JP6209349B2 - ウェットシート包装体 - Google Patents
ウェットシート包装体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6209349B2 JP6209349B2 JP2013072158A JP2013072158A JP6209349B2 JP 6209349 B2 JP6209349 B2 JP 6209349B2 JP 2013072158 A JP2013072158 A JP 2013072158A JP 2013072158 A JP2013072158 A JP 2013072158A JP 6209349 B2 JP6209349 B2 JP 6209349B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wet sheet
- bag body
- opening
- wet
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
開口部を有する袋状の袋本体と、前記開口部を開閉自在に覆う蓋材と、を備え、内部にウェットシートが複数枚積層された状態で収納され、前記開口部からウェットシートが1枚ずつ取り出されて使用されるウェットシート包装体において、
前記袋本体の長手方向の一端、若しくは、両端の近傍部分に設けられ、前記袋本体内部にウェットシートが収納された状態で、積層された最上面のウェットシートと前記開口部とを近接させる際に生じる前記袋本体の余剰部分を、当該余剰部分の内容積を減少させた状態で固定することで、前記近接状態を維持する固定部材を備え、
前記固定部材は、
前記余剰部分を折り曲げて前記袋本体の他の部分に固定するためのシールであることを特徴とする。
開口部を有する袋状の袋本体と、前記開口部を開閉自在に覆う蓋材と、を備え、内部にウェットシートが複数枚積層された状態で収納され、前記開口部からウェットシートが1枚ずつ取り出されて使用されるウェットシート包装体において、
前記袋本体の長手方向の一端、若しくは、両端の近傍部分に設けられ、前記袋本体内部にウェットシートが収納された状態で、積層された最上面のウェットシートと前記開口部とを近接させる際に生じる前記袋本体の余剰部分を、当該余剰部分の内容積を減少させた状態で固定することで、前記近接状態を維持する固定部材を備え、
前記固定部材は、
前記余剰部分を重ね合わせて固定するためのファスナーであることを特徴とする。
開口部を有する袋状の袋本体と、前記開口部を開閉自在に覆う蓋材と、を備え、内部にウェットシートが複数枚積層された状態で収納され、前記開口部からウェットシートが1枚ずつ取り出されて使用されるウェットシート包装体において、
前記袋本体の長手方向の一端、若しくは、両端の近傍部分に設けられ、前記袋本体内部にウェットシートが収納された状態で、積層された最上面のウェットシートと前記開口部とを近接させる際に生じる前記袋本体の余剰部分を、当該余剰部分の内容積を減少させた状態で固定することで、前記近接状態を維持する固定部材を備え、
前記固定部材は、
前記余剰部分を重ね合わせて固定するためのボタンであることを特徴とする。
本発明の実施形態のウェットシート包装体について、図1に基づいて説明する。図1はウェットシート包装体100の平面図(a)及び短手方向中心線における断面図(b)である。
また、袋本体1の長手方向の両端(長手方向の両側面の中央部分)部分から長手方向中央部に向かって所定の幅の部分には、再接着が可能な接着剤GLが塗布され、袋本体1の裏面側に折り曲げて固定されており、このような接着剤GLが塗布された端部は、当該端部を袋本体1の他の部分に固定することにより、積層された最上面のウェットシートと開口部APが設けられた袋本体1の上部との間隔を維持する固定部材として機能することになる。
図2はウェットシート包装体100の長手方向の断面図であり、図3及び図4はウェットシート包装体における積層された最上面のウェットシートと袋本体の上部とを近接させた状態の維持を説明する平面図(a)及び短手方向中心線における断面図(b)である。
このため、取り出されるウェットシートP1は、袋本体1から抵抗を受けてウェットシートPが1枚ずつ分離されるので、ウェットシートPが連なって取り出させることはない。
このような状態で、開口部APからウェットシートP2を取り出すと、袋本体1内の最上面に収納されているウェットシートP3は、当該空間SPから何ら抵抗を受けないので、取り出されたウェットシートP2に連なった状態で取出口まで出てくることになり、結果としてウェットシートが連なって出てきて取り出しにくくなってしまう。
これにより、袋本体1が長手方向に伸びて、結果として、最上面に収納されているウェットシートPと開口部が設けられた袋本体1の上部との間隔が狭くなる。
このため、図3に示すように、伸張部分PTを袋本体1の裏面側に向かって折り曲げて(矢印BE)伸張部分PTの内容積を減少させると共に、図4に示すように、袋本体1の端部を接着剤GLで袋本体1の裏面に再接着して固定することにより、積層された最上面のウェットシートと開口部APが設けられた袋本体1の上部との間隔を維持する。また、伸張部分PTを袋本体1に巻き込んで一体化させることにより携帯性を向上させる。
すなわち、表1における網掛け部分が、使用したウェットシートの体積に応じた空間SPが生じた後、ウェットシート包装体100における積層された最上面のウェットシートと開口部が設けられた袋本体1の上部との間隔を狭くした(近接させた)場合の試験結果となる。
紙質:スパンレース不織布
坪量:34g/m2
薬液の含有量:195g(70枚入り、含浸率340%)
袋本体:縦 10.5cm、横 18.0cm、厚さ 3.7cm
開口部:縦 1.7cm、横 4.5cm
すなわち、ウェットシート包装体100における積層された最上面のウェットシートと開口部が設けられた袋本体1の上部との間隔を狭くすることが有効であることが分かる。
また、固定部材である際接着可能な袋本体1の端部により、伸張部分PTを袋本体1に巻き込んで一体化して固定することにより、余分な部分が減少するので、携帯性を向上させることもできる。
本発明の実施形態の変形例1について、図5に基づいて説明する。図5は変形例1のウェットシート包装体の一例を示す平面図(a)及び短手方向中心線における断面図(b)である。
袋本体1の長手方向の両端を互いに外側(矢印PL)に引っ張ることにより、最上面に収納されているウェットシートPと開口部APが設けられた袋本体1の上部との間隔を狭くして、レール状のファスナー3のレールを互いに噛み合わせて固定することにより、袋本体1の伸張部分PTが重ね合わされて、伸張部分PTの内容積が絞られ、ウェットシート包装体100における積層された最上面のウェットシートと開口部APが設けられた袋本体1の上部との近接状態を維持することができる。
本発明の実施形態の変形例2について、図6に基づいて説明する。図6は変形例2のウェットシート包装体の一例を示す平面図(a)及び短手方向中心線における断面図(b)である。
袋本体1の長手方向の両端を互いに外側(矢印PL)に引っ張ることにより、最上面に収納されているウェットシートPと開口部APが設けられた袋本体1の上部との間隔を狭くして、ボタン5を嵌め合わせて固定することにより、袋本体1の伸張部分PTが重ね合わされて、伸張部分PTの内容積が絞られ、ウェットシート包装体100における積層された最上面のウェットシートと開口部APが設けられた袋本体1の上部との近接状態を維持することができる。
また、固定部材は、袋本体1の長手方向の両端に設けているが、厳密に両端である必要性はなく、両端の近傍部分であっても構わない。
2 蓋材
3 ファスナー
4 ボタン
AP 開口部
PT 伸張部分
P、P1、P2、P3 ウェットシート
100 ウェットシート包装体
Claims (4)
- 開口部を有する袋状の袋本体と、前記開口部を開閉自在に覆う蓋材と、を備え、内部にウェットシートが複数枚積層された状態で収納され、前記開口部からウェットシートが1枚ずつ取り出されて使用されるウェットシート包装体において、
前記袋本体の長手方向の一端、若しくは、両端の近傍部分に設けられ、前記袋本体内部にウェットシートが収納された状態で、積層された最上面のウェットシートと前記開口部とを近接させる際に生じる前記袋本体の余剰部分を、当該余剰部分の内容積を減少させた状態で固定することで、前記近接状態を維持する固定部材を備え、
前記固定部材は、
前記余剰部分を折り曲げて前記袋本体の他の部分に固定するためのシールであることを特徴とするウェットシート包装体。 - 前記シールは、再接着可能であることを特徴とする請求項1に記載のウェットシート包装体。
- 開口部を有する袋状の袋本体と、前記開口部を開閉自在に覆う蓋材と、を備え、内部にウェットシートが複数枚積層された状態で収納され、前記開口部からウェットシートが1枚ずつ取り出されて使用されるウェットシート包装体において、
前記袋本体の長手方向の一端、若しくは、両端の近傍部分に設けられ、前記袋本体内部にウェットシートが収納された状態で、積層された最上面のウェットシートと前記開口部とを近接させる際に生じる前記袋本体の余剰部分を、当該余剰部分の内容積を減少させた状態で固定することで、前記近接状態を維持する固定部材を備え、
前記固定部材は、
前記余剰部分を重ね合わせて固定するためのファスナーであることを特徴とするウェットシート包装体。 - 開口部を有する袋状の袋本体と、前記開口部を開閉自在に覆う蓋材と、を備え、内部にウェットシートが複数枚積層された状態で収納され、前記開口部からウェットシートが1枚ずつ取り出されて使用されるウェットシート包装体において、
前記袋本体の長手方向の一端、若しくは、両端の近傍部分に設けられ、前記袋本体内部にウェットシートが収納された状態で、積層された最上面のウェットシートと前記開口部とを近接させる際に生じる前記袋本体の余剰部分を、当該余剰部分の内容積を減少させた状態で固定することで、前記近接状態を維持する固定部材を備え、
前記固定部材は、
前記余剰部分を重ね合わせて固定するためのボタンであることを特徴とするウェットシート包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013072158A JP6209349B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | ウェットシート包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013072158A JP6209349B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | ウェットシート包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014196112A JP2014196112A (ja) | 2014-10-16 |
JP6209349B2 true JP6209349B2 (ja) | 2017-10-04 |
Family
ID=52357264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013072158A Active JP6209349B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | ウェットシート包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6209349B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7373206B2 (ja) | 2018-08-21 | 2023-11-02 | 株式会社松尾製作所 | シート供給装置 |
JP7391715B2 (ja) | 2020-02-21 | 2023-12-05 | 大王製紙株式会社 | シート包装体 |
JP6887178B1 (ja) | 2020-03-13 | 2021-06-16 | 株式会社松尾製作所 | ウェットシート供給装置 |
JP7462469B2 (ja) | 2020-04-28 | 2024-04-05 | ピジョン株式会社 | ウエットシート包装体補助具 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57123748U (ja) * | 1981-01-28 | 1982-08-02 | ||
JP2003012053A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Kanebo Ltd | 軟包装体 |
JP4388307B2 (ja) * | 2002-08-16 | 2009-12-24 | ピジョン株式会社 | ウエットティッシュ加温器 |
-
2013
- 2013-03-29 JP JP2013072158A patent/JP6209349B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014196112A (ja) | 2014-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9394085B2 (en) | Package body | |
JP5905996B2 (ja) | ウェットシート包装体用蓋体及びウェットシート包装体 | |
JP5837073B2 (ja) | ウェットティッシュ包装体 | |
JP6209349B2 (ja) | ウェットシート包装体 | |
JP5976287B2 (ja) | 包装体及び包装体の開閉蓋 | |
EP2832659B1 (en) | Container, container package | |
JP5732303B2 (ja) | 密閉ラベルおよび包装容器 | |
EP2832660B1 (en) | Container, container package | |
JP6212359B2 (ja) | 包装体 | |
JP2018076105A (ja) | 包装体 | |
JP6001868B2 (ja) | 包装体及び包装体の開閉蓋 | |
CN109071090A (zh) | 湿巾包装体 | |
JP5726473B2 (ja) | 包装体 | |
JP2016097997A (ja) | 包装袋 | |
JP3159278U (ja) | 湿式シートの包装容器 | |
JP7248452B2 (ja) | シート包装体 | |
JP2014061948A (ja) | 包装体 | |
JP5878503B2 (ja) | 包装体、および包装体パッケージ | |
JP2019025224A (ja) | ジッパーテープ | |
JP7039950B2 (ja) | 包装体 | |
JP6747052B2 (ja) | 紙容器及びその解体方法 | |
JP6566621B2 (ja) | 蓋用ラベル及び包装体 | |
JP6297850B2 (ja) | ウェットシート包装体用蓋体及びウェットシート包装体 | |
JP6130671B2 (ja) | 宅配用又は郵送用の包装袋体 | |
JP2023004233A (ja) | フラップラベル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170613 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170629 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170911 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6209349 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |