JP6207251B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、操作画面を介してユーザからコピーの設定を受け付ける画像形成装置がある。また、従来の画像形成装置の中には、目の不自由なユーザが容易に操作を行うことができるように、ユーザの操作中に操作ガイダンスを音声で通知する印刷装置もある。
一方、画像形成装置に用紙切れが発生したこと場合に、他のユーザを呼ぶよう案内情報を表示する技術がある(特許文献1参照)。
特開2006−155360号公報
従来の技術では、どのシート収納部のシートが不足しても同じメッセージしか表示できず、シート収納部ごとに、補充すべきシートの保管先をユーザに通知できなかった。そのため、ユーザは、他のユーザによるメンテナンス作業が完了するまで待機する必要があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本願請求項1に係る発明の目的は、複数のシート収納手段を備える画像形成装置で、各シート収納手段毎に第1メッセージを、シート収納手段共通に第2メッセージを記憶して、収納されたシート量が所定の量になったことに従って、第1又は第2メッセージのいずれかを設定に基づき選択して通知を行う仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える
複数のシート収納手段を備え、前記複数のシート収納手段のうち何れかのシート収納手段から搬送されるシートに画像を形成する画像形成装置であって、何れかのシート収納手段に収納されたシートの量が所定の量になったことに従って、シートの補充を行うための通知を行う通知手段と、前記複数のシート収納手段のそれぞれのために、前記通知手段によって通知される前記第1メッセージを記憶し、前記複数のシート収納手段のために共通して、前記通知手段によって通知される第2メッセージを記憶する記憶手段と、を有し、前記何れかのシート収納手段に収納されたシートの量が所定の量になったことに従って、前記通知手段が、前記第1メッセージを使うか、前記第2メッセージを使うか、を選択する選択手段を有することを特徴とする。
本願請求項1に係る発明によれば、複数のシート収納手段を備える画像形成装置で、各シート収納手段毎に第1メッセージを、シート収納手段共通に第2メッセージを記憶して、収納されたシート量が所定の量になったことに従って、第1又は第2メッセージのいずれかを設定に基づき選択して通知を行うことができる。
本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 操作部のテンキーの構成を示す図である。 図1に示した画像形成装置の外観を示す図である。 操作パネルに表示されるUI画面を示す図である。 操作パネルに表示されるUI画面を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである 操作パネルに表示されるUI画面を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである 操作パネルに表示されるUI画面を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。図1の(A)はハードウエア構成を示し、図1の(B)は、図1の(A)に示した画像形成装置の要部構成を示す。なお、本発明は、コピーやスキャン、ファクスなどの複数の機能を有する複合機、あるいは単機能の印刷装置にも適用可能である。
画像形成装置1において、スキャナ部11は、原稿画像を光学的に読み取って画像信号を生成する。プリンタ部12は、スキャナ部11によって得られた画像信号をプリントする。スキャナ部11とプリンタ部12によって複写機能を実現するが、その構成に特に制限はなく、スキャナ部11とプリンタ部12には周知の構成を適用できる。また、画像形成装置1はファクス部16を有し、ファクシミリ機能を実現する。ファクス部16は操作部14を介して設定された送信先に対して、スキャナ部11で読み込んだ原稿画像をファクシミリ送信する。また、ファクス部16は外部のファクシミリ装置より受信したファクシミリデータを復号し、プリンタ部12により画像形成させる。
制御部13はCPUやメモリを具備し、画像形成装置1の全体を制御する。操作部14は、ユーザによる画像形成装置1に対する各種設定を可能とするユーザインタフェースを提供する。
なお、操作部14は、操作パネル15を含みタッチパネルの機能も具備している。また、音声出力部105は、スピーカーを含み、各種設定のガイダンス情報(以下、単にガイダンスという)を音声合成によりユーザに通知するのに用いられる。
ガイダンス保持部101には各種設定項目に対応したガイダンスが保持されており、制御部13は、操作部14からの操作入力に応じて対応するガイダンスを選択し、音声出力部105により音声出力する。設定値保持部109は操作部14からの各種設定操作に応じて確定された設定値を、設定項目に対応させて保持する。制御部13は、設定値保持部109に保持された設定値を参照して、スキャナ部11やプリンタ部12を制御する。
図1の(B)は、本実施形態の音声ガイダンス機能付ユーザインタフェースを実現する機能構成に対応する。なお、図1の(B)に示される各種機能は、画像形成装置1の制御部13によって実現されるものとする。なお、これらの機能は、後述の説明から明らかなように、ソフトウエアとハードウエアの協働により実現されるものである。なお、以下の説明において、制御部13が実行する図1の(B)に示したモジュールを主体として説明する場合がある。
ガイダンス保持部101は、ハードディスク或いはROM等の記憶媒体により構成され、設定項目毎に、複数の設定値それぞれに対応するガイダンスを保持する。原稿情報取得部102は、処理対象の原稿情報を取得する。原稿情報は、例えば、スキャナ部11に載置された原稿のサイズ検出や、操作部14からの操作入力によって取得される。機器情報取得部121は情報処理装置の機器情報を取得する。
ガイダンス選択部104は、指定された設定項目や原稿情報、機器情報に基づいて、ガイダンス保持部101に保持されている1つ又は複数のガイダンスを選択する。設定値選択部106は、選択されたガイダンスに対応する設定値の一つを選択する。選択された設定値に対応するガイダンスはアクティブ状態のガイダンスとなる。
ガイダンス変更部108は、アクティブ状態のガイダンスに対して、音声出力部105より当該ガイダンスを音声出力させる。設定値設定部107は、設定値選択部106で選択され、ユーザ操作により確定された設定値を指定された設定項目に対して設定し、設定値保持部109に保持させる。設定値保持部109には、設定項目毎に確定した設定値が保持される。なお、上述した各機能ブロックの動作は、以下の図2のフロー図を参照してなされる説明により、より明瞭となる。
図2は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、印刷装置が備える音声ガイダンスによる処理手順例である。なお、各ステップは、制御部13が備えるCPUがROM等に記憶された制御プログラムRAM等にロードして実行することで実現される。
S201で、制御部13は、画像形成装置の機器情報を取得する。例えば、画像形成装置1の各所に設けられたセンサの値から機器情報を取得する。ここで取得する機器情報としては、用紙カセット(シート収納部の一例)の情報、用紙の有無、用紙の情報、トナーの残量、ステープラの針の残量などが挙げられるが、これに限定されるものではない。
次に、S202で、ガイダンス選択部104は、操作部14を介したユーザからの選択指示に応じて、これから設定値を設定するべき設定項目を決定する。例えば、ガイダンス選択部104は、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)を操作パネル15に提示し、ユーザに所望の設定項目を指定させる。例えば、操作パネル15はタッチパネルで構成されており、ユーザは所望の設定項目の矩形に触れることで設定項目を選択できる。もちろん、ユーザ音声の音声認識によって設定項目を決定するように音声UIを用いても良い。
S203において、ガイダンス選択部104は、S202で決定した設定項目に対応するガイダンスをガイダンス保持部101から取り出す。ガイダンス保持部101は、各設定項目に設定値とガイダンスの組を保持する。
S204において、ガイダンス選択部104は、S201で機器情報取得部121により取得された機器情報に基づいて、S203で取り出したガイダンス(選択された設定項目に対応したガイダンス)の中から音声出力すべきガイダンスを選択する。次に、S205において、設定値選択部106は、S204で選択したガイダンスのうちの先頭のガイダンスをアクティブ状態とする。次に、S214において、ガイダンス変更部108は、アクティブ状態にあるガイダンスをS201で取得した機器情報に基づいて変更する。
そして、S215において、音声出力部105は、S214で変更したガイダンスを、例えば音声合成を用いて音声出力して、本処理を終了する。なお、ガイダンスを変更する必要がなければS214(ガイダンス変更部108)の処理はスルーとなる。
S206では、ユーザが操作部14を介して行った設定値を選択するための操作内容が入力される。本実施形態では、図3に示されるような操作部14のテンキーを用いて設定値の選択を行う場合を説明する。例えば、ユーザは、テンキーの「4」と「6」を用いてアクティブ状態のガイダンスを切り替え、音声出力されるガイダンスを確認する。そして、所望の設定値に対応するガイダンスを確認すると「5」を押下することで設定として決定される。
この場合において、ユーザがテンキーの「5」を押下した場合、設定値選択部106は処理をS207からS210へ進める。S210では、設定値選択部106がその時点でアクティブ状態にあるガイダンスが制御コマンド「閉じる」に対応するか否かを判定する。「閉じる」に対応すると設定値選択部106が判定した場合は、本処理を終了する。
一方、S210で、制御コマンド「閉じる」に対応するものでないと設定値選択部106が判定した場合はS211へ進む。S211では、設定値設定部107が、その時点でアクティブ状態にあるガイダンスに対応する設定値を当該設定項目に設定し、設定値保持部109へ格納する。
S207で、NOと判定された場合、ここでは、テンキーの「4」が押された場合は、S207、S208を経てS212へ処理が進む。S212において、設定値選択部106は、アクティブ状態にあるガイダンスの1つ前のガイダンスを新たにアクティブ状態にする。
S208で、NOと判定された場合、ここでは、テンキーの「6」が押された場合は、S207,S208,S209を経て、S213へ進む。S213において、設定値選択部106は、アクティブ状態にあるガイダンスの次のガイダンスを新たにアクティブ状態にする。なお、「4」「5」「6」の何れのキーも押されていなければ、処理をS206へ戻す。
S211,S212,S213のいずれかの処理を終えると、上述したS214、S215の処理が実行され、確定された或いは新たにアクティブ状態になったガイダンスが音声により出力されることになる。
図4は、図1に示した画像形成装置1の外観を示す図である。
図4において、401は画像形成装置本体(以下、本体という)である。本体401は、下部にシート給送装置(不図示)と、シートを収納するシート収納部である用紙カセット401a〜401dと、用紙カセット401a〜401dに積載収納されたシートを送り出すピックアップローラ(不図示)とを備えている。そして、画像形成動作が開始されると、上記ピックアップローラによりシートは用紙カセット401a〜401dから一枚ずつ分離給送され、帯電、転写、定着などの画像形成プロセスにより画像形成処理が実施される。
なお、操作部14には操作パネル15と、図3に示すテンキーと、画像形成装置1の各種設定を行う際に押下される[設定/登録]キーなどのハードキーを備えている。なお、操作パネル15は、タッチパネルの機能も具備している。
405は本体401にオプションで接続される給紙デッキである。給紙デッキ405は、下部にシート給送装置(不図示)と、シートを収納するシート収納部である用紙カセット405a〜405cと、用紙カセット405a〜405cに積載収納されたシートを送り出すピックアップローラ(不図示)とを備えている。そして、この給紙デッキ405に設けられたシート収納部である用紙カセット405a〜405cから上記ピックアップローラによりシートは用紙カセット405a〜405cから選択的に給送される。そして、選択されたシートは、帯電、転写、定着などの画像形成プロセスにより画像形成処理が実施される。
図4に示すように、本実施系において用紙カセットは本体401に4つ、給紙デッキ405に3つの計7つ具備されている。また、本実施系に係る画像形成装置1においては、7つの用紙カセットそれぞれに用紙のサイズや紙種といった用紙の設定が可能である。また、画像形成装置1においては、用紙カセット内の用紙が無くなり、補給状態に至った際に、複数の給紙段の中から、印刷に使用する用紙の給紙元となる給紙段を上記の用紙のサイズや用紙の種類(タイプ)に従って、自動的に選択する処理を具備している。以下に、それぞれの用紙カセットに対して用紙を設定する方法と、自動用紙選択処理の説明をする。
〔用紙の設定/自動用紙選択処理〕
図5は、図1に示した操作パネル15に表示されるユーザインタフェース画面の一例を示す図である。以下、[設定/登録]画面から、各用紙カセットに対する用紙の設定を登録する処理を説明する。
図1に示した操作部14の[設定/登録]キーが押下されると、操作パネル15に[設定/登録]画面が表示される。この画面で、用紙の設定に対応するボタンが押下されると、図5の(A)に示す用紙カセットにセットする用紙の種類を設定する画面が表示される。
図5の(A)の画面にはカセット選択のためのボタン群501があり、このボタンのいずれかをユーザが押すことにより任意の用紙カセットを選択することができる。このボタン群501からいずれかの用紙カセットを選択し、設定ボタン502を押下すると、図5の(B)に示す画面が表示される。
図5の(B)の画面には用紙タイプ設定のためのボタン群511があり、このボタン群511のいずれかのボタンを押下することで用紙タイプ(種類)を設定することができる。キャンセルボタン512は、この画面での設定をやめたい場合に押下される。キャンセルボタン512が押下されると設定を行われずに図5の(A)の画面に戻る。OKボタン513は、用紙の種類を決定したい場合に押下される。OKボタン513が押下されると設定が行われて図5の(A)の画面に戻る。更に、他の給紙段の設定を行いたい場合は再度カセット選択のためのボタン群501から用紙カセットを選んで設定処理を繰り返す。もう設定を行わない場合は閉じるボタン503を押下すると設定終了となる。
なお、本実施形態においては、カセット1が画像形成装置1の用紙カセット401aであり、カセット2〜カセット4が順に用紙カセット401b〜401dにそれぞれ対応する。またカセット5〜カセット7は、給紙デッキ405の用紙カセット405a〜405cにそれぞれ対応する。
以下の表1は、本実施形態に係る各用紙カセットに設定された情報の一例を示す。用紙の設定の処理を終えると表1のカセット1〜カセット7のいずれかのデータが更新される。このデータは制御部13内のメモリ、もしくは設定値保持部109のいずれかに保存することが可能である。
Figure 0006207251
図6は、自動用紙選択処理の対象の用紙カセットを選択するためのUI画面例を示す図である。
本実施形態において、自動用紙選択処理とは、複数の給紙段の中から、印刷に使用する用紙の給紙元となる用紙カセットを用紙サイズや用紙タイプに従って、自動的に選択する処理であり、制御部13において実行される処理である。例えばコピージョブの途中で使用中の用紙カセットの用紙が無くなった場合に、ユーザが操作パネル15にて別の用紙カセットを選択する必要がなく、自動的に適切な用紙カセットを選択することが可能である。
操作部14の[設定/登録]キーが押下されると、操作パネル15に[設定/登録]画面が表示される。この画面で自動用紙選択に対応するボタンが押下されると、図6に示す画面が表示される。この画面では、装備されている用紙カセットと、その用紙カセットに入っている用紙サイズが表示され、その用紙カセットを自動的に選択するカセットに「する」、「しない」を選択ボタン群601によって指示することができる。
「ON」が押下されたカセットNoは、自動用紙選択処理の対象にしてよいカセットとなり、「OFF」が押下されたカセットNoは、自動用紙選択処理の対象にできないカセットになる。「キャンセル」ボタン602は、この画面での設定をやめたい場合に押下される。「OK」ボタン603が押下されると設定値がメモリに格納されて設定終了となる。
自動用紙選択処理ON/OFFの設定の処理を終えると、その設定に対応して、表2のカセット1〜カセット7のいずれかのデータが更新される。このデータは、制御部13のメモリ、もしくは設定値保持部109のいずれかに保存することが可能である。このデータは自動的にカセットを選択するときに使用する。表2の例では、カセット1〜7全てが自動用紙選択処理に使用されるように設定されている。
Figure 0006207251
図7は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、用紙サイズが指示されたジョブで自動的に用紙カセットを選択するときの処理例である。なお、各ステップに対応する処理は、制御部13のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
自動用紙選択処理が開始されると、まず、S701で、制御部13は、処理に要求されている用紙情報(用紙サイズ、用紙タイプ)をジョブで指定された属性から取得する。次にS702に進み、制御部13は、上記表2で状態が「ON」に設定されている、即ち、自動用紙選択に使用される用紙カセットを検索する。次に、S703に進み、制御部13は、S701で取得した用紙情報と、状態が「ON」になっている用紙カセットの中で用紙情報が一致するものが表1のカセットNoに存在するか検出する。
S704で、制御部13は、サイズが一致するものが存在する/しないを判定する。ここで、サイズが一致するものが存在すると判断した場合はS705に進み、その一致したカセットNoの用紙カセットを使用してジョブを続行する。
一方、S704で存在しないと制御部13が判断した場合はS706に進み、使用できるサイズがないことをユーザに通知しジョブを中断するとともに、S707の用紙補給ガイダンス処理を実行して、本処理を終了する。
以上、説明したように、本実施形態によれば、複数の用紙カセットを備えている画像形成装置において、コピーやPDLなどの一連のジョブの最中に、ジョブで指定された用紙がいずれの用紙カセットにもなくなった場合の用紙補充作業の支援が可能である。特に視覚障害者のような音声ガイダンスを必要とするユーザであっても、他のユーザの助けを介さずに用紙補給作業を容易に実現可能となる。
ジョブ中に用紙不足が検出された場合、エラーを操作パネル15内に表示するか、もしくは音声出力部105にて音声で通知し、用紙が補充されるまでジョブは中断させられる。中断されたジョブを再開するためには、ユーザによる用紙の補給作業を行う必要がある。なお、ここでは、用紙がなくなった場合に用紙不足が検出される例を説明するが、用紙が0ではない所定の量になった場合(少なくなった場合)に検出されてもよい。
従来、この状態になると、音声ガイダンスを必要とするユーザは、多くの場合、他のユーザに助けを求めることになる。そして、他のユーザによる用紙補給作業の完了の後、再開した自らのジョブ状況を見守ることになるため、非常に無駄な時間が発生していた。
一方で、この用紙を補給する作業は、「補給する用紙の情報」、「補給作業の方法」および「補給する用紙カセットの情報」が不明であり、音声ガイダンスを必要とするユーザにとっては、非常に困難な作業である。
ここで、「補給する用紙の情報」とは、用紙タイプ、用紙サイズ、用紙の保管先場所を示す情報などの用紙カセットに補給する用紙の情報を指すものである。補給する用紙が画像形成装置1のすぐ脇においてあるのであれば問題ないが、印刷装置などが設置されている実際のオフィスによっては、印刷装置とは離れた場所に専用の用紙置き場がある。さらに複数の棚の中から、所定の用紙を選択しなければならないこともある。
また、「補給作業の方法」とは、用紙カセットをオープンし、適切な方法で用紙を補給し、最後に用紙カセットを閉じるという、補給作業そのものの流れを指すものである。補給作業は一見難易度の低い作業のように思えるが、実際には視覚的な情報を通じて使用者へのアフォーダンスを確保していることが多い。例えば用紙カセットの把手の位置や引っ張り方向、用紙の積載方向などは通常のユーザであれば、迷うことなく作業が可能である。しかし一方で、音声ガイダンスを必要とするユーザにとっては、これら視覚的な情報は取得することができないため、より細やかな作業ガイダンスが必要となる。
最後に、「補給する用紙カセットの情報」とは、具体的な用紙カセットの位置情報である。音声ガイダンスを必要とするユーザにとって用紙カセットの特定は「用紙カセット2」などのカセットNoで通知されるより、「本体右下」などの具体的な位置情報で通知される方が判別しやすい。
さらに、通常、用紙不足でジョブが中断された場合、エラーとして通知される用紙カセットは直前に給紙された用紙カセットとなる。そのため、本実施形態のように複数の用紙カセットを備えている印刷装置においては、用紙不足でジョブが中断された場合に通知される用紙カセットの位置が、ユーザにとって著しくアクセシビリティが低下するケースとなる場合がある。
例えば、表1と表2の設定値において、図7の処理におけるS701で得られた用紙情報がA4(普通紙)であったとする。この場合、カセット2,カセット3,カセット4,カセット6は、用紙サイズ、用紙タイプが異なるため自動用紙選択の対象とならない。この場合、自動用紙選択処理による各給紙カセットに対する給紙処理は、カセット1→カセット5→カセット7の順に給紙処理が実行される。
