JP6215870B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6215870B2 JP6215870B2 JP2015120691A JP2015120691A JP6215870B2 JP 6215870 B2 JP6215870 B2 JP 6215870B2 JP 2015120691 A JP2015120691 A JP 2015120691A JP 2015120691 A JP2015120691 A JP 2015120691A JP 6215870 B2 JP6215870 B2 JP 6215870B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- led
- light
- leds
- wiring pattern
- game
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
LED(200)を発光させて発光演出を実行可能に構成された遊技機において、
前記LED(200)が複数実装されたLED基板(142,152)と、
前記LED基板(142,152)における前記LED(200)の実装面(142a,152a)に対向するよう設けられ、光を透過可能な光透過部を有するカバー部材(143,153)とを備え、
前記LED(200)は、前記実装面(142a,152a)に沿う方向へ光を照射可能な姿勢で前記LED基板(142,152)に実装されると共に、当該LED基板(142,152)には、複数の前記LED(200)が直列に接続された複数の配線パターン(H31〜H34)が同一の定点周りに延在する環状に設けられ、
前記配線パターン(H31〜H34)毎に前記定点に対して同一の光照射方向となるよう複数の前記LED(200)が接続されて、当該定点から奇数番目となる配線パターン(H31,H33)に接続される前記LED(200)と、偶数番目となる配線パターン(H32,H34)に接続される前記LED(200)とで、当該定点に対する光照射方向が反対向きとなるよう構成され、
前記奇数番目となる配線パターン(H31,H33)に接続されるLED(200)の間に向けて、偶数番目となる配線パターン(H32,H34)に接続されるLED(200)が光を照射すると共に、前記偶数番目となる配線パターン(H32,H34)に接続されるLED(200)の間に向けて、奇数番目となる配線パターン(H31,H33)に接続されるLED(200)が光を照射するよう構成されたことを要旨とする。
前記LED基板(142,152)には、外周縁から所定間隔内側に、当該LED基板(142,152)の外周縁に沿うよう前記LED(200)の実装位置が設けられて、当該LED基板(142,152)の外周縁に沿う方向に隣接するLED(200)を、相互に反対方向へ光を照射する姿勢で実装するよう構成されたことを要旨とする。
このように、LED基板の外周縁から所定間隔内側に、LED基板の外周縁に沿ってLEDを実装することで、LED基板の外周縁側および内側にLEDの光を満遍なく照射することが可能になるから、LED基板の実装面の広範囲を利用して光を反射することができる。
LED(200)を発光させて発光演出を実行可能に構成された遊技機において、
実装面(142a,152a)に沿う方向へ光を照射可能な姿勢で前記LED(200)が複数実装されたLED基板(142,152)と、
前記LED基板(142,152)における前記LED(200)の実装面(142a,152a)に対向するよう設けられ、光を透過可能な光透過部を有するカバー部材(143,153)とを備え、
前記LED(200)は、一対のアノード側電極(AT)およびカソード側電極(KT)を備え、複数のLED(200)が直列に接続されると共に、複数のLED(200)の配列方向において同一極性の電極が隣接する向きで前記LED基板(142,152)に実装されて、当該配列方向で隣接するLED(200)が相互に反対方向へ光を照射するよう構成され、
前記カソード側電極(KT)とアノード側電極(AT)とを接続する配線パターン(H11,H12,H21,H22)が前記LED(200)を迂回するよう形成されたことを要旨とする。
このように、実装面に沿う方向へ光を照射可能な姿勢でLEDをLED基板に実装して反射部により光を反射することで、カバー部材の光透過部にLEDの光が直接照射されるのを防ぐことができ、照明斑のない見栄えの優れた発光演出が可能となる。このとき、光照射方向に交差する方向で隣接するLEDを相互に反対方向へ光を照射する姿勢で実装することで、光照射方向と反対側のLEDの裏側位置を、隣接するLEDの光で照明することができ、カバー部材の照明斑を効果的に防止することが可能となる。
また、一対のアノード側電極およびカソード側電極を備えたLEDを直列に接続する配線パターンにおいて、カソード側電極とアノード側電極とを接続するパターン部分を迂回させることで、基板に形成する配線パターンが複雑になるのを防止することができる。
