JP2016102331A - 組立建物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数が少なく施工性に優れた組立建物の提供。【解決手段】 複数の屋根材1,1,…と、屋根材1を屋根支持材2に取付ける取付具3とを備え、屋根材1は、中空部4を有する形材であり、一方の側縁部に係合部5を有し、他方の側縁部に被係合部6を有し、係合部5と被係合部6とを係合させて隣接する屋根材1を連結し、各屋根材1を取付具3により屋根支持材2に取付けてある。【選択図】 図1
Description
本発明は、通路用シェルター等の組立建物に関する。
非特許文献1には、梁の下に屋根を吊り下げ支持した組立建物が記載されている。この組立建物の屋根は、梁の下に2本の桁をアームで吊り下げた後、桁間に妻垂木及び垂木を架設し、妻垂木及び垂木間に中骨を取付け、桁間にパネル受けを取付けて屋根の骨組を形成し、その骨組の上に適当な大きさに分割された樹脂製のパネルを載せ、パネル押えによってパネルを骨組に固定している。
このように従来の屋根は、多数の部材を組み付けて屋根の骨組を形成し、その上に樹脂製のパネルを取付ける構造であるため、部品点数が多く、屋根の施工に時間がかかっていた。
このように従来の屋根は、多数の部材を組み付けて屋根の骨組を形成し、その上に樹脂製のパネルを取付ける構造であるため、部品点数が多く、屋根の施工に時間がかかっていた。
三協立山アルミ株式会社発行のカタログ「ガーデンエクステリア 施工手引書 車庫まわり1 カーポート編」(カタログNo.STX0359A T.08.11−015)、2008年11月、p.359−378
本発明は以上に述べた実情に鑑み、部品点数が少なく施工性に優れた組立建物の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による組立建物は、複数の屋根材と、屋根材を屋根支持材に取付ける取付具とを備え、屋根材は、中空部を有する形材であり、一方の側縁部に係合部を有し、他方の側縁部に被係合部を有し、係合部と被係合部とを係合させて隣接する屋根材を連結し、各屋根材を取付具により屋根支持材に取付けてあることを特徴とする。
請求項1記載の発明による組立建物は、屋根材が中空部を有する形材であり、一方の側縁部に係合部を有し、他方の側縁部に被係合部を有し、係合部と被係合部とを係合させて隣接する屋根材を連結し、各屋根材を取付具により屋根支持材に取付ける構成により、屋根の部品点数を少なくでき、屋根の施工性が良好である。また、屋根材間に隙間がなく強固に連結された屋根を形成できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜4は、本発明に係る組立建物の第1実施形態を示している。この組立建物は、バス停や通路等に用いられるシェルターであり、図3,4に示すように、前後方向に間隔をおいて2本の支柱13が地面から立設してあり、各支柱13の上端部にL型の連結金具14(図2参照)を使用して梁15が左右方向に片持ち状に連結して設けてあり、梁15の下面には梁15の長手方向に間隔をおいて2本の野縁2が前後方向に架設され、野縁2に固定して屋根12が設置してある。屋根12はフラットなもので、図4に示すように、右から左に向かって下り勾配で傾斜している。
屋根12は、図3に示すように、複数の帯板状の屋根材1,1,…が前後方向に並べて配置され、屋根12の前側と後側と右側の端部に端部枠16a,16b,16cを取付け、屋根12の左側の端部に樋17を取付けて構成されている。
各屋根材1は、図1に示すように、複数の中空部4を幅方向に隣接して有するアルミニウム合金の押出形材であり、それ自体が屋根12の構造材としての強度を有するものとなっている。屋根材1は、後側の端部の上側に断面L型の上取付片5を有し、前側の端部に板状の下取付片6を有しており、図1,5に示すように、隣接する屋根材1,1の上取付片5と下取付片6とを上下に重なるように係合させ、上方からネジ18を打ち込んで固定することで、前側のものから順次連結して施工される。上取付片5には、目板19が上方から嵌合取付され、ネジ18を隠している。下取付片6の上面には帯状のパッキン41が長手方向に沿って取付けてあり、このパッキン41が上取付片5と下取付片6の間に挟み込まれることで、屋根材1同士の連結部から雨水が浸入するのを防いでいる。また、上取付片5の下方に断面L型の樋部20が形成してあり、仮に前記連結部から雨水が浸入したとしても、その雨水は樋部20を通じて屋根12左端の樋17に流れるので、屋根材1同士の間から雨水が下に落ちることがない。
