JP3991636B2 - 印刷システム - Google Patents

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JP3991636B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD−R(Compact Disk-Recordable)などの記録媒体上に印刷を行なう印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−Rはユーザが自由にデータを書き込むことができる光記録媒体であり、書き込んだデータのタイトル等をそのCD−Rの表面に印刷して表示しておくと管理上便利である。
【0003】
従来、CD−Rなどの光ディスクの印刷面にレーベル印刷を行なう印刷装置として、光ディスクを回転させながら光ディスクの半径方向にインクジェットノズルを移動させ印刷を行なうものがある。
【0004】
また、他の印刷装置として、光ディスクを載置したテーブルを直線的にスライド送りするとともに、その送り方向と直交する方向に印刷ヘッドを移動して印刷を行なうものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記印刷装置では、光ディスクの印刷面の全面に印刷を行なうことができるものであるが、その分、装置が大型で複雑となる。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、記録媒体の印刷面の複数箇所に所定の範囲で印刷を行なうことができるようにすることで、小型で安価な装置によって構成できる印刷システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の印刷システムは、記録媒体上に印刷データを印刷する印刷装置と、前記記録媒体上に印刷するように前記印刷装置を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
前記印刷装置は、前記記録媒体を支持する支持手段と、前記支持手段によって支持された前記記録媒体に対して所定の範囲で印刷を行なう印刷手段と、前記支持手段上での前記記録媒体の位置を変更操作可能な位置に前記支持手段を移動する駆動手段とを備え、前記印刷制御装置は、前記記録媒体に対して少なくとも1箇所以上で前記所定の範囲での印刷を行う印刷箇所を設定する印刷箇所設定手段と、前記印刷装置に印刷データを送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置での1箇所の印刷が終了したときに前記駆動手段を駆動するための制御信号を送信する制御信号送信手段と、前記所定の範囲で印刷を行う残りの印刷箇所があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記残りの印刷箇所があると判断されたときに前記支持手段に支持された記録媒体の前記印刷手段に対する位置を変更して次の印刷箇所に対応させる操作を要求する情報を報知する手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
このような、本発明に係る第1の印刷システムでは、支持手段によって支持された記録媒体の所定の範囲に対して印刷手段によって1カ所の印刷が終了すると、駆動手段によって前記支持手段が当該支持手段上の前記記録媒体の位置を変更操作可能な位置に移動されると共に、複数の印刷箇所が設定されていることで判断手段によって残りの印刷箇所があると判断されたときには、前記支持手段に支持された記録媒体の前記印刷手段に対する位置を変更して次の印刷箇所に対応させる操作を要求する情報が報知されるので、記録媒体の印刷面に複数の印刷箇所が設定されていても、支持手段上の記録媒体の位置変更操作を行うだけで、印刷手段は常に支持手段上にある記録媒体の限定的な範囲に対してのみ印刷を行えばよいことになる。
【0009】
本発明に係る第2の印刷システムは、記録媒体上に印刷データを印刷する印刷装置と、前記記録媒体上に印刷するように前記印刷装置を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
前記印刷装置は、前記記録媒体を支持する支持手段と、前記支持手段によって支持された前記記録媒体に対して所定の範囲で印刷を行なう印刷手段と、前記印刷手段に対して前記所定の範囲で印刷を行う印刷箇所を対応させるべく前記支持手段を回動する回動駆動手段とを備え、前記印刷制御装置は、前記記録媒体に対して少なくとも1箇所以上で前記所定の範囲での印刷を行う印刷箇所を設定する印刷箇所設定手段と、前記印刷装置に印刷データを送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置での1箇所の印刷が終了したときに前記所定の範囲で印刷を行う残りの印刷箇所があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって残りの印刷箇所があると判断されたときに前記回動駆動手段を駆動するための制御信号を送信するとともに、前記印刷装置に次の印刷箇所の印刷を再開するための制御信号を送信する制御信号送信手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
このような、本発明に係る第2の印刷システムでは、支持手段によって支持された記録媒体の所定の範囲に対して印刷手段によって1カ所の印刷が終了すると、判断手段によって残りの印刷箇所があるか否かが判断され、残りの印刷箇所があると判断されたときには、前記印刷手段に対して次の印刷箇所を対応させるべく前記支持手段の回動駆動手段に対して駆動制御信号が送信され、次の印刷箇所への印刷が再開されるので、記録媒体の印刷面に複数の印刷箇所が設定されていても、回動駆動手段によって印刷手段に対し印刷箇所を対応させるべく前記支持手段が回動され、印刷手段は常に支持手段上にある記録媒体の限定的な範囲に対してのみ印刷を行えばよいことになる。
【0011】
本発明に係る第3の印刷システムは、記録媒体上に印刷データを印刷する印刷装置と、前記記録媒体上に印刷するように前記印刷装置を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
前記印刷装置は、前記記録媒体を支持する支持手段と、前記支持手段によって支持された前記記録媒体に対して所定の範囲で印刷を行なう印刷手段と、前記印刷手段に対して前記所定の範囲で印刷を行う前記記録媒体の印刷箇所を対応させるべく前記支持手段を手動操作によって回動可能な回動駆動機構とを備え、前記印刷制御装置は、前記記録媒体に対して少なくとも1箇所以上で前記所定の範囲での印刷を行う印刷箇所を設定する印刷箇所設定手段と、前記印刷装置に印刷データを送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置での1箇所の印刷が終了したときに前記所定の範囲で印刷を行う残りの印刷箇所があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記残りの印刷箇所があると判断されたときに前記支持手段に支持された記録媒体の前記印刷手段に対する位置を変更して次の印刷箇所に対応させるべく前記回動駆動機構の操作を要求する情報を報知する報知手段と、
を備えることを特徴とする。
【0012】
このような、本発明に係る第3の印刷システムでは、支持手段によって支持された記録媒体の所定の範囲に対して印刷手段によって1カ所の印刷が終了すると、判断手段によって残りの印刷箇所があるか否かが判断され、残りの印刷箇所があると判断されたときには、前記支持手段に支持された記録媒体の前記印刷手段に対する位置を変更して次の印刷箇所に対応させるべく当該支持手段を手動操作によって回動可能な回動駆動機構の操作を要求する情報が報知されるので、記録媒体の印刷面に複数の印刷箇所が設定されていても、前記支持手段の回動駆動機構の手動操作を行うだけで、印刷手段は常に支持手段上にある記録媒体の限定的な範囲に対してのみ印刷を行えばよいことになる。
【0013】
本発明に係る第4の印刷システムは、記録媒体上に印刷データを印刷する印刷装置と、前記記録媒体上に印刷するように前記印刷装置を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
前記印刷装置は、前記記録媒体を支持する支持手段と、前記支持手段によって支持された前記記録媒体に対して所定の範囲で印刷を行なう印刷手段と、前記印刷手段に対する前記記録媒体の位置を変更するべく前記支持手段を移動させる駆動手段とを備え、前記印刷制御装置は、前記記録媒体に対して前記所定の範囲で印刷を行う2箇所の印刷箇所を設定する印刷箇所設定手段と、前記印刷箇所設定手段により設定された前記2箇所のうちの1箇所に印刷する第1の印刷データを、他の1箇所に印刷する第2の印刷データに対して180°回転した方向に設定する印刷データ方向設定手段と、前記印刷データ方向設定手段の設定に応じて前記第1の印刷データを回転するデータ処理手段と、前記第2の印刷データ及び前記データ処理手段によって処理された前記第1の印刷データを前記印刷装置に送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置による前記所定の範囲での1箇所の印刷が終了したときに前記所定の範囲で印刷を行う残りの印刷箇所があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記残りの印刷箇所があると判断されたときに次の印刷箇所に対応させるべく前記駆動手段を駆動するための制御信号を送信するとともに、前記印刷装置に次の印刷箇所の印刷を再開するための制御信号を送信する制御信号送信手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
このような、本発明に係る第4の印刷システムでは、支持手段によって支持された記録媒体の所定の範囲に対して印刷手段によって1カ所の印刷が終了すると、判断手段によって残りの印刷箇所があるか否かが判断され、残りの印刷箇所があると判断されたときには、前記印刷手段に対して次の印刷箇所を対応させるべく前記支持手段の移動駆動手段に対して駆動制御信号が送信され、次の印刷箇所への印刷が再開されるので、記録媒体の印刷面に複数の印刷箇所が設定されていても、移動駆動手段によって印刷手段に対し印刷箇所を対応させるべく前記支持手段が移動され、印刷手段は常に支持手段上にある記録媒体の限定的な範囲に対してのみ印刷を行えばよいことになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
(第1実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る印刷システムの全体構成を示す外観図である。
【0017】
この印刷システムは、印刷装置1とこの印刷装置1を制御するパーソナルコンピュータ(PC)2を備えてなり、このパーソナルコンピュータ2と印刷装置1とは、USB(Universal Serial Bus)ケーブル3を介して接続される。
【0018】
印刷装置1の装置本体1aは、合成樹脂により比較的厚さの薄いほぼ箱形状に形成され、後述する熱転写式の印刷機構を内蔵し、被印刷媒体としてのCD−Rなどの光ディスク4のレーベル印刷面に対して、パーソナルコンピュータ2により作成編集された印刷データを印刷するもので、装置本体1aの内底部分には、光ディスク4の支持手段としてのトレイ5が設けられ、このトレイ5の上面の前端寄り部分には前記光ディスク4を矢印aで示すように載置して支持する滑り止め用およびクッション用のゴムシート6が設けられる。
【0019】
前記トレイ5は、装置本体1aの前面右端に設けられたイジェクトボタン7の操作に応じ、またはパーソナルコンピュータ2から送信されたイジェクト信号の受信に応じて、装置本体1a内の所定の位置から前方に突出して光ディスク4の着脱や載置位置の変更ができる装置本体1a外の位置まで移動されるようになっている。
【0020】
装置本体1aの前面から上面の一部に亘る部分には開口部1bが形成され、この開口部1bには、ピン8aを支点にして上下方向に回動することにより開口部1bを開閉するプリンタカバー8が設けられている。そして通常時には、図に示すようにプリンタカバー8は開口部1bに閉合され、開口部1bが閉じられている。
【0021】
パーソナルコンピュータ2は、キーボード2aやマウス2bを入力装置として備え、また、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示装置2cを有するもので、このパーソナルコンピュータ2において、前記光ディスク4のレーベル印刷面に印刷するべく、音楽タイトルやアーティストなどの印刷データの作成編集処理、印刷レイアウトの設定処理、印刷開始の指定処理、印刷ガイダンス(ダイアログ)の表示処理、及びこれに伴いインターフェイス接続された前記印刷装置1の印刷制御処理が行われる。
【0022】
図2は前記印刷システムにおける印刷装置1の内部構成を示す図であり、同図(A)はトレイ駆動機構及び熱転写印刷機構の構成を示す平面図、同図(B)は熱転写印刷機構の構成を示す正面図、同図(C)はディスク検知機構の説明図である。
【0023】
装置本体1aの後部内面左右とトレイ5の後部に設けられる係止部10との間にはトレイ5の押出し機構を構成するコイルスプリング9が設けられている。
【0024】
また、装置本体1aの後部内面中央にはトレイ5を係脱可能に係止する係止機構11が設けられている。この係止機構11は、ソレノイド12と、このソレノイド12のプランジャに連動してピン13を中心に回動する係止レバー14とで構成され、係止レバー14の一端部にフック14aが一体に形成され、このフック14aがトレイ5の後部に形成された突起15と係脱可能に係合するようになっている。
【0025】
そしてトレイ5が装置本体1a内に押し込まれて所定の収納位置に配置されているときにはコイルスプリング9が圧縮され、またトレイ5の突起15が係止レバー14のフック14aに係合し、この係合によりコイルスプリング9の弾性力に抗してトレイ5が装置本体1a内に保持される。
【0026】
装置本体1aの前面の右端部には係止機構11のソレノイド12を駆動するための制御信号を入力するイジェクトボタン7が設けられ、このイジェクトボタン7を指先で押圧操作することにより、ソレノイド12が励磁され、この励磁でソレノイド12のプランジャが吸引され、この吸引の動作で係止レバー14がピン13を中心に回動し、この回動でフック14aがトレイ5の突起15から外れてその係合が解除され、この係合の解除に応じてトレイ5が押出し機構のコイルスプリング9の弾性力により装置本体1aの前方側に一定寸法だけ押し出されるようになっている。そして一定寸法だけ押し出されたトレイ5をユーザが手先でさらに前方に引き出してトレイ5を装置本体1aの前方側の許容最大距離まで大きく突出させることができるようになっている。
【0027】
一方、引き出したトレイ5を装置本体1a内に押し込むとコイルスプリング9が圧縮するとともに、トレイ5の突起15が係止レバー14のフック14aに係合し、この係合によりトレイ5がコイルスプリング9の弾性力に抗して装置本体1a内の所定の収納位置に保持される。
【0028】
一方、装置本体1a内の前方寄りのトレイ5の上方位置には印刷手段としての印刷機構が設けられている。すなわち、トレイ5を跨いで装置本体1aの幅方向に延びる金属製のプリンタフレーム16が取り付けられ、このプリンタフレーム16は、トレイ5の上面と離間して対向するフレーム横梁の下側に平行に架設されたキャリッジガイド17を有し、前記フレーム横梁の下面にはその長手方向に沿って延びるラック18が設けられている。そしてキャリッジガイド17に沿ってキャリッジ19が矢印x,yに示す方向に移動自在に設けられ、キャリッジ19の前面にはインクリボンカセット20を装着する装着面が装置本体1aの開口部1bに臨むように設けられている。
【0029】
キャリッジ19のカセット装着面となる前面側には、装着されたインクリボンカセット20のインクリボン20aが露出して搬送されるコ字状凹部19aに位置設定されるサーマルヘッド21が設けられる。
【0030】
またこのキャリッジ19内には、キャリッジ19の走行駆動機構、サーマルヘッド21のヘッド移動機構、印刷用消耗材としてのインクリボンの巻取り機構が設けられ、これら各機構の駆動源となる正逆回転可能なステッピングモータMがキャリッジ19の背面に取り付けられている。そしてこのキャリッジ19の前面に、印刷用消耗材としてのインクリボン20aを収容したインクリボンカセット20が着脱可能に装着されている。
【0031】
図2(A)において、符号Hで示す帯状の領域はサーマルヘッド21を搭載したキャリッジ19が走行することにより印刷が可能な印刷機構Pの印刷可能範囲の位置を表しており、光ディスク4を載置したトレイ5が装置本体1a内の所定位置に収納された状態では、サーマルヘッド21は光ディスク4の中心に設けられる円孔4aより装置の前面寄り側を移動してその印刷可能範囲H内に印刷を行なうものであり、印刷可能範囲Hと重なる符号H1で示す領域は光ディスク4上に設定されるレーベル印刷が行なわれる印刷領域(第1領域)を表している。なお、後述するように、この印刷装置では、トレイ5上の光ディスク4の載置位置を変更して印刷処理を繰り返すことにより光ディスク4のレーベル印刷面の2箇所にレーベル印刷を行なうことができる。図2(A)で示す符号H2は他のレーベル印刷が行われる印刷領域(第2領域)の位置を示すものであり、この第2領域H2は前記第1領域H1とは円孔4aを挟んで反対側に位置し同一サイズである。この第2領域H2にレーベル印刷を行なう場合には、図示の状態から光ディスク4をトレイ5上で180°回転して第2領域H2の位置と第1領域H1の位置とを置き換えて印刷機構Pの印刷可能範囲Hに対応させる。
【0032】
また、図2(C)において、トレイ5上に載置される光ディスク4の外周縁部に対向する位置の装置本体1a内の後部には、トレイ5上に向けてアクチュエータ22aを突出させたマイクロスイッチからなるディスク検知スイッチ22が設けられ、トレイ5上の光ディスク4の有無を検知する。
【0033】
図3は前記印刷装置1におけるキャリッジ19内に設けられたキャリッジ走行駆動機構,ヘッド移動機構,インクリボン巻取り機構の構成を示す図であり、同図(A)はその印刷待機時の構成を示す図、同図(B)はその印刷動作時の構成を示す図である。
【0034】
インクリボンカセット20のケース23内には、リボン供給コア24とリボン巻取りコア25とが設けられ、リボン供給コア24にインクリボン20aがロール状に巻装され、このリボン供給コア24上から繰り出されたインクリボン20aが複数のガイドピン26を経て巻取りコア25に掛け止められ、このインクリボン20aが巻取りコア25の正回転に応じて順次巻取りコア25に巻き取られるようになっている。そしてインクリボン20aの途中はケース23から外部に露出してサーマルヘッド21が位置する前記凹部19aの下面側を走行するようになっている。
【0035】
キャリッジ19内に設けられた前記走行駆動機構、ヘッド移動機構およびリボン巻取り機構について説明すると、キャリッジ19内には、前記ステッピングモータMの出力軸に取り付けられた出力ギア27が配置され、この出力ギア27に第1のギア28aが噛合し、この第1のギア28aに同軸的に第2のギア28bが設けられ、この第2のギア28bに第3のギア28cが噛合し、さらにこの第3のギア28cに第4のギア28dが噛合している。
【0036】
そして、第4のギア28dの回転軸に同一軸的にワンウエイクラッチ(図示せず)を介してリボン巻取り軸29が設けられ、このリボン巻取り軸29がキャリッジ19のカセット装着面からその前方に突出し、カセット装着面に対するインクリボンカセット20の装着に応じてそのリボン巻取り軸29に巻取りコア25が係合するようになっている。
【0037】
前記第3のギア28aは前記ラック18と噛合し、この噛合により第3のギア28cの正逆回転に応じてキャリッジ19がキャリッジガイドに沿って往復移動するようになっている。
【0038】
また、キャリッジ19内にはカムギア30が設けられ、このカムギア30にはその回転中心に対して偏心する円弧状のカム溝31が形成されている。そしてこのカムギア30と前記出力ギア27との間に首振りクラッチ32が設けられている。
【0039】
この首振りクラッチ32は、出力ギア27に噛合した太陽ギア33と、この太陽ギア33に噛合し、かつアーム34を介して太陽ギア33の周方向に移動可能に支持された一対の遊星ギア35a,35bとからなり、太陽ギア33の正回転時(時計回り方向の回転時)には一方の遊星ギア35aがカムギア30に噛合するとともに他方の遊星ギア35bがカムギア30から離れ、太陽ギア33の逆回転時(反時計回り方向の回転時)には一方の遊星ギア35aがカムギア30から離れるとともに他方の遊星ギア35bがカムギア30に噛合するようになっている。
【0040】
キャリッジ19内にはシャフト42を中心にして上下方向に回動するヘッドアーム36が設けられ、このヘッドアーム36はその一端側の端部に張設されたスプリング37により図3における時計回り方向に弾性的に付勢され、またこのヘッドアーム36にはその一端寄りにピン38が設けられ、このピン38が前記カムギア30のカム溝31内に摺動自在に挿入されている。
【0041】
ヘッドアーム36の他端側の端部にはヘッドホルダ39が取り付けられ、このヘッドホルダ39は、キャリッジ19の前方側に突出して延出しており、このヘッドホルダ39の下面にシャフト40を介してヘッドベース41が支持され、このヘッドベース41の下面に印刷ヘッドとしてのサーマルヘッド21が取り付けられ、このサーマルヘッド21がカセット凹部19aの開口下面方向に対向するように配置されている。
【0042】
これにより、サーマルヘッド21はキャリッジ19と一体にキャリッジガイド17に沿って移動し、そのサーマルヘッド21の移動範囲内において光ディスク4上のレーベル印刷面の印刷領域H1(H2)に印刷が施されるようになっている。
【0043】
すなわち、まず印刷動作の待機時には、図3(A)に示すように、キャリッジ19上のヘッドアーム36はほぼ水平の状態に保持され、サーマルヘッド21が光ディスク4の表面から一定の距離だけ離間する印刷待機位置に配置された状態にある。またキャリッジ19はその移動範囲の左端部付近に設定されるホームポジション位置で停止している。
【0044】
この状態でステッピングモータMが正転駆動され、出力ギア27が反時計回り方向(矢印a方向)に回転する。この出力ギア27の回転動力は第1、第2、第3、第4の各ギア28a,28b,28c,28dに伝達される。そしてラック18と噛合している第3のギア28cの反時計回り方向(矢印a方向)の回転によりキャリッジ19がキャリッジガイド17に沿って矢印xで示す右方向に移動し、さらに第4のギア28dの回転によりこれと一体的にリボン巻取り軸29がリボン巻取り方向(矢印a方向)に回転し、このリボン巻取り軸29に係合するインクリボンカセット20内の巻取りコア25が回転し、このコア25の巻取り回転でインクリボン20aが順次巻き取られて走行する。
【0045】
またこの動作と並行して、出力ギア27の回転により首振りクラッチ32の太陽ギア33が駆動されて回転し、この太陽ギア33の回転に応じて一方の遊星ギア35aがカムギア30に接近してそのカムギア30に噛合し、この噛合により太陽ギア33の回転動力がカムギア30に伝達されてこのカムギア30が時計回り方向(矢印i方向)に回転する。
【0046】
そしてカムギア30の時計回り(i)方向の正方向の回転により、カム溝31内のピン38がヘッドアーム36と一体に上方に移動する。そしてピン38と一体に移動するヘッドアーム36がシャフト42を中心にして反時計回り方向に回動し、この回動により図3(B)に示すようにサーマルヘッド21が下方(矢印d方向)に移動するとともに水平に対して傾斜する。
【0047】
カムギア30の周縁の一部には欠落部(図示せず)が形成されており、カムギア30が一定の角度だけ回転したときに、その欠落部内に前記遊星ギア35aが落ち込んで空転し、これによりサーマルヘッド21が所定の傾斜角度を維持し、かつインクリボン20aを挟んで光ディスク4の表面に接触する印刷位置に保持される。この際、サーマルヘッド21はスプリング37による弾性力で光ディスク4の表面に所定の圧力で接触する。ステッピングモータMが更に正転駆動されると、遊星ギア35aは欠落部内に位置するため、サーマルヘッド21が印刷位置に保持されたままで、キャリッジ19が右方向に移動しつつインクリボン20aの巻取り駆動が行われる。
【0048】
そして、キャリッジ19の移動とインクリボン20aの巻取りと同時に、パーソナルコンピュータ2により作成編集された印刷データに基づいてサーマルヘッド21の発熱体が発熱駆動されてインクリボン20aのインクが順次溶融され、光ディスク4の表面に熱転写されて光ディスク4の表面におけるキャリッジ19(サーマルヘッド21)の移動範囲に対応する所定の印刷範囲Hに文字や記号等のキャラクタが印刷される。
【0049】
印刷の終了後には、ステッピングモータMが逆転駆動され、出力ギア27が矢印bで示す逆方向(時計回り方向)に回転する。出力ギア27の逆回転により第3のギア28cも時計回り方向(矢印b方向)に逆回転し、この第3のギア28cの逆回転によりキャリッジ19がキャリッジガイド17に沿って矢印yで示す逆方向(左方向)に移動し、ホームポジション位置に戻る。
【0050】
第4のギア28dはワンウエイクラッチを介してリボン巻取り軸29に連結されているから、この第4のギア28dの逆回転の動作はリボン巻取り軸29に伝達されず、インクリボン20aの巻き取りは行なわれない。
【0051】
また同時に、出力ギア27の矢印bで示す逆回転により首振りクラッチ32の太陽ギア33が逆回転し、この太陽ギア33の逆回転により一方の遊星ギア35aがカムギア30から離れるとともに、他方の遊星ギア35bがカムギア30に接近して噛合し、この噛合により太陽ギア33の回転動力がカムギア30に伝達されてこのカムギア30が矢印jで示す反時計回り方向に逆回転する。
【0052】
そしてカムギア30の逆回転により、カム溝31内のピン38がヘッドアーム36と一体に下方に移動する。そしてピン38と一体に移動するヘッドアーム36がシャフト42を中心にして時計方向に回動し、この回動によりサーマルヘッド21が矢印uで示す上方に移動して光ディスク4の表面から離れ、ヘッドアーム36が当初の水平状態に戻る。なお、カムギア30の周縁の一部には遊星ギア35bに対応して欠落部(図示せず)が形成されており、カムギア30が一定の角度だけ回転してサーマルヘッド21が印刷待機位置に戻ったときに、その欠落部内に前記遊星ギア35bが落ち込んで空転するようになっている。遊星ギア35bが欠落部内に位置した後は、ステッピングモータMの逆転駆動によりサーマルヘッド21が印刷待機位置に保持されたままでキャリッジ19のみが矢印yで示す逆方向(左方向)に移動することになる。
【0053】
なお、ヘッドアーム36が反時計回り方向へ最大に回動してサーマルヘッド21がインクリボン20aを介し光ディスク4の表面に当接している印刷位置から、ヘッドアーム36が時計回り方向へ回動して水平状態となりサーマルヘッド21が上方uに移動して印刷待機位置に戻るまでのカムギア30の逆回転jに必要なステッピングモータMの逆回転の駆動ステップ数をnステップとし、この印刷待機位置において、カムギア30が正回転iしてもヘッドアーム36のピン38が摺動するカム溝31の回転半径が一定区間となっていることでヘッドアーム36が反時計回り方向へ回動されずサーマルヘッド21が下方dへ移動しないで保持されると共にリボン巻取り軸29の正回転aによりインクリボン20aの巻取りのみ実施されるステッピングモータMの正回転の駆動ステップ数をmステップとする。
【0054】
また、前記印刷待機位置からステッピングモータMの正回転によりヘッド移動機構が動作しサーマルヘッド21が完全下降して印刷位置となり、この後ステッピングモータMの逆回転によりサーマルヘッド21が上昇して印刷待機位置に戻るまでを印刷動作位置とする。
【0055】
図4は前記印刷システムにおける印刷装置1とパーソンコンピュータ2の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0056】
印刷装置1はコントローラ51を備え、このコントローラ51はインターフェイス(I/F)52を介してUSBケーブル3に接続され、パーソナルコンピュータ(PC)2と接続される。
【0057】
前記コントローラ51には、ROM53及びRAM54が備えられ、ROM53には、前記パーソナルコンピュータ2からの印刷制御信号に応じて当該印刷装置1の各部の動作を制御するためのシステムプログラムなどのプログラムデータが記憶され、また、RAM54には、前記パーソナルコンピュータ2から送信された被印刷データを記憶するための印刷データメモリ54aが備えられる。
【0058】
この印刷データメモリ54aに記憶される例えば音楽タイトルやアーティストなどの被印刷データは、ユーザにより任意に選択されて設定される後述の印刷レイアウト(図5参照)に合わせた文字列方向に展開されて記憶される。
【0059】
また、コントローラ51には、イジェクトスイッチ7のスイッチ操作に応じたイジェクト信号、及びディスク検知スイッチ22による光ディスク4の検知動作に応じたディスク検知信号が供給される。
【0060】
そして、コントローラ51には、ヘッドドライバ55を介してサーマルヘッド21が接続され、モータドライバ56を介してステッピングモータMが接続され、ソレノイドドライバ57を介してソレノイド12が接続される。
【0061】
コントローラ51は、前記パーソナルコンピュータ2から送信される印刷制御信号に応じてヘッド制御信号をヘッドドライバ55に出力してサーマルヘッド21を駆動させ、モータ制御信号をモータドライバ56に出力してステッピングモータMを駆動させ、励磁制御信号をソレノイドドライバ57に出力してソレノイド12を駆動させる。
【0062】
一方、パーソナルコンピュータ(PC)2は、中央制御装置であるCPU(Central Processing Unit)61を備え、このCPU61は、ハードディスクやフラッシュメモリからなる記憶装置62に記憶されたシステムプログラムに従って、RAM63をワークメモリとして各部の動作を制御する。
【0063】
前記記憶装置62には、このパーソナルコンピュータ2の全体の動作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、ユーザにより必要に応じてインストールされた文書処理プログラムやブラウザプログラム、そして本発明実施形態の印刷システムの導入によってインストールされた前記印刷装置1に対する印刷制御プログラムなど、種々のアプリケーションプログラムが記憶される。
【0064】
前記RAM63には、各種アプリケーションプログラムの実行に応じた作業用メモリが備えられ、前記印刷装置1に対する印刷制御プログラムの実行作業用メモリとしては、光ディスク4のレーベル印刷面に印刷するべく作成編集された印刷データが記憶される印刷データメモリ63a、ユーザにより任意に選択されて設定された印刷レイアウト(図5参照)の設定番号が記憶される印刷レイアウト設定メモリ63b、光ディスク4のレーベル印刷面における所定の印刷範囲Hに対する印刷回数がカウントされて記憶される印刷回数メモリ63cが備えられる。
【0065】
そして、CPU61には、前記記憶装置62、RAM63が接続される他に、インターフェイス(I/F)64を介して前記印刷装置1との接続を図るUSBケーブル3が接続され、また、キーボードコントローラ65を介してキーボード2aが、表示コントローラ66を介して表示装置2cが接続される。
【0066】
図5は前記印刷システムのパーソナルコンピュータ2によって選択設定されるレーベル印刷レイアウトの設定データを示す図である。
【0067】
このレーベル印刷レイアウトは、印刷装置1にセットした光ディスク4のレーベル印刷面に対する印刷処理に伴い、ユーザにより任意に選択設定されるもので、光ディスク4のレーベル印刷面の1箇所に1回の印刷処理で又は2箇所に2回の印刷処理で、印刷文字列を正立状態や倒立状態で印刷する複数の印刷レイアウトが用意されている。
【0068】
CD−Rにはそのレーベル印刷面の一部にプレ印刷がされているものがあり、このようなCD−Rではプレ印刷された文字画像の向きを基準としてディスクの上下方向を定めることができる。図5は、プレ印刷Qがされた光ディスク4を用いた場合のレーベル印刷の印刷レイアウトを説明するものであり、以下、これらの印刷レイアウトの内容について説明すると、レーベル印刷面上の1箇所に1回の印刷処理を行なう印刷レイアウトNo.1では、レーベル1で表すレーベル印刷文字列がディスクの円孔4aの上側に位置する帯状の第1領域H1に正立して印刷され、同じくレーベル印刷面上の1箇所に印刷処理を行なう印刷レイアウトNo.2では、レーベル1で表すレーベル印刷文字列がディスクの円孔4aの下側に位置する帯状の第2領域H2に正立して印刷される。また、レーベル印刷面上の2箇所にそれぞれ印刷処理を行なう印刷レイアウトNo.3では、レーベル1で表す1回目の印刷処理で印刷されるレーベル印刷文字列とレーベル2で表す2回目の印刷処理で印刷されるレーベル印刷文字列がそれぞれディスクの第1領域H1及び第2領域H2とに何れも正立して印刷され、同じく2箇所に印刷処理を行なう印刷レイアウトNo.4では、1回目の印刷処理で印刷されるレーベル1の印刷文字列がディスクの第1領域H1に倒立して印刷され、2回目の印刷処理で印刷されるレーベル2の印刷文字列がディスクの第2領域H2に正立して印刷され、さらに、印刷レイアウトNo.5では、1回目の印刷処理で印刷されるレーベル1印刷文字列がディスクの第1領域H1に正立して印刷され、2回目の印刷処理で印刷されるレーベル2の印刷文字列がディスクの第2領域H2に倒立して印刷される。
【0069】
パーソナルコンピュータ2の印刷制御処理では、1回目の印刷出力でレーベル1が印刷され、2回目の印刷出力でレーベル2が印刷されるので、印刷装置1のトレイ5に対する光ディスク4のイニシャルセット(初期載置)に際しては、常にレーベル1を印刷する側を装置本体1aの前面側、つまりトレイ5の手前寄りに位置させてセットされるよう後述の印刷ダイアログ(図8,図9(A)参照)によるガイダンス表示が行われる。
【0070】
次に、前記構成の第1実施形態の印刷システムにおけるレーベル印刷に伴うパーソナルコンピュータ2での印刷制御機能について説明する。
【0071】
図6は前記印刷システムのパーソナルコンピュータ2による第1実施形態の印刷処理を示すフローチャートである。
【0072】
図7は前記印刷システムのパーソナルコンピュータ2による印刷処理に伴う印刷データ生成処理を示すフローチャートである。
【0073】
パーソナルコンピュータ2において、この印刷システムのアプリケーションプログラムを起動させ、これに従い光ディスク4のレーベル印刷面に印刷すべきレーベル1用のみ又はレーベル1及びレーベル2用の印刷データを作成編集し、表示装置cに共に表示されている「印刷」ボタンをクリックすると、図6に示す印刷処理が起動され、まず、RAM63の印刷レイアウト設定メモリ63bや印刷回数メモリ63cに対するデータクリア処理、印刷装置1に対する印刷初期位置設定処理などのイニシャル処理が実行される(ステップS1)。
【0074】
すると、例えば図5で示したような、光ディスク4のレーベル印刷面に対する印刷レイアウトの設定画面が表示されて、印刷レイアウトNo.の選択操作がユーザに促される。この印刷レイアウト設定画面において所望の印刷レイアウトNo.が選択指定されると、当該指定された印刷レイアウトNo.のデータが前記RAM63内の印刷レイアウト設定メモリ63bに記憶されて設定される(ステップS2)。
【0075】
すると、CPU61からインターフェイス(I/F)64を介してUSBケーブル3により接続された印刷装置1へイジェクト信号が送信される(ステップS3)。これにより印刷装置1では、コントローラ51からソレノイドドライバ57に対して励磁制御信号が出力されることでソレノイド12が駆動され、トレイ5が装置本体1aの前方側に突出される。
【0076】
すると、パーソナルコンピュータ2では、前記RAM63内の印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に対応した印刷ダイアログ画面Gn(図8,図9(A)参照)が表示装置2cに表示され、光ディスク4をトレイ5上に正しく載置させるためのガイダンス表示が行われる(ステップS4)。
【0077】
図8は前記印刷システムのパーソナルコンピュータ2による印刷処理に伴う印刷レイアウトNo.1設定時の印刷ダイアログ画面G1を示す図である。
【0078】
図9は前記印刷システムのパーソナルコンピュータ2による印刷処理に伴う印刷レイアウトNo.3設定時の印刷ダイアログ画面を示す図であり、同図(A)はレーベル1印刷に際しての印刷ダイアログ画面G3aを示す図、同図(B)はレーベル2印刷に際しての印刷ダイアログ画面G3bを示す図である。
【0079】
すなわち、例えばレーベル1用の印刷データがディスク4の第1領域H1に正立して印刷される1箇所印刷の印刷レイアウトNo.1を設定した際には、図8で示すように、光ディスク4に対する印刷レイアウトイメージと印刷装置(プリンタ)1のトレイ5に対するディスク挿入方向及びそのガイダンスを示した印刷ダイアログ画面G1が表示される。
【0080】
また、例えばレーベル1,レーベル2用の各印刷データがそれぞれディスク4の第1領域H1と第2領域H2とに何れも正立して印刷される2箇所印刷の印刷レイアウトNo.3を設定した際には、まず、図9(A)で示すように、1箇所目の印刷レーベル1を強調文字で示した光ディスク4に対する印刷レイアウトイメージと同1箇所目印刷時の印刷装置(プリンタ)1のトレイ5に対するディスク挿入方向及びそのガイダンスを示した印刷ダイアログ画面G3aが表示される。
【0081】
なお、前記図8及び図9(A)で示したような1箇所目印刷用の印刷ダイアログ画面G1,G3aには、当該印刷ダイアログに対応する印刷の実行を印刷装置1にて開始させるための「印刷開始ボタン」71と中止させるための「キャンセル」ボタン72とが設けられる。
【0082】
ここで、前記装置本体1aから前方側に突出したトレイ5をユーザが手動操作によりさらに前方側に許容の最大距離まで引き出し、このトレイ5のゴムシート6の上に前記1箇所目印刷用の印刷ダイアログ画面G1やG3aによるガイダンス表示に従って被印刷媒体としての光ディスク4を載せ、この後、トレイ5を手動で装置本体1a内の所定の収納位置に押し込む。
【0083】
そして、前記印刷ダイアログ画面G1やG3aに設けられた「印刷開始ボタン」71が操作されると(ステップS5)、印刷装置1のディスク検知スイッチ22から出力されるディスク検知信号に基づき、光ディスク4がトレイ5上にセットされたか否かが判断される(ステップS6)。この際、RAM63内の印刷回数メモリ63cに対して印刷回数“1”がカウントセットされる。
【0084】
ここで、印刷装置1からのディスク検知信号が得られず、光ディスク4がトレイ5上にセットされてないと判断された場合には、“ディスクをトレイにセットして下さい”などのエラーメッセージが表示される(ステップS6→S7)。
【0085】
一方、印刷装置1からのディスク検知信号が得られることで、光ディスク4がトレイ5上に確実にセットされたと判断された場合には、図7における印刷データ生成処理へ移行される(ステップS6→SA)。
【0086】
この印刷データ生成処理では、まず前記RAM63内の印刷回数メモリ63cにセットされた印刷回数データに基づき1回目(1箇所目)の印刷であるか否か判断され(ステップA1)、1回目の印刷であると判断された場合には、同RAM63内の印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.が印刷装置1でのレーベル1の印刷において印刷データの倒立印刷を要する印刷レイアウトNo.1,3,5の何れかであるか否かが判断される(ステップA1→A2)。
【0087】
ここで、前記印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.が印刷装置1でのレーベル1の印刷において印刷データの倒立印刷を要する印刷レイアウトNo.1,3,5の何れかであると判断された場合には、印刷データメモリ63aに記憶されているレーベル1の印刷データの文字列が180°回転されて展開処理される(ステップA2→A3)。
【0088】
一方、前記ステップA1において、1回目(1箇所目)の印刷であると判断された場合でも、前記ステップA2において、設定された印刷レイアウトNo.がNo.1,3,5の何れでもない、つまり印刷装置1でのレーベル1の印刷において印刷データの倒立印刷を要さない印刷レイアウトNo.2,4の何れかであると判断された場合には、前記印刷データメモリ63aに記憶されているレーベル1の印刷データの文字列が回転なしに展開処理される(ステップA2→A4)。
【0089】
すると、前記印刷データメモリ63aに展開されたレーベル1の印刷データが印刷装置1へ転送されて該印刷装置1内の印刷データメモリ54aにセットされると共に(ステップS8)、印刷装置1に対して印刷開始命令が送信される(ステップS9)。
【0090】
すると、印刷装置1では、コントローラ51からモータドライバ56へ出力されるモータ駆動制御信号に応じてステッピングモータMの駆動が開始されることで、キャリッジ19内に設けられたキャリッジ走行駆動機構,ヘッド移動機構,インクリボン巻取り機構が駆動されると共に、RAM54内の印刷データメモリ54aに記憶されたレーベル1の印刷データに応じてヘッドドライバ55によりサーマルヘッド21が駆動される。これにより、キャリッジ19の移動とインクリボン20aの巻取りと同時に、前記レーベル1の印刷データに基づいてサーマルヘッド21の発熱体が発熱駆動されてレーベル1の文字列が印刷される。
【0091】
この際、設定印刷レイアウトNo.がNo.1,3,5である場合には、前記レーベル1の文字列はその印刷方向に沿って倒立(ディスク中心から見て正立)で印刷され、また、設定印刷レイアウトNo.がNo,2,4である場合には、前記レーベル1の文字列はその印刷方向に沿って正立(ディスク中心から見て倒立)で印刷される。
【0092】
この後、レーベル1の印刷が終わってステッピングモータMが逆回転駆動され、サーマルヘッド21が上昇しキャリッジ19が印刷待機位置に戻ることで、印刷装置1から出力された印刷終了信号がパーソナルコンピュータ2に受信されると(ステップS10)、当該パーソナルコンピュータ2から印刷装置1に対してイジェクト信号が送信される(ステップS11)。これにより印刷装置1では、トレイ5が装置本体1aの前方側に再び突出され、当該トレイ5上の光ディスク4の取り出しや載置位置の変更操作が可能となる。
【0093】
すると、パーソナルコンピュータ2では、RAM63内の印刷回数メモリ63cにセットされた印刷回数データに基づき今回終了の印刷が1回目(1箇所目)の印刷であるか否か判断され(ステップS12)、1回目の印刷であると判断された場合には、同RAM63内の印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づき、その設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)であるかそれ以上(この場合は2箇所(No.3〜5))であるかが判断される(ステップS13)。
【0094】
ここで、前記1回目(1箇所目)の印刷の終了に際して、印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づく設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)であると判断された場合には、前記一連の印刷処理は終了される(ステップS13→END)。
【0095】
一方、前記1回目(1箇所目)の印刷の終了に際して、印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づく設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)ではなくそれ以上(この場合2箇所(No.3〜5))であると判断された場合には、当該設定印刷箇所が2箇所以上である設定印刷レイアウトNo.に対応した2回目(2箇所目)の印刷ダイアログ画面Gn(図9(B)参照)が表示装置2cに表示され、光ディスク4をトレイ5上で正しく位置変更させ載置させるためのガイダンス表示が行われる(ステップS13→S14)。
【0096】
すなわち、例えばレーベル1,レーベル2用の各印刷データがそれぞれディスクの第1領域H1と第2領域H2とに何れも正立して印刷される2箇所印刷の印刷レイアウトNo.3が設定されている場合には、図9(B)で示すように、2箇所目の印刷レーベル2を強調文字で示した光ディスク4に対する印刷レイアウトイメージと同2箇所目印刷時の印刷装置(プリンタ)1のトレイ5に対するディスク挿入方向及びそのガイダンスを示した印刷ダイアログ画面G3bが表示される。
【0097】
なお、この2箇所目印刷用の印刷ダイアログ画面G3bには、当該印刷ダイアログに対応する2回目(2箇所目)の印刷実行を印刷装置1にて開始させるための「印刷開始ボタン」71が設けられる。
【0098】
ここで、前記装置本体1aから前方側に突出したトレイ5上に載っている前記1回目(1箇所目)の印刷によってレーベル1が印刷された光ディスク4の載置位置を、前記2箇所目印刷用の印刷ダイアログ画面G3bによるガイダンス表示に従って位置変更し再載置させる。すなわち、1回目の印刷では光ディスク4の第1領域H1が印刷機構の印刷可能範囲Hの位置に対応しているが、2回目の印刷では光ディスク4の第2領域H2を印刷機構Pの印刷可能範囲Hの位置に対応するべくトレイ5上の光ディスク4の載置位置を1回目の印刷時の位置とは180°回転した位置に置き換える。この後、トレイ5を再び装置本体1a内の所定の収納位置に押し込む。
【0099】
そして、前記印刷ダイアログ画面G3bに設けられた「印刷開始ボタン」71が操作されると(ステップS15)、前記1回目(1箇所目)の印刷処理時と同様に印刷装置1のディスク検知スイッチ22から出力されるディスク検知信号に基づき、光ディスク4がトレイ5上にセットされたか否かが判断される(ステップS6)。この際、RAM63内の印刷回数メモリ63cに対して印刷回数“2”がカウントセットされる。
【0100】
ここで、印刷装置1からのディスク検知信号が得られることで、光ディスク4がトレイ5上にセットされていると判断された場合には、図7における印刷データ生成処理へ移行される(ステップS6→SA)。
【0101】
すると、前記RAM63内の印刷回数メモリ63cにセットされた印刷回数データに基づき1回目(1箇所目)の印刷ではない、つまり2回目の印刷であると判断され、同RAM63内の印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.が印刷装置1でのレーベル2の印刷において印刷データの倒立印刷を要する印刷レイアウトNo.5であるか否かが判断される(ステップA1→A5)。
【0102】
ここで、前記印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.が印刷装置1でのレーベル2の印刷において印刷データの倒立印刷を要する印刷レイアウトNo.5であると判断された場合には、印刷データメモリ63aに記憶されているレーベル2の印刷データの文字列が180°回転されて展開処理される(ステップA5→A6)。
【0103】
一方、前記ステップA5において、設定された印刷レイアウトNo.がNo.5ではない、つまり印刷装置1でのレーベル2の印刷において印刷データの倒立印刷を要さない印刷レイアウトNo.3,4の何れかであると判断された場合には、前記印刷データメモリ63aに記憶されているレーベル2の印刷データの文字列が回転なしに展開処理される(ステップA5→A7)。
【0104】
すると、前記印刷データメモリ63aに展開されたレーベル2の印刷データが印刷装置1へ転送されて該印刷装置1内の印刷データメモリ54aにセットされると共に(ステップS8)、印刷装置1に対して印刷開始命令が送信される(ステップS9)。
【0105】
すると、印刷装置1では、前記1回目(1箇所目)の印刷処理時と同様にコントローラ51からモータドライバ56へ出力されるモータ駆動制御信号に応じてステッピングモータMの駆動が開始されることで、キャリッジ19内に設けられたキャリッジ走行駆動機構,ヘッド移動機構,インクリボン巻取り機構が駆動されると共に、RAM54内の印刷データメモリ54aに記憶されたレーベル2の印刷データに応じてヘッドドライバ55によりサーマルヘッド21が駆動される。これにより、キャリッジ19の移動とインクリボン20aの巻取りと同時に、前記レーベル2の印刷データに基づいてサーマルヘッド21の発熱体が発熱駆動されてレーベル2のキャラクタが印刷される。
【0106】
この際、設定印刷レイアウトNo.がNo.5である場合には、前記レーベル2のキャラクタはその印刷方向に沿って倒立(ディスク中心から見て正立)で印刷され、また、設定印刷レイアウトNo.がNo,3,4である場合には、前記レーベル2のキャラクタはその印刷方向に沿って正立(ディスク中心から見て倒立)で印刷される。
【0107】
この後、レーベル2の印刷が終わってステッピングモータMが逆回転駆動され、サーマルヘッド21が上昇しキャリッジ19が印刷待機位置に戻ることで、印刷装置1から出力された印刷終了信号がパーソナルコンピュータ2に受信されると(ステップS10)、当該パーソナルコンピュータ2から印刷装置1に対してイジェクト信号が送信される(ステップS11)。これにより印刷装置1では、トレイ5が装置本体1aの前方側に再び突出され、当該トレイ5上の光ディスク4の取り出しが可能となる。
【0108】
すると、パーソナルコンピュータ2では、RAM63内の印刷回数メモリ63cにセットされた印刷回数データに基づき今回終了の印刷が1回目(1箇所目)の印刷ではない、つまり2回目(2箇所目)の印刷であると判断され、前記一連の印刷処理は終了される(ステップS12→END)。
【0109】
したがって、前記構成の第1実施形態の印刷システムによるレーベル印刷機能によれば、印刷装置1のトレイ5上に載置された光ディスク4のレーベル印刷面に設定される印刷領域に対して行われる1回目(1箇所目)の印刷が終了すると、イジェクト信号の送信に応じたトレイ係止機構11の駆動及びこれに伴うトレイ押し出し機構の作動によって前記トレイ5が当該トレイ5上の光ディスク4の位置を取り出しあるいは変更操作可能な位置に突出される。そして、印刷レイアウトの設定によって2箇所の印刷が設定されている場合には、前記トレイ5に載置された光ディスク4の前記印刷機構に対する位置を変更して2回目の印刷箇所に対応させるイメージ及びガイダンスを示す印刷ダイアログ画面G3bが案内表示されるので、その案内表示に従って自動イジェクトされるトレイ5上の光ディスク4の位置変更操作を行い、2回目の印刷処理を行なうことにより、光ディスク4のレーベル印刷面の2箇所に印刷を行うことができる。
【0110】
このように、1回の印刷処理での印刷可能範囲が光ディスク4のレーベル印刷面の一部に限られる簡単な印刷機構によって光ディスク4のレーベル印刷面の2箇所の領域に印刷を行なうことができ、小型で安価なディスクレーベルの印刷装置を実現できるようになる。
【0111】
なお、前記第1実施形態におけるパーソナルコンピュータ2での印刷データの作成編集処理では、各レーベルの印刷データ共にその印刷書式設定によって1つのレーベル内に複数行の印刷データを含ませて作成することができるのは勿論である。
【0112】
また、前記第1実施形態では、印刷レイアウトの設定としてレーベル1のみによる1箇所印刷のレイアウト設定とレーベル1,2による2箇所印刷のレイアウト設定の場合について説明したが、3箇所以上の印刷レイアウトを設定可能とした場合でも、2箇所目印刷以降の印刷ダイアログ画面Gnによるディスク位置変更ガイダンスの変更角度を適切に設定するだけで容易に対応することができる。
【0113】
なお、前記第1実施形態では、印刷装置1におけるトレイ5上の光ディスク4の載置位置を2回目(2箇所目)以降のレーベル印刷を行うに際して、前記印刷ダイアログ画面Gnによるガイダンス表示に従い手動操作で位置変更する構成としたが、次の第2実施形態において説明するように、トレイ5上のディスク載置領域を自動で回転する回転テーブル5a(図10参照)とし、2回目(2箇所目)以降のレーベル印刷を行うに際しての手動による光ディスク4の位置変更操作を省く構成としてもよい。
【0114】
(第2実施形態)
図10は本発明の第2実施形態に係る印刷システムの印刷装置1におけるディスク自動回転機構を有するトレイ5の構成を示す断面図である。
【0115】
この第2実施形態の印刷システムにおける印刷装置1は、表面にゴムシート6を設置した回転テーブル5aをトレイ5上に回転可能にして設け、この回転テーブル5aの中心に設ける回転軸5bに複数のギア74a,74bを介してモータ73の回転力を伝達するように構成している。また、前記回転テーブル5aの外周壁面には180°異なる2箇所に不図示の位置検出マークを設けられ、一方、回転テーブル5aの外周壁面と対向するトレイ5上の定位置には位置検出マークを検知する回転位置センサ75を設けられ、この回転位置センサ75の検知情報に基づいて回転テーブル5aが回転位置制御される。
【0116】
この印刷装置1では、回転テーブル5aの回転角度を制御して回転駆動することで、ゴムシート6上に載置された光ディスク4に設定する前記第1領域H1及び前記第2領域H2の位置を印刷機構Pの前記印刷可能範囲Hの位置に対応させるものである。
【0117】
この第2実施形態の印刷装置1において、前記トレイ5自体の係止・押し出し機構、印刷機構のキャリッジ19内に設けられたキャリッジ走行駆動機構,ヘッド移動機構,インクリボン巻取り機構、ディスク検知機構それぞれの構成は、前記第1実施形態の印刷装置1における各機構と同一である。
【0118】
また、この第2実施形態の印刷装置1及びマイクロコンピュータ2の電子回路の構成は、前記第1実施形態における印刷装置1及びマイクロコンピュータ2の電子回路の構成(図4参照)と略同等であるが、印刷装置1において、前記回転テーブル5aのモータ73及びそのドライバ回路がコントローラ51に追加接続される点と、前記回転位置センサ75からの回転移動位置検知信号がコントローラ51に追加出力される点で異なる。
【0119】
次に、前記構成の第2実施形態の印刷システムにおけるレーベル印刷に伴うパーソナルコンピュータ2での印刷制御機能について説明する。
【0120】
図11は前記印刷システムのパーソナルコンピュータ2による第2実施形態の印刷処理を示すフローチャートである。
【0121】
この第2実施形態の印刷処理において、1回目(1箇所目)の印刷に関わるステップB1〜B10での各処理は前記第1実施形態の印刷処理(図6参照)におけるステップS1〜S10での処理と同様であるためその説明を省略する。
【0122】
なお、この場合のステップB4における印刷ダイアログ表示処理では、設定された印刷レイアウトNo.が何れであるかに関係なく、レーベル1を印刷する側を装置本体1aの手前側、つまり印刷機構Pによる印刷可能範囲Hに対応するトレイ5の手前寄りに位置させてセットされるよう印刷ダイアログによるガイダンス表示が行われる。
【0123】
すなわち、前記1回目(1箇所目)の印刷に関わるステップB1〜B10での処理に応じて、装置本体1a内のトレイ5上の回転テーブル5aに載置された光ディスク4に対するレーベル1の印刷が終わることで、該印刷装置1から出力された印刷終了信号がパーソナルコンピュータ2に受信されると(ステップB10)、パーソナルコンピュータ2では、RAM63内の印刷回数メモリ63cにセットされた印刷回数データに基づき今回終了の印刷が1回目(1箇所目)の印刷であると判断され(ステップB11)、同RAM63内の印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づき、その設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)であるかそれ以上(この場合は2箇所(No.3〜5))であるかが判断される(ステップB12)。
【0124】
ここで、前記1回目(1箇所目)の印刷の終了に際して、印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づく設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)であると判断された場合には、当該パーソナルコンピュータ2から印刷装置1に対してイジェクト信号が送信される(ステップB12→B13)。これにより印刷装置1では、トレイ5が装置本体1aの前方側に突出され、当該トレイ5上の回転テーブル5aに載っている光ディスク4の取り出しが可能となる。
【0125】
そして、前記一連の印刷処理は終了される(ステップB13→END)。
【0126】
一方、前記1回目(1箇所目)の印刷の終了に際して、印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づく設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)ではなくそれ以上(この場合2箇所(No.3〜5))であると判断された場合には、印刷装置1に対してテーブル回転信号が送信される(ステップB12→B14)。この際、RAM63内の印刷回数メモリ63cに対して印刷回数“2”がカウントセットされる。
【0127】
すると、印刷装置1では、コントローラ51から出力されるモータ73への駆動制御信号によって当該モータ73が駆動されてトレイ5上の回転テーブル5aが回転される。そして、回転位置センサ75からの回転移動位置検知信号によって当該テーブル外周壁面に回転方向180°間隔で形成された位置検出マークが検知されることで、前記モータ73の回転駆動が停止される。これにより、回転テーブル5a上の光ディスク4は、そのレーベル2用の印刷領域(第2領域)H2が印刷機構Pの印刷可能範囲Hに対応して位置変更された状態となる。
【0128】
すると、前記第1実施形態の印刷処理(図6参照)におけるステップSA〜S10での2回目(2箇所目)の印刷に関わる処理と同様に、この第2実施形態におけるステップBA〜B10での2回目(2箇所目)の印刷に関わる処理も実行され、光ディスク4のレーベル印刷面にレーベル2の文字列が印刷される。
【0129】
この後、印刷装置1から出力された印刷終了信号がパーソナルコンピュータ2に受信されると(ステップB10)、パーソナルコンピュータ2では、RAM63内の印刷回数メモリ63cにセットされた印刷回数データに基づき今回終了の印刷が1回目(1箇所目)の印刷ではない、つまり2回目(2箇所目)の印刷であると判断され、当該パーソナルコンピュータ2から印刷装置1に対してイジェクト信号が送信される(ステップB11→B13)。これにより印刷装置1では、トレイ5が装置本体1aの前方側に突出され、当該トレイ5上の回転テーブル5aに載っている光ディスク4の取り出しが可能となる。
【0130】
そして、前記一連の印刷処理は終了される(ステップB13→END)。
【0131】
したがって、前記構成の第2実施形態の印刷システムによるレーベル印刷機能によれば、印刷装置1のトレイ5上の回転テーブル5aに載置された光ディスク4のレーベル印刷面に設定される印刷領域(H1又はH2)に対して行われる1回目(1箇所目)の印刷が終了すると、印刷レイアウトの設定によって2箇所の印刷が設定されているかが判断され、2箇所の印刷が設定されていると判断された場合には、光ディスク4上の2箇所目の印刷領域H2を印刷機構Pの印刷可能範囲Hの位置に対応させるべく前記トレイ5上の回転テーブル5aの回転駆動用モータ73に対して駆動制御信号が送信され、2回目の印刷箇所への印刷が行われ、この結果、光ディスク4のレーベル印刷面の2箇所に印刷が行われる。
【0132】
このように、1回の印刷処理での印刷範囲が光ディスク4のレーベル面の一部に限られる簡単な印刷機構によって光ディスク4のレーベル面の2箇所の領域に印刷を行なうことができ、小型で安価なディスクレーベルの印刷装置を実現できるようになる。また、前記第1実施形態では、1回目の印刷処理と2回目の印刷処理の間でイジェクトされたトレイ5上の光ディスク4の載置位置を手動により変更操作しトレイ5を装置内に戻す操作が必要があったが、この第2実施形態では、印刷機構Pに対する光ディスク4の位置の変更が装置内にトレイ5を保持したままで自動的に行われて手動操作の手間が省ける点で便利である。
【0133】
なお、前記第2実施形態におけるパーソナルコンピュータ2での印刷データの作成編集処理にあっても、前記第1実施形態同様に、各レーベルの印刷データ共にその印刷書式設定によって1つのレーベル内に複数行の印刷データを含ませて作成することができるのは勿論である。
【0134】
また、前記第2実施形態でも、前記第1実施形態同様に、印刷レイアウトの設定としてレーベル1のみによる1箇所印刷のレイアウト設定とレーベル1,2による2箇所印刷のレイアウト設定の場合について説明したが、3箇所以上の印刷レイアウトを設定可能とした場合でも、回転テーブル5aの回転検出・停止による光ディスク4の位置変更角度を適切に設定するだけで容易に対応することができる。
【0135】
なお、前記第2実施形態では、所定の位置にある印刷機構Pに光ディスク4上の2箇所の印刷領域H1、H2を対応させるために光ディスク4を載置するトレイ5にモータ73によって回転駆動される回転テーブル5aを備えた回転機構を設けたが、次の第3実施形態で説明する印刷装置は、光ディスク4を載置するトレイ5が回転機構を備える点では前記第2実施形態と同一であるが、その回転機構がモータなどの駆動源を必要とすることなく手動操作によって作動する点で異なっている。
【0136】
(第3実施形態)
図12は本発明の第3実施形態に係る印刷システムの印刷装置1におけるディスク手動回転機構を有するトレイ5の構成を示す平面図である。
【0137】
図13は本発明の第3実施形態に係る印刷システムの印刷装置1におけるディスク手動回転機構を有するトレイ5の構成を示す断面図である。
【0138】
図12及び図13に図示するように、外形が円盤状で一体に設けられた回転テーブル5aと手動操作ダイヤル80との中心がトレイ5の上面に設けられる回転支持軸5bに軸支されてトレイ5の上面で回転可能に設けられている。手動操作ダイヤル80は回転テーブル5aより大径であり、その外周部の一部がトレイ5の前面に垂直に立設された前面壁から装置外に露出して装置外からの手動操作ダイヤル80の回転操作を可能にしている。また、光ディスク4が載置される回転テーブル5aの上面にはゴムシート6が設置され、回転テーブル5aの外周壁の180°の角度で対向する位置には位置合わせ凹部80a,80bが形成される一方、回転テーブル5aの外周壁と対面するテーブル5上にはバネ(図示せず)の付勢力によって位置合わせ凹部80a又は位置合わせ凹部80bのいずれかに嵌り込む回転係止片76が設けられている。
【0139】
この第3実施形態の印刷装置1において、前記トレイ5自体の係止・押し出し機構、印刷機構のキャリッジ19内に設けられたキャリッジ走行駆動機構,ヘッド移動機構,インクリボン巻取り機構、ディスク検知機構それぞれの構成は、前記第1実施形態の印刷装置1における各機構と同一である。
【0140】
また、この第3実施形態の印刷装置1及びマイクロコンピュータ2の電子回路の構成は、前記第1実施形態における印刷装置1及びマイクロコンピュータ2の電子回路の構成(図4参照)と同等である。
【0141】
次に、前記構成の第3実施形態の印刷システムにおけるレーベル印刷に伴うパーソナルコンピュータ2での印刷制御機能について説明する。
【0142】
図14は前記印刷システムのパーソナルコンピュータ2による第3実施形態の印刷処理を示すフローチャートである。
【0143】
この第3実施形態の印刷処理において、1回目(1箇所目)の印刷に関わるステップC1〜C10での各処理は前記第1実施形態の印刷処理(図6参照)におけるステップS1〜S10での処理と同様であるためその説明を省略する。
【0144】
なお、この場合のステップC4における印刷ダイアログ表示処理でも、前記第2実施形態と同様に、設定された印刷レイアウトNo.が何れであるかに関係なく、レーベル1を印刷する印刷領域(第1領域H1、ただし印刷レイアウトNo.2の場合は第2領域H2)を装置本体1aの手前側、つまり印刷機構Pによる印刷可能範囲Hに対応するトレイ5の手前寄りに位置させてセットされるよう印刷ダイアログによるガイダンス表示が行われる。
【0145】
すなわち、前記1回目(1箇所目)の印刷に関わるステップC1〜C10での処理に応じて、装置本体1a内のトレイ5上の回転テーブル5aに載置された光ディスク4に対するレーベル1の印刷が終わることで、該印刷装置1から出力された印刷終了信号がパーソナルコンピュータ2に受信されると(ステップC10)、パーソナルコンピュータ2では、RAM63内の印刷回数メモリ63cにセットされた印刷回数データに基づき今回終了の印刷が1回目(1箇所目)の印刷であると判断され(ステップC11)、同RAM63内の印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づき、その設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)であるかそれ以上(この場合は2箇所(No.3〜5))であるかが判断される(ステップC12)。
【0146】
ここで、前記1回目(1箇所目)の印刷の終了に際して、印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づく設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)であると判断された場合には、当該パーソナルコンピュータ2から印刷装置1に対してイジェクト信号が送信される(ステップC12→C13)。これにより印刷装置1では、トレイ5が装置本体1aの前方側に突出され、当該トレイ5上の回転テーブル5aに載っている光ディスク4の取り出しが可能となる。
【0147】
そして、前記一連の印刷処理は終了される(ステップC13→END)。
【0148】
一方、前記1回目(1箇所目)の印刷の終了に際して、印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づく設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)ではなくそれ以上(この場合2箇所(No.3〜5))であると判断された場合には、装置本体1aの前面に露出しているダイヤル80の手動操作によってトレイ5上の光ディスク4を180°回転させて位置変更させるための2箇所目印刷用の印刷ダイアログ画面(図示せず)によるガイダンス表示が行われる(ステップC12→C14)。
【0149】
なお、この2箇所目印刷用の印刷ダイアログ画面にも、前記第1実施形態と同様に、2回目(2箇所目)の印刷実行を印刷装置1にて開始させるための「印刷開始ボタン」71が設けられる。
【0150】
ここで、前記装置本体1aから前方側に露出したダイヤル80を前記2箇所目印刷用の印刷ダイアログ画面によるガイダンス表示に従って手動で回転させることで、回転係止片76が回転テーブル5a外周壁の次の位置合わせ凹部80a又は80bに嵌り込んで係止されるまで該回転テーブル5aを回転させる。これにより、回転テーブル5a上の光ディスク4は、そのレーベル2用の印刷領域(第2領域)H2が印刷機構による印刷可能範囲Hに対応して位置変更された状態となる。
【0151】
そして、前記印刷ダイアログ画面に設けられた「印刷開始ボタン」71が操作されると(ステップC15)、RAM63内の印刷回数メモリ63cに対して印刷回数“2”がカウントセットされ、前記第1実施形態の印刷処理(図6参照)におけるステップSA〜S10での2回目(2箇所目)の印刷に関わる処理と同様に、この第3実施形態におけるステップCA〜C10での2回目(2箇所目)の印刷に関わる処理も実行され、レーベル2の文字列が印刷される。
【0152】
この後、印刷装置1から出力された印刷終了信号がパーソナルコンピュータ2に受信されると(ステップC10)、パーソナルコンピュータ2では、RAM63内の印刷回数メモリ63cにセットされた印刷回数データに基づき今回終了の印刷が1回目(1箇所目)の印刷ではない、つまり2回目(2箇所目)の印刷であると判断され、当該パーソナルコンピュータ2から印刷装置1に対してイジェクト信号が送信される(ステップC11→C13)。これにより印刷装置1では、トレイ5が装置本体1aの前方側に突出され、当該トレイ5上の回転テーブル5aに載っている光ディスク4の取り出しが可能となる。
【0153】
そして、前記一連の印刷処理は終了される(ステップC13→END)。
【0154】
したがって、前記構成の第3実施形態の印刷システムによるレーベル印刷機能によれば、印刷装置1のトレイ5上に載置された光ディスク4に対して1回目(1箇所目)の印刷が終了すると、印刷レイアウトの設定によって2箇所の印刷が設定されているかが判断され、2箇所の印刷が設定されていると判断された場合には、前記トレイ5上の回転テーブル5aに載置された光ディスク4の回転方向位置を変更して2箇所目の印刷領域H2を印刷機構Pの印刷可能範囲の位置Hに対応させるべく当該回転テーブル5aを手動操作によって回動可能なダイヤル80の操作を要求する印刷ダイアログ画面が表示されるので、その表示に従って前記ダイヤル80の手動操作を行なって印刷機構Pに対し光ディスク4上の2回目の印刷箇所H2を対応させ、2回目の印刷処理を行なうことにより、光ディスク4のレーベル印刷面の2箇所に印刷を行うことができる。
【0155】
このように、1回の印刷処理での印刷範囲が光ディスク4のレーベル面の一部に限られる簡単な印刷機構によって光ディスク4のレーベル面の2箇所の領域に印刷を行なうことができ、小型で安価なディスクレーベルの印刷装置を実現できるようになる。
【0156】
また、前記第1実施形態では、1回目の印刷処理と2回目の印刷処理の間でイジェクトされたトレイ5上での光ディスク4の載置位置を手動により変更操作しトレイ5を装置内に戻す操作をする必要があったが、この第3実施形態では、印刷機構に対する光ディスク4の位置の変更を装置内にトレイ5を保持したままでダイヤル80の手動操作によって簡単にできる点で便利である。
【0157】
なお、前記第3実施形態におけるパーソナルコンピュータ2での印刷データの作成編集処理にあっても、前記第1実施形態同様に、各レーベルの印刷データ共にその印刷書式設定によって1つのレーベル内に複数行の印刷データを含ませて作成することができるのは勿論である。
【0158】
また、前記第3実施形態でも、前記第1実施形態同様に、印刷レイアウトの設定としてレーベル1のみによる1箇所印刷のレイアウト設定とレーベル1,2による2箇所印刷のレイアウト設定の場合について説明したが、3箇所以上の印刷レイアウトを設定可能とした場合でも、回転テーブル5aの位置合わせ凹部80a,80b及び回転係止片76による光ディスク4の位置変更角度を適切に設定するだけで容易に対応することができる。
【0159】
なお、前記第2,第3実施形態では、印刷装置1におけるトレイ5上の回転テーブル5aに光ディスク4を載置させ、2回目(2箇所目)以降のレーベル印刷を行うに際して、前記回転テーブル5aを回転させることで印刷機構に対する光ディスク4の印刷位置を変更する構成としたが、次の第4実施形態において説明するように、装置本体1に対するトレイ5の自動スライド移動機構(図15参照)を設け、2回目(2箇所目)以降のレーベル印刷を行うに際しての印刷機構に対する光ディスク4の印刷位置を当該トレイ5の自動スライドによって変更することで、手動による光ディスク4の位置変更操作を省く構成としてもよい。
【0160】
(第4実施形態)
図15は本発明の第4実施形態に係る印刷システムにおける印刷装置1のトレイスライド移動機構及び熱転写印刷機構の構成を示す平面図であり、同図(A)はトレイ収納位置及び1回目(1箇所目)印刷位置での構成を示す平面図、同図(B)は2回目(2箇所目)印刷位置での構成を示す平面図である。
【0161】
この第4実施形態の印刷システムにおける印刷装置1では、トレイ5の一方の側面にラック5cを設け、装置本体1aに駆動モータ(図示せず)で回転駆動されラック5c噛合するピニオンギア77を設けて構成したトレイ5の自動スライド移動機構を備えることで、トレイ5上に載置された光ディスク4の印刷機構Pに対する2箇所の印刷領域(H1,H2)を自動変更可能な構成とする。
【0162】
この場合、前記第1実施形態において設けられていたトレイ5自体の係止・押し出し機構は省略され、イジェクト信号に伴うトレイ5の装置本体1a前面側への排出及び所定収納位置への格納は、前記自動スライド移動機構の駆動によって行われる。
【0163】
そして、トレイ5の出入り方向に沿った他方の側面との対向位置には、当該トレイ側面に形成された位置検出マーク79を検知する位置合わせセンサ78が設けられ、この位置合わせセンサ78による位置検出マーク79の検知によって前記印刷機構Pが光ディスク4上の2箇所目の印刷位置(H2)に対向設定されるところのトレイ5のスライド移動位置が検知される。
【0164】
なお、トレイ5が装置本体1a内の所定の収納位置に格納された状態で、前記印刷機構Pが光ディスク4上の1箇所目の印刷領域H1に対応されるのは、前記第1〜第3実施形態と同様である。
【0165】
この第4実施形態の印刷装置1において、前記印刷機構Pのキャリッジ19内に設けられたキャリッジ走行駆動機構,ヘッド移動機構,インクリボン巻取り機構、ディスク検知機構それぞれの構成は、前記第1実施形態の印刷装置1における各機構と同一である。
【0166】
また、この第4実施形態の印刷装置1及びマイクロコンピュータ2の電子回路の構成は、前記第1実施形態における印刷装置1及びマイクロコンピュータ2の電子回路の構成(図4参照)と略同等であるが、印刷装置1において、前記スライド移動機構の駆動モータ(図示せず)及びそのドライバ回路がコントローラ51に追加接続される点と、前記位置合わせセンサ78からのスライド移動位置検知信号がコントローラ51に追加出力される点で異なる。
【0167】
次に、前記構成の第4実施形態の印刷システムにおけるレーベル印刷に伴うパーソナルコンピュータ2での印刷制御機能について説明する。
【0168】
図16は前記印刷システムのパーソナルコンピュータ2による第4実施形態の印刷処理を示すフローチャートである。
【0169】
この第4実施形態の印刷処理において、1回目(1箇所目)の印刷に関わるステップD1〜D10での各処理は前記第1実施形態の印刷処理(図6参照)におけるステップS1〜S10での処理と同様であるためその説明を省略する。
【0170】
なお、この場合のステップD3におけるイジェクト信号送信処理に伴う印刷装置1でのトレイ5の排出動作は、前記自動スライド移動機構の駆動によって行われる。
【0171】
また、この場合のステップD4における印刷ダイアログ表示処理でも、前記第2,第3実施形態と同様に、設定された印刷レイアウトNo.が何れであるかに関係なく、レーベル1を印刷する側を装置本体1aの手前側、つまり印刷機構Pによる印刷可能範囲Hに対応するトレイ5の手前寄りに位置させてセットされるよう印刷ダイアログによるガイダンス表示が行われる。
【0172】
すなわち、前記1回目(1箇所目)の印刷に関わるステップD1〜D10での処理に応じて、装置本体1a内のトレイ5上に載置された光ディスク4に対するレーベル1の印刷が終わることで、該印刷装置1から出力された印刷終了信号がパーソナルコンピュータ2に受信されると(ステップD10)、パーソナルコンピュータ2では、RAM63内の印刷回数メモリ63cにセットされた印刷回数データに基づき今回終了の印刷が1回目(1箇所目)の印刷であると判断され(ステップD11)、同RAM63内の印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づき、その設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)であるかそれ以上(この場合は2箇所(No.3〜5))であるかが判断される(ステップD12)。
【0173】
ここで、前記1回目(1箇所目)の印刷の終了に際して、印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づく設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)であると判断された場合には、当該パーソナルコンピュータ2から印刷装置1に対してイジェクト信号が送信される(ステップD12→D13)。これにより印刷装置1では、トレイ5がその自動スライド移動機構が駆動されることで装置本体1aの前方側に排出され、当該トレイ5上に載っている光ディスク4の取り出しが可能となる。
【0174】
そして、前記一連の印刷処理は終了される(ステップD13→END)。
【0175】
一方、前記1回目(1箇所目)の印刷の終了に際して、印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.に基づく設定印刷箇所が1箇所(No.1,2)ではなくそれ以上(この場合2箇所(No.3〜5))であると判断された場合には、印刷装置1に対してトレイスライド移動信号が送信される(ステップD12→D14)。この際、RAM63内の印刷回数メモリ63cに対して印刷回数“2”がカウントセットされる。
【0176】
すると、印刷装置1では、コントローラ51から出力されるスライド移動機構の駆動モータ(図示せず)への駆動制御信号によって当該駆動モータが駆動され、ピニオンギア77からラック5cを介しトレイ5が装置本体1aの前面方向(矢印k方向)にスライド移動される。そして、位置合わせセンサ78からのスライド移動位置検知信号によって当該トレイ側面に形成された位置検出マークが検知されることで、前記駆動モータの回転駆動が停止される。これにより、トレイ5上の光ディスク4は、そのレーベル2用の印刷領域(第2領域H2)が印刷機構Pによる印刷可能範囲Hの位置に対応して位置変更された状態となる。
【0177】
すると、前記第1実施形態の印刷処理(図6参照)におけるステップSA〜S10での2回目(2箇所目)の印刷に関わる処理と同様に、この第4実施形態におけるステップDA〜D10での2回目(2箇所目)の印刷に関わる処理も実行され、光ディスク4の表面におけるヘッド移動範囲に対応する2箇所目の印刷範囲H2にレーベル2のキャラクタが印刷される。
【0178】
なお、このトレイ5のスライド移動機構を用いた第4実施形態では、1箇所目の印刷領域(第1領域H1)から2箇所目の印刷領域(第2領域H2)へのディスク位置変更が、前記第1〜第3実施形態で示したような180°回転による位置変更ではなく、スライドによる平行移動での位置変更になる。このため、前記ステップDAにおける2回目(2箇所目)の印刷に関わる印刷データ生成処理では、前記印刷レイアウト設定メモリ63bに設定された印刷レイアウトNo.がNo.3,4であると判断された場合に、印刷データメモリ63aに記憶されているレーベル2の印刷データの文字列が180°回転されて展開処理され、また、No.5であると判断された場合に、前記印刷データメモリ63aに記憶されているレーベル2の印刷データの文字列が回転なしに展開処理される。
【0179】
これにより、光ディスク5には、設定印刷レイアウト通りにレーベル1,レーベル2の印刷データが印刷される。
【0180】
この後、印刷装置1から出力された印刷終了信号がパーソナルコンピュータ2に受信されると(ステップD10)、パーソナルコンピュータ2では、RAM63内の印刷回数メモリ63cにセットされた印刷回数データに基づき今回終了の印刷が1回目(1箇所目)の印刷ではない、つまり2回目(2箇所目)の印刷であると判断され、当該パーソナルコンピュータ2から印刷装置1に対してイジェクト信号が送信される(ステップD11→D13)。これにより印刷装置1では、トレイ5がその自動スライド移動機構が駆動されることで装置本体1aの前方側に排出され、当該トレイ5上に載っている光ディスク4の取り出しが可能となる。
【0181】
そして、前記一連の印刷処理は終了される(ステップD13→END)。
【0182】
したがって、前記構成の第4実施形態の印刷システムによるレーベル印刷機能によれば、印刷装置1のトレイ5上の回転テーブル5aに載置された光ディスク4の所定の印刷範囲Hに対して印刷機構によって1回目(1箇所目)の印刷が終了すると、印刷レイアウトの設定によって2箇所の印刷が設定されているかが判断され、2箇所の印刷が設定されていると判断された場合には、前記印刷装置1に対して光ディスク4上の2箇所目の印刷領域H2を印刷機構Pの印刷可能範囲Hの位置に対応させるべく前記トレイ5の自動スライド移動機構に対してスライド移動の駆動制御信号が送信される。そして、2回目の印刷箇所への印刷が前記1回目同様に再開されるので、光ディスク4のレーベル印刷面にレーベル1,2の2箇所の印刷を行う印刷レイアウト(No.3〜5)が設定されていても、前記スライド移動機構によりスライド移動されるトレイ5によって印刷機構に対し光ディスク4上の2回目の印刷箇所を対応させるべく自動制御が行われ、前記印刷装置1の印刷機構は常に固定された印刷可能範囲Hで繰り返し印刷を行えばよいものである。
【0183】
これにより、2回目(2箇所目)以降のレーベル印刷を行うに際しての手動による光ディスク4の取り出し及びその位置変更操作を必要としない、小型で安価なディスクレーベルの印刷装置を実現できるようになる。
【0184】
なお、前記第4実施形態におけるパーソナルコンピュータ2での印刷データの作成編集処理にあっても、前記第1実施形態同様に、各レーベルの印刷データ共にその印刷書式設定によって1つのレーベル内に複数行の印刷データを含ませて作成することができるのは勿論である。
【0185】
また、前記第4実施形態でも、前記第1実施形態同様に、印刷レイアウトの設定としてレーベル1のみによる1箇所印刷のレイアウト設定とレーベル1,2による2箇所印刷のレイアウト設定の場合について説明したが、3箇所以上の印刷レイアウトを設定可能とした場合でも、スライド移動機構によるトレイ5の移動位置検出・停止による光ディスク4のスライド移動距離を適切に設定するだけで容易に対応することができる。
【0186】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る第1の印刷システムによれば、支持手段によって支持された記録媒体の所定の範囲に対して印刷手段によって1カ所の印刷が終了すると、駆動手段によって前記支持手段が当該支持手段上の前記記録媒体の位置を変更操作可能な位置に移動されると共に、複数の印刷箇所が設定されていることで判断手段によって残りの印刷箇所があると判断されたときには、前記支持手段に支持された記録媒体の前記印刷手段に対する位置を変更して次の印刷箇所に対応させる操作を要求する情報が報知されるので、記録媒体の印刷面に複数の印刷箇所が設定されていても、支持手段上の記録媒体の位置変更操作を行うだけで、印刷手段は常に支持手段上にある記録媒体の限定的な範囲に対してのみ印刷を行えばよいようになる。
【0187】
また、本発明に係る第2の印刷システムによれば、支持手段によって支持された記録媒体の所定の範囲に対して印刷手段によって1カ所の印刷が終了すると、判断手段によって残りの印刷箇所があるか否かが判断され、残りの印刷箇所があると判断されたときには、前記印刷手段に対して次の印刷箇所を対応させるべく前記支持手段の回動駆動手段に対して駆動制御信号が送信され、次の印刷箇所への印刷が再開されるので、記録媒体の印刷面に複数の印刷箇所が設定されていても、回動駆動手段によって印刷手段に対し印刷箇所を対応させるべく前記支持手段が回動され、印刷手段は常に支持手段上にある記録媒体の限定的な範囲に対してのみ印刷を行えばよいようになる。
【0188】
また、本発明に係る第3の印刷システムによれば、支持手段によって支持された記録媒体の所定の範囲に対して印刷手段によって1カ所の印刷が終了すると、判断手段によって残りの印刷箇所があるか否かが判断され、残りの印刷箇所があると判断されたときには、前記支持手段に支持された記録媒体の前記印刷手段に対する位置を変更して次の印刷箇所に対応させるべく当該支持手段を手動操作によって回動可能な回動駆動機構の操作を要求する情報が報知されるので、記録媒体の印刷面に複数の印刷箇所が設定されていても、前記支持手段の回動駆動機構の手動操作を行うだけで、印刷手段は常に支持手段上にある記録媒体の限定的な範囲に対してのみ印刷を行えばよいようになる。
【0189】
また、本発明に係る第4の印刷システムによれば、支持手段によって支持された記録媒体の所定の範囲に対して印刷手段によって1カ所の印刷が終了すると、判断手段によって残りの印刷箇所があるか否かが判断され、残りの印刷箇所があると判断されたときには、前記印刷手段に対して次の印刷箇所を対応させるべく前記支持手段の移動駆動手段に対して駆動制御信号が送信され、次の印刷箇所への印刷が再開されるので、記録媒体の印刷面に複数の印刷箇所が設定されていても、移動駆動手段によって印刷手段に対し印刷箇所を対応させるべく前記支持手段が移動され、印刷手段は常に支持手段上にある記録媒体の限定的な範囲に対してのみ印刷を行えばよいようになる。
【0190】
よって、本発明によれば、記録媒体の印刷面の複数箇所に所定の範囲で印刷を行なうことができるようにすることで、小型で簡単な構成の安価な装置によって構成できる印刷システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る印刷システムの全体構成を示す外観図。
【図2】前記印刷システムにおける印刷装置の内部構成を示す図であり、同図(A)はトレイ駆動機構及び熱転写印刷機構の構成を示す平面図、同図(B)は熱転写印刷機構の構成を示す正面図、同図(C)はディスク検知機構の構成を説明する図。
【図3】前記印刷装置1におけるキャリッジ内に設けられたキャリッジ走行駆動機構,ヘッド移動機構,インクリボン巻取り機構の構成を示す図であり、同図(A)はその印刷待機時の構成を示す図、同図(B)はその印刷動作時の構成を示す図。
【図4】前記印刷システムにおける印刷装置とパーソンコンピュータの電子回路の構成を示すブロック図。
【図5】前記印刷システムのパーソナルコンピュータによって選択設定されるレーベル印刷レイアウトの設定データを示す図。
【図6】前記印刷システムのパーソナルコンピュータによる第1実施形態の印刷処理を示すフローチャート。
【図7】前記印刷システムのパーソナルコンピュータによる印刷処理に伴う印刷データ生成処理を示すフローチャート。
【図8】前記印刷システムのパーソナルコンピュータによる印刷処理に伴う印刷レイアウトNo.1設定時の印刷ダイアログ画面を示す図。
【図9】前記印刷システムのパーソナルコンピュータによる印刷処理に伴う印刷レイアウトNo.3設定時の印刷ダイアログ画面を示す図であり、同図(A)はレーベル1印刷に際しての印刷ダイアログ画面を示す図、同図(B)はレーベル2印刷に際しての印刷ダイアログ画面を示す図。
【図10】本発明の第2実施形態に係る印刷システムの印刷装置におけるディスク自動回転機構を有するトレイの構成を示す断面図。
【図11】前記印刷システムのパーソナルコンピュータによる第2実施形態の印刷処理を示すフローチャート。
【図12】本発明の第3実施形態に係る印刷システムの印刷装置におけるディスク手動回転機構を有するトレイの構成を示す平面図。
【図13】本発明の第3実施形態に係る印刷システムの印刷装置におけるディスク手動回転機構を有するトレイの構成を示す断面図。
【図14】前記印刷システムのパーソナルコンピュータによる第3実施形態の印刷処理を示すフローチャート。
【図15】本発明の第4実施形態に係る印刷システムにおける印刷装置のトレイスライド移動機構及び熱転写印刷機構の構成を示す平面図であり、同図(A)はトレイ収納位置及び1回目(1箇所目)印刷位置での構成を示す平面図、同図(B)は2回目(2箇所目)印刷位置での構成を示す平面図。
【図16】前記印刷システムのパーソナルコンピュータによる第4実施形態の印刷処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 …印刷装置
1a…装置本体
2 …パーソナルコンピュータ
2a…キーボード
2b…マウス
2c…表示装置
3 …USBケーブル
4 …光ディスク
5 …トレイ
5a…回転テーブル
5c…トレイスライド用ラック
6 …ゴムシート
7 …イジェクトスイッチ
8 …プリンタカバー
9 …トレイ押し出しコイルスプリング
11 …トレイ係止機構
12 …ソレノイド
14 …トレイ係止レバー
15 …係止突起
16 …プリンタフレーム
17 …キャリッジガイド
18 …キャリッジ移動用ラック
19 …キャリッジ
20 …インクリボンカセット
20a…インクリボン
21 …サーマルヘッド
22 …ディスク検知スイッチ
24 …リボン供給コア
25 …巻取りコア
27 …モータ出力ギア
29 …リボン巻取り軸
30 …カムギア
31 …カム溝
32 …首振りクラッチ
33 …太陽ギア
35a,35b…遊星ギア
36 …ヘッドアーム
39 …ヘッドホルダ
42 …アームシャフト
51 …印刷コントローラ
52 …印刷装置インターフェイス(I/F)
53 …印刷装置ROM
54 …印刷装置RAM
54a…印刷データメモリ
61 …CPU
62 …記憶装置
63 …パソコンRAM
63a…印刷データメモリ
63b…印刷レイアウト設定メモリ
63c…印刷回数メモリ
64 …パソコンインターフェイス(I/F)
71 …「印刷開始」ボタン
72 …「キャンセル」ボタン
73 …テーブル駆動モータ
75 …回転位置センサ
76 …回転係止片
77 …トレイスライド用ピニオンギア
78 …スライド位置合わせセンサ
79 …スライド位置検出マーク
80 …テーブル回転ダイヤル
M …ステッピングモータ
Gn …印刷ダイアログ画面
P …印刷機構
H …印刷機構の印刷範囲
H1…ディスク1箇所目の印刷範囲
H2…ディスク2箇所目の印刷範囲

Claims (8)

  1. 記録媒体上に印刷データを印刷する印刷装置と、前記記録媒体上に印刷するように前記印刷装置を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
    前記印刷装置は、前記記録媒体を支持する支持手段と、前記支持手段によって支持された前記記録媒体に対して所定の範囲で印刷を行なう印刷手段と、前記支持手段上での前記記録媒体の位置を変更操作可能な位置に前記支持手段を移動する駆動手段とを備え、前記印刷制御装置は、前記記録媒体に対して少なくとも1箇所以上で前記所定の範囲での印刷を行う印刷箇所を設定する印刷箇所設定手段と、前記印刷装置に印刷データを送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置での1箇所の印刷が終了したときに前記駆動手段を駆動するための制御信号を送信する制御信号送信手段と、前記所定の範囲で印刷を行う残りの印刷箇所があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記残りの印刷箇所があると判断されたときに前記支持手段に支持された記録媒体の前記印刷手段に対する位置を変更して次の印刷箇所に対応させる操作を要求する情報を報知する手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  2. 前記印刷制御装置は、印刷再開を指示する印刷再開指示手段と、前記印刷再開指示手段によって印刷再開の指示があったときに、前記印刷装置に前記残りの印刷箇所の印刷を実行するべく印刷再開信号を送信する印刷再開手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 記録媒体上に印刷データを印刷する印刷装置と、前記記録媒体上に印刷するように前記印刷装置を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
    前記印刷装置は、前記記録媒体を支持する支持手段と、前記支持手段によって支持された前記記録媒体に対して所定の範囲で印刷を行なう印刷手段と、前記印刷手段に対して前記所定の範囲で印刷を行う印刷箇所を対応させるべく前記支持手段を回動する回動駆動手段とを備え、前記印刷制御装置は、前記記録媒体に対して少なくとも1箇所以上で前記所定の範囲での印刷を行う印刷箇所を設定する印刷箇所設定手段と、前記印刷装置に印刷データを送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置での1箇所の印刷が終了したときに前記所定の範囲で印刷を行う残りの印刷箇所があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記残りの印刷箇所があると判断されたときに前記回動駆動手段を駆動するための制御信号を送信するとともに、前記印刷装置に次の印刷箇所の印刷を再開するための制御信号を送信する制御信号送信手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  4. 記録媒体上に印刷データを印刷する印刷装置と、前記記録媒体上に印刷するように前記印刷装置を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
    前記印刷装置は、前記記録媒体を支持する支持手段と、前記支持手段によって支持された前記記録媒体に対して所定の範囲で印刷を行なう印刷手段と、前記印刷手段に対して前記所定の範囲で印刷を行う前記記録媒体の印刷箇所を対応させるべく前記支持手段を手動操作によって回動可能な回動駆動機構とを備え、前記印刷制御装置は、前記記録媒体に対して少なくとも1箇所以上で前記所定の範囲での印刷を行う印刷箇所を設定する印刷箇所設定手段と、前記印刷装置に印刷データを送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置での1箇所の印刷が終了したときに前記所定の範囲で印刷を行う残りの印刷箇所があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記残りの印刷箇所があると判断されたときに前記支持手段に支持された記録媒体の前記印刷手段に対する位置を変更して次の印刷箇所に対応させるべく前記回動駆動機構の操作を要求する情報を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  5. 前記印刷制御装置は、印刷再開を指示する印刷再開指示手段と、前記印刷再開指示手段によって印刷再開の指示があったときに、前記印刷装置に前記残りの印刷箇所の印刷を実行するべく印刷再開信号を送信する印刷再開手段とを更に備えることを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 前記回動駆動機構は、装置外から手動操作可能な操作部を備えることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の印刷システム。
  7. 前記印刷制御装置は、前記印刷箇所設定手段により前記記録媒体に対して前記所定の範囲で印刷を行う2箇所の印刷箇所が設定される場合、前記2箇所のうちの1箇所に印刷する印刷データを他の1箇所に印刷する印刷データに対して180°回転した方向に設定する印刷データ方向設定手段と、前記印刷データ方向設定手段によって設定された印刷データの方向に応じて印刷データを回転するデータ処理手段とを更に備えることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の印刷システム。
  8. 記録媒体上に印刷データを印刷する印刷装置と、前記記録媒体上に印刷するように前記印刷装置を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
    前記印刷装置は、前記記録媒体を支持する支持手段と、前記支持手段によって支持された前記記録媒体に対して所定の範囲で印刷を行なう印刷手段と、前記印刷手段に対する前記記録媒体の位置を変更するべく前記支持手段を移動させる駆動手段とを備え、前記印刷制御装置は、前記記録媒体に対して前記所定の範囲で印刷を行う2箇所の印刷箇所を設定する印刷箇所設定手段と、前記印刷箇所設定手段により設定された前記2箇所のうちの1箇所に印刷する第1の印刷データを、他の1箇所に印刷する第2の印刷データに対して180°回転した方向に設定する印刷データ方向設定手段と、前記印刷データ方向設定手段の設定に応じて前記第1の印刷データを回転するデータ処理手段と、前記第2の印刷データ及び前記データ処理手段によって処理された前記第1の印刷データを前記印刷装置に送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置による前記所定の範囲での1箇所の印刷が終了したときに前記所定の範囲で印刷を行う残りの印刷箇所があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記残りの印刷箇所があると判断されたときに次の印刷箇所に対応させるべく前記駆動手段を駆動するための制御信号を送信するとともに、前記印刷装置に次の印刷箇所の印刷を再開するための制御信号を送信する制御信号送信手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
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