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、前方へ開口するよう形成されて遊技店の図示しない設置枠台に設置される基体11,12と、前記基体11,12の前側開口を覆うよう当該基体11,12に対して開閉可能に支持され遊技機前面を形成する前面部材13とを備えており、当該基体11,12や装飾体13を設置基材として各種部材を設置することで遊技機が構成されるようになっている。具体的に、パチンコ機10の基体は、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、本体枠としての中枠12を開閉および着脱可能に組み付けて構成されており、当該中枠12に遊技盤20が着脱可能に配設されている。また、前記遊技盤20の後側には、演出表示を表示可能な演出実行手段としての演出表示部(図柄表示手段)17が着脱可能に配設されており、所定の開始条件の成立(後述する各始動入賞口33a,35aへのパチンコ球の入賞)を契機として演出用の図柄(以下飾図という)を演出表示部17で変動表示し得るようになっている。なお、実施例では、前記演出表示部17としては、液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されているがこれに限られるものではなく、ドラム式の演出表示部17やドットマトリックス式の表示装置等の各種飾図を停止および変動表示可能な従来公知の各種の表示装置を採用し得る。
前記遊技盤20は、アクリルやポリカーボネート等の合成樹脂材等からなる透明な平板状の板部材(遊技領域形成部材)であって、該遊技盤20の裏側に、前記演出表示部17や各種の演出装置100等が配設される設置部材(収容空間画成部材)80が配設されている。遊技盤20の前側には、図2に示す如く、前面(盤面)に配設された略円形状の案内レール22によりパチンコ球が流下可能(移動可能)な遊技領域21が画成されて、前記打球発射装置から発射されたパチンコ球が当該遊技領域21内に打ち出されることで遊技が行われるようになっている。なお、遊技盤20は、ベニヤ板等の木材板の表面に各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート等を貼付けて装飾したものであってもよい。
実施例の前記遊技盤20には、図2に示すように、前記案内レール22で囲まれた遊技領域21の略中央で開口する第1装着口に、前後に開口する表示窓部25aが形成されたセンター役とも称される枠状装飾体25が取り付けられ、該枠状装飾体25の表示窓部25aを介して演出表示部17の表示部17aを遊技盤20の前面から視認し得るよう構成されている。具体的に、前記枠状装飾体25は、前記遊技盤20の前面より前方に突出すると共に表示窓部25aを囲むよう延在し、前記遊技領域21と演出表示部17の表示部17aを区切る区画壁部25bと、該区画壁部25bの後縁から外方に延出する薄板状の台板部25cとを備える。そして、前記台板部25cを遊技盤20の前面に当接した状態で、ネジ等の固定手段により前側から台板部25cを遊技盤20に固定することで、枠状装飾体25が遊技盤20に取り付けられて、該枠状装飾体25の外側(具体的には区画壁部25bと案内レール22との間)に、パチンコ球が流下する遊技領域21が画成されるようになっている。なお、前記台板部25cは、枠状装飾体25を遊技盤20に取り付けた状態で前面側をパチンコ球が通過可能な厚みで形成されている。なお、前記枠状装飾体25の区画壁部25bは、枠状装飾体25(台板部25c)の左側縁の略中間位置から上縁および右下縁に亘って連続して延在するよう設けられており、前記演出表示部17における表示部17aの前面側を横切ってパチンコ球が流下(落下)するのを規制している。なお、枠状装飾体25は、前後に表示窓部25aが開口する形態に限らず、当該表示窓部25aの全部または一部を透明板等で塞ぐ形態とすることも可能である。
前記第1始動入賞部27は、図2に示すように、遊技領域21内において一定の開口幅で開口する第1始動入賞口27aを備えており、実施例では前記枠状装飾体25の下方位置(ステージ25dの下方位置)において遊技領域21を流下するパチンコ球が入賞可能な位置に設けられている。また、前記第1始動入賞部27の下方位置において遊技領域21を流下するパチンコ球が入賞可能な位置に、前記第2始動入賞部28が設けられている。この第2始動入賞部28は、遊技領域21に対して第2始動入賞口(入賞口)28aを開閉する始動開閉部材(開閉手段)29を備えており、駆動手段としての始動入賞ソレノイド(図示せず)の駆動により始動開閉部材29を開閉作動することで遊技領域21に対する第2始動入賞口28aの開口幅を可変し得るようになっている。すなわち、第1始動入賞部27の配置位置まで遊技領域21を流下したパチンコ球が常時開口する第1始動入賞口27aに一定の確率で入賞し得るよう構成されると共に、始動開閉部材29が開放作動することで、第2始動入賞部28の配置位置まで遊技領域21を流下したパチンコ球が第2始動入賞口28aに入賞し易くなるよう構成されている。
前記第1特別入賞部33は、図2に示すように、前記始動入賞部27,28の左側方に設けられおり、第1球流下領域21aを流下するパチンコ球が入賞し得るようになっている。また、前記第1特別入賞部33は、第1特別開閉部材(開閉部材)34によって遊技領域21に対して第1特別入賞口33aを開閉するよう構成されており、駆動手段としての第1特別入賞ソレノイド35(図9参照)の駆動に伴って第1特別開閉部材34が第1特別入賞口33aを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。すなわち、第1特別入賞部33は、第1特別入賞ソレノイド35の駆動に伴って第1特別開閉部材34が第1特別入賞口33aへのパチンコ球の入賞を阻止する閉位置と該第1特別入賞口33aへのパチンコ球の入賞を許容する開位置との間を移動するよう構成される。同様に、前記第2特別入賞部36は、前記始動入賞部27,28の右側方に配置されており、第2球流下領域21bを流下するパチンコ球が入賞し得るようになっている。また、前記第2特別入賞部36は、第2特別開閉部材(開閉部材)37によって遊技領域21に対して第2特別入賞口36aを開閉するよう構成されており、駆動手段としての第2特別入賞ソレノイド38(図9参照)の駆動に伴って第2特別開閉部材37が第2特別入賞口36aを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。すなわち、第2特別入賞部36は、第2特別入賞ソレノイド38の駆動に伴って第2特別開閉部材37が第2特別入賞口36aへのパチンコ球の入賞を阻止する閉位置と該第2特別入賞口36aへのパチンコ球の入賞を許容する開位置との間を移動するよう構成される。ここで、第1および第2特別入賞部33,36は、特別開閉部材34,37により対応の特別入賞口33a,36aを常には閉鎖(入賞不能状態)とするよう構成され、後述する当り遊技(当り遊技)の付与に伴って特別入賞口33aを開放(入賞可能状態と)するよう構成されている。すなわち、第1および第2特別入賞部33,36は、当り遊技が付与された当り遊技状態(特別遊技状態)で開放可能な入賞装置として機能する。
前記ゲート部41,43は、図2に示すように、前記第1および第2球流下領域21a,21bを流下するパチンコ球が通過し得るよう前記枠状装飾体25の左右側方に設けられており、各ゲート部41,43の夫々に、通過するパチンコ球を検出するゲートセンサ42,44が設けられている。各ゲートセンサ42,44は、前記メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)に配線接続されており(図3参照)、何れかのゲートセンサ42がパチンコ球を検出してメイン制御基板60に検出信号が入力されることを契機としてメイン制御基板60のメイン制御CPU60aが普図当り判定(開放作動を許容するか否かの開放判定)を行うよう設定されている。そして、普図当り判定が普図当りの判定結果(開放作動を許容する判定結果)となることで前記第2始動入賞部28の始動開閉部材29を開放作動するように始動入賞ソレノイド30が駆動されるようになっている。
前記設置部材80は、前記遊技盤20の裏面に離間して対向する背面板の外周縁部から画壁部が前方に延出する前方に開口した箱状に形成されて、画壁部の開口前端部を遊技盤20の裏面に当接させた状態で、当該遊技盤20と設置部材8とがネジにより固定される。そして、設置部材80において遊技盤20との間に画成される収容空間81に、各種の発光による演出や、動作による演出を実行する各種の演出装置が設置されて、設置部材80を基材とする1つのユニットとして扱い得るようになっている。実施例では、前記演出表示部17の左側に隣接して、発光および動作による演出を実行する発光演出装置100が配設されている。なお、図4には、設置部材80の一部(発光演出装置100の配設位置)を拡大して示す。ここで、前記設置部材80の背面板は、前記遊技盤20の裏面の外郭形状より僅かに小さな略矩形状に形成され、遊技盤20の裏面側の大部分が設置部材80との間の収容空間81に臨むよう構成されている。
前記発光演出装置100は、図4、図5に示すように、前記設置部材80に取り付けられる装置本体101と、発光体としてLED200を有する発光装飾部とを備え、前記演出制御基板65の制御に基づいて発光装飾部140,150が備えるLED200を作動(点灯および消灯)することで、発光による演出を行うよう構成されている。また、前記発光装飾装置100は、前記発光装飾部140,150を支持する可動ベース115と、駆動手段として駆動モータ110と、当該可動ベース115および駆動モータ110を接続する連係機構120とを備えており、前記演出制御基板65の制御に基づいて駆動モータ110の作動(駆動開始および駆動停止)を制御することで、連係機構120を介して前記発光装飾部140,150が動作による演出を行うよう構成されている。すなわち、実施例の発光装飾装置100は、演出制御基板65の制御に基づいて発光装飾部140,150の発光による演出(発光演出)と動作による演出(可動演出)とを組み合わせた演出を行い得るようになっている。
前記装置本体101は、図5に示すように、前面を形成する前側カバー部材102と、後面を形成する後側カバー部材108とから構成されて、前後のカバー部材102,108を組み付けることで空間部101aが画成された箱状に形成される。前記前側カバー部材102の前面板部103には、前記可動ベース115を案内するガイド部104と、前記可動ベース115に対する第2の発光装飾部150の動作を案内する動作案内部105,106とが形成されており、ガイド部104に沿って可動ベース115(第1の発光装飾部140)が動作するのに伴って動作案内部105,106に案内された第2の発光装飾部150が動作するようになっている。
ここで、前記可動ベース115は、図5に示すように、前記装置本体101の前面(前側カバー部材102の前面板部103)に対向する板状に形成されている。そして、前記可動ベース115の前面に前記第1の発光装飾部140が固定され、当該可動ベース115の移動と一体に第1の発光装飾部140が移動するよう構成されている。また、前記可動ベース115には、前記下側のガイド部104と対応する位置に後方へ突出する第1連結部116が形成されると共に、前記上側のガイド部104,と対応する位置に後方へ突出する第2連結部117が形成されて、各連結部116,117が対応するガイド部104を介して装置本体101の空間部101aに前側から挿入され、当該空間部101aにおいて前記連係機構120に接続するようになっている。すなわち、前記可動ベース115に設けた第1および第2連結部116,117の夫々を対応のガイド部104に挿入することで、装置本体101に対して可動ベース115が平行移動するよう構成されている。そして、前記装置本体101の空間部101aにおいて、前記第1連結部116の突出端部に前記連係機構120を構成する連結部材127が連結されると共に、前記第2連結部117の突出端部に前記連係機構120を構成する第2連係アーム126が回転可能に支持されるようになっている。また、前記可動ベース115には、前記第1動作案内部105と前後に整列する位置に、当該第1動作案内部105に沿って延在する支持孔118が形成され、当該支持孔118を介して前記第2の発光装飾部150と第2連係アーム126とが接続されている。
前記連係機構120は、図5に示すように、前記駆動モータ110の駆動軸110aに取り付けられる駆動歯車121と、前記駆動歯車121と噛合する従動歯車(図示せず)を有する回転体122と、前記回転体122に接続する第1連係アーム123と、前記第1連係アーム123および可動ベース115を接続する連結部材127と、前記可動ベース115に支持されると共に前記第2の発光装飾部150に接続する第2連係アーム126とを備えている。ここで、前記駆動モータ110は、前記後側カバー部材108の後面板部109に形成した通孔109aに駆動軸110aを後方から前記空間部101a内に挿入した状態で当該後面板部109に取り付けられて、当該空間部101a内で回転体122(駆動歯車)が駆動軸110aに固定されている。また、前記回転体122は、前記後側カバー部材108の後面板部109に形成された前後に延在する軸部109bに回転可能に支持されており、当該回転体122の前面に、前方へ突出する連係軸122aが形成されている。また、前記回転体122には、従動歯車の外周縁より径方向外方へ突出するよう位置検出片122bが形成されており、当該位置検出片122bに形成した切欠部の形成位置を位置検出センサ130で検出することで、回転体122の原位置を検出するよう構成されている。実施例では、前記回転体122の原位置を検出した際に、前記第1および第2の発光装飾部140,150が第1位置に位置するよう構成されている。
前記第1の発光装飾部140は、図5に示すように、前記可動ベース115に支持される第1支持部材141と、該第1支持部材141の前側に設けられ、LED(Light Emitting Diode)200を複数実装した第1LED基板(LED基板)142と、当該第1LED基板142におけるLED200を実装した基板面(実装面142a)に対向するよう設けられ、光を透過可能な光透過部を有する第1カバー部材(カバー部材)143とを備えており、当該第1LED基板142のLED200の光により第1カバー部材143の光透過部を発光させて発光演出を行い得るようになっている。ここで、前記第1カバー部材143は、光を透過可能な有色の合成樹脂材により一体形成されると共に、当該第1支持部材141の全体が光透過部として機能するようになっている。
前記第1LED基板142は、図6(c)に示すように、電気絶縁性を有する絶縁体基材IBと、当該絶縁体基材IBに設けられた銅箔等の導電性の配線パターンH11,H12とを備えており、半田や導電性接着剤等により当第1LED基板142に外部配線接続用のコネクタCNやLED200、LED200に流れる電流を調節する抵抗器(図示せず)等の電気部品が実装されている。ここで、絶縁体基材IBとしては、紙にフェノール樹脂を含浸したフェノール基板や、ガラス繊維クロスにエポキシ樹脂を含浸したガラスエポキシ基板等の公知のリジット基板を採用することができ、またポリイミドやポリエステル等のプラスチックフィルムを用いた可撓性を有するフレキシブル基板を採用することも可能である。また、第1LED基板142は、絶縁体基材IBの片面に配線パターンH11,H12を形成した片面基板や、両面に配線パターンH11,H12を形成した両面基板、絶縁体基材IBと配線パターンH11,H12を層状に重ねた複層基板であってもよい。実施例の第1LED基板142は、絶縁体基板の両面に配線パターンH11,H12形成されて、前記第1カバー部材143に対向する表側の実装面142aに外部配線接続用のコネクタCNおよびLED200が実装されると共に、前記第1支持部材141に対向する裏側に抵抗器が実装されている。また、前記配線パターンH11,H12を形成した絶縁体基材IBの表面および裏面を覆うように絶縁被膜SRが設けられており、配線パターンH11,H12の酸化や短絡等を防止するよう構成されている。なお、前記第1支持部材141は、抵抗器の実装位置に合わせて前後に開口する放熱孔141aが形成されており、当該放熱孔141aを介して抵抗器が発する熱を外部に逃がすことができるようになっている。
次に、前記第2の発光装飾部150について説明する。なお、前記第2の発光装飾部150の基本的な構成は、前述した第1の発光装飾部140の構成と共通している。すなわち、前記第2の発光装飾部150は、図5に示すように、前記可動ベース115に支持される第2支持部材151と、該第2支持部材151の前側に設けられ、LED200を複数実装した第2LED基板(LED基板)152と、当該第2LED基板152におけるLED200を実装した基板面(実装面152a)に対向するよう設けられ、光を透過可能な光透過部を有する第2カバー部材(カバー部材)153とを備えており、当該第2LED基板152のLED200の光により第2カバー部材153の光透過部を発光させて発光演出を行い得るようになっている。ここで、前記第2カバー部材153は、光を透過可能な有色の合成樹脂材により一体形成されると共に、当該第2支持部材151の全体が光透過部として機能するようになっている。
前記第2LED基板152の基本構成は、前記第1LED基板142と同一であることから、第1LED基板142と同一の構成に関しては同一の符号を付して詳細な説明を省略する。すなわち、第2LED基板152は、絶縁体基材IB配線パターンH21が設けられると共に、当第2LED基板152の基板面に外部配線接続用のコネクタCNやLED200、抵抗器等の電気部品が実装されている。なお、実施例の2LED基板152は、幅狭に形成された第1基板部152bと、当該第1基板部152bに比べて幅の広いの第2基板部152cを備えている。
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用について説明する。
次に、別の実施例に係る発光装飾部について説明する。なお、別の実施例に係る発光装飾部は、前述した実施例の発光装飾部140,150の構成と共通しており、LED基板におけるLEDの実装構成が異なる。従って、以下の説明では、第1の発光装飾部140の第1LED基板142の構成と異なる部分につき説明する。
なお、遊技機としては、前述したものに限らず、種々の変更が可能である。
(2) 実施例では、設置部材に設けた発光演出装置の発光装飾部を設けるよう構成したが、当該設置部材に設けた発光演出装置に限られるものではない。すなわち、遊技盤に発光装飾部を設けるようにしてもよく、遊技機を構成する中枠や前枠に発光装飾部を設けるよう構成してもよい。
(3) 実施例の発光装飾部では、複数のLEDの配列方向において同一極性の端子が隣接する向きでLEDをLED基板に実装するよう構成したが、光照射方向に交差する方向で隣接するLEDを相互に反対方向へ光を照射する姿勢で実装するものであれば、複数のLEDの配列方向において異なる極性の端子が隣接する向きでLEDをLED基板に実装するようにしてもよい。
(4) 実施例では、複数のLEDを円環状に配列するよう構成したが、直線状に複数のLEDを配列するようにしてもよく、矩形状や三角形状等のように適宜の形状にLEDを配列することができる。また複数のLEDは、一定の形状をなすよう配列する構成に限らず、無定形に配列するようにしてもよい。
(5) 実施例では、カバー部材の全体を光透過性に形成したが、当該カバー部材の一部に塗装等により非光透過性の遮光部を設けて、カバー部材の一部に光透過部を形成するようにしてもよい。また、光透過部は、カバー部材一体的に形成する必要はなく、カバー部材を遮光性の基体に、光を透過可能な光透過部を取り付けてカバー部材を形成するようにしてもよい。
(6) 実施例では、LED基板に絶縁被膜を形成して、当該絶縁被膜をLEDの光を反射する反射部とするよう構成したが、当該絶縁被膜とは別に、光を反射する反射部を設けることもできる。すなわち、LED基板に形成した有色の絶縁被膜の表面に、光の反射率の高い白色等の塗装や印刷等により光反射部を形成することでも実現できる。また、LED基板に形成した絶縁被膜の表面にメッキ処理を施したり、金属薄膜等の貼付して光反射部を形成してもよい。すなわち、実装面に沿う方向へ光を照射可能な姿勢でLED基板に実装されたLEDの光をLED基板に対向するよう設けたカバー部材に反射し得るよう構成することが好ましい。
(7) 実施例では、LED基板を1層の絶縁体基材から構成して、当該絶縁体基材の表面に配線パターンを形成するよう構成したが、LED基板を複数の絶縁体基材を積層した複層基板に形成して、絶縁体基材の間に配線パターンを形成することもできる。
(8) 実施例では、LED基板の実装面から突出する配線パターンをLEDの光照射方向前側に位置させて、当該配線パターンの形成部により光を反射させ得るよう構成したが、LEDの光照射方向前側に実装面から突出する突出部を形成して、当該突出部により光を反射するよう構成することもできる。
(9) 実施例では、LED基板上に単色のLEDを実装するよう構成したが、複数色で発光するLEDを採用することも可能である。
(10) 実施例では、遊技媒体としての遊技球が始動入賞部へ入賞することを契機として当り判定が行われ、当りの判定結果となった場合に所定の当り遊技を遊技特典として付与されるよう構成されたパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、スロットマシン機(回胴式遊技機)等の各種遊技機を採用し得る。
例えば、スロットマシン機(回胴式遊技機)は、前方へ開口する箱状の筐体に、当該筐体の前方開口を塞ぐ前扉が開閉可能に備えられると共に、図柄が配列された複数の回転体が前側から視認し得るように筐体内部に配設されており、機外部から供給される外部電源から電源基板で生成された所定電圧の電源を、スロットマシン機を構成する各電気的構成部(制御基板)に供給することで動作可能に構成されている。そして、遊技媒体としての規定数の遊技メダルを所定の投入口に投入した遊技開始待機状態で遊技者が所定の開始操作手段の操作を行うことを契機として、回転体が回転して図柄が変動開始すると共に、変動ゲームの当否に関連した当否判定(当り判定)を行い、所定の停止操作手段の操作を契機に、当否判定に基づく図柄停止制御を実行するよう構成された遊技機である。そして、当否判定が当りの判定結果となった場合に、停止操作手段の操作に基づいて所定の組合せで図柄が停止すること(特典遊技生起条件が満たされること)で、多数の遊技メダルを獲得可能な特典遊技(ボーナスゲームや特定の入賞役の成立確率が向上した遊技状態等)が生起されるよう制御された遊技機である。このようなスロットマシンは、筐体の内部に遊技メダルを貯留する貯留部材(メダルタンク)を備えており、図柄の組合せに応じた入賞役が定められており、停止した図柄の組合せが入賞役と一致する場合にホッパー(払出装置)が作動されて、入賞役に応じた払出数の遊技メダルが払い出されるようになっている。
(A) 請求項1記載の構成を含む遊技機に関し、
前記LED基板(142,152)の実装面(142a,152a)から突出するよう形成した配線パターン(H11,H12,H21,H22,H31〜H34)を、前記LED(200)の光照射方向前側に位置させて、当該配線パターン(H11,H12,H21,H22,H31〜H34)の形成部において前記LED(200)の光を前記カバー部材(143,153)の光透過部に向けて反射させるよう構成されたことを要旨とする。
このように、LED基板の実装面から突出する配線パターンをLEDの光照射方向前側に位置させることで、LEDの光をカバー部材の光透過部に効果的に反射することができる。
142 第1LED基板(LED基板)
142a 実装面
143 第1カバー部材(カバー部材)
152 第2LED基板(LED基板)
152a 実装面
153 第2カバー部材(カバー部材)
AT アノード側電極
KT カソード側電極
H11,H12,H21,H22,H31〜H34 配線パターン
Claims (2)
- LEDを発光させて発光演出を実行可能に構成された遊技機において、
前記LEDが複数実装されたLED基板と、
前記LED基板における前記LEDの実装面に対向するよう設けられ、光を透過可能な光透過部を有するカバー部材とを備え、
前記LEDは、前記実装面に沿う方向へ光を照射可能な姿勢で前記LED基板に実装されると共に、当該LED基板には、複数の前記LEDが直列に接続された複数の配線パターンが同一の定点周りに延在する環状に設けられ、
前記配線パターン毎に前記定点に対して同一の光照射方向となるよう複数の前記LEDが接続されて、当該定点から奇数番目となる配線パターンに接続される前記LEDと、偶数番目となる配線パターンに接続される前記LEDとで、当該定点に対する光照射方向が反対向きとなるよう構成され、
前記奇数番目となる配線パターンに接続されるLEDの間に向けて、偶数番目となる配線パターンに接続されるLEDが光を照射すると共に、前記偶数番目となる配線パターンに接続されるLEDの間に向けて、奇数番目となる配線パターンに接続されるLEDが光を照射するよう構成された
ことを特徴とする遊技機。 - LEDを発光させて発光演出を実行可能に構成された遊技機において、
実装面に沿う方向へ光を照射可能な姿勢で前記LEDが複数実装されたLED基板と、
前記LED基板における前記LEDの実装面に対向するよう設けられ、光を透過可能な光透過部を有するカバー部材とを備え、
前記LEDは、一対のアノード側電極およびカソード側電極を備え、複数のLEDが直列に接続されると共に、複数のLEDの配列方向において同一極性の電極が隣接する向きで前記LED基板に実装されて、当該配列方向で隣接するLEDが相互に反対方向へ光を照射するよう構成され、
前記カソード側電極とアノード側電極とを接続する配線パターンが前記LEDを迂回するよう形成された
ことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015120691A JP6215870B2 (ja) | 2015-06-15 | 2015-06-15 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015120691A JP6215870B2 (ja) | 2015-06-15 | 2015-06-15 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017000636A JP2017000636A (ja) | 2017-01-05 |
JP6215870B2 true JP6215870B2 (ja) | 2017-10-18 |
Family
