JP6192820B2 - パンチプレスの機械ベッド及び/又はプレスラムを反らせる方法及びパンチプレス - Google Patents

パンチプレスの機械ベッド及び/又はプレスラムを反らせる方法及びパンチプレス Download PDF

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Description

本発明は、独立請求項の前提部分(preamble)に記載されているように、パンチ作業中にパンチ力によって生じる曲げを少なくとも部分的に相殺するようにパンチプレスの機械ベッド及び/又はプレスラムを反らせる方法、及びパンチプレス、特に前記方法を行うためのパンチプレスに関する。
今日では、金属ストリップからパンチされたパーツを工業的に製造するために、高速で作動する自動パンチ機が使用されており、該パンチ機では、パンチとともに構成される上側工具部は、ダイとともに構成される下側工具部に向かって一定のストロークを下降し、金属ストリップを切断して成形する。今日のいわゆるプログレシブダイ(progressive dies)は、その大部分が多くの量のモジュールを含み、切断、曲げ、金属フォーミング、及びスタンピングのような各種の作業を扱い、ますます長い工具設置スペースを必要とする。
それに相応して、自動パンチ機の工具設置スペースの高さは過去30年の間に、同じトン数につき実質的に2倍となっている。このことは、より長い部品に起因して、対応する移動する部材と移動しない部材の拡張、及び同時にプレス構造体の剛性に関する問題を招くことになる。その理由は、いくつかの重要な部品、特に機械ベッドとプレスラム、の長さの増加に起因して通例減少する剛性は、利用可能なスペースが限定されているために、断面を任意に増加させることにより相殺することができないからである。
これによって、工具設置スペースの高さが増加するという状況で、パンチ荷重下でのプレス構造体の変形、特に機械ベッドの曲げを抑えることは、ますます困難になっているという問題がある。高い加工精度及び許容限度内のわずかな工具摩耗とするために、それらはできるだけ小さくすべきである。特に、後ろから前方向の普通とかなり違ったパンチ方向でパンチ作業を行う場合には、この曲げは大きな問題となる。
作業荷重下での機械ベッド又は工具クランプ板のそれぞれの曲げを減少、又はむしろ良くて相殺するために、機械ベッド又は工具クランプ板を曲げ方向とは反対方向に反らせること、好ましくは、それによって、この反りが作業荷重により相殺されること、又は、高さを調整できる支持構造体上の支持要素を用いて、恐らくはパンチ荷重で曲がる工具クランプ板を動的に支持し、該工具クランプ板を該荷重で実質的には曲がっていないようにすること、が公知技術として知られている。
そのようなプレスが知られており(特許文献1)、このプレスにおいて、支持要素はプレスベッドと工具クランプ板の間に配置され、高さを調整することができる。この支持要素は、機械式、電気機械式、又は液圧式であり、コントローラーによって、プレスの作業圧下で、工具クランプ板の変形を打ち消すように作動させることができる。また、この支持要素を用いて、クランプ板の反りを発生させて工具特性を補うことも可能である。
金属成形の分野において、プレスについて工具クランプ板を備えた機械テーブルが知られており(特許文献2)、この機械テーブルでは、複数の液圧式相殺ピストンがベース板と工具クランプ板の間に配置されている。距離センサー又は曲げセンサーがそれぞれ存在しており、また、前記相殺ピストンの圧力を調整するために適切なコントローラーが存在しており、それによって、プレスの作業圧下で前記工具クランプ板の変形が打ち消される。
特許文献1及び特許文献2において知られるシステムは、機械的に複雑であり、それゆえ、その製造及び管理が複雑となり、コストがかかるということ、及び工具クランプ板の下に配置された支持構造体上に、多数の点のような工具クランプ板の支持部をパンチ方向に有するという構成原理に起因して、必要とされた建設上の高さに対し構造上の剛性が比較的低いこと、という欠点を基本的に有している。
液圧式の支持要素/相殺ピストンを備えた別の態様においては、支持オイルクッションはパンチ方向に低い剛性を持つこと、また、油圧下で支持圧によって生じる液圧式システム全体の不可避の変形がパンチ荷重下で支持部のたわみ変形をもたらす、という更なる欠点がある。別の態様においては、工具クランプ板の曲げは支持要素の高さの動的な調整により回避するものであるが、妥当なコストで実現可能であるならば、ひょっとすると非常に遅い金属成形加工には適しているが、プログレシブダイ加工により金属ストリップを加工する高速自動パンチ機には適していない。
プレスベッドの曲げを修正し、又は無荷重の状態で反りを生じさせるために、下側領域にある機械ベッドを長手方向に横切るタイロッドのプレ荷重により、機械ベッドをプレスラムに向かう方向に反らせることができるプレスが知られている(特許文献3)。検出された反りに応じて該タイロッドのプレ荷重を調整することができるコントローラーが存在している。この最後に言及したシステムは前述した最初の2つのシステムの欠点をできる限り解消するものであるが、機械ベッドはこの機能のために特別に組み立てる必要があり、それによって、既存のテストされた構造体概念から逸脱する必要があり、既存のプレスに前記システムを装備することはほとんど不可能であるという欠点がある。
欧州特許出願公開第0 653 254号明細書 独国特許出願公開際公開第44 15 577号明細書 独国特許出願公開際公開第100 10 197号明細書
それゆえ、本発明の目的は、前述した先行技術の欠点がない、若しくは少なくとも部分的に解消する、又は少なくとも既存のシステムに対する代替案となる、技術的な解決手段を提供することである。
前記課題は、本願の独立請求項に係る方法及びパンチプレスによって達成される。
それらについて、本発明の第一の態様は、パンチ作業中にパンチ力によって生じる機械ベッド又はプレスラムそれぞれの曲げを少なくとも部分的に相殺するようにパンチプレスの機械ベッド及び/又はプレスラムを反らせる方法である。本発明に係る該方法では、特に、前記機械ベッド、若しくは、該機械ベッドとともに構成される下側工具要素の支持構造内にそれぞれ、及び/又は、前記プレスラム、若しくは、該プレスラムとともに構成される上側工具要素の支持構造内にそれぞれ温度勾配が生成される。該温度勾配により、前記機械ベッドを前記プレスラムに向かう方向に反らせ、及び/又は、前記プレスラムを前記機械ベッドに向かう方向に反らせる。
本発明に係る前記方法により、パンチ力によって生じる曲げを少なくとも部分的に相殺する目的のために、既存のテストされた構造体概念を逸脱することなく、
装置側へのほんの少しの費用でパンチプレスの機械ベッド及びプレスラムをプレ変形させることができる。このことは、動的挙動及び寿命について、プレス構造を最適化するために精緻な作業が多年にわたってしばしば必要とされることから、高速で作動する高性能の自動パンチ機の分野において特に格別に重要なことである。さらには、本発明に係る前記方法は、既存のプレスに対しても、ほとんど労力を払うことなく適用することができる。
本発明に係る前記方法の好ましい態様においては、反りをもたらす前記温度勾配は、前記機械ベッドの、前記プレスラムに面するその側の領域を加熱すること、又は、前記プレスラムの、前記機械ベッドに面するその側の領域を加熱することのそれぞれによって生成される。局所的に加熱することは、温度勾配を生成するうえで特に簡単で、しばしば経済的な方法である。特に、生産ラインにおいて多くの場合、廃熱が無償で利用できるからである。
代替的に又は追加的に、前記温度勾配は、前記機械ベッドの、前記プレスラムに面しないその側の領域を冷却すること、又は、前記プレスラムの、前記機械ベッドに面しないその側の領域を冷却すること、それぞれによって生成されることが好ましい。この方法は、前記機械パーツが作業中に非常に熱くなり、また、機械パーツにおいて、水が凝縮する露点がアンダーシュートすることなく、前記のように局所的に冷却できるならば特に好適である。
前記パーツへの加熱及び/又は冷却の導入は各種方法により行うことができる。
そのためには、本方法の好ましい態様においては、前記機械ベッド又は前記プレスラム内のそれぞれに配置される流路に、加熱又は冷却されたガス状又は液状の媒体のそれぞれを流す。そのために、例えば、前記プレスの潤滑油循環路の加熱された潤滑油を使用することができ、該潤滑油は冷却する前に流路に導かれる。最後に述べた方法は、加熱のために付加的なエネルギーを必要としない利点がある。
本方法の更なる好ましい態様においては、電気加熱素子を前記機械ベッド又は前記プレスラム内のそれぞれに配置し、熱を生成するために電流によって充電する。この態様には、所定の作業に対して調整された温度勾配の精密な制御が非常に簡単な手段にて可能であるという利点がある。
本方法の更に別の好ましい態様においては、前記温度勾配は、前記機械ベッドにクランプ板が配置され、それが加熱されて生成される。
本方法の別の好ましい態様においては、クランプ板が前記機械ベッドに配置され、加熱装置が前記機械ベッドと前記クランプ板との間に配置され、該クランプ板は加熱される。
その結果、前記2つの態様の好ましい変形によれば、前記機械ベッドは加熱されたクランプ板、又は前記機械ベッドと前記クランプ板との間に配置される加熱装置によって、前記機械ベッドのプレスラムに面する側が加熱され、プレスラムに向かう方向に前記機械ベッドに反りが生じる。
前記2つの態様の好ましいもう一つの変形によれば、前記クランプ板は前記機械ベッドと直接に又は前記加熱装置を経て剪断剛性に接続している。この変形では、また、もっぱらプレスラムに向かう方向に前記機械ベッドを反らせることができる。これは前記機械ベッドのプレスラムに面する側への、前記クランプ板の熱膨張によって生成される剪断力の導入、若しくは、また、前記クランプ板又は前記加熱装置のそれぞれによる前記機械ベッドの加熱との組み合わせの結果である。
多くのパンチプレスは、パンチされたパーツ及びくずを運び去る開口を機械ベッドに有する。このようなプレスにおいては、前記機械ベッド内の前記温度勾配は、前記機械ベッドが、前記プレスラムに向かう方向に、その長手方向側に隣接する領域におけるよりも、前記開口に隣接する領域においてより強く反るように生成されることが好ましい。これにより、パンチ荷重下で曲げが良好に相殺される。その理由は、このようなプレスの前記機械ベッドでは、一般にはパンチ荷重下で、前記機械ベッドの長手方向側の領域よりも、前記開口の周辺の領域で、より大きな曲げが起こるからである。
このような反りを生じさせるために、前記機械ベッドは、前記プレスラムに面するその側の領域において、前記開口の境界の近くで加熱されるか、又はその領域において、その長手方向側の近くよりも前記開口の境界の近くでより強く加熱されることが好ましい。
代替的に又は追加的に、前記機械ベッドを、前記プレスラムに面しないその側の領域において、前記開口の境界の近くで冷却するか、又はその領域において、その長手方向側の近くよりも前記開口の境界の近くでより強く冷却することにより、前記反りを得ることが好ましい。
本方法の更なる好ましい態様においては、前記機械ベッド又は前記プレスラムのそれぞれの反りを、パンチ動作のパラメータに応じて、例えば、予め計算された又は製品固有のパンチ力にそれぞれ応じて、又は、動作中に測定される最大パンチ力に応じて調整することが好ましい。更には、前記反りを、前記プレスの意図する動作中に調整することが好ましい。こうして、個々の動作状況に非常に良く適応することができ、また可能性のある変化、例えば、付加的な工具摩耗に起因する変化に適応することができる。
本発明の第二の態様は、本発明の第一の態様に係る方法を実施するのに適したパンチプレスに関する。該パンチプレスは、機械ベッド、及び、該機械ベッドに対して作用するプレスラムを有する。また、該パンチプレスは、前記機械ベッド内に、若しくは、機械ベッドとともに構成される下側工具要素の支持構造内にそれぞれ、及び/又は、前記プレスラム内に、若しくは、該プレスラムとともに構成される上側工具要素の支持構造内にそれぞれ温度勾配を生成することによって、前記機械ベッドを前記プレスラムに向かう方向に反らせ、及び/又は、前記プレスラムを前記機械ベッドに向かう方向に反らせる手段を有する。
該発明により、実証済みの構造体概念から逸脱することなく、高コスト効率、高精密、高速、かつ高性能の、曲げを相殺するパンチプレスを提供することが可能となる。
前記パンチプレスの好ましい態様においては、前記機械ベッド又は前記プレスラムを反らせる手段は、それぞれ、不均一な加熱とそれに伴うそれらの不均一な空間的膨張による反りをもたらすように、前記機械ベッドの、前記プレスラムに面するその側の領域を加熱し、又は、前記プレスラムの、前記機械ベッドに面するその側の領域を加熱するように構成されている。
代替的に又は追加的に、前記機械ベッド又は前記プレスラムを反らせる手段は、それぞれ、不均一な冷却とそれに伴うそれらの不均一な空間的縮小による反りをもたらすように、前記機械ベッドの、前記プレスラムに面しないその側の領域を冷却し、又は、前記プレスラムの、前記機械ベッドに面しないその側の領域を冷却するように構成されている。
加熱又は冷却を導入するために、本発明に係るパンチプレスは種々の構成をとることができる。
該パンチプレスの好ましい態様においては、流路が該機械ベッド又は該プレスラム内に配置されており、該流路には、前記温度勾配を生成するように、意図する動作中に、加熱又は冷却されたガス状又は液状の媒体を流す。
好ましくは、前記態様の変形に係る構成においては、前記プレスの潤滑油循環路の加熱された潤滑油は、前記温度勾配を生成するように、意図する動作中に前記流路を流れることができる。この構成は、熱を供給するために加熱エネルギーを実質的に必要としないため、エネルギー的に非常に有利である。
前記パンチプレスの更なる好ましい態様においては、電気加熱素子、特には抵抗加熱素子が、前記機械ベッド内又は前記プレスラム内のそれぞれに配置され、該加熱素子は、反りをもたらす前記温度勾配を生成するように、前記プレスの意図する動作中に電流によって充電することができる。この構成により前記温度勾配を特に良好に調整することが可能になる。
更なる別の好ましい態様においては、前記パンチプレスは、その機械ベッドに配置されるクランプ板を備えており、該クランプ板は、前記プレスの意図する動作中に加熱、特に電気的に加熱することができる
他の好ましい態様においては、前記パンチプレスは、その機械ベッドに配置されるクランプ板を備えており、前記プレスの意図する動作中に動作することができる特に電気加熱装置が前記機械ベッドと前記クランプ板の間に配置される。
その結果、前記2つの態様の好ましい変形においては、前記反りをもたらす温度勾配が生成するように、前記クランプ板、又は前記クランプ板と前記機械ベッドの間に配置される前記加熱装置のそれぞれは、該クランプ板が加熱されると、又は該加熱装置が動作すると、前記機械ベッドの前記ラムに面する側を加熱するように前記機械ベッドと接続される。
前記2つの態様の好ましいもう一つの変形においては、前記クランプ板は前記機械ベッドと直接に又は前記加熱装置を経て剪断剛性に接続している。
その結果、第一の好ましいサブ変形においては、前記加熱可能なクランプ板、又は前記クランプ板と前記機械ベッドの間に配置される前記加熱装置のそれぞれは、基本的には熱的に前記機械ベッドと分離されており、それによって、該クランプ板を加熱する間、又は前記加熱装置を作動する間に、基本的に該クランプ板が加熱され、それに対応して熱膨張し、前記機械ベッドへの前記クランプ板の剪断剛性カップリングに起因して、前記プレスラムに向かう方向への前記機械ベッドの反りが生ずる。
第二の好ましいサブ変形においては、前記クランプ板は、それが加熱されると、前記機械ベッドの、前記ラムに面するその側を加熱するように、前記機械ベッドと接続しており、あるいは、前記クランプ板と前記機械ベッドの間に配置される前記加熱装置は、それが作動すると、前記クランプ板と前記機械ベッドの、前記ラムに面するその側を加熱するように、前記クランプ板と前記機械ベッドに接続している。この態様によって、前記クランプ板を加熱している間又は前記加熱装置を作動している間に、前記クランプ板によって前記機械ベッドに導入される剪断力と、前記機械ベッドの不均一な加熱に由来する不均一の空間的膨張との組み合わせによって、前記機械ベッドの反りが生ずる。
加熱可能なクランプ板、又は該クランプ板と前記機械ベッドの間に配置される前記加熱装置の使用は、既存のパンチプレスを安価に改造するうえで、特に適している。
本パンチプレスの前記機械ベッドがパンチされたパーツ及びくずを運び去る開口を有するならば、これは最も速く作動するパンチプレスでのケースとなるが、前記機械ベッドを反らせる手段が、該機械ベッドの長手側に隣接する領域におけるよりも前記開口に隣接する領域をより強く反らせるように、前記機械ベッド内に温度勾配を生成するように構成されていることが有利である。これにより、パンチ荷重下での、曲げの相殺が改善される。その理由は、前記のようなプレスの機械ベッドは通常、パンチ荷重下で、該機械ベッドの長手側に隣接する領域におけるよりも前記開口に隣接する領域においてより大きく曲がるからである。
前記機械ベッドを反らせる手段は、前記機械ベッドの、前記開口の境界に近い、前記プレスラムに面するその側の領域を加熱するか、又は、その長手方向側の近くよりもその領域をより強く加熱するように構成されていることが好ましい。
代替的に又は追加的に、前記機械ベッドを反らせる手段は、前記機械ベッドの、前記開口の境界に近い、前記プレスラムに面しないその側の領域を冷却するか、又は、その長手方向側の近くよりもこの領域をより強く冷却するように構成される。
有利には、前記機械ベッド又は前記プレスラムを反らせる手段はそれぞれ調整することができ、特に好ましくは前記機械ベッド又は前記プレスラムの反りの、各動作状況に対して具体的で適切な調整が可能となるように、前記プレスの意図する動作中に調整することができる。
そのために、前記パンチプレスは、前記機械ベッド又は前記プレスラムの反りをそれぞれ、好ましくは自動的に、パンチプロセスのパラメータに応じて、好ましくは計算される又は製品に特異的なそれぞれのパンチ力、又は前記プレスの動作中、特に好ましくは前記プレスの意図する動作中に測定される最大パンチ力に応じて、調整することができるプレス制御ユニットを有することが好ましい。これにより、特定の作業状況に対し、前記機械ベッド又は前記プレスラムの反りの自動調整を備えたプロセス制御が可能となる。
トップドライブ機構の自動パンチングマシンの断面図である。 図1のX−X線に沿った自動パンチングマシンの機械底部を示す断面図である。 本発明に係る第一の自動パンチングマシンの底部構造を示す、図2と同様の図である。 本発明に係る第二の自動パンチングマシンの底部構造を示す、図2と同様の図である。 本発明に係るボトムドライブ機構の自動パンチングマシンの断面図である。 本発明に係るボトムドライブ機構の他の自動パンチングマシンの断面図である。
更なる好ましい本発明の態様は、図面を参照しつつ従属請求項と明細書の以下の記載に由来する。
図1には、トップドライブ機構を有する自動パンチングマシンが示されており、ドライブユニット1、ラム2、ラムガイド3を有する該マシンの頂部の断面が長手方向に示されている。該マシンの底部は、クランプ板4及び機械ベッド5とともに非断面で示されている。
図2は、従来技術において設計されている、図1のX−X線に沿って自動パンチングマシンの機械底部を見た断面図である。見てわかるように、機械ベッド5上にクランプ板4が配置されており、またクランプ板4は中央に開口6aを有しており、開口6aは重力方向に、機械ベッド5の中央に配置された開口6bに通じている。開口6a、6bは、プレス領域から、パンチされたパーツ及びくずを運び去るのに役立つ。
更に見てわかるように、開口6bの両側にある機械ベッド5は、各場合に、閉キャビティ7a、7bを形成している。該キャビティは、前記自動パンチングマシンの潤滑油循環路の潤滑油8のタンクとしての役割を果たす。動作中に、機械ベッド5は、加熱された潤滑油8でその上部よりも下部がより強く加熱され、それにより、パンチ力の荷重なしで、種々の熱膨張を通じてすでに下に反っている。パンチ力の荷重下では、付加的な機械ベッド5の曲げが動作中に生じ、引き続いて、それに対応して精度の欠如と工具摩耗が生じる。
図3は、図1のX−X線に沿って自動パンチングマシンの機械底部を見た断面図であり、本発明に係る第一の態様のものである。見てわかるように、クランプ板4と機械ベッド5の外輪郭は図2の態様のものと同一である。しかしながら、機械ベッド5の内部構造は図2のものとは明らかに異なる。この例においては、機械ベッド5には、開口6bのそれぞれの両側に、各場合に、一方の上に他方が配置された閉キャビティ9a、9b;9c、9dが形成されており、それらのうち、上部の閉キャビティ9a、9cだけが、自動パンチングマシンの潤滑油循環路の潤滑油8のタンクとして働く。該キャビティ9a、9b;9c、9dの上に、機械ベッド5は、開口6bのそれぞれの両側に、各場合に、横に並んで配置された3つの流路10a、10b、10c;10d、10e、10fを有しており、それらのうち、開口6bに最も近くに配置された流路10c、10dは、各場合に、残りの流路10a、10b、10e、10fよりも明らかに大きなフロー断面を有している。流路10aー10fには、動作中、前記自動パンチングマシンの潤滑油循環路の加熱された潤滑油8が流れる。該潤滑油は引き続いてキャビティ9a、9cに案内され、そこから該潤滑油循環路の潤滑油ポンプにより、適用が可能であれば先行して冷却装置を通過した後に、再び前記自動パンチングマシンの潤滑ポイントを通る。その結果、加熱された潤滑油8は最初に開口6bに最も近くに配置された流路10c、10dを通り、次いで中央の流路10b、10eを通り、最後に外側の流路10a、10fを通り、それによって、機械ベッド5に熱を伝達する。これにより、機械ベッド5は、動作中、その下側領域よりも上側領域がより多く加熱され、それにより種々の熱膨張に起因して上方に、すなわちラム2に向かう方向に反ることになる。
前記流路を通る流れの連続的な配置及び流路の異なる断面の結果として、機械ベッド5は、その長手方向側の領域よりも開口6bに隣接する領域においてより多く加熱される。このことは、開口6bに隣接する領域において、該機械ベッドをより強く上方に反らせることになる。
複数のねじ結合によって機械ベッド5上に固定されたクランプ板4は、機械ベッド5の反りに追随する。理想の場合には最大パンチ力の荷重の下で、機械ベッド5が長手方向と横方向の両方で平らとなる、すなわち、それぞれ反りと曲げがないように、動作中、パンチ力の荷重の下で、熱膨張によって引き起こされる反りが相殺される。これにより、パンチ精度の低下と工具摩耗の増大を有効に阻止することができる。
図4は、図1のX−X線に沿って前記自動パンチングマシンの機械底部を見た断面図であり、本発明に係る第二の態様のものである。見てわかるように、クランプ板4と機械ベッド5の外輪郭は図2の態様のものと同一であり、また機械ベッド5の内部構造は図2の機械ベッドと同一である。しかしながら、中間板11が、クランプ板4と機械ベッド5の間に複数の流路10a−10lとともに配置されている。動作中、該流路には温水循環路が、例えば、前記自動パンチングマシンの潤滑油循環路の再冷却装置から流れる。その結果、温水は最初に機械ベッド5の開口6bの境界に最も近くにある流路10d、10e、10h、10iを通り、次いでそれらの近くに配置された内部及び中央の流路10c、10f、10g、10jを通り、最後に外側の流路10a、10b、10k、10lを通る。それによって、中間板11は温水循環路によって加熱され、その部分上で隣接する機械ベッド5及びクランプ板4の接触面を加熱する。これによって再び、機械ベッド5は、その下側部分よりも上側部分がより多く加熱され、それにより種々の熱膨張の結果として、上方に、すなわちラム2に向かう方向に反ることになる。
開口6bの境界に最も近くに配置された流路10d、10e、10h、10iによる加熱は最も強いため、外側の流路10a、10b、10k、10lにより、それよりも弱く加熱される機械ベッド5の長手方向側の領域よりも、流路6bに隣接する領域が、上方に多く反ることになる。機械ベッド5と中間板11を経て剪断力を導入するようにして接続され、かつ機械ベッド5の材料よりも熱膨張係数の大きい材料で構成されたクランプ板4は、機械ベッド5に付加的な剪断力を伝達し、これは上方への反りを増大させる。図3に示した態様のように、パンチ力の荷重の下で、動作中、この反りが相殺され、これは理想の場合には最大パンチ力の荷重の下で、機械ベッドが長手方向と横方向の両方で平らとなる、すなわち、それぞれ反りと曲げがないように導かれる。この解決手段には、対応する中間板11を備えた既存のマシンは、簡単に本発明に係るパンチプレスに変換できるという利点がある。
図5には、本発明に係るトップドライブ機構の自動パンチングマシンが示されており、ドライブユニット1とともに該マシンの底部の横方向の断面、及びラム2の部分的な断面が示されている。クランプ板4は断面で示されていない。
見てわかるように、プルカラム3によって駆動、案内されるラム2は、その底部側の領域に、長手方向にいくつかの穴を有しており、それらは抵抗加熱素子12によって貫通されている。それらは動作中に電流によって充電され、それによってラム2は、その上側の領域よりも底部側の領域でより多く加熱され、その結果として、種々の熱膨張に起因して下方に、すなわち機械ベッド5に向かう方向に反ることになる。動作中、理想の場合には最大パンチ力の負荷の下で、ラム2がまっすぐとなる、すなわち、それぞれ反りと曲げがないように、動作中、パンチ力の負荷の下で、熱膨張によって引き起こされる反りが相殺される。これにより、パンチ精度の低下と工具摩耗の増大を有効に阻止することができる。
図6には、本発明に係るトップドライブ機構の自動パンチングマシンが示されており、図5に示されたものとは、加熱素子12はここではラム2内ではなく、ラム2において上側工具要素を固定するのに役立つ中間板11内に配置されている点でのみ異なる。これにより達成される効果は以前に述べたことと同様であり、この解決手段には、対応する中間板11を備えた既存のマシンは、簡単に本発明に係るパンチプレスに変換できるという利点がある。
本発明の好ましい態様について述べたが、本発明がそれらに限定されるものでないことは明らかであり、本請求項の範囲内において各種のものが具体化され、実施される。
1 ドライブユニット
2 プレスラム
3 ラムガイド(プルカラム)
4 クランプ板
5 機械ベッド
6a、6b 開口
7a、7b 閉キャビティ
8 潤滑油
9a、9b、9c、9d 閉キャビティ
10a−10l 流路
11 中間板
12 加熱素子

Claims (31)

  1. パンチ作業中にパンチ力によって生じる曲げを少なくとも部分的に相殺するようにパンチプレスの機械ベッド(5)及び/又はプレスラム(2)を反らせる方法であって、前記機械ベッド(5)、若しくは、該機械ベッド(5)とともに構成される下側工具要素の支持構造(4、5、11)内にそれぞれ、及び/又は、前記プレスラム(2)、若しくは、該プレスラム(2)とともに構成される上側工具要素の支持構造(2、11)内にそれぞれ温度勾配を生成し、前記機械ベッド(5)を前記プレスラム(2)に向かう方向に反らせ、及び/又は、前記プレスラム(2)を前記機械ベッド(5)に向かう方向に反らせる効果を有する、方法。
  2. 前記温度勾配は、前記機械ベッド(5)の、前記プレスラム(2)に面するその側の領域を加熱すること、及び/又は、前記プレスラム(2)の、前記機械ベッド(5)に面するその側の領域を加熱することによって生成する、請求項1に記載の方法。
  3. 加熱のために、前記機械ベッド(5)及び/又は前記プレスラム(2)内に配置される電気加熱素子を、前記温度勾配を生成するように電流によって充電する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記温度勾配は、前記機械ベッドの、前記プレスラムに面しないその側の領域を冷却すること、及び/又は、前記プレスラムの、前記機械ベッドに面しないその側の領域を冷却することによって生成する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記温度勾配を生成するために、前記機械ベッド(5)及び/又は前記プレスラム内に配置される流路(10a〜10f)に、加熱されたガス状又は液状の媒体(8)を流す、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記パンチプレスの潤滑油循環路の加熱された循環油(8)を前記流路(10a〜10f)に導く、請求項5に記載の方法。
  7. 前記機械ベッドに配置されるクランプ板が存在し、該クランプ板は、前記機械ベッドの、前記ラムに面するその側の該クランプ板による加熱に起因して前記機械ベッドを前記プレスラムに向かう方向に反らせるように、及び/又は、前記機械ベッドの、前記ラムに面する側への、該クランプ板の熱膨張によって生成される剪断力の導入に起因して前記機械ベッドを前記プレスラムに向かう方向に反らせるように加熱される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記機械ベッド(5)に配置されるクランプ板(4)、及び、前記機械ベッド(5)と前記クランプ板(4)との間に配置される加熱装置(11)が存在し、前記クランプ板(4)は、前記機械ベッドの、前記ラム(2)に面するその側の前記加熱装置(11)による加熱に起因して前記機械ベッド(5)を前記プレスラム(2)に向かう方向に反らせるように、並びに/又は、前記加熱装置(11)による該クランプ板(4)の加熱、及び、前記機械ベッド(5)の、前記ラム(2)に面する側への、該クランプ板(4)の熱膨張によって生成される剪断力の導入に起因して、前記機械ベッド(5)を前記プレスラム(2)に向かう方向に反らせるように加熱される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記機械ベッド(5)は、パンチされたパーツ及びくずを運び去る開口(6b)を有し、前記機械ベッド(5)内の前記温度勾配は、前記機械ベッド(5)が、その長手方向側に隣接する領域におけるよりも、前記プレスラム(2)に向かう方向に、前記開口(6b)に隣接する領域においてより強く反るように生成される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記機械ベッド(5)は、前記プレスラム(2)に面するその側の領域において、その長手方向側の近くよりも前記開口(6b)の境界の近くでより強く加熱される、請求項2又は9に記載の方法。
  11. 前記機械ベッドは、前記プレスラムに面しないその側の領域において、その長手方向側の近くよりも前記開口の境界の近くでより強く冷却される、請求項3又は9に記載の方法。
  12. 前記機械ベッド(5)及び/又は前記プレスラム(2)の反りを、パンチ動作のパラメータに応じて調整する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記パンチ動作のパラメータが、計算又は測定される最大パンチ力である請求項12に記載の方法
  14. 前記反りを、前記プレスの意図する動作中に調整する、請求項12又は13に記載の方法
  15. 機械ベッド(5)、及び、該機械ベッド(5)に対して作用するプレスラム(2)を有する請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法を行うパンチプレスであって、
    前記機械ベッド(5)、若しくは、機械ベッド(5)とともに構成される下側工具要素の支持構造(4、5;4、5、11)内に、及び/又は、前記プレスラム(2)、若しくは、該プレスラム(2)とともに構成される上側工具要素の支持構造(2、11)内に温度勾配を生成することによって、前記機械ベッド(5)を前記プレスラム(2)に向かう方向に反らせ、及び/又は、前記プレスラム(2)を前記機械ベッド(5)に向かう方向に反らせる手段(8、9a、9c、10a〜10f;10a〜10l、11;12;11、12)が存在し、
    前記機械ベッド及び/又は前記プレスラムを反らせる手段(8、9a、9c、10a〜10f)は、該機械ベッド(5)及び/又は該プレスラム内に配置される流路(10a〜10f)を含み、該流路には、前記プレスの意図する動作中に前記温度勾配を生成するように、加熱されたガス状又は液状の媒体(8)を流すことができ、
    前記プレスは、潤滑油循環路を含み、前記機械ベッド及び/又は前記プレスラムを反らせる手段は、前記プレスの意図する動作中に前記潤滑油循環路の加熱された潤滑油を前記流路に通すことができる構成を含む、パンチプレス。
  16. 前記機械ベッド(5)及び/又は前記プレスラム(2)を反らせる手段(8、9a、9c、10a〜10f;10a〜10l、11;12;11、12)は、前記機械ベッド(5)の、前記プレスラム(2)に面するその側の領域を加熱し、及び/又は、前記プレスラム(2)の、前記機械ベッド(5)に面するその側の領域を加熱するように構成されている、請求項15に記載のパンチプレス。
  17. 前記機械ベッド及び/又は前記プレスラム(2)を反らせる手段は、該機械ベッド及び/又は該プレスラム(2)内に配置される電気加熱素子(12)を含み、該加熱素子は、前記温度勾配を生成するように、前記プレスの意図する動作中に電流によって充電することができる、請求項16に記載のパンチプレス。
  18. 前記機械ベッド及び/又は前記プレスラムを反らせる手段は、前記機械ベッドの、前記プレスラムに面しないその側の領域を冷却し、及び/又は、前記プレスラムの、前記機械ベッドに面しないその側の領域を冷却するように構成されている、請求項1517のいずれか一項に記載のパンチプレス。
  19. 前記パンチプレスは、前記機械ベッドを反らせる手段を含み、クランプ板が前記機械ベッドに配置され、該クランプ板は、前記機械ベッドの、前記ラムに面するその側を該クランプ板によって加熱することによって前記温度勾配を生成するように、前記プレスの意図する動作中に前記機械ベッドを反らせる手段によって加熱することができる、請求項1518のいずれか一項に記載のパンチプレス。
  20. 前記パンチプレスは、前記機械ベッドを反らせる手段を含み、クランプ板(4)が前記機械ベッド(5)に配置され、該クランプ板は、前記プレスの意図する動作中に前記機械ベッド(5)を反らせる手段(8、9a、9c、10a〜10f;10a〜10l、11)によって加熱することができ、前記機械ベッド(5)に接続され、それによって、前記機械ベッド(5)の、前記プレスラム(2)に面する側に、該クランプ板(4)の熱膨張によって生成される剪断力を導入することに起因して、前記機械ベッド(5)を前記ラム(2)に向かう方向に反らせるように該機械ベッド(5)に剪断力を伝達することができる、請求項1519のいずれか一項に記載のパンチプレス。
  21. 前記クランプ板から前記機械ベッドへの熱伝達を低減するように、前記クランプ板と前記機械ベッドとの間に断熱層が存在する、請求項20に記載のパンチプレス。
  22. 前記パンチプレスは、前記機械ベッドを反らせる手段を含み、クランプ板(4)が前記機械ベッド(5)に配置され、前記機械ベッド(5)を反らせる手段(10a〜10l、11)は、前記機械ベッド(5)と前記クランプ板(4)との間に配置される加熱装置(11)を含み、該加熱装置(11)は、前記機械ベッド(5)を、前記ラム(2)に面するその側を加熱することに起因して反らせるように、前記プレスの意図する動作中に動作することができる、請求項1521のいずれか一項に記載のパンチプレス。
  23. 前記パンチプレスは、前記機械ベッドを反らせる手段を含み、クランプ板(4)が前記機械ベッド(5)に配置され、該クランプ板(4)は、前記機械ベッド(5)に接続され、それによって、該機械ベッド(5)に剪断力を伝達することができ、前記機械ベッド(5)を反らせる手段(10a〜10l、11)は、前記機械ベッド(5)と前記クランプ板(4)との間に配置される加熱装置(11)を含み、該加熱装置は、前記機械ベッド(5)の、前記プレスラム(2)に面する側に前記クランプ板(4)の熱膨張によって生成される剪断力を導入することに起因して、前記機械ベッド(5)を前記ラム(3)に向かう方向に反らせるように、前記プレスの意図する動作中に動作することができる、請求項1522のいずれか一項に記載のパンチプレス。
  24. 前記パンチプレスは、前記機械ベッドを反らせる手段を含み、前記機械ベッド(5)は、パンチされたパーツ及びくずを運び去る開口(6B)を有し、前記機械ベッド(5)を反らせる手段(8、9a、9c、10a〜10f;10a〜10l、11)は、前記機械ベッドを、該機械ベッド(5)の長手方向側に隣接する領域におけるよりも前記開口(6b)に隣接する領域においてより強く反らせるように構成されている、請求項1523のいずれか一項に記載のパンチプレス。
  25. 前記機械ベッド(5)を反らせる手段(8、9a、9c、10a〜10f;10a〜10l、11)は、前記機械ベッド(5)の、前記開口(6b)の境界に近い、前記プレスラム(2)に面するその側の領域を加熱するか、又は、その長手方向側の近くよりもその領域をより強く加熱するようにそれぞれ構成されている、請求項16又は24に記載のパンチプレス。
  26. 前記機械ベッドを反らせる手段は、前記機械ベッドの、前記開口の境界に近い、前記プレスラムに面しないその側の領域を冷却するか、又は、その長手方向側の近くよりもこの領域をより強く冷却するようにそれぞれ構成されている、請求項16又は25に記載のパンチプレス。
  27. 前記機械ベッド(5)及び/又は前記プレスラム(2)を反らせる手段は、前記プレスの意図する動作中に、前記機械ベッド(5)の反り及び/又は前記プレスラム(2)の反りの選択的な調整を可能にするように調整可能に構成される、請求項1526のいずれか一項に記載のパンチプレス。
  28. 前記パンチプレスは、前記機械ベッド(5)及び/又は前記プレスラム(2)の反りをパンチプロセスのパラメータに応じて調整することができるプレス制御ユニットを備える、請求項1527のいずれか一項に記載のパンチプレス。
  29. 前記機械ベッド(5)及び/又は前記プレスラム(2)の反りを自動的に調整することができるプレス制御ユニットを備える、請求項28に記載のパンチプレス
  30. 前記パンチプロセスのパラメータが、計算又は測定される最大パンチ力である請求項28又は29に記載のパンチプレス
  31. 前記機械ベッド(5)及び/又は前記プレスラム(2)の反りを前記プレスの意図する動作中に調整することができるプレス制御ユニットを備える、請求項28〜30のいずれか一項に記載のパンチプレス
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