JP2014148817A - 簡易構造物 - Google Patents
簡易構造物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014148817A JP2014148817A JP2013017496A JP2013017496A JP2014148817A JP 2014148817 A JP2014148817 A JP 2014148817A JP 2013017496 A JP2013017496 A JP 2013017496A JP 2013017496 A JP2013017496 A JP 2013017496A JP 2014148817 A JP2014148817 A JP 2014148817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- beams
- attached
- arm
- field edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】 複数の柱1、梁2及びアーム3と、屋根4とを備え、梁2は、一端部を柱1に固定し、中間部を柱1と連結されたアーム3で支持してあり、屋根4は、前枠5と樋6と側枠7,7と複数の野縁8,8,…と屋根パネル9を有し、前枠5は、梁2の前側の端部の下面に取付けてあり、樋6は、梁2の後側の端部の下面に取付けてあり、柱1から離間しており、野縁8は、側枠7,7間で連続した長尺材であって、梁2の下面に梁2と交差し且つ梁2間より側方に張り出して取付けてあり、屋根パネル9は、前枠5と樋6間に跨って野縁8,8,…上に取付けてあり、側端9aが梁2の側面と対向している。
【選択図】 図1
Description
梁2は、アルミニウム合金の中空押出形材よりなり、図2に示すように、下面に一対のフィン22,22が下向きに突出して設けられ、このフィン22,22により下向きに開口した溝23が形成されている。梁2の中間部上面側には、図1,2に示すように、アーム取付金具24が側方からの通しボルト25とナット26とで取付けてあり、アーム取付金具24にはアーム3の前側の端部を上方より挿入し、側方からの通しボルト27とナット28とで固定してある。
梁2の前側の端部には、図1に示すように、下面の溝23内に前枠固定金具29が側方からのネジ30で取付けてある。前枠固定金具29は、梁2下面の溝23より下方に突出すると共に前方に向けてのびる係合片31を有している。梁2の後側の端部には、下面の溝23内に樋固定金具32が側方からのネジ30で取付けてある。樋固定金具32は、梁2下面の溝23より下方に突出すると共に後方に向けてのびる係合片33を有している。なお、前枠固定金具29と樋固定金具32は同一の部材を前後逆にして用いている。
前枠5を取付ける際には、図9(a)に示すように、係合片31を前枠5の係合溝34に差し入れて掛かり部35に引っ掛け、前枠5をいったん仮置きする。その後、図9(b)に示すように、係合片31を係合溝34の底壁に上方からのネジ37で固定すると共に、前枠5の後端部に突設したフィンを前枠固定金具29に下方からのネジ38で固定する。前枠5をネジ37,38で固定すると、係合片31は掛かり部35から離れる。このように、前枠5を仮置きできるようにしたことで、前枠5を梁2の下面に取付けるのが容易である。また、前枠5を2方向からのネジ37,38で前枠固定金具29に固定してあるため、前枠5を強固に取付けできる。
樋6の後壁には樋固定アングル43が取付けてあり、樋6を取付ける際には、図10(a)に示すように、樋固定アングル43を梁2下面に取付けた樋固定金具32の係合片33に引っ掛け、樋6をいったん仮置きする。その後、図10(b)に示すように、側方からのネジ44で樋固定アングル43を梁2の側面に固定すると共に、樋6の前端部に突設したフィンを樋固定金具32に下方からのネジ45で固定する。樋6をネジ44,45で固定すると、樋固定アングル43は係合片33から離れる。このように、樋6を仮置きできるようにしたことで、樋6を梁2の下面に取付けるのが容易である。また、樋6を2方向からのネジ44,45で固定してあるため、樋6を強固に取付けできる。さらに、樋6を柱1から離間して梁2の下面に取付けてあるため、屋根4に受ける荷重により樋6が後方に押されても、樋6が柱1との間で潰れて変形したり破損したりすることがない。
野縁8を取付ける際の手順を説明すると、まず図11に示すように、野縁固定金具51を野縁8の係合溝46に小口から係合させて所定の位置まで野縁8の長手方向にスライドさせ、上方からのネジ52で野縁固定金具51を野縁8上面に固定しておく。その後、図12に示すように、野縁8を寝かせた状態にして側枠7,7下部のフィン53,53間に仮置きする。その後、図13に示すように、野縁8を起こすと野縁固定金具51の一対の立ち上げ片47,47が梁2下面の溝23に嵌合し、梁2の左右の側面から向かって右側のタッピングホール48にネジ49を螺入してネジ止めする。また、野縁8の端部を側枠7に上方からのネジ54で固定する。
梁2と梁2の間の野縁8上にもパネル受け59とパネル押さえ60が設けてあり、屋根パネル9は梁2,2間で3枚に分割されている。
また野縁8は、上面に野縁固定金具51を長手方向にスライド可能に係合し、野縁固定金具51を梁2の下面の溝23に下方より嵌合し、側方からのネジ49でネジ止めすることで、ネジ49の進退方向に屋根4の自重がかからないため、屋根4が落下する心配がない。また、ネジ49を締め込むときに見上げながらの作業にならないため、施工性もよい。
さらに本カーポートは、組み立て時にアーム3、前枠5、樋6、野縁8をそれぞれ仮置きできるため、組立てがしやすい。アーム3を柱1に連結するための金具(アーム取付部材10)が柱1の外部に露出しないため、意匠性がよい。アーム3を円形断面としたことで、アーム3の断面をなるべく小さくしながら強度を高くできる。アーム取付部材10を矩形断面の中空材としたことで、円形断面のアーム3であっても容易に固定できる。
このように本カーポートは、サポート柱63で前枠5を支持することで、屋根4の安定性を一層高めることができる。もっとも本カーポートは、梁2をアーム3で吊っていることで、サポート柱63がなくても十分な強度を有している。また、梁の上に屋根を設置した従来のカーポートでは、サポート柱の上端部を梁の下面に連結していたため、梁の位置にしかサポート柱を設けることができなかったが、本カーポートは梁2の下面に前枠5を取付け、前枠5にサポート柱63を取付けることで、サポート柱63を前枠5の長手方向の任意の位置に取付けることができ、サポート柱63の設置の自由度が高い。
このように本カーポートは、アーム3が梁2の中間部を支持しているため、屋根4の前側を斜めに施工することが可能である。また、前枠5の上面に形成された係合溝34の幅が梁2の端部に設けられる前枠固定金具29の係合片31の前後方向の長さよりも広いため、図19に示すように、前枠5を斜めに取付ける場合であっても、係合片31を係合溝34に引っ掛けて前枠5を仮置きしたり、係合片31を係合溝34にネジ止めしたりできる。
2 梁
3 アーム
4 屋根
5 前枠
6 樋
7 側枠
8 野縁
9 屋根パネル
23 溝
49 ネジ
51 野縁固定金具
Claims (1)
