JP6209913B2 - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来から、トナーなどの現像剤を記録紙などの記録媒体に転写し、定着させることで印刷を行う電子写真方式の画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、各色のトナーをそれぞれ最大100%ずつ記録媒体に転写することが可能である。例えば、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)の4色のトナーであれば、最大総量400%分のトナーが記録媒体に転写される。
但し、記録媒体に定着させることができるトナーの総量には限度があり、例えば、プロダクション・プリンティング分野の印刷業向け高速カット紙カラープリンタでは、250%程度である。
このため、例えば、特許文献1や特許文献2には、印刷する色を極力変えないようにしてトナー量を減らす総量規制の技術が提案されている。
しかしながら、上述したような従来技術では、通常、CMYの現像剤で表現するグレーをKの現像剤で置き換えることで、現像剤の総量を削減するため、シャドウ部の再現性に乏しかったり、人肌に墨がかぶったようになったりするなど、画質の低下を招く。
また近年では、印刷物に光沢を出すために、色の付いていない透明の現像剤を更に用いて印刷を行う画像処理装置もある。この場合、最上部に転写される透明の現像剤を最大100%転写可能にする必要があるため、全ての現像剤を記録媒体に定着させるためには、他の色の現像剤については、最大150%程度しか転写することができず、色再現域が狭くなってしまう。
ここで、色再現域を確保しつつ画質の低下を防止して印刷を行う方法として、印刷を2回に分ける手法が考えられる。このようにすれば、定着も2回に分けられるため、1回の定着毎に現像剤を最大250%程度(合計、最大500%程度)定着させることができる。
但し、印刷に用いる現像剤の色数が5色など奇数の場合、同一色の現像剤の印刷を2回に分けて行わなければならない場合があり、この場合、当該同一色のディザ処理も2回に分けて行わなければならない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、同一色のディザ処理を2回に分けて行うことができる画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる画像処理装置は、所定色の画像データを構成する各画素の階調値を入力する階調値入力部と、未印刷の記録媒体への印刷である第1パスか、印刷済みの記録媒体の同一面への再印刷である第2パスかを示すパス情報を入力するパス情報入力部と、ディザテーブルを保持し、当該ディザテーブル、前記階調値、及び前記パス情報に基づいて、前記各画素に対してディザ処理を施すディザ処理部と、を備え、前記ディザ処理部は、閾値を更に保持し、前記階調値が前記閾値以下、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記閾値以下であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記閾値よりも大きければ、前記階調値の画素にドットを設定する
本発明によれば、同一色のディザ処理を2回に分けて行うことができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態の画像処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態のプリンタ・エンジンの構成の一例を示す模式図である。 図3は、第1実施形態のPC及びプリンタ・コントローラの構成の一例を示す模式図である。 図4は、第1実施形態のトナーのレイヤーの説明図である。 図5は、第1実施形態のM色の入力階調値とM色のトナー量との関係を説明するグラフである。 図6は、第1実施形態のディザ処理手段のディザ処理の説明図である。 図7は、第1実施形態のディザ処理手段が保持するディザテーブルの一例を示す図である。 図8は、第1実施形態のディザ処理手段のディザ処理結果の一例を示す図である。 図9は、第1実施形態のディザ処理手段のディザ処理結果の一例を示す図である。 図10は、第1実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図11−1は、第1実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図11−2は、第1実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図11−3は、第1実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図11−4は、第1実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図12は、第2実施形態のトナー重複印刷の説明図である。 図13は、第2実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図14−1は、第2実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図14−2は、第2実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図14−3は、第2実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図14−4は、第2実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図15は、第3実施形態のM色の入力階調値とM色のトナー量との関係を説明するグラフである。 図16は、第3実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図17−1は、第3実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図17−2は、第3実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図17−3は、第3実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図17−4は、第3実施形態のディザ処理手段の論理回路構成の一例を示す図である。 図18は、第4実施形態のプリンタ・コントローラの構成の一例を示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。以下の実施形態では、本発明の画像処理システムを電子写真方式のカラー印刷システム、具体的には、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及びクリア(S)の5色の色成分画像を記録紙上で重ね合わせて画像を形成するプロダクション・プリンティング分野の印刷システムに適用した場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
図1は、第1実施形態の画像処理システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、第1実施形態の画像処理システムは、PC(Personal Computer)201と、プリンタ・コントローラ202(画像処理装置の一例)と、プリンタ・エンジン203とを、備える。
PC201は、印刷データを作成し、プリンタ・コントローラ202に転送する。
プリンタ・コントローラ202は、転送された印刷データに対し、データ伸長、色変換、及びディザ処理等の画像処理を施してビデオデータを作成し、プリンタ・エンジン203に転送する。
プリンタ・エンジン203は、転送されたビデオデータに基づいて、記録紙(記録媒体の一例)上にカラー画像を形成し(印刷し)、出力する。
図2は、第1実施形態のプリンタ・エンジン203の構成の一例を示す模式図である。図2に示すように、プリンタ・エンジン203は、複数の露光装置801〜805と、複数の現像手段806〜810と、複数の感光体811〜815と、中間転写体817と、転写ローラ818と、定着手段819とを、備える。
なお、露光装置801、現像手段806、及び感光体811は、ブラック(K)のトナーでの画像形成に用いられ、露光装置802、現像手段807、及び感光体812は、シアン(C)のトナーでの画像形成に用いられ、露光装置803、現像手段808、及び感光体813は、マゼンタ(M)のトナーでの画像形成に用いられ、露光装置804、現像手段809、及び感光体814は、イエロー(Y)のトナーでの画像形成に用いられ、露光装置805、現像手段810、及び感光体815は、クリア(S)のトナーでの画像形成に用いられる。
露光装置801〜805は、プリンタ・コントローラ202から各色のビデオデータを受信し、感光体811〜815の表面に各色の静電画像を形成する。現像手段806〜810は、各色のトナーで感光体811〜815の静電画像を現像する。これにより、感光体811〜815の表面には、それぞれ、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、クリア(S)の単色画像が現像される。
各色の単色画像は、中間転写体817で重ねられ、クリアトナーを含むフルカラー画像となる。転写ローラ部818は、搬送されてきたフルカラー画像を図示せぬ給紙トレイから搬送されてきた記録紙816に転写する。
定着手段819は、フルカラー画像が転写された記録紙を加熱及び加圧してトナーを記録紙に定着し、プリンタ・エンジン203外に排紙する。
なお、プリンタ・エンジン203は、色再現域を確保しつつ画質の低下を防止するため、印刷を2回に分けて実行可能である。具体的には、プリンタ・エンジン203は、第1パスでの印刷では、未印刷の記録紙に印刷を行い、第2パスでの印刷では、印刷済みの記録紙の同一面への再印刷を行う。なお、第2パスでの印刷を行うためには、プリンタ・エンジン203外に排紙された印刷済みの記録紙をユーザが再度給紙トレイに戻す必要がある。
これにより、プリンタ・エンジン203が記録紙に定着可能なトナー総量が最大250%であるとしても、定着が2回に分けられるため、1回の定着毎にトナーを最大250%程度定着させることができ、合計、最大500%程度のトナーを記録紙に定着させることができる。この結果、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及びクリア(S)のトナーをそれぞれ100%ずつ用いた印刷が可能であり、色再現域を確保しつつ画質の低下を防止することができる。
図3は、第1実施形態のPC201及びプリンタ・コントローラ202の構成の一例を示す模式図である。
まず、PC201について説明する。図3に示すように、PC201は、圧縮手段1302と、送信メモリ1303とを、備える。
圧縮手段1302は、透明画像データを含むビットマップ等の各色の画像データ1301を圧縮等して作成した印刷データを送信メモリ1303に格納し、図示せぬ転送部が送信メモリ1303に格納された印刷データをプリンタ・コントローラ202に転送する。圧縮手段1302は、例えば、プリンタドライバなどで実現でき、データ圧縮には、JPEG、JBIG、及びMHといった圧縮方式を利用できる。
次に、プリンタ・コントローラ202について説明する。図3に示すように、プリンタ・コントローラ202は、受信メモリ1304と、伸長手段1305と、フレームメモリ1306と、色変換手段1307(階調値入力部の一例)と、ディザ処理手段1308〜1312(ディザ処理部の一例)と、ラインバッファ1313〜1317と、2パス設定手段1319(パス情報入力部の一例)とを、備える。
受信メモリ1304は、PC201から転送された印刷データを格納する。受信メモリ1304は、例えば、FIFO等で実現できる。
伸長手段1305は、受信メモリ1304から印刷データを読み出し、データ伸長を行い、透明画像データを含むビットマップ等の各色の画像データを復元し、フレームメモリ1306に格納する。フレームメモリ1306は、DRAM等で実現できる。
色変換手段1307は、フレームメモリ1306から透明画像データを除く各色のRGB色空間のビットマップデータを読み出し、CMYK色空間に変換する。色変換手段1307は、例えば、RGBそれぞれの階調値の補数を取ることによって、CMYに変換し、当該CMYそれぞれの階調の最小値をKとし、当該CMYそれぞれの階調値から当該最小値を引き算することで、(UCR/BG)CMYK色空間への変換を行うことができる。また色変換手段1307は、フレームメモリ1306から透明画像データを読み出すが、透明画像データに対して色変換は行わない。なお、画像を回転させる必要がある場合、色変換手段1307は、フレームメモリ1306からのビットマップデータの読み出し位置を変えることにより実現できる。
そして色変換手段1307は、K色の画像データを構成する各画素の階調値、C色の画像データを構成する各画素の階調値、M色の画像データを構成する各画素の階調値、Y色の画像データを構成する各画素の階調値、S色の画像データを構成する各画素の階調値を、それぞれ、ディザ処理手段1308〜1312に入力する。
なお本実施形態では、色変換手段1307は、プリンタ・エンジン203外に排紙された印刷済みの記録紙がユーザにより再度給紙トレイに戻され、再印刷が指示された場合にも、プリンタ・コントローラ202の図示せぬ中央演算装置(CPU)の指示に基づいて、K色の画像データを構成する各画素の階調値、C色の画像データを構成する各画素の階調値、M色の画像データを構成する各画素の階調値、Y色の画像データを構成する各画素の階調値、S色の画像データを構成する各画素の階調値を、それぞれ、ディザ処理手段1308〜1312に再度入力する。
但し、色変換手段1307は、後述の2パス設定手段1319が入力するパス情報を用いて、第1パスでは、K色の画像データを構成する各画素の階調値、C色の画像データを構成する各画素の階調値、M色の画像データを構成する各画素の階調値を、それぞれ、ディザ処理手段1308〜1310に入力し、第2パスでは、M色の画像データを構成する各画素の階調値、Y色の画像データを構成する各画素の階調値、S色の画像データを構成する各画素の階調値を、それぞれ、ディザ処理手段1310〜1312に入力するようにしてもよい。
2パス設定手段1319は、未印刷の記録紙への印刷である第1パスか、印刷済みの記録紙の同一面への再印刷である第2パスかを示すパス情報をディザ処理手段1308〜1312に入力する。
なお、プリンタ・エンジン203の印刷が第1パスであるか第2パスであるかは、プリンタ・コントローラ202の中央演算装置(CPU)が、2パス設定手段1319に通知し、2パス設定手段1319は、この通知に基づいてパス情報をディザ処理手段1308〜1312に入力する。
例えば、PC201からプリンタ・コントローラ202に転送される印刷データに2パスでの印刷(2回に分けての印刷)を設定する設定情報が含まれている場合、中央演算装置(CPU)は、2パス設定手段1319にプリンタ・エンジン203の印刷が第1パスであることを通知する。また例えば、プリンタ・エンジン203外に排紙された印刷済みの記録紙がユーザにより再度給紙トレイに戻され、再印刷が指示された場合、中央演算装置(CPU)は、2パス設定手段1319にプリンタ・エンジン203の印刷が第2パスであることを通知する。
ディザ処理手段1308〜1312は、それぞれ、K色の画像データを構成する各画素、C色の画像データを構成する各画素、M色の画像データを構成する各画素、Y色の画像データを構成する各画素、S色の画像データを構成する各画素に対してディザ処理を施す。
ここで、プリンタ・エンジン203は、K、C、M、Y、及びSの5色での印刷を行う場合、図4に示すように、記録紙901上に、まず、K色のトナーを転写してKレイヤー902を形成し、続いて、C色のトナーを転写してCレイヤー903を形成し、続いて、M色のトナーを転写してMレイヤー904を形成し、続いて、Y色のトナーを転写してYレイヤー905を形成し、続いて、S色のトナーを転写してSレイヤー906を形成する。
従って、プリンタ・エンジン203が2パスでの印刷を行う場合には、1パス目でK色のトナー及びC色のトナーを最大100%印刷するとともにM色のトナーを最大50%印刷し、2パス目でM色のトナーの残り最大50%を印刷し、Y色のトナー及びS色のトナーを最大100%印刷する。
このためディザ処理手段1308〜1312は、自身が保持するディザテーブル、入力された階調値、及び入力されたパス情報に基づいて、各画素に対してディザ処理を施す。
例えば、ディザ処理手段1308、1309は、パス情報が第1パスを示す場合、ディザテーブルを用いて、各画素の階調値とディザテーブルの該当値とを比較し、階調値の方が大きければ、当該画素にドットを設定するという処理を繰り返し、全体として面積階調を実現する。なお、ディザ処理手段1308、1309は、入力されたパス情報が第2パスを示す場合、ディザ処理を行わない。
また例えば、ディザ処理手段1311、1312は、パス情報が第2パスを示す場合、ディザテーブルを用いて、各画素の階調値とディザテーブルの該当値とを比較し、階調値の方が大きければ、当該画素にドットを設定するという処理を繰り返し、全体として面積階調を実現する。なお、ディザ処理手段1311、1312は、入力されたパス情報が第1パスを示す場合、ディザ処理を行わない。
ここで、前述したように、プリンタ・エンジン203は、2パスでの印刷を行う場合には、1パス目でM色のトナーを最大50%印刷し、2パス目でM色のトナーの残り最大50%を印刷する。このため、ディザ処理手段1310は、プリンタ・エンジン203による1パス目で印刷されるM色のトナーが最大50%となり、2パス目で印刷されるM色のトナーが残り最大50%となるように、ディザ処理を行う必要がある。
図5は、第1実施形態のM色の入力階調値とM色のトナー量との関係を説明するグラフである。図5に示す例では、横軸は入力階調値、縦軸はトナー量(%)を示す。第1実施形態では、入力階調値は8ビットを想定しているため、最小値0の場合トナー量は0%となり、最大値255の場合トナー量は100%となる。
図5に示すグラフにおいて、1パス目で印刷すべき最大50%のトナー量は、領域101で表され、2パス目で印刷すべき残り最大50%のトナー量は、領域102で表される。
このため、トナー量が50%以下の場合、即ち、入力階調値が閾値103以下の場合、プリンタ・エンジン203は、1パス目で全てのトナーを印刷でき、2パス目でのトナーの印刷が不要となる。
一方、トナー量が50%を越える場合、即ち、入力階調値が閾値103を超える場合、プリンタ・エンジン203は、1パス目で最大50%までのトナーしか印刷できず、2パス目で残り(本来のトナー量から50%分を差し引いた分)のトナーを印刷することになる。
なお、閾値103は、例えば、127とすることができるが、これに限定されるものではない。
従って、ディザ処理手段1310は、自身が保持するディザテーブル及び閾値、入力された階調値、並びに入力されたパス情報に基づいて、各画素に対してディザ処理を施す。
具体的には、ディザ処理手段1310は、階調値が閾値以下、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値以上であれば、当該階調値の画素にドットを設定する。この場合、ディザ処理手段1310は、階調値をそのまま用いることで、通常のディザ処理となる(図6の1パス目かつ閾値未満参照)。ディザ処理手段1310は、この処理を繰り返し、全体として面積階調を実現する。
またディザ処理手段1310は、階調値が閾値よりも大きく、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値以上、かつ当該該当値が閾値以下であれば、当該階調値の画素にドットを設定する。この場合、ディザ処理手段1310は、閾値を階調値に用いれば、通常のディザ処理となる(図6の1パス目かつ閾値以上参照)。ディザ処理手段1310は、この処理を繰り返し、全体として面積階調を実現する。
なお、ディザ処理手段1310は、階調値が閾値以下、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値未満であれば、当該階調値の画素にドットを設定せず、階調値が閾値よりも大きく、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値未満、又は当該該当値が閾値よりも大きければ、当該階調値の画素にドットを設定しない。
また、ディザ処理手段1310は、階調値が閾値よりも大きく、かつパス情報が第2パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値以上、かつ当該該当値が閾値よりも大きければ、当該階調値の画素にドットを設定する。この場合、ディザ処理手段1310は、階調値をそのまま用いることで、通常のディザ処理となる(図6の2パス目かつ閾値以上参照)。但し、第1パスでドットを設定した画素をマスクする(ドットを設定しない)必要がある。ディザ処理手段1310は、この処理を繰り返し、全体として面積階調を実現する。
なお、ディザ処理手段1310は、階調値が閾値以下、かつパス情報が第2パスを示す場合、当該階調値の画素にドットを設定せず、階調値が閾値よりも大きく、かつパス情報が第2パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値未満、又は当該該当値が閾値未満であれば、当該階調値の画素にドットを設定しない。
図7は、第1実施形態のディザ処理手段1308〜1312が保持するディザテーブルの一例を示す図である。
図7に示す例では、ディザテーブルは4×4の16のマトリックスで構成され、それぞれ15から255まで16ずつ増加していった値が書き込まれている。ディザ処理手段1308〜1312は、この4×4のディザテーブルを上下左右に繰り返し接続し、繰り返し処理を行う(周期境界)。
例えば、ディザ処理手段1308〜1312は、(i,j)番目の画素のディザテーブルの該当値をDとし、(i,j)番目の画素の階調値がA(i,j)の場合、A(i,j)≧Dならば、(i,j)番目の画素にドットを設定する。
図8は、図7に示すディザテーブル、閾値100、入力階調値(一面階調値)が80の場合のディザ処理手段1310のディザ処理結果を示す図である。
図8に示す例の場合、ディザ処理手段1308は、1パス目には、ディザテーブルの15、31、47、63、及び79に相当する画素にドットを設定し、2パス目には、画素にドットを設定しない。このため、最終的な印刷結果では、ディザテーブルの15、31、47、63、及び79に相当する画素にトナーが印刷される。
図9は、図7に示すディザテーブル、閾値100、入力階調値(一面階調値)が150の場合のディザ処理手段1310のディザ処理結果を示す図である。
図9に示す例の場合、ディザ処理手段1308は、1パス目には、ディザテーブルの15、31、47、63、79、及び95に相当する画素にドットを設定し、2パス目には、ディザテーブルの111、127、及び143に相当する画素にドットを設定する。このため、最終的な印刷結果では、ディザテーブルの15、31、47、63、79、95、111、127、及び143に相当する画素にトナーが印刷される。
図10及び図11−1〜図11−4は、第1実施形態のディザ処理手段1310の論理回路構成の一例を示す図である。
図11−1に示す回路は、入力階調値とディザテーブル値との比較を行い、出力1202を行う。これは、入力階調値が閾値以下の場合の1パス目の入力階調値に相当する。
図11−2に示す回路は、閾値とディザテーブル値との比較を行い、出力1206を行う。これは、入力階調値が閾値よりも大きい場合の1パス目の入力階調値に相当する。
図11−3に示す回路は、ゼロ固定であり、出力1204を行う。これは、入力階調値が閾値以下の場合の2パス目の入力階調値に相当する。
図11−4に示す回路は、入力階調値とディザテーブル値を比較する通常のディザ処理演算から、入力階調値が閾値以上のときの1パス目の部分をマスクして、出力1208を行う。これは、入力階調値が閾値よりも大きい場合の2パス目の入力階調値に相当する。
図10に示す回路は、出力1202、1204、1206、1208に対し、その印刷が1パス目なのか2パス目なのかのパス情報と、入力階調値が閾値より大きいか否かの情報とで取捨選択し、最終的な出力1210、即ち、該当画素にドットを設定するか否かを出力する。
なお、ディザ処理手段1310は、図10及び図11−1〜図11−4に示す論理回路構成以外に通常のディザ処理用の論理回路構成も有しており、1パス印刷の場合には、こちらを使用する。
また、ディザ処理手段1308、1309、1311、1312も2パスでディザ処理を行う場合には、図10及び図11−1〜図11−4で説明した論理回路構成を備えればよい。
ディザ処理手段1308〜1312によりディザ処理が施された各画素のデータ(ドットデータ)は、それぞれ、ラインバッファ1313、1314、1313、1314に送信され、レーザ駆動のビデオデータとしてプリンタ・エンジン203に転送される。
以上のように、第1実施形態によれば、同一色のディザ処理を2回に分けて行うことができる。この結果、同一色の現像剤の印刷を2回に分けて行うことができ、現像剤の色数が5色など奇数の場合であっても、色再現域を確保しつつ画質の低下を防止するため、印刷を2回に分けることが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、ディザ処理手段1310のディザ処理を、第1閾値及び当該第1閾値よりも小さい第2閾値を用いて行う例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、その説明を省略する。
第2実施形態では、ディザ処理手段1310は、第1パスでは第1閾値を用いてディザ処理を行い、第2パスでは第2閾値を用いてディザ処理を行う。ここで、第2閾値は、第1閾値よりも小さいため、一部のドットが第1パスでも第2パスでも設定され、重複して印刷が行われる。
