JP4203896B2 - ガスコンロに取付可能な串焼き装置 - Google Patents

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本発明は、調理物を串刺しした串を立てた状態に保持して焼く串焼き装置に関し、特に家庭用ガスコンロ又はポータブルガスコンロに簡単に取り付けて使用できる串焼き装置に関するものである。
魚、肉、野菜などの調理物を串刺しした串を立てた状態に保持して焼く串焼きは調理物から出る油、水分などの焼き汁が調理物表面に滞留しないで下方へ排出され、しかもその排出される焼き汁は加熱源上に落下することがないので、油煙の発生もなく、調理物本来の風味を活かす調理法である。
その串焼きの加熱源が炭火である場合、炭火の周囲に焼き串を、コンロ内側へ傾斜させて立設することにより、調理物の上方部ほど炭火中央部上方に近づくようにして、調理物の上下に亙って均等に加熱する工夫がされている。(特許文献1〜3参照)
また、加熱源の周囲に直立させた焼き串の調理物が占める上下方向の配置(高さ)に対応する高さの金属性多孔筒内に積み上げられた炭または薪の燃焼を加熱源とすることにより、金属性多孔筒の上下方向全面からほぼ一様に輻射熱が放射されるようにして、前記直立させた焼き串の調理物の上下に亙って均等に加熱する工夫がされている。(特許文献4参照)
前記先行技術としての炭火による串焼きは、炎の発生がほとんどない炭火の特質を利用し、また炭火や薪による串焼きは、それら加熱源が積み重ねられて任意の上下方向長さとなり得ることを利用したものである。
実開平6−75332号公報 特許第3594294号公報 特開2004−81783号公報 特開2005−253620号公報
現在、調理用熱源として、ガスは最も一般的なものの一つとなっているから、ガスコンロのガスで、立てた状態に保持した焼き串での串焼き(縦串焼き)ができれば、手軽でよいが、ガスの燃焼熱は炎で得られ、また炎の形もガスの量やコンロの火口で決まり、自由な炎の形とすることができないので、炭火による縦串焼きの先行技術はガスに採用できない。例えば特許文献3の図5には、炭火の代りにガスコンロを装着した縦串焼きも例示されているが、串刺しされた調理物にガスの炎が直接当たらない程度に調節しながら焼き串の上下方向全体に亙って十分な輻射熱を均等に照射することは困難と思われる。
本発明は、家庭用ガスコンロまたはポータブルガスコンロに簡単に取り付けて使用可能で、かつ調理物に対してガスの炎が当たらず、しかも調理物の上下方向全体に均等に十分な輻射熱を照射できる縦串焼き装置を提供するものである。
本発明は、燃焼網、焼き汁受けおよび焼き串立てよりなり、燃焼網は所定の間隔を置いて同芯円状に配置された二重網からなり、下端部には焼き汁受け上に燃焼網を載置するための脚部が設けられている。
焼き汁受けは中央にガスコンロのガス火口を突き出す丸穴とその周りの環状の窪みを有し、窪みの内周壁またはそれに設けたフランジで、燃焼網の前記脚部を受け止めて、燃焼網が焼き汁受けの上に安定して載置されるようにすると共に、家庭用ガスコンロまたはポータブルガスコンロの受け皿を取り外したガスコンロ本体に載置されうる水平方向外形と底面形状を有している。
焼き串立ては、焼き汁受けの前記窪みに着脱自在に載置できる別体とするか、または焼き汁受けの前記窪みにおいて焼き汁受けに一体に取り付けられている。
本発明の串焼き装置は、燃焼網が所定の間隔を置いて同芯円状に配置された二重網となっているので、円筒状の内外網の間に向かって上向きに吐出されたガスは、その炎で燃焼網の上下方向に亙る十分な長さを加熱し、加熱された燃焼網の相当な上下方向長さ部分からほぼ均等な輻射熱が放出され、周囲に配置された調理物の上下に亙って十分に輻射熱を照射する。しかも、ガスの炎は燃焼網の外部には出ないので、調理物が直接炎にさらされて風味が損なわれるというようなこともない。
また、本発明の串焼き装置は、焼き汁受けが家庭用ガスコンロまたはポータブルガスコンロの本体(コンロに本来付属している受け皿を五徳と共に取り外した状態)に載置され得る水平方向外形(丸型、四角形など)と底面形状(断面形状等)を有しているので、家庭の台所にあるガスコンロまたは、室内の食卓や戸外のテーブル等で使用するポータブルガスコンロの受け皿と本発明の焼き汁受けを取り替え、燃焼網を載置する簡単な作業で、ガスによる調理物の縦串焼きが準備できる。
燃焼網1は外網5および内網6を有し、それらは円筒状の金属網で作られ所定の間隔で同芯円状に配置されている。外網5が上端部を天板7で保持され下端部を短筒状板8で保持される。それらは、外網5を保形すると同時に外網に剛性を与える。天板7の下面に下向きコ字形の頂部が溶接などで固定され、下方部が外側へやや開いた吊下杆9は、その弾性に抗して吊下部分19相互を近づけると内網6が吊下部分の外側に嵌まり、寄せる力の解除により吊下部分19が開き内網6が吊下杆9で保持され、その際、下方の外開き部は内網の不用意な落下を防ぐ。吊下杆を2個取り付けて吊下部分を4本にすれば、内網6が安定して保持される。(図1,2)
短筒状板8には、焼き汁受け2上に燃焼網1を載置するための脚部10が設けられている。脚部10は短筒状板8最下端の少し上方で外向きにフランジ状に張り出した板状部で、必ずしも短筒状板8全周に亙って連続しなくてもよい。短筒状板8の下端の数箇所を外方へ折り返してもよい。脚部10は、燃焼網1の載置時、焼き汁受け2の環状の窪み17の内周壁16またはそれに設けた水平フランジ18に乗り、燃焼網1の荷重を焼き汁受け2に伝える。(図1〜3)
焼き汁受け2は、中央の丸穴11の周りに環状の窪み17を有している。窪み17は環状の底板12と該底板外周13から外側上方へ斜めに立ち上る外周壁14と該底板内周15からほぼ鉛直上方に立ち上る内周壁16によって形成される。底板外周13近傍には焼き串立てが着脱自在に載置されるよう焼き汁受けと別体とされるか、または同近傍に焼き汁受け2と一体に設けられている。焼き串立てが焼き汁受けと別体の場合、取り外して掃除をすることができるが個々の串受け20が倒れないよう環状板21等ですべての串受け20を連結しなければならない。一体の場合は、串受け20を底板12に溶接するが、焼き汁が窪み内に流出できるよう焼き汁の逃げ道を串受け下部に設ける。(図4,5)
焼き汁受け2の窪み17の内周壁16の内側の適宜位置に環状の水平フランジ18を設けて、それに燃焼網1の脚部10が乗るようにすることができる。水平フランジ18を設けない場合は内周壁16の上端に脚部10が直接乗る。(図1,3,6)
焼き汁受け2の窪み17は、調理物から流下する焼き汁を受け止め貯留する。したがって、焼き串立て3は窪み17の内外周に近すぎないことが望ましい。焼き串立て3が位置する底板外周13は、そこから外側上方へ斜めに立ち上がる外周壁14の頂部との間に外周壁部分があり、また底板外周と内周壁の間には底板12があるため焼き串立て3の内外周所定範囲が焼き汁受け2の有効機能範囲に含まれる。なお、外周壁14は焼き串立て3が位置する底板外周13から斜めに立ち上がっているので、焼き串立て3が焼き汁受け2と別体であっても焼き汁受けの底板12上で水平移動せず、位置決めされた状態を維持する。(図4)
家庭用ガスコンロでは、受け皿を外したコンロ本体の水平方向外形は一般に丸形、ポータブルガスコンロでは、受け皿を外したコンロ本体は四角形もある。本発明の焼き汁受けの水平方向外形22を丸形または四角形としてコンロ本体の水平方向外形に合致した串焼き装置を選択できるようにした。(図7,8)
本発明の串焼き装置の各部材は、全て金属製とし、それらの寸法は、取り付けるガスコンロの大きさに合致する適宜の寸法とするが、一例を挙げると外網径10cm、内網径6cm、外網と内網の上下方向位置関係は内網の下端が外網の短筒状板8上端より1〜2cm上方、串焼き装置をガスコンロに載置したときのコンロ火口との上下方向位置関係は外網の短筒状板8上端が火口より2cm上方、内網の下端は火口の3〜4cm上方である。
段落番号0013で述べ、図1,3,6に例示した焼き汁受け2の内周壁16の種々の形態(水平フランジ18の有無と位置)によって、同一寸法の燃焼網であっても、上記燃焼網とコンロ火口との上下方向位置関係に変動が生じることに留意する必要がある。
串焼き装置(水平フランジ有り)の正面図 燃焼網の正面図 串焼き装置(水平フランジ無し)要部の断面図 焼き汁受けと焼き串立ての断面図 焼き串立ての斜視図 水平フランジの位置3例を示す焼き汁受けの断面図 焼き汁受け(外形丸形)の平面図 焼き汁受け(外形角形)の平面図
符号の説明
1 燃焼網
2 焼き汁受け
3 焼き串立て
4 間隔
5 外網
6 内網
7 天板
8 短筒状板
9 吊下杆
10 脚部
11 丸穴
12 底板
13 底板外周
14 外周壁
15 底板内周
16 内周壁
17 窪み
18 水平フランジ
19 吊下部分
20 串受け
21 環状板
22 焼き汁受けの水平方向外形

Claims (1)

  1. 燃焼網(1)、焼き汁受け(2)および焼き串立て(3)よりなり、燃焼網(1)は所定の間隔(4)をおいて同芯円状に配置された円筒状の外網(5)および同じく円筒状の内網(6)を有し、外網(5)はその上端部および下端部をそれぞれ天板(7)および短筒状板(8)で保持され、該天板(7)には前記内網(6)が吊下杆(9)を介して取り付けられ、上記短筒状板(8)には焼き汁受け(2)上に燃焼網(1)を載置するための脚部(10)が設けられており、前記焼き汁受け(2)は中央に丸穴(11)の空いた環状の底板(12)と該底板外周(13)から外側上方へ斜めに立ち上る外周壁(14)と該底板内周(15)からほぼ鉛直上方へ立ち上がる内周壁(16)によって形成される環状の窪み(17)を有し、前記内周壁(16)の内側には、その下端から上端までの適宜高さの位置に、前記燃焼網(1)の脚部(10)が載置される環状の水平フランジ(18)が必要に応じて突設されており、前記焼き串立て(3)は焼き汁受け(2)の底板外周(13)近傍に着脱自在に載置されるよう焼き汁受け(2)と別体とされるか、または焼き汁受け(2)の底板外周(13)近傍に焼き汁受け(2)と一体に設けられており、さらに前記焼き汁受け(2)の水平方向外形(22)および底面形状は、家庭用ガスコンロまたはポータブルガスコンロの受け皿に代えて使用可能な丸形または角型および底面形状としたガスコンロに取付可能な串焼き装置
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