JP2007079701A - 画像形成装置システム - Google Patents
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Abstract
【課題】メディアライブラリに登録されている用紙や現場に存在する用紙の種類は膨大であり、ユーザが最適な用紙設定を迅速かつ的確に行うことは困難であるという問題がある。
【解決手段】画像形成装置には、出力媒体に関する情報を有するデータベースを備え、前記データベースより出力媒体の情報を有する画像を形成する手段と、前記形成された画像を印刷する手段と、前記印刷された画像を読み込む手段と、前記読み込まれた情報より出力媒体に関する情報を取得する手段と、前記取得した情報より前記データベースの情報と関連付ける手段を備えている。それらの手段により、膨大な種類の用紙設定を迅速かつ的確に行うことが可能な画像形成装置システムを構築する。
【選択図】 図1
【解決手段】画像形成装置には、出力媒体に関する情報を有するデータベースを備え、前記データベースより出力媒体の情報を有する画像を形成する手段と、前記形成された画像を印刷する手段と、前記印刷された画像を読み込む手段と、前記読み込まれた情報より出力媒体に関する情報を取得する手段と、前記取得した情報より前記データベースの情報と関連付ける手段を備えている。それらの手段により、膨大な種類の用紙設定を迅速かつ的確に行うことが可能な画像形成装置システムを構築する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、入力された印字データを記録紙に印字し、この記録紙を出力するカラープリンタ等に代表される画像形成装置システムに関するものである。
従来、画像の入出力を行う画像形成装置として図1に示すような、コピー機能、プリンタ機能、さらにはファクシミリ機能等を有する複合画像処理を実行することが可能な画像入出力処理装置、いわゆるマルチファンクションデジタル複写機101のようなものが知られている。
図1は、この種の画像形成装置のシステム構成を説明するブロック図であり、フルカラーマルチファンクションデジタル複写機の場合に対応し、紙などに記録されている原稿画像を読み取るスキャナ103と、読み取った画像、あるいはホストコンピュータから送られてくる画像を紙などのメディアに出力するプリンタ104で構成されており、さらにこれらのスキャナ103、プリンタ104の動作を制御したり、あるいは種々の画像処理を施すデバイスコントローラ105、機器の操作を使用者に提供する操作部102、また画像データや処理プログラムを一時的あるいは恒久的に記憶するメモリ106およびハードディスク107などから構成される。
このようなフルカラーマルチファンクションデジタル複写機では、単に原稿画像を複写するということだけでなく、原稿画像に種々の画像処理を施して複写することもできる。
例えば、原稿の白黒を反転させるネガポジ反転処理、原稿の一部のみを複写するトリミング処理、複数の原稿を縮小して一枚の出力用紙に上に合成する縮小レイアウト処理などといった多様な画像処理を行うことが可能である。
また、前記画像形成装置とホストコンピュータとをコントローラを介して接続し、前記ホストコンピュータで作成されたカラー画像を、前記コントローラによってラスター画像化し、前記コントローラ内部のメモリに保持した後に、カラーレーザープリンターとして前記画像形成装置に印刷する画像形成装置システムが考案されている。
前記ラスター画像化時にはシャープネスフィルタ処理、トラッピング処理、オーバープリント処理、色処理等の様々な画像処理が施されるが、特に色処理においてはトナー等の色材の違いや転写剤としての紙の種類によって再現される色が大きく異なるため、用紙やプリントデバイスの色再現特性を記述したカラープロファイルを参照した色変換システムが実用化されている。
カラープロファイルはICC(International Color Consotium)によって規定されたICCプロファイルが一般的に用いられるが、ICCプロファイルのうちでも、入力デバイス側の色特性を記述したソースプロファイルと、出力側の色特性を記述した出力プロファイルの2つを用いる方法が広く用いられている。この方法によれば、入力データをソースプロファイルを参照してデバイスに依存しないカラースペース(PCS:Profile Connection Space)に変換した後、出力プロファイルを参照して出力デバイスに最適化したカラーデータに変換する。
さらに別のICCプロファイルとして、デバイスリンクプロファイルが規定されている。デバイスリンクプロファイルは、入力データを出力データに変換する際にダイレクトに変換するための変換テーブルを保持しており、このため入力データから出力データに変換する際に1つのデバイスリンクプロファイルを参照することで色変換がなされる。
画像形成装置が扱うことができる用紙の種類に関しては、普通紙、厚紙、コート紙、再生紙、色紙、トランスペアレンシーなど多種多様な用紙を使用して印刷することが可能になっている。また、一般的な普通紙などといった用紙種類だけでなく特定の用紙銘柄を指定し、その用紙銘柄に最適の条件で印刷することも可能になっている。そのため、画像形成装置を制御するデバイスコントローラ105では画像形成装置が対応している用紙についての属性をデータとするプリンタ用紙データベースを有している。このデータベースではあとからサポートできる用紙種類を追加することが可能である。一方、コントローラ202においても、ユーザが使用したい用紙を登録しできるユーザ用紙データベースを用いて、ユーザが簡単に最適な条件で印刷できるようになっている。
また、前記データベースに登録されている用紙情報の表示に関して様々な方式がある。例えば、特許文献1では、登録されている用紙情報をすべてリストにして表示するのではなく、ユーザの使用条件に基づいて表示を行う技術が開示されている。
特開2004−240585号公報
しかし、従来の印刷装置ではコントローラのユーザ用紙データベースに新たに用紙を登録する場合、用紙の坪量と普通紙、コート紙といった一般的な紙種属性によって画像形成装置(プリンタ)の対応する用紙種類だけを割り当てていたが、プリンタ用紙データベースが用紙銘柄まで区別するようになり、あとからプリンタ用紙データベースに新たな対応用紙が追加されるなど、その種類や属性は膨大な数となり各ユーザが使用用紙に最適な条件の設定を選択する作業は煩雑で非効率となり、設定の選択間違いによる不良の発生という問題がある。
また、用紙種類の増加により用紙の保管場所やストック数などの管理も複雑になり、作業効率の低下という問題がある。
本発明の目的は、膨大な用紙種類に起因する作業の非効率性、作業間違いによる不良を回避することができる画像形成装置システムを提供することにある。
このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、画像データから画像を生成する第一の画像生成手段と、前記画像生成手段で生成された画像を出力媒体上に形成する第一の画像形成手段とからなり、前記第一の画像生成手段は出力媒体に関するデータベースを有する画像形成装置システムにおいて、前記データベースのデータを取得する出力媒体データ取得手段と、前記出力媒体データ取得手段が取得した出力媒体データの情報を有する画像を生成する第二の画像生成手段を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記第二の画像生成手段で生成された画像を出力媒体上に形成する第二の画像形成手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記第二の画像形成手段により出力媒体上に形成された画像を読み込む読み込み手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記読み込み手段によって読み込まれた画像から出力媒体データに関するデータを取得するデータ取得手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記データ取得手段が取得した出力媒体データから前記データベースに登録されている出力媒体データを検索する検索手段と、前記検索手段により検索された出力媒体データを取得する検索データ取得手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記検索手段により検索された出力媒体データに対して前記データ取得手段が取得した出力媒体データを登録する登録手段と、すでに出力媒体データが存在する場合に出力媒体データを変更する変更手段を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記登録手段により前記データベースに出力媒体の保管場所名を登録する保管場所登録手段と、前記データベースに出力媒体のストック数を登録するストック登録手段と、使用された出力媒体に応じて前記ストック登録手段により登録されたストック数を計算する算出手段を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、前記保管場所登録手段により登録されている保管場所と前記ストック登録手段により登録されているストック数を表示する表示手段と、前記第一の画像形成手段に必要な出力媒体がセットされていない場合に前記表示手段により表示させる出力媒体セット指示手段と、前期算出手段により算出されたストック数が設定数より少なくなった場合に前記表示手段により表示させるストック数通知手段を備えることを特徴とする。
