JP6214123B1 - 火起こし器具及びバーベキューグリル - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明は、大量の被調理物を調理できるバーベキューグリルを提供することを目的とする。
前記炭受け部が収まる容器と、
前記容器の内部に空気を供給する空気供給管と、を備え、
前記容器の底面に複数の第1の孔が形成され、
前記空気供給管の外周面に該空気供給管が延びる方向に沿って複数の第2の孔が形成され、
前記空気供給管が、前記第2の孔が前記容器の外側の底面の側となるように、該底面に接して固定され、
前記複数の第1の孔が、それぞれ、前記複数の第2の孔に対応する位置に配置されている。
前記容器が、前記空気供給管を該火起こし器具の設置面よりも高い位置に保持する脚部を有することが好ましい。
平面視して、前記空気供給管が、前記容器の外側まで延びていてもよい。
被調理物が内部に投入される筒状の網にて形成された網部を有する網焼き器と、
前記網焼き器を前記火起こし器具の上方にて支持する支持部と、を備える。
また、本発明によれば、大量の被調理物を調理できるバーベキューグリルを提供できる。
本発明の第1の実施の形態に係る火起こし器具10は、炭に容易に着火でき、持ち運びができる。
火起こし器具10は、図1に示すように、炭受け部12、容器14、及び空気供給管16を備えている。
容器14は、炭受け部12を内部に収めることができる。
容器14の側面には、複数の孔H1が形成されている。また、容器14の底面には、複数の孔(第1の孔)H2が形成されている。更に、容器14の底面中央部には、長手方向に沿って空気の噴出孔H3が形成されている。
容器14は、両側面に把手15aを有している。また、容器14は、設置面に接地する脚部15bを有している。
空気供給管16の外周面には、空気供給管16が延びる方向に沿って図示しない複数の孔(第2の孔)が間隔を空けて形成されている。
空気供給管16は、平面視して容器14の外側まで突出して延びている。空気供給管16は、複数の孔の位置が容器14の外側の底面の側となるように、容器14の底面に接して固定されている。
なお、容器14に脚部15bが設けられていることによって、空気供給管16は設置面よりも高い位置に保持される。従って、空気供給管16が設置面に干渉し、火起こし器具10が不安定になることが抑制される。
このように、第1の実施の形態に係る火起こし器具10は、空気供給管16を介して供給された空気によって容器14の内部に大量の空気が供給されるので、短時間で容易に着火する。
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る火起こし器具50について説明する。
本発明の第2の実施の形態に係る火起こし器具50は、炭に容易に着火でき、持ち運びができる。
火起こし器具50は、図4に示すように、炭受け部52、容器54、及び空気供給管56を備えている。
容器54は、炭受け部52を内部に収めることができる。
空気供給管56は、容器54の外側から内側まで、容器54の外周面を貫通して延びている。空気供給管56は、容器54の内部にて炭受け部52の下方を通るように配置される。空気供給管56の上側には、長手方向に沿って、複数の孔H12が間隔を空けて形成されている。
このように、第2の実施の形態に係る火起こし器具50は、空気供給管56を介して供給された空気によって容器54の内部に大量の空気が供給されるので、短時間で容易に着火する。
続いて、本発明の第3の実施の形態に係るバーベキューグリル100について説明する。
本発明の第3の実施の形態に係るバーベキューグリル100は、第1の実施の形態に係る火起こし器具10を備え、例えばイベント等において、大量の被調理物(例えば数センチメートル角の肉)を焼くことができる。
バーベキューグリル100は、図6に示すように並べて配置され、各バーベキューグリル100は、火起こし器具10、網焼き器110、及び支持部120を備えている。
なお、火起こし器具10に代えて第2の実施の形態に係る火起こし器具50とし、これに対応した形状の網焼き器及び支持部としてもよい。
ハンドル114は、網部112の中心部を貫通し、その両端は網部112の外側に突出している。ハンドル114は蓋116に着脱可能に取り付けられている。
支持部120の内側には火起こし器具10が配置され、この火起こし器具10は支持部120から着脱可能となっている。なお、支持部120の内側に配置される火起こし器具10は、脚部15bにより自立できる。ただし、脚部15bにより自立せずに、脚部15bが設置面から浮いた状態で支持部120に支持されてもよい。
支持部120は、ハンドル支持部材124を介して網焼き器110を火起こし器具10の上方にて支持できる。支持部120のハンドル支持部材124によって支持された網焼き器110は、ハンドル114の長手方向に延びる中心軸AX1の回りに回転可能に支持される。
(ステップS1)
調理者が、支持部120及び火起こし器具10を準備する。
調理者が、支持部120の内側に配置された火起こし器具10に炭を投入して着火する。前述の通り、送風手段(不図示)によって内部に空気が送り込まれるので短時間で容易に着火する。
次に、調理者が、網焼き器110の内部に被調理物を投入する。
調理者が、網焼き器110を支持部120に載せる。支持部120に載った網焼き器110は、火起こし器具10の内部の炭の上方に配置される。調理者がハンドル114を持って網焼き器110を回転させることによって、内部に投入された被調理物が加熱される。
調理中に炭の火力が弱まった場合には、調理者は、予め準備しておいた別の火起こし器具(不図示)に新たに炭を投入して火を起こす。調理者は、調理中の被調理物が入った網焼き器110を支持部120から一時的に取り外し、火が弱まった火起こし器具10と、新たに火を起こした火起こし器具(不図示)と、を入れ替える。その後、調理者は、再度調理中の被調理物が入った網焼き器110を取り付け、調理を継続する。
なお、火力が弱まった火起こし器具10と、新たに火を起こした火起こし器具(不図示)と、を入れ替えるのではなく、火起こし器具10に新たに炭を追加した後に空気を供給し、調理しながら火力を迅速に回復することもできる。
12 受け部
14 容器
15a 把手
15b 脚部
16 空気供給管
50 火起こし器具
52 受け部
54 容器
56 空気供給管
100 バーベキューグリル
110 網焼き器
112 網部
114 ハンドル
116 蓋
120 支持部
122 脚
124 ハンドル支持部材
H1、H2 孔
H3 噴出孔
H10、H12 孔
Claims (4)
- 炭を受ける炭受け部と、
前記炭受け部が収まる容器と、
前記容器の内部に空気を供給する空気供給管と、を備え、
前記容器の底面に複数の第1の孔が形成され、
前記空気供給管の外周面に該空気供給管が延びる方向に沿って複数の第2の孔が形成され、
前記空気供給管が、前記第2の孔が前記容器の外側の底面の側となるように、該底面に接して固定され、
前記複数の第1の孔が、それぞれ、前記複数の第2の孔に対応する位置に配置されている火起こし器具。 - 請求項1記載の火起こし器具において、
前記容器が、前記空気供給管を該火起こし器具の設置面よりも高い位置に保持する脚部を有する火起こし器具。 - 請求項2記載の火起こし器具において、
平面視して、前記空気供給管が、前記容器の外側まで延びている火起こし器具。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の火起こし器具と、
被調理物が内部に投入される筒状の網にて形成された網部を有する網焼き器と、
前記網焼き器を前記火起こし器具の上方にて回転可能に支持する支持部と、を備えたバーベキューグリル。
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