JP2016178901A - コンバイン - Google Patents

コンバイン Download PDF

Info

Publication number
JP2016178901A
JP2016178901A JP2015061734A JP2015061734A JP2016178901A JP 2016178901 A JP2016178901 A JP 2016178901A JP 2015061734 A JP2015061734 A JP 2015061734A JP 2015061734 A JP2015061734 A JP 2015061734A JP 2016178901 A JP2016178901 A JP 2016178901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
combine
corn
rotary shaft
threshing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015061734A
Other languages
English (en)
Inventor
古田 東司
Haruji Furuta
東司 古田
武利 中平
Taketoshi Nakahira
武利 中平
通孝 毛利
Michitaka Mori
通孝 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2015061734A priority Critical patent/JP2016178901A/ja
Publication of JP2016178901A publication Critical patent/JP2016178901A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】刈取物がトウモロコシである場合でも、良好な脱穀性能を発揮できるコンバインを提供する。【解決手段】螺旋状のブレード415を有するローター41を備え、ローター41が回転することによって刈取物を脱穀しつつ搬送するコンバイン100において、ローター41は、隣り合うブレード415の間に掛止部材9が設けられている、とした。これにより、本コンバイン100は、刈取物が掛止部材9に掛かった状態でローター41とともに回転するので、脱穀性能が向上する。【選択図】図9

Description

本発明は、コンバインに関する。
従来より、走行しながら穀稈を刈り取るコンバインが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなコンバインは、刈取物を脱穀すべく、脱穀装置を備えている。脱穀装置は、刈取物を揉み込むことによって穀粒を脱落させる。
ところで、刈取物の房部が固く太い場合、良好な脱穀性能を発揮できない場合があった。例えば、刈取物がトウモロコシである場合、良好な脱穀性能を発揮できない場合があった。これは、トウモロコシの房部が揉み込まれることなく、そのまま搬送されてしまうことによる。従って、刈取物がトウモロコシである場合でも、良好な脱穀性能を発揮できるコンバインが求められていたのである。
特開2014−171419号公報
本発明は、刈取物がトウモロコシである場合でも、良好な脱穀性能を発揮できるコンバインを提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1に係る発明は、
螺旋状のブレードを有するローターを備え、
前記ローターが回転することによって刈取物を脱穀しつつ搬送するコンバインにおいて、
前記ローターは、隣り合う前記ブレードの間に掛止部材が設けられている、ものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のコンバインにおいて、
前記掛止部材は、前記ローターの法線方向を基準とし、該ローターの外周面から遠ざかるに伴って反回転方向に傾斜する掛止面を有している、ものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のコンバインにおいて、
前記掛止部材は、前記掛止面が前記ローターの回転中心軸に対して平行となるように取り付けられている、ものである。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載のコンバインにおいて、
前記掛止部材は、前記掛止面が前記ローターの回転中心軸に対して所定の角度となるように取り付けられている、ものである。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコンバインにおいて、
前記掛止部材は、前記掛止面よりも反回転方向へ延びる側壁面を有しており、該側壁面を貫通する締結部材によって前記ブレードに固定される、ものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の記載によれば、ローターは、隣り合うブレードの間に掛止部材が設けられている。これにより、本コンバインは、刈取物が掛止部材に掛かった状態でローターとともに回転するので、脱穀性能が向上する。具体的に説明すると、本コンバインは、刈取物がトウモロコシである場合でも、トウモロコシの房部が掛止部材に掛かった状態でローターとともに回転するので、脱穀性能が向上する。
請求項2の記載によれば、掛止部材は、ローターの法線方向を基準とし、該ローターの外周面から遠ざかるに伴って反回転方向に傾斜する掛止面を有している。これにより、本コンバインは、刈取物がコーンケーブに押し付けられながらローターとともに回転するので、更に脱穀性能が向上する。具体的に説明すると、本コンバインは、刈取物がトウモロコシである場合でも、トウモロコシの房部がコーンケーブに押し付けられながらローターとともに回転するので、更に脱穀性能が向上する。
請求項3の記載によれば、掛止部材は、掛止面がローターの回転中心軸に対して平行となるように取り付けられている。これにより、本コンバインは、刈取物がコーンケーブ上を横転しながらローターとともに回転するので、更に脱穀性能が向上する。具体的に説明すると、本コンバインは、刈取物がトウモロコシである場合でも、トウモロコシの房部がコーンケーブ上を横転しながらローターとともに回転するので、更に脱穀性能が向上する。
請求項4の記載によれば、掛止部材は、掛止面がローターの回転中心軸に対して所定の角度となるように取り付けられている。これにより、本コンバインは、刈取物がコーンケーブ上を横転しつつ擦られながらローターとともに回転するので、更に脱穀性能が向上する。具体的に説明すると、本コンバインは、刈取物がトウモロコシである場合でも、トウモロコシの房部がコーンケーブ上を横転しつつ擦られながらローターとともに回転するので、更に脱穀性能が向上する。
請求項5の記載によれば、掛止部材は、掛止面よりも反回転方向へ延びる側壁面を有しており、該側壁面を貫通する締結部材によってブレードに固定される。これにより、本コンバインは、刈取物が締結部材に衝突せず穀粒が潰れないので、更に脱穀性能が向上する。また、刈取物が締結部材に衝突しないので、該締結部材の緩みが生じない。具体的に説明すると、本コンバインは、刈取物がトウモロコシである場合でも、トウモロコシの房部が締結部材に衝突せず穀粒が潰れないので、更に脱穀性能が向上する。また、トウモロコシの房部が締結部材に衝突しないので、該締結部材の緩みが生じない。
コンバインを示す図。 図1の矢印Lから見た図。 図1の矢印Rから見た図。 動力伝達機構の概要を示す図。 動力伝達機構の一部詳細を示す図。 動力伝達機構の一部詳細を示す図。 脱穀装置と選別装置の構造を示す図。 脱穀装置の詳細な構造を示す図。 第一実施形態に係るローターを示す図。 図9の矢印Bから見た図。 図9の矢印Sから見た図。 第二実施形態に係るローターを示す図。 図12の矢印Bから見た図。 図12の矢印Sから見た図。 第三実施形態に係るローターを示す図。 第四実施形態に係るローターを示す図。 第五実施形態に係るローターを示す図。 掛止部材を取り付けるための構造を示す図。 第一実施形態に係るコーンケーブを示す図。 第二実施形態に係るコーンケーブを示す図。
まず、コンバイン100について簡単に説明する。
図1は、コンバイン100を示している。図2は、図1の矢印Lから見た図であり、図3は、図1の矢印Rから見た図である。なお、図中には、コンバイン100の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。
コンバイン100は、主に走行装置1と、刈取装置2と、搬送装置3と、脱穀装置4と、選別装置5と、貯留装置6と、動力装置7と、で構成されている。
走行装置1は、シャシの下方に設けられている。走行装置1は、トランスミッション11と、クローラユニット12・12と、で構成されている。トランスミッション11は、後述するエンジン71の回転動力をクローラユニット12・12へ伝達する。クローラユニット12・12は、コンバイン100を前後方向に走行させる。また、クローラユニット12・12は、コンバイン100を左右方向に旋回させる。
刈取装置2は、走行装置1の前方に設けられている。刈取装置2は、リール21と、カッター22と、で構成されている。リール21は、圃場の穀稈を引き起こす。カッター22は、リール21によって引き起こされた穀稈を切断する。
搬送装置3は、刈取装置2の後方に設けられている。搬送装置3は、オーガ31と、コンベヤ32と、で構成されている。オーガ31は、カッター22によって切断された穀稈(刈取物)を集合させてコンベヤ32へ送り込む。コンベヤ32は、オーガ31によって送り込まれた刈取物を脱穀装置4へ送り込む。
脱穀装置4は、搬送装置3の後方に設けられている。脱穀装置4は、ローター41と、コーンケーブ42と、で構成されている。ローター41は、コンベヤ32によって送り込まれた刈取物を脱穀する。また、ローター41は、刈取物を搬送する。コーンケーブ42は、ローター41によって搬送される刈取物を支持するとともに、刈取物をふるいにかける(穀粒を落下させる)。
選別装置5は、脱穀装置4の下方に設けられている。選別装置5は、揺動装置51と、送風装置52と、で構成されている。揺動装置51は、コーンケーブ42から落下してきた刈取物(脱穀物)をふるいにかけて穀粒を選別する。送風装置52は、穀粒とともに落下してきた穀稈屑や揺動装置51の上に残った穀稈屑を吹き飛ばす。その後、穀稈屑は、カッターによって裁断されて排出される。
貯留装置6は、脱穀装置4及び選別装置5の側方に設けられている。貯留装置6は、グレンタンク61と、オーガ62と、で構成されている。グレンタンク61は、選別装置5から搬送されてきた穀粒を貯留する。オーガ62は、グレンタンク61内の穀粒を排出する際に用いられる。
動力装置7は、貯留装置6の後方に設けられている。動力装置7は、エンジン71で構成されている。エンジン71は、燃料を燃焼させて得た熱エネルギーを運動エネルギーに変換する。具体的に説明すると、エンジン71は、燃料を燃焼させて得た熱エネルギーを回転動力に変換する。
次に、コンバイン100の動力伝達機構8について説明する。
図4は、動力伝達機構8の概要を示している。また、図5及び図6は、動力伝達機構8の一部詳細を示している。なお、図中には、コンバイン100の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。
動力伝達機構8は、トランスミッション11のほか、各種の伝達機構で構成されている。ここでは、刈取装置2と搬送装置3と脱穀装置4を駆動する機構に着目して説明する。
動力伝達機構8は、エンジン71の回転動力を利用して刈取装置2と搬送装置3と脱穀装置4を駆動する。動力伝達機構8には、エンジン71のフライホイル(図示せず)を介して、該エンジン71の回転動力が入力される。フライホイルには、プーリー811が取り付けられており、該プーリー811にベルト812が掛けられている。
動力伝達機構8は、ロータリシャフト82を備えている。ロータリシャフト82には、プーリー821が取り付けられており、該プーリー821にベルト812が掛けられている。そのため、ロータリシャフト82は、エンジン71の稼働に伴って回転する。また、ロータリシャフト82には、プーリー822が取り付けられており、該プーリー822にベルト823が掛けられている。更に、ロータリシャフト82には、プーリー824が取り付けられており、該プーリー824にベルト825が掛けられている。
更に、動力伝達機構8は、ロータリシャフト83を備えている。ロータリシャフト83には、プーリー831が取り付けられており、該プーリー831にベルト823が掛けられている。そのため、ロータリシャフト83は、ロータリシャフト82の回転に伴って回転する。また、ロータリシャフト83には、プーリー832が取り付けられており、該プーリー832にベルト833が掛けられている。更に、ロータリシャフト83には、プーリー834が取り付けられており、該プーリー834にベルト835が掛けられている。ベルト835は、トランスミッション11のスプロケット111に掛けられている。従って、トランスミッション11は、ロータリシャフト83の回転に伴って可動する。
更に、動力伝達機構8は、ロータリシャフト84を備えている。ロータリシャフト84には、プーリー841が取り付けられており、該プーリー841にベルト833が掛けられている。そのため、ロータリシャフト84は、ロータリシャフト83の回転に伴って回転する。また、ロータリシャフト84には、ドライブギヤ842が取り付けられており、該ドライブギヤ842にミドルギヤ843が噛み合わされている。
更に、動力伝達機構8は、ロータリシャフト85を備えている。ロータリシャフト85には、ドリブンギヤ851が取り付けられており、該ドリブンギヤ851にミドルギヤ843が噛み合わされている。そのため、ロータリシャフト85は、ロータリシャフト84の回転に伴って回転する。また、ロータリシャフト85には、プーリー852が取り付けられており、該プーリー852にベルト853が掛けられている。
更に、動力伝達機構8は、ロータリシャフト86を備えている。ロータリシャフト86には、プーリー861が取り付けられており、該プーリー861にベルト853が掛けられている。そのため、ロータリシャフト86は、ロータリシャフト85の回転に伴って回転する。また、ロータリシャフト86には、スプロケット862が取り付けられており、該スプロケット862にチェン863が掛けられている。更に、ロータリシャフト86には、スプロケット864・864が取り付けられており、該スプロケット864・864にチェン865・865が掛けられている。チェン865・865は、互いに平行に張られており、複数のプレート866が掛け渡されている。なお、チェン865・865及び複数のプレート866は、コンベヤ32を構成している。従って、コンベヤ32は、ロータリシャフト86の回転に伴って可動する。
更に、動力伝達機構8は、ロータリシャフト87を備えている。ロータリシャフト87には、スプロケット871が取り付けられており、該スプロケット871にチェン863が掛けられている。そのため、ロータリシャフト87は、ロータリシャフト86の回転に伴って回転する。また、ロータリシャフト87には、スプロケット872が取り付けられており、該スプロケット872にチェン873が掛けられている。チェン873は、別途に設けられたスプロケット874に掛けられており、該スプロケット874とともに回転するスプロケット875にチェン876が掛けられている。チェン876は、別途に設けられたスプロケット877に掛けられており、該スプロケット877とともに回転するスプロケット878にチェン879が掛けられている。更に、ロータリシャフト87には、プーリー87aが取り付けられており、該プーリー87aにベルト87bが掛けられている。加えて、ロータリシャフト87には、スプロケット87cが取り付けられており、該スプロケット87cにチェン87dが掛けられている。
更に、動力伝達機構8は、ロータリシャフト88を備えている。ロータリシャフト88には、スプロケット881が取り付けられており、該スプロケット881にチェン879が掛けられている。そのため、ロータリシャフト88は、ロータリシャフト87の回転に伴って回転する。なお、ロータリシャフト88は、リール21を構成している。従って、リール21は、ロータリシャフト87の回転に伴って可動する。
更に、動力伝達機構8は、ギヤボックス89を備えている。ギヤボックス89には、スプロケット891が支持されており、該スプロケット891にベルト87bが掛けられている。そのため、ギヤボックス89は、ロータリシャフト87の回転に伴って駆動する。なお、ギヤボックス89には、リンクアーム892が支持されており、該リンクアーム892にカッター22が連結されている。従って、カッター22は、ロータリシャフト87の回転に伴って可動する。
更に、動力伝達機構8は、ロータリシャフト8Aを備えている。ロータリシャフト8Aには、スプロケット8A1が取り付けられており、該スプロケット8A1にチェン87dが掛けられている。そのため、ロータリシャフト8Aは、ロータリシャフト87の回転に伴って回転する。なお、ロータリシャフト8Aは、オーガ31を構成している。従って、オーガ31は、ロータリシャフト87の回転に伴って可動する。
加えて、動力伝達機構8は、ギヤボックス8Bを備えている。ギヤボックス8Bには、スプロケット8B1が支持されており、該スプロケット8B1にベルト825が掛けられている。そのため、ギヤボックス8Bは、ロータリシャフト82の回転に伴って駆動する。なお、ギヤボックス8Bには、プーリー8B2が支持されており、該プーリー8B2にベルト8B3が掛けられている。
更に、動力伝達機構8は、ロータリシャフト8Cを備えている。ロータリシャフト8Cには、プーリー8C1が取り付けられており、該プーリー8C1にベルト8B3が掛けられている。そのため、ロータリシャフト8Cは、ギヤボックス8Bの駆動に伴って回転する。なお、ロータリシャフト8Cは、ローター41を構成している。従って、ローター41は、ギヤボックス8Bの駆動に伴って可動する。
次に、脱穀装置4と選別装置5の構造について説明する。
図7は、脱穀装置4と選別装置5の構造を示している。図8は、脱穀装置4の詳細な構造を示している。なお、図中には、コンバイン100の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。
上述したように、脱穀装置4は、ローター41と、コーンケーブ42と、で構成されている。
ローター41は、主に、センターシャフト411と、インペラ412と、ドラム413と、で構成されている。本ローター41においては、ローターケース416の内部に配置されている。
センターシャフト411は、インペラ412やドラム413を支持する。センターシャフト411は、略円柱状に形成され、その前部がインペラ412を貫通し、その中央部から後部にかけてドラム413を貫通する。なお、センターシャフト411は、その前端部及び後端部がローターケース416によって回転自在に支持されている。
インペラ412は、コンベヤ32によって送り込まれてきた刈取物を脱穀しつつ搬送する。インペラ412は、略円錐状に形成され、その外周面に螺旋状のスクリュー414が取り付けられている。従って、インペラ412は、回転することにより、コンベヤ32によって送り込まれてきた刈取物を揉み込んで穀粒を脱落させるのである。また、インペラ412は、コンベヤ32によって送り込まれてきた刈取物を後方へ送るのである。
ドラム413は、インペラ412によって送られてきた刈取物を脱穀しつつ搬送する。ドラム413は、略円筒状に形成され、その外周面に螺旋状のブレード415が取り付けられている。従って、ドラム313は、回転することにより、インペラ312によって送られてきた刈取物を揉み込んで穀粒を脱落させるのである。また、ドラム413は、インペラ412によって送られてきた刈取物を後方へ送るのである。
コーンケーブ42は、主に、ベースフレーム421と、グリッドプレート422と、で構成されている。本コーンケーブ42においては、ローター41の下側半分を覆うように配置されている。
ベースフレーム421は、グリッドプレート422を支持する。ベースフレーム421は、略円弧状に形成され、左右の二つを組み合わせることによって半円筒形状となる。なお、ベースフレーム421は、その左端部及び右端部がローターケース416によって脱着自在に支持されている。
グリッドプレート422は、ローター41によって搬送される刈取物を支持するとともに、刈取物をふるいにかける(穀粒を落下させる)。グリッドプレート422は、複数のロッドを前後方向に掛け渡して形成され、ベースフレーム421の内周面に取り付けられている。従って、グリッドプレート422は、ローター41によって搬送される刈取物を受け止めて支持するのである。また、グリッドプレート422は、ローター41によって搬送される刈取物から脱落した穀粒を落下させるのである。
上述したように、選別装置5は、揺動装置51と、送風装置52と、で構成されている。
揺動装置51は、主に、フィードパン511と、チャフシーブ512と、ストローラック513と、チャフシーブ514と、で構成されている。本揺動装置51においては、フィードパン511の後方にチャフシーブ512が配置され、該チャフシーブ512の後方にストローラック513が配置されている。また、ストローラック513の後方にチャフシーブ514が配置されている。
フィードパン511は、広く平らに形成された構造体である。フィードパン511は、コーンケーブ42から落下してきた脱穀物を受け止める。また、フィードパン511は、前後に揺動することにより、該フィードパン511上の脱穀物を均しながら後方に移動させる。このとき、脱穀物は、斜めに取り付けられたフィン511fによって左右方向にも満遍なく広げられる。
チャフシーブ512は、複数のシーブプレート512pを所定の間隔をあけて平行に取り付けた構造体である。チャフシーブ512は、フィードパン511から送られてきた脱穀物を濾過する。つまり、チャフシーブ512は、前後に揺動することにより、フィードパン511から送られてきた脱穀物をふるいにかけるのである。これにより、脱穀物に混入している穀稈屑を浮き上がらせ、穀粒と分けることができる。こうして、チャフシーブ512は、脱穀物から穀粒の選別を行なう。なお、選別後の脱穀物は、第一流穀板531に案内されて一番樋53へ落下する。また、チャフシーブ512の上に残った脱穀物は、後方に移動してストローラック513へ送られる。
ストローラック513は、複数のラックプレート513pを所定の間隔をあけて平行に取り付けた構造体である。ストローラック513は、チャフシーブ512から送られてきた脱穀物を濾過する。つまり、ストローラック513は、前後に揺動することにより、チャフシーブ512から送られてきた脱穀物をふるいにかけるのである。これにより、脱穀物に混入している比較的に大きな穀稈屑を支持し、穀粒と分けることができる。こうして、ストローラック513は、脱穀物から穀粒の選別を行なう。なお、選別後の脱穀物は、第二流穀板541に案内されて二番樋54へ落下する。また、ストローラック513の上に残った脱穀物は、後方に移動して排出される。
送風装置52は、主に、ファン521と、ファンケース522と、で構成されている。本送風装置52においては、フィードパン511の下方にファン521が配置され、該ファン521を覆うようにファンケース522が配置されている。
ファン521は、複数のファンプレート521pを所定の角度毎に取り付けた構造体である。ファン521は、チャフシーブ512やストローラック513に向けて風を送り、穀稈屑を吹き飛ばす。つまり、ファン521は、回転して風を送り出すことにより、チャフシーブ512上の穀稈屑や該チャフシーブ512から落下してきた穀稈屑を吹き飛ばす。また、ファン521は、回転して風を送り出すことにより、ストローラック513上の穀稈屑や該ストローラック513から落下してきた穀稈屑を吹き飛ばす。これにより、脱穀物に混入している比較的に小さな穀稈屑を吹き飛ばし、穀粒と分けることができる。こうして、ファン521は、脱穀物から穀粒の選別を行なう。なお、選別後の脱穀物は、第一流穀板531に案内されて一番樋53へ落下する。若しくは、選別後の脱穀物は、第二流穀板541に案内されて二番樋54へ落下する。
ファンケース522は、板材を折り曲げて形成された構造体である。ファンケース522は、ファン521を覆うとともに該ファン521が送り出した風を所定の方向へ案内する。具体的に説明すると、ファンケース522は、ファン521が送り出した風を適宜に分岐し、それぞれを所定の方向へ案内する。例えば、ファンケース522は、ファン521が上方へ送り出した風を分岐し、一方をチャフシーブ512の上面側に向かわせ、他方をチャフシーブ512の下面側に向かわせる。また、ファンケース522は、ファン521が後方へ送り出した風を分岐し、一方をふるい網514を介してチャフシーブ512に向かわせ、他方を第一流穀板531に沿わせてストローラック513に向かわせる。
以下に、本コンバイン100の特徴点ついて述べる。また、以下では、刈取物としてトウモロコシを想定して説明する。
まず、第一実施形態に係るローター41について詳細に説明する。
図9は、第一実施形態に係るローター41を示している。図10は、図9の矢印Bから見た図であり、図11は、図9の矢印Sから見た図である。なお、図中の矢印Rrは、ローター41の回転方向を表す。また、図中の矢印Rcは、トウモロコシの房部Cの横転方向を表す。
本ローター41は、隣り合うブレード415の間に掛止部材9が設けられている。また、本ローター41においては、回転中心軸Arを中心とした所定の位相角毎に複数の掛止部材9が配置されている(例えば、ブレード415の1ピッチあたり120°毎に三つの掛止部材9が配置されている)。なお、掛止部材9は、板材を折り曲げることによって形成されている。
掛止部材9は、稜線9rを構成する一方の面がローター41(ドラム413)の法線方向Nに対して所定の後退角度となるように形成されている。つまり、掛止部材9は、ローター41(ドラム413)の法線方向Nを基準とし、該ローター41(ドラム413)の外周面から遠ざかるに伴って反回転方向に傾斜する掛止面91を有している。また、掛止部材9は、掛止面91につながる前端面92を有している。前端面92は、ドラム413の外周面に接するように形成されている。
更に、掛止部材9は、稜線9rを構成する他方の面がローター41(ドラム413)の法線方向Nに対して所定の前進角度となるように形成されている。つまり、掛止部材9は、ローター41(ドラム413)の法線方向Nを基準とし、該ローター41(ドラム413)の外周面から遠ざかるに伴って回転方向に傾斜する後斜面93を有している。また、掛止部材9は、後斜面93につながる後端面94を有している。後端面94は、ドラム413の外周面に接するように形成されている。
加えて、本実施形態に係るローター41において、全ての掛止部材9は、その掛止面91がローター41の回転中心軸Arに対して平行となるように取り付けられている。これは、掛止部材9に掛かったトウモロコシの房部Cが、該房部Cの軸芯Acを中心に横転しやすいよう考慮したものである。
このようなローター41を備えたコンバイン100は、以下のような効果を奏する。
即ち、ローター41は、隣り合うブレード415の間に掛止部材9が設けられている。これにより、本コンバイン100は、刈取物(トウモロコシの房部C)が掛止部材9に掛かった状態でローター41とともに回転(矢印Rrの方向に回転)するので、脱穀性能が向上する。
また、掛止部材9は、ローター41の法線方向Nを基準とし、該ローター41の外周面から遠ざかるに伴って反回転方向に傾斜する掛止面91を有している。これにより、本コンバイン100は、刈取物(トウモロコシの房部C)がコーンケーブ42(グリッドプレート422)に押し付けられながらローター41とともに回転(矢印Fcの方向に押し付けられながら矢印Rrの方向に回転)するので、更に脱穀性能が向上する。
更に、掛止部材9は、掛止面91がローター41の回転中心軸Arに対して平行となるように取り付けられている。これにより、本コンバイン100は、刈取物(トウモロコシの房部C)がコーンケーブ42(グリッドプレート422)上を横転しながらローター41とともに回転(矢印Rcの方向に横転しながら矢印Rrの方向に回転)するので、更に脱穀性能が向上する。
次に、第二実施形態に係るローター41について詳細に説明する。
図12は、第二実施形態に係るローター41を示している。図13は、図12の矢印Bから見た図であり、図14は、図12の矢印Sから見た図である。なお、図中の矢印Rrは、ローター41の回転方向を表す。また、図中の矢印Rcは、トウモロコシの房部Cの横転方向を表す。
本ローター41は、隣り合うブレード415の間に掛止部材9が設けられている。また、本ローター41においては、回転中心軸Arを中心とした所定の位相角毎に複数の掛止部材9が配置されている(例えば、ブレード415の1ピッチあたり120°毎に三つの掛止部材9が配置されている)。なお、掛止部材9は、板材を折り曲げることによって形成されている。
掛止部材9は、稜線9rを構成する一方の面がローター41(ドラム413)の法線方向Nに対して所定の後退角度となるように形成されている。つまり、掛止部材9は、ローター41(ドラム413)の法線方向Nを基準とし、該ローター41(ドラム413)の外周面から遠ざかるに伴って反回転方向に傾斜する掛止面91を有している。また、掛止部材9は、掛止面91につながる前端面92を有している。前端面92は、ドラム413の外周面に接するように形成されている。
更に、掛止部材9は、稜線9rを構成する他方の面がローター41(ドラム413)の法線方向Nに対して所定の前進角度となるように形成されている。つまり、掛止部材9は、ローター41(ドラム413)の法線方向Nを基準とし、該ローター41(ドラム413)の外周面から遠ざかるに伴って回転方向に傾斜する後斜面93を有している。また、掛止部材9は、後斜面93につながる後端面94を有している。後端面94は、ドラム413の外周面に接するように形成されている。
加えて、本実施形態に係るローター41において、全ての掛止部材9は、その掛止面91がローター41の回転中心軸Arに対して所定の角度αとなるように取り付けられている。これは、掛止部材9に掛かったトウモロコシの房部Cが、該房部Cの軸芯Acを中心に横転しつつコーンケーブ42に擦られるように考慮したものである。
このようなローター41を備えたコンバイン100は、以下のような効果を奏する。
即ち、ローター41は、隣り合うブレード415の間に掛止部材9が設けられている。これにより、本コンバイン100は、刈取物(トウモロコシの房部C)が掛止部材9に掛かった状態でローター41とともに回転(矢印Rrの方向に回転)するので、脱穀性能が向上する。
また、掛止部材9は、ローター41の法線方向Nを基準とし、該ローター41の外周面から遠ざかるに伴って反回転方向に傾斜する掛止面91を有している。これにより、本コンバイン100は、刈取物(トウモロコシの房部C)がコーンケーブ42(グリッドプレート422)に押し付けられながらローター41とともに回転(矢印Fcの方向に押し付けられながら矢印Rrの方向に回転)するので、更に脱穀性能が向上する。
更に、掛止部材9は、掛止面91がローター41の回転中心軸Arに対して所定の角度αとなるように取り付けられている。これにより、本コンバイン100は、刈取物(トウモロコシの房部C)がコーンケーブ42(グリッドプレート422)上を横転しつつ擦られながらローター41とともに回転(矢印Rcの方向に横転しつつ矢印Scの方向に擦られながら矢印Rrの方向に回転)するので、更に脱穀性能が向上する。
次に、他の実施形態に係るローター41について詳細に説明する。
図15は、第三実施形態に係るローター41を示している。また、図16は、第四実施形態に係るローター41を示している。更に、図17は、第五実施形態に係るローター41を示している。なお、図中の矢印Rrは、ローター41の回転方向を表す。
第三実施形態に係るローター41は、各掛止部材9の取り付け角度が徐々に変化している点に特徴がある。具体的に説明すると、本ローター41は、その前側における掛止部材9の掛止面91がローター41の回転中心軸Arに対して平行となっているのに対し、その後側における掛止部材9の掛止面91はローター41の回転中心軸Arに対して所定の角度αとなっている。
第四実施形態に係るローター41も、各掛止部材9の取り付け角度が徐々に変化している点に特徴がある。具体的に説明すると、本ローター41は、その前側における掛止部材9の掛止面91がローター41の回転中心軸Arに対して所定の角度αとなっているのに対し、その後側における掛止部材9の掛止面91はローター41の回転中心軸Arに対して平行となっている。
第五実施形態に係るローター41は、一の掛止部材9が長く形成されてブレード415を貫くように取り付けられている点に特徴がある。具体的に説明すると、本ローター41は、回転中心軸Arを中心とした所定の位相角でブレード415が一部途切れており、掛止部材9がブレード415を貫くように取り付けられている。
このようなローター41を備えたコンバイン100においても、上記のような効果を奏する。特に、トウモロコシの房部Cが様々な角度でコーンケーブ42(グリッドプレート422)上を横転しつつ擦られながらローター41とともに回転(矢印Rcの方向に横転しつつ矢印Scの方向に擦られながら矢印Rrの方向に回転)するので、更に脱穀性能が向上する。
以下に、掛止部材9を取り付けるための構造について述べる。
図18は、掛止部材9を取り付けるための構造を示している。
上述したように、ドラム413は、略円筒状に形成され、その外周面に螺旋状のブレード415が取り付けられている。
ブレード415には、従来より扱歯を取り付けるための二つの丸穴415hが設けられている。また、掛止部材9は、掛止面91よりも反回転方向へ延びる側壁面95を有しており、該側壁面95に二つの丸穴95hが設けられている。従って、ブレード415に設けられた丸穴415hに側壁面95の丸穴95hを重ね合わせて締結部材(ボルト)Bを締め付け、掛止部材9を取り付けることができるのである。つまり、既存のローターを利用して扱歯の代わりに掛止部材9を取り付けることができるのである。
このように、掛止部材9は、掛止面91よりも反回転方向へ延びる側壁面95を有しており、該側壁面95を貫通する締結部材Bによってブレード415に固定される。これにより、本コンバイン100は、刈取物(トウモロコシの房部C)が締結部材Bに衝突せず穀粒が潰れないので、更に脱穀性能が向上する。また、刈取物(トウモロコシの房部C)が締結部材Bに衝突しないので、該締結部材Bの緩みが生じない。
また、かかる構造とすることにより、扱歯と掛止部材9の交換が容易となる。また、掛止部材9が脱着自在のためにメンテナンスが容易となる。更に、形状が異なる掛止部材9への交換も容易となる。例えば、掛止面91の高さh(図10及び図13参照)が異なる掛止部材9への交換も容易となる。このため、刈取物の種類や特徴に対応できて汎用性が向上する。なお、第一実施形態から第三実施形態において、掛止面91の高さhは、ブレード415の高さhb(図10及び図13参照)よりも高くなるように設計されている。
以下に、本コンバイン100の他の特徴点を述べる。
図19は、第一実施形態に係るコーンケーブ42を示している。図20は、第二実施形態に係るコーンケーブ42を示している。
第一実施形態に係るコーンケーブ42は、抵抗部材423が設けられている。抵抗部材423は、円形断面の線材が略円弧状に形成され、左右の二つを組み合わせることによって半円形状となる。なお、抵抗部材423は、グリッドプレート422の内周面に溶接されている(図10、図13参照)。
第二実施形態に係るコーンケーブ42も、抵抗部材423が設けられている。抵抗部材423は、円形断面の線材が略円弧状に形成され、左右の二つを組み合わせることによって半螺旋形状となる。なお、抵抗部材423は、グリッドプレート422の内周面に溶接されている。
このようなコーンケーブ42を備えたコンバイン100においては、刈取物(トウモロコシの房部C)の搬送に適度な抵抗が生じて脱穀時間を確保できるので、更に脱穀性能が向上する。また、抵抗部材423が刈取物(トウモロコシの房部C)の表面を擦るので、更に脱穀性能が向上する。
100 コンバイン
1 走行装置
2 刈取装置
3 搬送装置
4 脱穀装置
5 選別装置
6 貯留装置
7 動力装置
8 動力伝達機構
9 掛止部材
41 ローター
42 コーンケーブ
91 掛止面
92 前端面
93 後斜面
94 後端面
95 側壁面
411 センターシャフト
412 インペラ
413 ドラム
414 スクリュー
415 ブレード
421 ベースフレーム
422 グリットプレート
423 抵抗部材
C トウモロコシの房部
Rr ローターの回転方向
Rc トウモロコシの房部の横転方向

Claims (5)

  1. 螺旋状のブレードを有するローターを備え、
    前記ローターが回転することによって刈取物を脱穀しつつ搬送するコンバインにおいて、
    前記ローターは、隣り合う前記ブレードの間に掛止部材が設けられている、ことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記掛止部材は、前記ローターの法線方向を基準とし、該ローターの外周面から遠ざかるに伴って反回転方向に傾斜する掛止面を有している、ことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記掛止部材は、前記掛止面が前記ローターの回転中心軸に対して平行となるように取り付けられている、ことを特徴とする請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記掛止部材は、前記掛止面が前記ローターの回転中心軸に対して所定の角度となるように取り付けられている、ことを特徴とする請求項2に記載のコンバイン。
  5. 前記掛止部材は、前記掛止面よりも反回転方向へ延びる側壁面を有しており、該側壁面に配置される締結部材によって前記ブレードに固定される、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコンバイン。
JP2015061734A 2015-03-24 2015-03-24 コンバイン Pending JP2016178901A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015061734A JP2016178901A (ja) 2015-03-24 2015-03-24 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015061734A JP2016178901A (ja) 2015-03-24 2015-03-24 コンバイン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016178901A true JP2016178901A (ja) 2016-10-13

Family

ID=57130525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015061734A Pending JP2016178901A (ja) 2015-03-24 2015-03-24 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016178901A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020188820A (ja) * 2020-08-28 2020-11-26 株式会社クボタ 脱穀装置
CN115943813A (zh) * 2023-03-10 2023-04-11 萝北县爱农种业有限公司 一种水稻脱粒和秸秆粉碎设备及其使用方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112350U (ja) * 1984-06-29 1986-01-24 ヤンマー農機株式会社 スクリユ−式扱胴における取込み羽根
JPS6183842U (ja) * 1984-11-08 1986-06-03
JPS6233240U (ja) * 1985-08-19 1987-02-27
US5919086A (en) * 1997-09-25 1999-07-06 Derry Farms, Inc. Combine rotor and method
US20110070933A1 (en) * 2009-09-18 2011-03-24 Jean Imbert Threshing system including threshing elements having openings for grain passage

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112350U (ja) * 1984-06-29 1986-01-24 ヤンマー農機株式会社 スクリユ−式扱胴における取込み羽根
JPS6183842U (ja) * 1984-11-08 1986-06-03
JPS6233240U (ja) * 1985-08-19 1987-02-27
US5919086A (en) * 1997-09-25 1999-07-06 Derry Farms, Inc. Combine rotor and method
US20110070933A1 (en) * 2009-09-18 2011-03-24 Jean Imbert Threshing system including threshing elements having openings for grain passage

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020188820A (ja) * 2020-08-28 2020-11-26 株式会社クボタ 脱穀装置
JP7097932B2 (ja) 2020-08-28 2022-07-08 株式会社クボタ 脱穀装置
CN115943813A (zh) * 2023-03-10 2023-04-11 萝北县爱农种业有限公司 一种水稻脱粒和秸秆粉碎设备及其使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6165229B2 (ja) 全稈投入型コンバイン
JP2016039834A5 (ja)
JP2012231703A (ja) コンバインの扱胴
JP2020048474A (ja) コンバイン
JP2016178901A (ja) コンバイン
JP4488445B2 (ja) 全稈投入型コンバインの脱穀構造
JP2008167686A (ja) 全稈投入型コンバインの脱穀構造
JP7021307B2 (ja) コンバイン
JP6466372B2 (ja) 全稈投入型コンバイン
JP6215145B2 (ja) コンバイン
JP2019024380A (ja) コンバイン
JP2016178947A5 (ja)
JP2016059315A (ja) 脱穀装置
JP5963833B2 (ja) 全稈投入型コンバインの脱穀装置及び全稈投入型コンバイン
JP6432109B2 (ja) コンバイン
JP6226793B2 (ja) コンバイン
JP5643868B2 (ja) 脱穀装置及び脱穀装置を搭載した全稈投入型コンバイン
JP6297907B2 (ja) コンバイン
JP6075859B2 (ja) 脱穀装置
US20220304236A1 (en) A combine harvester and a method for threshing harvested crop material
JP2010200764A5 (ja)
WO2015146995A1 (ja) コンバイン
JP2014158434A (ja) 脱穀装置
JP2010200762A (ja) 全稈投入型コンバインの脱穀構造
JP2010200763A (ja) 全稈投入型コンバインの脱穀構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171010

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180410