結果として、用紙不足が検出された場合には、最後に給紙されたカセット7(図4の405c)が通知される。ユーザが操作部14の正面に立つことを考えると、カセット7の位置はユーザにとってアクセシビリティが低い。
同様に、表1と表2の設定値において、図7の処理におけるS701で得られた用紙情報がB5(普通紙)であったとする。この場合、自動用紙選択処理にカセット2→カセット4の順に給紙処理が実行されるため、最終的にカセット4が通知される。カセット4(図4の401d)は低い位置に備えられているため、例えば車椅子を使用するユーザにとっては補給作業が困難となる場合がある。
この課題を解決するための手段として、本実施形態では用紙補給ガイダンス処理(S707)を有することを特徴とする。この用紙補給ガイダンス処理は、制御部13のCPUがメモリに記憶されたプログラムを読み出し、ガイダンス保持部101、設定値保持部109、その他記憶部に保持されたデータを参照し、実行することで実現される。以下、本実施系の用紙補給処理について詳細に説明する。
なお、本実施形態においては、機器や用紙の情報、さらに補給作業のガイダンスなどの様々な情報をユーザに通知しているが、この通知手段は操作パネル15に表示するとともに、音声出力部105による音声合成によって為されるものである。
<第1のガイダンス処理>
図8は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、用紙補給ガイダンス処理例である。なお、各ステップに対応する処理は、制御部13のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
まず、S801において、制御部13は、用紙補給ガイダンス処理が実行可能であるかを判定する。これはユーザにより事前に設定された値であり、本実施形態においては操作部14の[設定/登録]キーが押下されることで操作パネル15に表示される[設定/登録]画面により設定可能である。
なお、この設定値がONであれば用紙補給ガイダンス処理が実行され、処理はS802に移行する。一方、この設定値がOFFであれば用紙補給ガイダンス処理は実行されず、直ちに処理が終了する。この場合、S706でのジョブ中断状態が継続される。
S801において設定値がON、すなわち用紙補給ガイダンス処理が実行可能であると制御部13が判断した場合は、次のS802にて、制御部13は、用紙カセット取得処理が実行される。S802では、補給対象となる用紙カセットを取得する処理が実行される。
ここで、制御部13は、ユーザによる補給作業を支援することにより、S803にて補給作業が正常に完了しているかどうかを判断する。ここで、正常に完了していると制御部13が判断した場合は、S804にて、制御部13は、用紙カセットリカバリ処理を実行し、中断していたジョブが再び実行される。
一方で、S803にて補給作業が出来ず、正常に完了できないと制御部13が判断した場合は、本処理を終了する。
以下、S802の用紙カセット取得処理、および、S803の補給作業支援処理について詳細に説明する。
[用紙カセット取得処理]
図9は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。図8に示した用紙カセット取得処理の詳細手順例である。具体的には、用紙カセット取得処理は用紙カセット優先リストに基づいて、複数の用紙カセットの中から、ユーザが用紙を補給すべき対象の用紙カセットを、機器が自動的に検出する処理である。さらにまた、補給対象の用紙カセット情報をユーザに通知する処理である。なお、各ステップに対応する処理は、制御部13のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。以下、用紙カセット優先リストについて説明する。
図10は、図4に示した操作パネル15に表示されるUI画面の一例を示す図である。本例では、用紙カセット優先リストを設定するためのUI画面例を示す。
図10において、l;操作部14の[設定/登録]キーが押下されると、操作パネル15に[設定/登録]画面が表示される。この画面で、用紙カセット優先リストの設定に対応するボタンが押下されると、図10に示す用紙カセット優先リストを設定する画面が表示される。
1001は優先リストであり、リスト内のいずれかアイテムが押下されると、本画面上の表示が反転し、選択状態(識別表示例)となる。図10ではカセット2が選択状態であることを示している。さらに、この状態で1002の「上へ」ボタンを押下するとカセット2とカセット1の位置が入れ替わり、カセット2が最優先の用紙カセットとなる。1002の「上へ」ボタンではなく、1003の「下へ」ボタンを押下すると、カセット2とカセット3の位置が入れ替わり、カセット2が3番目に優先される用紙カセットとなる。
1004および1005のボタンは、優先リスト1001のページ送りボタンである。
なお、優先リスト1001には規定値として、図5の(B)で設定した内容が反映されている。ユーザはこの優先リストを任意に設定することで、用紙不足でジョブが中断された場合に通知される用紙カセットの優先順位を設定することができる。
1006はキャンセルボタンであり、1007は「OK」ボタンである。「OK」が押下されると、優先リストの設定終了となる。
以下の表3に用紙カセット優先リストの実例をしめす。用紙カセット優先リストの設定を終えると、その設定に対応して、表3のカセット1〜カセット7のいずれかのデータが更新される。このデータは、制御部13のメモリ、もしくは設定値保持部109のいずれかに保存することが可能である。
Figure 0006207251

以上が、用紙カセット優先リストの説明である。
以下、説明を図9の用紙カセット取得処理に戻す。
S901にて、制御部13が用紙カセット優先リストを取得すると、S902にて、制御部13は、最優先の用紙カセットを取得する。表3の設定においては、カセット5が取得される。次に、S903にて上記で取得したカセット5の情報が表1の設定値を参照して取得される。すなわちカセット5(A4/普通紙)となる。
S904にて、制御部13は、このカセット5の情報と、S701で得られた用紙情報とを元に、当該用紙カセットが補給可能であるか否かを判定する。S904にて、用紙情報が一致しないと制御部13が判断した場合は、S902に戻って、制御部13は、次に優先順位の高い用紙カセットを取得する。S904にて、用紙情報が一致し、補給可能であればS905に進み、現在の用紙カセットを補給対象のカセットとして設定し、設定値を制御部13内のメモリに格納する。
最後に、S906にて、制御部13は、当該用紙カセットに対して事前に組み込まれたガイダンス情報を音声出力部105により音声出力でユーザにガイダンスする。この事前に組み込まれたガイダンス情報とは、機器の固有情報であり、具体的には例えば「本体右下」などの機器の画像形成装置1に対する位置情報である。これは、機器情報取得部121により取得された機器情報に基づいて、ガイダンス選択部104が、ガイダンス保持部101から必要なガイダンス情報を選択することで実現する。また、これ以外のガイダンス情報として、用紙カセットに補給される用紙情報などの情報をユーザに通知しても良いし、現在のジョブに係る設定値などの情報を通知しても良い。
以上説明した用紙カセット取得処理により、ユーザは「補給する用紙カセットの情報」を取得することが可能となる。
これにより、ユーザは補給対象となる用紙カセットが画像形成装置のどの位置に備えられているのか、つまり、用紙カセットの位置情報を正確に得ることができる。
さらに、用紙カセット優先リストを使用することで、複数の用紙カセットを備えている画像形成装置であっても、ユーザにとって好適な用紙カセットを、ジョブの内容に応じて機器が自動的に選択してくれる。これにより、音声ガイダンスを必要とするユーザであっても、常にアクセシビリティの高い用紙カセットを、優先的に補給作業の用紙カセットとすることができる。
[補給作業支援処理]
図11は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、補給作業支援処理例である。なお、各ステップに対応する処理は、制御部13のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
まず、S1101にて、制御部13は、用紙情報ガイダンス処理を実行する。これは用紙カセット取得処理(S802)にて取得した用紙カセットに対応する用紙情報と、用紙情報メッセージを取得し、音声ガイダンスを実行する処理である。
次に、S1102にて、制御部13は、補給情報ガイダンス処理を実行する。これは、用紙カセットに用紙を補給する作業を音声ガイダンスする処理である。次に、S1103にて、制御部13は、用紙補給が正常に実行されたか否かが判定される。ここで、用紙が正常に補給されたと判定された場合は、処理を終了する。
一方で、S1103にて、用紙が正常に補給されていないと制御部13が判定した場合には、S1104に進む。そして、S1104にて、制御部13は、用紙補給作業が完了していない旨とともに、補給対象の用紙カセットや、用紙情報などを操作パネル15内に表示するか、もしくは音声出力部105にて音声出力で通知し、本処理を終了する。以下、用紙情報ガイダンス処理(S1101)、および補給情報ガイダンス処理(S1102)について、詳細に説明する。
ここで、用紙情報ガイダンス処理とは、各用紙カセットに対応する用紙情報と、用紙情報メッセージを取得し、音声ガイダンスを実行する処理である。また、用紙情報とは、表1に示される各用紙カセットに設定された情報で、具体的には、用紙サイズおよび用紙タイプなどの情報である。
また、用紙情報メッセージとは、各用紙カセットに設定されたメッセージ情報であり、これはユーザにより事前に設定された値であり、用紙カセットや当該用紙カセットに補給する用紙に関する固有の情報である。これは例えば、用紙カセットの位置(本体の右下など)や、用紙の置き場所(紙置き場の棚Aの2段目など)である。
本実施形態では、操作部14の[設定/登録]キーが押下されることで操作パネル15に表示される[設定/登録]画面により設定可能である。操作部14の[設定/登録]キーが押下されると、操作パネル15に[設定/登録]画面が表示される。この画面で、用紙情報メッセージの設定に対応するボタンが押下されると、図12に示す用紙情報メッセージを設定する画面が表示される。
図12は、操作パネル15に表示されるUI画面の一例を示す図である。本例は、用紙情報メッセージを設定するためのUI画面例である。
図12において、1401には、各用紙カセットと、対応する用紙カセットメッセージがリスト表示される。リスト内のいずれかアイテムが押下されると表示が反転し、選択状態となる。図12ではカセット2が選択状態であることを示している。この状態で、1402の「編集する」ボタンを押下すると、ソフトウェアキーボード(不図示)が表示され、メッセージ入力編集モードに切り替わる。このメッセージ入力編集モードにて、ユーザは各用紙カセットに対応するメッセージを入力/編集することが可能である。1404および1405のボタンはリスト1401のページ送りボタンである。
1403はチェックボックスである。上記の各用紙カセットに対応するメッセージを設定しないで、固定のメッセージを設定する場合は、このチェックボックス1403を設定し、1408のテキストボックスに固定メッセージを設定する。テキストボックス1408は押下することで、ソフトウェアキーボードが起動し、メッセージ入力編集モードに切り替わる。
最後に、1406は「キャンセル」ボタンであり、1407は「OK」ボタンである。「OK」が押下されると、用紙情報メッセージの設定終了となる。この画面で設定された設定値は、表1や表2と同様なデータ形式として用紙カセットごとに更新される。なお、このデータは制御部13内のメモリ、もしくは設定値保持部109のいずれかに保存することが可能である。
図13は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、用紙情報ガイダンス処理例である。なお、各ステップに対応する処理は、制御部13のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
まず、S1201にて、制御部13は、用紙カセット取得処理(S802)で取得された用紙カセットと、当該用紙カセットに対応する用紙情報メッセージを取得する。
次に、S1202にて、制御部13は、取得した用紙情報メッセージを必要に応じてガイダンス保持部101を参照し、音声合成処理によりガイダンス情報に変換し、音声出力部105により音声でユーザに通知して、本処理を終了する。なお、任意のテキストデータを音声ガイダンス可能なデータに変換する音声合成処理は既知の技術であるため省略する。
図14は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、補給情報ガイダンス処理例である。なお、各ステップに対応する処理は、制御部13のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
なお、本実施形態において、補給情報ガイダンス処理は、各用紙カセットに対して事前に組み込まれたガイダンス情報を、ユーザの処理動作に応じて、音声出力部105により音声でユーザに補給作業をガイダンスする処理である。本処理において、個々のステップでのガイダンス情報の取得は、機器情報取得部121により取得された機器情報に基づいて、ガイダンス選択部104が、ガイダンス保持部101から必要なガイダンス情報を選択することで実現する。
まず、S1301にて、制御部13が用紙カセット取得処理(S802)で取得された用紙カセットと、当該用紙カセットに対して事前に組み込まれたガイダンス情報を取得する。
次に、S1302にて、制御部13ユーザによる用紙カセットのオープン操作に関するガイダンス処理を実行する。これは、用紙カセットの把手の位置や、引き出す方向などをユーザに通知し、それに対してユーザが用紙カセットを正しくオープンできたか否かを検知する処理である。正しくオープンできた場合はS1306に進む。誤った操作をした場合はエラーを通知する。
次に、S1306にて、制御部13は、ユーザによる用紙の補給操作に関するガイダンス処理を実行する。これは、用紙の方向や、横幅や後端の規制ガイドの操作などをユーザに通知し、それに対してユーザが用紙を正しく補給できたか否かを検知する処理である。正しく用紙を補給できた場合はS1307に進む。誤った操作をした場合はエラーを通知する。
最後に、S1307にて、制御部13は、ユーザによる用紙カセットのクローズ操作に関するガイダンス処理を実施する。正しくクローズできた場合は処理を終了する。誤った操作をした場合はエラーを通知する。
以上説明した、用紙作業支援処理により、ユーザは「補給する用紙の情報」を取得することが可能となる。これにより、音声ガイダンスを必要とするユーザであっても、補給する用紙の情報(用紙タイプ、用紙サイズ、用紙の場所など)を得ることができ、補給する用紙を探す上で困ることはない。
さらに、ユーザは「補給作業の方法」を取得するとこが可能となる。これにより、音声ガイダンスを必要とするユーザであっても、用紙カセットをオープンし、適切な方法で用紙を補給し、最後に用紙カセットを閉じるという、用紙補給作業を迷うことなく実施可能である。
このように複数の用紙カセットを備えている画像形成装置において、コピーやPDLなどの一連のジョブの最中に、ジョブで指定された用紙がいずれの用紙カセットにもなくなる場合がある。このような場合でも、本実施形態によれば、用紙カセット取得処理により「補給する用紙カセットの情報」を取得することが可能である。
さらに、補給作業支援処理により「補給する用紙の情報」および「補給作業の方法」を取得することが可能であるため、音声ガイダンスを必要とするユーザであっても、自ら用紙の補給作業を行うことが容易になるという効果が得られる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態における用紙カセット取得処理は用紙カセット優先リストに基づいて、複数の用紙カセットの中から、ユーザが用紙を補給すべき対象の用紙カセットを、機器が自動的に検出したがこれに限られるものではない。
第2実施形態では、用紙カセット取得処理において、ユーザが用紙を補給すべき対象の用紙カセットを、ユーザ自らが選択する場合について説明する。
図15は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、用紙カセット取得処理およびユーザが用紙を補給すべき対象の用紙カセットを選択する処理例に対応する。なお、各ステップに対応する処理は、制御部13のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。S902〜S904は第1実施形態に係る図9と同じ処理である。
S1501にて、制御部13は、用紙カセットリストを取得する。このリストは、図5の(A)および図5(B)の用紙の設定で設定される、各用紙カセットに設定された情報であり、即ち表1である。次に、S902〜S904の処理の後、S1505にて、当該カセットの情報をユーザに通知する。
そして、S1506にて、制御部13は、用紙カセットリストに残りの用紙カセットが存在するか否かを判定する。ここで、残りの用紙カセットが存在すると制御部13が判断した場合は、S904と同様に、S902に戻って次の用紙カセットが取得される。
一方、S1506にて、残りの用紙カセットが存在しないと制御部13が判断した場合はS1507に進む。
最後に、S1507にて、制御部13は、補給カセット手動取得処理を実行して、本処理を終了する。これは、ユーザが操作パネル15か、もしくは操作部14に具備されたテンキー(図3)を使用して、補給対象の用紙カセットを選択する処理である。
このように用紙カセット取得処理において、ジョブの最中に、ジョブで指定された用紙がいずれの用紙カセットにもなくなる場合がある。このような場合であっても、本実施形態によれば、補給可能な全ての用紙カセットに関しての通知がなされるため、ユーザは自分に都合のよい用紙カセットを補給作業の用紙カセットとして選択することが可能になる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
1 画像処理装置
13 制御部
15 操作パネル
105 音声出力部

Claims (7)

  1. 複数のシート収納手段を備え、
    前記複数のシート収納手段のうち何れかのシート収納手段から搬送されるシートに画像を形成する画像形成装置であって、
    何れかのシート収納手段に収納されたシートの量が所定の量になったことに従って、シートの補充を行うための通知を行う通知手段と、
    前記複数のシート収納手段のそれぞれのために、前記通知手段によって通知される前記第1メッセージを記憶し、前記複数のシート収納手段のために共通して、前記通知手段によって通知される第2メッセージを記憶する記憶手段と、を有し、
    前記何れかのシート収納手段に収納されたシートの量が所定の量になったことに従って、前記通知手段が、前記第1メッセージを使うか、前記第2メッセージを使うか、を選択する選択手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1メッセージを、別のメッセージに変更する変更手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記通知手段は、画面への表示を行う表示手段であって、
    前記表示手段は、
    前記選択手段によって前記第1メッセージを通知することが選択され、前記何れかのシート収納手段に収納されたシートの量が所定の量になったことに従って、前記第1メッセージを表示し、
    前記選択手段によって前記第2メッセージを通知することが選択され、前記何れかのシート収納手段に収納されたシートの量が所定の量になったことに従って、前記第2メッセージを表示することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記通知手段は、音声出力を行う音声出力手段であって、
    前記音声出力手段は
    前記選択手段によって前記第1メッセージを通知することが選択され、前記何れかのシート収納手段に収納されたシートの量が所定の量になったことに従って、前記第1メッセージを音声出力し、
    前記選択手段によって前記第2メッセージを通知することが選択され、前記何れかのシート収納手段に収納されたシートの量が所定の量になったことに従って、前記第2メッセージを音声出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. ジョブで指定されたシートの情報に従って、当該ジョブの給紙元として使用する前記何れかのシート収納手段を前記複数のシート収納手段の中から選択する第2選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 複数のシート収納部を備え、
    前記複数のシート収納部のうち何れかのシート収納部から搬送されるシートに画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、
    何れかのシート収納収納されたシートの量が所定の量になったことに従って、シートの補充を行うための通知を行う通知工程と、
    前記複数のシート収納部のそれぞれのために、前記通知工程によって通知される前記第1メッセージを記憶し、前記複数のシート収納部のために共通して、前記通知工程によって通知される第2メッセージを記憶する記憶工程と、を有し、
    前記何れかのシート収納部に収納されたシートの量が所定の量になったことに従って、前記通知工程が、前記第1メッセージを使うか、前記第2メッセージを使うか、を選択する選択工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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