JP6237149B2 - 積層シート及びその製造方法 - Google Patents
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Description
1. 基材上に、発泡樹脂層、又は発泡樹脂層を含む積層体からなる層を有する積層シートの製造方法であって、
(i) 発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を前記基材上に積層する工程1、
(ii) 前記基材の裏面から、前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を貫通しない穴を形成する工程2、及び
(iii) 前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより発泡樹脂層を形成する工程3、
を順に有することを特徴とする、積層シートの製造方法。
2. 基材上に、発泡樹脂層、又は発泡樹脂層を含む積層体からなる層を有する積層シートの製造方法であって、
(i) 発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を前記基材上に積層する工程1、
(ii) 前記基材の裏面から、前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を貫通する孔を形成する工程2、及び
(iii) 前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより、前記貫通する孔が前記発泡樹脂層又は発泡樹脂層を含む積層体を貫通しない穴となるように発泡樹脂層を形成する工程3、
を順に有することを特徴とする、積層シートの製造方法。
本発明の積層シートは、基材上に、樹脂層を有する積層シートであって、
(1) 前記樹脂層は、製膜後に前記基材上に積層されており、
(2) 前記積層シートには、前記基材の裏面に前記積層シートを貫通しない穴が形成されている、
ことを特徴とする。
本発明の積層シートは、基材を有する。
本発明の積層シートは、基材上に、樹脂層を有する。当該樹脂層は、1層単層又は2層以上の複数層から構成される。
本発明における樹脂層は、発泡樹脂層を有していてもよい。
本発明における樹脂層は、非発泡樹脂層を有していてもよい。
本発明の積層シートは、樹脂層上に、当該樹脂層とは別の層を形成してもよい。以下、当該層について説明する。
本発明の積層シートは、樹脂層の上面に絵柄模様層を有していてもよい。絵柄模様層は、例えば、発泡樹脂層(若しくは発泡剤含有樹脂層)上又は非発泡樹脂層A上に形成することができる。
本発明の積層シートは、樹脂層上に、保護層を有してもよい。保護層は、例えば、発泡樹脂層(若しくは発泡剤含有樹脂層)、非発泡樹脂層A、又は絵柄模様層の表面に形成することができる。保護層は、積層シート又は前述の発泡積層シート原反表面の艶を調整したり、表面に強度や耐汚染性を付与するために形成される層である。また、積層シート又は発泡積層シート原反に絵柄模様層を設ける場合には、保護層は前記絵柄模様層を保護するために必要に応じて前記絵柄模様層の上に形成される層である。また、製品によっては、非発泡樹脂層A上に保護層を形成し、前記保護層上に絵柄模様層を形成してもよい。
本発明の積層シートにおける樹脂層は、製膜後に基材上に積層されることにより、基材上に形成される。具体的には、樹脂層を構成する各層の形成用樹脂組成物を用いて樹脂層を製膜し、製膜された樹脂層を基材上に積層することにより樹脂層が形成される。これにより、ゾル状の樹脂組成物を基材上に直接塗布する形成方法に比べ、樹脂層を薄膜化する際における生産安定性の改善や、樹脂層を多層化する際における生産設備の簡易化を図れる。さらに、ポリエチレンに代表されるポリオレフィン系樹脂などのように、ゾル化が困難な材料を採用することも容易となる。なお、本明細書において、「製膜(又は製膜する)」とは、カレンダー成形のように完全にフィルム状の樹脂層を形成すること、押出し成形のように半溶融状態(溶融樹脂フィルム状)の樹脂層を形成することのいずれの場合も包含するものであり、一方でゾル状の樹脂組成物を直接塗布することとは明確に異なる。
本発明の積層シートには、基材の裏面に、積層シートを貫通しない穴が形成されている。この積層シートを貫通しない穴が形成されていることにより、本発明の積層シートは水分の浸透性に優れる。また、穴は積層シートを貫通していないので、意匠性を確保することができる。
発泡積層シートは、上述の通り、樹脂層が、発泡樹脂層であるか、又は発泡樹脂層を含む積層体からなる層である場合の積層シートを意味するものであり、発泡積層シート原反の発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより得られる。発泡時の加熱条件は、熱分解型発泡剤の分解により発泡樹脂層が形成される条件ならば限定されない。加熱温度は210〜240℃程度が好ましく、加熱時間は20〜80秒程度が好ましい。
