JP6220320B2 - シール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、挿通孔の内壁において長尺部材をシールするシール構造の技術に関する。
従来より、コントロールケーブルが挿通されるグロメットが知られている(例えば特許文献1参照)。かかるグロメットは、挿通孔の内壁に雨水などの水分をシールするシール部が設けられている。しかし、コントロールケーブルの挿通を容易とするためにシール部に設けられた凸部の間隔を開けると、コントロールケーブルが湾曲した際に該コントロールケーブルの湾曲形状にシール部の形状が追従できず、コントロールケーブルと凸部との間に隙間が生じてシール性が低下してしまう場合がある。
特開2009−68518号公報
本発明は、長尺部材の挿通が容易であり、該長尺部材が湾曲してもシール性が低下しないシール構造の技術を提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明は、
長尺部材と、
前記長尺部材が挿通されて該長尺部材の外周に密着する挿通部を有する弾性部材と、を備えたシール構造であって、
前記挿通部は、
両端に開口を備えた筒状部と、
両開口と連通して前記長尺部材が挿通される挿通孔と、
前記挿通孔の内壁において前記長尺部材をシールするシール部と、を備え、
前記シール部は、
前記挿通孔に挿通された前記長尺部材に対して周周り方向に密着可能に形成された第一凸部と、
前記挿通孔に挿通された前記長尺部材に対して該長尺部材の外周と当接可能に形成された第二凸部と、を有している、としたものである。
本発明は、上記記載のシール構造において、
前記第一凸部は、前記長尺部材が前記挿通孔に挿通可能な間隔で配置され、
前記第二凸部は、前記第一凸部の間に配置されている、としたものでもある。
本発明は、上記記載のシール構造において、
前記第二凸部は、前記挿通孔の周周り方向に環状であり、頂部における内径が前記長尺部材の外径とほぼ同一となるように形成され、
前記第一凸部は、前記挿通孔の周周り方向に環状であり、頂部における内径が前記長尺部材の外径よりも小さく、かつ前記第二凸部の内径よりも小さくなるように形成されている、としたものでもある。
本発明は、上記のいずれかに記載のシール構造において、
前記第二凸部の頂部における内径は、前記長尺部材の外径に対して100パーセントから92パーセントの間にある、としたものでもある。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、長尺部材の挿通が容易であり、該長尺部材が湾曲してもシール性が低下しないシール構造が実現される。
本発明の第一実施形態に係るグロメットを示す上面図。 図1のA−A断面に沿った、挿通部についての部分拡大断面図。 図2の断面におけるグロメットの挿通部の部分拡大断面図。 図3のシール部に設けられた凹凸を示す説明図。 コントロールケーブルの挿通前後における挿通部を示す部分拡大説明図。 図5(B)における領域Raと領域Rbを拡大した説明図。 図1のグロメットにコントロールケーブルを挿通した状態におけるコントロールケーブルの湾曲前後における挿通部を示す図。 図7(B)における領域Rcと領域Rdを拡大した図。 他の実施形態に係るグロメットの凸部の形状を示す図。 他の実施形態に係るグロメットのシール部に設けられた凹凸を示す図。
本発明の技術的思想は、長尺部材が挿通されるあらゆる弾性部材に適用することが可能である。本願では、長尺部材を「コントロールケーブル1」とし、弾性部材を「グロメット2」として説明する。
図1は、第一実施形態に係るグロメット2を示している。図2は、図1におけるA−A断面を示している。なお、図中の二点鎖線は、コントロールケーブル1を表す。
まず、コントロールケーブル1について簡単に説明する。
上述したように、本願における長尺部材は、コントロールケーブル1、特にアウターケーシング1oを指す。コントロールケーブル1は、インナーケーブル1iと、該インナーケーブル1iを覆うアウターケーシング1oと、で構成されている。但し、長尺部材について限定するものではなく、例えばインナーケーブル1i、送電線や通信回線などであっても良い。長尺部材については、所定の長さを有し、車両内外などの内側と外側とを貫通して配置される部材を用いることができ、外周面が平滑面であることが好ましい。
次に、グロメット2について説明する。
本実施形態に係るグロメット2は、自動車のシャシパネルなどに取り付けられた状態で、コントロールケーブル1を保持するものである。グロメット2は、本体部21と、該本体部21に設けられた挿通部22と、で構成されている。なお、グロメット2は、弾性を有する材質(エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)など)で形成されている。但し、材質について限定するものではなく、例えばニトリルゴム(NBR)やクロロプレンゴム(CR)などであっても良い。また、弾性を有しない材質の一部に弾性を有する材質を合体させたものであっても良い。例えば金属で形成された本体部21にゴムで形成された挿通部22が焼き付けられたものであっても良い。弾性部材としては、弾性機能を有して長尺部材であるアウターケーシング1oと密着することができるものであれよく、長尺部材の外周を覆うことでコントロールケーブル1が挿入されるのでシール構造を形成することができる。
本体部21は、グロメット2における広く平らに形成された部分を指す。本体部21は、多角形状に形成され、シャシパネルに設けられたケーブル穴を塞ぐ。また、本体部21は、二つのボルト孔21hが設けられており、該ボルト孔21hに通されるボルトによってシャシパネルに固定される。
挿通部22は、長尺部材が挿通される部分であり、本実施形態においてはグロメット2における筒状部23が形成された部分を含む。筒状部23は、その中心に挿通孔23hが形成され、保持可能な所定の厚みを有するために、ケーブル穴まで配索されたコントロールケーブル1を保持する。また、挿通孔23hは、その内壁にシール部24が設けられており、該シール部24によってコントロールケーブル1をシールしている。具体的に説明すると、挿通孔23hは、その内壁にシール部24が設けられており、該シール部24の凹凸によってアウターケーシング1oの外周をシールしている。
以下に、挿通部22について詳細に説明する。
図3は、グロメット2の挿通部22を示している。図4は、シール部24に設けられた凹凸を示している。
上述したように、挿通部22は、グロメット2における筒状部23が形成された部分を含む。筒状部23は、その両端に開口23oを備えている(図2参照)。開口23oは、コントロールケーブル1が挿入可能な大きさに形成され、形状が特に限定されるものではないが、本実施形態では円形となっている。そして、両開口23oと連通するように挿通孔23hが形成されている。つまり、筒状部23は、一方の開口23oから他方の開口23oまで挿通孔23hが貫いた形状となっている。挿通孔23hは、その内壁にシール部24が設けられており、該シール部24の凹凸によってアウターケーシング1oの外周をシールしている。シール部24は、凹凸が軸方向に離間して設けられており、アウターケーシング1oの外周をシールすることによって、アウターケーシング1oの外周を伝わって水分が内側へと移動することを防止して、防水性を発揮することができる。なお、挿通孔23hは、コントロールケーブル1が車内外に亘って配索可能に設けられていればよく、本実施形態においては円筒状とされている。
本グロメット2において、凹凸の凹部24cは、挿通孔23hの中心軸Lを中心として環状に形成されている。そして、これら凹部24cは、全ての深さが同一となっている。一方、凹凸の凸部24pは、挿通孔23hの中心軸Lを中心として環状に形成されている。しかし、これら凸部24pは、全ての高さが同一となっていない。即ち、本グロメット2における凸部24pは、高さが高い凸部24pと高さが低い凸部24pの二種類が存在している。本願では、高さが高い凸部24pを「第一凸部25」と定義し、高さが低い凸部24pを「第二凸部26」と定義する。
第一凸部25は、コントロールケーブル1に密着し、該コントロールケーブル1をシールするものである。つまり、第一凸部25は、コントロールケーブル1のアウターケーシング1oに密着することにより、該アウターケーシング1oを伝う雨水などの水分をシールするのである。ここで第一凸部25は、長尺部材であるアウターケーシング1oの挿入性を阻害しない挿入抵抗を有してもよく、アウターケーシング1oの外形に対して密着可能な形状とすることもできる。なお、「密着」とは、弾性変形した第一凸部25がアウターケーシング1oの外周を強く押すことにより、接触部分の圧力が高まった状態をいい、機能的には、雨水などの水分を確実にシールできる状態をいう。また、注意的であるが、第一凸部25は、雨水などの水分をシールする役割を有しているので、必ず周周り方向に環状であって螺旋を含まない。
第一凸部25は、その基部25bの断面形状が略矩形状になっている。そして、頂部25aの断面形状が中心線Lに近づくにつれて徐々に細くなる略楔形状になっている。即ち、第一凸部25の断面形状は、凹部24cの底面から中心軸Lへ向けて垂直に延び、所定の高さから徐々に細くなっているのである。このような形状としたのは、根元における剛性を適度に抑えるとともに、コントロールケーブル1との接触面積を小さくするためである。これにより、第一凸部25の柔軟性を高め、同時にシール機能の向上を実現している。また、第一凸部25の柔軟性を高めるのは、凹部24cを深くすることによっても実現できる。なお、第一凸部25の頂部25aにおける内径φxは、コントロールケーブル1の外径φcに対して99パーセントから65パーセントの間にある(図5参照)。かかる数値は、下記の数式によって算出される。
数式:φx/φc×100=99〜65(%)
外径φcに対する内径φxの割合は、65%以上99%以下の範囲で実用することができるが、シール性を確保しつつ作業性をより向上するために、87%以上95%以下とすることが好ましい。
なお、「頂部」とは、第一凸部25の、挿通孔23hの軸方向へ張り出した部分のうちの最も軸側の頂点付近の部分を意味するものであり、この部分がコントロールケーブル1の挿通時にアウターケーシング1oの外周と接触して第一凸部25の弾性変形を生じさせる部分でもある。本実施形態においては、上述のように、凸状とされ、第一凸部25においても、後述の第二凸部26においても、内径の基準は凸状部分の先端を基準としている。
第二凸部26は、コントロールケーブル1に当接し、該コントロールケーブル1をシールするものである。つまり、第二凸部26は、コントロールケーブル1のアウターケーシング1oに当接することにより、該アウターケーシング1oを伝う雨水などの水分をシールするのである。なお、「当接」とは、弾性変形した第二凸部26がアウターケーシング1oの外周を弱く押すことにより、接触部分の圧力がやや高まった状態をいい、機能的には、コントロールケーブル1の挿通を容易としつつ雨水などの水分を補助的にシールできる状態をいう。また、注意的であるが、第二凸部26は、雨水などの水分をシールする役割を有しているので、挿通孔23hの中心軸Lに対する周周り方向に環状であることが好ましい。但し、第一凸部25がシール機能を担保できるのであれば、必ずしも環状である必要はない。
第二凸部26は、その基部26bの断面形状が略矩形状になっている。そして、頂部26aの断面形状が中心線Lに近づくにつれて徐々に細くなる略楔形状になっている。即ち、第二凸部26の断面形状は、凹部24cの底面から中心軸Lへ向けて垂直に延び、所定の高さから徐々に細くなっているのである。このような形状としたのは、根元における剛性を適度に抑えるとともに、コントロールケーブル1との接触面積を小さくするためである。これにより、第二凸部26の柔軟性を高め、同時にシール機能の向上を実現している。また、第二凸部26の柔軟性を高めるのは、凹部24cを深くすることによっても実現される。第二凸部26の凹部24cの底面からの高さについては、直接のシール対象であるアウターケーシング1oの外周に当接することが可能な高さを有し、第一凸部25における内径φxよりも第二凸部26における内径φyを大きくすることで、コントロールケーブル1を挿入した際に、挿入に対する抵抗を生じないように設けられ、弾性変形を生じないようにされている。なお、第二凸部26の頂部26aにおける内径φyは、コントロールケーブル1の外径φcに対して100パーセントから92パーセントの間にある(図5参照)。かかる数値は、下記の数式によって算出される。
数式:φy/φc×100=100〜92(%)
ここで、本実施形態においては、アウターケーシング1oの外径φcが7.1mmであるのに対して、第一凸部25の内径φxが6.4mmとされ、第二凸部26の内径φyが6.8mmとされている。
次に、第一凸部25と第二凸部26について更に詳細に説明する。
図5は、コントロールケーブル1の挿通前後における挿通部22を示している。図6は、図5(B)における領域Raと領域Rbを拡大した図である。また、図7は、コントロールケーブル1の湾曲前後における挿通部22を示している。図8は、図7(B)における領域Rcと領域Rdを拡大した図である。なお、図6及び図8に示す矢印は、第一凸部25若しくは第二凸部26の変形方向を表す。
本グロメット2において、第一凸部25の頂部25aにおける内径φxは、コントロールケーブル1の外径φcよりも小さい。一方、第二凸部26の頂部26aにおける内径φyは、コントロールケーブル1の外径φcとほぼ同一である。従って、第一凸部25は、コントロールケーブル1の挿通によって変形し、第二凸部26は、ほとんど変形しないこととなる。このため、第一凸部25は、コントロールケーブル1を挿通する際に抵抗となるが、第二凸部26は、ほとんど抵抗とならないのである。
この点、本グロメット2における第一凸部25と第二凸部26は、交互に設けられており、第一凸部25は、隣接する第二凸部26から適度な間隔を開けて配置されている。このため、第一凸部25は、コントロールケーブル1の挿通によって変形しても、隣接する第二凸部26に干渉しない。つまり、第一凸部25は、コントロールケーブル1の挿通によって変形し、挿通孔23hの軸方向に膨らんだり、撓んだりしても、隣接する第二凸部26に接触しないのである。従って、第一凸部25は、コントロールケーブル1を挿通する際に変形しやすく、挿通作業を妨げるような大きな抵抗とはならない。本願では、コントロールケーブル1を挿通する際に第一凸部25が変形しても、該第一凸部25と第二凸部26が干渉しない間隔を「長尺部材(コントロールケーブル1)が挿通孔23hに挿通可能な間隔」と定義する。なお、第一凸部25は、過度に密集して設けられた場合には、コントロールケーブル1の挿入抵抗が大きくなることも考えられるので、第一凸部25の内径φxに応じて間隔を適宜調整することができる。
更に、第一凸部25は、コントロールケーブル1の挿通前後の変位量が大きいので、該コントロールケーブル1のアウターケーシング1oに密着することとなる。また、第一凸部25は、コントロールケーブル1の挿通前後の変位量が大きいので、伸張時の伸び代が大きく、コントロールケーブル1が湾曲しても隙間が生じにくい。即ち、第一凸部25は、コントロールケーブル1の湾曲形状に応じて柔軟に変形し、該コントロールケーブル1のアウターケーシング1oに常に密着するのである。具体的に説明すると、領域Rcにおける第一凸部25は、コントロールケーブル1の湾曲に応じて伸張しており、該コントロールケーブル1に密着した状態を維持していることが分かる。
一方、第二凸部26は、コントロールケーブル1の挿通前後の変位量が小さいので、該コントロールケーブル1のアウターケーシング1oに当接することとなる。また、第二凸部26は、コントロールケーブル1の挿通前後の変位量が小さいので、収縮時の縮み代が大きく、コントロールケーブル1が湾曲しても隙間が生じにくい。即ち、第二凸部26は、コントロールケーブル1の湾曲形状に応じて柔軟に変形し、該コントロールケーブル1のアウターケーシング1oに常に当接するのである。具体的に説明すると、領域Rdにおける第二凸部26は、コントロールケーブル1の湾曲に応じて収縮しており、該コントロールケーブル1に当接した状態を維持していることが分かる。
以上より、本グロメット2の特徴をまとめると以下のようになる。
第一の特徴として、グロメット2は、挿通部22を有している。挿通部22は、両端に開口23oを備えた筒状部23と、両開口23oと連通してコントロールケーブル1が挿通される挿通孔23hと、挿通孔23hの内壁においてコントロールケーブル1をシールするシール部24と、を備えている。そして、シール部24は、挿通孔23hに挿通されたコントロールケーブル1に対して周周り方向に密着可能に形成された第一凸部25と、挿通孔23hに挿通されたコントロールケーブル1に対して該コントロールケーブル1の外周と当接可能に形成された第二凸部26と、を有している。
第二の特徴として、第一凸部25は、コントロールケーブル1が挿通孔23hに挿通可能な間隔で配置されている。また、第二凸部26は、第一凸部25の間に配置されている。
第三の特徴として、第二凸部26は、挿通孔23hの周周り方向に環状であり、頂部26aにおける内径φyがコントロールケーブル1の外径φcとほぼ同一となるように形成されている。また、第一凸部25は、挿通孔23hの周周り方向に環状であり、頂部25aにおける内径φxがコントロールケーブル1の外径φcよりも小さく、かつ第二凸部26の内径よりも小さくなるように形成されている。
第四の特徴として、第二凸部26の頂部26aにおける内径φyは、コントロールケーブル1の外径に対して100パーセントから92パーセントの間にある。
このような特徴により、本グロメット2は、コントロールケーブル1の挿通が容易であり、該コントロールケーブル1が湾曲してもシール性が低下しない。即ち、本発明の技術的思想を用いれば、長尺部材の挿通が容易であり、該長尺部材が湾曲してもシール性が低下しないシール構造が実現される。
次に、他の実施形態に係るグロメット2について説明する。
図9は、他の実施形態に係るグロメット2の凸部24pの形状を示している。ここでは、図面の簡潔のため、第一凸部25と第二凸部26の形状を一の凸部24pとして表す。
第一実施形態に係るグロメット2の第一凸部25は、基部25bの断面形状が略矩形状となっている(図4参照)。これは、根元における剛性を適度に抑え、柔軟性を高めるためである。しかし、本願においては、基部25bの断面形状を略矩形状に限定するものではない。例えば図9の(A)のように、中心線Lに近づくにつれて徐々に細くなる略楔形状としても良い。
更に、上述したように、第一実施形態に係るグロメット2の第一凸部25は、頂部25aの断面形状が中心線Lに近づくにつれて徐々に細くなる略楔形状となっている(図4参照)。しかし、本願においては、頂部25aの断面形状を略楔形状に限定するものではない。例えば図9の(B)のように、略矩形状とすることもできる。また、(C)のように、略円弧形状とすることもできる。更に、(D)のように、略台形状とすることもできる。なお、(D)のように、略台形状とした場合は、傾斜面の下り側から上り側へコントロールケーブル1を挿通することで、該コントロールケーブル1を挿通作業が容易となる。
第一実施形態に係るグロメット2の第二凸部26は、基部26bの断面形状が略矩形状となっている(図4参照)。これは、根元における剛性を適度に抑え、柔軟性を高めるためである。しかし、本願においては、基部26bの断面形状を略矩形状に限定するものではない。例えば図9の(A)のように、中心線Lに近づくにつれて徐々に細くなる略楔形状としても良い。
更に、上述したように、第一実施形態に係るグロメット2の第二凸部26は、頂部26aの断面形状が中心線Lに近づくにつれて徐々に細くなる略楔形状となっている(図4参照)。しかし、本願においては、頂部26aの断面形状を略楔形状に限定するものではない。例えば図9の(B)のように、略矩形状とすることもできる。また、(C)のように、略円弧形状とすることもできる。更に、(D)のように、略台形状とすることもできる。なお、(D)のように、略台形状とした場合は、傾斜面の下り側から上り側へコントロールケーブル1を挿通することで、該コントロールケーブル1を挿通作業が容易となる。
更に、他の実施形態に係るグロメット2について説明する。
図10は、他の実施形態に係るグロメット2のシール部24に設けられた凹凸を示している。
第一実施形態に係るグロメット2の第一凸部25と第二凸部26は、交互に設けられている(図4参照)。これは、第一凸部25と第二凸部26の全てに安定した機能を発揮させるためである。しかし、本願においては、第一凸部25と第二凸部26が交互に設けられると限定するものではない。例えば図10の(A)のように、第一凸部25が連続しているものとすることができる。また、(B)に示すように、第二凸部26が連続しているものとすることができる。更に、(A)や(B)に示すもの以外であっても良い。つまり、本発明においては、第一凸部25の間に第二凸部26が設けられていても、第一凸部25と第二凸部26とが分離して第一凸部25と第二凸部26とのそれぞれが連続的に設けられていても、第二凸部26が補助的なシール機能を発揮するように設けられていればよく、第二凸部26が第一凸部25の弾性変形を阻害しないように適宜構成することもできるのである。
1 コントロールケーブル(長尺部材)
1i インナーケーブル
1o アウターケーシング
2 グロメット(弾性部材)
21 本体部
22 挿通部
23 筒状部
23h 挿通孔
24 シール部
24c 凹部
24p 凸部
25 第一凸部
26 第二凸部
φx 第一凸部の頂部における内径
φy 第二凸部の頂部における内径
φc コントロールケーブルの外径

Claims (4)

  1. 長尺部材と、
    前記長尺部材が挿通されて該長尺部材の外周に密着する挿通部を有する弾性部材と、を備えたシール構造であって、
    前記挿通部は、
    両端に開口を備えた筒状部と、
    両開口と連通して前記長尺部材が挿通される挿通孔と、
    前記挿通孔の内壁において前記長尺部材をシールするシール部と、を備え、
    前記シール部は、
    前記挿通孔に挿通された前記長尺部材に対して周周り方向に密着可能に形成された第一凸部と、
    前記挿通孔に挿通された前記長尺部材に対して該長尺部材の外周と当接可能に形成された第二凸部と、を有し
    前記第一凸部は、前記長尺部材が前記挿通孔に挿通可能な間隔で配置され、
    前記第二凸部は、前記第一凸部の間に配置されている、ことを特徴とするシール構造。
  2. 前記第二凸部は、前記挿通孔の周周り方向に環状であり、頂部における内径が前記長尺部材の外径とほぼ同一となるように形成され、
    前記第一凸部は、前記挿通孔の周周り方向に環状であり、頂部における内径が前記長尺部材の外径よりも小さく、かつ前記第二凸部の内径よりも小さくなるように形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のシール構造。
  3. 前記第二凸部の頂部における内径は、前記長尺部材の外径に対して100パーセントから92パーセントの間にある、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシール構造。
  4. 長尺部材と、
    前記長尺部材が挿通されて該長尺部材の外周に密着する挿通部を有する弾性部材と、を備えたシール構造であって、
    前記挿通部は、
    両端に開口を備えた筒状部と、
    両開口と連通して前記長尺部材が挿通される挿通孔と、
    前記挿通孔の内壁において前記長尺部材をシールするシール部と、を備え、
    前記シール部は、
    前記挿通孔に挿通された前記長尺部材に対して周周り方向に密着可能に形成された第一凸部と、
    前記挿通孔に挿通された前記長尺部材に対して該長尺部材の外周と当接可能に形成された第二凸部と、を有し、
    前記長尺部材は、湾曲可能に構成され、
    前記第一凸部は、前記長尺部材の挿通によって変形しても隣接する前記第二凸部に接触しない間隔を空けて配置される、ことを特徴とするシール構造。
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