JP6081820B2 - 簡易構造物 - Google Patents

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本発明は、カーポートなどに代表される、梁と、梁の下側に梁と交差する向きに取り付ける枠とを備える簡易構造物に関する。
従来、非特許文献1に示すように、二本の柱とアームにより屋根を支持する上吊り型のカーポートがある。このカーポートは、平面視して矩形の屋根を有しており、屋根の側枠を、柱と、柱の上端部から延びるアームとで支持している。
「エクステリア総合カタログ2012−2013(STX0650A)」、三協立山アルミ株式会社、2012年3月、p.776、777
ところで、このようなカーポートにおいては、設置する敷地の形状や周囲の建築物の状況に応じて、屋根を台形にしたい場合があった。しかしながら、非特許文献1のカーポートは、矩形以外の形状の屋根に対応するものではなかった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、枠を梁の下側に任意の角度をなして取り付けることが可能であって、容易に台形の屋根を形成できる簡易構造物を提供することを目的とする。
本発明は、梁と、枠と、固定部材とを備え、固定部材は、梁の端部に取り付けてあって、係合固定片を有しており、枠は、長手方向に延びる溝状の係合固定片取付部を有していて、係合固定片取付部は、係合固定片の梁の長手方向長さよりも長い溝幅を有するとともに、係合固定片の端部に上方から対向する係合片を設けてあり、係合固定片を係合固定片取付部内に納めた状態で、枠の梁に対する垂直軸周りの角度を変更自在であり、かつ係合片を係合固定片に上から係合させることで梁に対して枠を仮置き自在としてあり枠の梁に対する角度を決めた状態で係合固定片取付部に対して係合固定片をネジ止めて、枠を梁の下側に取り付けてあることを特徴とする。ここで、係合片は、梁の長手方向にある程度以上幅広に形成してあることで、係合固定片に対して所定の範囲内で自由な角度から係合可能となっており、係合片が幅広であるほど、より角度範囲が広くなる。
本発明によれば、係合固定片取付部を係合固定片よりも梁の長手方向に幅広に形成してあり、周囲の空間に余裕があるので、係合固定片取付部に対して係合固定片を取り付けるにあたって、係合固定片が周囲に干渉することがなく、垂直軸周りに任意の角度でネジ止めできる。よって、枠を梁の下側に任意の角度をなして取り付けられるので、容易に台形の屋根を形成できる。そして、係合片を係合固定片に係合させることで、梁に対して枠が仮置きされ、それ以降は枠を保持しておく必要がないので、ネジ止め作業が容易で施工性が良好である。
前枠の取付部分の拡大側面図である。 後枠の取付部分の拡大側面図である。 梁の断面図である。 前枠及び後枠の取付部分の拡大平面図である。 前枠の取り付けの説明図である。 後枠の取り付けの説明図である。 簡易構造物の正面図である。 簡易構造物の側面図である。 簡易構造物の平面図である。 前枠を傾斜させた場合の取付部分の拡大平面図である。 前枠を傾斜させた場合の簡易構造物の平面図である。 サポート柱取付時の前枠の取付部分を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 サポート柱取付時の簡易構造物の側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明の簡易構造物は種々の用途に用いられるが、ここではカーポートの場合を示す。なお、以下において上下左右とは図7における上下左右を示し、図7の手前側を前側、奥側を後側とする。この簡易構造物は、図7、図8及び図9に示すように、柱10と、アーム20と、屋根30とを備えるものである。柱10は、断面略矩形のアルミ形材からなるもので、左右方向に三本、等間隔に並んで設置してある。