本発明の積層シートの製造方法は、特に限定されない。例えば、
(1) (i) 貫通孔が形成されている基材を用意する工程1、及び
(ii) 樹脂層を製膜した後に前記樹脂層を前記基材上に積層する工程2、
を順に有する製造方法、
(2) (i) 樹脂層を製膜した後に前記樹脂層を基材上に積層する工程1、及び
(ii) 前記基材の裏面から、前記樹脂層を貫通しない穴を形成する工程2、
を順に有する製造方法、
(3) (i) 樹脂層を製膜した後に前記樹脂層を基材上に積層する工程1、
(ii) 前記基材の裏面から、前記樹脂層を貫通する孔を形成する工程2、並びに
(iii) 前記樹脂層上に絵柄模様層及び/又は保護層を形成する工程3、
を有する製造方法、
等が挙げられる。
(4) (i) 発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を基材上に積層する工程1、
(ii) 前記基材の裏面から、前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を貫通しない穴を形成する工程2、及び
(iii) 前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより発泡樹脂層を形成する工程3、
を順に有する製造方法、
(5) (i) 発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を基材上に積層する工程1、
(ii) 前記基材の裏面から、前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を貫通する孔を形成する工程2、及び
(iii) 前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより、発泡樹脂層又は発泡樹脂層を含む積層体を貫通しない穴となるように発泡樹脂層を形成する工程3、
を順に有する製造方法、
(6) (i) 貫通孔が形成された基材を用意する工程1、
(ii) 発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を前記基材上に積層する工程2、及び
(iii) 前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより発泡樹脂層を形成する工程3、
を順に有する製造方法、
(7) (i) 発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を基材上に積層する工程1、
(ii) 前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより発泡樹脂層を形成する工程2、及び
(iii) 前記基材の裏面から、前記発泡樹脂層、又は発泡樹脂層を含む積層体からなる層を貫通しない穴を形成する工程3、
を順に有する製造方法、
(8) (i) 発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を基材上に積層する工程1、
(ii) 前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより発泡樹脂層を形成する工程2、
(iii) 前記基材の裏面から、前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体からなる層を貫通する孔を形成する工程3、並びに
(iv) 前記樹脂層上に絵柄模様層及び/又は保護層を形成する工程4、
を有する製造方法
等が挙げられる。なお、上記(1)の製造方法は上記(6)の製造方法を包含し、上記(2)の製造方法は上記(7)の製造方法を包含し、上記(3)の製造方法は上記(8)の製造方法を包含する。
(工程1)
工程1では、貫通孔が形成されている基材を用意する。当該貫通孔は、積層シートに優れた水分の浸透性を付与する。
工程2では、樹脂層を製膜した後に前記樹脂層を前記基材上に積層する。これにより、基材上に樹脂層を形成する。
樹脂層上には、上述の通り、必要に応じて、絵柄模様層及び/又は保護層を順次積層することができる。この際、印刷、塗布などのコーティング、押出し製膜等を組み合わせることにより積層することができる。印刷、塗布等のコーティングは常法に従って行なうことができる。
熱分解型発泡剤の分解により発泡樹脂層が形成される条件ならば限定されない。加熱温度
は210〜240℃程度が好ましく、加熱時間は20〜80秒程度が好ましい。
(工程1)
工程1では、樹脂層を製膜した後に前記樹脂層を基材上に積層する。これにより、基材上に樹脂層を形成する。
工程2では、基材の裏面から、樹脂層を貫通しない穴を形成する。当該樹脂層を貫通しない穴は、上述の通り、積層シートを貫通しない穴ともいえる。当該樹脂層を貫通しない穴(積層シートを貫通しない穴)は、積層シートの意匠性を確保しつつ、優れた水分の浸透性を付与する。なお、当該樹脂層を貫通しない穴は、上記i)〜vii)の穴のいずれも包含する。
樹脂層が発泡樹脂層である、又は発泡樹脂層を含む積層体からなる層である場合、工程1で発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層の積層体を製膜及び積層した後、工程2の前で(工程2に先立って)当該発泡剤含有樹脂層を発泡させることで発泡樹脂層を形成する(上記(7)の製造方法)。発泡方法は、(1)の製造方法における発泡方法と同様である。
(工程1)
工程1では、樹脂層を製膜した後に前記樹脂層を基材上に積層する。これにより、基材上に樹脂層を形成する。
工程2は、工程1の後に実施される。工程2では、基材の裏面から、樹脂層を貫通する孔(貫通孔)を形成する。この樹脂層を貫通する孔は、(3)の製造方法における工程1〜3を行った後には積層シートを貫通しない穴となる。当該積層シートを貫通しない穴は、積層シートの意匠性を確保しつつ、優れた水分の浸透性を付与する。なお、当該積層シートを貫通しない穴は、上記viii)及びix)の穴のいずれも包含する。
工程3は、工程1の後に実施される。工程3では、樹脂層上に絵柄模様層及び/又は保護層を形成する。当該絵柄模様層及び/又は保護層は、樹脂層の貫通孔のおもて面側の開口部を塞ぐ。そのため、当該樹脂層の貫通孔が、積層シートにおける基材の裏面に積層シートを貫通しない穴となる。当該穴は積層シートを貫通していないので、意匠性を確保することができる。絵柄模様層及び/又は保護層を形成する方法としては、いずれも上述の積層シートの説明における絵柄模様層及び/又は保護層を形成する方法と各々同様である。
樹脂層が発泡樹脂層である、又は発泡樹脂層を含む積層体からなる層である場合、工程1で発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層の積層体を製膜及び積層した後、工程2の前で(工程2に先立って)、当該発泡剤含有樹脂層を発泡させることで発泡樹脂層を形成する(上記(8)の製造方法)。発泡方法は、(1)の製造方法における発泡方法と同様である。なお、工程3は、当該発泡剤含有樹脂層を発泡させる工程に対して任意の時点で行われる。即ち、工程3は、発泡工程の前又は発泡工程の後に実施することができる。
(工程1)
工程1では、発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に、前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を基材上に積層する。これにより、基材上に、発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を形成する。
工程2では、基材の裏面から、発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を貫通しない穴を形成する。工程1で非発泡樹脂層B、発泡剤含有樹脂層及び非発泡樹脂層Aの積層体を形成する場合、当該貫通しない穴は、I)基材の裏面から基材の内部に至る穴、II)基材の裏面から基材のおもて面に至る穴、III)基材の裏面から非発泡樹脂層Bの内部に至る穴、IV)基材の裏面から非発泡樹脂層Bのおもて面に至る穴、V)基材の裏面から発泡剤含有樹脂層の内部に至る穴、VI)基材の裏面から発泡剤含有樹脂層のおもて面に至る穴、VII)基材の裏面から非発泡樹脂層Aの内部に至る穴、のいずれも包含する。
工程3では、発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより発泡樹脂層を形成する。具体的には、(1)の製造方法と同様、発泡剤含有樹脂層を加熱することにより発泡樹脂層を形成することができる。工程3の過程で、前述の工程2で得られた貫通しない穴の一部が発泡樹脂層の発泡体によって埋められることがあるが、少なくとも基材の裏面に形成されている穴(開口部)は保持されている。工程3の発泡工程によって形成される樹脂層を貫通しない穴(積層シートを貫通しない穴)は、積層シートの意匠性を確保しつつ、優れた水分の浸透性を付与する。
(工程1)
工程1では、発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に、前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を基材上に積層する。これにより、基材上に、発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を形成する。
工程2では、基材の裏面から、発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を貫通する孔を形成する。
工程3では、発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより、前記貫通孔が発泡樹脂層又は発泡樹脂層を含む積層体を貫通しない穴となるように発泡樹脂層を形成する。具体的には、(1)の製造方法と同様、発泡剤含有樹脂層を加熱することにより、貫通孔の一部が発泡樹脂層の発泡体によって埋められて、工程3前(発泡前)における貫通孔が、工程3後には発泡樹脂層又は発泡樹脂層を含む積層体を貫通しない穴となる。ここで、工程3の過程で前記貫通孔が前記貫通しない穴に変形しても、少なくとも基材の裏面に形成されている穴(開口部)は保持されている。この工程3により、積層シートを貫通しない穴を有する発泡樹脂層を形成することができる。工程3の発泡工程によって形成される樹脂層を貫通しない穴(積層シートを貫通しない穴)は、積層シートの意匠性を確保しつつ、優れた水分の浸透性を付与する。
通常の針エンボスを使用することにより、裏打紙(WK-665、KJ特殊紙株式会社製、坪量:65g/m2)に貫通孔(直径80μm、ピッチ2mm)を形成した。
裏打紙(WK665、KJ特殊紙株式会社製、坪量:65g/m2)に貫通孔を形成しない以外は、実施例1と同様にして、発泡積層シート原反を得た。
裏打紙(WK665、KJ特殊紙株式会社製、坪量:65g/m2)に貫通孔を形成しない以外は、実施例1と同様にして、発泡積層シート原反を得た。
裏打紙(WK665、KJ特殊紙株式会社製、坪量:65g/m2)に貫通孔を形成しない以外は、実施例1と同様にして、発泡積層シート原反を得た。
上記実施例1及び2並びに比較例1で得られた各発泡積層シートを10cm×10cmサイズに切り取り、当該各発泡積層シートの質量(MS (単位:g))を測定した。次に、澱粉糊(施工糊、ルーアマイルド、ヤヨイ化学工業株式会社)と水との割合が澱粉糊:水=10:7(質量比)となるように澱粉糊を水で希釈することにより、水系糊を得た。その後、前記水系糊を、上記切り取られた各発泡積層シートの裏打紙面に塗布した。なお、前記水系糊の塗布量は、130g/m2とした。次いで、前記水系糊が塗布された裏打紙面が互いに接するように各発泡積層シートを折り畳み、この状態で防湿性のある養生袋の中で上記各発泡積層シートを60分間放置した。その後、上記各発泡積層シートの質量(MS+G (単位:g))を測定した。
次に、上記各発泡積層シートを石膏ボード(タイガーボード、吉野石膏株式会社製)に貼り付けた後、当該各発泡積層シートを剥がした。その後、上記剥がされた各発泡積層シートの質量(MS+G’ (単位:g))を測定した。
最後に、以下の式:
上記実施例1及び2並びに比較例1で得られた各発泡積層シートの意匠性を評価した。具体的には、各発泡積層シートを石膏ボード(タイガーボード、吉野石膏株式会社製)に貼り付けた後、一定の距離(30cm)を離れ、正面から見た際に、穴(又は貫通孔)が目立つかどうかを評価した。評価基準は以下の通りである。
○:発泡積層シートの穴が目立たない。
×:発泡積層シートの穴又は貫通孔が目立つ。
Claims (2)
- 基材上に、発泡樹脂層、又は発泡樹脂層を含む積層体からなる層を有する積層シートの製造方法であって、
(i) 発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を前記基材上に積層する工程1、
(ii) 前記基材の裏面から、前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を貫通しない穴を形成する工程2、及び
(iii) 前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより発泡樹脂層を形成する工程3、
を順に有することを特徴とする、積層シートの製造方法。 - 基材上に、発泡樹脂層、又は発泡樹脂層を含む積層体からなる層を有する積層シートの製造方法であって、
(i) 発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を製膜した後に前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を前記基材上に積層する工程1、
(ii) 前記基材の裏面から、前記発泡剤含有樹脂層、又は発泡剤含有樹脂層を含む積層体を貫通する孔を形成する工程2、及び
(iii) 前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより、前記貫通する孔が前記発泡樹脂層又は発泡樹脂層を含む積層体を貫通しない穴となるように発泡樹脂層を形成する工程3、
を順に有することを特徴とする、積層シートの製造方法。
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