JP6201365B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録装置に関する。
記録された用紙が排紙口から排出されて載置される排紙受けトレイと、排紙受けトレイとは別体に設けられて排紙口を覆う排紙口カバーとを備え、記録装置を使用していないときは、排紙受けトレイを記録装置の筐体下部に収容し、排紙口を排紙口カバーで覆う記録装置がある。
ところで、筐体下部に収容された排紙受けトレイをモーターによって自動的に伸長させたり、筐体下部に収容させたりする記録装置がある(例えば、特許文献1)。そこで、さらに排紙口カバーを自動的に駆動させて排出口を覆ったり露出させたりする記録装置が考えられる。
そして、記録装置の低背化を目的として、排紙受けトレイが筐体内部に収容された状態において、排紙口カバーが排紙口を覆うとともに、排紙受けトレイの正面側に排紙口カバーが配置される構成にすることが行われる。このような構成の記録装置では、排紙受けトレイが伸長するときに排紙口カバーと干渉しないように、排紙口カバーが排紙受けトレイの移動経路から退避した状態で排紙受けトレイが伸長する。
特開2004−338873号公報
しかしながら、使用者による手動操作によっては、排紙受けトレイが筐体内部に完全に収容されない状態となることがある。このような排紙受けトレイが完全に収容されない状態でモーターを駆動させ、排紙受けトレイを伸長しようとしたときには、排紙受けトレイが排紙口カバーに衝突してしまう場合があるという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]記録部によって記録された記録媒体が排出される排出口が筐体に備えられた記録装置であって、トルクを発生するモーターと、第1方向に移動可能な第1移動部と、前記第1移動部の前記第1方向の移動と交差する第2方向に移動可能な第2移動部と、前記モーターの駆動を制御する制御部と、を備え、前記第1移動部は、前記モーターが正回転したときは、前記筐体の内側から外側に向かう方向に移動し、前記モーターが逆回転したときは、前記筐体の外側から内側に向かう方向に移動し、前記第2移動部は、前記モーターが正回転したときは、前記第1移動部から離れる方向に移動し、前記モーターが逆回転したときは、前記第1移動部から離れる方向と反対方向に移動し、前記制御部は、前記モーターを逆回転させた後、正回転させることで前記第1移動部を前記外側に向かう方向に移動させることを特徴とする記録装置。
本適用例によれば、制御部は、モーターを逆回転させた後、正回転させることで第1移動部を外側に向かう方向に移動させる。これにより、筐体の外側から内側に向かう方向における最端部の所定の位置に第1移動部を移動できる。そのため、使用者による手動操作により第1移動部が筐体内部に完全に収容されない状態のまま、モーターの正回転によって第1移動部が筐体の内側から外側に移動されるときに、第1移動部が第2移動部と干渉してしまうことを抑制できる。
[適用例2]前記モーターは、前記モーターの駆動により前記第1移動部と前記第2移動部とを移動させる共有のモーターであることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、記録装置の製造コストの上昇を抑制できる。
[適用例3]前記第1移動部には、摩擦面を有してトルクを伝達し、回転が規制されると空転する第1摩擦クラッチを配置した第1輪列部により前記モーターのトルクが伝達され、前記第2移動部には、摩擦面を有してトルクを伝達し、回転が規制されると空転する第2摩擦クラッチを配置した第2輪列部により前記モーターのトルクが伝達されることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第1摩擦クラッチ、第2摩擦クラッチを配置することにより、第1移動部、第2移動部の移動が規制されたときに、モーター、第1輪列部のギア、第2輪列部のギア、第1移動部、第2移動部などを損傷してしまうことを抑制できる。
[適用例4]前記第2移動部は、前記排出口における前記筐体の外側に配置されることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第2移動部を、排出口を覆う位置と、排出口を露出させる位置とを移動可能に備えることができる。
[適用例5]前記第1移動部は、カバーまたは表示部であり、前記第2移動部は、前記記録部に給送される前記記録媒体が収容される記録媒体収容部、または前記記録部によって記録された記録媒体が排出されて載置される記録媒体載置部であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、モーターを正回転させて記録媒体収容部または記録媒体載置部を筐体の内側から外側に移動させたとき、記録媒体収容部または記録媒体載置部がカバーまたは表示部と干渉することを抑制できる。
