JP6204807B2 - 像振れ補正装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

像振れ補正装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、複数の像振れ補正手段を用いて、撮像画像の振れを補正する技術に関するものである。
近年、撮像装置の小型化や光学系の高倍率化に伴い、撮像装置の振れ等が撮影画像の品位を低下させる大きな原因となっていることに着目し、このような装置の振れ等により生じた撮影画像の振れを補正する像振れ補正機能が種々提案されている。撮像装置に搭載される従来の像振れ補正機能として、複数の像振れ補正手段を併用して制御する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1においては、角速度センサ信号を低周波数帯域と高周波数帯域に分離し、各々別の像振れ補正手段によって撮像画像の振れを補正する方法が開示されている。
特許第451897号公報
しかしながら、上記従来例では、角速度センサ信号を低周波数帯域と高周波数帯域に分離する概念は開示されているものの、パンニング時の補正量飽和対策などについては開示されていない。像振れ補正技術においては、撮影者が意図していない振れは補正し、意図して行うパンニング等のカメラワークによって生じる画像の動きは補正しないという切り分けが重要である。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の像振れ補正手段を用いて像振れを補正する場合に、パンニング等のカメラワークの操作性と像振れ補正性能の両立を実現することである。
本発明に係わる像振れ補正装置は、撮像装置の振れを検出する振れ検出手段の出力の低周波成分を減衰する低周波成分減衰手段と、前記低周波成分減衰手段の出力を低周波信号と高周波信号に分離する分離手段と、前記高周波信号に基づいて第1の振れ補正量を算出する第1の算出手段と、前記低周波信号に基づいて第2の振れ補正量を算出する第2の算出手段と、前記第1の振れ補正量に基づいて、振れを補正する第1の像振れ補正手段と、前記第2の振れ補正量に基づいて、振れを補正する第2の像振れ補正手段と、前記高周波信号又は前記低周波信号に基づいて演算された出力に基づいて、制御を変更する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記高周波信号に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記分離手段の分離周波数を高くすることを特徴とする。
また、本発明に係わる像振れ補正装置は、撮像装置の振れを検出する振れ検出手段の出力の低周波成分を減衰する低周波成分減衰手段と、前記低周波成分減衰手段の出力を低周波信号と高周波信号に分離する分離手段と、前記高周波信号に基づいて第1の振れ補正量を算出する第1の算出手段と、前記低周波信号に基づいて第2の振れ補正量を算出する第2の算出手段と、前記第1の振れ補正量に基づいて、像振れを補正する第1の像振れ補正手段と、前記第2の振れ補正量に基づいて、像振れを補正する第2の像振れ補正手段と、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算された出力に基づいて、制御を変更する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記分離手段の分離周波数を高くすることを特徴とする。
本発明によれば、複数の像振れ補正手段を用いて像振れを補正する場合に、パンニング等のカメラワークの操作性と像振れ補正性能の両立を実現することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係わる像振れ補正装置の構成を示すブロック図。 第1及び第2像振れ補正部の例を示すブロック図。 第1の実施形態における、パンニング制御部行う処理を説明するためのフローチャート。 低周波成分減衰部と周波数分離部のフィルタ特性の一例を示す図。 第2の実施形態における、パンニング制御部が行う処理を説明するためのフローチャート。 第3の実施形態に係わる像振れ補正装置の構成を示すブロック図。 第3の実施形態における、パンニング制御部が行う処理を説明するためのフローチャート。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、画像の横方向または縦方向のいずれか一方の像振れ補正制御に関して説明を行い、他方向の像振れ補正制御は同様の制御であるため、説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係わる像振れ補正装置の構成を示すブロック図である。図1(a)の像振れ補正装置100の各構成部とその一例の動作について具体的に説明する。この像振れ補正装置100は、被写体像を撮像するデジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置に搭載される。
