JP2014234695A - 地盤補強構造及び地盤補強方法 - Google Patents

地盤補強構造及び地盤補強方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 低コスト及び短い工期で容易且つ的確に地盤を補強することが可能な地盤補強構造及び地盤補強方法を提供する。
【解決手段】
地盤補強構造1は、地盤Lを掘削して形成した小径部11と、小径部11に連続して掘削した大径部12と、小径部11及び大径部12に挿入する芯材2と、芯材2に設置され大径部12内に配置される補強部材3と、小径部11及び大径部12に充填した固化材が硬化した固化体10と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、盛土若しくは切土法面等の地盤又は擁壁若しくは橋台等の構造物の補強構造及び補強方法に関する。
従来、掘削ビットによって小径の掘削孔に連続して拡孔された大径の掘削孔を掘削することにより段部を形成し、掘削孔に撚り線を挿入した後、固化材を充填するアンカー体造成工法が開示されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたアンカー体造成工法では、大径部の外周面積が増大することによって摩擦力が増大すると共に、段差部での抵抗が増大することによって、アンカー体を造成している。
特開2012−7401号公報
図17は、従来の地盤補強構造を示す図である。
従来の地盤補強構造100は、図17に示すように、拡径工法を用いて形成された小径部111及び大径部112に、固化材を充填した後に、芯材101を挿入することで、形成されていた。このような従来の地盤補強構造100は、引抜力Aに対して、固化材が硬化した固化体110と地盤Lとの周面摩擦力B及び固化体110と地盤Lとの支圧力Cが抵抗となっていた。
図17に示す従来の地盤補強構造100では、引抜力Aに対する地盤補強構造体100の抵抗力は、(a)芯材101の引張り強度、(b)芯材101と固化体110の間の付着力D、(c)固化体110と地盤Lの間の周面摩擦力Bと支圧力Cの合計、のうち一番弱い強度で決定される。
小径部111に連続して大径部112を設けることで、(c
)の増加が期待できるが、(c)が増加すると、相対的に(a)と(b)が不足してくる場合がある。このうち、(a)を増加させるためには、単に芯材101の径を太くする、本数を増加する、又は材質を変更する、のいずれかを行えばよい。これに対して、(b)を増加させるためには、芯材101の径を太くする、又は本数を増やす、のいずれかで芯材101の周長を増加すればよいが、(a)の増加には及ばない。したがって、大径部を設けることで期待できる(c)の増加を有効に活用できない。そのような場合、以下のように対応していた。
(1)付着力Dを増加するため、大径部112を長くすることで、大径部112内に配置される芯材101の長さを長くする。
(2)隣り合う地盤補強構造体100の間隔を短くすることで、必要となる引抜力Aを低減する。
しかしながら、大径部112を長く掘削したり、芯材101の径を大きくしたり、地盤補強構造体100の数を多く掘削する必要があるので、いずれの対応も施工時間が長くなり、費用が増大するものであった。
本発明の目的は、このような問題点を解決するためになされたものであり、低コスト及び短い工期で容易且つ的確に地盤を補強することが可能な地盤補強構造及び地盤補強方法を提供することである。
本発明に係る一実施形態の地盤補強構造は、
地盤を掘削して形成した小径部と、
前記小径部に連続して掘削した大径部と、
前記小径部及び前記大径部に挿入する芯材と、
前記芯材に設置され前記大径部内に配置される補強部材と、
前記小径部及び前記大径部に充填した固化材が硬化した固化体と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強構造では、
前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
前記芯材の周囲に、前記芯材を囲むように配置される部材を有する
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強構造では、
前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
前記小径部の断面内に収まり、
且つ、
前記芯材の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する
支圧体を少なくとも1つ有する
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強構造では、
前記補強部材は、
前記芯材の周囲に配置される螺旋状補強部材を有する
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強構造では、
前記螺旋状補強部材は、
前記芯材の挿入方向の先端側の螺旋の外径が小さい円錐形状の円錐螺旋状補強部材である
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強構造では、
前記螺旋状補強部材は、
前記芯材の中心軸に対して偏心して設置される偏心螺旋状補強部材である
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強構造では、
前記補強部材は、網目状に形成されたメッシュ補強部材である
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強構造では、
前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
前記小径部の断面内に収まる形状と、
前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状と、
に変更可能である形状可変補強部材を少なくとも1つ有する
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強構造では、
前記固化体は、繊維を含む
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強方法は、
地盤に小径部を掘削する工程と、
前記小径部の所定の位置から連続して大径部を掘削する工程と、
前記小径部及び前記大径部に前記固化材を充填する工程と、
前記小径部及び前記大径部に芯材及び前記芯材に設置される補強部材を挿入する工程と、
前記補強部材を前記大径部内に配置させる工程と、
を有する
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強方法は、
前記小径部及び前記大径部に前記芯材及び前記補強部材を挿入する工程は、
前記芯材の長手方向に直交する断面において、
前記補強部材を前記小径部の断面内に収まる形状に変更する工程と、
前記小径部に前記補強部材を通過させる工程と、
を有し、
前記補強部材を前記大径部内に配置させる工程は、
前記芯材の長手方向に直交する断面において、
前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程
を有する
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強方法は、
前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程は、
前記補強部材の外径を前記小径部の径より大きくさせる
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の地盤補強方法は、
前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程は、
前記補強部材を前記芯材に対して偏心させる
ことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態によれば、低コスト及び短い工期で容易且つ的確に地盤を補強することが可能な地盤補強構造及び地盤補強方法を提供することが可能となる。
本発明にかかる一実施形態の地盤補強構造1を示す概略図である。 第1実施形態の補強部材を有する地盤補強構造1の大径部12付近を示す概略図である。 本発明にかかる一実施形態の地盤補強構造1の地盤表面付近を示す概略図である。 本発明にかかる一実施形態の地盤補強構造1の施工方法を示す概略図である。 第1実施形態の補強部材3の挿入方法を示す概略図である。 第1実施形態の補強部材3の挿入方法の他の例を示す概略図である。 第2実施形態の補強部材3を示す概略図である。 第3実施形態の補強部材3を示す概略図である。 第4実施形態の補強部材3を示す概略図である。 第5実施形態の補強部材3を示す概略図である。 第5実施形態の補強部材3の挿入方法を示す概略図である。 第6実施形態の補強部材3を示す概略図である。 図12の一部の断面図である。 第6実施形態の補強部材3の挿入方法を示す概略図である。 図14の一部の断面図である。 第7実施形態の補強部材3を示す概略図である。 従来の地盤補強構造1を示す概略図である。
以下、第1実施形態の地盤補強構造1及び地盤補強方法について説明する。
図1は、本発明にかかる一実施形態の地盤補強構造1を示す概略図である。図2は、第1実施形態の補強部材を有する地盤補強構造1の大径部12付近を示す概略図である。
本発明にかかる一実施形態の地盤補強構造1は、地盤Lを掘削して形成した小径部11と、小径部11に連続して掘削した大径部12と、小径部11及び大径部12に挿入する芯材2と、芯材2に設置され大径部12内に配置される補強部材3と、小径部11及び大径部12に充填して硬化した固化体10と、地盤Lの表面に設置される場所打ちコンクリート又は吹付けコンクリート4と、場所打ちコンクリート又は吹付けコンクリート4から突出した芯材2を支持するアンカープレート5と、角度を調整してアンカープレート5を場所打ちコンクリート又は吹付けコンクリート4に支持するモルタル6と、芯材2に締結されるナット7と、ナット7を覆うキャップ8と、を備える。
小径部11は、地盤Lの表面から地中に細長に形成される孔である。大径部12は、小径部11の奥に連続して形成される小径部11よりも径の大きい孔である。小径部11及び大径部12は、特許文献1に示されている掘削ビットのような部材を用いることで形成される。
芯材2は、長手方向に直交する方向において小径部11の断面内に収まる形状である。本実施形態では、小径部11の径より細い棒状の部材であり、小径部11及び大径部12に挿入された状態で、地盤Lから突出するのに十分な長さを有する。また、芯材2は、少なくとも後端にネジが形成されている。なお、芯材2は、小径部11及び大径部12に挿入する際に、先に小径部11に入る側を先端、その反対側を後端とする。
第1実施形態の補強部材3は、支圧体3aと、螺旋状補強部材3bと、センタライザ3cと、を有する。
補強部材3としての支圧体3aは、芯材2の長手方向に直交する方向において、小径部11の断面内に収まる形状であって、且つ、芯材2の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する。
本実施形態の補強部材3としての支圧体3aは、小径部11よりも径が小さくて芯材2よりも径が大きく、芯材2の先端に取り付けられる円板状の部材である。支圧体3aは、芯材2の先端にネジで取り付けられることが好ましい。また、支圧体3aは、鋼材等の金属、又はモルタル等の無機材料又はプラスチック等の有機材料を用いた物が好ましい。
なお、支圧体3は、小径部11を通過することができ、小径部11の断面よりも大きい断面を有する構造であってもよい。また、支圧体3は、円形でなくてもよい。さらに、支圧体3は、板状でなくてもよい。また、支圧体3aは、芯材2と一体に形成されてもよい。
補強部材3としての螺旋状補強部材3bは、芯材2の長手方向に直交する方向において、小径部11の断面内に収まる形状と、芯材2の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状と、に変更可能な形状可変補強部材でもよい。
本実施形態の補強部材3としての螺旋状補強部材3bは、螺旋状に形成された金属又は樹脂等であって、螺旋の外径は、小径部11と同程度又は小径部11よりも大きいことが好ましい。また、螺旋状補強部材3bの一端は、芯材2の挿入方向の先端側に固着してもよい。さらに、螺旋状補強部材3bは、大径部12の全長にわたって設置してもよい。なお、螺旋状補強部材3bの挿入方法については後述する。センタライザ3cは、螺旋状補強部材3bを芯材2と同心に設置するための部材である。
第1実施形態では、補強部材3として、支圧体3a、螺旋状補強部材3b、及びセンタライザ3cを用いたが、支圧体3aのみ、又は螺旋状補強部材3bのみで補強部材3を構成してもよい。また、螺旋状補強部材3bとセンタライザ3cとで補強部材3を構成してもよい。
固化体10は、小径部11及び大径部12に充填した固化材が硬化して形成される。固化材は、セメント系の固化材料を使用する。固化材には、補強材として繊維を混入させてもよい。繊維を混入させることで強度を高くし、割裂破壊を低減することが可能となる。なお、繊維を混入させる場合には、大径部112と小径部111の全ての部分に混入してもよいし、どちらか一方、又はどちらかの一部に混入してもよい。
図3は、本発明にかかる一実施形態の地盤補強構造1の地盤表面付近を示す概略図である。
場所打ちコンクリート又は吹付けコンクリート4は、地盤Lの表面を覆うように格子状に設置される。場所打ちコンクリート又は吹付けコンクリート4には、モルタル6を介して場所打ちコンクリート又は吹付けコンクリート4から突出した芯材2を支持するアンカープレート5が設置される。モルタル6は、アンカープレート5の角度を調節し、芯材2とアンカープレート5の表面がほぼ直交するようにアンカープレート5を支持することが好ましい。
ナット7は、アンカープレート5から突出した芯材2に締結され、アンカープレート5を地盤Lに固定する。キャップ8は、突出した芯材2及びナット7を覆い、アンカープレート5に固定される。キャップ8内は、腐食を防止するため防食処理を行うことが好ましい。
このように、補強部材3を大径部12に設置することによって、引抜力に対する力を増大することができ、地盤を的確に補強することが可能となる。
図4は、本発明にかかる一実施形態の地盤補強構造1の施工方法を示す概略図である。
まず、図4(a)に示すように、掘削用ビット50を用いて、地盤Lに小径部11及び大径部12を掘削する。掘削用ビット50は、はじめに小径部11を掘削し、所定の位置まで掘削した後、拡開部51を開き、小径部11に連続して大径部12を掘削する。
次に、図4(b)に示すように、小径部11及び大径部12に固化材を充填する。
次に、図4(c)に示すように、小径部11及び大径部12に芯材2及び補強部材3の支圧体3aと螺旋状補強部材3bを挿入する。補強部材3は小径部11を通過して大径部12内に配置される。
次に、図4(d)に示すように、小径部11及び大径部12に芯材2を介してセンタライザ3cを挿入する。すると、図2に示したように、第1実施形態の地盤補強構造1が完成する。
なお、固化材は、補強部材3を小径部11及び大径部12に挿入した後に充填してもよい。
図5は、第1実施形態の補強部材3の挿入方法の一例を示す概略図である。
第1実施形態の螺旋状補強部材3bの螺旋の外径は、通常状態では、小径部11と同程度又は小径部11よりも大きいので、小径部11を通過することができない。
そこで、図5に示すように、まず、螺旋状補強部材3bを芯材2の周囲に配置し、小径部11に挿入する。すると、螺旋状補強部材3bは、小径部11に抑えられて、一時的に螺旋の外径が小さくなると共に、軸方向に延びる。その後、小径部11を通過させて、大径部12に挿入された後、螺旋状補強部材3bは、軸方向に延ばす以前の通常の外径に自然に戻り、小径部11よりも螺旋の外径が大きくなる。
この場合、螺旋状補強部材3bは、支圧体3a又は芯材2の先端に一端を固着し、芯材2を挿入することで、小径部11の内面側の周面摩擦によって引っ張られるようにする。これによって、螺旋の外径が小さくなった状態で挿入すればよい。
図2に示したセンタライザ3cは、螺旋状補強部材3bの他端にあらかじめ固着された状態で芯材2と共に挿入されてもよいし、螺旋状補強部材3bが挿入された後、挿入されてもよい。
図6は、第1実施形態の補強部材3の挿入方法の他の例を示す概略図である。
図6に示す挿入方法の例では、まず、図6(a)に示すように、螺旋状補強部材3bを芯材2の周囲に配置し、ねじりを加えて、一時的に螺旋の外径を小さくし、治具3dで固定する。
続いて、図6(b)に示すように、小径部11を通過させる。
次に、図6(c)に示すように、大径部12に挿入し、所定の位置に配置する。
最後に、図6(d)に示すように、治具3dによる螺旋状補強部材3bの固定を解除し、小径部11よりも螺旋の外径が自然に大きくなるようにすればよい。
また、図6に示した治具3dは、小径部11を通過して大径部12に挿入された時点で、螺旋状補強部材3bの固定を自然に解除する構造としてもよい。螺旋状補強部材3bは、治具3dの固定が解除されると、自然に外径が大きくなる。
なお、図2に示したセンタライザ3cは、螺旋状補強部材3bの他端にあらかじめ固着された状態で芯材2と共に挿入されてもよいし、螺旋状補強部材3bが挿入された後、挿入されてもよい。
このように、螺旋状補強部材3bの螺旋の外径を小径部11よりも小さくして挿入するので、補強部材3を大径部12に容易に挿入することが可能となる。
図7は、第2実施形態の補強部材3を示す概略図である。
第2実施形態の補強部材3は、支圧体3aと、螺旋状補強部材3bと、を有する。
第2実施形態の補強部材3は、螺旋状補強部材3bの螺旋の外径を小径部11よりも小さくしたものである。螺旋状補強部材3bの一端は、芯材2の挿入方向の先端側に固着してもよい。第2実施形態の螺旋状補強部材3bは、螺旋の外径が小径部11よりも小さいので、通常状態のまま挿入し、そのまま使用することが可能である。
なお、第2実施形態では、補強部材3として、支圧体3a及び螺旋状補強部材3bを用いたが、螺旋状補強部材3bのみを芯材2に固着して構成してもよい。また、螺旋状補強部材3bと図2に示したセンタライザ3cとで補強部材3を構成してもよい。
図8は、第3実施形態の補強部材3を示す概略図である。
第3実施形態の補強部材3は、支圧体3aのみを有する。第3実施形態の支圧体3aは、第1支圧体3a1と、第2支圧体3a2と、第3支圧体3a3と、を有する。なお、支圧体3aは、少なくとも1つ設ければよいが、複数の支圧体3aを設置すると、引き抜きに対する強度が高くなり、好ましい。また、第3実施形態の第3支圧体3a3は、円柱状に形成されている。
第3実施形態の補強部材3は、芯材2の先端に第1支圧体3a1を固着し、先端固着した第1支圧体3a1から芯材2の軸方向に間隔をあけて第2支圧体3a2を固着し、第2支圧体3a2から芯材2の軸方向にさらに間隔をあけて、第3支圧体3a3を固着する。
第3実施形態の補強部材3は、小径部11よりも外径の小さい支圧体3aのみを使用するので、芯材2に支圧体3aを設置したまま挿入し、そのまま使用することが可能である。
このように、補強部材3は、小径部11よりも外径の小さい支圧体3aのみを使用するので、容易に挿入することが可能となる。
図9は、第4実施形態の補強部材3を示す概略図である。
第4実施形態の補強部材3は、支圧体3aと、螺旋状補強部材3eと、を有する。第4実施形態の支圧体3aは、第1支圧体3a1と、第2支圧体3a2と、を有する。また、螺旋状補強部材3eは、第1螺旋状補強部材3e1と、第2螺旋状補強部材3e2と、を有する。なお、支圧体3a及び螺旋状補強部材3eは、それぞれ少なくとも1つ設ければよいが、複数の支圧体3a及び螺旋状補強部材3eを設置すると、引き抜きに対する強度が高くなり、好ましい。
第4実施形態の支圧体3aは、芯材2の先端に第1支圧体3a1を固着し、先端固着した第1支圧体3a1から芯材2の軸方向に間隔をあけて第2支圧体3a2を固着する。
第4実施形態の螺旋状補強部材3eは、芯材2の挿入方向の先端に近い側の螺旋の外径が小さい円錐形状を有する円錐螺旋状補強部材3eである。また、芯材2の挿入方向の先端に近い側の螺旋の径を小径部11の径よりも小さくし、芯材2の挿入方向の先端から遠ざかるほど螺旋の径を大きくすることが好ましい。
第4実施形態の円錐螺旋状補強部材3eは、芯材2の先端に固着された第1支圧体3a1に第1円錐螺旋状補強部材3e1を固着し、第2支圧体3a2に第2円錐螺旋状補強部材3e2を固着する。
円錐螺旋状補強部材3eの挿入方法は、図5又は図6に示したように、小径部11よりも円錐螺旋状補強部材3eの螺旋の外径を小さくして挿入する。
このように、芯材2の挿入方向の先端に近い側の円錐螺旋状補強部材3eの螺旋の径を小径部11の径よりも小さくするので、芯材2の挿入方向の先端に近い側の螺旋状補強部材3eの小径部11への挿入が容易になり、円錐螺旋状補強部材3eを容易に挿入することが可能となる。
なお、第4実施形態では、補強部材3として、支圧体3a及び円錐螺旋状補強部材3eを用いたが、円錐螺旋状補強部材3eのみを芯材2に固着して構成してもよい。また、円錐螺旋状補強部材3eと図2に示したセンタライザ3cとで補強部材3を構成してもよい。
図10は、第5実施形態の補強部材3を示す概略図である。
第5実施形態の補強部材3は、支圧体3aと、メッシュ補強部材3fと、膨張部材3gと、を有する。また、膨張部材3gは、バルーン3g1及び注入部材3g2を有する。
補強部材3としてのメッシュ補強部材3fは、芯材2の長手方向に直交する方向において、小径部11の断面内に収まる形状と、芯材2の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状と、に変更可能な形状可変補強部材でもよい。
第5実施形態のメッシュ補強部材3fは、網目状に形成された金属又は樹脂等である。本実施形態の補強部材3としてのメッシュ補強部材3fの形状は、シート状、球状、円柱状等でよい。膨張部材3gが膨張した時のメッシュ補強部材3fの外径は、小径部11と同程度又は小径部11よりも大きいことが好ましい。メッシュ補強部材3fの一端は、芯材2に設置された支圧体3aに固着されているが、芯材2の先端に直接固着してもよいし、支圧板3aや芯材2に固着されなくてもよい。
図11は、第5実施形態の補強部材3の挿入方法を示す概略図である。
まず、図11(a)に示すように、膨張部材3gを囲むように、メッシュ補強部材3fを芯材2の周囲に配置する。
続いて、図11(b)に示すように、小径部11にメッシュ補強部材3fを通過させる。
次に、図11(c)に示すように、メッシュ補強部材3fを大径部12の所定の位置に配置する。
最後に、図10に示したように、大径部12に挿入された後、注入部材3g2から固化材を注入し、バルーン3g1を膨張させ、小径部11よりもメッシュ補強部材3fの外径が大きくなるようにする。
このように、補強部材3として、膨張させるのが容易なメッシュ補強部材3f及び膨張部材3gを用いるので、小径部11を通過させた後、外径を容易に大きくすることが可能となる。
なお、支圧体3aを用いず、芯材2にメッシュ補強部材3fを直接固着させてもよい。また、支圧体3aをメッシュ補強部材3fの両端に設置してもよい。
図12は、第6実施形態の補強部材3を示す概略図である。図13は、図12の一部の断面図である。
図13(a)は、図12のα1−α1矢視断面図である。図13(b)は、図12のα2−α2断面図である。
第6実施形態の補強部材3は、支圧体3aと、偏心螺旋状補強部材3hと、を有する。
第6実施形態の偏心螺旋状補強部材3hは、芯材2に対して偏心して設置される螺旋状に形成された金属又は樹脂等である。例えば、図12及び図13に示すように、芯材2を中心に4つの偏心螺旋状補強部材3hを放射状に配置すればよい。偏心螺旋状補強部材3hは、少なくとも1つあればよいが、芯材2を中心に対称に用いると応力が均等に作用し、好ましい。
偏心螺旋状補強部材3hの螺旋の外径は、小径部11と同程度であることが好ましい。偏心螺旋状補強部材3hの両端は、芯材2に設置された第1支圧体3a1の第1取付部3a11及び第2支圧体3a2の図示しない第2取付部3a21にそれぞれ固着されている。
図14は、第6実施形態の補強部材3の挿入方法を示す概略図である。図15は、図14の一部の断面図である。図15(a)は、図14のβ1−β1矢視断面図である。図15(b)は、図14のβ2−β2断面図である。
偏心螺旋状補強部材3hの挿入方法は、まず、偏心螺旋状補強部材3hを芯材2の周囲に偏心して、第1支圧体3a1及び第2支圧体3a2にそれぞれ設置する。
次に、図14に示すように、偏心螺旋状補強部材3hを芯材2の中心に対して同心に移動させた状態で、小径部11を通過させる。
そして、図12に示したように、大径部12に挿入された後、偏心螺旋状補強部材3hが自然に偏心状態に戻り、芯材2の中心に対して、各偏心螺旋状補強部材3hの各中心がずれた位置に配置されればよい。
このように、補強部材3として、偏心螺旋状補強部材3hを用いるので、小径部11を通過させる際に、偏心螺旋状補強部材3hの螺旋の外径を小さくする必要がなく、螺旋の中心位置をずらすのみで容易に挿入することが可能となる。
なお、支圧体3aを用いず、芯材2に偏心螺旋状補強部材3hを直接固着させてもよい。また、支圧体3aを偏心螺旋状補強部材3hの片方のみに設置してもよい。
図16は、第7実施形態の補強部材3を示す概略図である。
第7実施形態の補強部材3は、図7に示した第2実施形態の補強部材3とほぼ同様の構造であって、図16に示すように、第1支圧体3a1と、第2支圧体3a2と、螺旋状補強部材3bと、を有する。補強部材3は、芯材2の端部ではなく、端部から離間した中間部分に形成される。なお、螺旋状補強部材3bを設置し、第1支圧体3a1と第2支圧体3a2は、設置しなくてもよい。また、螺旋状補強部材3bを設置し、第1支圧体3a1と第2支圧体3a2は、いずれか1つのみを設置してもよい。
第7実施形態のように、芯材2の端部ではなく、端部から離間した中間部分に補強部材3を形成する構造は、他の実施形態に適用してもよい。
このように、本実施形態の地盤補強構造1は、地盤を掘削して形成した小径部11と、小径部11に連続して掘削した大径部12と、小径部11及び大径部12に挿入する芯材2と、芯材2に設置され大径部12内に配置される補強部材3と、小径部11及び大径部12に充填した固化材が硬化したされる固化体10と、を備えるので、地盤補強構造1の引抜力が増加し、補強本数を減らすことができることから、低コスト及び短い工期で容易且つ的確に地盤を補強することが可能となる。
本実施形態の地盤補強構造1では、補強部材3は、芯材2の長手方向に直交する方向において、芯材2の周囲に、芯材2を囲むように配置される部材を有するので、芯材2と固化体10の付着力を増加させることが可能となる。
本実施形態の地盤補強構造1では、補強部材3は、芯材2の長手方向に直交する方向において、小径部11の断面内に収まり、且つ、芯材2の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する支圧体を少なくとも1つ有するので、芯材2と固化体10の付着力を増加させることが可能となる。
本実施形態の地盤補強構造1では、補強部材3b,3e,3f,3hは、芯材2の周囲に配置される螺旋状補強部材3b,3e,3f,3hを有するので、芯材2と固化体10の付着力を増加させることが可能となる。
本実施形態の地盤補強構造1では、螺旋状補強部材3eは、芯材2の挿入方向の先端側の螺旋の外径が小さい円錐形状の円錐螺旋状補強部材3eであるので、芯材2の先端に近い側の螺旋状補強部材3eの小径部11への挿入が容易になり、螺旋状補強部材3eを容易に挿入することが可能となる。
本実施形態の地盤補強構造1では、螺旋状補強部材3hは、芯材2の中心軸に対して偏心して設置される偏心螺旋状補強部材3hなので、螺旋の外径を小さくする必要がなく、螺旋の中心位置をずらすのみで容易に挿入することが可能となる。
本実施形態の地盤補強構造1では、補強部材は、網目状に形成されたメッシュ補強部材3fであるので、収縮させるのが容易なメッシュ補強部材3fを用いることで、小径部11を通過させる際に、外径を容易に小さくすることが可能となる。
本実施形態の地盤補強構造1では、補強部材3は、芯材2の長手方向に直交する方向において、小径部11の断面内に収まる形状と、小径部11の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状と、に変更可能である形状可変補強部材3b,3e,3f,3hを少なくとも1つ有するので、補強部材3を大径部12に容易に挿入することが可能であると共に、芯材2の引抜力に対する力を増大することができ、地盤を的確に補強することが可能となる。
本実施形態の地盤補強構造1では、固化体10は、繊維体を含むので、強度を高くし、割裂破壊を低減することが可能となる。
本実施形態の地盤補強方法は、地盤に小径部11を掘削する工程と、小径部11の所定の位置から連続して大径部12を掘削する工程と、小径部11及び大径部12に固化材を充填する工程と、小径部11及び大径部12に芯材2及び芯材2に設置される補強部材3を挿入する工程と、補強部材3を大径部12内に配置させる工程と、を有するので、芯材2の引抜力に対する力を増大することができ、低コスト及び短い工期で容易且つ的確に地盤を補強することが可能となる。
本実施形態の地盤補強方法では、小径部11及び大径部12に芯材2及び補強部材3を挿入する工程は、芯材2の長手方向に直交する断面において、補強部材3を小径部11の断面内に収まる形状に変更する工程と、小径部11に補強部材3を通過させる工程と、を有し、補強部材3を大径部12内に配置させる工程は、芯材2の長手方向に直交する断面において、大径部12内で補強部材3を小径部11の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程を有するので、補強部材3を大径部12に容易に挿入することが可能となると共に、大径部12内で、小径部11の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更するので、引抜力に対する力を増大することができ、地盤を的確に補強することが可能となる。
本実施形態の地盤補強方法では、大径部12内で補強部材3を小径部11の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程は、補強部材3の外径を小径部11の径より大きくさせるので、芯材2の引抜力に対する力をさらに増大することができ、さらに地盤を的確に補強することが可能となる。
本実施形態の地盤補強方法では、大径部12内で補強部材3を小径部11の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程は、補強部材3を芯材2に対して偏心させるので、さらに容易に挿入することが可能となると共に、さらに地盤を的確に補強することが可能となる。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、これらの詳細な内容に色々なバリエーションや変更を加えてもよい。また、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…地盤補強構造
2…芯材
3…補強部材
4…場所打ちコンクリート又は吹付けコンクリート
5…アンカープレート
6…モルタル
7…ナット
8…キャップ
10…固化体
11…小径部
12…大径部

Claims (13)

  1. 地盤を掘削して形成した小径部と、
    前記小径部に連続して掘削した大径部と、
    前記小径部及び前記大径部に挿入する芯材と、
    前記芯材に設置され前記大径部内に配置される補強部材と、
    前記小径部及び前記大径部に充填した固化材が硬化した固化体と、
    を備えることを特徴とする地盤補強構造。
  2. 前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
    前記芯材の周囲に、前記芯材を囲むように配置される部材を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の地盤補強構造。
  3. 前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
    前記小径部の断面内に収まり、
    且つ、
    前記芯材の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する
    支圧体を少なくとも1つ有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の地盤補強構造。
  4. 前記補強部材は、
    前記芯材の周囲に配置される螺旋状補強部材を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の地盤補強構造。
  5. 前記螺旋状補強部材は、
    前記芯材の挿入方向の先端側の螺旋の外径が小さい円錐形状の円錐螺旋状補強部材である
    ことを特徴とする請求項4に記載の地盤補強構造。
  6. 前記螺旋状補強部材は、
    前記芯材の中心軸に対して偏心して設置される偏心螺旋状補強部材である
    ことを特徴とする請求項4に記載の地盤補強構造。
  7. 前記補強部材は、網目状に形成されたメッシュ補強部材である
    ことを特徴とする請求項2に記載の地盤補強構造。
  8. 前記補強部材は、前記芯材の長手方向に直交する方向において、
    前記小径部の断面内に収まる形状と、
    前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状と、
    に変更可能である形状可変補強部材を少なくとも1つ有する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の地盤補強構造。
  9. 前記固化体は、繊維を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の地盤補強構造。
  10. 地盤に小径部を掘削する工程と、
    前記小径部の所定の位置から連続して大径部を掘削する工程と、
    前記小径部及び前記大径部に固化材を充填する工程と、
    前記小径部及び前記大径部に芯材及び前記芯材に設置される補強部材を挿入する工程と、
    前記補強部材を前記大径部内に配置させる工程と、
    を有する
    ことを特徴とする地盤補強方法。
  11. 前記小径部及び前記大径部に前記芯材及び前記補強部材を挿入する工程は、
    前記芯材の長手方向に直交する断面において、
    前記補強部材を前記小径部の断面内に収まる形状に変更する工程と、
    前記小径部に前記補強部材を通過させる工程と、
    を有し、
    前記補強部材を前記大径部内に配置させる工程は、
    前記芯材の長手方向に直交する断面において、
    前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程
    を有する
    ことを特徴とする請求項10に記載の地盤補強方法。
  12. 前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程は、
    前記補強部材の外径を前記小径部の径より大きくさせる
    ことを特徴とする請求項11に記載の地盤補強方法。
  13. 前記大径部内で前記補強部材を前記小径部の断面から少なくとも1つ突出する部分を有する形状に変更する工程は、
    前記補強部材を前記芯材に対して偏心させる
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の地盤補強方法。
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