JP6226793B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、コンバインに関する。
従来、走行しながら穀稈を刈取るとともに、刈取った穀稈を脱穀するコンバインが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなコンバインは、刈取装置から脱穀装置まで穀稈の搬送経路が設けられている。
ところで、刈取装置と脱穀装置の間にフロントロータ(ビータともいう)を配置したコンバインが存在している(例えば特許文献2参照)。フロントロータは、その周面にブレードが取り付けられており、該ブレードによって穀稈を掻き送る。しかし、従来のフロントロータは、穀稈にブレードが引っ掛からず、穀稈の搬送能力が低下してしまう場合があった。そのため、穀稈の搬送能力を向上させたコンバインが求められていたのである。
特開2014−18165号公報 特開2013−51932号公報
本発明は、穀稈の搬送能力を向上させたコンバインを提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に係る発明は、穀稈を刈り取る刈取装置と、刈り取った穀稈を脱穀する脱穀装置と、を備え、前記刈取装置と前記脱穀装置の間にフロントロータを配置したコンバインにおいて、前記フロントロータには、折り曲げ形成されたステイが取り付けられ、前記ステイは、稜線を構成する一方の面が前記フロントロータの周面の法線方向から所定の後退角度となるように設ける一方、稜線を構成する他方の面が前記フロントロータの接線方向に対して平行となるように設けて前記一方の面と前記他方の面とが成す角を略直角に構成し、前記ステイの前記一方の面には、ブレードが取り付けられており、側面視における前記他方の面の長さは、側面視における前記一方の面の長さよりも長く形成されているものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のコンバインにおいて、前記ステイは、前記フロントロータに対して固定される一方、前記ブレードは、前記ステイに対して着脱可能である、としたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のコンバインにおいて、前記フロントロータを覆うアッパーカバーを具備し、前記アッパーカバーは、前記フロントロータの上方から前方へ斜めに延びるプレート部を有し、前記プレート部の前縁部に沿って補強プレートが重ねられているものである。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンバインにおいて、前記フロントロータを覆うロワカバーを具備し、前記ロワカバーは、前記フロントロータの下方から後方へ斜めに延びるプレート部を有し、前記プレート部の裏面に補強ビームが溶接されているものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、本実施形態に係るコンバインのフロントロータは、その周面の法線方向から所定の後退角度となるようにブレードが取り付けられている。これにより、ブレードが穀稈を巻き上げず、穀稈がフロントロータに絡みにくくなる。
また、本実施形態に係るコンバインのフロントロータは、ブレードが脱着自在となっている。これにより、摩耗したブレードを容易に交換でき、フロントロータのメンテナンス性が向上する。
また、本実施形態に係るコンバインのアッパーカバーは、フロントロータの上方から前方へ斜めに延びるプレート部を有し、プレート部の前縁部に沿って補強プレートが重ねられている。このため、フロントロータとアッパーカバーの間に穀稈が詰まっても、アッパーカバーの変形を防止できる。
また、本実施形態に係るコンバインのロワカバーは、フロントロータの下方から後方へ斜めに延びるプレート部を有し、プレート部の裏面に補強ビームが溶接されている。このため、フロントロータとロワカバーの間に穀稈が詰まっても、ロワカバーの変形を防止できる。
コンバインの左側面を示す図。 コンバインの右側面を示す図。 コンバインの動力伝達機構を示す図。 ロータユニットの構造を示す図。 フロントロータの構造を示す図。 フロントロータが駆動している状況を示す図。 アッパーカバーの構造を示す図。 ロワカバーの構造を示す図。
まず、コンバイン100について簡単に説明する。
図1は、コンバイン100の左側面を示している。図2は、コンバイン100の右側面を示している。図中には、コンバイン100の前後方向及び上下方向を表す。
コンバイン100は、主に走行装置1と、刈取装置2と、脱穀装置3と、選別装置4と、貯留装置5と、動力装置6と、で構成されている。
走行装置1は、シャシフレームの下方に設けられている。走行装置1は、トランスミッション11と、左右一対のクローラ装置12・12と、で構成されている。トランスミッション11は、後述するディーゼルエンジン61の動力をクローラ装置12・12へ伝達する。クローラ装置12・12は、コンバイン100を前後方向に走行させる。また、クローラ装置12・12は、コンバイン100を左右方向に旋回させる。
刈取装置2は、走行装置1の前方に設けられている。刈取装置2は、リール21と、カッター22と、オーガ23と、コンベア24と、で構成されている。リール21は、回転することによって圃場の穀稈をカッター22へ案内する。カッター22は、リール21によって案内された穀稈を切断する。オーガ23は、カッター22によって切断された穀稈を所定の位置に集合させる。コンベア24は、オーガ23によって集められた穀稈を脱穀装置3へ搬送する。
脱穀装置3は、刈取装置2の後方に設けられている。脱穀装置3は、インペラ31と、扱胴32と、受網33と、で構成されている。インペラ31は、コンベア24によって搬送された穀稈を扱胴32へ掻き込む。扱胴32は、回転することによって穀稈を脱穀する。また、扱胴32は、回転することによって穀稈を搬送する。受網33は、扱胴32によって搬送される穀稈を支持するとともに、脱穀物を選別装置4へ落下させる。なお、脱穀後の穀稈は、カッターによって細かく裁断され、藁屑として排出される。
選別装置4は、脱穀装置3の下方に設けられている。選別装置4は、揺動選別装置41と、風選別装置42と、で構成されている。揺動選別装置41は、受網33から落下した脱穀物を穀粒と藁屑などに選別する。風選別装置42は、揺動選別装置41によって選別された脱穀物を更に穀粒と藁屑などに選別する。なお、選別後の藁屑は、カッターによって細かく裁断され、藁屑として排出される。
貯留装置5は、脱穀装置3及び選別装置4の側方に設けられている。貯留装置5は、グレンタンク51と、排出オーガ52と、で構成されている。グレンタンク51は、選別装置4から搬送されてきた穀粒を貯留する。排出オーガ52は、グレンタンク51内の穀粒を排出する際に用いられる。なお、排出オーガ52は、穀粒の排出作業を行なう際に回動され、穀粒を任意の場所に排出できる。
動力装置6は、貯留装置5の前方に設けられている。動力装置6は、ディーゼルエンジン61で構成されている。ディーゼルエンジン61は、燃料を燃焼させて得た熱エネルギーを運動エネルギーに変換する。具体的に説明すると、ディーゼルエンジン61は、燃料を燃焼させて得た熱エネルギーを走行装置1などの動力に変換する。なお、電力によって動力を発生させる電動モータであってもよい。
次に、コンバイン100の動力伝達機構について説明する。
図3は、コンバイン100の動力伝達機構を示している。図中の矢印は、各シャフト71・244・312・316の回転方向を表す。
本コンバイン100は、ロータユニット10を備えている。ロータユニット10は、刈取装置2と脱穀装置3の間に配置されている(図1参照)。より詳細に説明すると、ロータユニット10は、コンベヤ24とインペラ31の間に配置されている。
コンベヤ24は、チェン241にプレート242が取り付けられた構造となっている。そして、コンベヤ24は、スプロケット243が回転することによって稼働する。スプロケット243は、シャフト244に固定されており、該シャフト244は、スプロケット245に掛けられたチェン246によって回転される。チェン246は、スプロケット247を介してシャフト71によって動かされる。なお、シャフト71は、プーリ248に掛けられたベルト249によって回転される。ベルト249は、プーリ317を介してシャフト312によって動かされる。
インペラ31は、扱胴32の前端部に取り付けられた構造となっている。そして、インペラ31は、扱胴32と一体となって回転する。扱胴32は、センター軸321に固定されており、該センター軸321は、ギヤユニット311を介してシャフト312によって回転される。シャフト312は、プーリ313に掛けられたベルト314によって回転される。ベルト314は、プーリ315を介してシャフト316によって動かされる。なお、シャフト316は、唐箕421のセンター軸422である(図1参照)。センター軸422は、図示しない機構を介してディーゼルエンジン61によって回転される。
次に、ロータユニット10の構造について説明する。
図4は、ロータユニット10の構造を示している。図中の矢印Rは、フロントロータ7の回転方向を表し、図中の矢印Cは、穀稈(以降「穀稈G」とする)の搬送方向を表す。
ロータユニット10は、コンベヤ24が搬送してきた穀稈をインペラ31へ掻き送るものである。ロータユニット10は、主に、フロントロータ7と、アッパーカバー8と、ロワカバー9と、で構成されている。
まず、フロントロータ7について詳細に説明する。
図5は、フロントロータ7の構造を示している。図6は、フロントロータ7が駆動している状況を示している。
フロントロータ7は、シャフト71と、ドラム72と、で構成されている。シャフト71は、ドラム72を回転自在に支持する。ドラム72は、回転することによって穀稈Gを押さえ付けながら掻き送る。以下に、ドラム72の構造について詳細に説明する。
ドラム72は、略円筒形状の構造体である。ドラム72は、シリンダ72Cの周面にブレード72Bが取り付けられた構造となっている。詳細に説明すると、ドラム72は、シリンダ72Cの周面にステイ72Sが溶接されており、該ステイ72Sにブレード72Bが取り付けられた構造となっている。なお、本フロントロータ7においては、軸心Aを中心に位相角を90度とした合計四つのステイ72Sが溶接されている。そのため、本フロントロータ7においては、軸心Aを中心に位相角を90度とした合計四つのブレード72Bが取り付けられることとなる。
ステイ72Sは、板材を略垂直に折り曲げることによって形成されている。ステイ72Sは、稜線を構成する一方の面がシリンダ72Cの法線方向Nに対して所定の後退角度αとなるように溶接される。また、稜線を構成する他方の面がシリンダ72Cの接線方向Tに対して平行となるように溶接される。このため、ステイ72Sは、シリンダ72Cの周面に強固に固定される。なお、以下では、法線方向Nに対して所定の後退角度αとなる面を「取付面72Sm」と定義する。
ブレード72Bは、板材から切り出すことによって形成されている。ブレード72Bは、ステイ72Sの取付面72Smに重ね合わせた状態で取り付けられる。このため、ブレード72Bは、シリンダ72Cの法線方向Nに対して所定の後退角度αで取り付けられることとなる。なお、ブレード72Bは、その先端部72Btが波形状に形成されている。ここで、波形状とは、連続する正弦波や矩形波、三角波などが含まれる。但し、連続する凹凸形状であればよく、これらに限定するものではない。
このように、フロントロータ7は、その周面にブレード72Bが取り付けられており、該ブレード72Bの先端部72Btが波形状に形成されている。これにより、穀稈Gにブレード72Bが引っ掛かりやすくなり、穀稈Gの搬送能力が向上する。
加えて、フロントロータ7は、その周面の法線方向Nから所定の後退角度αとなるようにブレード72Bが取り付けられている。これにより、ブレード72Bが穀稈Gを巻き上げず、穀稈Gがフロントロータ7に絡みにくくなる。
ここで、ブレード72Bがシリンダ72Cの法線方向Nに対して略平行となるように取り付けられた従来の構造を想定し、本フロントロータ7の優位性について説明する。
上述したように、ドラム72は、回転することによって穀稈Gを押さえ付けながら掻き送る。しかし、ブレード72Bがシリンダ72Cの法線方向Nに対して平行となるように取り付けられた場合、ブレード72Bの側面に穀稈Gが乗り、該穀稈Gを巻き上げてしまうことがある。すると、巻き上げられた穀稈Gに他の穀稈Gが絡まり、最終的にフロントロータ7に絡まるのである。本フロントロータ7においては、ブレード72Bの側面から穀稈Gが落ちるので(図6の矢印X参照)、ブレード72Bが穀稈Gを巻き上げない。そのため、穀稈Gがフロントロータ7に絡みにくくなるのである。
更に、本フロントロータ7は、ブレード72Bがボルト73によって取り付けられている。詳細に説明すると、ブレード72Bとステイ72Sには、ボルト穴が設けられており、該ステイ72Sのボルト穴には、ナット74が溶接されている。そのため、ブレード72Bは、ボルト73によってステイ72Sに取り付けられるのである。このような構造は、ボルト73を緩めることによってブレード72Bを取り外すことも可能となる。つまり、本フロントロータ7のブレード72Bは、脱着自在となっているのである。
このように、フロントロータ7は、ブレード72Bが脱着自在となっている。これにより、摩耗したブレード72Bを容易に交換でき、フロントロータ7のメンテナンス性が向上する。
次に、アッパーカバー8について詳細に説明する。
図7は、アッパーカバー8の構造を示している。
アッパーカバー8は、フロントロータ7を覆うための構造体である。また、アッパーカバー8は、穀稈Gの搬送経路を構成する。そのため、アッパーカバー8は、穀稈Gの搬送方向に基づき、板材を折り曲げることによって形成されている。
本アッパーカバー8は、フロントロータ7の上方から前方へ斜めに延びるプレート部81を有している。つまり、プレート部81は、板材の前部を斜め下方に折り曲げることによって形成されている。また、プレート部81には、その前縁部に沿って複数のボルト穴(厳密にはボルトが通るノッチ)が設けられている。そのため、プレート部81は、ボルト83によってフレームに固定される。
ところで、従来のコンバインにおいては、プレート部81に相当する部分が変形してしまう場合があった。詳細に説明すると、フロントロータ7とアッパーカバー8の間に穀稈Gが詰まり、プレート部81に相当する部分が押されることによって変形してしまう場合があったのである。そのため、本アッパーカバー8は、フロントロータ7とアッパーカバー8の間に穀稈Gが詰まっても、プレート部81が変形しないように設計されている。即ち、本アッパーカバー8は、プレート部81の前縁部に沿って横端まで補強プレート81Rを重ねることで、該プレート部81が変形しないように設計されているのである。なお、補強プレート81Rは、その後縁部81Rtが略90度折り曲げられており、更なる曲げ剛性の向上を図っている。
このように、アッパーカバー8は、フロントロータ7の上方から前方へ斜めに延びるプレート部81を有し、該プレート部81の前縁部に沿って補強プレート81Rが重ねられている。このため、フロントロータ7とアッパーカバー8の間に穀稈Gが詰まっても、該アッパーカバー8の変形を防止できる。
加えて、本アッパーカバー8は、フロントロータ7の上方を覆うプレート部82を有している。従来のコンバインにおいては、フロントロータ7とアッパーカバー8の間に穀稈Gが詰まり、プレート部82に相当する部分が押されることによって変形してしまう場合があった。そのため、本アッパーカバー8は、フロントロータ7とアッパーカバー8の間に穀稈Gが詰まっても、プレート部82が変形しないように設計されている。即ち、本アッパーカバー8は、プレート部82に穀稈Gの搬送方向に沿って補強プレート82Rを重ねることで、該プレート部82が変形しないように設計されているのである。なお、補強プレート82Rは、その左縁部82Rt及び右縁部82Rtの一部が略90度折り曲げられており、更なる曲げ剛性の向上を図っている。
このように、アッパーカバー8は、フロントロータ7の上方を覆うプレート部82を有し、該プレート部82に補強プレート82Rが重ねられている。このため、フロントロータ7とアッパーカバー8の間に穀稈Gが詰まっても、該アッパーカバー8の変形を防止できる。
次に、ロワカバー9について詳細に説明する。
図8は、ロワカバー9の構造を示している。
ロワカバー9は、フロントロータ7を覆うための構造体である。また、ロワカバー9は、穀稈Gの搬送経路を構成する。そのため、ロワカバー9は、穀稈Gの搬送方向に基づき、板材を折り曲げることによって形成されている。
本ロワカバー9は、フロントロータ7の下方から後方へ斜めに延びるプレート部91を有している。本ロワカバー9において、プレート部91は、斜め上方に向けて板材を固定することによって形成されている。また、プレート部91は、その折返部に沿って複数のボルト穴が設けられている。そのため、プレート部91は、ボルト(図示せず)によってフレームに固定される。
ところで、従来のコンバインにおいては、プレート部91に相当する部分が変形してしまう場合があった。詳細に説明すると、フロントロータ7とロワカバー9の間に穀稈Gが詰まり、プレート部91に相当する部分が押されることによって変形してしまう場合があったのである。そのため、本ロワカバー9は、フロントロータ7とロワカバー9の間に穀稈Gが詰まっても、プレート部91が変形しないように設計されている。即ち、本ロワカバー9は、プレート部91の裏面に穀稈Gの搬送方向に沿って補強ビーム91Rを溶接することで、該プレート部91が変形しないように設計されているのである。なお、本ロワカバー9は、合計三つの補強ビーム91Rが溶接されているが、その数や位置について限定するものではない。
このように、ロワカバー9は、フロントロータ7の下方から後方へ斜めに延びるプレート部91を有し、該プレート部91の裏面に補強ビーム91Rが溶接されている。このため、フロントロータ7とロワカバー9の間に穀稈Gが詰まっても、該ロワカバー9の変形を防止できる。
加えて、本ロワカバー9は、フロントロータ7の下方を覆うプレート部92を有している。従来のコンバインにおいては、フロントロータ7とロワカバー9の間に穀稈Gが詰まり、プレート部92に相当する部分が押されることによって変形してしまう場合があった。そのため、本ロワカバー9は、フロントロータ7とロワカバー9の間に穀稈Gが詰まっても、プレート部92が変形しないように設計されている。即ち、本ロワカバー9は、プレート部92の後縁部に沿って横端まで補強ビーム92Raを溶接するとともに、穀稈Gの搬送方向に沿って補強ビーム92Rbを溶接することで、該プレート部92が変形しないように設計されているのである。
このように、ロワカバー9は、フロントロータ7の下方を覆うプレート部92を有し、該プレート部92に補強ビーム92Ra・92Rbが溶接されている。このため、フロントロータ7とロワカバー9の間に穀稈Gが詰まっても、該ロワカバー9の変形を防止できる。
100 コンバイン
1 走行装置
2 刈取装置
3 脱穀装置
4 選別装置
5 貯留装置
6 動力装置
7 フロントロータ
71 シャフト
72 ドラム
72B ブレード
72C シリンダ
72S ステイ
8 アッパーカバー
81 プレート部
81R 補強プレート
82 プレート部
82R 補強プレート
9 ロワカバー
91 プレート部
91R 補強ビーム
92 プレート部
92Ra 補強ビーム
92Rb 補強ビーム
10 ロータユニット

Claims (4)

  1. 穀稈を刈り取る刈取装置と、刈り取った穀稈を脱穀する脱穀装置と、を備え、前記刈取装置と前記脱穀装置の間にフロントロータを配置したコンバインにおいて、
    前記フロントロータには、折り曲げ形成されたステイが取り付けられ、
    前記ステイは、稜線を構成する一方の面が前記フロントロータの周面の法線方向から所定の後退角度となるように設ける一方、稜線を構成する他方の面が前記フロントロータの接線方向に対して平行となるように設けて前記一方の面と前記他方の面とが成す角を略直角に構成し、
    前記ステイの前記一方の面には、ブレードが取り付けられており、
    側面視における前記他方の面の長さは、側面視における前記一方の面の長さよりも長く形成されている
    ことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記ステイは、前記フロントロータに対して固定される一方、前記ブレードは、前記ステイに対して着脱可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記フロントロータを覆うアッパーカバーを具備し、
    前記アッパーカバーは、前記フロントロータの上方から前方へ斜めに延びるプレート部を有し、前記プレート部の前縁部に沿って補強プレートが重ねられている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記フロントロータを覆うロワカバーを具備し、
    前記ロワカバーは、前記フロントロータの下方から後方へ斜めに延びるプレート部を有し、前記プレート部の裏面に補強ビームが溶接されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンバイン。
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