると推定される推定消費電力量を算出する消費電力量算出手段を更に備えてもよく、前記第2の値は、前記第1の値から前記算出された推定消費電力量の前記蓄電手段の充電状態への換算値を減じた値であってもよい。これにより、始動判定残容量として用いられる第2の値を運転停止されている内燃機関の始動をより適正に抑制可能な値とすることができる。
この場合、前記消費電力量算出手段は、前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測されたときに、前記ハイブリッド車両の補機により消費される電力と所定の推定停車時間とを乗じて前記推定消費電力量を算出する手段であってもよい。すなわち、ハイブリッド車両の停車中には、基本的に走行用の動力を出力するために電力が消費されることはないため、ハイブリッド車両の補機により消費される電力と所定の推定停車時間とから推定消費電力量をより適正に算出することができる。なお、所定の推定停車時間は、予め定められた一定値であってもよく、道路交通に関する情報等に基づいて車両側で設定される値か、あるいは外部の基地局等で設定される値であってもよい。
更に、前記所定の走行中とは、前記ハイブリッド車両が値0に近い所定車速を上回る車速で走行しているときであってもよく、前記始動判定残容量設定手段は、前記停車予測手段によって前記ハイブリッド車両が停車すると予測された後に前記ハイブリッド車両の速度が前記所定車速以下となったときに、前記始動判定残容量を前記第2の値に設定する手段であってもよい。これにより、ハイブリッド車両が停車直前の状態にあるときに蓄電手段の充電のために内燃機関が軽負荷で運転されるのを抑制して燃費を向上させると共に、停車直前に内燃機関が始動されることによる違和感の発生を抑制することができる。
また、前記道路交通に関する情報は、信号の位置、渋滞情報、事故情報の少なくとも何れかを含むものであってもよい。
本発明のハイブリッド車両の制御方法は、
内燃機関と、動力を入出力可能な第1電動機と、前記内燃機関の出力軸と前記第1電動機の回転軸と駆動軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力する動力分配手段と、前記駆動軸に動力を出力可能な第2電動機と、前記第1および第2電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、道路交通に関する情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、前記ハイブリッド車両の現在位置を取得する現在位置取得手段と、を備えるハイブリッド車両の制御方法であって、
(a)前記ハイブリッド車両の走行中に前記地図情報と前記現在位置とに基づいて該ハイブリッド車両が所定時間以上にわたって停車するか否かを予測し、
(b)前記ハイブリッド車両の所定の走行中および前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測されていないときには、運転停止中の前記内燃機関を始動させるときの前記蓄電手段の残容量である始動判定残容量を第1の値に設定すると共に、前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測された後に前記ハイブリッド車両が停車しているときには、前記始動判定残容量を前記第1の値よりも小さい第2の値に設定し、
(c)前記内燃機関の運転が停止されているときに前記蓄電手段の残容量と前記設定された始動判定残容量とを比較して該内燃機関を始動させるか否かを判定し、
(d)前記始動判定手段による判定結果に応じた前記内燃機関の運転または運転停止を伴って走行に要求される要求駆動力に基づく動力が前記駆動軸に出力されるように前記内燃機関と前記第1および第2電動機とを制御する、
ことを要旨とする。
この方法のように、ハイブリッド車両が所定時間以上にわたって停車すると予測された後にハイブリッド車両が停車しているときに、運転停止中の内燃機関を始動させるときの蓄電手段の残容量である始動判定残容量を所定の走行中等に用いられる第1の値よりも小さい第2の値に設定すれば、停車中の蓄電手段の放電に伴って残容量が低下しても、残容量と始動判定残容量との関係から運転停止されている内燃機関が始動されるのを抑制することができる。従って、このハイブリッド車両では、停車中に蓄電手段の充電のために内燃機関が軽負荷で運転されるのを抑制して燃費を向上させることができる。
本発明の実施例に係るハイブリッド車両20の概略構成図である。 実施例のハイブリッドECU70により実行される始動判定残容量設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例のハイブリッドECU70により実行されるアクセルオフ時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 アクセルオフ時要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を例示する説明図である。 変形例に係るハイブリッド車両120の概略構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例に係るハイブリッド車両20の概略構成図である。同図に示すハイブリッド車両20は、エンジン22と、エンジン22の出力軸であるクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに連結された減速ギヤ35と、この減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに接続されたモータMG2と、ナビゲーション装置60と、ハイブリッド車両20の全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「ハイブリッドECU」という)70等とを備えるものである。
エンジン22は、ガソリンや軽油といった炭化水素系の燃料の供給を受けて動力を出力する内燃機関であり、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24による燃料噴射量や点火時期、吸入空気量等の制御を受ける。エンジンECU24には、例えばクランクシャフト26に取り付けられた図示しないクランクポジションセンサといったエンジン22に対して設けられて当該エンジン22の運転状態を検出する各種センサからの信号が入力される。そして、エンジンECU24は、ハイブリッドECU70と通信しており、ハイブリッドECU70からの制御信号や上記センサからの信号等に基づいてエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッドECU70に出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行う遊星歯車機構である。動力分配統合機構30のキャリア34(第1要素)にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31(第2要素)にはモータMG1が、リングギヤ32(第3要素)にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されている。動力分配統合機構30は、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側とにそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構37を介してデファレンシャルギヤ38へと伝達され、デファレンシャルギヤ38から駆動輪である左右の車輪39a,39bへと伝達される。
モータMG1およびMG2は、何れも発電機として作動すると共に電動機として作動可能な周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介して二次電池であるバッテリ50と電力のやり取りを行う。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2の何れか一方により発電される電力を他方のモータで消費できるようになっている。従って、バッテリ50は、モータMG1,MG2の何れかから生じた電力や不足する電力により充放電され、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されないことになる。モータMG1,MG2は、何れもモータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や、図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流等が入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号等が出力される。モータECU40は、回転位置検出センサ43,44から入力した信号に基づいて図示しない回転数算出ルーチンを実行し、モータMG1,MG2の回転子の回転数Nm1,Nm2を計算する。また、モータECU40は、ハイブリッドECU70と通信しており、ハイブリッドECU70からの制御信号等に基づいてモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッドECU70に出力する。
バッテリ50は、例えばニッケル水素二次電池あるいはリチウムイオン二次電池として構成されており、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52によって管理される。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧Vb、バッテリ50の出力端子に接続された電力ラインに取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流Ib、バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からのバッテリ温度Tb等が入力される。バッテリECU52は、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッドECU70に出力する。更に、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために、電流センサにより検出された充放電電流Ibの積算値に基づいて残容量(バッテリの充電容量に対する充電残量の比率)SOCを算出したり、当該残容量SOCに基づいてバッテリ50の充放電要求パワーPb*を算出したり、残容量SOCとバッテリ温度Tbとに基づいてバッテリ50の充電に許容される電力である許容充電電力としての入力制限Winとバッテリ50の放電に許容される電力である許容放電電力としての出力制限Woutとを算出したりする。なお、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、バッテリ温度に基づいて入出力制限Win,Woutの基本値を設定すると共に、バッテリ50の残容量(SOC)に基づいて出力制限用補正係数と入力制限用補正係数とを設定し、設定した入出力制限Win,Woutの基本値に補正係数を乗じることにより設定可能である。
ナビゲーション装置60は、地図情報等が記憶されたハードディスク等の記憶媒体と通信ポートを有する制御部とを内蔵する本体や、車両の現在位置に関する情報を受信するGPSアンテナと、車両の現在位置に関する情報や目的地までの走行路等の各種情報を表示すると共に操作者による各種指示を入力可能な図示しないタッチパネル式のディスプレイ等を備える。地図情報には、区間毎の道路情報やサービス情報(観光情報や駐車場等)等がデータベース化して記憶されており、道路情報には、距離情報や幅員情報,地域情報(市街地,郊外),種別情報(一般道路,高速道路),勾配情報,法定速度,信号機の位置等が含まれている。ナビゲーション装置60は、ハイブリッドECU70と通信しており、必要に応じて車両の現在位置等の情報をハイブリッドECU70に出力する。
ハイブリッドECU70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74や、データを一時的に記憶するRAM76、計時指令に応じて計時処理を実行するタイマ78、図示しない入出力ポートおよび通信ポート等を備える。ハイブリッドECU70には、イグニッションスイッチ(スタートスイッチ)80からのイグニッション信号、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP、車速センサ87からの車速V等が入力ポートを介して入力される。そして、ハイブリッドECU70は、上述したように、エンジンECU24やモータECU40、バッテリECU52等と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40、バッテリECU52等と各種制御信号やデータのやり取りを行う。
上述のように構成された実施例のハイブリッド車両20では、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて車輪39a,39bに連結された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*が計算され、この要求トルクTr*に基づくトルクがリングギヤ軸32aに出力されるようにエンジン22とモータMG1とモータMG2とが制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御モードとしては、要求トルクTr*に見合うパワーがエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力されるパワーのすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや、要求トルクTr*とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合うパワーがエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力されるパワーの全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求トルクTr*に基づくトルクがリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22を停止して要求トルクTr*に基づくトルクをリングギヤ軸32aに出力するようにモータMG2を駆動制御するモータ運転モード等がある。また、実施例のハイブリッド車両20では、トルク変換運転モードや充放電運転モードのもとで所定条件が成立した場合、エンジン22を自動的に停止・始動させる間欠が実行される。更に、ハイブリッド車両20がモータ運転モードのもとで走行しているときには、バッテリ50の残容量SOCや車速V、車両に要求されるパワー等とそれぞれについて設定される始動判定用の閾値とを比較するエンジン始動判定の結果に応じて運転停止されているエンジン22が始動される。
次に、上述のように構成された実施例のハイブリッド車両20においてバッテリ50の残容量SOCとの比較によりエンジン22を始動するか否かを判定するのに用いられる閾値としての始動判定残容量SOCrefの設定手順について説明する。始動判定残容量SOCrefは、エンジン22を始動させるときのバッテリ50の残容量であり、エンジン22の運転が停止されているときにバッテリ50の残容量SOCが始動判定残容量SOCref以下になると、当該エンジン22が始動・運転される。
図2は、始動判定残容量SOCrefを設定するためにハイブリッドECU70により所定時間毎(例えば、数msec毎)に実行される始動判定残容量設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。図2の始動判定残容量設定ルーチンの開始に際して、ハイブリッドECU70のCPU72は、まず、車速センサ87からの車速V、バッテリ50の残容量SOC、地図情報や車両の現在位置情報等のナビ情報、空調運転フラグFacといった始動判定残容量SOCrefの設定に必要なデータを入力する(ステップS100)。ここで、バッテリ50の残容量SOCはバッテリECU52から、ナビ情報はナビゲーション装置60からそれぞれ通信により入力される。また、空調運転フラグFacは、車室内のインストルメントパネル等に設けられたハイブリッド車両20に搭載された図示しない車室空調ユニットの運転/停止を指示するための空調オンオフスイッチがオンされているときに値1に設定されると共に、当該スイッチがオンされていないときに値0に設定されるものであり、車室空調ユニットを制御する図示しない空調用電子制御ユニットから通信により入力される。
ステップS100のデータ入力処理の後、ナビ情報に基づいてハイブリッド車両20が信号待ちにより所定時間(交通の流れの中での一時停止よりも充分に長い時間)以上にわたって停車することが予測されているか否かを判定する(ステップS110)。実施例において、ステップS110では、ハイブリッド車両20の現在位置とナビ情報(地図情報)に含まれる信号の位置に関する情報とに基づいて、例えば次の信号までの距離が所定距離以下であるときに、ハイブリッド車両20の所定時間以上にわたる停車が予測されると判定することとした。ハイブリッド車両20の停車が予測されていないときには、始動判定残容量SOCrefを予め定められた通常閾値(第1の値)SOC1に設定した上で(ステップS120)、設定したSOCrefをRAM76の所定領域に格納(記憶)し(ステップS130)、本ルーチンを一旦終了させる。
また、ハイブリッド車両20の停車が予測されているときには、空調運転フラグFacと車室空調ユニットにより消費される電力Pacとの積とカーオーディオやヘッドライトといったその他の補機により消費される電力Petcとの和を補機により消費される電力である補機消費電力Phokiとして設定する(ステップS140)。実施例において、車室空調ユニットにより消費される電力Pacは、車室空調ユニットの性能等を基に実験・解析を経て定められる一定値(例えば、数kW程度)とされ、その他の補機により消費される電力Petcも、実験・解析を経て定められる一定値とされる。次いで、補機消費電力Phokiと所定の推定停車時間Tstpとの積を信号待ちによる停車中にハイブリッド車両20が消費すると推定される推定消費電力量Pstpとして設定する(ステップS150)。実施例において、推定停車時間Tstpは、信号ごとに異なる赤信号になってから青信号になるまでの時間(待ち時間)の中の例えば最大値(一定値)とされる。推定消費電力量Pstpを設定したならば、ハイブリッド車両20の車速Vが値0に近い所定車速Vref(例えば5〜7km/h)以下であるか否かを判定し(ステップS160)、車速Vが所定車速Vref以下ではなく、ハイブリッド車両20がある程度の車速Vで走行しているとき(所定の走行中)には、上述のステップS120およびS130の処理を実行し、本ルーチンを一旦終了させる。
これに対して、車速Vが所定車速Vref以下であってハイブリッド車両20が停車直前の状態にあるか、あるいは既に停車しているときには、バッテリ50の残容量SOC以外のパラメータ等に関連したエンジン間欠禁止条件が未成立であるか否かを判定する(ステップS170)。ここで、残容量SOC以外のパラメータ等に関連したエンジン間欠禁止条件には、車速Vが所定の間欠禁止車速Vlim以上であること、車両全体に要求される要求パワーP*が所定のエンジン始動パワーPstart以上であること、エンジン22の暖機や車室内の暖房のためにエンジン22の運転要求がなされていること、触媒の劣化を抑制するためにエンジン22の運転要求がなされていること(エンジン22の運転停止が禁止されていること)等が含まれ、これらの条件のうち何れか一つが成立すればエンジン間欠禁止条件が成立する。上記他のエンジン間欠禁止条件の何れか一つが成立していると判定された場合には、上述のステップS120およびS130の処理を実行し、本ルーチンを一旦終了させる。また、上記他のエンジン間欠禁止条件が未成立であると判定された場合には、推定消費電力量Pstpをバッテリ50の満充電時のエネルギ容量Pbatで除した値(バッテリ50の充電状態への換算値)を通常閾値SOC1から減じた値と、バッテリ50の劣化を防止するために予め定められた残容量下限値SOCminとの大きい方を始動判定残容量SOCrefとして設定した上で(ステップS180)、設定したSOCrefをRAM76の所定領域に格納(記憶)し(ステップS130)、本ルーチンを一旦終了させる。
引き続き、走行中に運転者により少なくともアクセルペダル83の踏み込みが解除されたことにより車速Vが上記所定車速Vref以下となった停車直前あるいは停車中のハイブリッド車両20の動作について説明する。図3は、ハイブリッド車両20が停車中あるいは車速Vが上記所定車速Vref以下となった停車直前の状態にあるときに、ハイブリッドECU70により所定時間毎(例えば、数msec毎)に実行されるアクセルオフ時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
図3のアクセルオフ時制御ルーチンの開始に際して、ハイブリッドECU70は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや、車速センサ87からの車速V、ブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP、エンジン22の回転数Ne、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2、バッテリ50の残容量SOC,入出力制限Win,Wout、充電要求パワーPb*、始動判定残容量SOCref、自立運転要求フラグFidleの値といった制御に必要なデータの入力処理を実行する(ステップS200)。ここで、エンジン22の回転数Neは、エンジンECU24により図示しないクランクポジションセンサからのクランクポジションに基づいて計算されるものであって当該エンジンECU24から通信により入力される。また、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、モータECU40から通信により入力されるものであり、残容量SOCや入出力制限Win,Wout、充放電要求パワーPb*は、バッテリECU52から通信により入力されるものである。始動判定残容量SOCrefは、上述の始動判定残容量設定ルーチンを経て設定されてRAM76の所定領域に格納されるものである。自立運転要求フラグFidleは、通常時には値0に設定されると共に、エンジン22の暖機や車室内の暖房のためにエンジン22を運転する必要がある場合や、触媒の劣化を抑制するためにアクセルオフ時の燃料カットが禁止される場合等に値1に設定されるものである。
ステップS200のデータ入力処理の後、ブレーキペダル85が踏み込まれており、かつ車速Vが値0であるか否かを判定する(ステップS210)。ブレーキペダル85が踏み込まれており、かつ車速Vが値0である場合には、駆動輪である車輪39a,39bに連結されたリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*を値0に設定する(ステップS220)。また、ブレーキペダル85が踏み込まれていないか、あるいは車速Vが値0ではない場合には、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて要求トルクTr*を設定する(ステップS230)。実施例では、アクセルオフ(Acc=0%)時における車速Vと要求トルクTr*との関係が予め定められてアクセルオフ時要求トルク設定用マップとしてROM74に記載されており、要求トルクTr*としては、与えられた車速Vに対応したものが当該マップから導出・設定される。図4にアクセルオフ時要求トルク設定用マップの一例を示す。
次に、エンジン始動フラグFesが値0であるか否かを判定する(ステップS240)。エンジン始動フラグFesは、運転停止されているエンジン22を始動させるときには値1に設定されると共に、エンジン22を始動させないときに値0に設定されるものであり、エンジン始動フラグFesが値0であれば、更にエンジン22が運転中であるか否かを判定する(ステップS250)。エンジン22が運転中であると判定された場合には、自立運転要求フラグFidleが値0であるか否かを判定し(ステップS260)、自立運転要求フラグFidleが値0である場合には、車両全体に要求される要求パワーP*を設定する(ステップS270)。実施例において、要求パワーP*は、要求トルクTr*にリングギヤ軸32aの回転数(Nm2/Gr)を乗じたものと充放電要求パワーPb*とロスLossとの総和として計算される。次いで、要求パワーP*に基づいてエンジン22の目標運転ポイントである目標回転数Ne*および目標トルクTe*を設定してエンジンECU24に送信する(ステップS280)。実施例では、エンジン22を効率よく動作させるために予め定められた図示しない動作ラインと要求パワーP*とに基づいてエンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*とが設定される。
エンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*を設定した後、目標回転数Ne*とリングギヤ軸32aの回転数(Nm2/Gr)と動力分配統合機構30のギヤ比ρ(サンギヤ31の歯数/リングギヤ32の歯数)とを用いて次式(1)に従いモータMG1の目標回転数Nm1*を計算した上で、計算した目標回転数Nm1*と現在の回転数Nm1とに基づく次式(2)の計算を実行してモータMG1に対するトルク指令Tm1*を計算する(ステップS290)。ここで、式(1)は動力分配統合機構30の回転要素に対する力学的な関係式である。停車時にバッテリ50の充電を行う際の動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクの力学的な関係を示す共線図を図5に例示する。図中、左側のS軸はモータMG1の回転数Nm1に一致するサンギヤ31の回転数を示し、中央のC軸はエンジン22の回転数Neに一致するキャリア34の回転数を示し、右側のR軸はモータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで除したリングギヤ32の回転数Nrを示す。また、R軸上の2つの太線矢印は、モータMG1から出力されたトルクTm1がリングギヤ軸32aに作用するトルクと、モータMG2から出力されたトルクTm2が減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに作用するトルクとを示す。実施例では、停車時にバッテリ50の充電を行う必要があるときには、このように駆動軸としてのリングギヤ軸32aにトルクが出力されないようにしながらバッテリ50の充電を行うものとした。モータMG1の目標回転数Nm1*を求めるための式(1)は、この共線図における回転数の関係を用いれば容易に導出することができる。そして、式(2)は、モータMG1を目標回転数Nm1*で回転させるためのフィードバック制御における関係式であり、式(2)中、右辺第2項の「k1」は比例項のゲインであり、右辺第3項の「k2」は積分項のゲインである。
Nm1*=Ne*・(1+ρ)/ρ-Nm2/(Gr・ρ) …(1)
Tm1*=-ρ/(1+ρ)・Te*+k1・(Nm1*-Nm1)+k2・∫(Nm1*-Nm1)dt …(2)
また、ステップS260において自立運転要求フラグFidleが値1であると判定された場合には、エンジン22が実質的にトルクを出力することなく自立運転されるようにエンジン22の目標回転数Ne*を所定値Nidle(例えばアイドル時の回転数)に設定すると共に目標トルクTe*を値0に設定し、エンジンECU24に目標回転数Ne*および目標トルクTe*と共に自立運転指令を送信する(ステップS300)。更に、モータMG1に対するトルク指令Tm1*を値0に設定する(ステップS310)。
ステップS290またはS310の処理の後、次式(3)および式(4)に従って、バッテリ50の入出力制限Win,Woutと、モータMG1のトルク指令Tm1*と現在のモータMG1の回転数Nm1との積として得られるモータMG1の消費電力(発電電力)との偏差をモータMG2の回転数Nm2で除することによりモータMG2から出力してもよいトルクの上下限値としてのトルク制限Tmin,Tmaxを計算する(ステップS320)。更に、要求トルクTr*とトルク指令Tm1*と動力分配統合機構30のギヤ比ρと減速ギヤ35のギヤ比Grとを用いてモータMG2から出力すべきトルクとしての仮モータトルクTm2tmpを次式(5)に従い計算し(ステップS330)、モータMG2に対するトルク指令Tm2*をトルク制限Tmin,Tmaxで仮モータトルクTm2tmpを制限した値に設定する(ステップS340)。このようにしてモータMG2に対するトルク指令Tm2*を設定することにより、リングギヤ軸32aに出力するトルクをバッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で制限したトルクとして設定することができる。なお、式(5)は、図5の共線図から容易に導出することができる。こうしてモータMG1,MG2に対するトルク指令Tm1*,Tm2*を設定したならば、トルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信する(ステップS350)。更に、エンジン始動フラグFesが値1であるか否かを判定し(ステップS360)、エンジン始動フラグFesが値0であれば、その時点で本ルーチンを一旦終了する。
Tmax=(Wout-Tm1*・Nm1)/Nm2 …(3)
Tmin=(Win-Tm1*・Nm1)/Nm2 …(4)
Tm2tmp=(Tr*+Tm1*/ρ)/Gr …(5)
一方、ステップS250においてエンジン22が運転されていないと判定された場合には、バッテリ50の残容量SOCがステップS200において入力した始動判定残容量SOCref以下であるか否かを判定する(ステップS370)。ここで、図3のアクセルオフ時制御ルーチンが実行されるのは、車速Vが上記所定車速Vref以下となった場合であることから、始動判定残容量SOCrefは、図2の始動判定残容量設定ルーチンが実行されることにより、所定車速Vrefを上回る車速Vで走行しているときの通常閾値SOC1に比べて小さい値(第2の値)に設定されていることになる。ステップS370においてバッテリ50の残容量SOCが始動判定残容量SOCrefを上回っていると判定された場合には、引き続きエンジン22を始動させる必要がないため、エンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*を値0に設定してエンジンECU24に送信すると共に、モータMG1のトルク指令Tm1*を値0に設定する(ステップS380)。そして、上述のステップS320〜S360の処理を実行し、本ルーチンを一旦終了する。
これに対して、残容量SOCが始動判定残容量SOCref以下である場合には、エンジン22の動力を用いて発電するモータMG1からの電力によりバッテリ50を充電すべく、運転停止中のエンジン22をクランキングするようにエンジン22の回転数Neとタイマ78により計時される本ルーチンの開始からの経過時間tとを用いてモータMG1に対するトルク指令Tm1*を設定すると共にエンジン始動フラグFesを値1に設定する(ステップS390)。実施例では、回転数Neと経過時間tとエンジン22をクランキングして始動させる際のクランキングトルクとの関係が予め定められて図示しないクランキングトルク設定用マップとしてROM74に記憶されており、与えられた回転数Neと経過時間tとに対応したクランキングトルクが当該マップから導出されると共にトルク指令Tm1*として設定される。モータMG1のトルク指令Tm1*を設定したならば、上述のステップS320〜S360の処理を実行する。この場合、ステップS360においてエンジン始動フラグFesが値1であると判定され、エンジン22の回転数Neが点火開始回転数に達した時点でエンジン22の燃料噴射制御や点火制御が開始されるようにすると共にエンジン22が完爆に至ったか否かを判定するためのエンジン始動時処理が実行される(ステップS400)。また、ステップS390においてエンジン始動フラグFesが値1に設定されると、ステップS240にて否定判断がなされることから、ステップS390,S320〜S360およびS400の処理が実行されることになる。そして、エンジン22が完爆に至るとステップS400においてエンジン始動フラグFesが値0に設定される。
以上説明した実施例のハイブリッド車両20では、信号待ちによる所定時間以上にわたる停車が予測されていないとき、および所定車速Vrefを上回る車速Vでの走行中に、始動判定残容量SOCrefが通常閾値SOC1に設定されると共に(図2のステップS120)、信号待ちによる所定時間以上にわたる停車が予測された後に車速Vが所定車速Vref以下になったとき(停車状態を含む)に、始動判定残容量SOCrefが通常閾値SOC1よりも小さい値に設定される(図2のステップS180)。そして、車速Vが所定車速Vref以下であると共にエンジン22の運転が停止されているときには、バッテリ50の残容量SOCと始動判定残容量SOCrefとの比較によりエンジン22を始動させるか否かが判定され(図3のステップS370)、エンジン始動判定結果に応じたエンジン22の運転または運転停止を伴って走行に要求される要求トルクTr*に基づくトルクがリングギヤ軸32aに出力されるようにエンジン22とモータMG1およびMG2とが制御される(図3のステップS380,S390,S320〜S400)。このように、ハイブリッド車両20が信号待ちにより所定時間以上にわたって停車すると予測された後にハイブリッド車両20が停車直前の状態あるいは停車状態にあるときに、始動判定算容量SOCrefを車速Vが所定車速Vrefを上回っているときに用いられる通常閾値SOC1よりも小さく設定すれば、停車直前あるいは停車中のバッテリ50の放電に伴って残容量SOCが低下しても、停車直前の状態あるいは停車状態にあるときに残容量SOCと始動判定残容量SOCrefとの関係から運転停止されているエンジン22が始動されるのを抑制することができる。従って、実施例のハイブリッド車両20では、停車直前あるいは停車中にバッテリ50の充電のためにエンジン22が軽負荷で運転されるのを抑制して燃費を向上させると共に、停車直前あるいは停車中にエンジン22が始動されることによる違和感の発生を抑制することができる。
また、実施例のハイブリッド車両20では、信号待ちによる所定時間以上にわたる停車が予測されたときに、車室空調ユニットといった補機により消費される電力Phokiと所定の推定停車時間Tstpとを乗じたものがハイブリッド車両20の停車中に消費すると推定される推定消費電力量Pstpとして設定され、推定消費電力量Pstpのバッテリ50の充電状態への換算値(Phoki/Pbat)を通常閾値SOC1から減じた値が始動判定残容量SOCrefとして設定される。これにより、ハイブリッド車両20が停車直前の状態あるいは停車状態にあるときの始動判定残容量SOCrefを運転停止されているエンジン22が始動されるのをより適正に抑制可能な値とすることができる。そして、ハイブリッド車両20の停車中には、基本的に走行用の動力を出力するために電力が消費されることはないため、ハイブリッド車両20の補機により消費される電力Phokiと所定の推定停車時間Tstpとを乗じることにより推定消費電力量Pstpをより適正に算出することができる。ここで、上記実施例において、推定停車時間Tstpは、赤信号になってから青信号になるまでの時間(待ち時間)の中の最大値(一定値)とされているが、これに限られるものではない。すなわち、推定停車時間Tstpは、赤信号になってから青信号になるまでの時間(待ち時間)の平均値(一定値)とされてもよく、地図情報等に基づいて車両側あるいは外部の基地局等で設定される信号ごとに異なる値であってもよい。
なお、実施例のハイブリッド車両20では、ハイブリッド車両20の現在位置とナビ情報(地図情報)に含まれる信号の位置に関する情報とに基づいて、ハイブリッド車両20の所定時間以上にわたる停車が予測されるか否かを判定しているが、これに限られるものではない。すなわち、ナビ情報には、渋滞情報や事故情報等が含まれることから、これらの渋滞情報や事故情報等に基づいてハイブリッド車両20の所定時間以上にわたる停車が予測されるか否かを判定してもよい。このような場合、推定停車時間Tstpとして、予め定められた一定値を用いてもよく、外部の基地局等で設定される値を用いてもよい。また、実施例のハイブリッド車両20は、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aに出力するものであるが、本発明の適用対象はこれに限られるものでもない。すなわち、本発明は、図6に示す変形例としてのハイブリッド車両120のように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aとは異なる駆動軸(図6における車輪39c,39dに接続された駆動軸)に出力するものに適用されてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG1が「第1電動機」に相当し、動力分配統合機構30が「動力分配手段」に相当し、モータMG2が「第2電動機」に相当し、バッテリ50が「蓄電手段」に相当し、ナビゲーション装置60が「地図情報記憶手段」および「現在位置取得手段」に相当し、図2のステップS100〜S180の処理を実行するハイブリッドECU70が「停車予測手段」および「始動判定残容量設定手段」に相当し、図3のステップS370の処理を実行するハイブリッドECU70が「始動判定手段」に相当し、図3のステップS220およびS230の処理を実行するハイブリッドECU70が「要求駆動力設定手段」に相当し、図3のステップS240〜S400の処理を実行するハイブリッドECU70とモータECU40とエンジンECU24との組み合わせが「制御手段」に相当し、図2のステップS140およびS150の処理を実行するハイブリッドECU70が「消費電力量算出手段」に相当する。
ただし、「内燃機関」は、ガソリンや軽油といった炭化水素系の燃料の供給を受けて動力を出力するエンジン22に限られず、水素エンジンといったような他の如何なる形式のものであっても構わない。「第1電動機」や「第2電動機」は、モータMG1およびMG2のような同期発電電動機に限られず、誘導電動機といったような他の如何なる形式のものであっても構わない。「蓄電手段」は、バッテリ50のような二次電池に限られず、キャパシタといったような他の如何なる形式のものであっても構わない。「停車予測手段」は、ハイブリッド車両の走行中に地図情報と現在位置予測情報とに基づいてハイブリッド車両が所定時間以上にわたって停車するか否かを予測するものであれば、ハイブリッドECU70以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「始動判定残容量設定手段」は、ハイブリッド車両の所定の走行中および停車予測手段によりハイブリッド車両が停車すると予測されていないときに運転停止中の内燃機関を始動させるときの蓄電手段の残容量である始動判定残容量を第1の値に設定すると共に、停車予測手段によりハイブリッド車両が停車すると予測された後にハイブリッド車両が停車しているときに始動判定残容量を第1の値よりも小さい第2の値に設定するものであれば、ハイブリッドECU70以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「始動判定手段」は、内燃機関の運転が停止されているときに蓄電手段の残容量と設定された始動判定残容量とを比較して内燃機関を始動させるか否かを判定するものであれば、ハイブリッドECU70以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「要求駆動力設定手段」は、走行に要求される要求駆動力を設定するものであれば、ハイブリッドECU70以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「制御手段」は、始動判定手段の判定結果に応じた内燃機関の運転または運転停止を伴って要求駆動力に基づく動力が駆動軸に出力されるように内燃機関と第1および第2電動機とを制御するものであれば、ハイブリッドECU70とモータECU40とエンジンECU24との組み合わせ以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「消費電力量算出手段」は、ハイブリッド車両が停車すると予測されたときに、ハイブリッド車両が停車している最中に消費すると推定される推定消費電力量を算出するものであれば、ハイブリッドECU70以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。何れにしても、これら実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。すなわち、実施例はあくまで課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎず、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の解釈は、その欄の記載に基づいて行なわれるべきものである。
以上、実施例を用いて本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、様々な変更をなし得ることはいうまでもない。
本発明は、ハイブリッド車両の製造産業に利用可能である。
20,120 ハイブリッド車両、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、37 ギヤ機構、38 デファレンシャルギヤ、39a〜39d 車輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ナビゲーション装置、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(ハイブリッドECU)、72 CPU、74 ROM、76 RAM、78 タイマ、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、87 車速センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (6)

  1. 内燃機関と、動力を入出力可能な第1電動機と、前記内燃機関の出力軸と前記第1電動機の回転軸と駆動軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力する動力分配手段と、前記駆動軸に動力を出力可能な第2電動機と、前記第1および第2電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段とを備えるハイブリッド車両において、
    道路交通に関する情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
    前記ハイブリッド車両の現在位置を取得する現在位置取得手段と、
    前記ハイブリッド車両の走行中に前記地図情報と前記現在位置とに基づいて該ハイブリッド車両が所定時間以上にわたって停車するか否かを予測する停車予測手段と、
    前記ハイブリッド車両の所定の走行中および前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測されていないときには、運転停止中の前記内燃機関を始動させるときの前記蓄電手段の残容量である始動判定残容量を第1の値に設定すると共に、前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測された後に前記ハイブリッド車両が停車しているときには、前記始動判定残容量を前記第1の値よりも小さい第2の値に設定する始動判定残容量設定手段と、
    前記内燃機関の運転が停止されているときに前記蓄電手段の残容量と前記設定された始動判定残容量とを比較して該内燃機関を始動させるか否かを判定する始動判定手段と、
    走行に要求される要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、
    前記始動判定手段の判定結果に応じた前記内燃機関の運転または運転停止を伴って前記設定された要求駆動力に基づく動力が前記駆動軸に出力されるように前記内燃機関と前記第1および第2電動機とを制御する制御手段と、
    を備えるハイブリッド車両。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド車両において、
    前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測されたときに、前記ハイブリッド車両が停車している最中に消費すると推定される推定消費電力量を算出する消費電力量算出手段を更に備え、
    前記第2の値は、前記第1の値から前記算出された推定消費電力量の前記蓄電手段の充電状態への換算値を減じた値であるハイブリッド車両。
  3. 請求項2に記載のハイブリッド車両において、
    前記消費電力量算出手段は、前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測されたときに、前記ハイブリッド車両の補機により消費される電力と所定の推定停車時間とを乗じて前記推定消費電力量を算出する手段であるハイブリッド車両。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載のハイブリッド車両において、
    前記所定の走行中とは、前記ハイブリッド車両が値0に近い所定車速を上回る車速で走行しているときであり、
    前記始動判定残容量設定手段は、前記停車予測手段によって前記ハイブリッド車両が停車すると予測された後に前記ハイブリッド車両の速度が前記所定車速以下となったときに、前記始動判定残容量を前記第2の値に設定する手段であるハイブリッド車両。
  5. 請求項1ないし4いずれかに記載のハイブリッド車両において、
    前記道路交通に関する情報は、信号の位置、渋滞情報、事故情報の少なくとも何れかを含むものであるハイブリッド車両。
  6. 内燃機関と、動力を入出力可能な第1電動機と、前記内燃機関の出力軸と前記第1電動機の回転軸と駆動軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力する動力分配手段と、前記駆動軸に動力を出力可能な第2電動機と、前記第1および第2電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、道路交通に関する情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、前記ハイブリッド車両の現在位置を取得する現在位置取得手段と、を備えるハイブリッド車両の制御方法であって、
    (a)前記ハイブリッド車両の走行中に前記地図情報と前記現在位置とに基づいて該ハイブリッド車両が所定時間以上にわたって停車するか否かを予測し、
    (b)前記ハイブリッド車両の所定の走行中および前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測されていないときには、運転停止中の前記内燃機関を始動させるときの前記蓄電手段の残容量である始動判定残容量を第1の値に設定すると共に、前記停車予測手段により前記ハイブリッド車両が停車すると予測された後に前記ハイブリッド車両が停車しているときには、前記始動判定残容量を前記第1の値よりも小さい第2の値に設定し、
    (c)前記内燃機関の運転が停止されているときに前記蓄電手段の残容量と前記設定された始動判定残容量とを比較して該内燃機関を始動させるか否かを判定し、
    (d)前記始動判定手段による判定結果に応じた前記内燃機関の運転または運転停止を伴って走行に要求される要求駆動力に基づく動力が前記駆動軸に出力されるように前記内燃機関と前記第1および第2電動機とを制御する、
    ハイブリッド車両の制御方法。
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