JP6216147B2 - 固体撮像装置およびカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置およびカメラに関する。
特許文献1には、各画素が一対のフォトダイオードを有し、瞳分割方式で焦点を検出する撮像素子が記載されている。該撮像素子は、第1読み出しモードおよび第2読み出しモードを有する。第1読み出しモードでは、撮像によって生成された画像を記録するために、全画素から一対のフォトダイオードの加算出力信号が読み出される。第2読み出しモードでは、液晶表示素子に画像を表示するために全画素から一対のフォトダイオードの加算出力信号が読み出されるとともに、焦点検出のために各画素の一方のフォトダイオードの出力信号(単独出力信号)が読み出される。なお、特許文献1では、画素の暗電流検出のための遮光画素の信号の読み出しについては考慮されていない。
特開2012−191400号公報
固体撮像装置は、一般に、基準信号を得るための遮光画素(オプティカルブラック画素)が配列された遮光画素領域(オプティカルブラック画素領域)を有する。遮光画素領域は、撮像面に形成される光学像を検出するための受光画素(有効画素)が配列された受光画素領域に隣接するように配置される。つまり、固体撮像装置の画素アレイは、受光画素領域と遮光画素領域とを含む。固体撮像装置から出力される1フレーム分の信号は、受光画素領域の信号と、遮光領域の信号とを含む。
ところで、瞳分割方式で焦点を検出する固体撮像装置では、各受光画素を構成する一対の光電変換部のうちの一方の信号を出力する際に遮光画素を構成する一対の光電変換部のうちの一方の信号も出力すると、全信号の出力に要する時間が長くなる。
本発明は、上記の課題認識を契機としてなされたものであり、信号の出力に要する時間を短縮するために有利な技術を提供する。
本発明の1つの側面は、第1光電変換部および第2光電変換部を有する受光画素と第3光電変換部および第4光電変換部を有する遮光画素とを含む画素アレイと、前記画素アレイからの信号を処理する処理部とを備える固体撮像装置に係り、前記処理部は、前記第1光電変換部、前記第2光電変換部、前記第3光電変換部および前記第4光電変換部の電荷に応じた信号を出力する信号出力期間において、(a)前記第1光電変換部の電荷に応じた信号、(b)前記第1光電変換部の電荷と前記第2光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた信号、および、(c)前記第3光電変換部の電荷と前記第4光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた信号を出力し、(d)前記第3光電変換部の電荷に応じた信号および前記第4光電変換部の電荷に応じた信号を出力しない。
本発明によれば、信号の出力に要する時間を短縮するために有利な技術が提供される。
本発明の第1実施形態の固体撮像装置の構成を示す図。 画素アレイの構成を例示する図。 非出力モードにおける固体撮像装置の動作を例示的に説明する図。 本発明の第2実施形態の固体撮像装置の構成を示す図。 本発明の1つの実施形態のカメラの構成を示す図。
以下、添付図面を参照しながら本発明をその例示的な実施形態を通して説明する。
図1には、本発明の第1実施形態の固体撮像装置1000の構成が示されている。固体撮像装置1000は、画素アレイPAと、画素アレイPAからの信号を処理する処理部SPとを備える。図2に例示的に示されるように、画素アレイPAは、複数の受光画素(有効画素)EPが配列された受光画素領域EPAと、複数の遮光画素(オプティカルブラック画素)OBPが配列された遮光画素領域OBPとを含む。受光画素EPは、撮像レンズによって受光画素領域EPAに形成された光学像を検出するための画素であるとともに、撮像レンズのデフォーカス量を位相差検出方式で検出するための画素でもある。遮光画素OBPは、遮光された画素であって、基準信号(オプティカルブラックレベル)を発生するための画素である。複数の受光画素EPは、受光画素領域EPAにおいて、複数行および複数列を構成するように配列される。複数の遮光画素OBPは、遮光画素領域OBPAにおいて、複数行および複数列を構成するように配列される。固体撮像装置1000は、その他、画素アレイPAにおける行を選択する行選択部(不図示)を備えている。
図1では、複数の受光画素EPのうち1つの受光画素EPのみが示され、また、複数の遮光画素OBPのうち1つの遮光画素OBのみが示されている。受光画素EPは、第1光電変換部102aおよび第2光電変換部102bを含む。受光画素EPはまた、第1フローティングディフュージョン(以下、フローティングディフュージョンをFDと記載する。)1041と、第1光電変換部102aの電荷を第1FD1041に転送する第1転送部103aと、第2光電変換部102bの電荷を第1FD1041に転送する第2転送部103bとを含みうる。第1FD1041の電位は、第1FD1041に転送されてきた電荷の量に応じた電位となる。
受光画素EPはまた、第1FD1041の電位に応じた信号を列信号線1111に出力する増幅部1051と、第1FD1041の電位をリセットするリセット部1061とを含みうる。増幅部1051は、列信号線1111に接続された定電流源1121とともにソースフォロワ回路を構成する。受光画素EPはまた、受光画素EPを選択状態にするための選択部1071を含んでもよい。選択部1071を設ける代わりに、第1FD1041の電位によって受光画素EPを選択状態または非選択状態に制御してもよい。
図示されていないが、第1光電変換部102aおよび第2光電変換部102bを含む1つの受光画素EPに対して1つのマイクロレンズが設けられている。複数の受光画素EPのそれぞれの第1光電変換部102aに蓄積された電荷に基づく信号と、複数の受光画素EPのそれぞれの第2光電変換部102bに蓄積された電荷に基づく信号とから撮像レンズのデフォーカス量を示す位相差情報を得ることができる。このデフォーカス量が許容範囲に収まるように撮像レンズのフォーカシングレンズを駆動することによって焦点を固体撮像装置1000の撮像面に合わせることができる。
遮光画素OBPは、遮光されていることを除いて、受光画素EPと同様の構成を有しうる。遮光画素OBPは、第3光電変換部102cおよび第4光電変換部102dを含む。遮光画素OBPはまた、第2FD1042と、第3光電変換部102cの電荷を第2FD1042に転送する第3転送部103cと、第4光電変換部102dの電荷を第2FD1042に転送する第4転送部103dとを含みうる。第2FD1042の電位は、第2FD1042に転送されてきた電荷の量に応じた電位となる。
遮光画素OBPはまた、第2FD1042の電位に応じた信号を列信号線1112に出力する増幅部1052と、第2FD1042の電位をリセットするリセット部1062とを含みうる。増幅部1052は、列信号線1112に接続された定電流源1122とともにソースフォロワ回路を構成する。遮光画素OBPはまた、遮光画素OBPを選択状態にするための選択部1072を含んでもよい。選択部1072を設ける代わりに、第2FD1042の電位によって遮光画素OBPを選択状態または非選択状態に制御してもよい。
受光画素EPの第1転送部103aおよび遮光画素OBPの第3転送部103cは、行選択部によって駆動される第1転送信号PTXAがアクティブレベルになることによって電荷の転送動作を行う。受光画素EPの第2転送部103bおよび遮光画素OBPの第4転送部103dは、行選択部によって駆動される第1転送信号PTXBがアクティブレベルになることによって電荷の転送動作を行う。リセット部1061、1062は、行選択部によって駆動されるリセット信号PRESがアクティブレベルになることによってFD1041、1042の電位をリセット電位にリセットする。選択部1071、1072は、行選択部によって駆動される選択信号PSELがアクティブレベルになることによって、選択部1071、1072が属する画素を選択状態にする。
処理部SPは、列信号線1111、1112ごとに設けられた列アンプAMPと、列信号線1111、1112ごとに設けられた保持ブロックSTとを含みうる。処理部SPはまた、列選択部134と、出力アンプ133と、保持ブロックSTに保持された信号を出力アンプ133に伝送する水平信号線131、132とを含みうる。
受光画素EPから列信号線1111に出力された信号は、列信号線1111に対して設けられた列アンプAMPによって増幅され、列信号線1111に対して設けられた保持ブロックSTの保持部1231、1241、1251、1261によって保持される。遮光画素OBPから列信号線1112に出力された信号は、列信号線1112に対して設けられた列アンプAMPによって増幅され、列信号線1112に対して設けられた保持ブロックSTの保持部1232、1242、1252、1262によって保持される。
列アンプAMPは、第1入力端子、第2入力端子および出力端子を有する演算増幅器116と、入力キャパシタ114と、帰還キャパシタ115と、スイッチ117とを含む。入力キャパシタ114の一端は、列信号線1111(1112)に接続され、他端は、演算増幅器116の第1入力端子に接続されている。演算増幅器116の第2入力端子には、基準電圧118が供給される。帰還キャパシタ115は、演算増幅器116の第1入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチ117は、演算増幅器116の第1入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチ117は、アンプ制御信号PC0R(図3参照)によって制御される。スイッチ117がオンした状態では、列アンプAMPは、ユニティゲインバッファとして動作する。スイッチ117がオフした状態では、列アンプAMPは、反転増幅器として動作する。反転増幅器として動作するときの列アンプAMPの増幅率は、入力キャパシタ114の容量値をC0、帰還キャパシタ115の容量値をCfとすると、−C0/Cfである。
保持部1231は、受光画素EPのノイズレベルに応じた信号(以下、N信号)を保持する第1ノイズレベル保持部であり、保持部1241は、受光画素EPのノイズレベルに応じた信号(N信号)を保持する第2ノイズレベル保持部である。保持部1231、1241には、書き込み信号PTNによって制御されるスイッチ1191、1201を介して、受光画素EPのノイズレベルに応じた信号(N信号)が同時に書き込まれうる。保持部1251は、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷に応じた信号(以下、A信号)を保持する第1保持部である。保持部1261は、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷と第2光電変換部102bの電荷とを加算した電荷に応じた信号(以下、AB信号)を保持する第2保持部である。保持部1251には、書き込み信号PTSAによって制御されるスイッチ1211を介して、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷に応じた信号(A信号)が書き込まれる。保持部1261には、書き込み信号PTSABによって制御されるスイッチ1221を介して、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷と受光画素EPの第2光電変換部102bの電荷とを加算した電荷に応じた信号(AB信号)が書き込まれる。
A信号には、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷に応じた信号のほかに、受光画素EPのノイズレベルに応じた信号(N信号)が含まれる。AB信号には、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷に応じた信号(A信号)および受光画素EPの第2光電変換部102bの電荷に応じた信号(以下、B信号)のほかに、受光画素EPのノイズレベルに応じた信号(N信号)が含まれる。
保持部1231によって保持された信号(N信号)は、列選択部134によって駆動される水平転送信号HeAiによって制御されるスイッチ1271を介して水平信号線131に転送される。保持部1251によって保持された信号(A信号)は、列選択部134によって駆動される水平転送信号HeAiによって制御されるスイッチ1291を介して水平信号線132に転送される。水平転送信号HeAiにおけるiは、画素アレイPAの受光画素領域EPAのための複数の列信号線1111のうちの1つを特定する。例えば、受光画素領域EPAの第1列の列信号線1111の水平転送信号は、HeA1であり、受光画素領域EPAの第n列の列信号線1111の水平転送信号は、HeAnである。
保持部1241によって保持された信号(N信号)は、列選択部134によって駆動される水平転送信号HeABiによって制御されるスイッチ1281を介して水平信号線131に転送される。保持部1261によって保持された信号(AB信号)は、列選択部134によって駆動される水平転送信号HeABiによって制御されるスイッチ1301を介して水平信号線132に転送される。水平転送信号HeABiにおけるiは、画素アレイPAの受光画素領域EPAのための複数の列信号線1111のうちの1つを特定する。例えば、受光画素領域EPAの第1列の列信号線1111の水平転送信号は、HeAB1であり、受光画素領域EPAの第n列の列信号線1111の水平転送信号は、HeABnである。
出力アンプ133は、水平信号線131、132に転送された信号の差分に応じた信号、より具体的には、該差分を増幅した信号を出力端子Voutから出力する。例えば、水平転送信号HeAiがアクティブレベルに駆動されたときは、出力アンプ133は、A信号とN信号との差分(即ちA信号からN信号を除去した信号)を増幅した画素信号(以下、A’信号)を出力端子Voutから出力する。水平転送信号HeABiがアクティブレベルに駆動されたときは、出力アンプ133は、AB信号とN信号との差分(即ちAB信号からN信号を除去した信号)を増幅した加算画素信号(以下、AB’信号)を出力端子Voutから出力する。
遮光画素OBPから列信号線1112に出力された信号は、列信号線1112に対して設けられた列アンプAMPによって増幅され、列信号線1112に対して設けられた保持ブロックSTの保持部1232、1242、1252、1262によって保持される。ここで、保持部1232は、遮光画素OBPのノイズレベルに応じた信号(以下、N信号)を保持する第3ノイズレベル保持部であり、保持部1242は、遮光画素OBPのノイズレベルに応じた信号(N信号)を保持する第4ノイズレベル保持部である。保持部1232、1242には、書き込み信号PTNによって制御されるスイッチ1192、1202を介して、遮光画素OBPのノイズレベルに応じた信号(N信号)が同時に書き込まれうる。保持部1252は、遮光画素OBPの第3光電変換部102cの電荷に応じた信号(以下、OBA信号)を保持する第3保持部である。保持部1262は、遮光画素OBPの第3光電変換部102cの電荷と第4光電変換部102dの電荷とを加算した電荷に応じた信号(以下、OBAB信号)を保持する第4保持部である。保持部1252には、書き込み信号PTSAによって制御されるスイッチ1212を介して、遮光画素OBPの第3光電変換部102cの電荷に応じた信号(OBA信号)が書き込まれる。保持部1262には、書き込み信号PTSABによって制御されるスイッチ1222を介して、遮光画素OBPの第3光電変換部102cの電荷と遮光画素OBPの第4光電変換部102bの電荷とを加算した電荷に応じた信号(OBAB信号)が書き込まれる。
OBA信号には、遮光画素OBPの第3光電変換部102cの電荷に応じた信号のほかに、遮光画素OBPのノイズレベルに応じた信号(N信号)が含まれる。OBAB信号には、遮光画素OBPの第3光電変換部102cの電荷に応じた信号(OBA信号)および遮光画素OBPの第4光電変換部102dの電荷に応じた信号(以下、OBB信号)のほかに、遮光画素OBPのノイズレベルに応じた信号(N信号)が含まれる。
第1実施形態において、固体撮像装置1000は、保持部1252によって保持された信号(OBA信号)に応じた信号(より具体的には、OBA信号とN信号との差分を増幅した信号)を出力アンプ133から出力しない非出力モードを有する。この非出力モードでは、OBA信号に応じた信号を出力アンプ133から出力しないことによって、信号の出力に要する時間を短くすることができる。ここで、焦点検出用の信号、即ち、画素を構成する一対の光電変換部のそれぞれの信号は、これらに基づいて焦点の検出が可能であれば十分であり、この信号を遮光画素OBPからの基準信号を使って補正しなくてもよい。また、焦点検出用の信号は、OBAB信号を用いて補正されても良い。
ただし、固体撮像装置1000は、保持部1252によって保持された信号(OBA信号)に応じた信号(より具体的には、OBA信号とN信号との差分を増幅した信号)を出力アンプ133から出力する出力モードを有してもよい。出力モードにおいて、保持部1232によって保持された信号(N信号)は、列選択部134によって駆動される水平転送信号HobAjによって制御されるスイッチ1272を介して水平信号線131に転送される。また、出力モードにおいて、保持部1252によって保持された信号(OBA信号)は、列選択部134によって駆動される水平転送信号HobAjによって制御されるスイッチ1292を介して水平信号線132に転送される。水平転送信号HobAjにおけるjは、画素アレイPAの遮光画素領域OBPAのための複数の列信号線1112のうちの1つを特定する。例えば、遮光画素領域OBPAの第1列の列信号線1112の水平転送信号は、HobA1であり、遮光画素領域OBPAの第n列の列信号線1112の水平転送信号は、HobAnである。
保持部1242によって保持された信号(N信号)は、列選択部134によって駆動される水平転送信号HobABjによって制御されるスイッチ1282を介して水平信号線131に転送される。保持部1262によって保持された信号(OBAB信号)は、列選択部134によって駆動される水平転送信号HobABjによって制御されるスイッチ1302を介して水平信号線132に転送される。水平転送信号HobABjにおけるjは、画素アレイPAの受光画素領域EPAのための複数の列信号線1112のうちの1つを特定する。例えば、受光画素領域EPAの第1列の列信号線1112の水平転送信号は、HobAB1であり、受光画素領域EPAの第n列の列信号線1112の水平転送信号は、HobABnである。
前述のように、出力アンプ133は、水平信号線131、132に転送された信号の差分に応じた信号、より具体的には、該差分を増幅した信号Voutを出力する。例えば、水平転送信号HobABiがアクティブレベルに駆動されたときは、出力アンプ133は、OBAB信号とN信号との差分(即ちOBAB信号からN信号を除去した信号)を増幅した加算基準信号(以下、OBAB’信号)を出力端子Voutから出力する。
固体撮像装置1000から出力された信号を処理するプロセッサは、AB’信号をOBAB’信号に基づいて生成される基準信号に基づいて補正し、補正された信号(以下、AB”信号)を得ることができる。また、該プロセッサは、AB’信号とA’信号との差分を演算することによって第2光電変換部102bの電荷に応じた信号(以下、B’信号)を得ることができる。該プロセッサは、A’信号とB’信号とに基づいて撮像レンズのデフォーカス量を演算することができる。ここで、A’信号およびB’信号は、遮光画素OBPからの信号に基づいて補正された信号ではないが、デフォーカス量の検出のためには、A’信号とB’信号との相関性が分かれば十分である。また、OBAB’信号を用いてこれらの信号を補正した上で利用しても良い。
以下、図3を参照しながら非出力モードにおける固体撮像装置1000の動作を例示的に説明する。図3において、PH信号は、列選択部134に供給されるクロック信号である。HeAi信号、HeABi信号、HobAi信号およびHobABi信号は、該当する列を選択するときにアクティブレベル(ハイレベル)になる信号である。記述上の便宜のため、図3においては、HeAi信号は、HeA1、HeA2・・・・の論理和として示されている。同様に、HeABi信号は、HeAB1、HeAB2・・・・の論理和として示されている。同様に、HobABi信号は、HobAB1、HobAB2・・・・の論理和として示されている。
タイミングT201において、受光画素EPの第1光電変換部102aおよび第2光電変換部102bは光電変換によって発生した電荷を蓄積し、遮光画素OBPの第3光電変換部102cおよび第4光電変換部102dはノイズ成分としての電荷を蓄積している。また、タイミングT201において、転送部103a、103b、103c、103dはオフ状態であり、リセット部1061、1062はオン状態であり、FD1041、1042がリセット電位にリセットされている。また、タイミングT201において、選択部107はオフ状態である。また、タイミングT201において、アンプ制御信号PC0Rがハイレベルであり列アンプAMPはユニティゲインバッファとして動作している。この状態では、基準電圧118をVC0Rとすると、列アンプAMPの演算増幅器116の第1入力端子、第2入力端子および出力端子の電位は、VC0Rである。また、タイミングT201において、スイッチ1191、1201、1211、1221、1192、1202、1212、1222はオフ状態である。
タイミングT202において、選択すべき行の行選択信号PSELがハイレベルに駆動され、選択部1071、1072がオンする。これによって、選択すべき行の受光画素EPおよび遮光画素OBPが選択される。具体的には、選択すべき行の受光画素EPの増幅部1051と列信号線1111とが接続され、選択すべき行の遮光画素OBPの増幅部1052と列信号線1112とが接続される。
タイミングT203において、選択された行のリセット信号PRESがハイレベルに駆動され、選択された行の受光画素EPのリセット部1061および選択された行の遮光画素OBPのリセット部1062がオフする。これによって、選択された行の受光画素EPの第1FD1041および選択された行の遮光OBPの第2FD1042がフローティング状態になる。
タイミングT204〜T205の期間において、書き込み信号PTN、PTSA、PTSABがハイレベルに駆動され、スイッチ1191、1201、1211、1221、1192、1202、1212、1222がオンする。これによって、保持部1231、1241、1251、1261、1232、1242、1252、1262がリセットされる。より具体的には、保持部1231、1241、1251、1261、1232、1242、1252、1262は、列アンプAMPの出力電圧(VC0R)が書き込まれる。
タイミングT206において、アンプ制御信号PC0Rがローレベルに駆動され、スイッチ117がオンする。これにより、列アンプAMPは、反転増幅器として動作する。
タイミングT207〜T208の期間において、書き込み信号PTNがハイレベルとなり、スイッチ1191、1211、1192、1212がオンする。これにより、保持部1231、1251、1232、1252には、N信号が書き込まれる。