例えば、プリンタ・エンジン203が1回の定着で現像剤を最大260%程度定着可能であれば、第1パスで0〜60%までのトナーを印刷でき、第2パスで40〜100%までのトナーを印刷できるので、20%分重複して印刷することができる(図12参照)。
第1パスでの印刷では、M色のトナーが最上位レイヤーであり、KやC色と比べて転写効率が悪いので、第2実施形態によれば、M色の転写効率の悪さを考慮し、M色の重複印刷を行うことができる。
第2実施形態では、ディザ処理手段1310は、階調値が第1閾値以下、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値以上であれば、当該階調値の画素にドットを設定する。この場合、ディザ処理手段1310は、階調値をそのまま用いることで、通常のディザ処理となる。
またディザ処理手段1310は、階調値が第1閾値よりも大きく、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値以上、かつ当該該当値が第1閾値以下であれば、当該階調値の画素にドットを設定する。この場合、ディザ処理手段1310は、第1閾値を階調値に用いれば、通常のディザ処理となる。
なお、ディザ処理手段1310は、階調値が第1閾値以下、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値未満であれば、当該階調値の画素にドットを設定せず、階調値が第1閾値よりも大きく、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値未満、又は当該該当値が第1閾値よりも大きければ、当該階調値の画素にドットを設定しない。
また、ディザ処理手段1310は、階調値が第2閾値よりも大きく、かつパス情報が第2パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値以上、かつ当該該当値が第2閾値よりも大きければ、当該階調値の画素にドットを設定する。この場合、ディザ処理手段1310は、階調値をそのまま用いることで、通常のディザ処理となる。但し、第1パスでドットを設定した画素をマスクする必要がある。
なお、ディザ処理手段1310は、階調値が第2閾値以下、かつパス情報が第2パスを示す場合、当該階調値の画素にドットを設定せず、階調値が第2閾値よりも大きく、かつパス情報が第2パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値未満、又は当該該当値が第2閾値未満であれば、当該階調値の画素にドットを設定しない。
図13及び図14−1〜図14−4は、第2実施形態のディザ処理手段1310の論理回路構成の一例を示す図である。
図14−1に示す回路は、入力階調値とディザテーブル値との比較を行い、出力1502を行う。これは、入力階調値が第1閾値以下の場合の1パス目の入力階調値に相当する。
図14−2に示す回路は、第1閾値とディザテーブル値との比較を行い、出力1506を行う。これは、入力階調値が第1閾値よりも大きい場合の1パス目の入力階調値に相当する。
図14−3に示す回路は、ゼロ固定であり、出力1504を行う。これは、入力階調値が第2閾値以下の場合の2パス目の入力階調値に相当する。
図14−4に示す回路は、入力階調値とディザテーブル値を比較する通常のディザ処理演算から、入力階調値が第2閾値以上のときの1パス目の部分をマスクして、出力1508を行う。これは、入力階調値が第2閾値よりも大きい場合の2パス目の入力階調値に相当する。
図13に示す回路は、出力1502、1504、1506、1508に対し、その印刷が1パス目なのか2パス目なのかのパス情報と、入力階調値が第1閾値より大きいか否かの情報と、入力階調値が第2閾値より大きいか否かの情報と、で取捨選択し、最終的な出力1510、即ち、該当画素にドットを設定するか否かを出力する。
以上のように、第2実施形態でも、同一色のディザ処理を2回に分けて行うことができる。この結果、同一色の現像剤の印刷を2回に分けて行うことができ、現像剤の色数が5色など奇数の場合であっても、色再現域を確保しつつ画質の低下を防止するため、印刷を2回に分けることが可能となる。特に第2実施形態によれば、1パス目の最上位レイヤーの転写効率悪化を考慮して印刷可能である。
(第3実施形態)
第3実施形態では、ディザ処理手段1310のディザ処理を、階調値の最上位ビットを用いて行う例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、その説明を省略する。
第3実施形態では、ディザ処理手段1310は、閾値に代えて階調値の最上位ビットを用いてディザ処理を行う。このため、ディザ処理手段1310は、閾値を保持するレジスタが必要でなく、コストを削減したり、ハードウェア構成上の制約(論理規模の制約)に対応したりできる。
図15は、第3実施形態のM色の入力階調値とM色のトナー量との関係を説明するグラフである。図15に示すグラフにおいて、1パス目で印刷すべき最大50%のトナー量は、領域1601で表され、2パス目で印刷すべき残り最大50%のトナー量は、領域1602で表される。
このため、トナー量が50%以下の場合、即ち、入力階調値の最上位ビット(8ビット)が1の場合の階調値の最小値である128未満の場合、プリンタ・エンジン203は、1パス目で全てのトナーを印刷でき、2パス目でのトナーの印刷が不要となる。
一方、トナー量が50%を越える場合、即ち、入力階調値の最上位ビット(8ビット)が1の場合の階調値の最小値である128以上の場合、プリンタ・エンジン203は、1パス目で最大50%までのトナーしか印刷できず、2パス目で残り(本来のトナー量から50%分を差し引いた分)のトナーを印刷することになる。
第3実施形態では、ディザ処理手段1310は、階調値の最上位ビットが0、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値以上であれば、当該階調値の画素にドットを設定する。
またディザ処理手段1310は、階調値の最上位ビットが1、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値以上、かつ当該該当値が、最上位ビットが1の場合の階調値の最小値未満であれば、当該階調値の画素にドットを設定する。
なお、ディザ処理手段1310は、階調値の最上位ビットが0、かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値未満であれば、当該階調値の画素にドットを設定せず、階調値の最上位ビットが1かつパス情報が第1パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値未満、又は当該該当値が、最上位ビットが1の場合の階調値の最小値以上であれば、当該階調値の画素にドットを設定しない。
また、ディザ処理手段1310は、階調値の最上位ビットが1、かつパス情報が第2パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値以上、かつ当該該当値が、最上位ビットが1の場合の階調値の最小値以上であれば、当該階調値の画素にドットを設定する。
なお、ディザ処理手段1310は、階調値の最上位ビットが0、かつパス情報が第2パスを示す場合、当該階調値の画素にドットを設定せず、階調値の最上位ビットが1、かつパス情報が第2パスを示す場合、当該階調値がディザテーブルの該当値未満、又は当該該当値が、最上位ビットが1の場合の階調値の最小値未満であれば、当該階調値の画素にドットを設定しない。
図16及び図17−1〜図17−4は、第3実施形態のディザ処理手段1310の論理回路構成の一例を示す図である。
図17−1に示す回路は、入力階調値とディザテーブル値との比較を行い、出力1702を行う。これは、入力階調値の最上位ビットが0の場合の1パス目の入力階調値に相当する。
図17−2に示す回路は、入力階調値の最上位ビットが1の場合の階調値の最小値−1(127)とディザテーブル値との比較を行い、出力1706を行う。これは、入力階調値の最上位ビットが1の場合の1パス目の入力階調値に相当する。
図17−3に示す回路は、ゼロ固定であり、出力1704を行う。これは、入力階調値の最上位ビットが0の場合の2パス目の入力階調値に相当する。
図17−4に示す回路は、入力階調値とディザテーブル値を比較する通常のディザ処理演算から、入力階調値の最上位ビットが1の場合の1パス目の部分をマスクして、出力1708を行う。これは、入力階調値の最上位ビットが1の場合の2パス目の入力階調値に相当する。
図16に示す回路は、出力1702、1704、1706、1708に対し、その印刷が1パス目なのか2パス目なのかのパス情報と、入力階調値の最上位ビットが1か0かの情報と、で取捨選択し、最終的な出力1710、即ち、該当画素にドットを設定するか否かを出力する。
以上のように、第3実施形態でも、同一色のディザ処理を2回に分けて行うことができる。この結果、同一色の現像剤の印刷を2回に分けて行うことができ、現像剤の色数が5色など奇数の場合であっても、色再現域を確保しつつ画質の低下を防止するため、印刷を2回に分けることが可能となる。特に第3実施形態によれば、閾値を保持するレジスタが必要でなく、コストを削減したり、ハードウェア構成上の制約(論理規模の制約)に対応したりでき、小型カラープリンタなどに有効である。
(第4実施形態)
第4実施形態では、第1パスでの印刷結果を示す表示用画像を表示する例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、その説明を省略する。
2パスで印刷を行う場合、第1パスでの印刷結果はK、C、及びMの一部が印刷されたものであり、印刷物としては未完成であるため、ユーザは、印刷結果が正しいのか否か判別しにくい。
このため、第4実施形態では、第1パスでの印刷結果を示す表示用画像を表示し、ユーザが、第1パスでの印刷結果が正しいのか否か判別しやすくする。また、第2パスで使用する給紙トレイをユーザに選択させる。これにより、プリンタ・エンジン203も第2パスの印刷をいずれの給紙トレイから用紙を搬送すればよいか判断できる。なお、第2パスで使用する給紙トレイをプリンタ・エンジン203が指定してもよい。
図18は、第4実施形態のプリンタ・コントローラ1802の構成の一例を示す模式図である。図18に示すように、プリンタ・コントローラ1802は、色変換手段1807、サムネイル作成手段1808(表示用画像作成部の一例)、画像メモリ109、及び表示パネル1810(表示部及び選択部の一例)が第1実施形態と相違する。
色変換手段1807は、K色の画像データ、C色の画像データ、及びM色の画像データをサムネイル作成手段1808に入力する。
サムネイル作成手段1808は、パス情報が第1パスを示す場合、第1パスでの印刷結果を示す表示用画像を作成する。具体的には、サムネイル作成手段1808は、パス情報が第1パスを示す場合、K色の画像データ、C色の画像データ、及びM色の画像データを用いて第1パスでの印刷結果を示すサムネイル画像を作成する。この際、サムネイル作成手段1808は、M色の画像データのトナー量が50%以上の場合50%としてサムネイル画像を作成する。
K色の画像データ、C色の画像データ、及びM色の画像データは、各画素8ビットの多値データ(K、C、M)なので、サムネイル作成手段1808は、そのままビットマップの作成が可能である。但し、サムネイル画像データの容量の関係から、サムネイル作成手段1808は、一般的によく使われるJPEGやGIFに変換してもよい。またサムネイル作成手段1808は、その他、画素を間引いたり、画像縮小を行ったりしてもよい。
またサムネイル作成手段1808は、パス情報が第2パスを示す場合、第2パスでの印刷結果を示すサムネイル画像を作成してもよい。
画像メモリ109は、サムネイル画像を保存する。
表示パネル1810は、画像メモリ109に保存されたサムネイル画像を表示する。例えば、表示パネル1810は、第1パスでの印刷後、サムネイル画像を表示する。この際、表示パネル1810は、第2パスで使用する給紙トレイを選択させてもよい。また表示パネル1810は、用紙種、用紙厚、及び用紙サイズなどを考慮し、第2パスで使用する給紙トレイを指定してもよい。
以上のように、第4実施形態でも、同一色のディザ処理を2回に分けて行うことができる。この結果、同一色の現像剤の印刷を2回に分けて行うことができ、現像剤の色数が5色など奇数の場合であっても、色再現域を確保しつつ画質の低下を防止するため、印刷を2回に分けることが可能となる。特に第4実施形態によれば、ユーザが、第1パスでの印刷結果が正しいのか否か判別しやすくなり、プリンタ・エンジン203も第2パスの印刷をいずれの給紙トレイから用紙を搬送すればよいか判断できる。
(変形例)
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記各実施形態において、プリンタ・コントローラ203、1803が有する少なくとも一部の機能(例えば、ディザ処理手段1308〜1302)を外部(例えば、クラウド上)に設け、プリンタ・コントローラ203、1803をシステムとして実現してもよい。
(ハードウェア構成)
上記各実施形態のプリンタ・コントローラ203、1803は、CPUなどの制御装置、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDDなどの外部記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、通信I/F(インタフェース)などの通信装置と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
上記各実施形態のプリンタ・コントローラ203、1803で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記各実施形態のプリンタ・コントローラ203、1803を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記各実施形態のプリンタ・コントローラ203、1803で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記各実施形態のプリンタ・コントローラ203、1803で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記各実施形態のプリンタ・コントローラ203、1803で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
201 PC
202、1802 プリンタ・コントローラ
203 プリンタ・エンジン
801〜805 露光装置
806〜810 現像手段
811〜815 感光体
817 中間転写体
818 転写ローラ
819 定着手段
1302 圧縮手段
1303 送信メモリ
1304 受信メモリ
1305 伸長手段
1306 フレームメモリ
1307、1807 色変換手段
1308〜1312 ディザ処理手段
1313〜1317 ラインバッファ
1319 2パス設定手段
1808 サムネイル作成手段
1809 画像メモリ
1810 表示パネル
特許第4345295号公報 特開2001−088371号公報

Claims (12)

  1. 所定色の画像データを構成する各画素の階調値を入力する階調値入力部と、
    未印刷の記録媒体への印刷である第1パスか、印刷済みの記録媒体の同一面への再印刷である第2パスかを示すパス情報を入力するパス情報入力部と、
    ディザテーブルを保持し、当該ディザテーブル、前記階調値、及び前記パス情報に基づいて、前記各画素に対してディザ処理を施すディザ処理部と、
    を備え
    前記ディザ処理部は、閾値を更に保持し、
    前記階調値が前記閾値以下、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記閾値以下であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記閾値よりも大きければ、前記階調値の画素にドットを設定する
    画像処理装置。
  2. 所定色の画像データを構成する各画素の階調値を入力する階調値入力部と、
    未印刷の記録媒体への印刷である第1パスか、印刷済みの記録媒体の同一面への再印刷である第2パスかを示すパス情報を入力するパス情報入力部と
    ディザテーブルを保持し、当該ディザテーブル、前記階調値、及び前記パス情報に基づいて、前記各画素に対してディザ処理を施すディザ処理部と、
    を備え、
    前記ディザ処理部は、閾値を更に保持し、
    前記ディザ処理部は、
    前記階調値が前記閾値以下、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値未満であれば、前記階調値の画素にドットを設定せず、
    前記階調値が前記閾値以下、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値の画素にドットを設定せず、
    前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値未満、又は前記該当値が前記閾値よりも大きければ、前記階調値の画素にドットを設定せず、
    前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値未満、又は前記該当値が前記閾値未満であれば、前記階調値の画素にドットを設定しない画像処理装置。
  3. 所定色の画像データを構成する各画素の階調値を入力する階調値入力部と、
    未印刷の記録媒体への印刷である第1パスか、印刷済みの記録媒体の同一面への再印刷である第2パスかを示すパス情報を入力するパス情報入力部と
    ディザテーブルを保持し、当該ディザテーブル、前記階調値、及び前記パス情報に基づいて、前記各画素に対してディザ処理を施すディザ処理部と、
    を備え、
    前記ディザ処理部は、第1閾値及び当該第1閾値よりも小さい第2閾値を更に保持し、
    前記階調値が前記第1閾値以下、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値が前記第1閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記第1閾値以下であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値が前記第2閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記第2閾値よりも大きければ、前記階調値の画素にドットを設定する画像処理装置。
  4. 前記ディザ処理部は、第1閾値及び当該第1閾値よりも小さい第2閾値を更に保持し、
    前記階調値が前記第1閾値以下、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値未満であれば、前記階調値の画素にドットを設定せず、
    前記階調値が前記第2閾値以下、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値の画素にドットを設定せず、
    前記階調値が前記第1閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値未満、又は前記該当値が前記第1閾値よりも大きければ、前記階調値の画素にドットを設定せず、
    前記階調値が前記第2閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値未満、又は前記該当値が前記第2閾値未満であれば、前記階調値の画素にドットを設定しない請求項に記載の画像処理装置。
  5. 所定色の画像データを構成する各画素の階調値を入力する階調値入力部と、
    未印刷の記録媒体への印刷である第1パスか、印刷済みの記録媒体の同一面への再印刷である第2パスかを示すパス情報を入力するパス情報入力部と
    ディザテーブルを保持し、当該ディザテーブル、前記階調値、及び前記パス情報に基づいて、前記各画素に対してディザ処理を施すディザ処理部と、
    を備え、
    前記ディザ処理部は、
    前記階調値の所定ビットが0、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値の前記所定ビットが1、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が、前記所定ビットが1の場合の前記階調値の最小値未満であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値の前記所定ビットが1、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が、前記所定ビットが1の場合の前記階調値の最小値以上であれば、前記階調値の画素にドットを設定する画像処理装置。
  6. 前記ディザ処理部は、
    前記階調値の所定ビットが0、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値未満であれば、前記階調値の画素にドットを設定せず、
    前記階調値の前記所定ビットが0、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値の画素にドットを設定せず、
    前記階調値の前記所定ビットが1、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値未満、又は前記該当値が、前記所定ビットが1の場合の前記階調値の最小値以上であれれば、前記階調値の画素にドットを設定せず、
    前記階調値の前記所定ビットが1、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値未満、又は前記該当値が、前記所定ビットが1の場合の前記階調値の最小値未満であれば、前記階調値の画素にドットを設定しない請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記所定ビットは、前記階調値の最上位ビットである請求項又はに記載の画像処理装置。
  8. 前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記第1パスでの印刷結果を示す表示用画像を作成する表示用画像作成部と、
    前記表示用画像を表示する表示部と、
    を更に備える請求項1〜7の何れか一つに記載の画像処理装置。
  9. 前記印刷済みの記録媒体を再印刷する場合、前記第2パスで使用する給紙トレイを選択させる選択部
    を更に備える請求項1〜8の何れか一つに記載の画像処理装置。
  10. 所定色の画像データを構成する各画素の階調値を入力する階調値入力部と、
    未印刷の記録媒体への印刷である第1パスか、印刷済みの記録媒体の同一面への再印刷である第2パスかを示すパス情報を入力するパス情報入力部と、
    ディザテーブルを保持し、当該ディザテーブル、前記階調値、及び前記パス情報に基づいて、前記各画素に対してディザ処理を施すディザ処理部と、
    を備え
    前記ディザ処理部は、閾値を更に保持し、
    前記階調値が前記閾値以下、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記閾値以下であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記閾値よりも大きければ、前記階調値の画素にドットを設定する
    画像処理システム。
  11. 所定色の画像データを構成する各画素の階調値を入力する階調値入力ステップと、
    未印刷の記録媒体への印刷である第1パスか、印刷済みの記録媒体の同一面への再印刷である第2パスかを示すパス情報を入力するパス情報入力ステップと、
    ディザテーブルを保持し、当該ディザテーブル、前記階調値、及び前記パス情報に基づいて、前記各画素に対してディザ処理を施すディザ処理ステップと、
    を含み、
    前記ディザ処理ステップは、閾値を更に保持し、
    前記階調値が前記閾値以下、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記閾値以下であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記閾値よりも大きければ、前記階調値の画素にドットを設定する
    画像処理方法。
  12. 所定色の画像データを構成する各画素の階調値を入力する階調値入力ステップと、
    未印刷の記録媒体への印刷である第1パスか、印刷済みの記録媒体の同一面への再印刷である第2パスかを示すパス情報を入力するパス情報入力ステップと、
    ディザテーブルを保持し、当該ディザテーブル、前記階調値、及び前記パス情報に基づいて、前記各画素に対してディザ処理を施すディザ処理ステップと、
    をコンピュータに実行させ
    前記ディザ処理ステップは、閾値を更に保持し、
    前記階調値が前記閾値以下、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第1パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記閾値以下であれば、前記階調値の画素にドットを設定し、
    前記階調値が前記閾値よりも大きく、かつ前記パス情報が前記第2パスを示す場合、前記階調値が前記ディザテーブルの該当値以上、かつ前記該当値が前記閾値よりも大きければ、前記階調値の画素にドットを設定する
    プログラム。
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