角速度センサ101は、像振れ補正装置100に加わる振れを角速度信号として検出し、その角速度信号を低周波成分減衰部102に供給する。低周波成分減衰部102は、任意の周波数帯域でその特性を変更し得る機能を有しており、角速度センサ101からの角速度データに含まれる低周波数成分を減衰して高周波数帯域の信号を出力する。図1(b)、(c)に、低周波成分減衰部102の構成の例を示す。低周波成分減衰部102は、図1(b)に示すようにHPF201(ハイパスフィルタ)のみで構成してもよいし、図1(c)に示すように、入力信号からLPF202(ローパスフィルタ)の出力を減算器203で減算するように構成してもよい。低周波成分減衰部102の特性の変更は、HPF201またはLPF202のカットオフ周波数を可変にすることで実現することができる。
周波数分離部103は、低周波成分減衰部102の出力を更に、高周波角速度信号(高周波信号)と低周波角速度信号(低周波信号)に分離して、各々敏感度演算部104,108に供給する。図1(d)、(e)に、周波数分離部103の構成の例を示す。例えば、図1(d)に示す例においては、入力信号をHPF204に通した後の出力を高周波角速度信号とし、入力信号からHPF204の出力を減算器205で減算した出力を低周波角速度信号としている。また、図1(e)に示す例においては、入力信号をLPF206に通した後の出力を低周波角速度信号とし、入力信号からLPF206の出力を減算器207で減算した出力を高周波角速度信号としている。また、周波数分離部103は、HPF204あるいはLPF206のカットオフ周波数を変更することにより、分離周波数帯域を変更することができる。
敏感度演算部104、積分器105、リミッタ106の各ブロックは、周波数分離部103からの高周波角速度信号に基づいて、第1像振れ補正部107の像振れ補正量を演算するブロックである。敏感度演算部104は、角速度センサ101が検出した振れを補正するために、第1像振れ補正部107をどれだけ駆動すればよいかを示す係数即ち敏感度を、高周波角速度信号に乗算した結果を積分器105に供給する。積分器105は、任意の周波数帯域でその特性を変更し得る機能を有しており、敏感度演算部104からの出力を積分し、第1像振れ補正部107の補正量を算出する。リミッタ106は、第1像振れ補正部107が補正可能範囲の内側で駆動されるように、積分器105の出力を制限する。
敏感度演算部108、積分器109、リミッタ110の各ブロックは、周波数分離部103からの低周波角速度信号に基づいて、第2像振れ補正部111の像振れ補正量を演算するブロックである。敏感度演算部108は、角速度センサ101が検出した振れを補正するために、第2像振れ補正部111をどれだけ駆動すればよいかを示す係数即ち敏感度を、低周波角速度信号に乗算した結果を積分器109に供給する。積分器109は、任意の周波数帯域でその特性を変更し得る機能を有しており、敏感度演算部108からの出力を積分し、第2像振れ補正部111の補正量を算出する。リミッタ110は、第2像振れ補正部111が補正可能範囲の内側で駆動されるように、積分器109の出力を制限する。
第1像振れ補正部107及び第2像振れ補正部111は、例えば図2(a)乃至図2(c)に示すような構成が例としてあげられる。図2(a)は、撮像装置における撮影光学系内の補正光学系305を光軸と垂直な方向にシフトあるいは、光軸上の任意の点を中心に回動する等の動作により、振れを補正する像振れ補正部の例を示している。
減算器301は、補正光学系305の位置を検出する位置検出部306の出力を入力信号から減算し、その結果である偏差データを制御フィルタ302に供給する。制御フィルタ302は、入力データを所定のゲインで増幅する増幅器、及び位相補償フィルタで構成されている。減算器301から供給された偏差データは、制御フィルタ302に供給され、上記増幅器及び位相補償フィルタによる信号処理が行われた後、モータ駆動部303に出力される。モータ304は、補正光学系305の駆動用のボイス・コイル型モータであり、モータ駆動部303から駆動されることにより、補正光学系305が移動される。位置検出部306は、磁石とそれに対向する位置に備えられたホール・センサとからなり、補正光学系305の移動量を検出し、その検出結果を上述した減算器301に供給する。これによって、入力信号に対して、補正光学系305の移動量を追従させるフィードバック制御系を構成している。補正光学系305は、その移動量に応じて光軸の向きを偏向する、光学的に像振れ補正可能な補正系であり、リミッタ106あるいはリミッタ110の出力に従って駆動されることにより、振れを補正することができる。
図2(b)は、撮像装置における撮像素子310を光軸と垂直な方向にシフトすることにより、振れを補正する像振れ補正部の例を示している。図2(b)は、図2(a)と比較して、振れを補正するために駆動する対象が、補正光学系305から撮像素子310に変更されただけであるため、説明は省略する。
図2(c)は、撮像装置における、振れを電子的に補正する像振れ補正部の例を示している。図2(c)において、画像メモリ321、信号処理部322、撮像素子323、記録媒体・表示デバイス324は、像振れ補正装置100が搭載される撮像装置に備えられたものである。撮像素子323は、撮像装置の撮影光学系によって結像された被写体像を撮影画像信号としての電気信号に変換し、信号処理部322に供給する。信号処理部322は、撮像素子323により得られた信号から、例えばNTSCフォーマットに準拠したビデオ信号(映像信号)を生成して画像メモリ321に供給する。メモリ読み出し制御部320は、リミッタ106あるいはリミッタ110の出力に従って、画像メモリ321からの画像の読み出し位置を変更することにより、電子的に振れが補正された映像信号が画像メモリ321から出力される。
メモリ読み出し制御部320は更に、記録媒体・表示デバイス324に映像信号を出力して、表示デバイスに画像を表示させたり、記録媒体に記録させたりすることができる。なお記録媒体は、ハードディスク等の磁気記録媒体や半導体メモリ等の情報記録媒体であり、表示デバイスは画像を表示する液晶表示素子(LCD)等のデバイスである。
なお、第1像振れ補正部107と第2像振れ補正部111の割り当てが、図2(a)〜(c)のいずれになるかは、任意に変更することができる。例えば、先行技術文献に開示されているように、第1像振れ補正部107が図2(a)に示す構成で、第2像振れ補正部111が図2(c)に示す構成であってもよいし、第2像振れ補正部111を図2(b)に替えた構成にしてもよい。また、2種類の補正光学系が存在する場合は、第1像振れ補正部107・第2像振れ補正部ともに図2(a)に示す構成にしてもよい。
図1(a)に戻って、パンニング制御部112は、周波数分離部の出力である、高周波角速度信号及び低周波角速度信号、あるいは積分器105及び積分器109の出力に基づいて、パンニング判定を行い、周波数分離部103及び低周波成分減衰部102の特性を変更する。
パンニング制御部112が実行する処理の方法の一例について、以下に図面を用いて詳細に説明する。図3は、パンニング制御部112の処理の流れを示したフローチャートである。図3のフローチャートの処理は、例えば60分の1秒等の間隔で繰り返し行われる。
S100において、パンニング制御部112は積分器105の出力が所定値以上であるかどうかの判定を行う。S100において、積分器105の出力が所定値より小さいと判定された場合は、S101へ進む。S101において、パンニング制御部112は、周波数分離部103からの高周波角速度信号が所定値以上であるかどうかの判定を行う。S101において、前記高周波角速度信号が所定値より小さいと判定された場合は、S102に進む。また、S100において積分器105の出力が所定値以上であると判定された場合、S101において高周波角速度信号が所定値以上であると判定された場合は、パンニングが行われている、あるいは大きな振れが生じていると判断し、S103の処理へ進む。
S103では、周波数分離部103の分離周波数を基準分離周波数(最初に設定される分離周波数)よりも高くし、第1像振れ補正部107で補正する振れの周波数帯域を高周波側にシフトする。S102では、振れが小さい状態、あるいはパンニングが終了したと判断し、S103で周波数分離部103の分離周波数が高くなっている場合は、分離周波数を上記基準分離周波数に戻す処理を行う。S102あるいはS103の後はS104の処理に進む。
S104において、パンニング制御部112は積分器109の出力が所定値以上であるかどうかの判定を行う。S104において、積分器109の出力が所定値より小さいと判定された場合は、S105へ進む。S105において、パンニング制御部112は、周波数分離部103からの低周波角速度信号が所定値以上であるかどうかの判定を行う。S105において、上記の低周波角速度信号が所定値より小さいと判定された場合は、S106に進む。また、S104において積分器105の出力が所定値以上であると判定された場合、S105において低周波角速度信号が所定値以上であると判定された場合は、パンニングが行われている、あるいは大きな振れが生じていると判断し、S107の処理へ進む。
S107では、低周波成分減衰部102のカットオフ周波数(減衰開始周波数)を基準カットオフ周波数(最初に設定されるカットオフ周波数)より高くし、周波数分離部103に入力する角速度信号の周波数帯域を高周波側にシフトする。S106では、振れが小さい状態、あるいはパンニングが終了したと判断し、S107で低周波成分減衰部102のカットオフ周波数が高くなっている場合は、カットオフ周波数を上記基準カットオフ周波数に戻す処理を行う。S106あるいはS107の後、本処理は終了となる。
次に、図3のフローチャートの処理について、更に詳細に説明する。第1像振れ補正部107及び第2像振れ補正部111は、リミッタ106、リミッタ110によって、各々補正可能範囲が規定されている。そのため、第1像振れ補正部107・第2像振れ補正部111それぞれが、補正可能限界に達しないように制御する必要がある。
図3のフローチャートにおいて、S100乃至S103の処理は、第1像振れ補正部107が補正可能限界に達しないように制御するための処理である。S100において積分器105の出力が大きくなったとき、あるいはS101において高周波角速度信号が大きくなったときは、第1像振れ補正部107が補正可能限界に達する危険性が高くなる。人の振れは高周波になるほど振幅が小さくなるため、S103で周波数分離部103の分離周波数を高くし、高周波角速度信号の周波数帯域を高周波にシフトすることによって、積分器105への入力を制限することができる。これによって、第1像振れ補正部107が補正可能限界に達してしまうことを防止することができる。
S103の処理は、具体的には以下のような制御により行う。図4(b)のグラフは、周波数分離部103を図1(d)に示す構成としたときの、HPF204の周波数対ゲインの特性を示したグラフである。図4(b)は、実線がS102の処理が行われているときの特性であり、点線がS103の処理が行われているときの特性となっている。S103において、HPF204のカットオフ周波数をf11(基準分離周波数)からf12(>f11)に変更することにより、HPF204の出力である高周波角速度信号の周波数帯域を高周波側にシフトすることができる。
また、図4(d)のグラフは、周波数分離部103を図1(e)に示す構成としたときの、LPF206の周波数対ゲインの特性を示したグラフである。図4(d)においては、実線がS102の処理が行われているときの特性であり、点線がS103の処理が行われているときの特性となっている。S103において、LPF206のカットオフ周波数をf21(基準分離周波数)からf22(>f21)に変更することにより、LPF206の出力である低周波角速度信号の周波数帯域を高周波側にシフトすることができる。高周波角速度信号は、入力信号と低周波角速度信号との差分であるため、低周波角速度信号の周波数帯域を高周波側にシフトすることは、すなわち高周波角速度信号の周波数帯域を高周波側にシフトすることと同じになる。
図3のフローチャートにおいて、S104乃至S107の処理は、第2像振れ補正部111が補正可能限界に達しないように制御するための処理である。S104において積分器109の出力が大きくなったとき、あるいはS105において低周波角速度信号が大きくなったときは、第2像振れ補正部111が補正可能限界に達する危険性が高くなる。このとき、周波数分離部103の分離周波数を低い側にシフトし、低周波角速度信号を更に減衰させることによって、積分器109への入力を制限することもできるが、この方法では以下のような弊害が生じる。すなわち、低周波角速度信号を減衰した分が、高周波角速度信号側に回ることになり、第1像振れ補正部107が補正可能限界に達してしまう危険性が高くなる。これを回避するために、本実施形態においては、周波数分離部103の前段に低周波成分減衰部102を配置した。そして、S107で低周波成分減衰部102のカットオフ周波数を高くし、周波数分離部103に入力される周波数帯域を高周波側にシフトすることによって低周波角速度信号の低周波成分を減衰し、積分器109への入力を制限することができる。これによって、第1像振れ補正部107に影響を与えずに、第2像振れ補正部111が補正可能限界に達してしまうことを防止することができる。
S107の処理は、具体的には以下のような制御を行う。図4(a)のグラフは、低周波成分減衰部102を図1(b)に示す構成としたときの、HPF201の周波数対ゲインの特性を示したグラフである。なお、周波数分離部103との対比説明のため、周波数分離部103は図1(d)に示す構成であり、上述した図4(b)に示す特性であるものとする。図4(a)は、実線がS106の処理が行われているときの特性であり、点線がS107の処理が行われているときの特性となっている。S107において、HPF201のカットオフ周波数をf10(基準カットオフ周波数)からf11(>f10)に変更することにより、HPF201の出力の周波数帯域を高周波側にシフトすることができる。なお、周波数分離部103は、低周波成分減衰部102を通過した信号を周波数分離する。そのため、図4(a)、(b)のように、周波数分離部103の分離周波数、すなわちHPF204のカットオフ周波数は、低周波成分減衰部102のカットオフ周波数よりも相対的に高い方が好ましい。
また、図4(c)のグラフは、低周波成分減衰部102を図1(c)に示す構成としたときの、LPF202の周波数対ゲインの特性を示したグラフである。なお、周波数分離部103との対比説明のため、周波数分離部103は図1(e)に示す構成であり、上述した図4(d)に示す特性であるものとする。図4(c)は、実線がS106の処理が行われているときの特性であり、点線がS107の処理が行われているときの特性となっている。S107において、LPF202のカットオフ周波数をf20(基準カットオフ周波数)からf21(>f20)に変更することにより、LPF202の出力の周波数帯域を高周波側にシフトすることができる。低周波成分減衰部102の出力は、入力信号とLPF202との差分であるため、LPF202の出力の周波数帯域を高周波側にシフトすることは、すなわち低周波成分減衰部の出力の周波数帯域を高周波側にシフトすることと同じになる。
なお、図4(a)、(b)を用いて説明したのと同様、周波数分離部103は、低周波成分減衰部102を通過した信号を周波数分離する。そのため、図4(c)、(d)のように、周波数分離部103の分離周波数、すなわちLPF206のカットオフ周波数は、低周波成分減衰部102のカットオフ周波数よりも相対的に高い方が好ましい。
以上説明してきたように、本発明の第1の実施形態においては、周波数分離部103の前段に低周波成分減衰部102を配置する。そして、第1像振れ補正部が補正可能限界に達する危険性があるときは周波数分離部103の分離周波数を高くし、第2像振れ補正部が補正可能限界に達する危険性があるときは低周波成分減衰部102のカットオフ周波数を高くすることとした。これによって、パンニング等の大きな振れが生じた場合でも、2つの像振れ補正部が補正可能限界に達してしまうことを各々適切に防止し、パンニング等の大きな振れが収束した後すぐに、通常の像振れ補正に復帰する、最適な像振れ補正制御を行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る像振れ補正装置の動作の一例について説明する。本実施形態においては、像振れ補正装置の構成は図1のブロック図と共通であるため、説明は省略する。また、第1の実施形態との差異は、図1(a)のブロック図の点線矢印に示すように、パンニング制御部112の制御対象として積分器105及び積分器109を追加した点である。
図5は、本発明の第2の実施形態における、パンニング制御部112が実行する処理の流れを示したフローチャートである。図5のフローチャートは、図3のフローチャートに対してS200乃至S203の処理を追加したものであり、図3と共通の処理については共通の番号を付し、説明は省略する。
S100において、積分器105の出力が所定値以上と判定された場合はS201の処理へ進み、所定値より小さいと判定された場合はS200の処理へ進む。S201では、積分器105の時定数を基準時定数(最初に設定される時定数)より短くする処理を行った後、S103の処理へと進む。S200では、S201で積分器105の時定数を短くする処理を行っていた場合は、基準時定数に戻す処理を行い、その後S101の処理へと進む。
S104において、積分器109の出力が所定値以上と判定された場合はS203の処理へ進み、所定値より小さいと判定された場合はS202の処理へ進む。S203では、積分器109の時定数を基準時定数より短くする処理を行った後、S107の処理へと進む。S202では、S203で積分器109の時定数を短くする処理を行っていた場合は、基準時定数に戻す処理を行い、その後S105の処理へと進む。
上述したように、S103及びS107の処理は、積分器105及び積分器109への入力を制限するための処理である。しかし、積分器105及び積分器109の時定数が長い場合、大きくなった出力がゼロ付近に収束するまでに長い時間がかかってしまい、その間像振れ補正部が補正限界に達してしまう可能性が高くなる。そこで、S201の処理においては、積分器105の出力が所定値以上のとき、積分器105の出力を早くゼロ付近に収束させるように制御している。また、S203の処理も同様に、積分器109の出力が所定値以上のとき、積分器109の出力を早くゼロ付近に収束させるように制御している。これによって、第1像振れ補正部107及び第2像振れ補正部111が、補正可能限界に達してしまうことを更に強力に防止することができる。
以上説明してきたように、本発明の第2の実施形態においては、第1の実施形態の処理に加えて更に積分器105及び積分器109の出力が大きくなったときに、積分器の時定数を短くする処理を追加した。これによって、パンニング等の大きな振れが生じた場合でも、2つの像振れ補正部が補正可能限界に達してしまうことを更に強力に防止し、パンニング等の大きな振れが収束した後すぐに、通常の像振れ補正に復帰する、最適な像振れ補正制御を行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る像振れ補正装置の動作の一例について説明する。図6は、本発明の第3の実施形態の像振れ補正装置400の構成を示すブロック図である。図6のブロック図においては、図1(a)と共通のブロックについては共通の番号を付し、説明は省略する。
図6において、動きベクトル検出部401は、像振れ補正装置400が搭載された撮像装置に備えられた図示しない撮像素子の出力に基づいて生成された映像の輝度信号から、動きベクトルを検出するブロックである。パンニング制御部112は、角速度センサ101の出力あるいは動きベクトル検出部401の出力に基づいて、パンニング判定を行い、周波数分離部103及び低周波成分減衰部102の特性を変更する。
図7は、本発明の第3の実施形態における、パンニング制御部112が実行する処理の流れを示したフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、図3と共通の処理については共通の番号を付し、説明は省略する。
S300において、パンニング制御部112は角速度センサ101の出力が所定値以上であるかどうかの判定を行う。S300において、角速度センサ101の出力が所定値より小さいと判定された場合は、S301へ進む。S301において、パンニング制御部112は、動きベクトル検出部401からの動きベクトル出力が所定値以上であるかどうかの判定を行う。S301において、動きベクトル出力が所定値より小さいと判定された場合は、S102及びS106の処理を行った後、本処理は終了となる。また、S300において角速度センサ101の出力が所定値以上であると判定された場合、S301において動きベクトル出力が所定値以上であると判定された場合は、パンニングが行われている、あるいは大きな振れが生じていると判断し、S103及びS107の処理を行った後、本処理は終了となる。
S300、S301の判定は、像振れ補正装置400に非常に大きな振れが生じたことを検出するための処理である。この場合、周波数分離部103の出力である高周波角速度信号、低周波角速度信号共に大きな出力となり、第1像振れ補正部107、第2像振れ補正部111が両方とも補正可能限界に達してしまう危険性がある。そのため図7のフローチャートにおいては、S300、S301で、非常に大きな振れが生じたことが検出されたとき、S103、S107の処理を行うことによって、積分器105及び積分器109への入力を同時に制限している。これによって、像振れ補正装置400に非常に大きな振れが生じたときでも、第1像振れ補正部107及び第2像振れ補正部111が、補正可能限界に達してしまうことを防止することができる。
なお、S300の処理は、角速度センサ101の出力そのものを判定に用いることに限定されるものではない。例えば、角速度センサ101の出力を微分した角加速度信号を判定に用いてもよいし、積分した角度信号を判定に用いてもよい。角速度センサ101の信号に基づいた信号を用いた判定であれば、如何なる処理であってもよい。S301の処理も同様に、動きベクトル出力に基づいた信号を用いた判定であれば、如何なる処理であってもよい。また、S301の処理は、本実施形態において必須の処理ではない。S300の処理のみでも、像振れ補正装置400に大きな振れが生じたことを検出することは可能であり、S301の処理は、S300の補助的な役割を担う処理である。
また、本実施形態は、第2の実施形態と組み合わせることも可能である。具体的には、図7のフローチャートにおいて、S106の処理の後にS200、S202の処理を行い、S107の処理の後にS201、S203の処理を行う構成にしてもよい。これによって、像振れ補正装置400に大きな振れが生じたときに、S103及びS107の処理によって、積分器105及び積分器109への入力を制限すると同時に、S201及びS203の処理によって、積分器105及び積分器109の出力がゼロ付近に収束しやすくすることができる。これによって、像振れ補正装置400に非常に大きな振れが生じたときでも、第1像振れ補正部107及び第2像振れ補正部111が、補正可能限界に達してしまうことを更に強力に防止することができる。
以上説明してきたように、本発明の第3の実施形態においては、角速度センサ101の出力あるいは動きベクトル検出部401の出力が大きくなったときに、周波数分離部103の分離周波数を高くし、かつ周波数分離部103の前段の低周波成分減衰部102のカットオフ周波数を高くすることとした。これによって、急峻なパンニング等の非常に大きな振れが生じた場合でも、2つの像振れ補正部が補正可能限界に達してしまうことを防止し、パンニング等の大きな振れが収束した後すぐに、通常の像振れ補正に復帰する、最適な像振れ補正制御を行うことができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (14)

  1. 撮像装置の振れを検出する振れ検出手段の出力の低周波成分を減衰する低周波成分減衰手段と、
    前記低周波成分減衰手段の出力を低周波信号と高周波信号に分離する分離手段と、
    前記高周波信号に基づいて第1の振れ補正量を算出する第1の算出手段と、
    前記低周波信号に基づいて第2の振れ補正量を算出する第2の算出手段と、
    前記第1の振れ補正量に基づいて、振れを補正する第1の像振れ補正手段と、
    前記第2の振れ補正量に基づいて、振れを補正する第2の像振れ補正手段と、
    前記高周波信号又は前記低周波信号に基づいて演算された出力に基づいて、制御を変更する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記高周波信号に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記分離手段の分離周波数を高くすることを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 前記制御手段は、前記低周波信号に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記低周波成分減衰手段の減衰開始周波数を高くすることを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
  3. 前記分離手段は、ハイパスフィルタの出力を高周波信号、入力信号と前記高周波信号との差分を低周波信号とし、前記制御手段は、前記高周波信号に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数を高くすることを特徴とする請求項1または2に記載の像振れ補正装置。
  4. 前記分離手段は、ローパスフィルタの出力を低周波信号、入力信号と前記低周波信号との差分を高周波信号とし、前記制御手段は、前記高周波信号に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記ローパスフィルタのカットオフ周波数を高くすることを特徴とする請求項1または2に記載の像振れ補正装置。
  5. 前記低周波成分減衰手段は、ハイパスフィルタ、あるいは入力信号とローパスフィルタの出力との差分を出力とし、前記制御手段は、前記低周波信号に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記ハイパスフィルタ、又は前記ローパスフィルタのカットオフ周波数を高くすることを特徴とする請求項に記載の像振れ補正装置。
  6. 前記第1の算出手段は第1の積分手段を有し、
    前記制御手段は、前記高周波信号に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記分離手段の分離周波数を高くするとともに、前記第1の積分手段の時定数を短くすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
  7. 前記第2の算出手段は第2の積分手段を有し、
    前記制御手段は、前記低周波信号に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記低周波成分減衰手段の減衰開始周波数を高くするとともに、前記第2の積分手段の時定数を短くすることを特徴とする請求項2に記載の像振れ補正装置。
  8. 撮像装置の振れを検出する振れ検出手段の出力の低周波成分を減衰する低周波成分減衰手段と、
    前記低周波成分減衰手段の出力を低周波信号と高周波信号に分離する分離手段と、
    前記高周波信号に基づいて第1の振れ補正量を算出する第1の算出手段と、
    前記低周波信号に基づいて第2の振れ補正量を算出する第2の算出手段と、
    前記第1の振れ補正量に基づいて、振れを補正する第1の像振れ補正手段と、
    前記第2の振れ補正量に基づいて、振れを補正する第2の像振れ補正手段と、
    前記振れ検出手段の出力に基づいて演算された出力に基づいて、制御を変更する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記分離手段の分離周波数を高くす
    とを特徴とする像振れ補正装置。
  9. 前記制御手段は、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記分離手段の分離周波数を高くするとともに、前記低周波成分減衰手段の減衰開始周波数を高くすることを特徴とする請求項8に記載の像振れ補正装置。
  10. 撮影画像から動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記動きベクトル検出手段の出力に基づいて演算された出力が、所定値以上の場合は、前記分離手段の分離周波数を高くす
    とを特徴とする請求項に記載の像振れ補正装置。
  11. 振れ補正装置の制御方法であって、
    撮像装置の振れを検出する振れ検出手段の出力の低周波成分を減衰する低周波成分減衰工程と、
    前記低周波成分減衰工程の出力を低周波信号と高周波信号に分離する分離工程と、
    前記高周波信号に基づいて第1の振れ補正量を算出する第1の算出工程と、
    前記低周波信号に基づいて第2の振れ補正量を算出する第2の算出工程と、
    前記第1の振れ補正量に基づいて、振れを補正する第1の像振れ補正工程と、
    前記第2の振れ補正量に基づいて、振れを補正する第2の像振れ補正工程と、
    前記高周波信号又は前記低周波信号に基づいて演算された出力に基づいて、制御を変更する制御工程とを有し、
    前記制御工程では、前記高周波信号に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記分離工程での分離周波数を高くする
    ことを特徴とする像振れ補正装置の制御方法。
  12. 振れ補正装置の制御方法であって、
    撮像装置の振れを検出する振れ検出手段の出力の低周波成分を減衰する低周波成分減衰工程と、
    前記低周波成分減衰工程の出力を低周波信号と高周波信号に分離する分離工程と、
    前記高周波信号に基づいて第1の振れ補正量を算出する第1の算出工程と、
    前記低周波信号に基づいて第2の振れ補正量を算出する第2の算出工程と、
    前記第1の振れ補正量に基づいて、振れを補正する第1の像振れ補正工程と、
    前記第2の振れ補正量に基づいて、振れを補正する第2の像振れ補正工程と、
    前記振れ検出手段の出力に基づいて演算された出力に基づいて、制御を変更する制御工程とを有し
    前記制御工程では、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算された出力が所定値以上の場合は、前記分離工程での分離周波数を高くすることを特徴とする像振れ補正装置の制御方法。
  13. 請求項11または12に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項11または12に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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