ID=57751117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015120691A Active JP6215870B2 (ja) | 2015-06-15 | 2015-06-15 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6215870B2 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6707300B2 (ja) * | 2017-04-28 | 2020-06-10 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6662552B2 (ja) * | 2017-04-28 | 2020-03-11 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6707299B2 (ja) * | 2017-04-28 | 2020-06-10 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2018186974A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019025010A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019025009A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6799358B2 (ja) * | 2017-08-04 | 2020-12-16 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6799359B2 (ja) * | 2017-08-04 | 2020-12-16 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6799357B2 (ja) * | 2017-08-04 | 2020-12-16 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6799356B2 (ja) * | 2017-08-04 | 2020-12-16 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6799360B2 (ja) * | 2017-08-04 | 2020-12-16 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6971079B2 (ja) * | 2017-08-07 | 2021-11-24 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP2019041984A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP7019348B2 (ja) * | 2017-08-31 | 2022-02-15 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP7041452B2 (ja) * | 2018-02-14 | 2022-03-24 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6982366B2 (ja) * | 2018-09-12 | 2021-12-17 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6982367B2 (ja) * | 2018-09-12 | 2021-12-17 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6998636B2 (ja) * | 2018-09-12 | 2022-01-18 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6982368B2 (ja) * | 2018-09-12 | 2021-12-17 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6979261B2 (ja) * | 2018-09-12 | 2021-12-08 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6979262B2 (ja) * | 2018-09-12 | 2021-12-08 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6982365B2 (ja) * | 2018-09-12 | 2021-12-17 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP7232469B2 (ja) * | 2019-06-13 | 2023-03-03 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP7232470B2 (ja) * | 2019-06-13 | 2023-03-03 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2020054845A (ja) * | 2019-12-24 | 2020-04-09 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP7239940B2 (ja) * | 2020-09-09 | 2023-03-15 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002248236A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-03 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
JP4710051B2 (ja) * | 2006-06-05 | 2011-06-29 | タイヨーエレック株式会社 | 遊技機 |
JP2008264215A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Kita Denshi Corp | 遊技機 |
JPWO2009066646A1 (ja) * | 2007-11-20 | 2011-04-07 | 昭和電工株式会社 | 光源連結体、発光装置、表示装置 |
JP5378155B2 (ja) * | 2009-10-26 | 2013-12-25 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP5161268B2 (ja) * | 2010-05-20 | 2013-03-13 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
-
2015
- 2015-06-15 JP JP2015120691A patent/JP6215870B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017000636A (ja) | 2017-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6215870B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5848658B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5334717B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008119389A (ja) | 遊技機 | |
JP4803585B2 (ja) | 弾球遊技機の電飾装置 | |
JP5848657B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5912275B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008295831A (ja) | 遊技機 | |
JP2017064160A (ja) | 遊技機 | |
JP4906110B2 (ja) | 図柄表示装置及びそれを搭載する遊技機 | |
JP2017064158A (ja) | 遊技機 | |
JP2017064159A (ja) | 遊技機 | |
JP2016202333A (ja) | 遊技機 | |
JP4877823B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2009254733A (ja) | 遊技機 | |
JP5102995B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6263101B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7112841B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2018187475A (ja) | 遊技機 | |
JP5761297B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009254734A (ja) | 遊技機 | |
JP5979282B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2016087158A (ja) | 遊技機 | |
JP6425499B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6546390B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170509 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170921 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6215870 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |