JP3671741B2 - コピー装置及びコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、あるイメージの1つ以上のコピーを、サイズの異なる2種の用紙のいずれかの上に形成できるコピー装置と、そのようなコピー装置をコンピュータを利用して実現するためのコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
写真などのコピーを行うための装置の中には、1枚の用紙上に複数のコピーを形成できる(複数のコピーが印刷された用紙を出力できる)装置が知られている。また、そのような装置の多くは、出力用紙サイズを選択できるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
複数のコピーを1枚の用紙上に形成でき、かつ、出力用紙を選択できる装置では、所望の枚数のコピーを得るために採用できるコピー方法が何通りか存在する。例えば、使用する装置がB5用紙とA4用紙とが出力用紙として選択できる装置であり、かつ、コピーしたい写真がB5用紙にコピーできるサイズのものであった場合、B5用紙のみを用いて所望のカット数のコピープリントを得ることも、A4用紙のみを用いて所望のカット数のコピープリントを得ることも、B5、A4用紙双方を用いて所望のカット数のコピープリントを得ることもできる。
【0004】
さて、そのような装置では、通常、印刷にかかるコストが用紙サイズによって異なっている。そして、その結果として、当該装置が営業を目的に使用されている場合(或いは、装置自体がレンタルされている場合)には、運用コストに応じたものにコピー価格(レンタル料金)が設定されている。従って、上記のような装置を用いてコピーを行う際には、当該装置が営業を目的にしたものであるか否かにかかわらず、コストが最小となるサイズの用紙を用いることが望ましい。しかしながら、従来の装置は、指定したサイズの用紙上に、指定したカット数のコピープリントを形成する機能しか有さないものであった。このため、コストが最小となる用紙の利用方法を決定するためには、いずれかの1種の用紙のみを用いた場合と、2種の用紙を用いた場合とにかかるコストをそれぞれ算出するといった煩雑な作業を、ユーザが自ら行わなければならなかった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、2種のサイズの用紙をコストが最も少なくなるように用いて、所望の数のコピーを生成することが、簡単に(ユーザによるコスト計算を必要としない形態で)行えるコピー装置を提供することにある。
【0006】
また、本発明の他の課題は、そのようなコピー装置を、コンピュータ及び印刷装置を利用して実現することができるコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のコピー装置は、サイズの異なる第1用紙及び第2用紙のいずれかに印刷が行える印刷手段と、第1用紙の印刷単価である第1印刷単価U1と第2用紙の印刷単価である第2印刷単価U2とを記憶する印刷単価記憶手段と、処理対象イメージについて形成すべきコピーの個数である出力数Nを設定するための出力数設定手段と、処理対象イメージのサイズに関する情報に基づき、第1用紙上に重畳することなく配置することができる処理対象イメージの最大個数である第1最大個数N1と、第2用紙上に重畳することなく配置することができる処理対象イメージの最大個数である第2最大個数N2とを取得する取得手段と、出力数設定手段で設定された出力数Nに対して、印刷単価記憶手段に記憶された印刷単価U1及び印刷単価U2と、取得手段で取得された第1最大個数N1及び第2最大個数N2とを用いて、N≦N1×P1+N2×P2を満たし、かつ、P1×U1+P2×U2の値を最小とする負でない整数値P1及びP2を算出する算出手段と、算出手段によって得られた整数値P1及びP2とそれぞれ等しい枚数の第1用紙及び第2用紙の上に、少なくとも、出力数設定手段で設定された出力数Nと等しい個数の処理対象イメージのコピーが形成されるように、印刷手段を制御する印刷制御手段とを備える。
【0008】
すなわち、本発明のコピー装置は、総コストが最小となる第1用紙と第2用紙の利用方法(第1、第2用紙の使用枚数であるP1、P2)を算出する算出手段と、その算出手段の算出結果に基づき印刷手段を制御する印刷制御手段を備える。従って、本発明のコピー装置を用いれば、2種のサイズの用紙をコストが最も少なくなるように用いて、所望の数のコピーを生成することが、簡単に(ユーザによるコスト計算を必要としない形態で)行えることになる。
【0009】
本発明のコピー装置を実現するに際しては、取得手段として、さまざまなものを用いることができる。例えば、取得手段として、処理対象イメージのサイズと、第1及び第2最大個数との対応関係を保持したテーブルから、第1及び第2最大個数を取得する手段を用いても良い。ただし、このような取得手段を採用した場合には、コストが最も少なくなるように第1、第2用紙の枚数が選択される処理対象イメージのサイズが制限されることになる。このため、取得手段としては、第1用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、処理対象イメージの幅及び高さで割った値と、それぞれ、処理対象イメージの高さ及び幅で割った値とを求めることにより、第1最大個数N1を取得し、第2用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、処理対象イメージの幅及び高さで割った値と、それぞれ、処理対象イメージの高さ及び幅で割った値とを求めることにより、第2最大個数N2を取得する手段を用いることが望ましい。
【0010】
また、取得手段として、上記のような手順で第1最大個数と第2最大個数を取得するとともに、第1用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、処理対象イメージの幅及び高さで割ったときの余り、或いは、それぞれ、処理対象イメージの高さ及び幅で割ったときの余りを求めることによって、処理対象イメージを第1用紙の印刷可能領域内に均等に配置するための第1間隔情報を取得し、第2用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、処理対象イメージの幅及び高さで割ったときの余り、或いは、それぞれ、処理対象イメージの高さ及び幅で割ったときの余りを求めることによって、処理対象イメージを第2用紙の印刷可能領域内に均等に配置するための第2間隔情報を取得する手段を採用し、印刷制御手段として、取得手段で取得された第1間隔情報に応じて処理対象イメージが配置された整数値P1と等しい枚数の第1用紙と、取得手段で取得された第2間隔情報に応じて処理対象イメージが配置された整数値P2と等しい枚数の第2用紙とが出力されるように、印刷手段を制御する手段を採用して、本発明のコピー装置を構成することもできる。
【0011】
このように構成した本発明のコピー装置によれば、どのようなサイズの処理対象イメージに対しても、コストが最も少なくなるように使用する第1、第2用紙の枚数が選択された印刷物であって、各用紙上にその処理対象イメージが均等に配置された印刷物が得られることになる。
【0012】
また、本発明のコピー装置を実現するに際しては、入力された情報に応じて、印刷単価記憶手段に記憶された第1印刷単価U1と第2印刷単価U2とを更新する印刷単価更新手段を付加しておくことが望ましい。
【0013】
なお、本発明のコピー装置を構成するために使用される印刷制御手段は、算出手段によって得られた整数値P1及びP2とそれぞれ等しい枚数の第1用紙及び第2用紙の上に、少なくとも、出力数設定手段で設定された出力数Nと等しい個数の処理対象イメージのコピーが形成されるように印刷手段を制御することができる手段であれば、処理対象イメージを表すデータをどのような場所から取得する手段であっても良い。
【0014】
例えば、処理対象イメージを表すデータを補助記憶装置から取得するものであってもよく、通信回線を介して取得するものであっても良い。また、コピー装置に、処理対象イメージを光学的に読み取って処理対象イメージを表すデータを作成する読取手段を付加しておき、印刷制御手段として、読取手段で作成されたデータを用いて、算出手段によって得られた整数値P1及びP2とそれぞれ等しい枚数の第1用紙及び第2用紙の上に、少なくとも、出力数設定手段で設定された出力数Nと等しい個数の処理対象イメージのコピーが形成されるように、印刷手段を制御する手段を用いても良い。
【0015】
また、拡縮率を指定する拡縮率指定手段と、この拡縮率指定手段で指定された拡縮率でオリジナルイメージを拡縮することにより、処理対象イメージを生成する生成手段とを付加した形態で本発明のコピー装置を構成しても良い。
【0016】
そして、本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体には、サイズの異なる第1用紙及び第2用紙上への印刷が行える印刷装置と接続されて使用されるコンピュータを、第1用紙の印刷単価である第1印刷単価U1と第2用紙の印刷単価である第2印刷単価U2とを記憶する印刷単価記憶手段と、処理対象イメージについて形成すべきコピーの個数である出力数Nを設定するための出力数設定手段と、処理対象イメージのサイズに関する情報に基づき、第1用紙上に重畳することなく配置することができる処理対象イメージの最大個数である第1最大個数N1と、第2用紙上に重畳することなく配置することができる処理対象イメージの最大個数である第2最大個数N2とを取得する取得手段と、出力数設定手段で設定された出力数Nに対して、印刷単価記憶手段に記憶された印刷単価U1及び印刷単価U2と、取得手段で取得された第1最大個数N1及び第2最大個数N2とを用いて、N≦N1×P1+N2×P2を満たし、かつ、P1×U1+P2×U2の値を最小とする負でない整数値P1及びP2を算出する算出手段と、算出手段によって得られた整数値P1及びP2とそれぞれ等しい枚数の第1用紙及び第2用紙の上に、少なくとも、出力数設定手段で設定された出力数Nと等しい個数の処理対象イメージのコピーが形成されるように、印刷装置を制御する印刷制御手段とを備える装置として動作させるためのプログラムが記録されている。
【0017】
従って、本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体を用いれば、サイズの異なる第1用紙及び第2用紙上への印刷が行える印刷装置とコンピュータとによって、本発明のコピー装置相当の装置を実現できることになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
【0019】
まず、図1及び図2を用いて、本発明の一実施の形態に係るコピー装置のハードウェア構成を説明する。なお、図1は、実施形態に係るコピー装置の概観を示した斜視図であり、図2は、コピー装置のハードウェア構成を示したブロック図である。
【0020】
図1に示したように、実施形態に係るコピー装置は、制御装置10とスキャナ12とプリンタ13とで構成されている。スキャナ12はカラー画像の読み取りが可能な装置である。また、プリンタ13は、A4サイズの用紙或いはA3Wサイズの用紙へカラー印刷が可能な装置である。制御装置10は、スキャナ12及びプリンタ13を統合的に制御することによって、制御装置10とスキャナ12とプリンタ13とからなるシステムをコピー装置として機能させる装置である。制御装置10には、操作者とのインタフェースのための機器として、液晶パネル(LCD)111、その上に重ねられたタッチパネル112、テンキー113b、スタートキー113a、ストップキー113c、電源スイッチ113d等が設けられている。
【0021】
より具体的には、図2に示してあるように、制御装置10は、液晶パネル111に接続されたLCD制御部104、タッチパネル112及び各種のキー113に接続された入力制御部103、スキャナ12に接続されたSCSIインタフェース107、プリンタ13に接続されたセントロニクスインタフェース108を備える。また、制御装置10は、LCD制御部104、入力制御部103、SCSIインタフェース107及びセントロニクスインタフェース108に、バス(データバス及びシステムバス)によって接続されたCPU100、RAM101、フラッシュメモリ102、CD−ROMドライブ105、ハードディスク110を備える。
【0022】
CPU100は、制御装置10内の各部を統合的に制御するユニットである。RAM101は、このCPU100による作業領域として使用されるメモリである。ハードディスク110は、CD−ROMドライブ105を介してCD−ROM(記録媒体)から読み出されたOS(オペレーティングシステム)、コピー制御プログラム(詳細は後述)、スキャナ12を制御するためのスキャナドライバ、及び、セントロニクスインタフェース108に接続されたプリンタ13を制御するためのプリンタドライバ等を格納した補助記憶装置である。また、フラッシュメモリ102は、BIOSプログラム等を格納した不揮発性メモリであり、CPU100は、このメモリ内のBIOSプログラムを利用して、ハードディスク110やCD−ROMドライブ105の制御を行う。
【0023】
以下、本コピー装置の動作、すなわち、コピー制御プログラムに従ったCPUの動作を具体的に説明する。
【0024】
図3に、コピー制御プログラムに従ったCPU100の、電源投入後の全体的な動作手順を示す。図示したように、電源が投入された際、CPU100は、設定処理開始指示が出されているか否かを判断する(ステップS101)。なお、CPU100は、このステップにおいて、スタートキーとストップキーとが同時に押下された状態にあったときに、設定処理開始指示が出されていると判断する。