- 複数の柱、梁及びアームと、屋根とを備え、梁は、一端部を柱に固定し、中間部を柱と連結されたアームで支持してあり、屋根は、前枠と樋と側枠と複数の野縁と屋根パネルを有し、前枠は、梁の前側の端部の下面に取付けてあり、樋は、梁の後側の端部の下面に取付けてあり、柱から離間しており、野縁は、側枠間で連続した長尺材であって、梁の下面に梁と交差し且つ梁間より側方に張り出して取付けてあり、屋根パネルは、前枠と樋間に跨って野縁上に取付けてあり、側端が梁の側面と対向していることを特徴とする簡易構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013017496A JP5926207B2 (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 簡易構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013017496A JP5926207B2 (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 簡易構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014148817A true JP2014148817A (ja) | 2014-08-21 |
JP5926207B2 JP5926207B2 (ja) | 2016-05-25 |
Family
ID=51571999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013017496A Active JP5926207B2 (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 簡易構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5926207B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020084736A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 株式会社Lixil | 屋根構造体及び屋根構造体の施工方法 |
JP7427504B2 (ja) | 2019-12-06 | 2024-02-05 | 三協立山株式会社 | 簡易建物 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6261805U (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-17 | ||
JPH0577460U (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-22 | 昭和アルミニウム株式会社 | カーポート等組立建物 |
JP2001262850A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-26 | Ykk Architectural Products Inc | カーポートの屋根 |
JP2004308402A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-11-04 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | 簡易構造物 |
-
2013
- 2013-01-31 JP JP2013017496A patent/JP5926207B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6261805U (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-17 | ||
JPH0577460U (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-22 | 昭和アルミニウム株式会社 | カーポート等組立建物 |
JP2001262850A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-26 | Ykk Architectural Products Inc | カーポートの屋根 |
JP2004308402A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-11-04 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | 簡易構造物 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020084736A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 株式会社Lixil | 屋根構造体及び屋根構造体の施工方法 |
JP7166898B2 (ja) | 2018-11-30 | 2022-11-08 | 株式会社Lixil | 屋根構造体及び屋根構造体の施工方法 |
JP7427504B2 (ja) | 2019-12-06 | 2024-02-05 | 三協立山株式会社 | 簡易建物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5926207B2 (ja) | 2016-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6347738B2 (ja) | 組立建物 | |
JP2014145186A (ja) | 屋根構造体 | |
JP2006249677A (ja) | 屋外構造物 | |
JP2011094432A (ja) | 手摺 | |
JP7366103B2 (ja) | 簡易構造物 | |
JP5889672B2 (ja) | 簡易構造物 | |
JP5926207B2 (ja) | 簡易構造物 | |
KR101176940B1 (ko) | 다기능 교통시설물 철주 | |
JP2016102331A (ja) | 組立建物 | |
JP5597081B2 (ja) | 屋根構造 | |
JP5990111B2 (ja) | 簡易構造物 | |
JP4530219B2 (ja) | 屋外構造物 | |
JP7029419B2 (ja) | 屋根構造物 | |
JP2010189856A (ja) | カーポート | |
JP3159980U (ja) | 金属製支持ビーム | |
JP2010281048A (ja) | 簡易建物 | |
JP5648995B2 (ja) | 支持架台の取付構造、及び外装構造 | |
JP6869789B2 (ja) | 外壁改修構造 | |
JP5197495B2 (ja) | 簡易建物 | |
JP5968801B2 (ja) | 簡易構造物 | |
JP7138759B2 (ja) | 簡易構造物 | |
JP6081820B2 (ja) | 簡易構造物 | |
JP2019065589A (ja) | 簡易屋根構造物 | |
JP5734760B2 (ja) | 庇の取付構造および取付方法 | |
JP4679473B2 (ja) | 屋根 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160407 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160412 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160421 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5926207 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |