JP4618359B2 - ステータスモニタプログラム、プリンタ及びプリンタステータス表示システム - Google Patents

ステータスモニタプログラム、プリンタ及びプリンタステータス表示システム Download PDF

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Description

本発明は、プリンタのステータスに関連するデータを表示する技術に関する。
プリントデータをプリントしている際に、例えば、用紙切れ、インク(トナー)切れ、用紙詰まりその他の不測の症状が発生した場合、発生した症状に関連する情報を表示装置に表示する、又はプリント可能な状態であれば、発生した症状の対応方法等をプリント可能なプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、プリンタに接続したパーソナルコンピュータで、印刷中のプリンタのステータスを表示可能とするステータスモニタプログラムについても提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−228365号公報 特開2008−102838号公報
ところで、プリンタの状態を監視し、プリンタに不測の症状が生じた場合、プリンタ又はパーソナルコンピュータに表示される、発生した症状の対応方法等の情報のみによっては、問題を解決できない場合がある。例えば、用紙切れが発生した場合、用紙の補給方法が表示されたとしても、新たな用紙がいずれに保管されているのかが分からなければ、ユーザは用紙を補給することができない。また、ユーザが表示された情報を理解できないことも想定される。
本発明は、プリンタに不測の症状が発生した場合、ユーザが、プリンタに発生した症状に対して適切な対応をとることができるステータスモニタプログラム、プリンタ及びプリンタステータス表示システムを提供することを目的とする。
上記従来の課題に鑑みなされた本発明は、プリンタのステータスに関連する固定データの他、この固定データに関連するカスタマイズデータを取得し、ステータスに関連するデータとしてカスタマイズデータを表示手段に表示することとしたものである。
本発明を反映した第1の課題解決手段は、プリンタのステータスを表示するコンピュータが読み取り可能なステータスモニタプログラムであって、前記コンピュータを前記プリンタから、前記ステータスを取得するステータス取得手段と、前記ステータス取得手段が前記ステータスを取得したことを条件として、コンピュータ側関連テーブルに前記ステータスに関連付けて登録されている前記固定データを、表示手段に表示する表示制御手段と、前記固定データが表示手段に表示されたことを条件として、表示された固定データに関連するカスタマイズデータを取得するカスタマイズデータ取得手段と、前記ステータスと、前記固定データと、前記カスタマイズデータ取得手段が取得したカスタマイズデータと、を関連付けて前記コンピュータ側関連テーブルに登録するコンピュータ側登録手段と、して機能させるとともに、前記表示制御手段は、前記コンピュータ側関連テーブルに、前記ステータス取得手段が取得したステータスと、前記カスタマイズデータと、が関連付けて登録されている場合、前記ステータスに関連付けられている、固定データ及びカスタマイズデータを表示手段に表示する機能を含むステータスモニタプログラムである。これによれば、プリンタのステータスを取得したことを条件として、ステータスに関連した情報として、固定データに基づく表示の他、固定データに関連するカスタマイズデータに基づいた表示を行うことができる。
第2の課題解決手段は、第1の課題解決手段のステータスモニタプログラムであって、前記コンピュータを、前記固定データと、前記固定データに関連付けて記憶されるカスタマイズデータを入力するカスタマイズデータ入力インターフェースと、を表示手段に表示する、前記表示制御手段と、前記カスタマイズデータ入力インターフェースに入力されたカスタマイズデータを取得する、前記カスタマイズデータ取得手段と、して機能させるためのステータスモニタプログラムである。これによれば、固定データに関連するカスタマイズデータを、カスタマイズデータ入力インターフェースを介して取得することができる。
第3の課題解決手段は、第2の課題解決手段のステータスモニタプログラムであって、前記コンピュータを、前記ステータス取得手段が取得したステータスに関連付けられている、固定データ及びカスタマイズデータと、前記カスタマイズデータ入力インターフェースと、を表示手段に表示する、前記表示制御手段と、前記カスタマイズデータ入力インターフェースに入力された追加カスタマイズデータを取得する、前記カスタマイズデータ取得手段と、前記カスタマイズデータ入力インターフェースとともに表示されたカスタマイズデータに、前記追加カスタマイズデータを追加登録する、前記コンピュータ側登録手段として機能させるためのステータスモニタプログラムである。これによれば、カスタマイズデータを増加させることができる。その際、重複したカスタマイズデータが取得されることを防止することができる。
第4の課題解決手段は、複数のコンピュータにネットワークを介して接続可能なプリンタであって、前記コンピュータに、自装置のステータスを送信するプリンタ側送信手段と、前記ステータスを受信したコンピュータで前記ステータスに関連するデータとして取得されたカスタマイズデータと、前記カスタマイズデータに関連するステータスと、を前記コンピュータから受信するプリンタ側受信手段と、前記カスタマイズデータに関連するステータスに関連付けて、前記プリンタ側受信手段が受信したカスタマイズデータを、プリンタ側関連テーブルに登録するプリンタ側登録手段と、を備え、前記プリンタ側送信手段は、前記プリンタ側関連テーブルに前記カスタマイズデータが登録されていることを条件として、前記プリンタ側関連テーブルに登録されたカスタマイズデータと、前記カスタマイズデータに関連するステータスと、を前記コンピュータに送信することを特徴とするプリンタである。これによれば、プリンタのステータスに関連するカスタマイズデータを複数のコンピュータで共有することができる。
第5の課題解決手段は、第4の課題解決手段のプリンタであって、前記プリンタ側登録手段は、前記プリンタ側関連テーブルに、前記ステータスに関連付けてカスタマイズデータが登録されていることを条件として、前記プリンタ側受信手段が、カスタマイズデータ及びステータスを受信した場合、前記プリンタ側受信手段が受信したステータスと同一のステータスに関連付けて登録されているカスタマイズデータに、前記プリンタ側受信手段が受信したカスタマイズデータを追加登録することを特徴とする。これによれば、一のステータスに関連する多くのカスタマイズデータを複数のコンピュータで共有することができる。
第6の課題解決手段は、第4又は第5の課題解決手段のプリンタと、前記コンピュータと、を含むプリンタステータス表示システムであって、前記コンピュータは、前記プリンタから、前記ステータスを受信するコンピュータ側受信手段と、前記コンピュータ側受信手段が前記ステータスを受信したことを条件として、コンピュータ側関連テーブルに前記ステータスに関連付けて登録されている前記固定データを、表示する表示手段と、前記固定データが表示手段に表示されたことを条件として、表示された固定データに関連するカスタマイズデータを取得するカスタマイズデータ取得手段と、前記プリンタに、前記カスタマイズデータ取得手段が取得したカスタマイズデータと、前記ステータス取得手段が取得したステータスであって、前記カスタマイズデータに関連するステータスと、を送信するコンピュータ側送信手段と、を備えることを特徴とするプリンタステータス表示システムである。これによれば、プリンタのステータスに関連するカスタマイズデータを複数のコンピュータで共有することができる。
本発明によれば、プリンタに不測の症状が発生した場合、ユーザが、プリンタに発生した症状に対して適切な対応をとることができるステータスモニタプログラム、プリンタ及びプリンタステータス表示システムを得ることができる。
本発明を反映した上記課題解決手段を実施するための実施形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。上記課題解決手段は以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。
(システムの構成)
図1は、印刷システムを示す図である。図1には2つの印刷システムが構築されている。すなわち、プリンタ100とパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という。)200により構成された印刷システムが、その1つであり、両者はUSB(Universal Serial Bus)ケーブル500によりデータ送受信可能に接続(以下、この接続形態を「USB接続」ともいう。)されている。なお、USB接続の他、例えば、赤外線通信、又はワイヤレスUSB(Wireless USB)とすることもできる。他の1つは、プリンタ100、パソコン300及び400により構成された印刷システムであり、これら装置は有線LAN(Local Area Network)ケーブル600でデータ送受信可能に接続されている。なお、有線LANの他、例えば、インフラストラクチャーモードによる無線LANとすることもできる。
図2は、図1に示す各装置の機能ブロックを示す図である。以下、各装置についてその構成を説明する。先ず、プリンタ100について説明する。プリンタ100は、自装置の制御を司り、演算処理を実行するCPU、各種プログラムを記憶するROM及び作業領域としてのRAMにより構成される制御部210と、後述する各種処理を実行するための各種プログラム1202、処理の実行に際し利用されるエラー情報テーブル1204、及びエラー情報データ1206等を記憶する記憶部120と、を備える。記憶部120は、例えば、ハードディスク又は不揮発性のメモリ(EEPROM)で構成されている。ここで、制御部110を構成するCPUが、ROMに記憶されているプログラム又は記憶部120に記憶されているプログラム1202を実行することで、各種処理が実行される。その際、RAMには、各種データ、例えば、記憶部120に記憶されたデータが入力され、保持される。CPUは、これらデータを用いた処理を実行するためRAMにアクセスする。したがって、CPUがROM等に記憶されている各種プログラムをRAM上で実行することで、各種処理が実行され、これによって各種機能手段が構成される。
また、プリンタ100は、印刷データの印刷を実行する印刷部130と、計時手段としてのタイマ140と、各種情報を表示する表示部150と、データの入力インターフェースとしての機能を実現する操作部160と、を備える。なお、操作部160は、例えば、方向キー、文字入力が可能なテンキーボード及び確定ボタン等により構成される。さらに、プリンタ100は、USB接続のためのインターフェースであるUSBインターフェース(以下、「USBI/F」という。)170、LAN600への接続のためのインターフェースであるネットワークインターフェース(以下、「ネットワークI/F」という。)180を備える。なお、これらインターフェースを介して印刷データを受信し、また各種データが送受信される。
次に、パソコン200について説明する。パソコン200は、自装置の制御を司り、CPU、ROM及びRAMにより構成される制御部210と、後述する処理を実行するためのステータスモニタプログラム2202、エラー情報テーブル2204及びエラー情報データ2206等を記憶する記憶部220を備える。記憶部220は、例えば、ハードディスクで構成されている。制御部210を構成するCPUが、例えば、操作部230を介して入力されたデータ、記憶部220に記憶されているエラー情報テーブル2204及びエラー情報データ2206等を用いて、記憶部220に記憶されているステータスモニタプログラム2202をRAM上で実行することで、各種処理が実行され、これによって各種機能手段が構成される。
また、パソコン200は、各種情報を表示する表示部230と、キーボード及びマウスから構成され、プログラムの実行に用いられる各種データの入力インターフェースとしての機能を実現する操作部240と、USBI/F250と、ネットワークI/F260と、を備える。なお、パソコン200は、ネットワークI/F260を備えるが、図1及び図2の構成においてはLAN600へは接続されていない。
パソコン300は、制御部310と、ステータスモニタプログラム3202及びエラー情報テーブル3204等を記憶する記憶部320と、表示部330と、操作部340と、USBI/F350と、ネットワークI/F360と、を備える。なお、パソコン400は、パソコン300と同一の構成を備え、また、パソコン300が備える各構成は、パソコン200と同一であるため、パソコン300及び400についての詳細な説明は省略する。なお、パソコン300及び400は、ネットワークI/F360を介してLAN600に接続されている一方、USBI/F350を介したUSB接続はなされていない。
図3は、プリンタ100、パソコン200,300及び400の記憶部120,220,320に記憶されているエラー情報データ1206,2206,3206を概念的に示す図である。エラー情報データ1206,2206,3206は、固定データ及びカスタマイズデータによって構成されている。ここで、固定データは、プリンタがエラー状態にあることを示すステータス(以下、「エラーステータス」という。)各々に予め関連付けられ、生じたエラーに対する定型的な対応方法を内容とするデータである。例えば、用紙切れの場合、「用紙がなくなりました。補充してください」とのメッセージを構成するデータである。これに対し、カスタマイズデータは、後述する処理において、固定データに基づいた表示がなされたダイアログボックス(dialog box/図7参照)において、ユーザにより入力されたデータである。用紙切れを示すエラーステータスの場合、例えば、「2008月8月26日に10個購入しました。3階のロッカーの中に保管されています」又は「”http://www.paper123.com/”で購入してください。ログインIDはaaaa、パスワードはbbbbです」といった、プリンタ100が利用されている環境に応じた特有のメッセージを構成するデータである。
なお、固定データ及びカスタマイズデータ各々は、ファイル形式で各装置の記憶部120,220,320に記憶されている(以下、固定データに関するファイルを「固定データファイル」といい、カスタマイズデータに関するファイルを「カスタマイズデータファイル」という。)。固定データファイルは、例えば、パソコン200を例として説明すれば、ステータスモニタプログラム2202をインストールする際、ステータスモニタプログラム2202とともに、記憶部220に、エラー情報データ2206としてインストールされる。プリンタ100の記憶部120が記憶するエラー情報データ1206は、後述する第2処理形態において利用される。
図4は、図3に示すカスタマイズデータファイルの構成をより詳細に示す図である。図4から明らかなとおり、カスタマイズデータファイルは、各カスタマイズデータファイルに付された固有のヘッダーID(identification data)と、各エラーを識別するエラーステータスコードと、カスタマイズデータを入力したユーザを示すユーザ名と、解決時間と、上述のメッセージを構成するカスタマイズデータと、を含む。なお、解決時間は、後述する第2処理形態において利用される。解決時間についての詳細は後述する。
図5は、パソコン200,300及び400が記憶するエラー情報テーブル2204,3204を示す図である。エラー情報テーブル2204,3204は、エラーステータスコードと、固定データファイルが記憶されているパス(path)と、カスタマイズデータファイルが記憶されているパスと、が互いに関連付けられたテーブルである。例えば、エラーステータスコード「60001」には、固定データファイル「ファイル01A」のパスと、カスタマイズデータファイル「ファイル01B」のパスと、が関連付けられている。
ファイル01A及び01Bに関し、エラーステータスコード「6001」が「用紙切れ」に関するエラーステータスコードであるとすれば、ファイル01Aは、上記例示したメッセージを構成する固定データを含むファイルである。ファイル01Bも、上記例示したメッセージを構成するカスタマイズデータを含むファイルである。
図6は、プリンタ100の記憶部120に記憶されているエラー情報テーブル1204を示す図である。エラー情報テーブル1204は、エラーステータスコードと、カスタマイズデータファイルに含まれるヘッダーID(図4参照)と、が互いに関連付けられたテーブルである。なお、エラー情報テーブル1204は、後述する第2処理形態において利用される。
図7は、パソコン200,300及び400において、制御部210及び310がステータスモニタプログラム2202及び3202を実行することにより表示部230及び330に表示されるダイアログボックスを示す図である。なお、このダイアログボックス700が表示される前提としてパソコン200,300及び400は、プリンタ100が備える各センサで、所定の症状(ステータス)を検出し、検出した状態がエラー状態である場合に送信されるエラーステータスコードを、受信し、取得している。パソコン200の制御部210は、プリンタ100から送信されるエラーステータスコードをUSBI/F250を介して受信し、パソコン300及び400は、ネットワークI/F360を介して受信している。
ダイアログボックス700は、固定データデータファイルの固定データに基づいたメッセージを表示する固定データ表示ボックス7002と、カスタマイズデータデータファイルのカスタマイズデータに基づいたメッセージを表示するカスタマイズデータ表示ボックス7004と、新たにカスタマイズデータの入力を受け付けるカスタマイズデータ入力ボックス7006と、OKボタン7008と、により構成されている。ここで、エラー情報テーブル2204及び3204にカスタマイズデータファイルのパスがエラーステータスコードに関連付けて登録されている場合に、制御部210及び310は、関連付けられパスのカスタマイズデータファイルをRAM上に読み出し、カスタマイズデータ表示ボックス7004に表示する。換言すれば、カスタマイズデータファイルのパスがエラーステータスコードに関連付けて登録されていない場合には表示されない。詳細は後述する。
ユーザが操作部240又は340を介して、カスタマイズデータ入力ボックス7006に所定の情報(データ)を入力し、OKボタン7008を押下した場合、新たに入力されたカスタマイズデータを含むカスタマイズデータファイルが作成され、ダイアログボックス700が表示される要因となったエラーステータスコードに関連付けた状態でエラー情報テーブル2204又は3204に登録される。なお、既にエラーステータスコードにカスタマイズデータファイルが関連付けられている場合、新たに入力されたカスタマイズデータが、既存のカスタマイズデータファイルに追加登録される。なお、この場合、カスタマイズデータファイルに含まれるユーザ名は、最終登録者に更新される。
以下、プリンタ100とUSB接続されたパソコン200において実行される第1処理形態と、プリンタ100とLAN600を介して接続されたパソコン300及び400との間で実行される第2処理形態について、個別に説明する。
(第1処理形態)
図8に第1処理形態における処理フローを示す。第1処理形態は、パソコン200の制御部210がステータスモニタプログラム2202を実行することで行われる処理である。なお、制御部210は、パソコン200の電源がONされ、パソコン200が起動されたとき、自動的にステータスモニタプログラム2202も起動する。そして、ステータスモニタプログラム2202が正常に起動できた場合、制御部210は、USB接続されたプリンタ100と通信可能であるか否かを、USBI/F250を介して判断する(S100)。判断の結果、通信できない場合(S100:NO)、制御部210はこの処理を終了(ステータスモニタプログラム2202を終了)する。例えば、プリンタ100の電源がOFFの場合、通信できない。これに対し、通信できる場合(S100:YES)、制御部210は、USBI/F250を介してプリンタ100からプリンタステータスを取得する(S102)。プリンタステータスの取得は、USBI/F250を介して、プリンタステータスの送信をプリンタ100に要求することで、プリンタ100からプリンタステータスが送信され、制御部210は、USBI/F250を制御し、これを受信し、行われる。
S102で、USBI/F250を介してプリンタステータスを取得した制御部210は、取得したプリンタステータスがエラーを示すものであるか否かを判断する(S104)。S104の判断は、プリンタステータスにエラーステータスコード(例えば、図5参照)が含まれているか否かで判断する。判断の結果、プリンタステータスがエラー示すものでない場合(S104:NO)、制御部210は、処理をS102に移行する。これに対し、プリンタステータスがエラーを示すものである場合(S104:YES)、制御部210は、取得したプリンタステータスに含まれるエラーステータスコードに対応するレコードを、エラー情報テーブル2204から特定し、特定したエラーステータスコードに関連付けて登録されている固定データファイルのパスに基づき固定データファイルをRAM上に読み出し、これを固定データ表示ボックス7002に表示する(S106/図7参照)。また、特定したエラーステータスコードにカスタマイズデータファイルのパスが関連付けて登録されている場合、カスタマイズデータファイルのパスに基づきカスタマイズデータファイルをRAM上に読み出し、これをカスタマイズデータ表示ボックス7004に表示する(S106/図7参照)。なお、特定されたエラーステータスコードが「用紙切れ」に関するエラーステータスコードである場合、固定データ表示ボックス7002には、上述した「用紙がなくなりました。補充してください」とのメッセージが表示され、カスタマイズデータ表示ボックス7004には、「2008月8月26日に10個購入しました。3階のロッカーの中に保管されています」とのメッセージが表示される。
S108で制御部210は、カスタマイズデータ入力表示ボックス7006が設定されているか否か、換言すれば、新たにカスタマイズデータ入力表示ボックス7006にカスタマイズデータが入力された上で、OKボタン7008が押下されたか否かを判断する。判断の結果、新たにカスタマイズデータ入力表示ボックス7006にカスタマイズデータが入力されていない場合(S108:NO)、制御部210は処理をS114に移行する。これに対し、新たにカスタマイズデータ入力表示ボックス7006にカスタマイズデータが入力されている場合(S108:YES)、制御部210は新たに入力されたカスタマイズデータを含むカスタマイズデータファイルを、記憶部220にエラー情報データ2206として保存し(S110)、エラー情報テーブル2204を更新する(S112)。
S110及びS112の処理を具体的例に基づいて説明する。先ず、S102で取得したプリンタステータスに含まれるエラーステータスコードが、「用紙切れ」を示すエラーステータスコードであって、このエラーステータスコードに関連付けてカスタマイズデータファイルのパスがエラー情報テーブル2204に登録されていない場合について説明する。制御部210は、カスタマイズデータ入力ボックス7006に新たに入力されたカスタマイズデータ、例えば、「2008月8月26日に10個購入しました。3階のロッカーの中に保管されています」を、カスタマイズデータとして含むカスタマイズデータファイルを、エラー情報データ2206として記憶部220に保存する(S110)。なお、制御部210は、カスタマイズデータファイルに所定の情報(図4参照)を記述する。そして、制御部210は、前述したメッセージをカスタマイズデータとして含むカスタマイズデータファイルが保存された記憶部220のパスを、エラー情報テーブル2204の「用紙切れ」に係るエラーステータスコードに関するレコードに登録する(S112)。
次に、S102で取得したプリンタステータスに含まれるステータスコードが、「用紙切れ」を示すエラーステータスコードであって、このエラーステータスコードに関連付けて、既に「2008月8月26日に10個購入しました。3階のロッカーの中に保管されています」をカスタマイズデータとして含むカスタマイズデータファイルのパスがエラー情報テーブル2204に登録されている場合について説明する。制御部210は、カスタマイズデータ入力ボックス7006に新たに入力されたカスタマイズデータ、例えば、「”http://www.paper123.com/”で購入してください。ログインIDはaaaa、パスワードはbbbbです」を、カスタマイズデータに追加、具体的には、「”http://www.paper123.com/”で購入してください。ログインIDはaaaa、パスワードはbbbbです/2008月8月26日に10個購入しました。3階のロッカーの中に保管されています」とのカスタマイズデータを作成し、これを含むカスタマイズデータファイルを、エラー情報データ2206として記憶部220に保存(上書保存)する(S110)。なお、制御部210は、カスタマイズデータファイルのユーザ名を、新たに入力したユーザ名に更新する(図4参照)。そして、制御部210は、前述したメッセージをカスタマイズデータとして含むカスタマイズデータファイルが保存された記憶部220のパスを、エラー情報テーブル2204の「用紙切れ」に係るエラーステータスコードに関するレコードに登録する(S112)。なお、通常、パスが変更となることはなく、パスが上書保存される。
S114で制御部210は、操作部240を介してステータスモニタプログラム2202の終了指示が入力されたか否かを判断する。そして、終了指示が入力された場合(S114:YES)、制御部210は処理を終了する一方、終了指示が入力されていない場合(S114:NO)、処理をS100に移行し、上記各処理を継続する。
なお、上記では、パソコン200が図8の処理を実行する例について説明したが、同様の処理をプリンタ100の制御部110が実行する構成とすることもできる。その概略を説明する。前提として、プリンタ100は、記憶部120のプログラム1202としてパソコン200が記憶するステータスモニタプログラム2202に相当するプログラムと、図5に記載のエラー情報テーブル2204に相当するエラー情報テーブルと、固定データファイルと、カスタマイズデータファイルと、を記憶している。
その上で、プリンタ100が備える各センサが、所定の症状(ステータス)を検出した場合(S102相当/S100に相当する処理は未実行)、検出されたステータスがエラースを示すものであるか否かを判断する(S104相当)。判断の結果、エラーを示すものである場合(S104:YES)、図7の態様のダイアログボックス700を表示部150に表示し(S106相当)、以降、制御部110は、パソコン200の制御部210が実行する上記処理と同様の処理を実行する。
(第1処理形態に基づく有利な効果)
第1処理形態では、固定データファイルに基づくメッセージを表示するダイアログボックス700(図7参照)において、固定データ表示ボックス7002に表示された固定データに関連して、カスタマイズデータ入力ボックス7006にカスタマイズデータを入力可能とし、入力されたカスタマイズデータを含むカスタマイズデータファイルを記憶部220にエラー情報データ2206として保存するとともに(図8のS110)、既に、カスタマイズデータファイルが記憶部220にエラー情報データ2206として保存されている場合、カスタマイズデータファイルのカスタマイズデータについても、固定データ表示ボックス7002等とともにカスタマイズデータ表示ボックス7004に表示する構成を採用した(図8のS106)。これによれば、以前、発生したことのあるエラーが、再度、発生した場合、以前の対応方法等、エラー解決に有用な特有の情報が、カスタマイズデータ表示ボックス7004に表示されるため、発生したエラーに対して適切かつ迅速に対応することができるようになる。
(第2処理形態)
上述のとおり第2処理形態は、プリンタ100とLAN600を介して接続されたパソコン300及び400との間で実行される処理である。なお、以下の説明では、パソコン300を例に説明する。
(パソコン側メイン処理)
図9に第2処理形態におけるパソコン側メイン処理フローを示す。このパソコン側メイン処理は、パソコン300の制御部310が、ステータスモニタプログラム3202に基づき実行する処理である。制御部310は、パソコン300の電源がONされ、パソコン300が起動されたとき、自動的にステータスモニタプログラム3202も起動させ、これによりこの処理を開始する。制御部310は、ステータスモニタプログラム3202を正常に起動できた場合、プリンタ100とLAN600を介して通信可能であるか否かを判断する(S200)。判断の結果、通信できない場合(S200:NO)、制御部210はこの処理を終了(ステータスモニタプログラム3202を終了)する。例えば、プリンタ100の電源がOFFの場合、通信できない。
これに対し、通信できる場合(S200:YES)、制御部310は、ステータスモニタプログラム3202を起動した直後であるか否かを判断し(S202)、起動直後である場合(S202:YES)、エラー情報データ要求処理(図10)を実行し(S204)、実行後、処理をS200に移行する。なお、エラー情報データ要求処理については後述する。一方、起動直後ではない場合(S202:NO)、制御部310は、ネットワークI/F360を介してプリンタ100からプリンタステータスを取得する(S206)。プリンタステータスの取得は、ネットワークI/F360を介して、プリンタステータスの送信をプリンタ100に要求することで、プリンタ100からプリンタステータスが送信され、制御部210は、ネットワークI/F360を制御し、これを受信し、行われる。S206でネットワークI/F360を介してプリンタステータスを取得した制御部210は、取得したプリンタステータスがエラーを示すものであるか否かを判断する(S208)。S208の判断は、S104と同一の手法で行われる。判断の結果、エラーを示すものではない場合(S208:NO)、制御部310は、S206で取得したプリンタステータスがエラー情報データ更新を示すものであるか否かを判断する(S210)。なお、エラー情報データ更新に関するプリンタステータス(以下、「エラー情報データ更新ステータス」という。)は、後述するプリンタ側メイン処理(図12)で、プリンタ100から送信されるステータスである。
S210の判断の結果、エラー情報データ更新ステータスでない場合(S210:NO)、制御部310は、処理をS206に移行する一方、エラー情報データ更新ステータスである場合(S210:YES)、処理をS212に移行し、エラー情報データ要求処理(図10)を実行し、実行後、処理をS224に移行する。エラー情報データ要求処理はS204で実行される処理と同一である。詳細は後述する。
S206で取得したプリンタステータスがエラーを示すものである場合(S208:YES)、制御部210は、S214〜S224の各処理を順次実行する。ここで、S214〜S224の各処理は、上述した図8のS106〜S114と同一であるため、それらの説明は省略する。なお、S214で、制御部310は、カスタマイズデータファイルに含まれる解決時間を、カスタマイズデータとともに表示する。解決時間は、カスタマイズデータファイルが関連付けられているエラーステータスコード(カスタマイズデータファイルに含まれるエラーステータスコードもこれに同じ)に対応するエラーを解決するために要する時間を示すものであり、後述する解決時間カウント処理(図14)でプリンタ100の制御部110により、カスタマイズデータファイルに保存される。また、S218で制御部310は、新たに入力されたカスタマイズデータを含むカスタマイズデータファイルを、エラー情報データ3206として記憶部320に保存するとともに、後述するカスタマイズデータファイル送信処理(図11)を起動する。カスタマイズデータファイル送信処理は、このメイン処理と並行して実行される。
(エラー情報データ要求処理)
図10に、図9のS204及びS212で実行されるエラー情報データ要求処理フローを示す。この処理を開始した制御部310は、ネットワークI/F360を制御し、プリンタ100を宛先として、LAN600にエラー情報データ要求コマンドを送信する(S300)。なお、制御部310は、エラー情報要求コマンドの送信を条件として、送信後の経過時間のカウントを開始する(図2においてカウントのための計時手段の記載は省略)。エラー情報データ要求コマンドを送信後、制御部310は、ネットワークI/F360を制御し、LAN600からデータ(ファイル)を受信し、取得し(S302)、取得したデータ(ファイル)がカスタマイズデータファイルであるか否かを判断する(S304)。判断の結果、カスタマイズデータファイルである場合、制御部310は処理をS308に移行する。これに対し、カスタマイズデータファイルでない場合(S304:NO)、S300でのエラー情報データ要求の送信後、予め定められた時間が経過したか否かを、換言すれば、タイムアウトと判断されるか否かを判断する(S306)。タイムアウトと判断される場合(S306:YES)、制御部310はこの処理を終了する。これに対し、タイムアウトしていないと判断される場合(S306:NO)、制御部310は処理をS302に移行する。
S308で制御部310は、S302で取得したカスタマイズデータを、エラー情報データ3206として記憶部320に記憶する(S308)。そして、制御部310は、カスタマイズデータファイルに含まれるエラーステータスコードを解析し、該当するエラーステータスコードが登録されたエラー情報データテーブル3204のレコードに、S308で記憶したカスタマイズデータファイルのパスを登録し(S310)、この処理を終了する。なお、S308及びS310の各処理は、上述した図8のS110及びS112と同様の手法により実行される。詳細は省略する。
(カスタマイズデータファイル送信処理)
図11に、図9のS218で起動されるカスタマイズデータファイル送信処理フローを示す。この処理を開始した制御部310は、ネットワークI/F360を制御し、プリンタ100と通信可能であるか否かを判断する(S400)。判断の結果、通信できない場合(S400:NO)、制御部310は、この処理を終了する。これに対し、通信できる場合(S400:YES)、制御部310は、図9のS218で新たに保存したカスタマイズデータファイルを、プリンタに送信するか否かに関するメッセージを表示部330に表示し、この表示に応じ、ユーザが操作部340を介して入力する指示を取得する。そして、取得した指示が送信することを示すものであるか否かを判断する(S402)。なお、送信したカスタマイズデータファイルは、他の、例えば、パソコン400において、受信され、記憶部に記憶される(図10のエラー情報データ要求処理、及び図12のプリンタ側メイン処理参照)。そして、所定のエラーステータスコードをパソコン400がプリンタ100から受信した場合、表示部に表示される。
判断の結果、取得した指示が送信しないこと示す指示である場合(S402:NO)、制御部310は、この処理を終了する一方、送信することを示す指示である場合(S402:YES)、図9のS218で記憶したカスタマイズデータファイルを読み出し(S404)、プリンタ100を宛先として、LAN600にカスタマイズデータファイルを送信し(S406)、この処理を終了する。
(プリンタ側メイン処理)
図12に第2処理形態におけるプリンタ側メイン処理フローを示す。このプリンタ側メイン処理は、プリンタ100の制御部110が、ROM又は記憶部120に記憶されたプログラム1202に基づき実行する処理である。なお、プリンタ側メイン処理は、プリンタ100の電源がONされてからOFFされるまでの間、継続して実行される。
先ず、制御部110は、例えば、ネットワークI/F180を介してデータを受信するまで待機し、データを受信した場合(S500)、受信したデータが印刷データであるか否かを判断する(S502)。判断の結果、印刷データである場合(S502:YES)、制御部110は、印刷部130を制御し、印刷データに対し、印刷処理を実行し(S504)、処理をS500に移行する。これに対し、印刷データではない場合(S502:NO)、制御部110は、S500で受信したデータが、エラー情報要求コマンドであるか否かを判断する(S506)。なお、エラー情報要求コマンドは、上述した図10に示すエラー情報データ要求処理のS300で、例えば、この処理を実行するLAN600上のパソコン300から送信されるものである。S506の判断の結果、エラー情報要求コマンドではない場合(S506:NO)、制御部110は、処理をS512に移行する。
S500で受信したデータが、エラー情報要求コマンドである場合(S506:YES)、制御部110は、後述するS516でエラー情報データ1206として記憶されたカスタマイズデータファイルを記憶部120から読み出す(RAM上に取得する/S508)。そして、制御部110は、ネットワークI/F180を制御し、要求元であるLAN600上の装置(例えば、パソコン300)に、カスタマイズデータファイルを送信し(S510)、処理をS500に移行する。
S512で制御部310は、S500で受信したデータが、カスタマイズデータファイルであるか否かを判断する(S512)。なお、カスタマイズデータファイルは、上述した図11に示すカスタマイズデータファイル送信処理のS406で、例えば、この処理を実行するLAN600上のパソコン300から送信されるものである。S512の判断の結果、カスタマイズデータファイルではない場合(S512:NO)、制御部110は、処理をS500に移行する。これに対し、カスタマイズデータファイルである場合(S512:YES)、制御部110は、カスタマイズデータファイル更新処理(図13)を実行する(S514)。なお、カスタマイズデータファイル更新処理については、後述する。
S516で制御部110は、ネットワークI/F180を制御し、エラー情報データ更新を示すステータスをLAN600に送信し、処理をS500に移行する。なお、エラー情報テータ更新ステータスは、上述した図9に示すパソコン側メイン処理のS206で受信される。
(カスタマイズデータファイル更新処理)
図13に、図12のS514で実行されるカスタマイズデータファイル更新処理フローを示す。この処理を開始した制御部310は、エラー情報テーブル1204(図6参照)に、ネットワークI/F360を制御し、受信したカスタマイズデータファイルに含まれるエラーステータスコードと同一のエラーステータスコードに関連付けてヘッダーIDが登録されているか否かを判断する(S600)。判断の結果、ヘッダーIDが登録されていない場合(S600:NO)、制御部110は、受信したカスタマイズデータファイルに含まれるエラーステータスコードと同一のエラーステータスコードに関連付けて、受信したカスタマイズデータファイルに含まれるヘッダーIDを登録し(S602)、カスタマイズデータファイルを、エラー情報データ1206として記憶部120に保存し(S604)、この処理を終了する。
これに対し、ヘッダーIDが登録されている場合(S600:YES)、制御部110は、受信したカスタマイズデータファイルに含まれるエラーステータスコードと同一のエラーステータスコードに関連付けて登録されているヘッダーIDを含むカスタマイズデータファイルを記憶部120から読み出し、受信したカスタマイズデータファイルに含まれるカスタマイズデータを追加し(S606)、この処理を終了する。
S606の処理を具体的に説明すると、例えば、既に記憶部120に、「2008月8月26日に10個購入しました。3階のロッカーの中に保管されています」とのカスタマイズデータを含むカスタマイズデータファイルがエラー情報データ1206として保存されている場合、制御部110は、このカスタマイズデータファイルを読み出し、図12のS500で受信したカスタマイズデータファイルのカスタマイズデータを構成する「”http://www.paper123.com/”で購入してください。ログインIDはaaaa、パスワードはbbbbです」を追加、換言すれば、「”http://www.paper123.com/”で購入してください。ログインIDはaaaa、パスワードはbbbbです/2008月8月26日に10個購入しました。3階のロッカーの中に保管されています」とのカスタマイズデータを作成し、これを含むカスタマイズデータファイルを、エラー情報データ1206として記憶部120に保存(上書保存)する。この際、制御部110は、記憶部120に記憶されているカスタマイズデータファイルに含まれるユーザ名を、S500で受信したカスタマイズデータファイルに含まれるユーザ名に更新する。
(解決時間カウント処理)
図14に解決時間カウント処理フローを示す。この処理は、図12プリンタ側メイン処理と同じく、プリンタ100の制御部110が、ROM又は記憶部120に記憶されたプログラム1202に基づき実行する処理であり、プリンタ100の電源がONされてからOFFされるまでの間、プリンタ側メイン処理と並行し、継続的に実行される。
先ず、制御部110は、タイマ140が計時する現在時刻を記憶するとともに(S700)、自身が備える各センサで、エラーが検出されたか否か、換言すれば、エラー状態であるか否かを判断する(S702)。判断の結果、エラー状態ではない場合(S702:NO)、制御部110は処理をS700に移行する一方、エラー状態である場合(S702:YES)、エラー状態が解除されたか否かを判断する(S704)。エラーが解除されていない場合(S704:NO)、制御部110は処理をS702に移行する。これに対し、エラー状態が解除された場合(S704:YES)、制御部110は、エラー解除に要した時間をタイマ140が計時する時刻に基づき算出し、解決時間を取得するとともに(S706)、記憶部120からエラー情報テーブル1204(図6参照)を、自身を構成するRAM上に読み出し(S708)、処理をS710に移行する。
S710で制御部110は、S702で検出したエラー状態を識別するエラーステータスコードに関連付けてカスタマイズデータファイルのヘッダーIDが、エラー情報テーブル1204に登録されているか否かを判断し(S710)、登録されていない場合(S710:NO)、この処理を終了する。これに対し、ヘッダーIDが登録されている場合(S712)、登録されているヘッダーIDに基づきカスタマイズデータファイルを読み出し、読み出したカスタマイズデータファイルに含まれる解決時間(図4参照)として、S706で取得した解決時間を保存し(S712)、この処理を終了する。
(第2処理形態に基づく有利な効果)
(1)第2処理形態においても、上記第1処理形態と同一のダイアログボックス700を表示可能であるため、上記第1処理形態によって得られる有利な効果を得ることができる。
(2)図11に示すカスタマイズデータファイル送信処理、及び、図10に示すエラー情報データ要求処理を採用した。これによれば、例えば、パソコン400は、パソコン300において入力されたカスタマイズデータを含むカスタマイズデータファイルを、プリンタ100を介して取得可能で、パソコン400においてもパソコン300で入力されたカスタマイズデータに基づくメッセージを表示させることができる。パソコン400のユーザがプリンタ100を用いて印刷処理を実行させた場合においてエラーが発生したとき、同じエラーが発生したパソコン300で入力されたカスタマイズデータに基づき、迅速かつ適切な対応をとることが可能となる。
(3)図14の処理においてエラーの解決に要した時間を計時し、この解決時間についても、ダイアログボックス700のカスタマイズデータ表示ボックス7004に表示する構成を採用した(図9のS214参照)。これによれば、ユーザはエラーの解決に要する概略の時間を把握することができる。
本発明の実施形態における印刷システムを示す図 本発明の実施形態における印刷システムを構成する各装置の機能ブロックを示す図 本発明の実施形態におけるエラー情報データの概念を示す図 本発明の実施形態におけるカスタマイズデータファイルの構成を示す図 本発明の実施形態におけるパソコンが記憶するエラー情報テーブルを示す図 本発明の実施形態におけるプリンタが記憶するエラー情報テーブルを示す図 本発明の実施形態におけるダイアログボックスを示す図 本発明の実施形態における第1処理形態の処理フローを示す図 本発明の実施形態における第2処理形態のパソコン側メイン処理フローを示す図 本発明の実施形態における第2処理形態のエラー情報データ要求処理フローを示す図 本発明の実施形態における第2処理形態のカスタマイズデータファイル送信処理フローを示す図 本発明の実施形態における第2処理形態のプリンタ側メイン処理フローを示す図 本発明の実施形態における第2処理形態のカスタマイズデータファイル更新処理フローを示す図 本発明の実施形態における第2処理形態の解決時間カウント処理フローを示す図
符号の説明
100 プリンタ
200,300,400 パソコン
110,210,310 制御部
120,220,320 記憶部
1202 プログラム
2202,3202 ステータスモニタプログラム
1204,2204,3204 エラー情報テーブル
150,230,330 表示部

Claims (6)

  1. プリンタのステータスを表示するコンピュータが読み取り可能なステータスモニタプログラムであって、
    前記コンピュータを
    前記プリンタから、前記ステータスを取得するステータス取得手段と、
    前記ステータス取得手段が前記ステータスを取得したことを条件として、コンピュータ側関連テーブルに前記ステータスに関連付けて登録されている前記固定データを、表示手段に表示する表示制御手段と、
    前記固定データが表示手段に表示されたことを条件として、表示された固定データに関連するカスタマイズデータを取得するカスタマイズデータ取得手段と、
    前記ステータスと、前記固定データと、前記カスタマイズデータ取得手段が取得したカスタマイズデータと、を関連付けて前記コンピュータ側関連テーブルに登録するコンピュータ側登録手段と、して機能させるとともに、
    前記表示制御手段は、前記コンピュータ側関連テーブルに、前記ステータス取得手段が取得したステータスと、前記カスタマイズデータと、が関連付けて登録されている場合、前記ステータスに関連付けられている、固定データ及びカスタマイズデータを表示手段に表示する機能を含むステータスモニタプログラム。
  2. 前記コンピュータを、
    前記固定データと、前記固定データに関連付けて記憶されるカスタマイズデータを入力するカスタマイズデータ入力インターフェースと、を表示手段に表示する、前記表示制御手段と、
    前記カスタマイズデータ入力インターフェースに入力されたカスタマイズデータを取得する、前記カスタマイズデータ取得手段と、して機能させるための請求項1に記載のステータスモニタプログラム。
  3. 前記コンピュータを、
    前記ステータス取得手段が取得したステータスに関連付けられている、固定データ及びカスタマイズデータと、前記カスタマイズデータ入力インターフェースと、を表示手段に表示する、前記表示制御手段と、
    前記カスタマイズデータ入力インターフェースに入力された追加カスタマイズデータを取得する、前記カスタマイズデータ取得手段と、
    前記カスタマイズデータ入力インターフェースとともに表示されたカスタマイズデータに、前記追加カスタマイズデータを追加登録する、前記コンピュータ側登録手段として機能させるための請求項2に記載のステータスモニタプログラム。
  4. 複数のコンピュータにネットワークを介して接続可能なプリンタであって、
    前記コンピュータに、自装置のステータスを送信するプリンタ側送信手段と、
    前記ステータスを受信したコンピュータで前記ステータスに関連するデータとして取得されたカスタマイズデータと、前記カスタマイズデータに関連するステータスと、を前記コンピュータから受信するプリンタ側受信手段と、
    前記カスタマイズデータに関連するステータスに関連付けて、前記プリンタ側受信手段が受信したカスタマイズデータを、プリンタ側関連テーブルに登録するプリンタ側登録手段と、を備え、
    前記プリンタ側送信手段は、前記プリンタ側関連テーブルに前記カスタマイズデータが登録されていることを条件として、前記プリンタ側関連テーブルに登録されたカスタマイズデータと、前記カスタマイズデータに関連するステータスと、を前記コンピュータに送信することを特徴とするプリンタ。
  5. 前記プリンタ側登録手段は、前記プリンタ側関連テーブルに、前記ステータスに関連付けてカスタマイズデータが登録されていることを条件として、前記プリンタ側受信手段が、カスタマイズデータ及びステータスを受信した場合、前記プリンタ側受信手段が受信したステータスと同一のステータスに関連付けて登録されているカスタマイズデータに、前記プリンタ側受信手段が受信したカスタマイズデータを追加登録することを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のプリンタと、前記コンピュータと、を含むプリンタステータス表示システムであって、
    前記コンピュータは、
    前記プリンタから、前記ステータスを受信するコンピュータ側受信手段と、
    前記コンピュータ側受信手段が前記ステータスを受信したことを条件として、コンピュータ側関連テーブルに前記ステータスに関連付けて登録されている前記固定データを、表示する表示手段と、
    前記固定データが表示手段に表示されたことを条件として、表示された固定データに関連するカスタマイズデータを取得するカスタマイズデータ取得手段と、
    前記プリンタに、前記カスタマイズデータ取得手段が取得したカスタマイズデータと、前記ステータス取得手段が取得したステータスであって、前記カスタマイズデータに関連するステータスと、を送信するコンピュータ側送信手段と、を備えることを特徴とするプリンタステータス表示システム。
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