JP2017072159A - ボールジョイント用ダストカバー - Google Patents
ボールジョイント用ダストカバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017072159A JP2017072159A JP2015197771A JP2015197771A JP2017072159A JP 2017072159 A JP2017072159 A JP 2017072159A JP 2015197771 A JP2015197771 A JP 2015197771A JP 2015197771 A JP2015197771 A JP 2015197771A JP 2017072159 A JP2017072159 A JP 2017072159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- dust cover
- ball joint
- peripheral surface
- dust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】クランプ部の締め代を大きくすることなく、ソケットに対するシール性をより向上させることができるボールジョイント用ダストカバーを提供すること。
【解決手段】ボールジョイント2のスタッド22の周囲を覆う膜部11の一端部にクランプ部12を有すると共に、他端部にスタッド22を挿通させる挿通孔13を有し、クランプ部12が、スタッド22の球頭部23を保持するソケット21に固定保持されるボールジョイント用ダストカバー1において、クランプ部12の先端に、ソケット21の外周面に対して締め代を有して密着するシール膜部14が延設されていることを特徴とするボールジョイント用ダストカバー。
【選択図】図2
【解決手段】ボールジョイント2のスタッド22の周囲を覆う膜部11の一端部にクランプ部12を有すると共に、他端部にスタッド22を挿通させる挿通孔13を有し、クランプ部12が、スタッド22の球頭部23を保持するソケット21に固定保持されるボールジョイント用ダストカバー1において、クランプ部12の先端に、ソケット21の外周面に対して締め代を有して密着するシール膜部14が延設されていることを特徴とするボールジョイント用ダストカバー。
【選択図】図2
Description
本発明はボールジョイント用ダストカバーに関し、詳しくは、ボールジョイントのソケットに対するシール性をより向上させたボールジョイント用ダストカバーに関する。
自動車の懸架装置や操舵装置等にはボールジョイントが数多く使用されている。ボールジョイントは、動きを滑らかにするために内部にグリースが封入され、その流出防止と外部からの水やダスト等の浸入を防ぐために、通常、ダストカバーで覆われている(特許文献1、2)。
図7に、従来の一般的なボールジョイントの構造を示す。ボールジョイント100は、スタッド110の一端に形成された球頭部120が、ソケット130内でボールシート140によって揺動可能に保持されている。スタッド110の他端は、ナックル200にナット150によって締め付け固定されている。
ダストカバー300は、スタッド110の周囲を覆うように、ソケット130とナックル200の間に装着されている。ダストカバー300は、弾性材料によって形成された膜部301を有している。膜部301の一端部はソケット130との装着部であり、部分的に括れた形状のクランプ部302が形成されている。また、膜部301の他端部はスタッド110との装着部であり、スタッド110を挿通させる挿通孔303が形成されている。
そして、ダストカバー300のクランプ部302は、ソケット130に形成された環状の取付け溝部131内に収容され、針金やサークリップ等の押さえ部材160によって固定保持されている。また、ダストカバー300の挿通孔303の内周面は、挿通されたスタッド110の外周面に密着している。これにより、ダストカバー300は、クランプ部302と挿通孔303の2箇所でシール部位を形成し、水やダスト等の浸入防止及びグリースの流出防止を図っている。
このようなダストカバー300は、その構造上、押さえ部材160の出来栄えによってクランプ部302の緊迫力がばらつくことがある。使用される押さえ部材160の出来栄えが悪い(緊迫力を確保し難い)と、図示するようにスタッド110が揺動した際、ソケット130に対してクランプ部302が回転してしまい、クランプ部302において十分なシール性を確保できなくなるおそれがある。
この対策として、取付け溝部131に対するクランプ部302の締め代を大きく設定する方法がある。しかし、クランプ部302は、スタッド110が揺動した際に、膜部301の伸びと縮みの応力が繰り返し掛かる部位であるため、クランプ部302に過大な締め代を設定すると、クランプ部302の歪み増大を招き、長期間の使用において疲労破損を発生させるおそれがある。このため、クランプ部302の締め代を大きくすることなく、ダストカバー300のソケット130に対するシール性を向上させることが要望されている。
そこで、本発明は、クランプ部の締め代を大きくすることなく、ソケットに対するシール性をより向上させることができるボールジョイント用ダストカバーを提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
1.ボールジョイントのスタッドの周囲を覆う膜部の一端部にクランプ部を有すると共に、他端部に前記スタッドを挿通させる挿通孔を有し、前記クランプ部が、前記スタッドの球頭部を保持するソケットに固定保持されるボールジョイント用ダストカバーにおいて、
前記クランプ部の先端に、前記ソケットの外周面に対して締め代を有して密着するシール膜部が延設されていることを特徴とするボールジョイント用ダストカバー。
2.前記シール膜部の先端に、前記ソケットの外周面に形成された係合部と係合して当接するダストリップ部が設けられていることを特徴とする前記1記載のボールジョイント用ダストカバー。
3.前記係合部は、前記シール膜部と密着する前記ソケットの外周面よりも小径に形成されることによって段部を有しており、
前記ダストリップ部は、先端部が前記段部に対して密着するように、前記シール膜部の先端の内周面側に突設されていることを特徴とする前記2記載のボールジョイント用ダストカバー。
4.前記係合部は、前記シール膜部と密着する前記ソケットの外周面よりも小径に形成されることによって段部を有すると共に、該段部から凹状に形成された環状溝部を有しており、
前記ダストリップ部の先端部は、前記環状溝部に嵌り込むように、前記クランプ部に向けて折り返されていることを特徴とする請求項2記載のボールジョイント用ダストカバー。
前記クランプ部の先端に、前記ソケットの外周面に対して締め代を有して密着するシール膜部が延設されていることを特徴とするボールジョイント用ダストカバー。
2.前記シール膜部の先端に、前記ソケットの外周面に形成された係合部と係合して当接するダストリップ部が設けられていることを特徴とする前記1記載のボールジョイント用ダストカバー。
3.前記係合部は、前記シール膜部と密着する前記ソケットの外周面よりも小径に形成されることによって段部を有しており、
前記ダストリップ部は、先端部が前記段部に対して密着するように、前記シール膜部の先端の内周面側に突設されていることを特徴とする前記2記載のボールジョイント用ダストカバー。
4.前記係合部は、前記シール膜部と密着する前記ソケットの外周面よりも小径に形成されることによって段部を有すると共に、該段部から凹状に形成された環状溝部を有しており、
前記ダストリップ部の先端部は、前記環状溝部に嵌り込むように、前記クランプ部に向けて折り返されていることを特徴とする請求項2記載のボールジョイント用ダストカバー。
本発明によれば、クランプ部の締め代を大きくすることなく、ソケットに対するシール性をより向上させることができるボールジョイント用ダストカバーを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るボールジョイント用ダストカバーの断面図、図2は、図1に示すダストカバーを装着した状態を示すボールジョイントの一実施形態を示す断面図、図3は、図2に示すダストカバーとボールジョイントのソケットとの取付け構造を示す拡大断面図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るボールジョイント用ダストカバーの断面図、図2は、図1に示すダストカバーを装着した状態を示すボールジョイントの一実施形態を示す断面図、図3は、図2に示すダストカバーとボールジョイントのソケットとの取付け構造を示す拡大断面図である。
ダストカバー1は、弾性材料によってカップ状に形成された膜部11を有している。具体的な弾性材料としては、クロロプレン等のゴム状弾性材や、ポリエステル系エラストマー、熱可塑性ポリウレタン等の熱可塑性エラストマー等から、適宜用途に合わせて選択して使用される。
膜部11における図示下側の一端部は、大径に開口することでボールジョイント2のソケット21との装着部を構成しており、膜部11が部分的に括れた形状のクランプ部12が全周に亘って一体に形成されている。また、膜部11の他端部は、ボールジョイント2のスタッド22との装着部を構成しており、小径に開口することでスタッド22を挿通させる挿通孔13が形成されている。
クランプ部12の先端側は、クランプ部12の最も小径の部位から先端に向かうに従ってやや拡径するように傾斜状に形成されており、さらにその先端には、膜部11とは反対側の軸方向(図1の下方向)に向けて一体に延設された環状のシール膜部14が形成されている。
シール膜部14は、図2に示すように、ダストカバー1がボールジョイント2のソケット21に装着された際、ソケット21に対してシール機能を果たす部位である。シール膜部14は、ソケット21の外周面形状に沿うように、クランプ部12の先端から筒状に延びている。
シール膜部14の先端の内周面側には、シール膜部14の先端が全周に亘って内側に屈曲することによって、環状のダストリップ部15が一体に突設されている。さらに、ダストリップ部15の先端部15aは、クランプ部12側に向けて僅かに屈曲している。これにより、シール膜部14からダストリップ部15に亘る断面は、内向きのJ字状を呈している。
このダストリップ部15も、図2に示すように、ダストカバー1がボールジョイント2のソケット21に装着された際、ソケット21に対してシール機能を果たす部位である。
次に、このダストカバー1を装着したボールジョイント2、及びダストカバー1とソケット21との取付け構造について、図2、図3を参照してさらに説明する。
ボールジョイント2は、スタッド22の一端に形成された球頭部23が、ソケット21内でボールシート24によって揺動可能に保持されている。スタッド22の他端は、ナット25によってナックル3に締め付け固定されている。
ダストカバー1は、挿通孔13にスタッド22が挿通し、該スタッド22の外周面に密着してシールしていると共に、クランプ部12がソケット21に装着されることにより、ソケット21とナックル3の間で、スタッド22の周囲を覆っている。ダストカバー1の内部にはグリースが封入されている。
ダストカバー1のクランプ部12は、ソケット21に形成された環状の取付け溝部21bに嵌まり込むように収容され、針金やサークリップ等の押さえ部材26によって固定保持されている。これにより、クランプ部12は、押さえ部材26の締付け力によって、ソケット21に対するシール部(第1のシール部)を形成する。
ソケット21は、取付け溝部21bから、これに隣接する円筒状の外周面21aにかけての形状が、ダストカバー1におけるクランプ部12からシール膜部14に亘る傾斜状の内周面形状に沿うように、滑らかにつながる傾斜状に形成されている。
そして、クランプ部12がソケット21の取付け溝部21bに収容されたダストカバー1は、クランプ部12の先端に延設されたシール膜部14が、ソケット21の外周面21aに密着している。
ここで、ダストカバー1のシール膜部14の内径D1(図1参照)は、ソケット21の外周面21aの外径D2(図2参照)よりも僅かに小さく設定されている(D1<D2)。これにより、ダストカバー1のシール膜部14は、図3中の一点鎖線で示すように、ソケット21の外周面21aに対する締め代を有している。従って、ダストカバー1のシール膜部14は、この締め代による密着力によってソケット21に対して密着し、シール部(第2のシール部)を形成する。
このとき、クランプ部12からシール膜部14にかけての部位は傾斜状に形成されているため、シール膜部14は、その締め代によってクランプ部12の先端側から外周面21aに対して円滑に変形し、内周面の全面で外周面21aに密着することができる。
ソケット21の外周面21aには、ダストカバー1のダストリップ部15に対応する位置に、該ダストリップ部15と係合する環状の係合部27が形成されている。本実施形態に示す係合部27は、ソケット21の外径が外周面21aよりも小径に形成されることよって段部27aを有している。
そして、ソケット21に装着されたダストカバー1は、ダストリップ部15が係合部27の段部27aと係合し、ダストリップ部15の先端部15aが、この段部27aに対して取付け溝部21bとは反対側(図2、図3における下側)から当接している。
ここで、ダストカバー1のクランプ部12とダストリップ部15の先端部15aとの間の距離L1(図1参照)は、取付け溝部21bと段部27aとの間の距離(外周面21aの軸方向長さ)L2(図3参照)よりも僅かに小さく設定されている(L1<L2)。これにより、ダストカバー1のダストリップ部15は、図3中の一点鎖線で示すように、ソケット21の段部27aに対する締め代を有している。従って、ダストカバー1のダストリップ部15は、この締め代による密着力によってソケット21に対して密着し、シール部(第3のシール部)を形成する。
従って、このダストカバー1は、ソケット21に対して、クランプ部12による第1のシール部、シール膜部14による第2のシール部及びダストリップ部15による第3のシール部の3箇所でシール機能を発揮する。これにより、クランプ部12のみにソケット21に対するシール機能を持たせていた従来のダストカバーに比べて、ソケット21に対するシール性をより向上させることができる。
また、このダストカバー1によれば、第1〜第3のシール部がそれぞれシール機能を発揮できるため、クランプ部12におけるシール機能を強化するために締め代を過大に設定する必要がない。このため、スタッド22の揺動に伴う膜部11の伸びと縮みの応力が繰り返し掛かった際にクランプ部12の歪みを増大させるおそれもない。
さらに、このダストカバー1によれば、シール膜部14及びダストリップ部15には、スタッド22の揺動に伴う膜部11の伸びと縮みの応力が全く掛からず、実質的に固定シールとして機能するため、長期間に亘ってシール性を確保することができる。
なお、本実施形態に示すダストカバー1が装着されるソケット21の係合部27は、図4に示すように、ダストリップ部15に対応するソケット21の外径が部分的に小径とされることによって凹状に形成された環状の溝部であってもよい。段部27aは、環状の溝部内の取付け溝部21b側の一つの内壁面によって形成される。この場合、係合部27は、ソケット21の外周面に部分的に形成されるだけであるため、ソケット21の外径は実質的に変更されない。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係るダストカバーとボールジョイントのソケットとの取付け構造を示す拡大断面図である。第1の実施形態と同一符号の部位は同一構成の部位を示しているため、それらの説明は上記記載を援用し、ここでは省略する。
図5は、第2の実施形態に係るダストカバーとボールジョイントのソケットとの取付け構造を示す拡大断面図である。第1の実施形態と同一符号の部位は同一構成の部位を示しているため、それらの説明は上記記載を援用し、ここでは省略する。
第2の実施形態に係るダストカバー1は、ダストリップ部15の先端部15aが、第1の実施形態における先端部15aよりも、クランプ部12側に向けて軸方向(図5における上方向)に折り返されるようにさらに延長された構造を有している点で、第1の実施形態に係るダストカバー1と相違している。
ダストカバー1のダストリップ部15と係合するソケット21側の係合部27は、段部27aと、このダストリップ部15の先端部15aに対応して、段部27aからさらに取付け溝部21b側に向けて、全周に亘って凹状に形成された環状溝部27bとを有する鉤状に形成されている。従って、このダストカバー1がソケット21に装着された際、図5に示すように、ダストリップ部15の先端部15aが、環状溝部27b内に嵌り込むようになっている。
そして、このダストカバー1におけるシール膜部14及びダストリップ部15も、第1の実施形態と同様に、図5中の一点鎖線で示すように、ソケット21の外周面21a及び係合部27に対する締め代を有している。このため、シール膜部14は、ソケット21の外周面21aに対して締め代を有して密着すると同時に、ダストリップ部15の先端部15aは、環状溝部27b内に対して締め代を有して密着する。
従って、このダストカバー1も、シール膜部14がソケット21に対するシール部(第2のシール部)を形成すると共に、先端部15aが環状溝部27b内に嵌り込んだダストリップ部15が、ソケット21に対するシール部(第3のシール部)を形成する。これにより、このダストカバー1も、第1の実施形態と同様に、従来のダストカバーに比べて、ソケット21に対するシール性をより向上させることができる効果を奏する。
さらに、ダストリップ部15の先端部15aが環状溝部27bに嵌り込んで密着しているため、ダストカバー1内への水やダストの浸入経路やグリースの流出経路を、第1の実施形態に比べてより入り組んだ構造とすることができる。これにより、水やダストの浸入防止効果及びグリースの流出防止効果をより向上させることができる。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態に係るダストカバーとボールジョイントのソケットとの取付け構造を示す拡大断面図である。第1の実施形態と同一符号の部位は同一構成の部位を示しているため、それらの説明は上記記載を援用し、ここでは省略する。
図6は、第3の実施形態に係るダストカバーとボールジョイントのソケットとの取付け構造を示す拡大断面図である。第1の実施形態と同一符号の部位は同一構成の部位を示しているため、それらの説明は上記記載を援用し、ここでは省略する。
第3の実施形態に係るダストカバー1は、ソケット21の外周面21aに、図6中の一点鎖線で示すように、締め代を有して密着するシール膜部14を有する点で、第1、第2の実施形態と同一であるが、シール膜部14の先端にダストリップ部15を有していない点で相違している。
このため、ダストカバー1のソケット21に対するシール部は、クランプ部12による第1のシール部とシール膜部14による第2のシール部の2箇所のみとなる。しかし、このようにシール膜部14を有するだけでも、従来のクランプ部のみでシールしていたダストカバーに比べて、シール性向上効果が期待できる。
また、この第3の実施形態に係るダストカバー1は、第1、第2の実施形態のようなダストリップ部15を係合させるための係合部27を有しない構造のソケット21にも適用可能である。
シール膜部14の先端には、外周面側に盛り上がるように全周に亘って肉厚部14aを形成することにより、シール膜部14の先端における密着力を向上させることも好ましい。
1:ダストカバー
11:膜部
12:クランプ部
13:挿通孔
14:シール膜部
14a:肉厚部
15:ダストリップ部
15a:先端部
2:ボールジョイント
21:ソケット
21a:外周面
21b:取付け溝部
22:スタッド
23:球頭部
24:ボールシート
25:ナット
26:押さえ部材
27:係合部
27a:段部
27b:環状溝部
11:膜部
12:クランプ部
13:挿通孔
14:シール膜部
14a:肉厚部
15:ダストリップ部
15a:先端部
2:ボールジョイント
21:ソケット
21a:外周面
21b:取付け溝部
22:スタッド
23:球頭部
24:ボールシート
25:ナット
26:押さえ部材
27:係合部
27a:段部
27b:環状溝部
Claims (4)
- ボールジョイントのスタッドの周囲を覆う膜部の一端部にクランプ部を有すると共に、他端部に前記スタッドを挿通させる挿通孔を有し、前記クランプ部が、前記スタッドの球頭部を保持するソケットに固定保持されるボールジョイント用ダストカバーにおいて、
前記クランプ部の先端に、前記ソケットの外周面に対して締め代を有して密着するシール膜部が延設されていることを特徴とするボールジョイント用ダストカバー。 - 前記シール膜部の先端に、前記ソケットの外周面に形成された係合部と係合して当接するダストリップ部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のボールジョイント用ダストカバー。
- 前記係合部は、前記シール膜部と密着する前記ソケットの外周面よりも小径に形成されることによって段部を有しており、
前記ダストリップ部は、先端部が前記段部に対して密着するように、前記シール膜部の先端の内周面側に突設されていることを特徴とする請求項2記載のボールジョイント用ダストカバー。 - 前記係合部は、前記シール膜部と密着する前記ソケットの外周面よりも小径に形成されることによって段部を有すると共に、該段部から凹状に形成された環状溝部を有しており、
前記ダストリップ部の先端部は、前記環状溝部に嵌り込むように、前記クランプ部に向けて折り返されていることを特徴とする請求項2記載のボールジョイント用ダストカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015197771A JP2017072159A (ja) | 2015-10-05 | 2015-10-05 | ボールジョイント用ダストカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015197771A JP2017072159A (ja) | 2015-10-05 | 2015-10-05 | ボールジョイント用ダストカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017072159A true JP2017072159A (ja) | 2017-04-13 |
Family
ID=58537128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015197771A Pending JP2017072159A (ja) | 2015-10-05 | 2015-10-05 | ボールジョイント用ダストカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017072159A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111963670A (zh) * | 2020-08-25 | 2020-11-20 | 东风商用车有限公司 | 一种可拆卸式换挡防尘罩 |
CN114458758A (zh) * | 2022-03-01 | 2022-05-10 | 一汽解放汽车有限公司 | 用于手球总成的护套组件及车辆 |
-
2015
- 2015-10-05 JP JP2015197771A patent/JP2017072159A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111963670A (zh) * | 2020-08-25 | 2020-11-20 | 东风商用车有限公司 | 一种可拆卸式换挡防尘罩 |
CN114458758A (zh) * | 2022-03-01 | 2022-05-10 | 一汽解放汽车有限公司 | 用于手球总成的护套组件及车辆 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5922527B2 (ja) | グロメット | |
JP5397256B2 (ja) | ワイヤハーネス用のグロメット | |
JP4555096B2 (ja) | 保持部材、軸及びスナップリングの組付構造 | |
JP6315147B2 (ja) | ボールジョイント | |
JP2011075009A (ja) | クリップ | |
JP5971617B2 (ja) | ボールジョイント用ダストカバー | |
JP6207389B2 (ja) | ドレンホース | |
JP5633353B2 (ja) | グロメット | |
JP2017072159A (ja) | ボールジョイント用ダストカバー | |
JP5057219B2 (ja) | ボールジョイント用ダストカバー | |
JPWO2017061212A1 (ja) | ダストカバー | |
JP6366003B2 (ja) | 密封装置 | |
JP2013122305A (ja) | ボールジョイント用ダストカバー | |
JP2018132078A (ja) | ガスケット及び密封構造 | |
JP5533592B2 (ja) | ボールジョイント用ダストカバー | |
JP6152823B2 (ja) | グロメット | |
JP6119965B2 (ja) | ボールジョイント用ダストカバー | |
JP6317593B2 (ja) | 密封装置 | |
JP6146267B2 (ja) | グロメット | |
JP2018132164A (ja) | ボールジョイント用ダストカバー | |
JP7134609B2 (ja) | 密封装置及びその製造方法 | |
JPH0523853Y2 (ja) | ||
JP4938525B2 (ja) | ボールジョイントのシール構造 | |
JP2007278352A (ja) | ボールジョイント用ダストカバー | |
JP4764621B2 (ja) | 管継手 |