【0025】
設定処理開始指示が出されていない場合(ステップS101;NO)、CPU100は、ステップS103からの処理(詳細は後述)を開始する。一方、設定処理開始指示が出されていた場合(ステップS101;YES)、CPU100は、ユーザ設定処理(ステップS102)を開始し、その完了後、ステップS103からの処理を開始する。
【0026】
図4に、ユーザ設定処理時におけるCPU100の動作手順を示す。図示したように、ユーザ設定処理開始時、CPU100は、実行可能な設定処理を示したメニュー画面を液晶パネルに表示する(ステップS201)。なお、このステップで表示されるメニュー画面は、図5に示してあるように、設定処理の名称及び“終了”に“1”〜“6”の数値が対応付けられたものとなっている。
【0027】
このメニュー画面の表示後、CPU100は、“1”〜“6”のいずれかのキーが押下されるのを待機(ステップS202)し、いずれかのキーが押下されたときには、押下されたキーに応じて以下のように動作する。
【0028】
押下されたキーがキー“1”であった場合(ステップS203;“1”)、CPU100は、印刷単価設定処理(ステップS204;詳細は後述)を実行する。そして、印刷単価設定処理の完了後、ステップS201に戻って再びメニュー画面を表示する。また、押下されたキーがキー“2”〜“5”のいずれかであった場合(ステップS203;“2”〜“5”)には、押下されたキーに応じた処理(ステップS205)を実行し、その後、ステップS201に戻る。そして、CPU100は、押下されたキーがキー“6”であった場合(ステップS203;“6”)に、このユーザ設定処理を終了する。
【0029】
以下、図6及び図7を用いて、印刷単価設定処理の詳細を説明する。なお、図6は、印刷単価設定処理の流れ図であり、図7は、印刷単価設定処理時に表示される印刷単価設定画面の説明図である。
【0030】
印刷単価設定処理は、本装置において出力用紙として使用可能なA4、A3W用紙のそれぞれの印刷単価U1、U2を設定(更新)するための処理である。図6に示したように、印刷単価設定処理開始時、CPU100は、液晶パネルに印刷単価設定画面を表示する(ステップS301)。このステップで表示される印刷単価設定画面は、図7に示したように、5つのボタンと、印刷単価表示欄51、52を有する。印刷単価表示欄51は、A4用紙の印刷単価U1が表示される領域であり、印刷単価表示欄52は、A3W用紙の印刷単価U2が表示される領域である。なお、図示した印刷単価設定画面では、印刷単価表示欄51、52に数値が表示されていないが、U1、U2の設定が行われている場合(過去に印刷単価設定処理が実行され、U1、U2の設定が行われていた場合)、設定されているU1、U2がそれぞれ印刷単価表示欄51、52内に示された印刷単価設定画面が、ステップS301において表示される。
【0031】
印刷単価設定画面の表示後、CPU100は、テンキー、或いは、印刷単価設定画面に設けられているボタンが押下されるのを待機する(ステップS302)。そして、ボタンの押下、テンキーの押下を検出した際には、押下されたボタン、テンキーに応じて以下のように動作する。
【0032】
“A4”ボタンが押下されたことを検出した際(ステップS303;A4)には、“A4”ボタンの表示形態を押下されていることを示すものに変更するとともに、入力モードとなったことを記憶する(ステップS304)。そして、印刷単価表示欄51内に、データの入力位置を示すカーソルを表示(ステップS305)し、ステップS302に戻る。
【0033】
“A3W”ボタンが押下されたことを検出した際(ステップS303;A3W)には、“A3W”ボタンの表示形態を押下されていることを示すものに変更するとともに、入力モードになったことを記憶する(ステップS306)。そして、印刷単価表示欄52内に、データの入力位置を示すカーソルを表示(ステップS307)し、ステップS302に戻る。
【0034】
テンキーが押下されたことを検出した場合(ステップS303;テンキー)、CPU100は、入力モードであるか否かを判断する(ステップS308)。そして、入力モードでなかった場合(ステップS308;NO)には、ステップS302に戻って操作者の操作内容の監視を続ける。一方、入力モードにあった場合(ステップS308;YES)、CPU100は、押下されたテンキーに応じた数値を、カーソル位置に表示する(ステップS309)。そして、ステップS302に戻る。
【0035】
“OK”ボタンが押下された場合(ステップS303;OK)、CPU100は、印刷単価表示欄51、52のその時点における表示内容を、それぞれ、U1、U2に設定する(ステップS310)。また、CPU100は、押下されていることを示す表示形態で表示されている“A4”又は“A3W”ボタンの表示形態を通常のものに変更するとともに、入力モードでなくなったことを記憶する(ステップS311)。そして、ステップS302に戻る。
【0036】
“キャンセル”ボタンが押下された場合(ステップS303;キャンセル)、CPU100は、印刷単価表示欄51、52のその時点における表示内容を、それぞれ、U1、U2に書き換え(ステップS312)、ステップS302に戻る。
【0037】
そして、“<戻る”ボタンが押下されたことを検出した際(ステップS303;戻る)に、CPU100は、印刷単価設定処理を終了する。
【0038】
以下、印刷単価U1、U2の設定は完了しているものとして、ステップS103(図3)以降の処理を説明する。
【0039】
ステップS103において、CPU100は、液晶パネルに基本画面を表示する。
【0040】
図8に、このステップで表示される基本画面を示す。図示したように、基本画面は、各種のボタンと、情報表示領域61〜65と、印刷カット数表示欄66とを備える。
【0041】
情報表示領域61は、設定されている原画サイズ(コピーを形成しようとしている写真のサイズ;図では、9cm×13cm)が表示される領域である。情報表示領域62は、設定されている印刷サイズ(形成しようとしているコピーのサイズ;図では、9cm×13cm)が表示される領域である。情報表示領域63は、印刷(コピー)処理の結果として出力されるA4用紙、A3W用紙の枚数が表示される領域である。情報表示領域64、65は、設定されている印刷条件が表示される領域である。印刷カット数表示欄66は、入力された印刷カット数(形成されるカット数)が表示される欄である。
【0042】
このような基本画面の表示後、CPU100は、テンキー、スタートキー或いは基本画面上のボタンが押下されるのを待機する状態(図3:ステップS104)に移行する。そして、キー或いはボタンが押下された際には、押下されたキー、ボタンに応じて以下のように動作する。
【0043】
“原画サイズ”ボタンが押下された場合(ステップS105;原画サイズ)、CPU100は、原画サイズ設定処理(ステップS106)を実行し、その完了後、ステップS103に戻る。また、“印刷サイズ”ボタンが押下された場合(ステップS105;印刷サイズ)、CPU100は、印刷サイズ設定処理(ステップS107)を実行し、その完了後、ステップS103に戻る。
【0044】
ここで、原画サイズ設定処理、印刷サイズ設定処理の説明を行うこととする。まず、図9〜11を用いて、原画サイズ設定処理を説明する。なお、図9は、原画サイズ設定処理の流れ図であり、図10、11は、原画サイズ設定処理時に表示される原画サイズ設定画面、サイズ入力画面の説明図である。
【0045】
図9に示したように、原画サイズ設定処理開始時、CPU100は、原画サイズ設定画面を液晶パネルに表示する(ステップS401)。図10に示したように、このステップで表示される原画サイズ設定画面は、原画サイズ(“9×13”等)が示された12個のサイズ指定ボタンと、“<戻る”ボタン、“ユーザ設定”ボタン、2つのスクロールボタン(三角が示してあるボタン)を備える。
【0046】
このような原画サイズ設定画面の表示後、CPU100は、いずれかのボタンが押下されるの待機する(ステップS402)。そして、いずれかのボタンが押下された際には、押下されたボタンに応じて以下のように動作する。
【0047】
サイズ指定ボタンが押下された場合(ステップS403;サイズ指定)、CPU100は、押下されたサイズ指定ボタンに表示してあるサイズを原画サイズに設定(ステップS405)し、原画サイズ設定処理を終了する。また、どちらかのスクロールボタンが押下された場合(ステップS403;スクロール)には、原画サイズ設定画面内に表示するサイズ指定ボタンを変更する(ステップS404)。すなわち、より大きな(あるいはより小さな小さな)サイズが指定できるサイズ指定ボタンを有するものに原画サイズ設定画面を書き換える。そして、ステップS402に戻る。
【0048】
“ユーザ設定”ボタンが押下された場合(ステップS403;設定)、CPU100は、図11に示したサイズ入力画面を液晶パネルに表示する(ステップS411)。その後、テンキーに対して行われた操作内容に応じた数値を、サイズ入力画面のサイズ表示欄71、72内に表示する処理である入力処理と、サイズ入力画面上の“<戻る”ボタン、“OK”ボタンの押下を監視することによって当該入力処理の終了を判定する終了判定処理とを行う(ステップS412)。そして、“<戻る”ボタンで入力処理が終了された場合(ステップS413;YES)には、ステップS401に戻り、原画サイズ設定画面を再び表示する。これに対して、“OK”ボタンで入力処理が終了された場合(ステップS413;NO)には、サイズ入力画面にて入力されたサイズを原画サイズに設定(ステップS414)し、原画サイズ設定処理を終了する。
【0049】
印刷サイズ設定処理も、原画サイズ設定画面と同様の構成の画面が用いられて同様の手順で実行される処理となっている。ただし、印刷サイズ設定処理は、以下の記すように、原画サイズ設定処理で設定された原画サイズを利用して行われる。
【0050】
図12に示したように、印刷サイズ設定処理時、CPU100は、予め与えられている複数の印刷サイズの中から、その時点において設定されている原画サイズとアスペクト比がほぼ等しい(アスペクト比の比が所定範囲内に入っている)印刷サイズを全て特定する(ステップS501)。そして、特定した印刷サイズに関するサイズ指定ボタンを備える印刷サイズ設定画面を液晶パネルに表示する(ステップS502)。すなわち、CPU100は、図13に示したように、原画サイズとアスペクト比がほぼ等しい印刷サイズが示された幾つかのサイズ指定ボタンと、“<戻る”ボタン、“ユーザ設定”ボタンを備えた印刷サイズ設定画面を表示する。
【0051】
このような印刷サイズ設定画面の表示後、CPU100は、いずれかのボタンが押下されるの待機する(ステップS503)。そして、サイズ指定ボタンが押下された場合(ステップS504;サイズ指定)には、押下されたサイズ指定ボタンに応じたサイズを印刷サイズに設定(ステップS506)し、原画サイズ設定処理を終了する。また、押下されたボタンが“<戻る”ボタンであった場合(ステップS504;戻る)には、印刷サイズを書き換えることなく、印刷サイズ設定処理処理を終了する。
【0052】
また、“ユーザ設定”ボタンが押下された場合(ステップS504;設定)には、図14に示したサイズ入力画面を液晶パネルに表示する(ステップS511)。その後、テンキーに対して行われた操作内容に応じた数値を、サイズ入力画面内に表示する処理である入力処理と、サイズ入力画面上の“<戻る”ボタン、“OK”ボタンの押下を監視することによって入力処理の終了を判定する終了判定処理とを行う(ステップS512)。なお、図14に示したサイズ入力画面内に、“幅:自動”と示されていることから明らかなように、このサイズ入力画面を用いて操作者が入力可能なサイズに関するデータは、“高さ”だけであり、ステップS512における入力処理時、CPU100は、アスペクト比が原画サイズと一致するように“幅”を算出、表示する処理も行う。
【0053】
サイズ入力画面を用いた入力処理が“<戻る”ボタンで終了された場合(ステップS513;YES)、CPU100は、ステップS502に戻って再び印刷サイズ設定画面を表示する。一方、入力処理が“OK”ボタンで終了された場合(ステップS513;NO)には、サイズ入力画面において入力されたサイズを印刷サイズに設定(ステップS514)し、印刷サイズ設定処理を終了する。
【0054】
図3に戻って、基本画面(図8)表示時の制御装置の動作の説明を続ける。
【0055】
テンキーが押下された場合(ステップS105;テンキー)、CPU100は、押下されたキーに応じて、印刷カット数表示欄66内に表示する印刷カット数を変更する(ステップS108)。その後、ステップS104に戻る。また、“カラー”ボタン、“濃度”ボタンが押下された場合(ステップS105;カラー/濃度)には、カラー調整処理あるいは濃度調整処理(ステップS111)を実行し、その後、ステップS103に戻る。
【0056】
そして、“出力用紙”ボタンが押下された場合(ステップS105;出力用紙)、CPU100は、出力用紙設定処理(ステップS110)を開始する。
【0057】
以下、図15ないし図20を用いて出力用紙設定処理の詳細を説明する。なお、これらの図のうち、図15は、出力用紙設定処理の流れ図であり、図16は、出力用紙設定処理時に実行される最大カット数算出処理の流れ図である。また、図17は、出力用紙設定処理時に表示される出力用紙設定画面の説明図であり、図18、19は、出力用紙設定処理時に実行される用紙枚数算出処理の流れ図である。そして、図20は、用紙枚数算出処理の原理を説明するための図である。
【0058】
図15に示したように、出力用紙設定処理時、CPU100は、まず、最大カット数算出処理(ステップS601)を実行する。
【0059】
図16に示してあるように、最大カット数算出処理時、CPU100は、まず、変数Mx1、My1に、それぞれ、INT(204/W)、INT(280/H)を設定し、変数Mx2、My2に、それぞれ、INT(204/H)、INT(280/W)を設定する(ステップS701)。なお、W、Hは、それぞれ、設定されている印刷サイズの幅と高さである。すなわち、ステップS701では、サイズW×Hの画像を、重複なく、高さ204mm、幅280mmの印字領域を有するA4用紙の幅方向(短辺方向)に何個並べることができるかを示すデータ(Mx1、Mx2)と、高さ方向(長辺方向)に何個並べることができるかを示すデータ(My1、My2)が、サイズW×Hの画像を縦置きにした場合と横置きにした場合とについて求められる。
【0060】
次いで、CPU100は、Mx1×My1≧Mx2×My2が成立するか否かを判断する(ステップS702)。すなわち、用紙と印刷サイズの幅方向を直交させた場合の最大カット数(1枚の用紙に配置できるカット(コピー)の最大数)が、平行とした場合の最大カット数以上であるか否かを判断する。
【0061】
Mx1×My1≧Mx2×My2が成立した場合(ステップS702;YES)、CPU100は、Rx、Ryに、それぞれ、204 mod W、280 mod Hを設定し、Nx1、Ny1に、それぞれ、Mx1、My1を設定する(ステップS703)。そして、N1に、Nx1×Ny1を設定し、Dx1、Dy1に、それぞれ、Rx/(Nx1+1)、Ry/(Ny1+1)を設定する(ステップS705)。
【0062】
すなわち、Mx1×My1≧Mx2×My2である場合、Mx1、My1を、それぞれ、A3用紙に関するX方向カット数(高さ方向に並べることができるカット数)Nx1、Y方向カット数Ny1とし、Nx1×Ny1を、A3用紙に関する最大カット数N1とする。また、Nx1×Ny1個の印刷サイズ画像を印字領域内に隙間無く配置したときに未使用となる部分のX、Y方向長さRx、Ryを求め、それらを、それぞれ、Nx1+1、Ny1+1で割ることによって、後述する印刷処理時に、A4用紙上でのカットの間隔として用いられるDx1、Dy1を算出する。
【0063】
一方、Mx1×My1≧Mx2×My2が成立しなかった場合(ステップS702;NO)、すなわち、A4用紙の幅方向と原画の幅方向を平行とした方がA4用紙上により多くコピーを形成できる場合、CPU100は、Rx、Ryに、それぞれ、204 mod H、280 mod Wを設定し、Nx1、Ny1に、それぞれ、Mx2、My2を設定する(ステップS704)。そして、ステップS705に進み、N1に、Nx1×Ny1を設定し、Dx1、Dy1に、それぞれ、Rx/(Nx1+1)、Ry/(Ny1+1)を設定する。
【0064】
この後、CPU100は、高さ323mm、幅466mmの印字領域を有するA3W用紙に対して同様の手順の処理(ステップS711〜S715)を行う。そして、A3W用紙用のX方向カット数Nx2、Y方向カット数Ny2、最大カット数N2、Dx2、Dy2を得て、最大カット数算出処理を終了する。
【0065】
最大カット数算出処理(図15;ステップS601)の完了後、CPU100は、出力用紙設定画面(図17)を表示する(ステップS602)。
【0066】
このような出力用紙設定画面の表示後、CPU100は、当該画面上のボタンが押下されるのを待機する状態(ステップS603)に移行する。そして、いずれかのボタンが押下された際には、押下されたボタンに応じて以下のように動作する。
【0067】
“A4”ボタン、“A3W”ボタン、“エコノミー”ボタンのいずれかが押下された場合(ステップS604;A4/A3W/エコノミー)、CPU100は、用紙モードが押下されたボタンに応じたモードになったことを記憶する(ステップS605)。そして、ステップS607に進み、用紙枚数算出処理(詳細は後述)を開始する。また、“+1カット数”ボタン、“−1カット数”ボタンの押下、あるいは、テンキーの押下がなされた場合(ステップS604;カット数変更)には、印刷カット数を押下されたボタン、キーに応じて変更する(ステップS606)。その後、ステップS607に進み、用紙枚数算出処理を開始する。
【0068】
そして、CPU100は、“OK”ボタンが押下されたことを検出した際(ステップS604;OK)に、CPU100は、出力用紙設定処理を終了する。なお、図示は省略したが、出力用紙設定画面の“<戻る”ボタンが押下された場合、CPU100は、ステップS107に戻る(印刷サイズ設定処理を開始する)。
【0069】
用紙枚数算出処理時、CPU100は、図18に示したように、まず、用紙モードが、A3Wモード、A4Wモード、エコノミーモードのいずれかあるかを判断する(ステップS801)。そして、用紙モードが、A4モードであった場合(ステップS801;A4)には、A3W用紙の出力枚数を記憶するための変数P2に“0”を設定し、印刷カット数Nを最大カット数で割った値N/N1を変数Xに設定し、A4用紙の出力枚数を記憶するための変数P1にINT(X)を設定する(ステップS802)。そして、P1=Xが成立するか否かを判断する(ステップS803)。
【0070】
P1=Xでなかった場合(ステップS803;NO)、CPU100は、P1に“1”を加算(ステップS804)し、用紙枚数算出処理を終了する。一方、P1=Xであった場合(ステップS803;YES)、P1の値を変更することなく、用紙枚数算出処理を終了する。
【0071】
また、用紙モードが、A3Wモードであった場合(ステップS801;A3W)には、図19に示してあるように、A4用紙の出力枚数を記憶するための変数P1に“0”を設定し、YにN/N2を設定し、P2にINT(Y)を設定する(ステップS831)。そして、P2=Yが成立していなかった場合(ステップS832;YES)に限り、P2に“1”を加算(ステップS833)して、用紙枚数算出処理を終了する。
【0072】
また、用紙モードが、エコノミーモードであった場合(ステップS801;エコノミー)、CPU100は、N2×U1<N1×U2が成立しているか否かを判断する(ステップS811)。
【0073】
N2×U1<N1×U2が成立していた場合(ステップS811;YES)、CPU100は、Xa にINT(N/N1)を設定するとともに、Yに (N−N1×Xa)/N2を設定し、Ya にINT(Y)を設定する(ステップS812)。そして、Ya=Yが成立していた場合(ステップS813;YES)には、ステップS815に進み、A4用紙をXa枚、A3W用紙をYa枚、印刷したときのコストZaを求める。一方、Ya=Yが成立していなかった場合(ステップS813;NO)には、Yaに“1”を加算(ステップS814)してから、ステップ815を実行する。
【0074】
Zaの算出後、CPU100は、同様の処理を、Xaの代わりにXb(=Xa+1)を用いておこなうことにより、Zbを求める(ステップS816〜S819)。そして、Za<Zbが成立していた場合(ステップS820;YES)には、P1、P2に、それぞれ、Xa、Yaを設定(ステップS821)し、用紙枚数算出処理を終了する。一方、Za<Zbが成立していなかった場合(ステップS820;NO)には、P1、P2に、それぞれ、Xb、Ybを設定(ステップS822)し、用紙枚数算出処理を終了する。
【0075】
また、CPU100は、N2×U1<N1×U2が成立していなかった場合(ステップS811;NO)には、ステップS821に進み、A3Wモード時と同じ処理を行ってから、用紙枚数算出処理を終了する。
【0076】
ここで、用紙枚数算出処理時に、用紙モードがエコノミーモードにある場合に行われている処理(演算)の意味を説明しておく。この処理は、以下に記す(1)〜(3)式で示されている条件下、(4)式で表される価格Zを最小とする整数値X、Yを、P1、P2として求める処理となっている。
【0077】
【数1】
Figure 0003671741
【0078】
より具体的には、上記(1)〜(3)式から、(4)式を用いてYを消去すると、以下に記す(5)〜(7)式が得られる。
【0079】
【数2】
Figure 0003671741
【0080】
(5)式におけるXの係数(N2×U1−N1×U2)/N2は、(6)式におけるXの係数であるU1以下の値である。すなわち、(5)式におけるXの係数が負である場合、(5)〜(7)式をX−Z座標系に表示した結果は、図20(a)に示したようなものとなる。
【0081】
(4)式で表される価格Zを最小とする整数値X、Yを求めるためには、(5)、(6)式に対応する2線分の交点近傍の整数値Xに対して、Zが斜線を付した領域内に入る整数値Yの最小値を求めてやれば良い。N2×U1<N1×U2の場合に行われているステップS812〜S822の処理は、このための処理となっている。
【0082】
一方、(5)式におけるXの係数が正である場合、(5)〜(7)式をX−Z座標系に表示した結果は、図20(b)に示したようなものとなる。すなわち、この場合、X=0としたときに、Zの値を最小とすることができる。ステップS831〜S833の処理は、この場合に対する処理となっている。
【0083】
なお、(5)式におけるXの係数が“0”であった場合、(5)式に対応する線分がX軸に平行な線分となるので、幾つかのXに対して、Zの値を最小とするX、Yの組み合わせが決定できることになる。ただし、X=0としたときと、X≠0としたときで、Z値が変わるわけではないので、本実施形態に係るシステムでは、N2×U1=N1×U2である場合にも、X=0として、X、Y(P1、P2)を算出するようにしてあるのである。
【0084】
図15に戻って、出力用紙設定処理の説明を続ける。
【0085】
用紙枚数算出処理(ステップS607)の完了後、CPU100は、用紙枚数算出処理で算出されたP1、P2を、それぞれ、出力されるA4、A3W用紙の枚数として出力用紙設定画面(図17)上に表示する(ステップS608)。そして、ステップS603に戻り、キー、ボタンが押下されるのを待機し、“OK”ボタンが押下されたとき(ステップS604;OK)に、出力用紙設定処理を終了する。
【0086】
最後に、基本画面表示時にスタートキーが押下された際(図3:ステップS105;スタート)に実行される処理である印刷処理(ステップS112)の説明を行う。
【0087】
図21、22に、印刷処理の流れ図を示す。図21に示したように、印刷処理時、CPU100は、まず、スキャナを制御することにより、原画の画像データであるコピー対象画像データを取得する(ステップS901)。その後、P1、P2が、P1=0、P2=0、P1×P2≠0のいずれの式を満たしているかを判断する(ステップS902)。
【0088】
P2=0、であった場合(ステップS902;P2=0)、すなわち、用紙モードがA4モードであった場合と、用紙モードをエコノミモードとして算出されたP2値が“0”であった場合、CPU100は、印刷サイズに拡大/縮小したN1個のコピー対象画像データを、X方向にDx1、Y方向にDy1間隔で配置したA4サイズの画像データを作成する(ステップS903)。より具体的には、印刷サイズのカットが形成されるように変換したコピー対象画像データを用いて、図23に模式的に示したように、印刷サイズのカットが、印字領域境界からX方向にDx1、Y方向にDy1間隔でN1(Nx1×Ny1)個配置されたA4用紙が印刷されることになる画像データを作成する。なお、このステップにおいて、CPU100は、必要である場合には、コピー対象画像データを90度回転する処理も行う。そして、CPU100は、プリンタを制御することによって、作成した画像データに応じた画像が印刷されたP1−1枚のA4用紙を出力する(ステップS904)。
【0089】
その後、CPU100は、N−(P1−1)×N1個のコピー対象画像データ(サイズは印刷サイズ)を、X方向にDx1、Y方向にDy1間隔で配置したA4サイズの画像データを作成する(ステップS905)。すなわち、最終ページ用の画像データを作成する。そして、その画像データをプリンタに供給することによって、作成した画像データに応じた画像が印刷された1枚のA4用紙を出力(ステップS906)し、印刷処理を終了する。なお、図示は省略してあるが、ステップS905で作成されることになる画像データが、ステップS903で作成されている画像データと同じものであった場合(すなわち、N−(P1−1)×N1=N1(N=P1×N1)であった場合)、ステップS905における画像データの作成は省略され、ステップS903で作成された画像データを用いてステップS906の処理が行われる。
【0090】
P1=0であった場合(ステップS902;P1=0)、CPU100は、ステップS903〜S906と同様の処理をA3W用のパラメータに対して行う。
【0091】
すなわち、サイズを印刷サイズとしたN2個のコピー対象画像データを、X方向にDx2、Y方向にDy2間隔で配置したA3Wサイズの画像データを作成する(ステップS913)。そして、CPU100は、その画像データをプリンタに供給することによって、作成した画像データに応じた画像が印刷されたP1−1枚のA3W用紙を出力する(ステップS914)。
【0092】
その後、CPU100は、N−(P2−1)×N2個のコピー対象画像データを、X方向にDx2、Y方向にDy2間隔で配置したA3Wサイズの画像データを作成する(ステップS915)。そして、その画像データをプリンタに供給することによって、作成した画像データに応じた画像が印刷された1枚のA4用紙を出力(ステップS916)し、印刷処理を終了する。
【0093】
P1×P2≠0であった場合(ステップS902;P1×P2≠0)、すなわち、用紙モードをエコノミーモードとして算出されたP1、P2がいずれも“0”でなかった場合、CPU100は、まず、サイズを印刷サイズとしたN1個のコピー対象画像データを、X方向にDx1、Y方向にDy1間隔で配置したA4サイズの画像データを作成する(図22:ステップS921)。そして、その画像データをプリンタに供給することによって、作成した画像データに応じた画像が印刷されたP1−1枚のA4用紙を出力する(ステップS922)。
【0094】
その後、N2個の上記コピー対象画像データを、X方向にDx2、Y方向にDy2間隔で配置したA3Wサイズの画像データを作成する(ステップS923)。そして、その画像データをプリンタに供給することによって、作成した画像データに応じた画像が印刷されたP2−1枚のA3W用紙を出力する(ステップS924)。
【0095】
次いで、CPU100は、N−(P2−1)×N2−(P1−1)×N1個のコピー対象画像データを、X方向にDx2、Y方向にDy2間隔で配置したA3Wサイズの画像データを作成する(ステップS925)。そして、その画像データをプリンタに供給することによって、作成した画像データに応じた画像が印刷された1枚のA3W用紙を出力(ステップS926)し、印刷処理を終了する。
【0096】
以上、詳細に説明したように、本コピー装置には、総コストが最小となるA4用紙とA3W用紙の使用枚数を自動的に算出する機能が設けられている。従って、本コピー装置を用いれば、簡単に(ユーザがコスト計算を行うことなく)、A4、A3W用紙の双方或いはいずれか一方の用紙上に、スキャナで読み取られたイメージのコピープリントが所望カット数形成された印刷物であって、コストが最も少なくなるように各用紙の枚数が選択された印刷物を得ることができる。
【0097】
なお、上記したコピー装置は、スキャナで読み取ったイメージのコピーを用紙上に形成する装置であったが、用紙上に形成されるコピーの基となるデータが、補助記憶装置から読み出されるように、或いは、通信回線を介して受信されるように装置を構成しても良いことは当然である。
【0098】
【発明の効果】
本発明のコピー装置、コンピュータ読取可能な記録媒体によれば、2種のサイズの用紙をコストが最も少なくなるように用いて、所望の数のコピーを生成することが、簡単に(ユーザによるコスト計算を必要としない形態で)行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコピー装置の概観を示した斜視図である。
【図2】実施形態に係るコピー装置のハードウェア構成図である。
【図3】実施形態に係るコピー装置を構成している制御装置の動作手順を示した流れ図である。
【図4】制御装置において実行されるユーザ設定処理の流れ図である。
【図5】ユーザ設定処理時に表示されるメニュー画面の説明図である。
【図6】制御装置において実行される印刷単価設定処理の流れ図である。
【図7】印刷単価設定処理時に表示される印刷単価設定画面の説明図である。
【図8】実施形態に係るコピー装置の動作時に表示される基本画面の説明図である。
【図9】制御装置において実行される原画サイズ設定処理の流れ図である。
【図10】原画サイズ設定処理時に表示される原画サイズ設定画面の説明図である。
【図11】原画サイズ設定処理時に表示されるサイズ入力画面の説明図である。
【図12】制御装置において実行される印刷サイズ設定処理の流れ図である。
【図13】印刷サイズ設定処理時に表示される原画サイズ設定画面の説明図である。
【図14】印刷サイズ設定処理時に表示されるサイズ入力画面の説明図である。
【図15】制御装置において実行される出力用紙設定処理の流れ図である。
【図16】出力用紙設定処理時に実行される最大カット数算出処理の流れ図である。
【図17】出力用紙設定処理時に表示される出力用紙設定画面の説明図である。
【図18】出力用紙設定処理時に実行される用紙枚数算出処理の流れ図である。
【図19】用紙枚数算出処理の、図18に続く流れ図である。
【図20】用紙枚数算出処理の説明図である。
【図21】制御装置において実行される印刷処理の流れ図である。
【図22】印刷処理の、図21に続く流れ図である。
【図23】印刷処理を説明するための図である。
【符号の説明】
10 制御装置
12 スキャナ
13 プリンタ
100 CPU
101 RAM
102 フラッシュメモリ
103 入力制御部
104 LCD制御部
107 SCSIインタフェース
108 セントロニクスインタフェース
110 ハードディスク
111 液晶パネル
112 タッチパネル
113 テンキー等

Claims (10)

  1. サイズの異なる第1用紙及び第2用紙のいずれかに印刷が行える印刷手段と、
    前記第1用紙の印刷単価である第1印刷単価U1と前記第2用紙の印刷単価である第2印刷単価U2とを記憶する印刷単価記憶手段と、
    処理対象イメージについて形成すべきコピーの個数である出力数Nを設定するための出力数設定手段と、
    前記処理対象イメージのサイズに関する情報に基づき、前記第1用紙上に重畳することなく配置することができる前記処理対象イメージの最大個数である第1最大個数N1と、前記第2用紙上に重畳することなく配置することができる前記処理対象イメージの最大個数である第2最大個数N2とを取得する取得手段と、
    前記出力数設定手段で設定された出力数Nに対して、前記印刷単価記憶手段に記憶された前記印刷単価U1及び前記印刷単価U2と、前記取得手段で取得された前記第1最大個数N1及び前記第2最大個数N2とを用いて、N≦N1×P1+N2×P2を満たし、かつ、P1×U1+P2×U2の値を最小とする負でない整数値P1及びP2を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって得られた整数値P1及びP2とそれぞれ等しい枚数の前記第1用紙及び前記第2用紙の上に、少なくとも、前記出力数設定手段で設定された出力数Nと等しい個数の前記処理対象イメージのコピーが形成されるように、前記印刷手段を制御する印刷制御手段
    とを備えることを特徴とするコピー装置。
  2. 前記取得手段は、前記第1用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、前記処理対象イメージの幅及び高さで割った値と、それぞれ、前記処理対象イメージの高さ及び幅で割った値とを求めることにより、前記第1最大個数N1を取得し、前記第2用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、前記処理対象イメージの幅及び高さで割った値と、それぞれ、前記処理対象イメージの高さ及び幅で割った値とを求めることにより、前記第2最大個数N2を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載のコピー装置。
  3. 前記取得手段は、前記第1最大個数と前記第2最大個数を取得するとともに、前記第1用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、前記処理対象イメージの幅及び高さで割ったときの余り、或いは、それぞれ、前記処理対象イメージの高さ及び幅で割ったときの余りを求めることによって、前記処理対象イメージを前記第1用紙の前記印刷可能領域内に均等に配置するための第1間隔情報を取得し、前記第2用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、前記処理対象イメージの幅及び高さで割ったときの余り、或いは、それぞれ、前記処理対象イメージの高さ及び幅で割ったときの余りを求めることによって、前記処理対象イメージを前記第2用紙の前記印刷可能領域内に均等に配置するための第2間隔情報を取得し、
    前記印刷制御手段は、前記取得手段で取得された前記第1間隔情報に応じて前記処理対象イメージが配置された前記整数値P1と等しい枚数の第1用紙と、前記取得手段で取得された前記第2間隔情報に応じて前記処理対象イメージが配置された前記整数値P2と等しい枚数の前記第2用紙とが出力されるように、前記印刷手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載のコピー装置。
  4. 入力された情報に応じて、前記印刷単価記憶手段に記憶された前記第1印刷単価U1と前記第2印刷単価U2とを更新する印刷単価更新手段を、さらに、備える
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコピー装置。
  5. 前記処理対象イメージを光学的に読み取って前記処理対象イメージを表すデータを作成する読取手段を、さらに、備え、
    前記印刷制御手段は、前記読取手段で作成されたデータを用いて、前記算出手段によって得られた整数値P1及びP2とそれぞれ等しい枚数の前記第1用紙及び前記第2用紙の上に、少なくとも、前記出力数設定手段で設定された出力数Nと等しい個数の前記処理対象イメージのコピーが形成されるように、前記印刷手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコピー装置。
  6. 拡縮率を指定する拡縮率指定手段と、
    この拡縮率指定手段で指定された拡縮率でオリジナルイメージを拡縮することにより、前記処理対象イメージを生成する生成手段とを、さらに、備える
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコピー装置。
  7. サイズの異なる第1用紙及び第2用紙上への印刷が行える印刷装置と接続されて使用されるコンピュータを、
    第1用紙の印刷単価である第1印刷単価U1と第2用紙の印刷単価である第2印刷単価U2とを記憶する印刷単価記憶手段と、
    処理対象イメージについて形成すべきコピーの個数である出力数Nを設定するための出力数設定手段と、
    前記処理対象イメージのサイズに関する情報に基づき、前記第1用紙上に重畳することなく配置することができる前記処理対象イメージの最大個数である第1最大個数N1と、前記第2用紙上に重畳することなく配置することができる前記処理対象イメージの最大個数である第2最大個数N2とを取得する取得手段と、
    前記出力数設定手段で設定された出力数Nに対して、前記印刷単価記憶手段に記憶された前記印刷単価U1及び前記印刷単価U2と、前記取得手段で取得された前記第1最大個数N1及び前記第2最大個数N2とを用いて、N≦N1×P1+N2×P2を満たし、かつ、P1×U1+P2×U2の値を最小とする負でない整数値P1及びP2を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって得られた整数値P1及びP2とそれぞれ等しい枚数の前記第1用紙及び前記第2用紙の上に、少なくとも、前記出力数設定手段で設定された出力数Nと等しい個数の前記処理対象イメージのコピーが形成されるように、前記印刷装置を制御する印刷制御手段
    とを備える装置として動作させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  8. 前記取得手段は、前記第1用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、前記処理対象イメージの幅及び高さで割った値と、それぞれ、前記処理対象イメージの高さ及び幅で割った値とを求めることにより、前記第1最大個数N1を取得し、前記第2用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、前記処理対象イメージの幅及び高さで割った値と、それぞれ、前記処理対象イメージの高さ及び幅で割った値とを求めることにより、前記第2最大個数N2を取得する
    ことを特徴とする請求項7記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  9. 前記取得手段は、前記第1最大個数と前記第2最大個数を取得するとともに、前記第1用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、前記処理対象イメージの幅及び高さで割ったときの余り、或いは、それぞれ、前記処理対象イメージの高さ及び幅で割ったときの余りを求めることによって、前記処理対象イメージを前記第1用紙の前記印刷可能領域内に均等に配置するための第1間隔情報を取得し、前記第2用紙の印刷可能領域の幅及び高さを、それぞれ、前記処理対象イメージの幅及び高さで割ったときの余り、或いは、それぞれ、前記処理対象イメージの高さ及び幅で割ったときの余りを求めることによって、前記処理対象イメージを前記第2用紙の前記印刷可能領域内に均等に配置するための第2間隔情報を取得し、
    前記印刷制御手段は、前記取得手段で取得された前記第1間隔情報に応じて前記処理対象イメージが配置された前記整数値P1と等しい枚数の第1用紙と、前記取得手段で取得された前記第2間隔情報に応じて前記処理対象イメージが配置された前記整数値P2と等しい枚数の前記第2用紙とが出力されるように、前記印刷手段を制御する
    ことを特徴とする請求項8記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  10. 前記プログラムは、前記コンピュータを、
    入力された情報に応じて、前記印刷単価記憶手段に記憶された前記第1印刷単価U1と前記第2印刷単価U2とを更新する印刷単価更新手段を、さらに、備える装置として動作させる
    ことを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれかに記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
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