複合機の外観斜視図。 排紙受けトレイが筐体から伸長した状態における複合機の外観斜視図。 排紙受けトレイおよび排紙口カバーを駆動する駆動機構の斜視図。 排紙受けトレイおよび排紙口カバーを駆動する駆動機構の斜視図。 排紙受けトレイおよび排紙口カバーを駆動する駆動機構の拡大斜視図。 第1摩擦クラッチ、第2摩擦クラッチの構成を示す分解図。 電気的な概略構成を示すブロック図。 排紙口カバーと排紙受けトレイの位置を示す図。 (a)は、排紙口カバーの移動量を示すグラフ、(b)は、排紙受けトレイの移動量を示すグラフ、(c)は、排紙口カバーの移動量および排紙受けトレイの移動量を並べて示したグラフ。 排紙受けトレイを移動させるときの処理方法を示すフローチャート。 (a)は、排紙受けトレイが、上流側の所定の最端部より下流側の離れた位置にあるときの状態を示す図、(b)は、比較例における排紙受けトレイおよび排紙口カバーを示す図、(c)は、比較例における排紙口カバーの移動量および排紙受けトレイの移動量を並べて示したグラフ。 実施例2における複合機の電気的な概略構成を示すブロック図。 実施例2における排紙受けトレイの動作を説明するための模式図。 実施例2における排紙受けトレイを移動させるときの処理方法を示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
(実施例1)
図1は、記録装置の一例である複合機1の外観斜視図である。複合機1の筐体9における鉛直方向Zの上部(上側Z2)にはスキャナー部2が備えられ、鉛直方向Zの下部(下側Z1)には、プリンター部3が備えられる。筐体9の上部には原稿台13を覆い、回動可能なカバー14が備えられる。スキャナー部2は、原稿台13に載置された原稿の文字や画像を画像データとして取得する。
プリンター部3には、主走査方向Xに移動可能なキャリッジ7、記録媒体としての一例である用紙を副走査方向Yに搬送する搬送部(不図示)が備えられる。キャリッジ7の下部には、搬送される用紙にインクを吐出して文字や画像を記録する記録ヘッド8が備えられる。キャリッジ7、記録ヘッド8、搬送部を含んで記録部が構成される。
複合機1は、無線通信を介して、複合機1の外部に配置された情報処理装置(不図示)からの指示内容によって、スキャナー部2やプリンター部3の動作が可能である。また、複合機1は、スキャナー部2によって読み取られた画像データをプリンター部3によって用紙に記録する複写機能を備える。
筐体9の上部における正面側(副走査方向Yにおける下流側Y1)には、電源のオン・オフや複写機能を操作するための操作ボタン11、エラー表示を行う発光ダイオードなどの表示部10が設けられたパネル部12が備えられる。
図2は、記録媒体載置部としての排紙受けトレイ5が筐体9から伸長した状態における複合機1の外観斜視図である。図1の排紙口カバー4は、図2の鉛直方向Zにおける上側Z2の最上部の位置に移動し、筐体9に設けられた排出口としての排紙口15が露出する。
排紙口15の下方には、主走査方向Xにおける両側に上側Z2に突出する突出部501を有し、副走査方向Yに移動可能な排紙受けトレイ5が設けられる。副走査方向Yの下流側すなわち正面側に引き出された状態の排紙受けトレイ5には、記録部によって記録された用紙が排紙口15から排出されて排紙受けトレイ5に載置される。
図1に示すように、排紙口カバー4が下側Z1の最下部の位置にあるとき、排紙口15、筐体9の下部に収容された状態の排紙受けトレイ5は、排紙口カバー4によって正面側が覆われる。
排紙受けトレイ5の下部には、回動部材6が備えられ、図2の排紙受けトレイ5が正面側に引き出された状態においては、回動部材6が正面側に倒れ、排紙受けトレイ5の下部が露出し、図1の排紙受けトレイ5が筐体9の下部に収容された状態においては、回動部材6によって排紙受けトレイ5の下部が覆われる。
排紙受けトレイ5および排紙口カバー4を駆動する駆動機構について説明する。図3は、正面側から見た図で、排紙受けトレイ5、排紙受けトレイ5および排紙口カバー4を駆動する駆動機構の斜視図である。図4は、背面側から見た図で、図3にさらに排紙口カバー4を備え、排紙受けトレイ5および排紙口カバー4を駆動する駆動機構の斜視図である。
図1の筐体9には、図3の開閉モーター28、第1輪列部40、第2輪列部60、ピニオンギア22,23を同軸上に直結する回転軸24、ピニオンギア25,26を同軸上に直結する回転軸27が設けられる。