また、各柱10の上端部の前側面から、アーム20が前側下方に向けて延びている。アーム20は、断面略円形のアルミ形材からなる。円形にすることにより、最小の断面積で必要強度を確保している。そして、各柱10及び各アーム20により、屋根30を支持している。屋根30は、平面視して矩形であり、前側から後側に向けて下方に傾斜しており、上面に前後方向に延びる三本の梁1を有していて、各梁1が、柱10及びアーム20に連結してある。より詳しくは、梁1の後端が、柱連結部材40によって、柱10の上端から略1/4の箇所に連結してある。柱連結部材40は、平面視した形状が略H形の金具であり、二つのコ字形部がそれぞれ前側及び後側に向けて開口している。そして、前側のコ字形部が梁1の後端を後側からくわえ込み、後側のコ字形部が柱10の上端から略1/4の箇所を前側からくわえ込んでおり、それぞれ左右方向にボルトを貫通させてボルト止めしてある。また、梁1の前端から略1/3の箇所が、アーム連結部材50によって、アーム20の前端に連結してある。アーム連結部材50は、正面視した形状が略H形の金具であり、二つのコ字形部がそれぞれ下側及び上側に向けて開口している。そして、下側のコ字形部が梁1の前端から略1/3の箇所を上側からくわえ込み、上側のコ字形部がアーム20の前端を下側からくわえ込んでおり、それぞれ左右方向にボルトを貫通させてボルト止めしてある。そして、各梁1の下面の前端及び後端に、左右に延びる前枠2(枠)及び後枠3を取り付けてあり、さらに前枠2及び後枠3の左端及び右端に、それぞれ側枠5を取り付けて四周枠組みしてある。そして、このように四周枠組みした前枠2、後枠3及び側枠5に対して、野縁やパネル材6を取り付けて屋根30を構成してある。なお、自動車を入れる方向は、前側と左右側のどちらであってもよい。
次に、梁1と前枠2の取付部分について詳述する。なお、初めに説明するのは、梁1と前枠2が直交する場合である。梁1は、中空のアルミ形材からなるものであり、断面形状は、図3に示すように、上部が上側に向けて先細の台形、下部が矩形となっている。また、梁1の下面からは、長手方向(前後方向)に延びる二本の取付片11が延出している。一方、前枠2も、中空のアルミ形材からなるものであり、断面形状は、図1に示すように、略矩形である。ただし、上面の前後方向略中央には、長手方向(左右方向)に延び、上側に向けて開口する断面略コ字形の溝部22(係合固定片取付部)を形成してある。そして、溝部22の前側の縁には、後側に向けて延びる係合片21を形成してあり、係合片21の先端には、下向きに延びる突起部23を形成してある。また、上面の後側端から、後側に向けて固定片24が延出している。さらに、上面の前側端には、後側に向けて開口する断面略コ字形のカバー部25を形成してある。また、下面には、後側に向けて開口する断面略コ字形の取付溝26を形成してある。そして、図1、図3及び図4に示すように、梁1の前端に固定部材4を取り付けてある。固定部材4は、アルミ形材からなるものであり、押出方向が左右方向に一致する向きで、その左右方向幅は梁1の二本の取付片11の間隔に略等しく、基部42と、係合固定片41からなる。基部42は、略矩形でタッピングホールを形成してあり、二本の取付片11の間に納まっていて、前端は梁1の前端からわずかに突出している。取付片11にはネジ孔を形成してあり、このネジ孔とタッピングホールを連通させて左右からネジ止めしてある。そして係合固定片41は、略L字形で基部42の前側下端から前側に向けて突出している。よって、係合固定片41は、梁1から前側下方に突出している。また、係合固定片41の先端には、上向きに延びる突起部43を形成してある。なお、係合片21の前後方向(梁1の長手方向)長さは、係合固定片41の突起部43の前後方向幅よりも長くなっている。また、前枠2の上面の溝部22の前後方向(梁1の長手方向)幅は、固定部材4の係合固定片41の前後方向長さよりも長くなっている。さらに、梁1の前端部には梁キャップ12をネジ止めしてあり、梁1の開口部を塞いである。
このように形成した梁1と前枠2の連結に際しては、まず、図5(a)に示すように、梁1に対して前側下方から前枠2を接近させ、固定部材4の係合固定片41を前枠2の溝部22に納めて、係合固定片41に係合片21を係合させる。こうすることで、梁1に対して前枠2を仮置きした状態となる。この状態では、係合固定片41の突起部43に係合片21の突起部23が引っ掛かり、ネジ止め前であっても前枠2が落下することはなく、保持しておく必要がない。そして次に、前枠2と固定部材4とをネジ止めする。図5(b)に示すように、ネジ止め箇所は二箇所であり、一箇所は、固定部材4の係合固定片41を、前枠2の溝部22の底面にネジ止めする。ネジ止めは上側から行い、ネジを螺入することにより係合固定片41に前枠2が引き寄せられ(係合固定片41に対して前枠2が上方に移動する)、係合片21が係合固定片41から離隔する。もう一箇所は、前枠2の固定片24を、固定部材4の基部42の下面にネジ止めする。ネジ止めは下側から行う。このようにして、固定部材4に前枠2がネジ止めされ、すなわち、梁1の下側に前枠2が連結される。その後、梁1の後端に後枠3を取り付け(後述)、さらに前枠2と後枠3に側枠5を取り付けて四周枠組みし、これに野縁やパネル材6を取り付けて屋根30を構成する。その際、図1に示すように、パネル材6の前端は、前枠2のカバー部25の中に納まる。
次に、前枠2を梁1に対して直交する向きから傾斜させて取り付ける場合について説明する。本発明のような簡易構造物においては、設置する敷地の形状や周囲の建築物の状況に応じて、図11に示すように、屋根30を台形にする場合があり、そのような場合に、前枠2を傾斜させて取り付ける。傾斜させる場合、各梁1の長さを異ならせ、かつ各梁1の前端が直線上に位置するようにすればよい。そして、前枠2を取り付ける手順は、上述の直交させる場合と同じであり、まず、前枠2の係合片21を固定部材4の係合固定片41に係合させて仮置きする。この際、前枠2の係合片21及び固定部材4の係合固定片41が、ともに前後方向にある程度の長さを有しており、さらに係合片21の前後方向長さが、係合固定片41の突起部43の前後方向幅よりも長くなっているので、前枠2を傾斜させた場合でも、図10に示すように、係合片21の突起部23が係合固定片41の突起部43と係合する。よって、前枠2を傾斜させた状態で仮置きできる。その後、前枠2を固定部材4にネジ止めする。なお、前枠2の上面の溝部22の前後方向幅が固定部材4の係合固定片41の前後方向長さよりも長くなっていて空間に余裕があるので、前枠2を傾斜させた場合であっても、図10に示すように、係合固定片41を溝部22に納めることができる。このように、前枠2を傾斜させた場合でも、施工手順の変更や追加の部材などは必要なく、容易に台形の屋根30を形成することができる。なお、本実施形態の簡易構造物においては、前枠2を、梁1に直交する方向から最大で5度傾斜させることができる。
このように構成した梁1及び前枠2によれば、溝部22の前後方向幅を係合固定片41よりも長く形成してあり、周囲の空間に余裕があるので、溝部22に対して係合固定片41を取り付けるにあたって、係合固定片41が周囲に干渉することがなく、垂直軸周りに任意の角度でネジ止めできる。よって、前枠2を梁1の下側に任意の角度をなして取り付けられるので、容易に台形の屋根30を形成できる。そして、前枠2の係合片21を、梁1に取り付けた固定部材4の係合固定片41に係合させることで、梁1に対して前枠2が仮置きされ、それ以降はネジ止め前であっても前枠2を保持しておく必要がないので、ネジ止め作業が容易で施工性が良好である。また、梁1(固定部材4)と前枠2とは、固定部材4の係合固定片41を前枠2の溝部22に納めた箇所と、そこから後側に離隔した、前枠2の固定片24が固定部材4の基部42に当接した箇所の二箇所でネジ止めしてあるので、連結部分が高い強度を有する。さらに、係合固定片41が前枠2の溝部22に納まるので、梁1と前枠2を合わせた高さを薄くすることができ、また係合固定片41が外部からは見えなくなるので、意匠性が良好である。また、固定部材4の係合固定片41を前枠2の溝部22に納めた箇所については、上側からネジ止めすることができるので、作業性がよい。
