JP6352739B2 - シール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺部材が挿通される挿通孔の内部に設けられるシール構造に関する。
車両の室内に配置されたシフトレバーと室外に配置されたトランスミッションとを接続するために、コントロールケーブルが用いられている。コントロールケーブルは、車両の内外を仕切るボディパネルに形成された開口を通じて室内から室外へと導かれている。開口には、コントロールケーブルが挿通されるグロメットが設けられている。
グロメットは、弾性部材によって形成されており、コントロールケーブルのアウターケーシングが挿通される挿通孔を有している。挿通孔の内側には、アウターケーシングと挿通孔の間をシールするために挿通孔の内壁からアウターケーシングに向って突出するようにリップ部が形成されている(例えば、特許文献1参照)。このリップ部によって、挿通孔を介して室外から室内へと水、埃、排気ガスなどの異物が侵入することが防止されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−68518号公報
しかし、上記従来のグロメットでは、コントロールケーブルを挿通孔に挿通する際に、コントロールケーブルとリップ部との間の抵抗が大きく、挿通に潤滑物質が必要であったり、コントロールケーブルの挿通に時間が掛かっていた。
一方、コントロールケーブルの挿通を容易にするために、リップ部の挿通孔内壁からの突出高さを低くすると、長尺部材であるコントロールケーブルのアウターケーシングとリップ部との間に間隙を生じてしまい、シール性が低下するおそれがある。
本発明の課題は、シール性を確保し、且つケーブルを容易に挿入することが可能なシール構造を提供することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
第1の本発明のシール構造は、長尺部材と、長尺部材を保持し、長尺部材が挿通されて長尺部材の外周に密着する挿通部を有する弾性部材とを備えている。挿通部は、壁部と、挿通孔と、シール部とを備える。壁部は、両端に開口を備えている。挿通孔は、両開口と連通し、長尺部材が挿通される。シール部は、挿通孔の内部において長尺部材をシールする。シール部は、周回り方向に連続するリップ部を有している。リップ部は、第一凸部と、第二凸部とを有している。第一凸部は、外周側から挿通孔の軸中心に向かって凸となり、長尺部材と密着する。第二凸部は、外周側から挿通孔の軸中心に向う高さが第一凸部より低く、長尺部材と接続する。第一凸部と第二凸部とが周回り方向に交互に配されている。
このようにシール部に第一凸部よりも高さの低い第二凸部が設けられているので、長尺部材を挿通孔に挿通する際に、第二凸部における長尺部材との抵抗が小さくなる。このため、長尺部材を挿通孔に挿通し易くなる。
また、長尺部材が挿通孔に挿通された状態では、第一凸部は長尺部材に密着し、第二凸部は長尺部材に接続されているので、挿通孔内のシール性も確保できる。
また、第一凸部と第二凸部が周回り方向に交互に配置されているので、長尺部材が挿通孔に挿通されると、長尺部材に押圧されて第一凸部の一部が第二凸部側に移動する。すなわち、長尺部材を挿入すると第一凸部が外周側に押し込まれることになり、第一凸部は周方向の両隣の第二凸部側に押し広げられる。このように第一凸部が第二凸部側に押し広げられることにより、第一凸部より高さの低い第二凸部におけるシール性能を補うことができる。
従って、第1の本発明のシール構造では、シール性を確保し、且つケーブルを容易に挿入することが可能となる。
第2の本発明のシール構造は、第1の本発明のシール構造であって、リップ部の内周形状は、第二凸部を頂点として略四角形状または略三角形状である。
このように、第二凸部を頂点として略四角形状または略三角形状にリップ部の内周形状を形成することにより、第一凸部の円周方向における長さを長くすることができるので、製造し易い。更に、第一凸部の円周方向の長さを長くできるので、シール性をより向上させられる。
第3の本発明のシール構造は、第1又は第2の本発明のシール構造であって、シール部は、リップ部を複数有している。挿通孔の軸方向において、一のリップ部の第二凸部の位置が、他のリップ部の第一凸部の位置に対応するように、リップ部が配されている。
このように、挿通孔の軸方向において、高さの低い第二凸部が配置されている位置に対応するように第一凸部を配置することにより、第一凸部より高さの低い第二凸部におけるシール性能を第一凸部によって補うことができるので、シール性をより向上させられる。
本発明によれば、シール性を確保し、且つケーブルを容易に挿入することが可能なシール構造を提供することができる。
本発明にかかる実施形態のシール構造を備えたグロメットを本体パネルから取外した状態を示す分解組立図。 図1に示すグロメット体の平面図。 図2に示すグロメット体の分解側面図。 (a)図3に示すグロメットを矢印A方向に沿って視た平面図、(b)図3に示すグロメットを矢印B方向に沿って視た平面図。 図3に示すリテーナを矢印B方向に沿って視た平面図。 (a)図2に示すグロメットの部分断面図、(b)図6(a)に示す状態のグロメットにアウターケーシングが挿通された状態を示す断面図。 図6(a)に示す矢印C方向に沿ってリップ部を視た図。 (a)、(b)図7において一番手前のリップ部のみを示した図。 (a)図6(a)の部分拡大図、(b)本実施形態の変形例のリップ部を示す断面図。 (a)、(b)本実施形態の変形例のリップ部を示す図。
以下に、本発明にかかる実施形態について図面を参照しながら説明する。
<1.構成>
(1.全体概要)
図1は、本実施形態にかかるシール構造を用いたグロメットを車両パネルから分解した状態を示す分解組立図である。
図1に示すように、シフトレバー1が車両の室内に配置され、トランスミッション2が室外に配置されている。シフトレバー1とトランスミッション2は、コントロールケーブル30、31によって接続されている。コントロールケーブル30、31は、運転者がシフトレバー1に入力した操作をトランスミッション2に伝達する。コントロールケーブル30は、シフト用のコントロールケーブルであって、シフトレバー1の縦方向の動きをトランスミッション2に伝達する。
コントロールケーブル30は、管状のアウターケーシング30aと、アウターケーシング30aの内側に通されたインナーケーブル30bを有している。また、コントロールケーブル31も、管状のアウターケーシング31aと、アウターケーシング31aの内側に通されたインナーケーブル31bを有している。
コントロールケーブル30、31は、パネル4に形成された開口4aから室内から室外に導かれ、その開口4aにグロメット体5が配置される。
(2.パネル4)
図1に示すように、パネル4には、開口4aが形成されている。パネル4の車両室外側の面4bの開口4aの周囲には、後述するグロメット体5の外周リップ612が当接する。
また、パネル4の開口4aの周囲には、車両室外側に向かって2つのボルト12が設けられている。このボルト12は、グロメット体5をパネル4に固定するために設けられている。グロメット体5に形成された貫通孔にボルト12を挿通した後に、ナット14がボルト12に嵌め込まれることによって、グロメット体5が開口4aを塞ぐようにパネル4に取り付けられる。
(3.グロメット体)
図2はグロメット体5の側面図である。図2に示すように、グロメット体5は、グロメット6と、グロメット6を室外側から覆うようにグロメット6に取り付けられたリテーナ7と、を有している。図2には、コントロールケーブル30のアウターケーシング30a及びパネル4が二点鎖線で示されている。
(3−1.グロメット)
図3は、グロメット体5の分解図であり、グロメット6からリテーナ7を取外した状態を示す側面図である。図4(a)は、図3に示す矢印Aに沿ってグロメット6を視た平面図である。図4(b)は、図3に示す矢印Bに沿ってグロメット6を視た平面図である。なお、矢印Aは、グロメット6をパネル4に取り付けた状態において車両室内側から視る方向に相当する。また、矢印Bは、グロメット体5をパネル4に取り付けた状態において車両室外側から視る方向に相当する。
図3、図4(a)、及び図4(b)に示すように、グロメット6は、略板形状の本体部61と、コントロールケーブル30、31を保持する挿通部62、63と、を有している。挿通部62、63は、略円筒形状であり、本体部61を貫通するように、本体部61の面に対して斜め方向に配置されている。なお、グロメット6は、弾性部材の一例であり、エチレンプロピレンジエンゴムによって一体成形されている。
グロメット6の本体部61の一方の面61aには、図4(a)に示すように、挿通部62、63の周囲に環状に凸部611が形成されている。凸部611は、グロメット体5をパネル4に取り付けた状態において、パネル4の開口4aの内側に嵌り込む。
面61aの外周縁には、一周にわたって外周リップ612が形成されている。グロメット体5をパネル4に取り付けた状態において、外周リップ612は、パネル4の室外側の面4bに密着し、グロメット体5の外周とパネル4の間から水等が侵入することが防ぐ。
グロメット6の本体部61の他方の面61bには、図3及び図4(b)に示すように、4つの連結部613が形成されている。連結部613は、柱形状であり、面61bから面61bに対して垂直に形成されている。連結部613の根元には、図3に示すように外周を一周するように凹部613aが形成されている。
また、本体部61には、2つの貫通孔61cが形成されており、グロメット体5をパネル4に取り付ける際にボルト12が挿通される。
なお、挿通部62、63の構成については後述する。
(3−2.リテーナ)
図5は図3の矢印B方向に沿って視たリテーナ7の平面図である。
リテーナ7は、グロメット6の面61bを覆うように形成された金属製の皿状の部材であり、平面部71と、平面部71の周囲から垂直に形成された縁部72(図3参照)とを有している。平面部71には、挿通部62、63を露出する開口部71aと、4つの連結部613が挿入される貫通孔71bと、グロメット体5をパネル4に取り付ける際にボルト12が挿通される2つの貫通孔71cが形成されている。
貫通孔71bに連結部613を挿入しながら、図3に示す矢印Bに沿ってリテーナ7をグロメット6に向って移動し、リテーナ7の平面部71が連結部613の凹部613aに嵌ることによって、リテーナ7は、グロメット6に固定される。なお、図3では、貫通孔71cを示さず、貫通孔71bのみ示している。
(3−3.シール構造)
次に、本実施形態のシール構造100について説明する。シール構造100は、図1〜図4に示すように、アウターケーシング30aと、アウターケーシング31aをそれぞれ保持する挿通部62、63とを備えている。
(3−3−1.挿通部の概略構成)
次に、挿通部62、63について説明する。グロメット6の挿通部62は、略円筒形状であって、図4(a)及び図4(b)に示すようにコントロールケーブル30が挿通される挿通孔621が形成されている。挿通部63も略円筒形状であって、コントロールケーブル31が挿通される挿通孔631が形成されている。
図6(a)は、グロメット6の部分断面図である。図6(a)では、挿通部62の内部構造が示されている。なお、挿通部62と挿通部63は同様の構成であるので、挿通部62を例に挙げてその構造について説明する。図6(b)は、コントロールケーブル30のアウターケーシング30aが挿通部62によって保持されている状態を示している。
挿通部62は、壁部622と、挿通孔621と、シール部623とを備えている。壁部622は、略円筒状に形成されており、その両端に開口622aが形成されている。挿通孔621は、円筒状の軸方向に沿って形成されており、コントロールケーブル30のアウターケーシング30aが挿入される。
シール部623は、アウターケーシング30aを挿通孔621の内部においてシールする。いいかえると、シール部623は、挿通孔621の内部においてアウターケーシング30aと壁部622の間を封止する。シール部623は、挿通孔621の内部の複数個所に設けられており、図6(a)に示すように、矢印C方向に沿って視た場合に、挿通孔621の手前の端部と、中央部と、奥側の端部との3箇所に形成されている。手前の端部に形成されているシール部が623a、中央部に形成されているシール部が623b、奥側の端部に形成されているシール部が623cとして示されている。
シール部623は、図6(a)及び図6(b)に示すように軸方向(軸O1参照)に複数形成されたリップ部624を有している。図6(a)では、手前から数えて一番目のリップ部を624(1)と示し、二番目のリップ部を624(2)と示す。
(3−3−2.リップ部の形状)
図7は、挿通部62を軸O1方向に沿って図6(a)の矢印C方向から視た図である。図8(a)は、図7において最も手前に位置するリップ部624のみを示す図である。
図7及び図8(a)に示すように、リップ部624は、壁部622の内壁622bから軸O1方向(アウターケーシング30aが挿入されている場合には、アウターケーシング30a方向ともいえる)に向って、突出している。また、リップ部624は、挿通孔621の周回り方向に連続するように形成されている。すなわち、リップ部624は、挿通孔621の内周の一周に渡って環状に形成されている。
ここで、図8(a)に示すように、1つのリップ部624は、第一凸部624aと、第二凸部624bと、を有している。第一凸部624aと第二凸部624bは、4個ずつ設けられており、周方向に交互に配置されている。また、第一凸部624a同士が対向し、第二凸部624b同士が対向するように配置されている。図8(a)には、挿通された場合に配置されるアウターケーシング30aの外周30acが二点鎖線で示されている。
対向する第二凸部624bの間の軸O1を通る距離d2は、アウターケーシング30aの径と実質上同じ長さに形成されている。また、対向する第一凸部624aの間の軸O1を通る距離d1は、アウターケーシング30aの径よりも小さく形成されている。
図8(b)を用いて更に詳細に説明すると、第一凸部624aの先端部分624aeは、挿通孔621の径方向に対して垂直な直線状に形成されており、その中央M1で軸O1からの距離が最も短くなっており、アウターケーシング30aの外周30ac(図6(b)、図8(a)参照)に最も密着する。一方、第二凸部624bの先端部分624beは、軸O1からの距離が一定の円弧形状に形成されており、その距離は、アウターケーシング30aの外周30ac(図6(b)、図8(a)参照)に接続できるようにアウターケーシング30aの半径と略同じ長さに形成されている。軸O1から、先端部分624aeと先端部分624beの境界を通る直線L1〜L8が時計回りに順に示されている。リップ部624のL2とL3の間の部分と、L4とL5の間の部分、L6とL7の間の部分、およびL8とL1の間の部分が、第一凸部624aに相当する。また、リップ部624のL1とL2の間の部分、L3とL4の間の部分、L5とL6の間の部分、L7とL8の間の部分が、第二凸部624bに相当する。
また、第二凸部624bの先端部分624beの周方向の中心をM2とすると、4つの第二凸部624bは、M2を頂点とする四角形状(二点鎖線で示されているR参照)に形成されている。
(3−3−3.複数のリップ部の配置関係)
以上のような形状のリップ部624が3箇所のシール部623a、623b、623cにおいて軸O1方向に沿って複数個設けられている。
軸O1方向に隣り合う2つのリップ部624は、軸O1方向において一方のリップ部624の第二凸部624bの位置が、他のリップ部624の第一凸部624aの位置に対応するように配置されている。
図7における括弧内の数字は、手前から数えて何番目のリップ部であるかを示している。
すなわち、図7に示すように、軸O1方向に沿って視ると、手前から一番目のリップ部624(1)の第二凸部624b(1)が、手前から二番目のリップ部624(2)の第一凸部624a(2)と重なり、一番目のリップ部624(1)の第一凸部624a(1)が、二番目のリップ部624(2)の第二凸部624b(2)と重なるように、一番目のリップ部624(1)と二番目のリップ部624(2)が形成されている。
いいかえると、二番目のリップ部624(2)は、一番目のリップ部624(1)を周方向に45度回転したように形成されている。
この手前から数えて一番目のリップ部624(1)の第一凸部624aと第二凸部624bの配置を第1配置とし、二番目のリップ部624の第一凸部624aと第二凸部624bの配置を第2配置とすると、挿通孔621内の複数のリップ部624は、交互に第1配置と第2配置をとるように形成されている。図6(a)にも、この状態が示されており、挿通部62の軸O1を含む断面形状では、図6(a)に示すように、軸O1方向に沿って第一凸部624aと第二凸部624bが交互に配置されている。
図8(b)に示すような挿通孔621にアウターケーシング30aが挿通された状態では、上述した複数のリップ部624の第一凸部624aがアウターケーシング30aの外周30acに密着し第二凸部624bがアウターケーシング30aの外周acに接続することによって、アウターケーシング30aが保持されるとともに、アウターケーシング30aと壁部622の内壁622bとの間が封止される。
なお、図1に示すように、コントロールケーブル30、31が挿通孔621、631に挿通された状態のグロメット体5の貫通孔(詳細には、グロメット6の貫通孔61c(図4参照)及びリテーナ7の貫通孔71c(図5参照))をボルト12に通し、ナット14をボルト12に嵌めることによって、図2に示すようにグロメット体5がパネル4に取り付けられる。
<2.特徴>
(1)
上記実施形態のシール構造100は、図2に示すように、アウターケーシング30a(長尺部材の一例)と、アウターケーシング30aを保持し、アウターケーシング30aが挿通されてアウターケーシング30aの外周30acに密着する挿通部62を有するグロメット6(弾性部材の一例)とを備えている。
挿通部62は、壁部622と、挿通孔621と、シール部623とを備える。壁部622は、両端に開口622aを備えている。挿通孔621は、両端の開口622aと連通し、アウターケーシング30aが挿通される。シール部623は、挿通孔621の内部においてアウターケーシング30aをシールする。
シール部623は、周回り方向に連続するリップ部624を有している。リップ部は、第一凸部624aと、第二凸部624bとを有している。第一凸部624aは、外周側から挿通孔の軸O1中心に向かって凸となり、アウターケーシング30aと密着する。第二凸部624bは、外周側から挿通孔621の軸O1中心に向う高さが第一凸部624aより低く、アウターケーシング30aと接続する。第一凸部624aと第二凸部624bとが周回り方向に交互に配されている。
このように第一凸部624aよりも高さの低い第二凸部624bが設けられているので、アウターケーシング30aを挿通孔621に挿通する際に、第二凸部624bにおいてアウターケーシング30aとの抵抗が小さくなる。このため、アウターケーシング30aを挿通孔621に挿通し易くなる。
また、アウターケーシング30aが挿通孔621に挿通された状態では、第一凸部624aはアウターケーシング30aに密着し、第二凸部624bはアウターケーシング30aに接続されているので、挿通孔621内のシール性も確保することができる。
また、第一凸部624aと第二凸部624bが周回り方向に交互に配置されているので、アウターケーシング30aが挿通孔621に挿通されると、アウターケーシング30aに押圧されて第一凸部624aの一部が第二凸部624b側に移動する。すなわち、図8(a)に示すアウターケーシング30aの外周30acと第一凸部624aの関係から明らかなように、アウターケーシング30aを挿入すると第一凸部624aが外周側に押し込まれることになり、第一凸部624aは周方向の両隣の第二凸部624b側に押し広げられる。このように第一凸部624aが第二凸部624b側に押し広げられることにより、第一凸部624aより高さの低い第二凸部624bにおけるシール性能を補うことができる。
以上より、本実施形態のシール構造では、シール性を確保し、且つケーブルを容易に挿入することが可能となる。
(2)
また、上記実施形態のシール構造100は、リップ部624の内周形状は、第二凸部624bを頂点として略四角形状である。
詳細には、図8(b)に示すように、第二凸部624bの先端部分624beの中央M2を結ぶと略四角形状(二点鎖線Rで示す)になるようにリップ部624の内周形状が形成されている。
このように、第二凸部624bを頂点として略四角形状にリップ部624の内周形状を形成することにより、第一凸部624aの円周方向における長さを長くすることができるので、製造し易い。更に、第一凸部624aの円周方向の長さを長くできるので、シール性をより向上することが可能となる。
(3)
また、上記実施形態のシール構造100は、図6(a)及び図7に示すように、シール部623は、リップ部624を複数有している。挿通孔621の軸O1方向において、一のリップ部624の第二凸部624bの位置が、他のリップ部624の第一凸部624aの位置に対応するように、リップ部624が配されている。
このように、挿通孔621の軸O1方向において、高さの低い第二凸部624bが配置されている位置に対応するように第一凸部624aを配置することにより、第一凸部624aより高さの低い第二凸部624bにおけるシール性能を第一凸部624aによって補うことができるので、シール性をより向上することが可能となる。
<3.本発明の用語と実施形態との対応及び変形例等>
(1)
本発明の長尺部材は、例えば本実施形態ではコントロールケーブル30のアウターケーシング30aであり、例えば、アウターパイプ、ロッド、パイプ、丸棒等を用いることができる。
(2)
本発明の弾性部材は、長尺部材の挿通により弾性変形し、長尺部材の外形に沿うように長尺部材に密着するシール構造に使用できる弾性部材であり、EPDM等の合成ゴムによって形成することができ、例えば本実施形態ではグロメット6である。
(3)
また、本発明における「弾性部材による長尺部材の保持」とは、長尺部材が挿入されたときに弾性力で位置を保持できることであり、弾性力によって長尺部材の位置が大きく動かない程度の保持された状態とすることであり、弾性部材の弾性のためにシールに影響が出ない程度に長尺部材が若干動いてもよい。また、本発明では、所定のシール位置で保持できるという効果を発揮する。自動車用途の場合には、長尺部材の保持によって、当該長尺部材の配索経路の保持をすることもできる。
(4)
本発明における「挿通部への長尺部材の挿通」とは、外見上挿通された状態であればよく、例えば本実施形態では、筒状の挿通部62にコントロールケーブル30のアウターケーシング30aが挿通されているが、本実施形態の構成に限らない。例えば長尺部材が完全に挿通部を貫通しているだけに限らず、長尺部材が挿通部に途中まで挿入されている状態であってもよい。更に、挿通部が挿入方向に沿って二分割でき、径方向から長尺部材が挿通部によって挟み込まれ外見上挿通したような構成であってもよい。
(5)
本発明における「挿通部の長尺部材の外周への密着」とは、長尺部材が挿通したときに密着して、水が長尺部材を伝わって中に入って、一方側から他方側へと伝わらないような構造であり、例えば本実施形態ではシール部623のアウターケーシング30aの周方向に対する密着として示されているが、これに限られるものではない。少なくともリップ部があればよく、密着の機能を発揮できる構造であればよい。密着構造は長尺部材の剛性の高いところで行われてもよいし、複数個所に密着構造が設けられていてもよい。簡易な構造によりシール機能を発揮して、別途シール部材を設ける必要がない。
(6)
本発明における「シール構造」の一例である本実施形態のアウターケーシング30a及び挿通部62は、コントロールケーブルのアウターケーシングを伝って一方側から他方側に水分が移動することを抑制するための構造であり、少なくとも水分の移動を抑制することができればよく、車に限らず、建物等であってもよい。
(7)
本発明における「両側に開口を備えた壁部」の一例である本実施形態の筒状の肉厚の壁部622は、長尺部材が一方側から他方側に挿通されるような構成であればよく、両端が開口していれば特に限定されるものではない。例えば、外側に向って除々に径が広くなるように開口が形成されている場合、径が小さくなるように開口が形成されている場合でもよく、円形に限らず、開口端部の形状が三角形、四角形などであってもよい。
(8)
本発明における「挿通孔が両開口と連通」とは、例えば、本実施形態では、筒状の壁部622であって筒の両端に開口622aが形成され、両端の開口622aと挿通孔621が繋がっている構成であるが、長尺部材が挿通される開口であり、両端の開口と開口が繋がる構成であれば本実施形態の構成に限定されず、開口と開口の間が湾曲していてもよい。
(9)
本発明の「挿通孔に長尺部材が挿通」とは、例えば、本実施形態では挿通孔621にアウターケーシング30aが挿通された状態のことであり、組み合わされた状態で外見上長尺部材が挿通孔に挿通した状態である。組み合わされた状態で外見上少なくとも一方の開口から長尺部材が挿通されているように、開口と開口を繋げて長尺部材が配置される部分が形成されていればよい。すなわち、開口から長尺部材を挿入して挿通孔内に長尺部材を配置するだけでなく、挿通部が挿入方向に沿って二分割でき、長尺部材が挿通部に挟み込まれることによって配置され外見上挿通孔内に長尺部材が挿通されたような構成であってもよい。
(10)
本発明の「挿通孔の内部において長尺部材をシール」とは、例えば、本実施形態では、挿通孔21の内部においてアウターケーシング30aをシールすることであり、長尺部材を伝って水等が一方側から他方側に移動することを抑制できればよい。本実施形態では、シール部がアウターケーシング30aを保持する機能も兼ねているが、保持する構成がシール部とは別に設けられていても良い。
(11)
本発明の「シール部のリップ部」の一例である本実施形態の縦断面が略三角形状であるリップ部624は、長尺部材が挿通孔に挿通された状態で、少なくとも長尺部材に頂点部分で接続し、長尺部材に対してシールを形成するリップ部であり、少なくとも頂点部分(図6(a)及び図8(b)の先端部分624ae、624be参照)が長尺部材に接続する構成であればよく、挿入方向に対して傾斜している面形状であってもよい。図9(a)に示すように、本実施形態のリップ部624は、縦断面(軸O1を含む面)の形状が略三角形状であるが、図9(b)に示すように、アウターケーシング30aが挿入される方向(矢印B参照)に対して傾いた面を有するリップ部724であってもよい。
(12)
本発明の「リップ部が周回り方向に連続する」とは、例えば、本実施の形態では図8に示すようにリップ部624が、挿通孔621の周回り方向に連続して凸状に一周形成されおり、軸方向に水の移動を許容する部分がないようにリップ部が周回りに環状に連続して形成されていることである。要するに、水の移動が許容されなければよく、リップ部は軸方向の一方に対して同じ方向に傾斜して延びた形状(図9(b)参照)であってもよい。
(13)
本発明の「リップ部は第一凸部と第二凸部を有する」とは、例えば、本実施形態ではリップ部624が第一凸部624aと第二凸部624bを有していることに対応するが、2種類の凸部に限られるものでなく、高さの異なる3種類以上の凸部が形成されていてもよく、要するに、シール性能が確保され且つ挿入しやすければよい。
(14)
本発明の「第一凸部が外周側から挿通孔の軸中心に向かって凸となり、長尺部材と密着」とは、例えば、本実施形態の第一凸部624aが壁部622から挿通孔621の軸O1に向って凸に形成され、アウターケーシング30aに密着していることに対応するものであり、シールができるような出っ張りが存在し、その出っ張りが長尺部材に密着することである。
(15)
本発明の「第二凸部は、外周側から挿通孔の軸中心に向う高さが第一凸部より低く、長尺部材と接続する」とは、例えば、本実施形態では、第二凸部624bが、アウターケーシング30aと密着する第一凸部624aよりも高さが低く、対向する第二凸部624bによって形成される径の大きさがアウターケーシング30aの外径と略同径になるように形成されており、アウターケーシング30aと接続する程度の高さであるので、アウターケーシング30aを挿入しやすい。第二凸部624bの高さについては、アウターケーシング30aに密着して、且つアウターケーシング30aの挿入が容易な高さであってもよい。更に、第一凸部624aの形成する部分が第二凸部624b側に逃げるので、アウターケーシング30aをより挿入しやすくなる。また、接続とは、密着と当接の間程度の概念である。
(16)
本発明における「第一凸部と第二凸部とが周回り方向に交互に配置されている」とは、例えば、本実施形態では図8(a)及び図8(b)に示すように周回り方向に第一凸部624a、第二凸部624b、第一凸部624a、第二凸部624b、第一凸部624a、第二凸部624b、第一凸部624a、及び第二凸部624bの順に形成されていることに対応するが、このような構成に限られるものではない。
すなわち、4つずつの第一凸部624aと第二凸部624bが交互に配置されていなくてもよく、第一凸部624aと第二凸部624bが例えば3つずつ、5つずつ設けられて交互に配置されていてもよく、数に限定されるものではない。
(17)
本発明の「リップ部の内周形状」は、挿通孔において軸方向に突出し連続して形成されたリップ部を軸方向に沿って視た場合にリップ部の内側に形成される空間のことであり、本実施形態では図8(b)に示すように頂点をM2とする略四角形状である。
(18)
本発明の「リップ部の内周形状は、第二凸部を頂点として略四角形状」であるとは、例えば、本実施形態では、図8(b)に示すように、第二凸部624bの先端部分624beの周方向の中心をM2とすると、4つの第二凸部624bは、M2を頂点とする四角形状に形成されていることに対応するが四角形状に限らなくてもよく、例えば、図10(a)に示すように三角形状に形成されたリップ部824が形成されていてもよい。この場合、第一凸部824a、第二凸部824bが3つずつ設けられており、第二凸部824bは、その先端部分824beの軸O1からの長さd3が、アウターケーシング30aの半径と略同じに形成されている。また、第一凸部824aは、その先端部分824aeが径方向に対して垂直な直線状になるように形成されている。第二凸部824bの先端部分824beの中心をM2とすると、M2を結んだ形状が略三角形状となる。また、リップ部の内周形状が、第二凸部を頂点とする三角形状に限らず、五角形状以上の形状であってもよい。
また、リップ部の内周形状が、図10(b)に示すような略楕円形状のリップ部924であってもよい。この場合、周回り方向に第一凸部924a、第二凸部924b、第一凸部924a、及び第二凸部924bが順に形成されている。また、第一凸部924aの先端部分924aeの形状は曲線となっている。
これらのようにリップ部の内周形状が、線対称や点対称の図形であってもよい。
なお、本実施形態では、同一形状のリップ部624が軸方向において複数個配置されているが、異なる形状のリップ部(例えば、リップ部724、824、924)が組み合わされて配置されていてもよい。
又、本実施形態では、隣り合うリップ部624において、一方のリップ部624は他方のリップ部624に対して周回り方向に90度回転(位相をずらして)して配置されているが、90度に限らなくてもよい。更に、全てのリップ部624が、位相をずらさずに同一の配置であってもよい。すなわち、全てのリップ部の624が、それらの第一凸部624aが軸O1方向に対応して配置され、それらの第二凸部624bが軸O1方向に対応して配置されてもよい。
(19)
本発明の「シール部は挿通孔の軸方向においてリップ部を複数有し」とは、例えば本実施形態では図6(a)に示すようにシール部623が軸O1に沿って複数のリップ部624を有することに対応するが、挿通孔の壁部と長尺部材の間をシールできればよいので、シール性を確保できればリップ部624が1つであってもよい。
(20)
本発明の「一のリップ部」とは、複数のリップ部のうちの所定のリップ部のことであり、例えば本実施形態では、図6(a)の矢印C方向に沿って挿通孔621をみて手前から数えて一番目のリップ部624(1)のことであるが、別のリップ部であってもよい。
(21)
本発明の「他のリップ部」とは、複数のリップ部のうちの上記所定のリップ部以外のリップ部のことであり、例えば、本実施形態では、図6(a)の矢印C方向に沿って挿通孔621を視て手前から数えて2番目のリップ部624(2)のことであるが、別のリップ部であってもよい。
(22)
本発明の「一のリップ部の第二凸部の位置が、他のリップ部の第一凸部の位置に対応する」とは、例えば本実施形態では、軸O1方向に沿って視た場合にリップ部624(1)の第一凸部624aがリップ部624(2)の第二凸部624b(2)と重なり、リップ部624(1)の第二凸部624b(1)がリップ部624(2)の第一凸部624a(2)と重なっていることに対応するが、シール性を向上するために、一のリップ部の第二凸部と長尺部材の接触部分から軸方向に水分が移動した場合に水分の移動を他のリップ部の第一凸部が抑制できさえすればよい。
このため、本実施形態のように、複数のリップ部624の全てにおいて隣り合うリップ部624の第一凸部624aと第二凸部624bが軸O1方向において対応する必要はなく、いずれか1つのリップ部624と他のリップ部624において第一凸部624aと第二凸部624bが軸O1方向において対応すればよい。
なお、図10(a)、(b)に示す三角形状のリップ部824が複数個設けられた場合においても同様に、軸O1方向において、いずれか一つのリップ部824と他のリップ部824において第一凸部824aと第二凸部824bが軸O1方向において対応するように配置していてもよい。楕円形状のリップ部924についても同様である。
本発明のシール構造によれば、シール性を確保し、且つケーブルを容易に挿入することが可能であり、車両の室内の装置と室外の装置との間をコントロールケーブルなど繋ぐ際のシール構造として有用である。
1 シフトレバー
2 トランスミッション
4 パネル
4a 開口
4b 面
5 グロメット体
6 グロメット(弾性部材の一例)
7 リテーナ
12 ボルト
14 ナット
21 挿通孔
30 コントロールケーブル
30a アウターケーシング(長尺部材の一例)
30ac 外周
30b インナーケーブル
31 コントロールケーブル
31a アウターケーシング
31b インナーケーブル
61 本体部
61a 面
61b 面
61c 貫通孔
62 挿通部
63 挿通部
71 平面部
71a 開口部
71b 貫通孔
71c 貫通孔
72 縁部
100 シール構造
611 凸部
612 外周リップ
613 連結部
613a 凹部
621 挿通孔
622 壁部
622a 開口
622b 内壁
623 シール部
623a シール部
623b シール部
623c シール部
624 リップ部
624a 第一凸部
624ae 先端部分
624b 第二凸部
624be 先端部分
631 挿通孔
724 リップ部
824 リップ部
824a 第一凸部
824ae 先端部分
824b 第二凸部
824be 先端部分
924 リップ部
924a 第一凸部
924ae 先端部分
924b 第二凸部

Claims (3)

  1. 長尺部材と、前記長尺部材を保持し、前記長尺部材が挿通されて前記長尺部材の外周に密着する挿通部を有する弾性部材とを備えたシール構造であって、
    前記挿通部は、
    両端に開口を備えた壁部と、
    両開口と連通し、前記長尺部材が挿通される挿通孔と、
    前記挿通孔の内部において前記長尺部材をシールするシール部を備え、
    前記シール部は、周回り方向に連続するリップ部を有し、
    前記リップ部は、
    外周側から前記挿通孔の軸中心に向かって凸となり、前記長尺部材と密着する第一凸部と、
    外周側から前記挿通孔の軸中心に向う高さが前記第一凸部より低く、前記長尺部材と接続する第二凸部とを有し、
    前記第一凸部と前記第二凸部とが周回り方向に交互に配されたシール構造。
  2. 前記リップ部の内周形状は、前記第二凸部を頂点として略四角形状または略三角形状である、請求項1に記載のシール構造。
  3. 前記シール部は、前記リップ部を複数有し、
    前記挿通孔の軸方向において、一の前記リップ部の前記第二凸部の位置が、他の前記リップ部の前記第一凸部の位置に対応するように、前記リップ部が配された、
    請求項1又は2に記載のシール構造。
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