各屋根材1は、図1に示すように、複数の中空部4を幅方向に隣接して有するアルミニウム合金の押出形材であり、それ自体が屋根12の構造材としての強度を有するものとなっている。屋根材1は、後側の端部の上側に断面L型の上取付片5を有し、前側の端部に板状の下取付片6を有しており、図1,5に示すように、隣接する屋根材1,1の上取付片5と下取付片6とを上下に重なるように係合させ、上方からネジ18を打ち込んで固定することで、前側のものから順次連結して施工される。上取付片5には、目板19が上方から嵌合取付され、ネジ18を隠している。下取付片6の上面には帯状のパッキン41が長手方向に沿って取付けてあり、このパッキン41が上取付片5と下取付片6の間に挟み込まれることで、屋根材1同士の連結部から雨水が浸入するのを防いでいる。また、上取付片5の下方に断面L型の樋部20が形成してあり、仮に前記連結部から雨水が浸入したとしても、その雨水は樋部20を通じて屋根12左端の樋17に流れるので、屋根材1同士の間から雨水が下に落ちることがない。
屋根材1は、図1に示すように、真ん中の中空部4の上面側に裏板保持部21を有し、裏板保持部21にナットが溶接された裏板22を取付けてある。
野縁2は、図2に示すように、下面に屋根材1を取付けるための取付具3が係合する係合部23を長手方向に沿って有しており、その係合部23に係合させて取付具3が一定の間隔をあけて取付けてある。各屋根材1は、図1,5に示すように、取付具3に上方から挿入したボルト24を前記裏板22のナットに螺入することで、野縁2に取付けてある。このように屋根材1を取付具3を介して野縁2に取付けることで、野縁2の下縁と屋根材1上面との間に20mm弱の隙間25が形成されており、これにより屋根材1の上面を伝う雨水が野縁2で堰き止められることなく樋17まで流れる。また、図2に示すように、屋根材1の左側の端部の小口は開放し、樋17に臨ませてあるので、屋根材1の中空部4内に浸入した雨水も樋17に流すことができる。
野縁2は、図2に示すように、下面に屋根材1を取付けるための取付具3が係合する係合部23を長手方向に沿って有しており、その係合部23に係合させて取付具3が一定の間隔をあけて取付けてある。各屋根材1は、図1,5に示すように、取付具3に上方から挿入したボルト24を前記裏板22のナットに螺入することで、野縁2に取付けてある。このように屋根材1を取付具3を介して野縁2に取付けることで、野縁2の下縁と屋根材1上面との間に20mm弱の隙間25が形成されており、これにより屋根材1の上面を伝う雨水が野縁2で堰き止められることなく樋17まで流れる。また、図2に示すように、屋根材1の左側の端部の小口は開放し、樋17に臨ませてあるので、屋根材1の中空部4内に浸入した雨水も樋17に流すことができる。
支柱13は、図2に示すように、支柱本体26とカバー27とから成り、カバー27は梁15から少し下がったところに途切れた部分28を有し、そこに屋根12の樋17を呑み込ませている。カバー27内には縦樋29が収納されており、屋根12の樋17と縦樋29とを連結パイプを介さずに直接繋いである。このようにすることで、縦樋29が外観に露出せず、且つ屋根12の樋17と縦樋29とを繋ぐ連結パイプも無いため、意匠性が良いと共に、屋根12の樋17に溜まる雨水が縦樋29にまっすぐ流下するため、排水性も高い。
次に、本シェルターの施工手順を説明する。まず、支柱13を所定の位置に立設する。次に、支柱13の上端部に梁15を連結金具14で連結する。次に、梁15の下に野縁2を架設する。次に、野縁2の下に屋根材1を前側のものから順次連結しながら取付ける。全ての屋根材1を取付けたら、端部枠16a,16b,16c及び樋17を取付ける。最後に樋17を、支柱13内に収納した縦樋29と連結する。
以上に述べたように本シェルターは、屋根材1が中空部4を有する形材であり、一方の側縁部に上取付片5を有し、他方の側縁部に下取付片6を有し、上取付片5と下取付片6とを係合させて隣接する屋根材1を連結し、各屋根材1を取付具3により野縁2に取付ける構成により、屋根12の部品点数を少なくでき、屋根12の施工性が良好である。また、屋根材1,1,…間に隙間がなく強固に連結された屋根12を形成できる。屋根材1は、上取付片5の下方に樋部20を有しているので、屋根材1同士の間から雨水が落ちるのを防ぐことができる。
図6,7は、本発明に係る組立建物の第2実施形態を示している。この組立建物も、バス停や通路等に用いられるシェルターであり、支柱13及び梁15が前後方向に間隔をおいて4本設けてあって、屋根12の前後方向の奥行が第1実施形態のものより大幅に長くなっている。
本シェルターは、基本的な構成は第1実施形態のものと共通であり、以下、第1実施形態と異なる点について説明する。
本シェルターは、基本的な構成は第1実施形態のものと共通であり、以下、第1実施形態と異なる点について説明する。
屋根12は、第1実施形態と同じように複数の屋根材1,1,…を前後方向に連結して構成され、図6に示すように、所定の間隔おきに屋根材1,1間に屋根つなぎ材7を配置してある。具体的には、屋根つなぎ材7は、前から2本目と3本目の梁15の真下に配置してあって、支柱13と同じ間隔で設けてある。
屋根つなぎ材7は、図7に示すように、本体8とカバー9とで構成されている。本体8は、中空部30を有する形材であり、中空部30内の上部にナットが溶接された裏板31が保持してあり、野縁2の下面に取付けた取付具11に挿入したボルト32を裏板31のナットに螺入することで、野縁2に固定してある。本体8は、後側の側面の上寄りに上取付片33を有しており、屋根つなぎ材7の後側に位置する屋根材1の下取付片6を本体8の上取付片33の下に重ね、上方からネジ34で固定してある。本体8の上取付片33には目板35を嵌合取付し、ネジ34を隠している。
カバー9は、本体8の下面にネジ36で取付けてあり、屋根つなぎ材7の前後に位置する屋根材1,1間の隙間を隠している。カバー9を本体に取付けているネジ36は、カバー9に下方より嵌合取付けした目板37により隠されている。カバー9は、前側の端部に下取付片38を有しており、屋根つなぎ材7の前側に位置する屋根材1の上取付片5をカバー9の下取付片38の上に重ね、上方からネジ39で固定してある。カバー9は、本体8へのネジ止め部の前後両側に溝形の樋部42,42を有しており、屋根材1,1と屋根つなぎ材7の間から浸入した雨水を前記樋部42,42で受けて樋17に流すようにしてあり、これにより屋根材1,1と屋根つなぎ材7との間から雨水が落ちるのを防いでいる。屋根つなぎ材7は、屋根材1と同じ厚みで構成されており、そのため屋根つなぎ材7が目立たないようになっている。
屋根つなぎ材7は以上のように構成され、図8に示すように、カバー9を本体8から外すことで、屋根つなぎ材7の前側の屋根材1を取外し可能となる。そうして、屋根つなぎ材7の前側の屋根材1を取外せば、さらにその前側の屋根材1を順次取外すことができる。
屋根つなぎ材7は、図7に示すように、本体8とカバー9とで構成されている。本体8は、中空部30を有する形材であり、中空部30内の上部にナットが溶接された裏板31が保持してあり、野縁2の下面に取付けた取付具11に挿入したボルト32を裏板31のナットに螺入することで、野縁2に固定してある。本体8は、後側の側面の上寄りに上取付片33を有しており、屋根つなぎ材7の後側に位置する屋根材1の下取付片6を本体8の上取付片33の下に重ね、上方からネジ34で固定してある。本体8の上取付片33には目板35を嵌合取付し、ネジ34を隠している。
カバー9は、本体8の下面にネジ36で取付けてあり、屋根つなぎ材7の前後に位置する屋根材1,1間の隙間を隠している。カバー9を本体に取付けているネジ36は、カバー9に下方より嵌合取付けした目板37により隠されている。カバー9は、前側の端部に下取付片38を有しており、屋根つなぎ材7の前側に位置する屋根材1の上取付片5をカバー9の下取付片38の上に重ね、上方からネジ39で固定してある。カバー9は、本体8へのネジ止め部の前後両側に溝形の樋部42,42を有しており、屋根材1,1と屋根つなぎ材7の間から浸入した雨水を前記樋部42,42で受けて樋17に流すようにしてあり、これにより屋根材1,1と屋根つなぎ材7との間から雨水が落ちるのを防いでいる。屋根つなぎ材7は、屋根材1と同じ厚みで構成されており、そのため屋根つなぎ材7が目立たないようになっている。
屋根つなぎ材7は以上のように構成され、図8に示すように、カバー9を本体8から外すことで、屋根つなぎ材7の前側の屋根材1を取外し可能となる。そうして、屋根つなぎ材7の前側の屋根材1を取外せば、さらにその前側の屋根材1を順次取外すことができる。
本実施形態のシェルターは、所定の間隔おきに屋根材1間に屋根つなぎ材7を配置したことにより、図11(a)に示すように、屋根つなぎ材7を介して区画される屋根12の複数の領域12a,12b,12cの屋根材1を同時進行で施工することができる。これにより奥行き方向に長い屋根12の施工が容易に行える。
また、屋根12の中間の屋根材1が破損するなどして交換したい場合、屋根つなぎ材7がないとすると、交換したい屋根材1より後側の屋根材1を全て取り外さなければならないが、本実施形態のシェルターは、図11(b)に示すように、屋根つなぎ材7より前側に位置する屋根材1aだけを取り外すことで、中間の屋根材1bを取外すことができる。よって、屋根12のメンテナンスが容易に行える。前側の屋根材1の上取付片5をカバー9にネジ止めしてあるため、カバー9を本体8から外すと、前側の屋根材1がカバー9と一緒に外せるので、屋根材1の交換等を行う際の作業性が良い。
また、屋根12の中間の屋根材1が破損するなどして交換したい場合、屋根つなぎ材7がないとすると、交換したい屋根材1より後側の屋根材1を全て取り外さなければならないが、本実施形態のシェルターは、図11(b)に示すように、屋根つなぎ材7より前側に位置する屋根材1aだけを取り外すことで、中間の屋根材1bを取外すことができる。よって、屋根12のメンテナンスが容易に行える。前側の屋根材1の上取付片5をカバー9にネジ止めしてあるため、カバー9を本体8から外すと、前側の屋根材1がカバー9と一緒に外せるので、屋根材1の交換等を行う際の作業性が良い。
図9は、屋根つなぎ材7の他の実施形態を示している。本実施形態のものは、カバー9に下取付片38を有しておらず、本体8の下面にカバー9とは別にネジ40で固定した連結具10に下取付片38を設け、屋根つなぎ材7の前側に位置する屋根材1の上取付片5を連結具10の下取付片38の上に重ね、上方からネジ39で固定してある。連結具10は、下取付片38の後側に隣接して溝形の樋部43を有し、屋根材1と屋根つなぎ材7との間から浸入した雨水を樋部43で受けて樋17に流すようにしている。
このように構成した場合も、図10に示すように、カバー9を本体8から取り外すと共に、連結具10を本体8に取付けているネジ40を外すことで、屋根つなぎ材7の前側の屋根材1を取外し可能となる。本実施形態によれば、連結具10に設けた樋部43とカバー9に設けた樋部42とで、屋根材1と屋根つなぎ材7間に浸入する雨水を2段階に止水するため、止水性がより一層向上する。なお連結具10は、本体8やカバー9とほぼ同じ長さの長尺材であってもよいが、短尺のものとして間隔をおいて配置することもできる。カバー9が前後の屋根材1,1と縁が切れており、カバー9だけを単独で本体8から外せるので、カバー9の着脱がしやすく、カバー9内の清掃やメンテナンス等が容易に行える。また、カバー9に屋根材1のネジ止め部を設ける必要がないので、カバー9の断面形状が簡単になり、材料費も抑えられる。
このように構成した場合も、図10に示すように、カバー9を本体8から取り外すと共に、連結具10を本体8に取付けているネジ40を外すことで、屋根つなぎ材7の前側の屋根材1を取外し可能となる。本実施形態によれば、連結具10に設けた樋部43とカバー9に設けた樋部42とで、屋根材1と屋根つなぎ材7間に浸入する雨水を2段階に止水するため、止水性がより一層向上する。なお連結具10は、本体8やカバー9とほぼ同じ長さの長尺材であってもよいが、短尺のものとして間隔をおいて配置することもできる。カバー9が前後の屋根材1,1と縁が切れており、カバー9だけを単独で本体8から外せるので、カバー9の着脱がしやすく、カバー9内の清掃やメンテナンス等が容易に行える。また、カバー9に屋根材1のネジ止め部を設ける必要がないので、カバー9の断面形状が簡単になり、材料費も抑えられる。
図12〜14は、本発明に係る組立建物の第3実施形態を示している。第1・第2実施形態は、屋根12を梁15の下に設置していたが、本実施形態は図12に示すように、屋根12を梁15の上に設置したものである。本実施形態は、屋根つなぎ材7を有しないタイプ(第1実施形態)、所定の屋根材1,1間に屋根つなぎ材7を配置したタイプ(第2実施形態)の何れにも対応可能である。
屋根12の構造は、梁15の上面に野縁2を架設し、図13に示すように、野縁2上に各屋根材1,1,…を取付具3を介して取付けている。屋根材1は、第1実施形態のものと共通であり、屋根材1同士を連結する構造も第1実施形態と同様である。
屋根つなぎ材7は、屋根12の前後方向の奥行が長い場合に、図14に示すように、屋根12中に所定の間隔をおいて屋根材1,1間に配置される。屋根つなぎ材7は、第2実施形態と共通であり、屋根つなぎ材7と屋根材1との連結構造、屋根つなぎ材7のカバー9を外すことで、屋根つなぎ材7の前側の屋根材1を取外し可能となる点は、第2実施形態と同様である。
屋根12の構造は、梁15の上面に野縁2を架設し、図13に示すように、野縁2上に各屋根材1,1,…を取付具3を介して取付けている。屋根材1は、第1実施形態のものと共通であり、屋根材1同士を連結する構造も第1実施形態と同様である。
屋根つなぎ材7は、屋根12の前後方向の奥行が長い場合に、図14に示すように、屋根12中に所定の間隔をおいて屋根材1,1間に配置される。屋根つなぎ材7は、第2実施形態と共通であり、屋根つなぎ材7と屋根材1との連結構造、屋根つなぎ材7のカバー9を外すことで、屋根つなぎ材7の前側の屋根材1を取外し可能となる点は、第2実施形態と同様である。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。屋根材1の係合部(上取付片5)と被係合部(下取付片6)は、互いに係合するように形成されていればよく、その形状は適宜変更することができる。係合部と被係合部をネジ止めすることは、必ずしも必須ではない。屋根つなぎ材7を配置する場所や本数は、屋根12の大きさ(奥行き方向の長さ)に応じて適宜変更することができ、屋根12の真ん中に1本だけ屋根つなぎ材7を配置することもできる。本発明は、シェルターに限らず、カーポート、テラス等、あらゆる組立建物に適用することができる。
1 屋根材
2 野縁(屋根支持材)
3 取付具
4 中空部
5 上取付片(係合部)
6 下取付片(被係合部)
7 屋根つなぎ材
8 本体
9 カバー
10 連結具
11 取付具
12 屋根
2 野縁(屋根支持材)
3 取付具
4 中空部
5 上取付片(係合部)
6 下取付片(被係合部)
7 屋根つなぎ材
8 本体
9 カバー
10 連結具
11 取付具
12 屋根
Claims (1)
- 複数の屋根材と、屋根材を屋根支持材に取付ける取付具とを備え、屋根材は、中空部を有する形材であり、一方の側縁部に係合部を有し、他方の側縁部に被係合部を有し、係合部と被係合部とを係合させて隣接する屋根材を連結し、各屋根材を取付具により屋根支持材に取付けてあることを特徴とする組立建物。
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Publication Number | Publication Date |
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