以上、説明したように、請求項1記載の画像形成装置システムによれば、膨大な用紙種類の中からユーザにとって必要な情報のみを出力したり、状況に応じて出力することでユーザに最適な環境が構築でき、それらの出力物を読み込ませる作業を行うことにより、選択の間違いによる不良を回避し、選択の際の効率化に繋がる。
また、保管場所やストック数を同時に記録し、表示させることでユーザの管理の煩雑さを緩和することが可能になる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
[システムの概要説明]
図2は本発明の実施例の画像形成装置システムの構成を示すブロック図である。クライアントコンピュータ201と、コントローラ202はネットワークで接続されている。
図2は本発明の実施例の画像形成装置システムの構成を示すブロック図である。クライアントコンピュータ201と、コントローラ202はネットワークで接続されている。
クライアントコンピュータ201からプリントを行う場合、クライアントコンピュータ201で作成されたプリントジョブはネットワークを経由してコントローラ202に送られる。本実施例の場合、このプリントジョブは、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたPDLデータである。そして、PDLコントローラ202の中では、クライアントコンピュータ201から送られてきたPDLデータはネットワークインタフェース部203を経由して受信され、制御部204によりバンド毎にラスター画像データに展開され、さらに画像圧縮伸長処理部205により圧縮され、画像メモリ206に書き込まれる。
ついで、制御系インタフェース部207を経由して、デバイスコントローラ105に対してプリント指示が行われ、画像メモリ206から読み出された圧縮画像データは、画像圧縮伸長処理部205により伸長された後、画像系ビデオインタフェース部208を経由して、デバイスコントローラ105に送られ画像形成が行われプリンタ104によって印刷される。なお、制御系インタフェース部207を経由して、行われるプリント指示には、デバイスコントローラ105での圧縮を制御する圧縮制御パラメータが含まれる。
一方、デバイスコントローラ105は、コントローラ202からのプリント指示を受け付ける制御系インタフェース部209を持ち、受け取った指示は制御部211で処理される。デバイスコントローラ105は、さらに、コントローラ202から送られる画像データを受信するための画像系ビデオインタフェース部210を持ち、コントローラ202からのプリント指示に含まれる圧縮制御パラメータに基づいて第2の画像圧縮伸長処理部212により圧縮され、画像メモリ213に書き込まれる。ついで、制御部211の指示により、画像メモリ213から読み出された圧縮画像データは、第2の画像圧縮伸長処理部212により伸長された後、受け取った画像データは制御部211で、種々の画像処理が施された後、プリンタI/F部215を経由してプリンタ104に送られ印刷される。
本実施例のデバイスコントローラ105は、さらにスキャナ103を持つMFP(Multi Function Peripheral)であり、スキャナ103で読み取った画像データをコントローラ202に送るスキャン機能も持つ。この場合、スキャナ103で読み取った画像データは、スキャナI/F部216を経由して、画像圧縮伸長処理部212により圧縮され、画像メモリ213に書き込まれる。ついで、制御系インタフェース部207を経由して、コントローラ202に対して指示が行われ、画像メモリ213から読み出された圧縮画像データは、画像圧縮伸長処理部212により伸長された後、画像系ビデオインタフェース部208を経由して、コントローラ202に送られる。画像系ビデオインタフェース部208、210は、画像クロックに同期してラスター画像データを搬送するビデオインタフェースであり、画像データは8本の信号線を用いて伝送され、1画素あたり8bitのデータが送られる。この8本の信号線は、双方向に使用可能な構成となっており、プリント時には、コントローラ202からデバイスコントローラ105に向かう向きで使用され、スキャン時には、デバイスコントローラ105からコントローラ202に向かう向きで使用される。
さらに、本実施例のデバイスコントローラ105は、ファクシミリI/F部214を持つMFP(Multi Function Peripheral)であり、スキャナ103で読み取った画像やコントローラ202から受け取った画像をファクシミリI/F部216を経由して電話回線に送信し、逆に電話回線を介して受信したファクシミリ画像データをプリンタ104で印刷する機能も持つ。
操作部102は、操作者により種々の操作指示を行うためのものであり、制御系インタフェース部207、209で使用するネットワークアドレスなどを設定するために使用される。
[スキャナ、プリンタの構成]
図3に、スキャナ103、プリンタ104の概観図を示す。313は、ポリゴンミラーであり、4つの半導体レーザより発光された4本のレーザ光を受ける。その内の1本はミラー314、315、316をへて感光ドラム317を走査し、次の1本はミラー318、319、320をへて感光ドラム321を走査し、次の1本はミラー322、323、324をへて感光ドラム325を走査し、次の1本はミラー326、327、328をへて感光ドラム329を走査する。
図3に、スキャナ103、プリンタ104の概観図を示す。313は、ポリゴンミラーであり、4つの半導体レーザより発光された4本のレーザ光を受ける。その内の1本はミラー314、315、316をへて感光ドラム317を走査し、次の1本はミラー318、319、320をへて感光ドラム321を走査し、次の1本はミラー322、323、324をへて感光ドラム325を走査し、次の1本はミラー326、327、328をへて感光ドラム329を走査する。
一方、330はイエロー(Y)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム317上にイエローのトナー像を形成し、331はマゼンタ(M)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム321上にマゼンタのトナー像を形成し、332はシアン(C)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム325上にシアンのトナー像を形成し、333はブラック(K)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム329上にマゼンタのトナー像を形成する。以上4色(Y,M,C,K)のトナー像がシートに転写され、フルカラーの出力画像を得ることができる。
シートカセット334、335および、手差しトレイ336のいずれかより給紙されたシートは、レジストローラ337を経て、転写ベルト338上に吸着され、搬送される。給紙のタイミングと同期がとられて、予め感光ドラム317、321、325、329には各色のトナーが現像されており、シートの搬送とともに、トナーがシートに転写される。各色のトナーが転写されたシートは、分離され、搬送ベルト339により搬送され、定着器340によって、トナーがシートに定着される。定着器340を抜けたシートはフラッパ350により一旦下方向へ導かれてシートの後端がフラッパ350を抜けた後、スイッチバックさせて排出する。これによりフェイスダウン状態で排出され、先頭頁から順にプリントしたときに正しいページ順となる。
なお、4つの感光ドラム317、321、325、329は、距離dをおいて、等間隔に配置されており、搬送ベルト339により、シートは一定速度vで搬送されており、このタイミング同期がなされて、4つの半導体レーザは駆動される。
[デバイスコントローラ画像処理]
デバイスコントローラ内の制御部211で行われる画像処理について説明する。図4には画像処理のフローチャートを示す。ここでは、コントローラ202からの印刷処理の場合についてのみ説明する。S401で制御系インタフェース部209に印刷開始のコマンドを受信すると印刷処理が開始される。S402で印刷ジョブは画像系ビデオインタフェース部を介して画像メモリ206上で指定された圧縮のパラメータに従ってJPEG圧縮される。S403で圧縮された印刷ジョブは画像メモリ213上にスプールされる。印刷の状況によっては印刷ジョブが不図示のハードディスクにスプールされる場合もある。S404で1ページ分のデータがスプールされると、画像メモリ213上の圧縮された印刷ジョブを伸張し、デバイスコントローラ105はプリンタ104を起動する。S405では色変換をダイレクトマッピングで行う。S406はマスキング処理を行う。S407ではフィルタ処理を行う。S408ではガンマ変換を行う。S409ではスクリーン処理を行う。S410ではスムージング処理を行う。S411ではドラム間補正を行いプリンタ104に画像データを送り印刷する。
デバイスコントローラ内の制御部211で行われる画像処理について説明する。図4には画像処理のフローチャートを示す。ここでは、コントローラ202からの印刷処理の場合についてのみ説明する。S401で制御系インタフェース部209に印刷開始のコマンドを受信すると印刷処理が開始される。S402で印刷ジョブは画像系ビデオインタフェース部を介して画像メモリ206上で指定された圧縮のパラメータに従ってJPEG圧縮される。S403で圧縮された印刷ジョブは画像メモリ213上にスプールされる。印刷の状況によっては印刷ジョブが不図示のハードディスクにスプールされる場合もある。S404で1ページ分のデータがスプールされると、画像メモリ213上の圧縮された印刷ジョブを伸張し、デバイスコントローラ105はプリンタ104を起動する。S405では色変換をダイレクトマッピングで行う。S406はマスキング処理を行う。S407ではフィルタ処理を行う。S408ではガンマ変換を行う。S409ではスクリーン処理を行う。S410ではスムージング処理を行う。S411ではドラム間補正を行いプリンタ104に画像データを送り印刷する。
[用紙データベース]
用紙データベースについて図5を用いて説明する。用紙データベースはデバイスコントローラ105の制御系インタフェース部209、またはコントローラ202の制御系インタフェース部207にあり、図5は用紙データベースに登録されている用紙データの一部である。502の名称は固定なものもあるが、オペレータが任意で設定可能である。503は用紙の銘柄、504は用紙サイズ、505の坪量は用紙の重さでグラム平方メートルの単位が用いられる。506は用紙種類で図5以外にも再生紙やパンチ済み紙などがある。
用紙データベースについて図5を用いて説明する。用紙データベースはデバイスコントローラ105の制御系インタフェース部209、またはコントローラ202の制御系インタフェース部207にあり、図5は用紙データベースに登録されている用紙データの一部である。502の名称は固定なものもあるが、オペレータが任意で設定可能である。503は用紙の銘柄、504は用紙サイズ、505の坪量は用紙の重さでグラム平方メートルの単位が用いられる。506は用紙種類で図5以外にも再生紙やパンチ済み紙などがある。
サポートできる用紙の種類が増えたときには後から追加をすることができる。また、オペレータが登録したカスタム用紙データはインポート、エクスポートの操作により他のプリンタに容易にインストール可能である。
前述の用紙データの操作はプリンタの操作部またはクライアントPC上のユーティリティツールから行うことができ、登録されたデータはプリンタの操作部、またはドライバから用紙データを選択することで使用することができ、用紙に最適な印刷条件で印刷を行うことができる。
図5の用紙情報リスト、図6のフローチャートを用いて、本実施例における用紙情報処理の動作について説明する。
用紙リスト情報を表示する処理が選択されたかを検出する(ステップS601)。
ステップS601において選択された場合、用紙リストを表示する(ステップS602)。図5は、ステップS602において表示される画面の一例を示している。
ステップS602において表示された用紙リストより、ユーザが使用する、または使用頻度が高いものなど必要な用紙に対してチェック(507)を行う(ステップS603)。
ステップS603においてチェックを行った後、「1枚印刷」(508)、「リスト印刷」(509)、「読み込み」(510)のどれかを選択する。
「1枚印刷」とは、用紙一枚上にステップS603で選択した用紙をそれぞれ一つずつ用紙情報と共にバーコードに変換し印刷する方式である(ステップS605)。「1枚印刷」は、印刷されたバーコードを用紙束と共に保管する場合などに有効である。「1枚印刷」により印刷されたバーコードの一例を図8に示す。図8において、ステップS603で選択された用紙名称と用紙情報データベースより検索するのに必要な情報が記録されたバーコードが用紙1枚に対しひとつだけ印字されている。
「リスト印刷」とは、用紙一枚上にステップS603で選択したすべての用紙の用紙情報をバーコードに変換しリスト形式で印刷する方式である(ステップS607)。「リスト印刷」は、一度に複数の用紙を登録する場合などに有効である。「リスト印刷」により印刷されたバーコードの一例を図7に示す。図7において、ステップS603で選択されたすべての用紙名称と用紙情報データベースより検索するのに必要な情報が記録されたバーコードが組みとなり用紙1枚に印字されている。
「読み込み」とは、ステップS605やステップS607において印刷された用紙からバーコードを読み込み(ステップS609)、ステップS609で読み込んだデータより用紙情報を取得し(ステップS611)、ステップS611で取得した用紙と一致する用紙を用紙情報データベースより検索し(ステップS612)、一致する用紙が存在するかを調べ(ステップS613)、ステップS613で一致する用紙が存在する場合には、その用紙情報を設定する(ステップS614)ことである。
ステップS613において、一致する用紙が存在しない場合には、設定を行わずに処理を終了する。
本実施例では、用紙情報の印字とその情報の読み込み手段としてバーコードを使用したが、表示及び読み込み可能な手段であれば良いので、本発明はバーコードに限るものではない。
図9のフローチャート、図10と図11の用紙情報バーコード、図12の用紙情報リストを用いて、本実施例における用紙情報処理の動作について説明する。
図12の用紙情報リストにおいて、「読み込み」(1212)が選択されたかを検出する(ステップS901)。
ステップS901において、「読み込み」(1212)の選択が検出された場合には、実施例1のステップS605やステップS607において印刷された用紙からバーコードを読み込み(ステップS902)、ステップS902で読み込んだデータより用紙情報を取得し(ステップS904)、ステップS904で取得した用紙と一致する用紙を用紙情報データベースより検索し(ステップS905)、一致する用紙が存在するかを調べ(ステップS906)、ステップS906で一致する用紙が存在する場合には、保管場所情報のバーコードが読み込まれたかを検出する(ステップS907)。
図10は、ステップS907で読み込まれる保管場所情報バーコードの一例である。保管場所の名称とその名称情報が記録されたバーコードが印字されている。図10のシート1001は、本発明の画像形成装置システムで作成することが可能であり、ユーザが名称や構成などを作成することが可能である。
ステップS907において、保管場所情報バーコードが読み込まれた場合には、読み込んだ情報をステップS906で一致した用紙の用紙情報リストの保管場所に設定する(ステップS908)。
ステップS908において、保管場所を設定後、ストック数情報のバーコードが読み込まれたかを検出する(ステップS909)。
図11は、ステップS909で読み込まれるストック数情報バーコードの一例である。ストック数とそのストック数情報が記録されたバーコードが印字されている。図11のシート1101は、本発明の画像形成装置システムで作成することが可能であり、ユーザがストック数や構成などを作成することが可能である。
ステップS907において、保管場所情報バーコードが読み込まれない場合には、保管場所の設定は行わずにステップS909を行う。
ステップS909において、ストック数情報バーコードが読み込まれた場合には、読み込んだ情報をステップS906で一致した用紙の用紙情報リストのストック数に設定する(ステップS910)。
ステップS910において、ストック数を設定後、処理を完了する。
ステップS909において、ストック数情報バーコードが読み込まれない場合には、ステップS906で一致した用紙情報を設定する(ステップS911)。
図12は、保管場所1207、ストック数1208が登録されている用紙リストの一例である。
図13のフローチャート、図14と図15の表示画面を用いて、本実施例における保管場所とストック数の表示を説明する。
印刷が選択されたかを検出し(ステップS1301)、印刷に必要な用紙が印刷装置にセットされているかを検出する(ステップS1302)。
ステップS1302において、印刷に必要な用紙が印刷装置にセットされていない場合には、セットする必要がある用紙の補給を促すメッセージを図12の用紙リストに登録されている保管場所とストック数を記載して表示する(ステップS1303)。
図14は、ステップS1303における画面の表示例である。
ステップS1302において、印刷に必要な用紙が印刷装置にセットされている場合、及び必要な用紙が補給された場合(ステップS1304)には、印刷を実行する(ステップS1305)。
印刷の実行後、印刷された枚数を検出し用紙リストのストック数から使用された枚数を減算し、残りのストック数を算出する(ステップS1306)。
ステップS1306において算出されたストック数を最新のストック数として用紙リストを更新する(ステップS1307)。
ステップS1307において、更新されたストック数が予め設定されていたストック警告数より少ないかを検出する(ステップS1308)。
ステップS1308において、現ストック数が設定ストック警告数よりも少ない場合には、ストック数が少なくなっていることをその用紙の保管場所とストック数を記載して表示する(ステップS1309)。
図15は、ステップS1309における画面の表示例である。
ステップS1308において、現ストック数が設定ストック警告数よりも多い場合には、処理を完了する。
本実施例では、保管場所とストック数の印字とその情報の読み込み手段としてバーコードを使用したが、表示及び読み込み可能な手段であれば良いので、本発明はバーコードに限るものではない。
103 スキャナ
104 プリンタ
105 デバイスコントローラ
201 ホストコンピュータ
202 コントローラ
104 プリンタ
105 デバイスコントローラ
201 ホストコンピュータ
202 コントローラ
Claims (8)
- 画像データから画像を生成する第一の画像生成手段と、前記画像生成手段で生成された画像を出力媒体上に形成する第一の画像形成手段とからなり、前記第一の画像生成手段は出力媒体に関するデータベースを有する画像形成装置システムにおいて、前記データベースのデータを取得する出力媒体データ取得手段と、前記出力媒体データ取得手段が取得した出力媒体データの情報を有する画像を生成する第二の画像生成手段を有することを特徴とする画像形成装置システム。
- 請求項1記載の画像形成装置システムにおいて、前記第二の画像生成手段で生成された画像を出力媒体上に形成する第二の画像形成手段を備えることを特徴とする画像形成装置システム。
- 請求項1記載の画像形成装置システムにおいて、前記第二の画像形成手段により出力媒体上に形成された画像を読み込む読み込み手段を備えることを特徴とする画像形成装置システム。
- 請求項1記載の画像形成装置システムにおいて、前記読み込み手段によって読み込まれた画像から出力媒体データに関するデータを取得するデータ取得手段を備えることを特徴とする画像形成装置システム。
- 請求項1記載の画像形成装置システムにおいて、前記データ取得手段が取得した出力媒体データから前記データベースに登録されている出力媒体データを検索する検索手段と、前記検索手段により検索された出力媒体データを取得する検索データ取得手段を備えることを特徴とする画像形成装置システム。
- 請求項1の画像形成装置システムにおいて、前記検索手段により検索された出力媒体データに対して前記データ取得手段が取得した出力媒体データを登録する登録手段と、すでに出力媒体データが存在する場合に出力媒体データを変更する変更手段を備えることを特徴とする画像形成装置システム。
- 請求項1記載の画像形成装置システムにおいて、前記登録手段により前記データベースに出力媒体の保管場所名を登録する保管場所登録手段と、前記データベースに出力媒体のストック数を登録するストック登録手段と、使用された出力媒体に応じて前記ストック登録手段により登録されたストック数を計算する算出手段を備えることを特徴とする画像形成装置システム。
- 請求項1記載の画像形成装置システムにおいて、前記保管場所登録手段により登録されている保管場所と前記ストック登録手段により登録されているストック数を表示する表示手段と、前記第一の画像形成手段に必要な出力媒体がセットされていない場合に前記表示手段により表示させる出力媒体セット指示手段と、前期算出手段により算出されたストック数が設定数より少なくなった場合に前記表示手段により表示させるストック数通知手段を備えることを特徴とする画像形成装置システム。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005263875A Withdrawn JP2007079701A (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 画像形成装置システム |
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---|---|
JP (1) | JP2007079701A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015003497A (ja) * | 2013-06-24 | 2015-01-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム |
JP2019188673A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム |
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2005
- 2005-09-12 JP JP2005263875A patent/JP2007079701A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015003497A (ja) * | 2013-06-24 | 2015-01-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム |
JP2019188673A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム |
JP7102897B2 (ja) | 2018-04-24 | 2022-07-20 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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