JP6214916B2 - 金属製天井下地材用のクリップ金具 - Google Patents

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本発明は、天井板を装着する野縁及び野縁受けを連結するために使用される金属製天井下地材用のクリップ金具に関するものである。
天井下地は、梁から吊り下げられた野縁受けBに、天井板を装着する野縁Cを、野縁受けBと直交して格子状に組み合わせて形成するものである。金属製の天井下地は、薄金属板を折曲して形成した長尺材を使用してなるもので、野縁受けBは、側方開口のコの字状長尺材であり、金属製の野縁Bは、上部開口コの字状長尺材で、上部開口両側にリップC1a、C1bを備えている。天井下地は、両者の交差部分をクリップ金具で連結して構築されるものである。
このクリップ金具の基本構成は、特許文献1(特開2007−247217号公報の図9)に示されているとおり、野縁Cの幅に対応すると共に、野縁受けBの高さより少し長くした竪板部と、前記竪板部の上部から庇状に設けた上部横板部と、上部横板部から突出した折曲係止片部と、竪板部の下方両側に設けた掛け爪部とを備えたもので、掛け爪部を野縁Cの下方に位置する野縁CのリップC1a、C1bに掛け止めし、上部横板部を野縁受けBの上面部B1aに載置すると共に、前記上面部B1aの端縁を巻き込むように折曲係止片部を折曲し、金具を装着しているものである。
また特許文献2(特開2004−131928号公報の図1と図8)及び特許文献3(特開2007−297857号公報)に示されているように、単一部材又は二部材の組み合わせで、竪板部が野縁受けBの前後に設けられ、掛け爪部も左右のみではなく、前後にも設けてなるクリップ金具も提案されている。
特開2007−247217号公報の図7。 特開2004−131928号公報の図1及び図8。 特開2007−297857号公報。
特許文献1に開示されている基本構成のクリップ金具においては、地震等において野縁受けBと野縁Cとの間に、クリップ金具を捻じる方向や煽る方向に外力を受けると、クリップ金具は野縁受けBに上部の折曲係止片部で係止しているに過ぎないので、野縁受けBと野縁Cとの連結が外れ、天井下地材の脱落や破損が生じ、天井が崩落するなどの危険がある。
これに対して特許文献2,3に開示されているクリップ金具は、野縁受けBの前後に竪板部を設け、掛け爪部を左右のみではなく、前後にも設けているので、装着された金具は野縁受けBと一体となっているので、耐震性には優れている。しかしその反面金具の装着にボルト締めが必要だったり、装着作業時の位置合わせが煩雑であって、その施工性に問題があると共に、金具の製造自体も煩雑である。また特許文献3の金具は全体をバネ材で形成する必要があり、製造上及びコスト上の課題がある。
そこで本発明は、基本的な構成の金具と同様の施工性及び製造容易性を備えると共に、野縁受けBと野縁Cとの連結が外れることを防止した新規なクリップ金具を提案したものである。
本発明に係る金属製天井下地材用のクリップ金具は、薄金属板のプレス加工で形成した金具であって、両側部分全長を適宜範囲で折り返して圧着した折返し面部を備え、所定の大きさの竪板部と、前記竪板部の上部から庇状に設けた上部横板部と、上部横板部から折返し面部の幅で突出した上方折曲係止片部と、竪板部の下方両側の折返し面部に設けた掛け爪部とを設けると共に、竪板部の一部を切り起こして形成した下方折曲係止片部を設けてなることを特徴とするものである。
而して前記金具は、野縁のリップを掛け爪部で掛け止めし、上方折曲係止片部及び下方折曲係止片部を、それぞれ野縁受けの上下面部の端縁を巻き込むように折曲して装着する。従って金具は、野縁受けの上下両方に係止することになり、地震等における外力に対しての耐久力が増加し、金具による連結が解除されることがない。特に薄金属板の両側部分を折り返して圧着して折返し面部を形成して、荷重が加わる上方折曲係止片部及び掛け爪部を二枚構造として補強され、掛け爪部の変形耐久力が増加したものである。
また本発明(請求項2)に係る金具は、その製造に際して、薄金属板の両側部分を折り返して圧着し、二枚構造の掛け爪部を設けてなるもので、掛け爪部が補強されて掛け爪部の変形耐力が増加したものである。
本発明の構成は上記のとおりで、竪板部に切り起こして形成した下方折曲係止片部を設けるという簡単な構造で、野縁受けに対する装着力が高められ、地震などの際に金具が外力を強く受けたとしても、天井崩落等の事故が防止されるものである。
本発明金具の実施形態の全体斜視図。 同正面図。 同装着状態の側面図。 同正面図 同斜視図。
次に本発明の実施形態について説明する。図1乃至図5に示したクリップ金具は、薄金属板を所定の形状に打ち抜きプレス加工で形成した金具であって、竪板部1、上部横板部2、上方折曲係止片部3a,3b、下方折曲係止片部4、及び掛け爪部5a,5bを備えているものである。
特に、所定形状に打ち抜く前に部材の左右辺を折り返して圧着し、所定の折り返し面部7a,7bを形成しておく。
竪板部1は、野縁Cの幅に対応すると共に、野縁受けBの高さより少し長くしたものである。上部横板部2は、竪板部1の上方箇所で前方へ庇状に屈曲したものであり、上方折曲係止片部3a,3bは、前記上部横板部2の両側方から前方に突出して形成したもので、折り返し面部7a,7bの幅と一致させてなる。
下方折曲係止片部4は、上部横板部2を野縁受けBの上面部B1aに載置した際に、下面部B1bの下方に位置するように、竪板部1に切り抜き孔6を形成し、前方に切り起こしで屈曲して設けたものである。
掛け爪部5a,5bは、折り返し面部7a,7bに設けると共に、竪板部1の下縁を前方に屈曲して強度を高めた個所の側辺に設けたもので、野縁BのリップC1a,C1bに下方から差し入れて掛け止め可能な形状に形成したものである。
而して前記金具は、野縁受けBと野縁Cが交差する位置で、野縁BのリップC1a,C1bに掛け爪部5a,5bを掛け止めし、上部横板部2を野縁受けBの上面部B1aに載置し、野縁受けBの上下面部B1a,B1bを、上下折曲係止片部3a,3b,4を上下で挟む。
次に上下折曲係止片部3a,3b,4を、それぞれ野縁受けBの上下面部B1a,B1bの端縁を巻き込むように折曲して金具を装着し、野縁受けBと野縁Cを連結するものである。
特に本発明に係るクリップ金具は、野縁受けBに対して一体的に装着され、その確実な装着によって、地震等における外力に対しての耐久力が増加し、野縁受けBと野縁の連結が解除されず、天井崩落を防止するものである。
1 竪板部
2 上部横板部
3a,3b,3c 上方折曲係止片部
4 下方折曲係止片部
5a,5b 掛け爪部
6 切り抜き孔
7a,7b 折り返し面部

Claims (1)

  1. 薄金属板のプレス加工で形成した金具であって、両側部分全長を適宜範囲で折り返して圧着した折返し面部を備え、所定の大きさの竪板部と、前記竪板部の上部から庇状に設けた上部横板部と、上部横板部から折返し面部の幅で突出した上方折曲係止片部と、竪板部の下方両側の折返し面部に設けた掛け爪部とを設けると共に、竪板部の一部を切り起こして形成した下方折曲係止片部を設けてなることを特徴とする金属製天井下地材用のクリップ金具。
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