JP6230278B2 - 地盤補強構造及び地盤補強方法 - Google Patents
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Description
)の増加が期待できるが、(c)が増加すると、相対的に(a)と(b)が不足してくる場合がある。このうち、(a)を増加させるためには、単に芯材101の径を太くする、本数を増加する、又は材質を変更する、のいずれかを行えばよい。これに対して、(b)を増加させるためには、芯材101の径を太くする、又は本数を増やす、のいずれかで芯材101の周長を増加すればよいが、(a)の増加には及ばない。したがって、大径部を設けることで期待できる(c)の増加を有効に活用できない。そのような場合、以下のように対応していた。
(2)隣り合う地盤補強構造体100の間隔を短くすることで、必要となる引抜力Aを低減する。
地盤を掘削して形成した小径部と、
前記小径部に連続して掘削した大径部と、
前記小径部及び前記大径部に挿入する芯材と、
前記芯材に設置され前記大径部内に配置される補強部材と、
前記小径部及び前記大径部に充填した固化材が硬化した固化体と、
を備えることを特徴とする。
前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
前記芯材の周囲に、前記芯材を囲むように配置される部材を有する
ことを特徴とする。
前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
前記小径部の断面内に収まり、
且つ、
前記芯材の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する
支圧体を少なくとも1つ有する
ことを特徴とする。
前記補強部材は、
前記芯材の周囲に配置される螺旋状補強部材を有する
ことを特徴とする。
前記螺旋状補強部材は、
前記芯材の挿入方向の先端側の螺旋の外径が小さい円錐形状の円錐螺旋状補強部材である
ことを特徴とする。
前記螺旋状補強部材は、
前記芯材の中心軸に対して偏心して設置される偏心螺旋状補強部材である
ことを特徴とする。
前記補強部材は、網目状に形成されたメッシュ補強部材である
ことを特徴とする。
前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
前記小径部の断面内に収まる形状と、
前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状と、
に変更可能である形状可変補強部材を少なくとも1つ有する
ことを特徴とする。
前記固化体は、繊維を含む
ことを特徴とする。
地盤に小径部を掘削する工程と、
前記小径部の所定の位置から連続して大径部を掘削する工程と、
前記小径部及び前記大径部に前記固化材を充填する工程と、
前記小径部及び前記大径部に芯材及び前記芯材に設置される補強部材を挿入する工程と、
前記補強部材を前記大径部内に配置させる工程と、
を有する
ことを特徴とする。
前記小径部及び前記大径部に前記芯材及び前記補強部材を挿入する工程は、
前記芯材の長手方向に直交する断面において、
前記補強部材を前記小径部の断面内に収まる形状に変更する工程と、
前記小径部に前記補強部材を通過させる工程と、
を有し、
前記補強部材を前記大径部内に配置させる工程は、
前記芯材の長手方向に直交する断面において、
前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程
を有する
ことを特徴とする。
前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程は、
前記補強部材の外径を前記小径部の径より大きくさせる
ことを特徴とする。
前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程は、
前記補強部材を前記芯材に対して偏心させる
ことを特徴とする。
2…芯材
3…補強部材
4…場所打ちコンクリート又は吹付けコンクリート
5…アンカープレート
6…モルタル
7…ナット
8…キャップ
10…固化体
11…小径部
12…大径部
Claims (13)
- 地盤を掘削して形成した小径部と、
前記小径部に連続して掘削した大径部と、
前記小径部及び前記大径部に挿入する芯材と、
前記芯材に設置され前記大径部内に配置される補強部材と、
前記小径部及び前記大径部に充填した固化材が硬化した固化体と、
を備え、
前記大径部内で、前記芯材の長手方向に直交する方向において、前記補強部材の外径は、前記固化体の外径よりも小さい
ことを特徴とする地盤補強構造。 - 前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
前記芯材の周囲に、前記芯材を囲むように配置される部材を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の地盤補強構造。 - 前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
前記小径部の断面内に収まり、
且つ、
前記芯材の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する
支圧体を少なくとも1つ有する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の地盤補強構造。 - 前記補強部材は、
前記芯材の周囲に配置される螺旋状補強部材を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の地盤補強構造。 - 前記螺旋状補強部材は、
前記芯材の挿入方向の先端側の螺旋の外径が小さい円錐形状の円錐螺旋状補強部材である
ことを特徴とする請求項4に記載の地盤補強構造。 - 前記螺旋状補強部材は、
前記芯材の中心軸に対して偏心して設置される偏心螺旋状補強部材である
ことを特徴とする請求項4に記載の地盤補強構造。 - 前記補強部材は、網目状に形成されたメッシュ補強部材である
ことを特徴とする請求項2に記載の地盤補強構造。 - 前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
前記小径部の断面内に収まる形状と、
前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状と、
に変更可能である形状可変補強部材を少なくとも1つ有する
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の地盤補強構造。 - 前記固化体は、繊維を含む
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の地盤補強構造。 - 地盤に小径部を掘削する工程と、
前記小径部の所定の位置から連続して大径部を掘削する工程と、
前記小径部及び前記大径部に固化材を充填する工程と、
前記小径部及び前記大径部に芯材及び前記芯材に設置される補強部材を挿入する工程と、
前記大径部内で、前記芯材の長手方向に直交する方向において、前記固化体の外径よりも小さい外径を有する前記補強部材を前記大径部内に配置させる工程と、
を有する
ことを特徴とする地盤補強方法。 - 前記小径部及び前記大径部に前記芯材及び前記補強部材を挿入する工程は、
前記芯材の長手方向に直交する断面において、
前記補強部材を前記小径部の断面内に収まる形状に変更する工程と、
前記小径部に前記補強部材を通過させる工程と、
を有し、
前記補強部材を前記大径部内に配置させる工程は、
前記芯材の長手方向に直交する断面において、
前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程
を有する
ことを特徴とする請求項10に記載の地盤補強方法。 - 前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程は、
前記補強部材の外径を前記小径部の径より大きくさせる
ことを特徴とする請求項11に記載の地盤補強方法。 - 前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程は、
前記補強部材を前記芯材に対して偏心させる
ことを特徴とする請求項11又は12に記載の地盤補強方法。
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JP2013118861A JP6230278B2 (ja) | 2013-06-05 | 2013-06-05 | 地盤補強構造及び地盤補強方法 |
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JP2013118861A JP6230278B2 (ja) | 2013-06-05 | 2013-06-05 | 地盤補強構造及び地盤補強方法 |
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