JP5496543B2 - フェンス - Google Patents

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Description

本発明は、支柱にパネル体を支持したフェンスに関する。
従来のフェンスの一形態として、特許文献1,2に示すように、アルミ合金の押出形材等を用いて組み立てたパネル体を、地面から適宜間隔で立設した支柱の前面に金具で取付けたものがある。特許文献1記載のフェンスは、特許文献1の図1に示すように、支柱の下部に支持金具(パネル受止部9)が、支柱の上部に引寄せ金具(係合部材6)がそれぞれ設けてあり、パネル体の下部を支持金具に上方から係止し、引寄せ金具をパネル体の上部に形成された溝に引っ掛け、引寄せ金具に螺合したネジを回して引寄せることにより、パネル体を支柱に取付けている。特許文献2記載のフェンスは、支柱下部に設けた支持金具(下位ブラケット4)にパネル体の下部を上方より係止し、パネル体の上面と支柱の上面とにまたがって上位ブラケット3を取付け、パネル体を支柱に取付けている。
上記従来のフェンスにおいては、強風時にパネル体が風圧により全体的に持ち上げられたり、またパネル体が風圧により湾曲したりしてパネル体の下部が浮き上がり、パネル体の下部が支持金具から外れてしまうことがあった。また、支柱は中空部内に補強材を差し込んで補強してあるが、従来の補強材は角パイプやコ字状断面のものであったため、支持金具や他の部品を支柱にネジで取付けるために、補強材にそれらの取付ネジのための逃がし孔をいちいち加工しなければならず、その加工に大変手間がかかっていた。
特開平11−336377号公報 特開2004−68481号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、風圧によりパネル体が支柱から外れるのを防止できるフェンス、及び支柱内に設ける補強材の加工を最小限にできるフェンスの提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明によるフェンスは、支柱とパネル体とを備え、支柱は、支持具と抜け防止具を有すると共に、中空部内に補強材を有し、補強材は、左右の側部と繋ぎ部とを有する断面略H状であり、抜け防止具が繋ぎ部を貫通しており、支持具は、支柱に取付けられる取付片と、パネル体の下面と接する支持片とから成り、パネル体は、下面に下向きに開口した溝と、支柱側の側面に支柱側に開口し抜け防止具を呑み込む溝と、下面の溝の上方で且つ側面の溝内に設けた係合部を有し、下面の溝の支柱側壁を支持具の取付片と支柱とで挟持し、下面の溝の底面を支持具の支持片に係止し、係合部の上側に抜け防止具が係合していることを特徴とする。
請求項1記載の発明によるフェンスは、支柱に支持具と抜け防止具を有し、パネル体は下面に下向きに開口した溝と、支柱側の側面に支柱側に開口し抜け防止具を呑み込む溝と、下面の溝の上方で且つ側面の溝内に設けた係合部を有し、下面の溝の支柱側壁を支持具の取付片と支柱とで挟持し、下面の溝の底面を支持具の支持片に係止し、係合部の上側に抜け防止具が係合していることで、風圧によりパネル体が浮き上がろうとしても、パネル体下部の浮き上がりが規制されるため、支持具からパネル体の下部が外れるのを確実に防止できる。
さらに本発明によるフェンスは、支柱の中空部内に配置する補強材を、左右の側部と繋ぎ部とを有する断面略H状としたので、補強材の繋ぎ部に抜け防止具が貫通する逃がし部を簡単に形成でき、また、支柱を貫通しないネジのための逃がし孔を省略することもできる。
図3のA−A断面図である。 (a)は図3のB−B断面図、(b)は図3のC−C断面図である。 本発明のフェンスの一実施形態を示す正面図である。 支柱下部の横断面図であって、支持金具の取付部分を示す。 パネル体を支柱に取付ける手順を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜4は、本発明に係るフェンスの一実施形態を示している。このフェンスは、道路と敷地の境界部に支柱1,1,…を間隔をおいて立設し、支柱1,1,…の道路側の面にアルミニウム合金の押出形材を組み合わせてなるパネル体2を取付けたものである。
支柱1は、図1,2に示すように、アルミニウム合金の押出形材で正方形断面の中空状に形成され、支柱1の長手方向の略中間より下部側の中空部7内に補強材8を挿入して補強してある。支柱1の上端部にはキャップ11を嵌め込み、中空部7を塞いである。補強材8は、アルミニウム合金の押出形材で形成したものであり、図2(b)に示すように、左右の側部9,9と、左右の側部9,9を繋ぐ繋ぎ部10とを有する断面略H状となっている。左右の側部9,9は、側方に開口した凹部12を有するコ字状断面となっている。
パネル体2は、図3に示すように、上桟13及び下桟14と、上下桟13,14間に左右方向に間隔をおいて架設した多数の縦桟15,15,…とを有している。図1に示すように、上桟13の下面と下桟14の上面には、付子取付け用の溝16が設けてあり、その溝16の底部に形成した爪17に係合して付子18が取付けてあり、縦桟15の上下端部が付子18に固定してある。上桟13と下桟14の端部にはキャップ19が取付けてある。
図1に示すように、支柱1の上部には引寄せ金具20が道路側に突出して設けてあり、上桟13の敷地側面には引寄せ金具20を差し入れる溝21が形成してある。引寄せ金具20は、支柱1に敷地側から挿入したネジ22と螺合しており、引寄せ金具20を上桟13の溝21に引っ掛けてネジ22を締めることで、上桟13を支柱1に引寄せて固定している。
図1に示すように、支柱1の下部の道路側面には、アングル状の支持金具3が取付けてある。支持金具3は、回り止め用の突起23を支柱1に係止させ、道路側から支柱1にねじ込んだネジ24で固定している。支持金具3上面には、支柱1の道路側面に沿って係止溝25が設けてある。下桟14の下面には、下向きに開口した溝5が形成してあり、溝5の底面5aと敷地側の壁5bとを支持金具3に係止している。
支持金具3のすぐ上の位置には、抜け防止ネジ4が敷地側から支柱1及び補強材8を貫通して設けてあり、抜け防止ネジ4の先端部は支柱1から道路側に突出し、下桟14の敷地側の面に形成された溝26内に挿入されている。前記溝26内の下側面には突条6が上方に突出して設けてあり、突条6が抜け防止ネジ4と係合するようになっている。また抜け防止ネジ4は、図1と図2(b)に示すように、補強材8の繋ぎ部10に形成した貫通孔27に挿通してある。
なお、前記貫通孔27を抜け防止ネジ4が螺合する雌ネジ孔とし、支柱1の道路側及び敷地側の壁に抜け防止ネジ4を挿通する逃がし孔を形成してもよく、その場合は抜け防止ネジ4により支柱1と補強材8とを固定することにもなる。
パネル体2の支柱1への取付け方は、特許文献1記載の従来のフェンスとほぼ同様であって、まず図5(a)に示すように、パネル体2の下桟14の下面の溝5を支柱1下部に取付けた支持金具3に上方より係止させ、引寄せ金具20を上桟13の溝21に引っ掛け、ネジ22を回して上桟13を支柱1に引寄せて固定する。その後、図5(b)に示すように、抜け防止ネジ4を支柱1に敷地側から挿入し、抜け防止ネジ4の先端部を下桟14の敷地側面に形成された溝26内に差し入れる。すると、溝26内の突条6が抜け防止ネジ4と係合し、パネル体2の浮き上がりが規制される。
以上に述べたように本フェンスは、支持金具3の上方に抜け防止ネジ4が支柱1から突出して設けてあり、下桟14の溝26内に設けた突条6が抜け防止ネジ4と係合することでパネル体2の浮き上がりを規制しているので、強風時にパネル体2が風圧で持ち上がろうとしても下桟14が支持金具3から外れることがなく、耐風圧性能を大きく向上できる。その結果、支柱1の間隔を広げて支柱1の本数を従来の半分に減らすことが可能となった。パネル体2の支柱1への取付けは、従来のフェンスと同じように簡易に行うことができ、その後に抜け防止ネジ4を支柱1下部に敷地側からねじ込むだけでパネル体2を確実に固定でき、施工性が良い。支柱1は、パネル体2の左右方向の任意の位置に設けることができるいわゆるフリー支柱となっており、施工する現場の状況等に応じて支柱1の位置を適宜ずらすことができる。
また本フェンスは、支柱1内に設ける補強材8を断面略H状としたことにより、図2(b)に示すように、抜け防止ネジ4のための貫通孔27を補強材8の繋ぎ部10に最小限の加工で済ませられ、また図4に示すように、支持金具3を支柱1に取付けるネジ24のための逃がし孔を省略することができる。さらに、補強材8の左右の側部9,9がコ字状断面となっているため、支柱1の側面に部品28をネジ29で取付ける場合でも、補強材8にそのネジ29の逃がし孔を形成する必要がない。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。パネル体2の材質やデザインは任意であり、アルミ形材で組み立てたものに限らず、金網やパンチングパネルを用いたもの、アルミ等の鋳物で一体に形成したものであってもよい。抜け防止具4は、ネジに限らず、ピン状のものであってもよく、支柱を貫通しないもの、支柱から突出しないもの(この場合は、例えば支柱の道路側面に凹部を設けると共に、パネル体に係合部を支柱側に突出して設ける)であってもよい。また抜け防止具4は、支持具3よりも上方に設けてあればよく、必ずしも支持具3のすぐ上になくてもよい。パネル体1の係合部6は、抜け防止具4と係合してパネル体1の浮き上がりを規制できればよく、その形態は特に限定されず、例えば係合部を支柱側に突出する突起状に設けることもできる。
1 支柱
2 パネル体
3 支持金具(支持具)
4 抜け防止ネジ(抜け防止具)
5 溝(係止部)
6 突条(係合部)
7 中空部
8 補強材
9 側部
10 繋ぎ部

Claims (1)

  1. 支柱とパネル体とを備え、支柱は、支持具と抜け防止具を有すると共に、中空部内に補強材を有し、補強材は、左右の側部と繋ぎ部とを有する断面略H状であり、抜け防止具が繋ぎ部を貫通しており、支持具は、支柱に取付けられる取付片と、パネル体の下面と接する支持片とから成り、パネル体は、下面に下向きに開口した溝と、支柱側の側面に支柱側に開口し抜け防止具を呑み込む溝と、下面の溝の上方で且つ側面の溝内に設けた係合部を有し、下面の溝の支柱側壁を支持具の取付片と支柱とで挟持し、下面の溝の底面を支持具の支持片に係止し、係合部の上側に抜け防止具が係合していることを特徴とするフェンス。
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