排紙受けトレイ5には、ピニオンギア22,23とそれぞれ噛合するラックギア20,21が設けられる。開閉モーター28によって発生したトルクは、第1輪列部40、回転軸24によってピニオンギア22,23に伝達され、排紙受けトレイ5が副走査方向Yに移動する。
図4の排紙口カバー4の背面側には、ピニオンギア25,26と噛合するラックギア31,32が設けられる。開閉モーター28によって発生したトルクは、第2輪列部60、回転軸27によってピニオンギア25,26に伝達され、排紙口カバー4が鉛直方向Zに移動する。
図5は、正面側から見た図で、排紙受けトレイ5および排紙口カバー4を駆動する駆動機構を拡大した斜視図である。第1輪列部40は、平歯車であるギア41,42,43(図4参照),44,45,46,47,48,49,50,51によって構成される。ギア41は、開閉モーター28の回転軸29の直結された平歯車であるギア30と噛合する。
ギア42はギア41と同軸上に直結され、ギア43(図4参照)と噛合する。ギア44はギア43と同軸上に直結され、ギア45と噛合する。ギア45はギア46と噛合し、ギア46は47と噛合する。
トルクの伝達経路におけるギア47とギア48の間には、ギア701,702を有する第1摩擦クラッチ70aが配置される。ギア47はギア701と噛合し、ギア702はギア48と噛合する。ギア48はギア49と同軸上に直結される。ギア49はギア50と噛合し、ギア50はギア51と噛合する。ギア51は回転軸24の同軸上に直結される。回転軸24には、ピニオンギア22,23が直結される。
このような構成により、開閉モーター28によって発生したトルクが、第1摩擦クラッチ70aを含む第1輪列部40によってピニオンギア22,23に伝達される。
第2輪列部60は、第2摩擦クラッチ70b、平歯車であるギア61,62,63によって構成される。第2摩擦クラッチ70bは、ギア701,702を有し、トルクの伝達経路におけるギア44とギア61の間に配置される。ギア44はギア701と噛合し、ギア702はギア61と噛合する。ギア61はギア62と同軸上に直結される。ギア62はギア63と噛合し、ギア63は回転軸27と同軸上に直結される。回転軸27には、ピニオンギア25,26が直結される。
このような構成により、開閉モーター28によって発生したトルクが、第2摩擦クラッチ70bを含む第2輪列部60によってピニオンギア25,26に伝達される。
図6は、第1摩擦クラッチ70a、第2摩擦クラッチ70bの構成を示す分解図である。第1摩擦クラッチ70aは、第2摩擦クラッチ70bの構成と同じである。第1摩擦クラッチ70a、第2摩擦クラッチ70bは、外輪であるギア701および内輪であるギア702に加えて、ギア701の内側に一体に円盤状に形成された摩擦ディスク706、ギア702とほぼ同一の外径の円筒状に形成されたバネホルダー704、バネホルダー704の外側に一体に円盤状に形成された摩擦ディスク705、摩擦ディスク705を摩擦ディスク706に押しつける押圧力を生じさせる円筒状のコイルバネ703、およびコイルバネ703をバネホルダー704に保持するバネ押さえ707からなる。
摩擦ディスク705の外径は、ギア701の内側の径(摩擦ディスク706の外径)より小さい。コイルバネ703の内側の穴の径は、ギア702の歯先円径より大きく、コイルバネ703の外径は、摩擦ディスク706の外径より小さい。コイルバネ703は、ギア702に通されて、バネホルダー704に装着される。コイルバネ703がバネホルダー704に装着された状態で、摩擦ディスク705を摩擦ディスク706に接するようにギア701の内側にはめ込み、さらに、バネ押さえ707のフック708がギア701の穴709を通してバネホルダー704の内側にはめ込まれると、バネ押さえ707のフック708がコイルバネ703を摩擦ディスク705に押しつける様に保持する。
摩擦ディスク706の両側の面、摩擦ディスク705における摩擦ディスク706側の面、およびバネ押さえ707における摩擦ディスク706側の面は、摩擦摺動面として形成されている。摩擦ディスク706と摩擦ディスク705とバネホルダー704とがコイルバネ703によって押しつけられることにより、摩擦力を生じさせる。
ギア701とギア702のうちの一方のギアに伝達されたトルクが一定のトルク以下であると、摩擦ディスク705と摩擦ディスク706は固定された状態で回転して他方のギアにトルクが伝達される。ギア701とギア702のうちの一方のギアに伝達されたトルクが一定のトルクを越えると、摩擦ディスク705と摩擦ディスク706のうちの一方の摩擦ディスクは他方の摩擦ディスクに対して摺動回転することによって、一方のギアは他方のギアに対して空回転し、他方のギアにはトルクが伝達されない。
次に、開閉モーター28の回転方向に対する排紙受けトレイ5および排紙口カバー4の移動方向について説明する。図5の開閉モーター28の回転軸29が矢印方向D1で示した正回転方向に回転すると、矢印方向で示した回転方向にそれぞれのギアが回転し、ピニオンギア22,23は矢印方向D2に回転するとともに、ピニオンギア25,26が矢印方向D3に回転する。
これにより、図4のピニオンギア22,23と噛合するラックギア20,21を有する排紙受けトレイ5は、矢印方向D4に示した正面側すなわち副走査方向Yにおける下流側Y1に移動する。また、ピニオンギア25,26と噛合するラックギア31,32を有する排紙口カバー4は、矢印方向D5に示した鉛直方向Zにおける上側Z2に移動する。
反対に、図5の開閉モーター28の回転軸29が矢印方向D1と反対方向である逆回転方向に回転すると、矢印方向で示した回転方向と反対方向にそれぞれのギアが回転し、ピニオンギア22,23は矢印方向D2と反対方向に回転するとともに、ピニオンギア25,26が矢印方向D3と反対方向に回転する。
これにより、図4のピニオンギア22,23と噛合するラックギア20,21を有する排紙受けトレイ5は、矢印方向D4と反対方向である背面側すなわち上流側Y2に移動する。また、ピニオンギア25,26と噛合するラックギア31,32を有する排紙口カバー4は、矢印方向D5と反対方向である下側Z1に移動する。
本実施例では、排紙受けトレイ5が開閉モーター28の回転駆動によって正面側に引き出され、正面側に引き出された状態の排紙受けトレイ5を筐体9の下部に収容するときは、排紙受けトレイ5を使用者が背面側に押し込む。
排紙受けトレイ5を使用者が背面側に押し込むとき、使用者によってピニオンギア22,23に生じたトルクが第1輪列部40、第2輪列部60を介してピニオンギア25,26に伝達され、排紙口カバー4は、鉛直方向Zにおける下側Z1に移動する。このとき、第1摩擦クラッチ70a,70bの摩擦ディスク705と摩擦ディスク706は摺動し、排紙受けトレイ5が排紙口カバー4と干渉することが抑制される。
図7は、複合機1の電気的な概略構成を示すブロック図である。吐出駆動回路101は、制御部100の制御情報に基づいて記録ヘッド8におけるインクの吐出制御を行う。キャリッジモーター駆動回路102は、制御部100の制御情報に基づいてキャリッジモーター103を駆動させて図1のキャリッジ7が取り付けられた無端ベルト(不図示)を回転駆動させ、キャリッジ7を主走査方向Xに往復動させる。
搬送モーター駆動回路104は、制御部100の制御情報に基づいて搬送モーター105を駆動させて、従動ローラー(不図示)との間に用紙を挟持する駆動ローラー(不図示)を回転駆動させ、用紙を副走査方向Yに搬送させる。
開閉モーター駆動回路106は、制御部100の制御情報に基づいて図3の開閉モーター28を駆動させる。制御部100は、複合機1のエラー情報などの状態を点滅動作などによって表示部10に表示する。
複合機1には、排紙口カバーセンサー107が備えられる。排紙口カバーセンサー107によって、排紙口カバー4が鉛直方向Zにおける最上部の位置にあるか否かを検出することができる。
次に、筐体9の下部に収容された状態の排紙受けトレイ5が、開閉モーター28の回転駆動によって正面側に引き出されるときの状態について説明する。図8(a)〜(c)は、排紙口カバーと排紙受けトレイの位置を示す図である。図8(a)は、主走査方向Xから見た図で、排紙受けトレイ5が筐体9の下部に収容された状態にある。この状態において、排紙受けトレイ5は、排紙受けトレイ5の副走査方向Yの移動経路における上流側Y2の最端部の所定の位置にあり、排紙口カバー4は、鉛直方向Zの移動経路における下側Z1の最端部の位置にある。
図8(a)の状態において、排紙受けトレイ5の下流側Y1の先端部503は、排紙口カバー4の下端部における上流側Y2の突出部402から距離L0の位置にある。また、この状態において、排紙口カバー4の下側Z1の下端401は、排紙受けトレイ5の突出部501における上端502から下側Z1の距離H0の位置にある。
図9(a)は、排紙口カバー4の移動量を実線で示すグラフである。横軸は、開閉モーター28の累積回転数を示し、縦軸は、図8(a)の状態にある排紙口カバー4が上側Z2に移動した距離を移動量(mm)として示す。
図9(a)に示すように、図5の開閉モーター28における矢印方向D1への正回転に伴って、排紙口カバー4が上側Z2に移動し、移動量が増加する。
図5の開閉モーター28の累積回転数がn3に達すると、開閉モーター28の累積回転数が増加しても一定の移動量Hmaxとなる。これは、排紙口カバー4が、筐体9に設けられた当接部材(不図示)に当接し、上側Z2の最端部の位置において移動が規制された状態である。この状態は、第1輪列部40に配置された第1摩擦クラッチ70aにおいて、ギア701はギア702に対して空回転している状態である。
図9(b)は、排紙受けトレイ5の移動量を破線で示すグラフである。横軸は、開閉モーター28の累積回転数を示し、縦軸は、図8(a)の状態にある排紙受けトレイ5が下流側Y1に移動した距離を移動量(mm)として示す。
図9(b)に示すように、図5の開閉モーター28における矢印方向D1への正回転に伴って、排紙受けトレイ5が下流側Y1に移動し、移動量が増加する。
図5の開閉モーター28の累積回転数がn4に達すると、開閉モーター28の累積回転数が増加しても一定の移動量Lmaxとなる。これは、排紙受けトレイ5が、筐体9に設けられた当接部材(不図示)に当接し、下流側Y1の最端部の位置において移動が規制された状態である。この状態は、第2輪列部60に配置された第2摩擦クラッチ70bにおいて、ギア701はギア702に対して空回転している状態である。
図9(a)、(b)に示すように、開閉モーター28の回転により、排紙口カバー4および排紙受けトレイ5は同時に移動を開始し、累積回転数がn3に達すると、排紙口カバー4が排紙受けトレイ5より先に停止し、その後、累積回転数がn4に達すると、排紙受けトレイ5が停止する。
図8(b)は、累積回転数がn1に達した時点における排紙口カバー4および排紙受けトレイ5の状態を示す図である。この累積回転数がn1に達した時点において、鉛直方向Zにおいて、排紙口カバー4の下端401は、排紙受けトレイ5の上端502の位置になるように、第2輪列部60を構成する。すなわち、図8(a)の状態から開閉モーター28を回転させ、累積回転数がn1に達すると、排紙口カバー4を上側Z2に距離H0だけ移動させるように構成する。
また、副走査方向Yにおいて、排紙受けトレイ5の先端部503は、排紙口カバー4より距離L1だけ上流側Y2の位置にあるように第1輪列部40を構成する。すなわち、図8(a)の状態から開閉モーター28を回転させ、累積回転数がn1に達すると、排紙受けトレイ5を下流側Y1に距離L0から距離L1を差し引いた距離(L0−L1)だけ移動させるように構成する。
排紙口カバー4の下端401が排紙受けトレイ5の上端502の位置にあるとき、排紙受けトレイ5の先端部503が排紙口カバー4より距離L1だけ上流側Y2の位置にあるように構成することにより、排紙受けトレイ5、排紙口カバー4の部品製造上の精度誤差や、組み立て上の精度誤差があっても、排紙受けトレイ5と排紙口カバー4とが干渉することを抑制できる。
図9(a)の累積回転数n1における排紙口カバー4の移動量H0は、図8(a)の状態から図8(b)の状態に移動した排紙口カバー4の移動量H0である。また、図9(b)の累積回転数n1における排紙受けトレイ5の移動量(L0−L1)は、図8(a)の状態から図8(b)の状態に移動した排紙受けトレイ5の移動量(L0−L1)である。
図9(c)は、開閉モーター28の累積回転数に対して、排紙口カバー4の移動量および排紙受けトレイ5の移動量を並べて示したグラフである。上述したように、累積回転数がn1に達した時点では、排紙口カバー4の移動量はH0であり、排紙受けトレイ5の移動量は(L0−L1)である。さらに開閉モーター28が回転し、累積回転数n2においては、排紙受けトレイ5の移動距離はL0であり、排紙口カバー4の移動量はH0を超える。
すなわち、副走査方向Yにおいて排紙受けトレイ5の先端部503が、排紙口カバー4鉛直方向Zに移動する経路に位置するときは、排紙口カバー4の下端401は、排紙受けトレイ5の上端502より上側Z2にあることを示す。
図8(c)は、排紙口カバー4の下側Z1の位置にある排紙受けトレイ5を示す。図8(b)の状態にある排紙口カバー4は、さらに上側Z2に移動し、上側Z2への移動が規制された状態になる。排紙受けトレイ5は、排紙口カバー4の下側Z1を通り、下流側Y1に移動する。
本実施例では、排紙受けトレイ5の移動を規制する当接部材を筐体9に設けたが、排紙受けトレイ5を検出する光学式や接点式などの検出部を設け、制御部100によって開閉モーター28の回転駆動を停止させ、排紙受けトレイ5の移動を停止するようにしてもよい。
次に、図7の制御部100が、筐体9の下部に収容された排紙受けトレイ5を移動させるときの制御方法について説明する。図10は、筐体9の下部に収容された排紙受けトレイ5を移動させるときの処理方法を示すフローチャートである。
ステップS100では、制御部100は、排紙口カバーセンサー107がONであるOFFであるかを判定する。排紙口カバーセンサー107がONであるときは、排紙口カバー4が鉛直方向Zにおける上端部の位置にあることを示す。排紙口カバーセンサー107がOFFであるときは、排紙口カバー4が鉛直方向Zにおける上端部の位置にないことを示す。排紙口カバーセンサー107がONであるときは(Yes)、ステップS140に進む。排紙口カバーセンサー107がOFFであるときは(No)は、ステップS110に進む。ステップS110では、開閉モーター28を図5の矢印方向D1と反対方向に逆回転させる。
ステップS110において、開閉モーター28を逆回転するときの累積回転数は、排紙受けトレイ5が排紙口カバー4に当接している状態から上流側Y2の最端部の所定の位置までの距離L0(図8(a)参照)だけ移動可能な値を設定する。
これにより、開閉モーター28によって発生したトルクが第1輪列部40を介して伝達され、ピニオンギア22,23には、矢印方向D2と反対方向に回転させるトルクが伝達される。そのため、排紙受けトレイ5を上流側Y2に移動させようとする力が作用する。
図11(a)は、排紙受けトレイ5が、図8(a)の上流側Y2の所定の最端部より下流側Y1に距離L2だけ離れた位置にあるときの状態を示す図である。排紙口カバー4の下端401は、排紙受けトレイ5の上端502より下側Z1における距離H0の位置にある。使用者が排紙受けトレイ5を上流側Y2の方向に手で押し込むことにより筐体9の下部に収容したとき、排紙受けトレイ5が上流側Y2の最端部に位置せずに図11(a)の状態となることがある。
ピニオンギア22,23に矢印方向D2と反対方向に回転させるトルクが伝達されて、排紙受けトレイ5を上流側Y2に移動させようとする力によって、図11(a)の状態にある排紙受けトレイ5を上流側Y2の最端部の所定の位置に移動させることができる。
初めから図8(a)の上流側Y2の最端部の所定の位置に排紙受けトレイ5があるとき、あるいは、開閉モーター28の逆回転によって図11(a)の状態にある排紙受けトレイ5が上流側Y2に移動して図8(a)の上流側Y2の最端部の所定の位置に達した後は、開閉モーター28の逆回転によって第1輪列部40に配置された第1摩擦クラッチ70aのギア701はギア702に対して空転する。
ステップS120では、制御部100は、開閉モーター28を正回転させ、排紙受けトレイ5を下流側Y1に移動させるとともに、排紙口カバー4を上側Z2に移動させる。
ステップS130では、制御部100は、排紙口カバーセンサー107によって排紙口カバー4が鉛直方向Zにおける上端部にあることを検出したか(ON)、検出しないか(OFF)を判定する。検出したときは(Yes)、ステップS140に進む。検出しないときは(No)は、ステップS150に進む。
ステップS140では、制御部100は、吐出駆動回路101、キャリッジモーター駆動回路102、搬送モーター駆動回路104、開閉モーター駆動回路106の駆動制御を行い、印刷処理を行う。
ステップS150では、制御部100は、開閉モーター28の駆動回転を停止する。ステップS160では、制御部100は、表示部10にエラー表示を行う。
(比較例)
図11(b)は、比較例における排紙受けトレイ5および排紙口カバー4を示す図である。図11(c)は、比較例における排紙受けトレイ5および排紙口カバー4の移動量を並べて示すグラフである。
排紙口カバー4は、実線に示すように、開閉モーター28の累積回転数の増加に伴って移動量が増加する。排紙受けトレイ5は、破線に示すように、既に移動量L2の位置から移動量が増加し、累積回転数がn0に達した時点で移動量L0に達する。
累積回転数n1は、図9(c)の排紙口カバー4の移動量がH0に達する時点である。累積回転数がn0に達した時点では、排紙口カバー4の移動量はH0未満である。すなわち、累積回転数がn0に達した時点では、排紙受けトレイ5が排紙口カバー4に衝突してしまうことを示す。
使用者が排紙受けトレイ5を上流側Y2の方向に手で押し込むことにより筐体9の下部に収容したとき、排紙受けトレイ5が上流側Y2の最端部に位置せずに図11(a)の状態となったとき、開閉モーター28が正回転し、排紙受けトレイ5を下流側Y1に引き出されると、排紙受けトレイ5が排紙口カバー4に衝突してしまう。
以上、本実施例で説明した複合機1は、記録部によって記録された用紙が排出される排紙口15が筐体9に備えられた記録装置であって、トルクを発生する開閉モーター28と、 第1輪列部40によって伝達されるトルクによって、第1の方向である副走査方向Yに移動可能な第1移動部としての排紙受けトレイ5と、第2輪列部60によって伝達されるトルクによって、排紙受けトレイ5の副走査方向Yの移動と交差する第2の方向である鉛直方向Zに移動可能な第2移動部としての排紙口カバー4と、開閉モーター28の駆動を制御する制御部100と、を備える。
排紙受けトレイ5は、開閉モーター28が正回転したときは、筐体9の内側から外側に向かう方向(下流側Y1)に移動し、開閉モーター28が逆回転したときは、筐体9の外側から内側に向かう方向(上流側Y2)に移動し、排紙口カバー4は、開閉モーター28が正回転したときは、排紙受けトレイ5から離れる方向(上側Z2)に移動し、開閉モーター28が逆回転したときは、排紙受けトレイ5から離れる方向と反対方向(下側Z1)に移動する。
制御部100は、静止状態にある、排紙受けトレイ5と排紙口カバー4とを移動させるとき、開閉モーター28を逆回転させた後、正回転させる。
この構成によれば、上流側Y2における最端部の所定の位置に排紙受けトレイ5を移動できる。そのため、使用者による手動操作により排紙受けトレイ5が筐体9の内部に完全に収容されない状態のまま、開閉モーター28の正回転により排紙受けトレイ5が筐体9の下部内側から外側に引き出されたときに、排紙受けトレイ5が排紙口カバー4と干渉することを抑制できる。
また、開閉モーター28は、開閉モーター28の駆動によって、排紙受けトレイ5、排紙口カバー4を移動させる共有のモーターである。これにより、複合機1の製造コストの上昇を抑制できる。
また、排紙受けトレイ5には、摩擦面を有してトルクを伝達し、回転が規制されると空転する第1摩擦クラッチ70aを配置した第1輪列部40により開閉モーター28のトルクが伝達され、排紙口カバー4には、摩擦面を有してトルクを伝達し、回転が規制されると空転する第2摩擦クラッチ70bを配置した第2輪列部60により開閉モーター28のトルクが伝達される。
この構成によれば、第1摩擦クラッチ70a、第2摩擦クラッチ70bを配置することにより、排紙受けトレイ5、排紙口カバー4の移動が規制されたときに、開閉モーター28、第1輪列部40のギア、第2輪列部60のギア、排紙受けトレイ5、排紙口カバー4などを損傷してしまうことを抑制できる。
また、排紙口カバー4は、排紙口15における筐体9の外側に配置される。この構成によれば、排紙口カバー4を、排紙口15を覆う位置と、排紙口15を露出させる位置とを移動可能に備えることができる。
稼働部は、液晶ディスプレイなどの画像を表示する表示部や、操作ボタンなどを配
置した操作パネルでもよい。また、第稼働部は、記録部に給送される用紙が収容される
記録媒体収容部としての用紙カセットでもよい。
本実施例では、記録部による印刷処理を行うために、筐体9の下部に収容された排紙受けトレイ5を正面側に引き出す処理方法について説明したが、複合機1の外部に配置された情報処理装置からの無線による指示命令や、パネル部12に配置された操作ボタンによる指示命令によって、筐体9の下部に収容された排紙受けトレイ5を正面側に引き出すときにも適用する。
また、第1輪列部40、第2輪列部60にそれぞれ個別にトルクを伝達する開閉モーターを備えてもよい。
(実施例2)
実施例1では、排紙口カバーセンサー107の検出結果によって、排紙受けトレイ5および排紙口カバー4の移動処理を行うか否かを判定したが、実施例2では、さらに排紙受けトレイ5を検出するセンサーを用いて排紙受けトレイ5および排紙口カバー4の移動処理を行うか否かを判定する場合について説明する。
図12は、本実施例における複合機1aの電気的な概略構成を示すブロック図である。図12は、図7のブロック図に、排紙受けトレイ位置センサー108を追加したものである。図13(a)、(b)は、主走査方向Xから見た図で、本実施例における排紙受けトレイ5の動作を説明するための模式図である。
図13(a)は、排紙受けトレイ5が筐体9の下部に収容されて上流側Y2の所定の最端部の位置にある状態を示す。排紙受けトレイ5には下側Z1に突出して副走査方向Yに延設された被検出部504が設けられる。筐体9には、被検出部504を検出可能な光学式の排紙受けトレイ位置センサー108が備えられる。
図13(b)は、排紙受けトレイ5の突出部501が排紙口カバー4より下流側Y1にある状態を示す。また、排紙口カバー4の下端401は、突出部501の上端502より下側Z1の位置にある。
図13(a)の排紙受けトレイ5が上流側Y2の所定の最端部の位置にあるときは、排紙受けトレイ位置センサー108によって、被検出部504が検出されない。排紙受けトレイ5が図13(b)の状態にあるとき、被検出部504は、排紙受けトレイ位置センサー108によって検出される。
図14は、本実施例における排紙受けトレイを移動させるときの処理方法を示すフローチャートである。図14は、図10にステップS105を追加したものである。
ステップS100では、制御部100は、排紙口カバーセンサー107がONであるOFFであるかを判定する。排紙口カバーセンサー107がONであるときは(Yes)、ステップS140に進む。排紙口カバーセンサー107がOFFであるときは(No)は、ステップS105に進む。
ステップS105では、制御部100は、排紙受けトレイ位置センサー108がONであるかOFFであるかを判定する。排紙受けトレイ位置センサー108がONであるときは、被検出部504が排紙受けトレイ位置センサー108によって検出されたことを示し、排紙受けトレイ5は、図13(b)の位置にある。
排紙受けトレイ位置センサー108がONであるときは(Yes)、ステップS120に進み、排紙受けトレイ位置センサー108がOFFであるときは(No)、ステップS110に進む。ステップS120以降の処理方法は、実施例1で説明した処理方法と同じである。
このような構成により、図13(b)に示した状態にあるとき、開閉モーター28を逆回転することによって、排紙受けトレイ5が上流側Y2に移動し、排紙口カバー4に衝突してしまうことを回避できる。
実施例1、実施例2の記録装置は、インクを吐出する記録ヘッド8を備えたが、感光体を備えた電子写真方式の記録部を備えた記録装置にも適用する。
1,1a…複合機、4…排紙口カバー、5…排紙受けトレイ、9…筐体、15…排紙口、28…開閉モーター、40…第1輪列部、60…第2輪列部、70a…第1摩擦クラッチ、70b…第2摩擦クラッチ、100…制御部、Y…副走査方向、Z…鉛直方向。

Claims (5)

  1. 記録部によって記録媒体に記録を行う記録装置であって、
    トルクを発生するモーターと、
    第1方向に移動可能な第1移動部と、
    前記第1移動部の前記第1方向の移動と交差する第2方向に移動可能な第2移動部と、
    前記モーターの駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記第1移動部は、前記モーターが正回転したときは、前記筐体の内側から外側に向かう方向である第1方向に移動し、前記モーターが逆回転したときは、前記筐体の外側から内側に向かう方向である第2方向に移動し、
    前記第2移動部は、前記モーターが正回転したときは、前記第1移動部から離れる方向に移動し、前記モーターが逆回転したときは、前記第1移動部から離れる方向と反対方向に移動し、
    前記第1移動部には、摩擦面を有してトルクを伝達し、回転が規制されると空転する第1摩擦クラッチを配置した第1輪列部により前記モーターのトルクが伝達され、
    前記第1移動部の移動域の一部は、前記第2移動部の移動域の一部と重なっており、
    前記第2移動部は、手動で移動された前記第1移動部に連動して移動し、
    前記制御部は、前記第1移動部が前記筐体の内側に位置し、前記第2移動部が前記第1移動部の移動域の一部に位置している場合、前記第1移動部が前記筐体の内側で移動可能な最大距離に相当する前記モーターの回転数分、前記モーターを逆回転させ、前記第1摩擦クラッチを介して、前記第1移動部を前記第2方向に移動させた後、前記モーターを正回転させ前記第1移動部を前記第1方向に移動させることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記モーターは、前記モーターの駆動により前記第1移動部と前記第2移動部とを移動させる共有のモーターであることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記録装置であって
    記第2移動部には、摩擦面を有してトルクを伝達し、回転が規制されると空転する第2摩擦クラッチを配置した第2輪列部により前記モーターのトルクが伝達されることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置であって、
    記録された前記記録媒体が排出される排出口を備え、
    前記第2移動部は、前記排出口における前記筐体の外側に配置されることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置であって、
    前記第移動部は、カバーまたは表示部であり、
    前記第移動部は、前記記録部に給送される前記記録媒体が収容される記録媒体収容部、または前記記録部によって記録された記録媒体が排出されて載置される記録媒体載置部であることを特徴とする記録装置。
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