JP6226446B2 - ヒートシンクの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばオーディオ商品のパワーアンプ等のパワーICの放熱用として好適に用いられるヒートシンクに関する。
この種のヒートシンクは、従来、押し出し品によるものや、ベース板の上面に波板状にプレス成形したフィンブロックを接合したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)この押し出し品によるヒートシンクにおける空流は押し出し方向に略限定され、その方向と交わる方向(波形状方向)には空流が行われ難く、空流を得るために配置方向に制約が発生する等の課題があった。またベース板の上面に波板状にプレス成形したフィンブロックを接合したものも同様に波形状方向には空流が行われ難く。空流を得るために配置方向に制約が発生する等の課題がある。また押し出し品のヒートシンクは、製造コストが高く、材料も押し出し専用のものが必要であるため、放熱特性の良い材料を自由に選択できないといった課題があった。
他方、プレス成形したフィンブロックを接合したものは、材料選択の幅が広がる反面、ベース板との接合面積が小さいことから波板状の各フィンへの熱伝達の効率が低いという問題があった。また、波板状の各フィンは、ベース板との間に空気が流通しにくい空間が形成される。該空間はフィンの端部で開口しているものの長い空間であり熱が籠もりやすく、放熱特性が低下する原因になる。また、波板状のフィンブロックはそれ単独で電子部品等に組み付けできるものではなく、ベース板が必須の構造であり、フィンへの熱伝達の向上には一定の限界があると共に熱伝達向上のために半田付け等の接続を行うとコストが高く成る。
また、板状又は断面U字状のフィン部材を別途用意し、これをベース板の上面に複数立設したものも提案されている(例えば、特許文献2、3参照。)。これによれば、上記した波板状のフィンブロックを接合するものと比較して各フィンの配置を自由に設定でき、熱の籠もりについても解決することが可能となる。しかしながら、これらも並び方向には空流が行われ難く。空流を得るために配置方向に制約が発生する等の課題があった。
また部品点数が著しく増えるため、管理、製造のコストが上昇し、ベース板との接合点数が増えるために信頼性の課題も生じる。また、ベース板に対して各フィン部材を接合する構造であるため、上記した波板状のフィンブロックを接合するものよりも、更に熱伝達の効率が低下してしまう。
特開2001−244396号公報 特開平9−312360号公報 特開2005−50906号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、空流方向に制限が無く、略全方向に空流が行われ配置等の制約が無く安定した放熱を得られるヒートシンクを提供する点に有る。
また材料選択の幅が広く、フィンへの熱伝達の効率も高く、放熱特性が良く、管理、製造コストも低減でき、信頼性の高いヒートシンクを提供する点もある。
本発明は、前述の課題解決のために、熱伝導性の板状基体に複数の板状片を同一方向に立設することにより板状フィンを複数形成したフィンブロックよりなり、端辺部に沿った方向に隣接する前記板状片を互いに異なる位置に立設することで前記板状フィンを互いにずれた位置に形成してなるヒートシンクを構成した。
ここで、前記板状片を端辺部から略同じ位置に立設される複数の前記板状フィンのフィン列を、二列以上略平行に形成したものが好ましい。
とくに、前記端辺部に沿った複数の前記板状片を異なる二位置で交互に立設させることで、前記板状フィンが交互に千鳥状に配された二列のフィン列を形成したものが好ましい。
また、前記板状基体が、互いに対向する二つの前記端辺部を少なくとも有し、該板状基体の各端辺部に沿って前記複数の板状片を立設してそれぞれ前記板状フィンを複数形成したものが好ましい。
また、一つの前記板状基体に対して複数の前記フィンブロックを配置したものが好ましく、前記複数の前記フィンブロックのフィンブロック間の板状フィンの配置は一部又は全部を個別の同一フィンブロックにおける板状フィンの配置と略同一ピッチにしたものが好ましい。また、前記板状フィンの高さを前記端辺部に沿った列方向に沿って変化させたものや前記板状フィンを湾曲させたものも好ましい。
また、本発明は、前述の課題解決のために、良熱伝導性の板状基材の端辺部から複数の板片を同一方向に折り曲げて起立させることにより板状フィンを複数形成したフィンブロックよりなり、前記端辺部に沿って隣接する前記板片を互いに異なる位置で折り曲げることで前記板状フィンを互いにずれた位置に形成してなるヒートシンクを構成した。
ここで、前記板片を略同じ位置で折り曲げて形成される複数の前記板状フィンのフィン列を、二列以上略平行に形成したものが好ましい。
特に、前記端辺部に沿った複数の前記板片を異なる二位置で交互に折り曲げることで、前記板状フィンが交互に千鳥状に配された二列のフィン列を形成したものが好ましい。
また、前記板状基材の端辺から微細な切り目を入れて板片を形成したうえ折り曲げるまたは切り目を入れながら折り曲げる切り曲げ加工により前記板状フィンを複数形成したものが好ましい。
更に、前記板状基材が、互いに対向する二つの前記端辺部を少なくとも有し、該板状基材の各端辺部から前記複数の板片を起立させてそれぞれ前記板状フィンを複数形成したものが好ましい。
特に、前記対向する二つの端辺部のうち一方の端辺部から板片を最も内側の位置で折り曲げて形成される複数の板状フィンに対向する位置に、それぞれ他方の端辺部から板片を最も外側の位置で折り曲げて形成される板状フィンを配したものが好ましい。
また、前記フィンブロックの前記板状フィンが起立形成される面と反対側の面に、同じく良熱伝導性素材のベース板を接合したものが好ましい。
特に、一つの前記ベース板に対して複数の前記フィンブロックを接合したものが好ましく、前記複数の前記フィンブロックのフィンブロック間の板状フィンの配置は一部又は全部を個別の同一フィンブロックにおける板状フィンの配置と略同一ピッチになるように構成したものがより好ましい。また、前記板状フィンの高さを前記端辺部に沿った列方向に沿って変化させたものや、前記板状フィンを湾曲させたものも好ましい。
以上にしてなる本願発明に係るヒートシンクによれば、熱伝導性の板状基体に複数の板状片を同一方向に立設させることにより板状フィンを複数形成したフィンブロックよりなり、
前記端辺部に沿った方向に隣接する前記板状片を互いに異なる位置に立設させることで前記板状フィンを互いにずれた位置に形成したので空流方向に制限が無く、略全方向に空流が行われる従って、配置等の制約が無く安定した放熱を得られる。
また前記板状片を前記端辺部から略同じ位置に立設される複数の前記板状フィンのフィン列を、二列以上略平行に形成し、前記端辺部に沿った複数の前記板状片を異なる二位置に交互に立設させることで、前記板状フィンが交互に千鳥状に配された二列のフィン列を形成し、前記板状基体が、互いに対向する二つの前記端辺部を少なくとも有し、該板状基体の各端辺部に沿って前記複数の板状片を立設させてそれぞれ前記板状フィンを複数形成したので空流方向に制限を受けない状態を維持しつつ板状フィンをバランスよく配置でき、コンパクトであっても良好な放熱特性を発揮させることが可能となる。
また、一つの前記板状基体に対して複数の前記フィンブロックを配置してなるので、これにより放熱性を更に向上させることが容易に可能となる。また前記複数の前記フィンブロックのフィンブロック間の板状フィンの配置は一部又は全部を個別の同一フィンブロックにおける板状フィンの配置と略同一ピッチにしたので流体の流れを均一にしてスムーズ且つ全体にわたって均一に放熱することができる。また、前記板状フィンの高さを前記端辺部に沿った列方向に沿って変化させたものや、前記板状フィンを湾曲させたものでは、放熱効果を維持しつつ固有振動周波数を高めることにより高出力タイプのオーディオ商品に適用した際の音圧により共振する可能性を低減できる。特に湾曲させたものでは、フィン及び根元の剛性も高くなり、強度が増すので組み立て作業等で変形が起き難く安定的であり、また湾曲した分だけ正面からみて板状フィンの間の隙間が形成されるので、横(斜め)方向への空気流通を更に促進し、熱の籠もりをより確実に防止できる。尚、ここでは湾曲としているが例えば流線形のような形状でも良く、固有振動周波数を変えるのみならず流体の流れをより良くする等、必要性に応じて形状は選択でき、制限されるものでは無い。
また本願発明に係るヒートシンクによれば、従来の押出成形品に比べて放熱特性の良い材料を自由に選択できるとともに、一枚の板状基材から板片を折り曲げて複数のフィンを構成できるので、板状基材の残部が底板部となって該底板部から連続して一体的に複数の板状フィンが起立配置された構造となり、当該底板部を通じて各板状フィンに滞りなく熱伝達が効率良く行われ、優れた放熱特性を発揮できる。また、上記底板部を電子部品等に接続して熱を受け取ることができることからベース板を無くすることも可能となる。このように本発明では部品点数を著しく削減でき、管理コスト、製造コストを低減することが可能であり、信頼性の高いヒートシンクを構成できる。
更に、本願発明に係るヒートシンクでは、板状基材の端辺部に沿って隣接する板片を互いに異なる位置で折り曲げることで板状フィンを互いにずれた位置に形成しているので、微細な切り目を入れて板片を形成したうえ折り曲げるまたは切り目を入れながら折り曲げる切り曲げ加工等により殆ど隙間のない切り溝で板片を切り分けても隣接する板状フィンの間に上記位置のずれによる隙間を形成することができ、したがって板片を形成するための板状基材の削り量を少なく抑えて板状フィン表面積を大きく維持しつつも、上記隙間からの横(斜め)方向への内外の空気その他の流体の流通を促進することができ、板状フィンの表面積の最大化と流体流通構造の両立及び省材料化を図ることができる。本発明ではフィンの板面に平行な端辺方向に沿った縦方向、開放されていることによる上下方向への内外の空気等の流体の流通も良好であり、これに加えて上記横(斜め)方向への内外の流体の流通が促進されることで、熱の籠もりを完全に解消し、放熱特性を著しく向上することができるのである。
また、板片を略同じ位置で折り曲げて形成される複数の前記板状フィンのフィン列を、二列以上略平行に形成してなるので、縦方向へのスムーズな流体の流通が維持され、熱分布の偏りを防止して優れた放熱特性を維持することができる。
また、前記端辺部に沿った複数の前記板片を異なる二位置で交互に折り曲げることで、前記板状フィンが交互に千鳥状に配された二列のフィン列を形成してなるので、効率的な配置とすることができ、コンパクトであっても良好な放熱特性を発揮させることが可能となる。
また、前記板状基材の端辺から微細な切り目を入れて板片を形成したうえ折り曲げるまたは切り目を入れながら折り曲げる切り曲げ加工等により前記板状フィンを複数形成してなるので、板状基材の削り量を少なくして板片、ひいては板状フィンの表面積を最大限確保して放熱特性を高めることが可能となる。
また、前記板状基材が、互いに対向する二つの前記端辺部を少なくとも有し、該板状基材の各端辺部から前記複数の板片を起立させてそれぞれ前記板状フィンを複数形成してなるので、板状基材の両端からフィンを効率的に作成でき、コンパクトであっても良好な放熱特性を発揮させることが可能となる。
また、前記対向する二つの端辺部のうち一方の端辺部から板片を最も内側の位置で折り曲げて形成される複数の板状フィンに対向する位置に、それぞれ他方の端辺部から板片を最も外側の位置で折り曲げて形成される板状フィンを配してなるので、外側のフィンと内側のフィンを対向させることで曲げ間のピッチが多く取れ、これにより曲げ加工が容易になるとともに、底板部の平面積も多く取れるので放熱特性が良く成る。すなわち加工性と放熱特性(表面積確保、流体流通隙間確保)の両立を図ることができる。
また、前記フィンブロックの前記板状フィンが起立形成される面と反対側の面に、同じく良熱伝導性素材のベース板を接合してなるので、放熱量増大に対応できると共に強度的に安定した構造となる。また発熱体との接触面が均一的に成るので熱伝達が安定する。また発熱体との間に放熱グリス、放熱ゴムシート等を介在させた場合もより安定的に熱伝達される。
また、一つの前記ベース板に対して複数の前記フィンブロックを接合してなるので、これにより放熱性を更に向上させることが容易に可能となる。また、前記複数のフィンブロックのフィンブロック間の板状フィンの配置は一部又は全部を個別の同一フィンブロックにおける板状フィンの配置と略同一ピッチになるように構成したので、流体の流れを均一にしてスムーズ且つ全体にわたって均一に放熱することができる。また、前記板状フィンの高さを前記端辺部に沿った列方向に沿って変化させたものや、前記板状フィンを湾曲させたものでは、放熱効果を維持しつつ固有振動周波数を高めることにより高出力タイプのオーディオ商品に適用した際の音圧により共振する可能性を低減できる。特に湾曲させたものでは、フィン及び根元の剛性も高くなり、強度が増すので組み立て作業等で変形が起き難く安定的であり、また湾曲した分だけ正面からみて板状フィンの間の隙間が形成されるので、横(斜め)方向への空気流通を更に促進し、熱の籠もりをより確実に防止できる。
本発明の第1実施形態に係るヒートシンクを示す斜視図。 (a)は同じくヒートシンクの平面図、(b)は正面図、(c)は(a)で示したA−Aの横断面図であり、図1とともにシミュレーションで用いた実施例1のヒートシンクである。 (a)は板片を折り曲げる前の板状基材を示す平面図、(b)は板片を折り曲げて構成したフィンブロックを示す斜視図。 (a)は変形例の板片を折り曲げる前の板状基材を示す平面図、(b)は板片を折り曲げて構成したフィンブロックを示す平面図。 (a)は他の変形例の板片を折り曲げる前の板状基材を示す平面図、(b)は板片を折り曲げて構成したフィンブロックを示す平面図。 (a)は更に他の変形例の板片を折り曲げる前の板状基材を示す平面図、(b)は板片を折り曲げて構成したフィンブロックを示す平面図。 (a)は更に他の変形例の板片を折り曲げる前の板状基材を示す平面図、(b)は板片を折り曲げて構成したフィンブロックを示す平面図。 (a)は更に他の変形例の板片を折り曲げる前の板状基材を示す平面図、(b)は板片を折り曲げて構成したフィンブロックを示す平面図。 (a)は変形例を示す平面図、(b)は正面図、(c)は斜視図であり、シミュレーションで用いた実施例2のヒートシンクである。 フィンブロックを複数設けたヒートシンクの変形例を示す斜視図。 (a)はフィンブロックを複数設けたヒートシンクの他の変形例を示す平面図、(b)は斜視図。 (a)はフィンブロックを複数設けたヒートシンクの更に他の変形例を示す平面図。 (a)は更に他の変形例の板片を折り曲げる前の板状基材を示す平面図、(b)は板片を折り曲げて構成したフィンブロックを示す平面図。 (a)は更に他の変形例の板片を折り曲げる前の板状基材を示す平面図、(b)は板片を折り曲げて構成したフィンブロックを示す平面図。 本発明の第2実施形態に係るヒートシンクを示す斜視図。 (a)は同じくヒートシンクの平面図、(b)は正面図、(c)は(a)で示したB−Bの横断面図。 同じくヒートシンクの板片を折り曲げる前の板状基材を示す平面図。 (a)は本発明の第3実施形態に係るヒートシンクを示す平面図。(b)は(a)で示したC−Cの縦断面図、(c)は変形例を示す縦断面図。 (a)は同じく他の変形例を示す縦断面図、(b)は更に他の変形例を示す縦断面図。 (a)はシミュレーションで用いた比較例1のヒートシンクを示す平面図、(b)は正面図、(c)は斜視図。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
先ず、図1〜図14に基づき、本発明の第1実施形態を説明する。
本発明に係るヒートシンク1は、図1及び図2に示すように、複数の板状フィン4,…(41A,41B,41C,42A,42B,42C)を形成したフィンブロック2とベース板3とを組み合わせて構成されている。フィンブロック2とベース板3はいずれも良熱伝導性の素材より構成され、当該ヒートシンク1が取り付けられる電子部品等が発する熱を吸収して表面、特にフィンブロック2の各板状フィン4,…の表面から効率良く空気中に放熱するものである。本例ではいずれも金属製であるが、良熱伝導性素材で且つフィンブロック2については折り曲げ形成可能な素材であればよい。例えば金属と樹脂の積層体など種々のものが適用可能である。
板状フィン4,…は、図3(a)に示すように良熱伝導性の板状基材5の端辺部51,52から複数の板片50,…を同一方向に折り曲げて起立させることにより形成されている。本例では、板状基材5の互いに対向する二つの両端辺部51、52から各々複数の板片50,…を起立させ、効率よく板状フィン4,…を形成している。ただし、本発明はこれに何ら限定されず、三つ以上の端辺部からそれぞれ複数の板片を起立させたものや、一端辺部からのみ複数の板片を起立させて板状フィンを形成してもよい。
各端辺部51(52)の隣接する板片50,50は、互いに異なる位置61A/61B/61C(62A/62B/62C)で折り曲げて起立され、これにより、図3(b)に示すように各端辺部側にそれぞれ板状フィン41A,41B,41C(42A,42B,42C)が互いにずれた位置に形成されている。このように各端辺部側の板状フィンをずれた位置に形成することにより、殆ど隙間のない切り溝で板片50、50を切り分けても隣接する板状フィンの間には上記位置のずれによる隙間が形成され、横(斜め)方向に空気が内外に流通し、熱の籠もりをより確実に防止できる構造とされている。
板状基材5の板片50,…を起立させた残部は、フィンブロック2のベース板3に取り付けられる底板部7となり、底板部7の前記板状フィン4が起立している方向と反対側の面(図では下面)が、ベース板3の対応する面(図では上面)に密着した状態に接合される。この接合方法はカシメ、溶接、接着、ネジ止め、ロウ付けその他種々の方法を採用でき、予め接合することなく電子部品等に取り付ける際にフィンブロック2とベース板3をネジ等で同時に密着状態に取り付けて接合するようにしてもよい。またカシメ、溶接、接着、ネジ止め、ロウ付けその他種々の方法で接合された状態においても電子部品等に取り付ける際にフィンブロック2とベース板3をネジ等で共締めされる状態に取り付けるので落下衝撃等で異常な荷重が加わったとしても前記接合部への荷重が緩和され、剥がれ、外れに対する安全性が高く成る。
各端辺部側に形成される板状フィン41A,41B,41C(42A,42B,42C)は、それぞれ同じ位置に形成されるもの同士、当該端辺に沿った方向に列を為している。すなわち、図3(a),(b)に示すように、板状フィン41Aは端辺部51に近い外側の位置61Aで、板状フィン41Bはより内側の位置61Bで、板状フィン41Cはさらに内側の位置61Cで、板状フィン42Aは端辺部52に近い位置62Aで、板状フィン42Bはより内側の位置62Bで、板状フィン42Cはさらに内側の位置62Cで、それぞれ板片50を折り曲げて形成されたものである。
これにより、同じ位置で折り曲げて形成された複数の板状フィン41A,…は当該端辺に沿った方向に列を形成し、同様に、板状フィン41B,…、板状フィン41C,…、板状フィン42A,…,板状フィン42B,…,板状フィン42C,…についても当該端辺に沿った方向にそれぞれ列を形成している。つまり端辺部51側に板状フィン41A,…の列、板状フィン41B,…の列及び板状フィン41C,…の列の三列が平行に形成され、端辺部52側にも板状フィン42A,…の列,板状フィン42B,…の列及び板状フィン42C,…の列の三列が平行に形成され、フィンブロック2には板状フィンの列が合計六列すべて平行に形成されている。
このようにずれた位置にそれぞれ板状フィンの列を平行に設けることで、上記隣接した板状フィン間の横(斜め)方向への空気の流通に加え、板状フィンの平行な列の間を縦方向にもスムーズに空気が通る流路が維持され、熱分布の偏りを解消して放熱特性を向上させることに寄与する。
本例では、底板部7とベース板3にICへの取り付け用の孔として互いに連通する通孔2a,3aの組が複数形成されており、この通孔2aを底板部7に確保するために本来板状フィン41C、42Cを形成するところよりも外側の位置に板状フィン41B、42Bを形成し、各端辺部側にそれぞれ板状フィンが三列形成されているが、このような通孔2aの形成スペースが不要な場合には、板状フィン41B、42Bの代りにより内側の位置に板状フィン41C、42Cを形成し、各端辺部側にそれぞれ板状フィンを二列(41A,…の列と41C,…の列の二列、42A,…の列と42C,…の列の二列)形成すればよい。
つまり本例では、各端辺部側にそれぞれ板状フィンが基本的には二列(板状フィン41A,…の列と板状フィン41C,…の列の二列、42A,…の列と42C,…の列の二列)形成され、通孔2aの位置に、例外的に板状フィン41C、42Cの代わりに板状フィン41B、42Bを配した構造である。端辺部51側の外側の板状フィン41Aと内側の板状フィン41C又は41Bとは、異なる位置(61Aと61C又は61B)で交互に折り曲げることで交互に千鳥状に配されており、同じく端辺部52側の外側の板状フィン42Aと内側の板状フィン42C又は42Bとは、異なる位置(62Aと62C又は62B)で交互に折り曲げることで交互に千鳥状に配されている。
ただし、このように各端辺部側に基本的に板状フィンの列を二列設ける構成に何ら限定されるものではなく、例えば図4又は図5に示すように基本的に三列設けたものや、その他四列以上設けたものでもよい。また、列を為さずにランダムな配置(但し、隣り合う板状フィン同士は異なる位置で折り曲げたもの)としてもよい。
一方の端辺部51から板片を最も内側の位置61Cで折り曲げて形成される複数の板状フィン41C,…に対向する位置には、それぞれ他方の端辺部52から板片を最も外側の位置62Aで折り曲げて形成される板状フィン42Cが配され、曲げ加工の容易性を維持するとともに底板部7が部分的に極端に狭くなり伝熱性や放熱性が低下することを防止している。
板片50は、図3(a)に示すように板状基材5の端辺部51、52から内側に向け、少なくとも折り曲げ位置まで延びる複数の切り目5b,…を形成して作成される。切り目5bは、ワイヤー加工等で極小スリット加工を行うことが好ましく、これにより板状フィン4となる板片の放熱面積を確保することができる。本例では端辺に対して直角に内側に向けて切り目5bを入れているが、図6、7に示すように斜め方向に切り目5bを入れてもよい。また、板状基材5の端辺が真っ直ぐではなく、例えば図8に示すように円弧形状、その他の曲線、曲線と曲線の組み合わせであってもよい。図8は中空円盤状の板状基材の例であるが、これに何ら限定されない。
また、本例では図3(a)に示すように切り目5b、…を形成した後、各板片50を折り曲げて形成しているが、プレス加工により切断(切り目)と曲げ加工(折り曲げ)を同時に行う切り曲げ加工を行って形成しても良く、仕様、目的に応じて加工方法は選択できる。図9は切り目の幅を板片50の厚さと同程度、積極的にスリットとして設け、図中(b)に示すように正面から見て隙間5eを積極的に形成した一般的な加工例(変形例)である。これにより放熱面積の減少を小さく抑えつつ形状及び曲げ加工が容易となり生産性も高くなると共に、上述の横(斜め)方向への空気流通も更に促進され、熱の籠もりを防止できる。
折り曲げる位置の異なる板状フィン41A,41B,41C(42A,42B,42C)は、互いに異なる高さとなっているが、これを揃える後加工をフィンブロック2に行ってもよい。また、折り曲げる前のフラットな板状基材5の段階で、各板片50の長さが同じになるように予め端辺部51、52を段差状に加工しておき、加工された板片50を折り曲げると各板状フィンの高さが揃うようにすることも好ましい。
また本例では板状基材5の端辺部51、52からのみ板片50を切り起こしているが、例えば図13又は図14に示すように、端辺部51(52)に加えて中間部53からも複数の板片50を切り起こして板状フィン43A,43C(43D,43E)を形成することもできる。この場合、切り目5b以外に切り起こす板片の先端部にも切り目5cを入れておけばよい。
図13の例では、中間部53に形成した板片50を一方向に且つ隣り同士異なる位置で折り曲げ、異なる位置に千鳥状に配した二列の板状フィン43A,…、43C,…が構成されている。また図14の例では、同じく中間部53に形成した板片50を交互に異なる端辺方向に折り曲げ、各端辺部51、52に形成される二列の板状フィン41A,41C(42A,42C)に対し、第三の列として板状フィン43D(43E)の列を加える形態となる。
また、本例では一つのベース板3に対して一つのフィンブロック2を接合したものであるが、図10に示すように一つのベース板3に二つのフィンブロック2を平行に横に並べた状態で接合したものや、図11に示すように一つのベース板3に三つ以上(四つ)のフィンブロック2を平行に横に並べた状態で接合したもの、更に図12に示すように縦方向にも複数並べた状態としたものなど、一つのベース板3に対して種々の形態で複数のフィンブロック2を組み合わせて放熱量の増大を図ることができる。尚、図11に示す符号8a,8bは一般的にマッチングと称するプレス加工における変形等の不具合を無くするために枠と接続して安定的に加工できるようにしたものである。したがって、この範囲にはフィンは構成されていない。しかしながら板厚、形状(長さ、幅)等により前記マッチングを必要としない加工もありえる。
このように一つのベース板3に二つ又は三つ以上のフィンブロック2を平行に横に並べた状態で接合する場合には、図11(a)で示すように、横方向に隣接するフィンブロック2、2の間で互いに対向している異なるフィンブロックの板状フィン同士の間の間隔(P1、P2)を、同一フィンブロック2において同じく横方向に対向している板状フィン同士の間隔(ピッチP1、P2)と同一にし、空気の流れを均一にするように構成することが好ましい実施形態である。ただし、これに限定されず、目的に応じて任意にブロック間のフィンピッチを設定できることは勿論である。また、複数のフィンブロックはベース板3の同一面に設ける必要はなく、例えばコ字状に屈曲したベース板の上面と左右の面にそれぞれフィンブロックを取り付けるなど、種々の形態が可能である。
更に、ベース板3を省略し、フィンブロック2をヒートシンク1として単独使用することもできる。図15〜図17で示した第2実施形態のヒートシンク1は、フィンブロック2を形成する板状基材5を厚肉とし、ベース板を省略してフィンブロック2単独で十分な放熱量を維持するように構成したヒートシンク1である。
板状基材5が厚肉のため形成される各板状フィン41A,41B,41C(42A,42B,42C)も厚肉となり、第1実施形態の場合に比べて折り曲げ位置を同じとすると隣り合う板状フィン間に形成される上述のななめ方向に隙間は狭くなる。したがって、本例では折り曲げ前の板状基材5の隣り合う板片50、50間には切り目よりも幅広な溝部5dが形成され、上記隙間が維持されている。その他の構造や変形例等については上記第1実施形態と同様であり、同一構造には同一符号を付して説明を省略する。
また、以上の実施形態では、端辺に沿った各列の複数の板状フィンは同じ高さに構成されているが、図18及び図19で示した第3実施形態のヒートシンク1のように、板状フィンの高さを列方向に沿って変化させ、固有振動周波数を高めることにより高出力タイプのオーディオ商品に適用した際の音圧により共振する可能性を低減できるように構成したものも好ましい。図18(b)は端辺に沿った各列の複数の板状フィンの高さを交互に高低変化させた例であり、図18(c)は2本ごとに高低を交互に変化させた例である。いずれの場合も、図示したように端辺に沿った列方向の両端の板状フィンを高いものとし、包絡体積を顕著に小さくすることなく構成して優れた放熱効果を略維持しつつ固有振動周波数を高めることのできるものが好ましい例である。
また図19(a)は徐々に高さを変化させた例であり、図19(b)は両端部から中央部に向かって次第に低く変化させた例である。このように端辺に沿った一端又は両端の板状フィンの高さを高いものとしつつ高さを変化させることで、上記図18の場合と同様、包絡体積を顕著に小さくすることなく構成して優れた放熱効果を略維持しつつ固有振動周波数を高めることができる。特に19(a)の例では、横方向に隣接する列同士で高さの変化が逆になるように構成し、端辺に沿った両端に比較的高さの高い板状フィンが存在するように構成することが好ましい。
その他、図示しないが、各板状フィンを湾曲させて、同様に放熱効果を維持しつつ固有振動周波数を高めるように構成したものも好ましい例である。このように湾曲させれば、フィン及び根元の剛性も高くなり、強度が増すので組み立て作業等で変形が起き難く安定的であり、また湾曲した分だけ正面からみて板状フィンの間の隙間が形成されるので、図9の例の場合と同様に、横(斜め)方向への空気流通を更に促進し、熱の籠もりをより確実に防止できる効果も生じる。このような湾曲の例を上記図18、19の例に組み合わせ、固有振動周波数や放熱効果をより高めることも勿論可能である。また板厚を厚くすると放熱効果及び固有振動周波数共に高く成る、従って放熱効果と固有振動周波数の両立を図るために上記のような形状と組み合わせる事も可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。例えば本実施形態では空冷式として説明したが、水冷式等、液体その他の流体を介して冷却を行うヒートシンクとして構成するものも本発明に含まれる。
また本発明の実施形態はプレス加工により板状基材の端辺部から板片を起立させて板状フィンを形成する例について説明したが本発明はこうした加工方法にも何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる加工で形成し得ることは勿論である。例えばアルミ材料等によるダイキャスト、放熱特性を有する樹脂材料等による成型加工、アルミ材等の鍛造加工等で形成するヒートシンクも本発明に含まれる。従って、図1に示すような形態をダイキャスト、樹脂成型、鍛造加工等で加工するとベース板3部に複数の板状フィン4・・・が一体的に立設された形態と成る。この時のフィンの形状は、板状、湾曲、流線形等、必要に応じて選択できる。
次に、図1〜図2で示した構造のヒートシンク(実施例1)、図9(a)〜(c)で示した構造のヒートシンク(実施例2)、図20に示す構造の従来からの押し出し品のヒートシンク(比較例1)の各モデルをそれぞれ用いて、同じパワーICに取り付けたと仮定してその放熱効果をシュミレーションにより計算した比較実験の結果を説明する。
実施例1、2とも、板状フィン4、ベース板3の板厚をそれぞれ1mm、3mmに設定し、端辺部に沿った列方向(縦)の寸法を134mm、横方向の寸法を16mmに設定した。比較例1は、ベース板103の板厚をビス止め部の領域3mm、その他のフィンが立っている領域5mmに設定し、縦横の寸法は実施例1、2と同じく134mm×16mmに設定した。実施例1、2の板状フィン4は、実施例1が両端の板状フィンの幅を7mm、両端以外の板状フィンの幅を7.5mmに設定し、実施例2がすべて6.5mmに設定し、板状フィン4の高さは、実施例1、2とも、板状フィン41A,42Aが28.5mm、板状フィン41B、42Bが31.5mm、板状フィン41C、42Cが33.5mmに設定した。比較例1のフィン104の高さは25.5mmに設定した。材料は実施例1、2をJIS A 1050H24純アルミニウム、比較例1をJIS A 6063T5アルミニウム合金とした。
実施例1、2、比較例1を取り付けるパワーICの発熱量を同条件とし、収納空間の寸法が横30cm、奥行き30cm、高さ20cm、周囲温度が25℃とした環境条件下でパワーICの表面温度(℃)、比較例1を100とした実施例1、2の放熱効果(%)を算出した。結果は下記表1の通りとなった。
Figure 0006226446
表1の結果が示すとおり、本発明に係る実施例1、2では従来の比較例1に比べて放熱効果が格別に高くなることが分かる。また、実施例1、2は両端のビス止め部にもフィンが構成できるので包絡体積が大きくできるが、比較例1は押し出し加工のためビス止め部にフィンが形成できず、無理に形成すると後加工等のコストが掛かる。表面積に顕著な違いはないが、実施例1、2が空気の流通が良く、熱伝達量が増加した結果、優れた放熱効果が得られていることが分かる。実施例1、2では包絡体積は同じであるが表面積が実施例1の方が大きく、放熱効果も大きくなった。
1 ヒートシンク
2 フィンブロック
2a 通孔
3 ベース板
3a 通孔
4 板状フィン
5 板状基材
5b,5c 切り目
5d 溝部
5e 隙間
7 底板部
41A,41B,41C 板状フィン
42A,42B,42C 板状フィン
43A,43C,43D,43E 板状フィン
50 板片
51,52 端辺部
53 中間部
61A,61B,61C 位置
62A,62B,62C 位置
101 ヒートシンク
103 ベース部
104 フィン

Claims (8)

  1. 良熱伝導性の板状基材の端辺部から複数の板片を同一方向に折り曲げて起立させることにより板状フィンを複数形成したフィンブロックよりなり、
    前記端辺部に沿って隣接する前記板片を互いに異なる位置で折り曲げることで前記板状フィンを互いにずれた位置に形成してなるヒートシンクの製造方法であって、
    前記板状基材が、互いに対向する二つの前記端辺部を少なくとも有し、該板状基材の各端辺部から、切り目を入れて板片を形成したうえ折り曲げるまたは切り目を入れながら折り曲げる切り曲げ加工により、前記複数の板片を起立させてそれぞれ前記板状フィンを複数形成し、
    前記対向する二つの端辺部のうち一方の端辺部から板片を最も内側の位置で折り曲げて形成される複数の板状フィンに対向する位置に、それぞれ他方の端辺部から板片を最も外側の位置で折り曲げて形成される板状フィンを配してなるヒートシンクの製造方法
  2. 前記板片を略同じ位置で折り曲げて形成される複数の前記板状フィンのフィン列を、二列以上略平行に形成してなる請求項1記載のヒートシンクの製造方法
  3. 前記端辺部に沿った複数の前記板片を異なる二位置で交互に折り曲げることで、前記板状フィンが交互に千鳥状に配された二列のフィン列を形成してなる請求項2記載のヒートシンクの製造方法
  4. 前記フィンブロックの前記板状フィンが起立形成される面と反対側の面に、同じく良熱伝導性素材のベース板を接合してなる請求項1〜3の何れか1項に記載のヒートシンクの製造方法
  5. 一つの前記ベース板に対して複数の前記フィンブロックを接合してなる請求項4記載のヒートシンクの製造方法
  6. 前記複数の前記フィンブロックのフィンブロック間の板状フィンの配置は一部又は全部を個別の同一フィンブロックにおける板状フィンの配置と略同一ピッチになるように構成した請求項5記載のヒートシンクの製造方法
  7. 前記板状フィンの高さを前記端辺部に沿った列方向に沿って変化させてなる請求項1〜6の何れか1項に記載のヒートシンクの製造方法
  8. 前記板状フィンを湾曲させてなる請求項1〜7の何れか1項に記載のヒートシンクの製造方法
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