JP6205212B2 - フィルム積層体の製造方法及びフィルム積層体の製造設備 - Google Patents
フィルム積層体の製造方法及びフィルム積層体の製造設備 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6205212B2 JP6205212B2 JP2013180196A JP2013180196A JP6205212B2 JP 6205212 B2 JP6205212 B2 JP 6205212B2 JP 2013180196 A JP2013180196 A JP 2013180196A JP 2013180196 A JP2013180196 A JP 2013180196A JP 6205212 B2 JP6205212 B2 JP 6205212B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- area
- film laminate
- foreign matter
- laminate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 41
- 239000010408 film Substances 0.000 claims description 261
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 77
- 239000012788 optical film Substances 0.000 claims description 47
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 38
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 33
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 claims description 26
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 10
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 10
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 8
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 5
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 3
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/12—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by using adhesives
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/02—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by a sequence of laminating steps, e.g. by adding new layers at consecutive laminating stations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B38/00—Ancillary operations in connection with laminating processes
- B32B38/16—Drying; Softening; Cleaning
- B32B38/162—Cleaning
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/30—Polarising elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2307/00—Properties of the layers or laminate
- B32B2307/40—Properties of the layers or laminate having particular optical properties
- B32B2307/42—Polarizing, birefringent, filtering
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/0046—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by constructional aspects of the apparatus
- B32B37/0053—Constructional details of laminating machines comprising rollers; Constructional features of the rollers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