次に、梁1と後枠3の取付部分について詳述する。後枠3は、中空のアルミ形材からなるものであり、図2に示すように、上側に向けて開口する断面略コ字形の樋部32と、樋部32の前側に形成した断面略矩形の補強部33からなる。また、補強部33の前側上端から、前側に向けて固定片34が延出している。そして、樋部32の後側の縁には、係合固定片31を取り付けてある。後枠3の係合固定片31は、後枠3とは別体の部材からなり、図4に示すように、平板を平面視して略L字形に折り曲げたものであって、一辺が樋部32の後側面に当接してネジ止めしてあり、他辺が前側に向けて延びていて、先端に下向きに延びる突起部35を形成してある。そして、図2及び図4に示すように、梁1の後端部に固定部材4を取り付けてある。この固定部材4は、梁1の前端に取り付けたものと同じものであって、基部42が梁1の二本の取付片11の間に納まっていてネジ止めしてあり、係合片44が後側に向けて突出する向きである。この係合片44は、固定部材4を梁1の前端に取り付けた場合における係合固定片41に相当する部位であり、先端には上向きに延びる突起部43を形成してある。なお、係合片44の先端は梁1の後端よりも前側に位置しており、係合片44は梁1の直下に位置している。
このように形成した梁1と後枠3の連結に際しては、まず、図6(a)に示すように、梁1に対して後側下方から後枠3を接近させ、固定部材4の係合片44に係合固定片31を係合させる。こうすることで、梁1に対して後枠3を仮置きした状態となる。この状態では、係合片44の突起部43に係合固定片31の突起部35が引っ掛かり、ネジ止め前であっても後枠3が落下することはなく、保持しておく必要がない。そして次に、後枠3と固定部材4とをネジ止めする。図6(b)に示すように、ネジ止め箇所は二箇所であり、一箇所は、係合固定片31を、梁1の取付片11にネジ止めする。ネジ止めは水平方向(左側)から行い、ネジを螺入することにより(係合固定片31のネジ孔と取付片11のネジ孔を一致させることにより)、係合固定片31が係合片44から離隔する。もう一箇所は、後枠3の固定片34を、固定部材4の基部42の下面にネジ止めする。ネジ止めは下側から行う。このようにして梁1の下側に後枠3が連結され、この際、図2に示すように、後枠3は柱10から離隔している。
このように構成した梁1及び後枠3によれば、後枠3の係合固定片31を、梁1に取り付けた固定部材4の係合片44に係合させることで、梁1に対して後枠3が仮置きされ、それ以降はネジ止め前であっても後枠3を保持しておく必要がないので、ネジ止め作業が容易で施工性が良好である。また、梁1(固定部材4)と後枠3とは、後枠3に取り付けた係合固定片31が梁1の取付片11に当接した箇所と、そこから前側に離隔した、後枠3の固定片34が固定部材4の基部42に当接した箇所の二箇所でネジ止めしてあるので、連結部分が高い強度を有する。さらに、屋根30の上にたまった雨水は後枠3の樋部32に流れ込むが、流入量が多く樋部32からあふれる場合、屋根30の外周側、すなわち後側にあふれさせることが望ましい。ここで本実施形態においては、係合固定片31が後枠3とは別体で、梁1にネジ止めする三箇所のみに存在するから、雨水が樋部32から後側にあふれることが妨げられない。また、本実施形態においては、後枠3が梁1に連結されており、柱10からは離隔しているので、屋根30が風にあおられた場合などでも、後枠3が柱10にぶつかることがない。
次に、サポート柱60を取り付ける場合について説明する。本実施形態の簡易構造物は、柱10とアーム20とで屋根30を支持するものであるが、特に風が強い場所などに設置する場合には、別途屋根30を支持するサポート柱60を取り付けることが望ましい。このサポート柱60は、図12及び図13に示すように、上端が前枠2に連結され、下端が設置面に固定されるものである。サポート柱60は、断面略正方形のアルミ形材からなるもので、二重管構造になっており、長さ調整できるようになっている。そして、サポート柱60の上端には脱着金具7が取り付けてあり、前枠2には取付金具8が取り付けてある。取付金具8は、平板を折り曲げて形成したもので、略L字形の当接部81を有しており、当接部81の一辺は前枠2の下面に当接していて先端が取付溝26に挿入してあり、他辺は前枠2の後側面に当接していて、各面にネジ止めしてある。そして当接部81の一辺の左右両側に垂下片82が形成してあり、両垂下片82をボルト83が貫通していて、さらにボルト83の両垂下片82の間部分にはパイプ84を被せてある。一方、脱着金具7は、サポート柱60の上端の開口部に挿入してネジ止めしてあり、上端側に開口する切欠部71を形成してある。切欠部71は、脱着金具7の上端から下向きに延び、途中で略直角に曲がっている。この切欠部71に取付金具8のパイプ84を挿入することで、脱着金具7と取付金具8が係合し、サポート柱60の上端が前枠2に連結される。なお、サポート柱60の下端は、フランス落としにより設置面に固定する構造となっており(図示省略)、容易に脱着可能となっている。このような構成とすることで、取付金具8(サポート柱60)を、前枠2の長手方向(左右方向)の任意の位置に取り付けることができ、設置面の障害物などを避けることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、前枠の係合固定片取付部は、必ずしも溝部となっていなくてもよく、周囲の空間に余裕がある構造であって、係合固定片を任意の角度で取り付けることができるものであれば、どのようなものであってもよい。そして、前枠の係合片や後枠の係合固定片、及び固定部材の係合固定片又は係合片の形状は、両者を係合させて仮置きできるものであれば、どのようなものであってもよい。また、枠と、梁又は固定部材のネジ止め箇所についても、一例を示したものであり、一箇所以上でネジ止めしてあればよい。なお、ネジ止め箇所が二箇所以上の場合、その左右方向位置は、必ずしも一致していなくてもよい。さらに、柱やアームの本数は、簡易構造物の大きさ(カーポートであれば駐車台数)に応じて適宜増減できる。また、アームは、下方に傾斜して延びるもののほか、水平向きのものや、上方に傾斜して延びるものであってもよい。さらに、アームの断面形状については、円形のほか、楕円形や矩形などであってもよい。また、梁と、柱及びアームの取付構造については、一例を示したものであり、必要強度や、施工性、意匠性などを考慮して自由に設定できる。さらに、この簡易構造物は、カーポート以外に、テラスやバルコニーなどとして使用するものであってもよい。
1 梁
2 前枠(枠)
4 固定部材
21 係合片
22 溝部(係合固定片取付部)
41 係合固定片

Claims (1)

  1. 梁と、枠と、固定部材とを備え、固定部材は、梁の端部に取り付けてあって、係合固定片を有しており、枠は、長手方向に延びる溝状の係合固定片取付部を有していて、係合固定片取付部は、係合固定片の梁の長手方向長さよりも長い溝幅を有するとともに、係合固定片の端部に上方から対向する係合片を設けてあり、係合固定片を係合固定片取付部内に納めた状態で、枠の梁に対する垂直軸周りの角度を変更自在であり、かつ係合片を係合固定片に上から係合させることで梁に対して枠を仮置き自在としてあり枠の梁に対する角度を決めた状態で係合固定片取付部に対して係合固定片をネジ止めて、枠を梁の下側に取り付けてあることを特徴とする簡易構造物。
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