タイミングT209〜T210の期間において、第1転送信号PTXAがハイレベルに駆動され、第1光電変換部102aの電荷が第1FD1041に転送されるとともに、第3光電変換部102bの電荷が第2FD1042に転送される。これにより、第1FD1041の電位変化に応じた信号が列信号線1111に出力されるとともに、第2FD1042の電位変化に応じた信号が列信号線1112に出力される。列信号線1111に対して設けられた列アンプAMPの出力にはA信号が現れ、列信号線1112に対して設けられた列アンプAMPの出力にはOBA信号が現れる。
タイミングT211〜T212の期間において、書き込み信号PTSAがハイレベルに駆動され、スイッチ1211、1212がオンする。これにより、第1保持部1251にA信号が書き込まれ、第3保持部1252にOBA信号が書き込まれる。
タイミングT213〜T214の期間において、第1転送信号PTXAおよび第2転送信号PTXBがハイレベルに駆動され、第1転送部103aおよび第2転送部103bがともにオンする。これにより、第1光電変換部102aに蓄積された電荷が第1FD1041に転送されるとともに、第2光電変換部102bに蓄積された電荷が第1FD1041に転送される。即ち、第1光電変換部102aの電荷と第2光電変換部102bの電荷とが第1FD1041において加算される。また、タイミングT213〜T214の期間では、第3転送部103cおよび第4転送部103dがともにオンする。これにより、第3光電変換部102cに蓄積された電荷が第2FD1042に転送されるとともに、第4光電変換部102dに蓄積された電荷が第2FD1042に転送される。即ち、第3光電変換部102cの電荷と第4光電変換部102dの電荷とが第2FD1042において加算される。ここで、タイミングT214は、選択された行の受光画素EPおよび遮光画素OBPにおける電荷の蓄積動作の終了タイミングである。
タイミングT215〜T216の期間において、書き込み信号PTSABがハイレベルに駆動され、スイッチ1221、1222がオンする。これにより、第2保持部1261にAB信号が書き込まれ、第4保持部1262にOBAB信号が書き込まれる。
タイミングT217において、リセット信号PRESがハイレベルに駆動され、リセット部1061、1062がオンし、第1FD1041および第2FD1042がリセット電位にリセットされる。また、タイミングT217において、アンプ制御信号PC0Rがハイレベルに駆動され、列アンプAMPのスイッチ117がオンし、列アンプAMPがユニティゲインバッファ状態となる。
タイミング218において、選択されていた行の行選択信号PSELがローレベルに駆動され、当該行が非選択状態になる。
タイミングT219〜T222は、信号出力期間である。信号出力期間では、選択された行の受光画素EPの第1光電変換部102aおよび第2光電変換部102bならびに選択された行の遮光画素OBPの第3光電変換部102cおよび第4光電変換部102dの電荷に応じた信号が出力される。
タイミングT219〜T220の期間において、列選択部134は、受光画素領域EPAに関する列選択動作を行う。列選択部134は、HeA1、HeA2・・・を順にハイレベルに駆動する。これにより、保持部1251によって保持されていたA信号がスイッチ1291を介して水平信号線132に転送され、保持部1231によって保持されていたN信号がスイッチ1271を介して水平信号線131に転送される。出力アンプ133は、A信号とN信号との差分(即ちA信号からN信号を除去した信号)を増幅した信号(A’信号)を出力端子Voutから出力する。
タイミングT220〜T221の期間において、列選択部134は、遮光画素領域OBPAに関する列選択動作を行う。列選択部134は、HobAB1、HobAB2・・・・を順にハイレベルに駆動する。これにより、保持部1262によって保持されていたOBAB信号がスイッチ1302を介して水平信号線132に転送され、保持部1242によって保持されていたN信号がスイッチ1282を介して水平信号線131に転送される。出力アンプ133は、OBAB信号とN信号との差分(即ちOBAB信号からN信号を除去した信号)を増幅した信号(OBAB’信号)を出力端子Voutから出力する。
タイミングT221〜T222の期間において、列選択部134は、受光画素領域EPAに関する列選択動作を行う。列選択部134は、HeAB1、HeAB2・・・・を順にハイレベルに駆動する。これにより、保持部1261によって保持されていたAB信号がスイッチ1301を介して水平信号線132に転送され、保持部1241によって保持されていたN信号がスイッチ1281を介して水平信号線131に転送される。出力アンプ133は、AB信号とN信号との差分(即ちAB信号からN信号を除去した信号)を増幅した信号(AB’信号)を出力端子Voutから出力する。
ここで、非出力モードの信号出力期間では、列選択部134は、HobAj信号をハイレベル(アクティブレベル)に駆動しない。即ち、非出力モードの信号出力期間では、列選択部134は、保持部1252によって保持された信号(OBA信号)を出力アンプ133に転送させない。つまり、非出力モードでは、処理部SPは、遮光画素OBPの第3光電変換部102cの電荷に応じた基準信号(OBA信号)を出力しない。また、非出力モードでは、処理部SPは、遮光画素OBPの第4光電変換部102dの電荷に応じた基準信号も出力しない。
上記の実施形態では、アナログの信号を出力するが、固体撮像装置1000にAD変換器を組み込んでデジタルの信号を出力してもよい。AD変換器は、例えば、列アンプAMPの出力信号をAD変換するように配置されうる。保持ブロックSTは、AD変換されたデジタル信号を保持するように構成されうる。
以下、図4を参照しながら本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態では、第1光電変換部の電荷と第2光電変換部の電荷をFDにおいて加算することによって第1光電変換部の信号と第2光電変換部の信号とを加算する。第2実施形態では、列アンプAMPによって第1光電変換部の信号と第2光電変換部の信号とを加算する。なお、第2実施形態として言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。
図4では、複数の受光画素EPのうち1つの受光画素EPのみが示され、また、複数の遮光画素OBPのうち1つの遮光画素OBのみが示されている。受光画素EPは、第1光電変換部102aおよび第2光電変換部102bを含む。受光画素EPはまた、第1FD1041a、第2FD1041bと、第1光電変換部102aの電荷を第1FD1041aに転送する第1転送部103aと、第2光電変換部102bの電荷を第2FD1041bに転送する第2転送部103bとを含みうる。第1FD1041aの電位は、第1FD1041aに転送されてきた電荷の量に応じた電位となる。第2FD1041bの電位は、第2FD1041bに転送されてきた電荷の量に応じた電位となる。
受光画素EPはまた、FD1041a、1041bの電位に応じた信号を列信号線1111a、1111bに出力する増幅部1051a、1051bと、FD1041a、FD1041bの電位をリセットするリセット部1061a、1061bとを含みうる。増幅部1051a、1051bは、列信号線1111a、1111bに接続された定電流源1121a、1121bとともにソースフォロワ回路を構成する。受光画素EPはまた、受光画素EPを選択状態にするための選択部1071a、1071bを含んでもよい。選択部1071aを設ける代わりに、FD1041a、FD1041bの電位によって受光画素EPを選択状態または非選択状態に制御してもよい。
図示されていないが、第1光電変換部102aおよび第2光電変換部102bを含む1つの受光画素EPに対して1つのマイクロレンズが設けられている。複数の受光画素EPのそれぞれの第1光電変換部102aに蓄積された電荷に基づく信号と、複数の受光画素EPのそれぞれの第2光電変換部102bに蓄積された電荷に基づく信号とから撮像レンズのデフォーカス量を示す位相差情報を得ることができる。このデフォーカス量が許容範囲に収まるように撮像レンズのフォーカシングレンズを駆動することによって焦点を固体撮像装置1000の撮像面に合わせることができる。
遮光画素OBPは、遮光されていることを除いて、受光画素EPと同様の構成を有しうる。遮光画素OBPは、第3光電変換部102cおよび第4光電変換部102dを含む。遮光画素OBPはまた、第3FD1042c、第4FD1042dと、第3光電変換部102cの電荷を第3FD1042cに転送する第3転送部103cと、第4光電変換部102dの電荷を第4FD1042dに転送する第4転送部103dとを含みうる。第3FD1042cの電位は、第3FD1042cに転送されてきた電荷の量に応じた電位となる。第4FD1042dの電位は、第4FD1042dに転送されてきた電荷の量に応じた電位となる。
遮光画素OBPはまた、FD1042c、1042dの電位に応じた信号を列信号線1112c、1112dに出力する増幅部1052c、1052dと、FD1042c、1042dの電位をリセットするリセット部1062c、1062dとを含みうる。増幅部1052c、1052dは、列信号線1112c、1112dに接続された定電流源1122c、1122dとともにソースフォロワ回路を構成する。遮光画素OBPはまた、遮光画素OBPを選択状態にするための選択部1072c、1072dを含んでもよい。選択部1072c、1072dを設ける代わりに、FD1042c、1042dの電位によって遮光画素OBPを選択状態または非選択状態に制御してもよい。
受光画素EPの第1転送部103aおよび遮光画素OBPの第3転送部103cは、行選択部によって駆動される第1転送信号PTXAがアクティブレベルになることによって電荷の転送動作を行う。受光画素EPの第2転送部103bおよび遮光画素OBPの第4転送部103dは、行選択部によって駆動される第1転送信号PTXBがアクティブレベルになることによって電荷の転送動作を行う。リセット部1061a、1061b、1062c、1062dは、行選択部によって駆動されるリセット信号PRESがアクティブレベルになることによって1041a、1041b、1042c、1042dの電位をリセット電位にリセットする。選択部1071a、1071b、1072c、1072dは、行選択部によって駆動される選択信号PSELがアクティブレベルになることによって、選択部1071a、1071bが属する画素および選択部1072c、1072dが属する画素を選択状態にする。
処理部SPは、列アンプAMP1〜AMP4と、保持ブロックSTとを含みうる。処理部SPはまた、列選択部134と、出力アンプ133と、保持ブロックSTに保持された信号を出力アンプ133に伝送する水平信号線131、132とを含みうる。
受光画素EPから列信号線1111a、1111bに出力された信号は、列信号線1111a、1111bの組みに対して設けられた列アンプAMPによって増幅される。増幅された信号は、列信号線1111a、1111bに対して設けられた保持ブロックSTの保持部1231、1241、1251、1261によって保持される。
列アンプAMP1は、第1入力端子、第2入力端子および出力端子を有する演算増幅器211と、入力キャパシタ201と、帰還キャパシタ231と、スイッチ221とを含む。入力キャパシタ201の一端は、列信号線1111aに接続され、他端は、演算増幅器211の第1入力端子に接続されている。演算増幅器211の第2入力端子には、基準電圧118が供給される。帰還キャパシタ231は、演算増幅器211の第1入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチ221は、演算増幅器211の第1入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチ221は、アンプ制御信号PC0R(図3参照)によって制御される。スイッチ221がオンした状態では、列アンプAMP1は、ユニティゲインバッファとして動作する。スイッチ221がオフした状態では、列アンプAMP1は、反転増幅器として動作する。列アンプAMP1は、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷に応じた信号(A信号)を出力する。
列アンプAMP2は、第1入力端子、第2入力端子および出力端子を有する演算増幅器212と、第1入力キャパシタ202と、第2入力キャパシタ203と、帰還キャパシタ232と、スイッチ222とを含む。第1入力キャパシタ202の一端は、列信号線1111aに接続され、他端は、演算増幅器212の第1入力端子に接続されている。第2入力キャパシタ203の一端は、列信号線1111bに接続され、他端は、演算増幅器212の第1入力端子に接続されている。演算増幅器212の第2入力端子には、基準電圧118が供給される。帰還キャパシタ232は、演算増幅器212の第1入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチ222は、演算増幅器212の第1入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチ222は、アンプ制御信号PC0R(図3参照)によって制御される。スイッチ222がオンした状態では、列アンプAMP2は、ユニティゲインバッファとして動作する。スイッチ222がオフした状態では、列アンプAMP2は、反転増幅器として動作する。列アンプAMP2は、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷と第2光電変換部102bの電荷とを加算した電荷に応じた信号(AB信号)を出力する加算部として機能する。
列アンプAMP3は、第1入力端子、第2入力端子および出力端子を有する演算増幅器213と、入力キャパシタ204と、帰還キャパシタ233と、スイッチ223とを含む。入力キャパシタ204の一端は、列信号線1112cに接続され、他端は、演算増幅器213の第1入力端子に接続されている。演算増幅器213の第2入力端子には、基準電圧118が供給される。帰還キャパシタ233は、演算増幅器213の第1入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチ223は、演算増幅器213の第1入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチ223は、アンプ制御信号PC0R(図3参照)によって制御される。スイッチ223がオンした状態では、列アンプAMP3は、ユニティゲインバッファとして動作する。スイッチ223がオフした状態では、列アンプAMP3は、反転増幅器として動作する。列アンプAMP3は、遮光画素OBPの第3光電変換部102cの電荷に応じた信号(OBA信号)を出力する。
列アンプAMP4、第1入力端子、第2入力端子および出力端子を有する演算増幅器214と、第1入力キャパシタ205と、第2入力キャパシタ205と、帰還キャパシタ234と、スイッチ224とを含む。第1入力キャパシタ205の一端は、列信号線1112cに接続され、他端は、演算増幅器214の第1入力端子に接続されている。第2入力キャパシタ205の一端は、列信号線1112dに接続され、他端は、演算増幅器214の第1入力端子に接続されている。演算増幅器214の第2入力端子には、基準電圧118が供給される。帰還キャパシタ234は、演算増幅器214の第1入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチ224は、演算増幅器214の第1入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチ224は、アンプ制御信号PC0R(図3参照)によって制御される。スイッチ224がオンした状態では、列アンプAMP4は、ユニティゲインバッファとして動作する。スイッチ224がオフした状態では、列アンプAMP4は、反転増幅器として動作する。列アンプAMP4は、遮光画素OBPの第3光電変換部102cの電荷と第4光電変換部102dの電荷とを加算した電荷に応じた信号(OBAB信号)を出力する加算部として機能する。
保持部1231は、受光画素EPのノイズレベルに応じた信号(N信号)を保持する第1ノイズレベル保持部であり、保持部1241は、受光画素EPのノイズレベルに応じた信号(N信号)を保持する第2ノイズレベル保持部である。保持部1231、1241には、書き込み信号PTNによって制御されるスイッチ1191、1201を介して、受光画素EPのノイズレベルに応じた信号(N信号)が同時に書き込まれうる。保持部1251は、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷に応じた信号(A信号)を保持する第1保持部である。保持部1261は、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷と第2光電変換部102bの電荷とを加算した電荷に応じた信号(AB信号)を保持する第2保持部である。保持部1251には、書き込み信号PTSAによって制御されるスイッチ1211を介して、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷に応じた信号(A信号)が書き込まれる。保持部1261には、書き込み信号PTSABによって制御されるスイッチ1221を介して、受光画素EPの第1光電変換部102aの電荷と受光画素EPの第2光電変換部102bの電荷とを加算した電荷に応じた信号(AB信号)が書き込まれる。
以下、図3を参照しながら非出力モードにおける第2実施形態の固体撮像装置1000の動作を例示的に説明する。
タイミングT201において、受光画素EPの第1光電変換部102aおよび第2光電変換部102bは光電変換によって発生した電荷を蓄積し、遮光画素OBPの第3光電変換部102cおよび第4光電変換部102dはノイズ成分としての電荷を蓄積している。また、タイミングT201において、転送部103a、103b、103c、103dはオフ状態であり、リセット部1061、1062はオン状態であり、FD1041、1042がリセット電位にリセットされている。また、タイミングT201において、選択部107はオフ状態である。また、タイミングT201において、アンプ制御信号PC0Rがハイレベルであり列アンプAMPはユニティゲインバッファとして動作している。この状態では、基準電圧118をVC0Rとすると、列アンプAMPの演算増幅器116の第1入力端子、第2入力端子および出力端子の電位は、VC0Rである。また、タイミングT201において、スイッチ1191、1201、1211、1221、1192、1202、1212、1222はオフ状態である。
タイミングT202において、選択すべき行の行選択信号PSELがハイレベルに駆動され、選択部1071a、1071b、1072c、1072dがオンする。これによって、選択すべき行の受光画素EPおよび遮光画素OBPが選択される。具体的には、選択すべき行の受光画素EPの増幅部1051aと列信号線1111aとが接続され、選択すべき行の受光画素EPの増幅部1051bと列信号線1111bとが接続される。また、選択すべき行の遮光画素OBPの増幅部1052cと列信号線1112cとが接続され、選択すべき行の遮光画素OBPの増幅部1052d列信号線1112dと接続される。
タイミングT203において、選択された行のリセット信号PRESがハイレベルに駆動され、選択された行の受光画素EPのリセット部1061a、1061bがオフする。また、選択された行の遮光画素OBPのリセット部1062c、1062dがオフする。これによって、選択された行の受光画素EPのFD1041a、1041bおよび選択された行の遮光OBPのFD1042c、1042dがフローティング状態になる。
タイミングT204〜T205の期間において、書き込み信号PTN、PTSA、PTSABがハイレベルに駆動され、スイッチ1191、1201、1211、1221、1192、1202、1212、1222がオンする。これによって、保持部1231、1241、1251、1261、1232、1242、1252、1262がリセットされる。より具体的には、保持部1231、1241、1251、1261、1232、1242、1252、1262は、列アンプAMPの出力電圧(VC0R)が書き込まれる。
タイミングT206において、アンプ制御信号PC0Rがローレベルに駆動され、スイッチ117がオンする。これにより、列アンプAMPの各アンプは、反転増幅器として動作する。
タイミングT207〜T208の期間において、書き込み信号PTNがハイレベルとなり、スイッチ1191、1211、1192、1212がオンする。これにより、保持部1231、1251、1232、1252には、N信号が書き込まれる。
タイミングT209〜T210の期間において、第1転送信号PTXAがハイレベルに駆動され、第1光電変換部102aの電荷がFD1041aに転送されるとともに、第3光電変換部102bの電荷が第2FD1042cに転送される。これにより、第1FD1041の電位変化に応じた信号が列信号線1111aに出力されるとともに、第2FD1042の電位変化に応じた信号が列信号線1112cに出力される。列信号線1111aに対して設けられたアンプの出力(演算増幅器211)の出力にはA信号が現れ、列信号線1112cに対して設けられたアンプの出力(演算増幅器213の出力)にはOBA信号が現れる。
タイミングT211〜T212の期間において、書き込み信号PTSAがハイレベルに駆動され、スイッチ1211、1212がオンする。これにより、第1保持部1251にA信号が書き込まれ、第3保持部1252にOBA信号が書き込まれる。
タイミングT213〜T214の期間において、第1転送信号PTXAおよび第2転送信号PTXBがハイレベルに駆動され、第1転送部103aおよび第2転送部103bがともにオンする。これにより、第1光電変換部102aに蓄積された電荷が第1FD1041aに転送されるとともに、第2光電変換部102bに蓄積された電荷が第2FD1041bに転送される。このとき、列信号線1111aに出力される信号と列信号線1111bに出力される信号とが、列アンプAMP2によって加算され、該アンプからはAB信号が出力される。また、タイミングT213〜T214の期間では、第3転送部103cおよび第4転送部103dがともにオンする。これにより、第3光電変換部102cに蓄積された電荷が第3FD1041cに転送されるとともに、第4光電変換部102dに蓄積された電荷が第4FD1041dに転送される。このとき、列信号線1112aに出力される信号と列信号線1112bに出力される信号とが、列アンプAMP4によって加算され、該アンプからはOBAB信号が出力される。ここで、タイミングT214は、選択された行の受光画素EPおよび遮光画素OBPにおける電荷の蓄積動作の終了タイミングである。
タイミングT215〜T216の期間において、書き込み信号PTSABがハイレベルに駆動され、スイッチ1221、1222がオンする。これにより、第2保持部1261にAB信号が書き込まれ、第4保持部1262にOBAB信号が書き込まれる。
タイミングT217において、リセット信号PRESがハイレベルに駆動され、リセット部1061a、1061b、1062c、1062dがオンし、FD1041a、1041b、1042c、1042dがリセット電位にリセットされる。また、タイミングT217において、アンプ制御信号PC0Rがハイレベルに駆動され、列アンプAMPにおける各アンプのスイッチ221、222、223、224117がオンし、列各アンプがユニティゲインバッファ状態となる。
タイミング218において、選択されていた行の行選択信号PSELがローレベルに駆動され、当該行が非選択状態になる。
タイミングT219〜T222は、信号出力期間である。信号出力期間では、選択された行の受光画素EPの第1光電変換部102aおよび第2光電変換部102bならびに選択された行の遮光画素OBPの第3光電変換部102cおよび第4光電変換部102dの電荷に応じた信号が出力される。
タイミングT219〜T220の期間において、列選択部134は、受光画素領域EPAに関する列選択動作を行う。列選択部134は、HeA1、HeA2・・・を順にハイレベルに駆動する。これにより、保持部1251によって保持されていたA信号がスイッチ1291を介して水平信号線132に転送され、保持部1231によって保持されていたN信号がスイッチ1271を介して水平信号線131に転送される。出力アンプ133は、A信号とN信号との差分(即ちA信号からN信号を除去した信号)を増幅した信号(A’信号)を出力端子Voutから出力する。
タイミングT220〜T221の期間において、列選択部134は、遮光画素領域OBPAに関する列選択動作を行う。列選択部134は、HobAB1、HobAB2・・・・を順にハイレベルに駆動する。これにより、保持部1262によって保持されていたOBAB信号がスイッチ1302を介して水平信号線132に転送され、保持部1242によって保持されていたN信号がスイッチ1282を介して水平信号線131に転送される。出力アンプ133は、OBAB信号とN信号との差分(即ちOBAB信号からN信号を除去した信号)を増幅した信号(OBAB’信号)を出力端子Voutから出力する。
タイミングT221〜T222の期間において、列選択部134は、受光画素領域EPAに関する列選択動作を行う。列選択部134は、HeAB1、HeAB2・・・・を順にハイレベルに駆動する。これにより、保持部1261によって保持されていたAB信号がスイッチ1301を介して水平信号線132に転送され、保持部1241によって保持されていたN信号がスイッチ1281を介して水平信号線131に転送される。出力アンプ133は、AB信号とN信号との差分(即ちAB信号からN信号を除去した信号)を増幅した信号(AB’信号)を出力端子Voutから出力する。

以下、図5を参照しながら本発明の1つの実施形態のカメラ800について説明する。カメラの概念には、撮影を主目的とする装置のみならず、撮影機能を補助的に備える装置(例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末)も含まれる。カメラは、上記の実施形態として例示された本発明に係る固体撮像装置と、該固体撮像装置から出力される信号(画像)を処理する処理部とを含む。該処理部は、例えば、A/D変換器、および、該A/D変換器から出力されるデジタルデータを処理するプロセッサを含みうる。
カメラ800は、例えば、光学系810、固体撮像装置1000、信号処理部830、記録・通信部840、タイミング制御部850、システムコントローラ860および再生・表示部870を含む。光学系810、被写体の像を固体撮像装置1000の画素アレイに形成する。固体撮像装置1000は、タイミング制御部850からの信号に従って撮像動作を行って画像を出力する。固体撮像装置1000から出力された画像は、信号処理部830に提供される。
信号処理部830は、信号処理部830は、固体撮像装置1000から提供される可視光画像および赤外光画像を処理して記録・通信部840に提供する。赤外光画像の解像度が不十分である場合には、信号処理部830は、可視光画像を利用して赤外光画像の解像度を向上させうる。
記録・通信部840は、画像を再生・表示部870に送り、再生・表示部870に画像を再生し表示させる。記録・通信部840はまた、信号処理部830はまた、不図示の記録媒体に画像を記録する。
タイミング制御部850は、システムコントローラ860による制御に基づいて固体撮像装置1000および信号処理部830の駆動タイミングを制御する。システムコントローラ860は、カメラ800の動作を統括的に制御するものであり、光学系810、タイミング制御部850、記録・通信部840および再生・表示部870の駆動を制御する。システムコントローラ860は、例えば、不図示の記憶装置を備え、ここに撮像システムの動作を制御するのに必要なプログラムなどが記録される。また、システムコントローラ860は、例えば、ユーザによる操作に応じてモードを設定する。
設定可能なモードは、可視光画像と赤外光画像とを合成して再生・表示部によって表示するモードを含みうる。選択可能なモードはまた、可視光画像と赤外光画像とを個別に再生・表示部によって表示するモードを含みうる。

Claims (17)

  1. 第1光電変換部および第2光電変換部を有する受光画素と第3光電変換部および第4光電変換部を有する遮光画素とを含む画素アレイと、前記画素アレイからの信号を処理する処理部とを備える固体撮像装置であって、
    前記処理部は、
    前記第1光電変換部、前記第2光電変換部、前記第3光電変換部および前記第4光電変換部の電荷に応じた信号を出力する信号出力期間において、
    (a)前記第1光電変換部の電荷に応じた信号、(b)前記第1光電変換部の電荷と前記第2光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた信号、および、(c)前記第3光電変換部の電荷と前記第4光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた信号を出力し、
    (d)前記第3光電変換部の電荷に応じた信号および前記第4光電変換部の電荷に応じた信号を出力しない、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記処理部は、
    第1期間において、(a)前記第1光電変換部の電荷に応じた第1信号、(b)前記第1光電変換部の電荷と前記第2光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた第2信号、および、(c)前記第3光電変換部の電荷と前記第4光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた第3信号を保持し、
    前記第1期間の後の第2期間において、(a)前記第1信号に応じた信号、(b)前記第2信号に応じた信号、および、(c)前記第3信号に応じた信号を出力し、(d)前記第3光電変換部の電荷に応じた信号および前記第4光電変換部の電荷に応じた信号を出力しない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記処理部は、
    前記第1信号を保持する第1保持部と、
    前記第2信号を保持する第2保持部と、
    前記第3信号を保持する第3保持部と、を含み、
    前記第1保持部によって保持された前記第1信号に応じた信号を出力し、前記第2保持部によって保持された前記第2信号に応じた信号を出力し、前記第保持部によって保持された前記第3信号に応じた信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記受光画素は、第1フローティングディフュージョンと、前記第1光電変換部の電荷を前記第1フローティングディフュージョンに転送する第1転送部と、前記第2光電変換部の電荷を前記第1フローティングディフュージョンに転送する第2転送部と、前記第1フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を出力する第1増幅部と、を含み、前記第1増幅部は、前記第2信号の生成のために、前記第1光電変換部の電荷と前記第2光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた信号を出力し、
    前記遮光画素は、第2フローティングディフュージョンと、前記第3光電変換部の電荷を前記第2フローティングディフュージョンに転送する第3転送部と、前記第4光電変換部の電荷を前記第2フローティングディフュージョンに転送する第4転送部と、前記第2フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を出力する第2増幅部と、を含み、前記第2増幅部は、前記第3信号の生成のために、前記第3光電変換部の電荷と前記第4光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記画素アレイは、前記第1光電変換部および前記第2光電変換部に対して設けられた1つのマイクロレンズを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置から出力される信号を処理する信号処理部と、
    を備えることを特徴とするカメラ。
  7. 前記信号処理部は、
    デフォーカス量を演算するために、前記固体撮像装置から出力された前記第1光電変換部の電荷に応じた信号と、前記固体撮像装置から出力された、前記第1光電変換部の電荷と前記第2光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた信号とに基づいて、前記第2光電変換部の電荷に応じた信号を求め、かつ、
    前記固体撮像装置から出力された、前記第3光電変換部の電荷と前記第4光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた信号に基づいて、前記固体撮像装置から出力された、前記第1光電変換部の電荷と前記第2光電変換部の電荷とを加算した電荷に応じた信号を補正する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のカメラ。
  8. 第1光電変換部および第2光電変換部を有する受光画素と第3光電変換部および第4光電変換部を有する遮光画素とを含む画素アレイと、前記画素アレイからの信号を処理する処理部とを備える固体撮像装置であって、
    前記処理部は、
    前記第1光電変換部、前記第2光電変換部、前記第3光電変換部および前記第4光電変換部の電荷に応じた信号を出力する信号出力期間において、
    (a)前記第1光電変換部の電荷に応じた信号、(b)前記第1光電変換部の電荷に応じた信号と前記第2光電変換部の電荷に応じた信号とを加算した信号、および、(c)前記第3光電変換部の電荷に応じた信号と前記第4光電変換部の電荷に応じた信号とを加算した信号を出力し、
    (d)前記第3光電変換部の電荷に応じた信号および前記第4光電変換部の電荷に応じた信号を出力しない、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  9. 前記処理部は、
    第1期間において、(a)前記第1光電変換部の電荷に応じた第1信号、(b)前記第1光電変換部の電荷に応じた信号と前記第2光電変換部の電荷に応じた信号とを加算した信号に応じた第2信号、および、(c)前記第3光電変換部の電荷に応じた信号と前記第4光電変換部の電荷に応じた信号とを加算した信号に応じた第3信号を保持し、
    前記第1期間の後の第2期間において、(a)前記第1信号に応じた信号、(b)前記第2信号に応じた信号、および、(c)前記第3信号に応じた信号を出力し、(d)前記第3光電変換部の電荷に応じた信号および前記第4光電変換部の電荷に応じた信号を出力しない、
    ことを特徴とする請求項8に記載の固体撮像装置。
  10. 前記処理部は、
    前記第1信号を保持する第1保持部と、
    前記第2信号を保持する第2保持部と、
    前記第3信号を保持する第3保持部と、を含み、
    前記第1保持部によって保持された前記第1信号に応じた信号を出力し、前記第2保持部によって保持された前記第2信号に応じた信号を出力し、前記第保持部によって保持された前記第3信号に応じた信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の固体撮像装置。
  11. 前記受光画素は、前記第1光電変換部の電荷に応じた信号および前記第2光電変換部の電荷に応じた信号をそれぞれ出力し、
    前記処理部は、前記受光画素からの前記第1光電変換部の電荷に応じた信号および前記第2光電変換部の電荷に応じた信号を加算する加算部を更に含む、
    ことを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  12. 前記加算部は、
    前記第1光電変換部の信号が出力される列信号線に一端が接続された第1入力キャパシタと、
    前記第2光電変換部の信号が出力される列信号線に一端が接続され、前記第1入力キャパシタの他端に他端が接続された第2入力キャパシタと、
    前記第1入力キャパシタの他端および前記第2入力キャパシタの他端が第1入力端子に接続され、基準電圧が第2入力端子に供給される演算増幅器と、
    前記演算増幅器の前記第1入力端子と出力端子との間に接続された帰還キャパシタと、を含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の固体撮像装置。
  13. 前記画素アレイは、前記第1光電変換部および前記第2光電変換部に対して設けられた1つのマイクロレンズを含む、
    ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  14. 請求項8乃至13のいずれか1項に記載の固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置から出力される信号を処理する信号処理部と、
    を備えることを特徴とするカメラ。
  15. 前記信号処理部は、
    デフォーカス量を演算するために、前記固体撮像装置から出力された前記第1光電変換部の電荷に応じた信号と、前記固体撮像装置から出力された、前記第1光電変換部の電荷に応じた信号と前記第2光電変換部の電荷に応じた信号とを加算した信号に応じた信号に基づいて、前記第2光電変換部の電荷に応じた信号を求め、かつ、
    前記固体撮像装置から出力された、前記第3光電変換部の電荷に応じた信号と前記第4光電変換部の電荷に応じた信号とを加算した信号に応じた信号に基づいて、前記固体撮像装置から出力された、前記第1光電変換部の電荷に応じた信号と前記第2光電変換部の電荷に応じた信号とを加算した信号に応じた信号を補正する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のカメラ。
  16. 前記処理部は、
    前記受光画素のノイズレベルに応じた信号をそれぞれ保持する第1ノイズレベル保持部および第2ノイズレベル保持部を更に含み、
    前記第1保持部によって保持された前記第1信号に応じた信号と前記第1ノイズレベル保持部によって保持された信号に応じた信号との差分に応じた信号を出力し、
    前記第2保持部によって保持された前記第2信号に応じた信号と前記第2ノイズレベル保持部によって保持された信号に応じた信号との差分に応じた信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項3または10に記載の固体撮像装置。
  17. 前記処理部は、
    前記遮光画素のノイズレベルに応じた信号保持する第3ノイズレベル保持部更に含み、
    前記第保持部によって保持された信号に応じた信号と前記第3ノイズレベル保持部によって保持された信号に応じた信号との差分に応じた信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項3または10に記載の固体撮像装置。
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