そして、偏光フィルムは、少なくとも一方の面に粘着層を介して前記保護フィルムが積層されたフィルム積層体とされ、さらにこのフィルム積層体がロール状に巻き取られた原反ロールと呼ばれる形で一旦保管される。
その後、打抜きなどにより前記原反ロールから所定形状を有するシート片(偏光板)へと加工され、該シート片が光学製品に組み込むための製品として出荷されている。
このような場合、再び検査後の偏光フィルムに保護フィルムが積層されてフィルム積層体が改めて作製された後で前記打抜きが行われている。
この種の偏光フィルムの検査やフィルム積層体の作製は、通常、クリーンルーム内において実施されている(下記特許文献1参照)。
しかし、フィルム積層体の製造設備全体を高いクリーン度に維持させることは容易ではなく、従来の設備を利用したフィルム積層体の製造においては、最終的に得られるフィルム積層体への異物の混入を抑制することが困難であるという問題を有する。
また、フィルム積層体への異物の混入を抑制することが要望されているのは、光学フィルムが偏光フィルムである場合のみならず他の光学フィルムについても同じである。
そして、本発明者は、前記のエリアの前段にも局所的に囲まれたエリアを設けてこの前段側のエリア(第1のエリア)をクリーンルーム内の他の領域に比べてクリーン度を向上させて当該第1のエリアで光学フィルムなどに対する異物除去を実施し、該第1のエリアの後段側のエリア(第2のエリア)のクリーン度をさらに向上させて当該第2のエリアにおいて前記貼合を実施することで従来のフィルム積層体に比べて異物の混入が抑制されたフィルム積層体が得られることを見出して本発明を完成させるに至ったものである。
なお、ここでは、帯状の偏光フィルムの両面に粘着層を介して保護フィルムが積層されたフィルム積層体から保護フィルムが除去されて前記偏光フィルムが表面露出され、該偏光フィルムに対して検査装置で光学的な検査が行われた後に前記偏光フィルムに再び保護フィルムが積層されて初期のフィルム積層体と同様のフィルム積層体が形成される場合を例にしてフィルム積層体の製造方法を説明する。
図1は、初期のフィルム積層体(以下、「初期フィルム積層体」ともいう)の積層構造を示したものである。
なお、以下においては、この初期のフィルム積層体を「初期フィルム積層体」と称し、前記検査後に改めて作製されるフィルム積層体を「最終フィルム積層体」と称してそれぞれを区別することとする。
該フィルム積層体f0における2枚の前記保護フィルムfy,fzは、偏光フィルムfxと同形状を有し、それぞれ粘着層a1,a2を介して偏光フィルムfxに接着されている。
従って、本実施形態における初期フィルム積層体f0は、平面形状が偏光フィルムfxと同じく長尺な帯状で、厚みが偏光フィルムfxよりも厚く、図1の上から、保護フィルムfy、粘着層a1、偏光フィルムfx、粘着層a2、及び、保護フィルムfzの順となる層構成を有している。
より詳しく説明すると、前記保護フィルムfy,fzの内、上側の保護フィルムfyは、偏光フィルムfxとの間の粘着層a1(以下、「第1粘着層a1」ともいう)の表面から検査前に剥離される。
一方で、下側の保護フィルムfzは、偏光フィルムfxとの間の粘着層a2(以下、「第2粘着層a2」ともいう)を伴って粘着層付保護フィルムfbとなって検査前に偏光フィルムf0の表面から剥離される。
なお、以下において、単に「保護フィルム」と称する場合は、特段の断りがない限りにおいて粘着層付保護フィルムfbとなって偏光フィルムfxから剥離される下側の保護フィルムfzを意味するものとし、第1粘着層a1の表面から剥離される上側の保護フィルムfyは、「第1保護フィルムfy」、又は、「セパレータfy」と称して下側の保護フィルムfzと区別することとする。
また、以下においては、より区別が明確になるように、下側の保護フィルムfzを「第2保護フィルムfz」と称することがある。
まず、製造設備について説明する。
図2に示しているように、最終フィルム積層体を製造するための設備は、クリーンルームCRと、該クリーンルーム内に配された各種装置類とを備えている。
本実施形態の製造設備は、前記クリーンルーム内に、前記初期フィルム積層体f0が巻回されてなる原反ロールが装着された送出機1と、前記最終フィルム積層体f0’を巻取って製品ロールを形成するために巻取機6とがフィルム積層体の製造ラインの両端に備えられており、前記初期フィルム積層体f0を長手方向が移動方向となるように前記クリーンルーム内において移送する移送手段を前記送出機1と前記巻取機6とによって構成している。
即ち、前記製造設備は、第1のエリアA1よりも上流側の前記送出機1の配置された領域から、第1のエリアA1、第2のエリアA2へと段階的にクリーン度を向上させている。
本実施形態における前記移送手段は、フィルム積層体を長手方向が移動方向となるように移送すべく構成されており、該フィルム積層体を第1のエリアA1、第2のエリアA2の順に通過させるべく構成されている。
そして、本実施形態における前記製造設備は、前記送出機1から繰り出された初期フィルム積層体f0が前記セパレータ側を上面側に向けた形で移送され、該初期フィルム積層体f0が第1のエリアA1を通じて第2のエリアA2に供給され、該第2のエリアA2で得られた最終フィルム積層体f0’が第2のエリアA2よりも下流側に設けられた前記巻取機6によって巻き取られるべく構成されている。
また、小型のクリーンルームによって第1のエリアA1や第2のエリアA2を形成させる場合には、該クリーンルームは、所謂クリーンブースなどと呼ばれる簡易的なものであっても良い。
また、本実施形態の製造設備は、フィルム積層体の移動方向上流側から、順に、剥離装置3、検査装置4、及び、貼合装置5を前記第2のエリアA2に備えている。
従って、本実施形態においては、一対の粘着ロール21を備えた異物除去装置2を前記第1のエリアA1に配置している。
該一対の前記粘着ロール21は、初期フィルム積層体f0の幅以上の長さを有し、該初期フィルム積層体f0を軽くニップする形で初期フィルム積層体f0の上面(セパレータ)と、下面(保護フィルム)との両方にそれぞれの外周面を当接させている。
そして、前記粘着ロール21は、初期フィルム積層体f0の全幅に亘って当接されるように配されており、初期フィルム積層体f0の移動に伴って供回りするように配されている。
即ち、初期フィルム積層体表面の付着異物は、回転する前記粘着ロール21の外周面に転写される形で初期フィルム積層体f0の表面から除去されることになる。
また、前記剥離装置3の下流側に設けられた前記検査装置4は、保護フィルムが剥離された後の粘着層付偏光フィルムfaの光学特性を検査する検査工程を前記第2のエリアA2において実施するためのもので、偏光フィルムの欠陥箇所を特定するためものである。
また、要すれば、剥離装置3を第2のエリアA2に設けずに、保護フィルムを両面に設けたままの状態で検査装置4による検査を実施させるようにしてもよい。
また、粘着層付保護フィルムfbの側を検査装置4を迂回して貼合装置5に供給し、該貼合装置5で再び元の面(下面)に貼合するようにしてもよい。
さらには、セパレータfyと粘着層付保護フィルムfbとの両方を検査装置4を迂回して貼合装置5に供給し、該貼合装置5で再び元の面に貼合するようにしてもよい。
従って、高度なクリーン度を維持させる空間を比較的狭小なものとしつつも最終フィルム積層体f0’に異物が混入することを抑制させ得る。
しかも、本実施形態においては、第2のエリアA2の直前に当該第2のエリアA2に次いでクリーン度の高い第1のエリアA1が設けられ、該第1のエリアA1で初期フィルム積層体f0に対する異物除去が実施される。
従って、本実施形態においては、直前のエリアとのクリーン度の差が小さくなり、初期フィルム積層体f0に同伴されて第2のエリアA2に異物が持ち込まれることを抑制することができ、クリーン度の高い第1のエリアA1で異物除去が行われることで、異物除去後のフィルム積層体f0に異物が再付着することなく第2のエリアA2をクリーン度が高い状態に維持させ易く且つ最終フィルム積層体f0’に異物が混入することを抑制させ得る。
即ち、フィルム積層体を製造するためのクリーンルームは、例えば、第1のエリアA1及び第2のエリアA2に対してクリーン度が相対的に低いクリーンルーム内の他の領域の正圧を「P0」、クリーン度を「C0」とし、第1のエリアA1の正圧を「P1」、クリーン度を「C1」とし、さらに第2のエリアの正圧を「P2」、クリーン度を「C2」とした場合に、下記の関係となるようにそれぞれの環境を調整すればよい。
(正圧) 0<P0<P1<P2
(クリーン度) 低:C0<C1<C2:高
具体的には、前記クリーンルームは、例えば、第2のエリアのクリーン度(C2)をクラス100以下、第1のエリアのクリーン度(C1)をクラス1000以下、その他の領域のクリーン度(C0)をクラス10000以下とすれば良い。
図4に例示の本発明の第二の実施形態は、クリーンルームCRに、他の領域よりも相対的にクリーン度の高い第1のエリアA1と、該第1のエリアA1に比べて相対的にクリーン度の高い第2のエリアA2とを備えている点においては、第一の実施形態と共通する。
また、前記第1のエリアA1に、異物除去装置1を配置し、前記第2のエリアA2に、貼合装置5を配置している点においても第二の実施形態は、第一の実施形態と共通する。
また、剥離装置3が第2のエリアAに配置されていない点においても第二の実施形態は第一の実施形態と異なっている。
なお、当該第二の実施形態においては、初期フィルム積層体f0の形成前に偏光フィルムfxの光学特性を検査し得るように第2のエリアAに検査装置4を配置している態様を例示しているが、要すれば、第2のエリアAに検査装置4を配置しないようにしてもよい。
即ち、第一の実施形態においては、偏光フィルム上に存在している粘着層を介してセパレータfyを積層していたが、第二の実施形態においては、セパレータ側に存在している粘着層を介して偏光フィルムfxにセパレータfyを積層させている。
当然ながら、クリーン度の高いエリアをさらに設けて4段階以上にクリーン度を向上させる場合も本発明の意図する範囲である。
さらに本発明は上記に限らず各種変更をさらに加えることも可能である。
Claims (6)
- 帯状の光学フィルム、又は、該光学フィルムの表面に粘着層を介して保護フィルムが積層されてなる帯状のフィルム積層体を長手方向が移動方向となるようにクリーンルーム内において移送し、
該クリーンルームには、他の領域よりもクリーン度が高いエリアを2以上配置し、該2以上のエリアの内の第1のエリアと該第1のエリアよりもクリーン度が高い第2のエリアとを前記移動方向に隣接させ且つ前記第1のエリアを前記移動方向上流側に配置し、
前記光学フィルム又は前記フィルム積層体が前記第1のエリアを通じて前記第2のエリアに供給されるように前記移送を実施して、
前記光学フィルム又は前記フィルム積層体の表面から異物を除去する異物除去工程を前記第1のエリアで実施した後に、
前記第2のエリアでは、前記光学フィルム、前記フィルム積層体から保護フィルムが剥離された後の光学フィルム、又は、前記保護フィルムが積層された状態の前記フィルム積層体に対して光学特性を検査する検査工程を実施し、且つ、前記第1のエリアでの前記異物除去工程に続けて該第2のエリアでの前記検査工程を実施し、
前記光学フィルム、又は、前記フィルム積層体から保護フィルムが剥離された後の光学フィルムに保護フィルムを貼合する貼合工程を前記第2のエリアでさらに実施してフィルム積層体を作製することを特徴とするフィルム積層体の製造方法。 - 帯状の光学フィルムの表面に粘着層を介して保護フィルムが積層されてなる帯状のフィルム積層体を長手方向が移動方向となるようにクリーンルーム内において移送し、
該クリーンルームには、他の領域よりもクリーン度が高いエリアを2以上配置し、該2以上のエリアの内の第1のエリアと該第1のエリアよりもクリーン度が高い第2のエリアとを前記移動方向に隣接させ且つ前記第1のエリアを前記移動方向上流側に配置し、
前記フィルム積層体が前記第1のエリアを通じて前記第2のエリアに供給されるように前記移送を実施して、
前記フィルム積層体の表面から異物を除去する異物除去工程を前記第1のエリアで実施し、
前記第2のエリアに、前記異物除去工程後のフィルム積層体から保護フィルムを剥離するための剥離装置と、該剥離装置によって保護フィルムが剥離された後の光学フィルムの光学特性を検査する検査装置とをさらに配置し、
前記第1のエリアでの前記異物除去工程に続けて該第2のエリアでは前記剥離装置による前記剥離を実施し、
該第2のエリアでは、保護フィルムが剥離された後の前記光学フィルムの光学特性を前記検査装置で検査する検査工程を実施し、且つ、
該検査工程後の光学フィルムに対して保護フィルムを貼合する貼合工程を実施することを特徴とするフィルム積層体の製造方法。 - 前記異物除去工程には粘着ロールを用い、前記光学フィルム又は前記フィルム積層体の表面に前記粘着ロールの外周面を当接させて前記表面に付着している異物の除去を実施する請求項1又は2記載のフィルム積層体の製造方法。
- クリーンルームと、
帯状の光学フィルム、又は、該光学フィルムの表面に粘着層を介して保護フィルムが積層されてなる帯状のフィルム積層体を長手方向が移動方向となるように前記クリーンルーム内において移送する移送手段と、
前記移送手段によって移送されている前記光学フィルム又は前記フィルム積層体の表面に付着している異物を除去する異物除去装置と、
前記光学フィルム、前記フィルム積層体から保護フィルムが剥離された後の光学フィルム、又は、前記保護フィルムが積層された状態の前記フィルム積層体に対して光学特性を検査する検査装置と、
前記光学フィルム、又は、前記フィルム積層体から保護フィルムが剥離された後の光学フィルムに保護フィルムを貼合する貼合装置とが備えられ、
前記クリーンルームには、他の領域よりもクリーン度が高いエリアが2以上配置され、該2以上のエリアの内の第1のエリアと該第1のエリアよりもクリーン度が高い第2のエリアとが前記移動方向に隣接され且つ前記第1のエリアが前記移動方向上流側に配置されており、
前記移送手段が、前記光学フィルム又は前記フィルム積層体を前記第1のエリアを通じて前記第2のエリアに移送すべく備えられ、
前記異物除去装置が前記第1のエリアに配置されているとともに前記検査装置と前記貼合装置とが前記第2のエリアに配置されており、
前記光学フィルム又は前記フィルム積層体が前記異物除去装置に続けて前記検査装置に供給されることを特徴とするフィルム積層体の製造設備。 - クリーンルームと、
帯状の光学フィルムの表面に粘着層を介して保護フィルムが積層されてなる帯状のフィルム積層体を長手方向が移動方向となるように前記クリーンルーム内において移送する移送手段と、
前記移送手段によって移送されている前記フィルム積層体の表面に付着している異物を除去する異物除去装置と、
異物除去装置を通過した前記フィルム積層体から保護フィルムを剥離するための剥離装置と、
該剥離装置によって保護フィルムが剥離された後の光学フィルムの光学特性を検査する前記検査装置と、
前記フィルム積層体から保護フィルムが剥離された後の光学フィルムに保護フィルムを貼合する貼合装置とが備えられ、
前記クリーンルームには、他の領域よりもクリーン度が高いエリアが2以上配置され、該2以上のエリアの内の第1のエリアと該第1のエリアよりもクリーン度が高い第2のエリアとが前記移動方向に隣接され且つ前記第1のエリアが前記移動方向上流側に配置されており、
前記移送手段が、前記フィルム積層体を前記第1のエリアを通じて前記第2のエリアに移送すべく備えられ、
前記異物除去装置が前記第1のエリアに配置されているとともに前記剥離装置、前記検査装置、及び、前記貼合装置が前記第2のエリアに配置されており、
前記フィルム積層体が、前記異物除去装置に続けて前記剥離装置に供給され、
前記検査装置による検査後の光学フィルムに対して前記貼合装置による保護フィルムの貼合が実施されることを特徴とするフィルム積層体の製造設備。 - 前記異物除去装置が粘着ロールを有し、該異物除去装置では、前記光学フィルム又は、前記フィルム積層体の表面に前記粘着ロールの外周面を当接させて前記表面に付着している異物の除去が実施される請求項4又は5記載のフィルム積層体の製造設備。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013180196A JP6205212B2 (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | フィルム積層体の製造方法及びフィルム積層体の製造設備 |
TW103126767A TWI626159B (zh) | 2013-08-30 | 2014-08-05 | 薄膜積層體之製造方法及薄膜積層體之製造設備 |
KR1020140112276A KR102220429B1 (ko) | 2013-08-30 | 2014-08-27 | 필름 적층체의 제조 방법 및 필름 적층체의 제조 설비 |
CN201410432459.9A CN104512087B (zh) | 2013-08-30 | 2014-08-28 | 膜层叠体的制造方法及膜层叠体的制造设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013180196A JP6205212B2 (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | フィルム積層体の製造方法及びフィルム積層体の製造設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015047749A JP2015047749A (ja) | 2015-03-16 |
JP6205212B2 true JP6205212B2 (ja) | 2017-09-27 |
Family
ID=52698182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013180196A Active JP6205212B2 (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | フィルム積層体の製造方法及びフィルム積層体の製造設備 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6205212B2 (ja) |
KR (1) | KR102220429B1 (ja) |
CN (1) | CN104512087B (ja) |
TW (1) | TWI626159B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180016339A (ko) * | 2015-05-26 | 2018-02-14 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 편광판 제조용 클린룸 |
JP2017058445A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | 住友化学株式会社 | 偏光板及び液晶パネル |
JP6365485B2 (ja) * | 2015-09-24 | 2018-08-01 | トヨタ自動車株式会社 | フィルタ装置 |
JP6342081B2 (ja) * | 2015-12-25 | 2018-06-13 | 住友化学株式会社 | フィルム製造方法及びフィルム |
JP2017161948A (ja) * | 2017-06-09 | 2017-09-14 | 住友化学株式会社 | 偏光板及び液晶パネル |
KR101883618B1 (ko) | 2018-02-22 | 2018-07-30 | 이동춘 | 현장 작업형 종패수확털이장치 |
CN112009161B (zh) * | 2020-08-04 | 2021-06-29 | 南京贝迪新材料科技股份有限公司 | 一种量子点膜涂布机 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09229442A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-05 | Zetetsuku Kk | クリーンルームの気流制御装置 |
KR20060117340A (ko) * | 2003-12-26 | 2006-11-16 | 가부시키가이샤 가네카 | 연성 적층판의 제조 방법 |
CN1769931A (zh) * | 2004-11-04 | 2006-05-10 | 力特光电科技股份有限公司 | 偏光板表层洁净处理方法 |
JP4674142B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2011-04-20 | 富士フイルム株式会社 | 感光性積層体の製造装置及び製造方法 |
JP2007114516A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Sony Corp | 光学シートユニット作成方法及び光学シートユニット作成装置 |
JP4698462B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2011-06-08 | 富士フイルム株式会社 | 長尺状ウエブの貼り付け方法 |
JP2008253864A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Fujifilm Corp | 搬送物の除塵方法及び装置 |
JP2009069142A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-04-02 | Nitto Denko Corp | 積層フィルムの欠陥検査方法およびその装置 |
KR100967499B1 (ko) * | 2008-01-10 | 2010-07-07 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 광학 표시 유닛의 제조 시스템 및 반송 기구 |
JP5281606B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2013-09-04 | 富士フイルム株式会社 | 機能性フィルムの製造方法 |
JP2013003436A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 異物除去方法 |
-
2013
- 2013-08-30 JP JP2013180196A patent/JP6205212B2/ja active Active
-
2014
- 2014-08-05 TW TW103126767A patent/TWI626159B/zh active
- 2014-08-27 KR KR1020140112276A patent/KR102220429B1/ko active IP Right Grant
- 2014-08-28 CN CN201410432459.9A patent/CN104512087B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN104512087A (zh) | 2015-04-15 |
TW201518107A (zh) | 2015-05-16 |
TWI626159B (zh) | 2018-06-11 |
CN104512087B (zh) | 2018-04-17 |
JP2015047749A (ja) | 2015-03-16 |
KR102220429B1 (ko) | 2021-02-25 |
KR20150026908A (ko) | 2015-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6205212B2 (ja) | フィルム積層体の製造方法及びフィルム積層体の製造設備 | |
TWI514341B (zh) | A manufacturing method of an optical display device, and a manufacturing system of an optical display device | |
KR102373254B1 (ko) | 광학 부재의 검사 방법, 광학 제품의 제조 방법 및 광학 부재의 검사 장치 | |
WO2011105174A1 (ja) | 切断情報決定方法、並びに、これを用いた帯状偏光シートの製造方法、光学表示ユニットの製造方法、帯状偏光シート及び偏光シート原反 | |
JP5360946B2 (ja) | 光学部材貼合体の製造システム、製造方法及び記録媒体 | |
JP5280581B2 (ja) | 光学部材貼合体の製造システム、製造方法及び記録媒体 | |
JP4977257B2 (ja) | 液晶パネルの製造方法及び製造システム | |
WO2016204093A1 (ja) | 貼合光学フィルムの製造方法、貼合光学フィルムの製造装置及び剥離フィルムの剥離方法 | |
WO2014174951A1 (ja) | 積層体基板の形成方法および装置 | |
WO2014109306A1 (ja) | 光学部材貼合体の製造方法及び光学部材貼合体 | |
JP5924726B2 (ja) | 光学部材貼合体の製造装置及び製造方法 | |
JP2010160473A (ja) | 光学表示装置製造方法及び光学表示装置製造用ロール原反 | |
JP6557713B2 (ja) | 光学部材の検査方法、光学製品の製造方法、及び、光学部材の検査装置 | |
JP2010217878A (ja) | 光学表示ユニットの製造システム及び製造方法、並びに、ロール原反 | |
TWI726077B (zh) | 剝離方法 | |
JP5969247B2 (ja) | 光学表示パネルの連続製造方法およびその連続製造システム、切替方法および繰出装置 | |
JP4977263B2 (ja) | 液晶パネルの製造方法及び製造システム | |
JP5724146B2 (ja) | 光学部材貼合体の製造システム、製造方法及び記録媒体 | |
WO2014185092A1 (ja) | 光学部材貼合体の製造システム、製造方法及び記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170630 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170904 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6205212 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |