JP6192592B2 - ヤード積付量の増加装置 - Google Patents

ヤード積付量の増加装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6192592B2
JP6192592B2 JP2014107240A JP2014107240A JP6192592B2 JP 6192592 B2 JP6192592 B2 JP 6192592B2 JP 2014107240 A JP2014107240 A JP 2014107240A JP 2014107240 A JP2014107240 A JP 2014107240A JP 6192592 B2 JP6192592 B2 JP 6192592B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
loading
scraper
yard
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014107240A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015221714A (ja
Inventor
竜一 江原
竜一 江原
照正 山下
照正 山下
Original Assignee
株式会社三井三池製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三井三池製作所 filed Critical 株式会社三井三池製作所
Priority to JP2014107240A priority Critical patent/JP6192592B2/ja
Publication of JP2015221714A publication Critical patent/JP2015221714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6192592B2 publication Critical patent/JP6192592B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

本発明は、石炭、鉱石等のばら物を貯蔵場において積付け払出しする積付・払出し装置に関する。
従来、石炭、鉱物等のばら物を地上に敷設したコンベヤで輸送し、前記ばら物を俯仰と旋回並びに走行が可能なブームコンベヤ上に移し、そのブームコンベヤの先端からばら物を貯蔵場に落下せしめて山積するスタッカ機能と、上記山積されたばら物をブームコンベヤの先端に設けたバケットホイールで掻出し、ブームコンベヤより地上コンベヤに移し、目的地に輸送するリクレーマ機能を有するスタッカクレーマが兼用機として従来から知られている。
そして、その従来のスタッカリクレーマは図2に示すように走行用レール18上を走行可能な走行構体2に旋回車輪21を介して載置された旋回フレーム3には先端にバケットホイール4を備えたブームフレーム5が取り付けられている。ブームフレーム5と反対側にはバランスウエイト6が取着されていて旋回フレーム3が安定して回動できるようになっている。そして、地上コンベヤ7によって運ばれてくるばら物はトリッパ8の傾斜コンベヤ81によって斜め上方に搬送され、その先端からブームフレーム5のブームベルトコンベヤ10に移動され、そのブームベルトコンベヤ10の先端に設けられた放出点から貯蔵場の各堆積ヤードに放出される。
また、各堆積ヤードからばら物を搬出する際には、山積のばら物をバケットホイール4によって掻き取り、ブームベルトコンベヤ10によって走行構体2の中心部まで搬送し、シュート12より放出する。このような積付・払出し兼用の積付・払出し装置が知られている。
ところで、従来から存在する上記のようなオープンヤードで使用される積付・払出し兼用装置はその構造上から来る下記のような制約があり、その点で問題があった。
積付上の制約上、兼用機はブームコンベヤの機長が払出機能を満足させる必要から、積付機能としては不必要に長いリーチのものとなっており、ヤード上に敷かれたレール上を走行するスタッカリクレーマが積付け可能な地点は、図3に実線で示すようにばら物の放出点であるブーム先端部の移動可能な地点に限られており、ヤードを有効に活用することが出来なかった。
このような問題を解決する手段として、特許文献1に記載されているスタッカリクレーマのように、ブーム上のベルトコンベヤを、バケットホイールで払い出したばら物を移送するブームフィーダと、ブームフィーダから移送されたばら物をさらに地上方向へ移送するブームベルトコンベヤとに分離し、ブームフィーダをブームベルトコンベヤよりも上方に一方の先端が重なるように配置することにより、積付け時においては、ブームベルトコンベヤのみを利用して積付けを行うことで、より小半径で積付けを行うことが出来るスタッカリクレーマが知られている。
しかしながら、前記スタッカリクレーマを用いた場合には、積付け可能なブーム上の放出点が1点であることは変わらないため、ヤードを効率的に利用できているとは言い難い。
また、ブームフィーダとブームベルトコンベヤが、ブーム内で重なって配置されていることから、ばら物が詰まったりする等の故障の原因となる可能性がある。
特開平7−2364号公報
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、従来から一般的に使用されているスタッカリクレーマのブームの一部を改良することにより、容易に積付け点を増加することができヤード上の総積付け量を増加させる事が出来る積付・払い出し装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するためになされた本発明は、レール上を走行可能な走行構体上に、所定の長さのブームフレームをその基端において水平方向に回動可能に載置するとともに、前記ブームフレームの先端位置を積付放出点とするブームベルトコンベヤが備えられた積付・払い出し装置において、前記ブームフレームの所定の位置にスクレーパを上下方向に移動可能に備え、且つ上方へ移動させた際には前記ブームベルトコンベヤの流路を開放するとともに、下方へ移動させた際に前記ブームベルトコンベヤの流路を閉じて、前記スクレーパの略両端位置を積付放出点に切り替え可能としたことを特徴とする。
また、前記スクレーパが略V字形状とすることにより、ベルトコンベヤ上でスクレーパにより塞き止められたばら物をベルトコンベヤの両側から放出することが出来るため、放出孔が詰まりにくく効率的に積付け作業を行うことができる。
更に、前記スクレーパを前記ブームフレームの長さ方向に移動可能なものとすることにより、前記ブームフレーム上であればどの位置に放出孔が設けられている場合でも対応することが可能であるとともに、放出孔が複数備えられている場合でも一つのスクレーパで切り替え作業をすることができる。
本発明によれば、スタッカリクレーマのブーム先端部の積付け放出点に加えて、ブーム上の任意の点に移動可能なスクレーパを配置し積付け放出点を増加することにより、ヤード上の総積付け量を増加することが出来るとともに、既存のスタッカリクレーマを容易に改造可能であるためコストを抑えることができる積付・払い出し装置を提供することができる。
本発明の好ましい実施の形態を示すスクレーパの平面模式図である。 本発明の好ましい実施の形態を示すスタッカリクレーマの側面図である。 本発明の実施の形態に示すスクレーパを用いてヤード上の積付けを行った場合と従来の積付け可能エリアを示したものであり、(a)は平面図。(b)は断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るスタッカリクレーマ1のブーム部分に設けられた、スクレーパ19と放出孔16の平面模式図で、図2は、本発明の実施の形態に係るスタッカリクレーマ1の側面図であり、図3は、前記スタッカリクレーマ1を用いて積付けを行った場合のヤード17の積付け山のエリアを示したものであり、(a)は平面図、(b)は断面図であり、破線で示したエリアは、ブーム先端の第一積付放出点14から積付けを行った場合を示し、実線で示したエリアは、ブームの途中の所定位置に設けられた第二積付放出点15を用いて積付けを行った場合を示している。
スタッカリクレーマ1は、走行用レール18上を走行可能な走行構体2に旋回車輪21を介して載置された旋回フレーム3とその先端にバケットホイール4を備えたブームフレーム5が取り付けられている。
そして、前記ブームフレーム5と旋回フレーム3を介して反対側にはバランスウェイト6が取付けられていて旋回フレーム3が安定して回動できるようになっている。そして、地上コンベヤ7によって運ばれてくるばら物はトリッパ8の傾斜コンベヤ81によって斜め上方に搬送され、その先端からブームフレーム5のブームベルトコンベヤ10に移動され、そのブームベルトコンベヤ10の先端に設けられた第1積付放出点14からヤードの各堆積山に放出する方式である点は従来のスタッカリクレーマと変わりはない。なお、傾斜ベルトコンベヤ81から運ばれたばら物を一度中継ベルトコンベヤ9を介して、ブームベルトコンベヤ10へ運ぶようにしてもよい。
ここで、本発明の実施の形態に係るスタッカリクレーマ1においては、前記ブームフレーム5上の所定の位置に、図1に示すようなスクレーパ19と第2積付放出点15を設けて、前記スクレーパ19により、ブームベルトコンベヤ10の流路の一部を遮断することで、ばら物の積付け点を先端の第1積付放出点14から第2積付放出点15へ切り替えることを可能としている。
具体的には、積付け時(図示する白矢印方向)において、ブームベルトコンベヤ10を移送されたばら物は、前記スクレーパ19に衝突すると略V字形状のスクレーパ19の外側側面191を沿って流れるとともにブームベルトコンベヤ10の両側のブームフレーム5の一部に設けられた放出孔16から放出される。
そして、図2に示すように、ブームフレーム5上に新たな放出孔16が備えられていることにより、ブームフレーム5の2カ所からばら物を放出することが可能となるため、ブームフレーム5の最大半径を利用した積付けに加えて、ブームフレーム5の途中の小半径の積付けも可能となる。
尚、本実施の形態においては図1に示すように、スクレーパ19で塞き止められたばら物が効率的に落下する位置に放出孔16をブームベルトコンベヤ10の両側2カ所に略長方形の形状で配置した。放出孔の数については制限されるものではなく、スタッカリクレーマ1のブームフレーム5の長さや、スタッカリクレーマ1の設置されるヤード17の大きさ等を考慮して適宜調節可能であり、その位置についてもスタッカリクレーマ1が設置されるヤード17の状況等を考慮して適宜調節可能である。
続いて、図3に示したヤード17において、本実施の形態にかかるスタッカリクレーマ1を用いてばら物の積付け試験を行った場合を示す。なお、図3(a)は本実施の形態におけるスタッカリクレーマ1を用いてヤード17上の一部で積付け作業を行っている様子を平面から観察した図面であり、(b)は完成した積山の断面形状を模式的に示した断面図である。
ここで示したヤード17において、例えば、ブームフレーム5の先端の第1積付放出点14のみを用いてヤード17に積付けをおこなったところ、A側ヤードおよびB側ヤード合計で、貯炭量(嵩比重0.8t/mとする)が251,600トンであったのに対して、ブームフレーム5の中間に設けた放出孔16を使用して、第2積付放出点15を目標として積付け作業を行った場合の貯炭量は、280,400トンとなり、貯炭量に11.4%の増加が見られた。
これは、積付け作業に使用されるスタッカリクレーマ1のブームフレーム5の旋回角度は、360度自在に回転するのではなく、その構造上一定の制限があるのが通常である。本実施の形態においても、積付け時の旋回範囲は片側135度であるため、ばら物の放出点が先端の一箇所のみである場合には、破線で示す範囲のみ積付作業を行うことになるところ、ブームフレーム5の途中に放出孔16を設けることにより、ブームフレーム5の先端側の第1積付放出点14だけでなく、小半径の第2積付放出点15を利用して積付けが可能となる。
この結果、従来はデッドスペースであったA側ヤード及びB側ヤードの斜線Sで示した範囲においてもばら物を積付けることが可能となり、その分積付け可能なばら物の量を増加させることが可能となった。
また、本実施の形態に用いたスタッカリクレーマ1の別の実施形態において、ヤードの状態により十分な積付けのための旋回角を得られないような場所においても、ブームフレーム5上に複数の放出孔を設け積付け点を増やすことにより(図示せず)、ヤード上の積付けのデッドスペースを減らし効率的な積付・払い出し作業を行うこともできる。
1 積付け・払い出し装置(スタッカリクレーマ)、2 走行構体、21 旋回車輪、3 旋回フレーム、4 バケットホイール、5 ブームフレーム、6 バランスウェイト、7 地上コンベヤ、8 トリッパ、81 傾斜コンベヤ、9 中継ベルトコンベヤ、10 ブームベルトコンベヤ、11 ホッパ、12 シュート、13 運転室、14 第1積付放出点、15 第2積付放出点、16 放出孔、17 ヤード、18 走行用レール、19 スクレーパ、191 外側側面、192 移動手段

Claims (3)

  1. レール上を走行可能な走行構体上に、所定の長さのブームフレームをその基端において水平方向に回動可能に載置するとともに、前記ブームフレームの先端位置を積付放出点とするブームベルトコンベヤが備えられた積付・払い出し装置において、
    前記ブームフレームの所定の位置にスクレーパを上下方向に移動可能に備え、且つ上方へ移動させた際には前記ブームベルトコンベヤの流路を開放するとともに、下方へ移動させた際に前記ブームベルトコンベヤの流路を閉じて、前記スクレーパの略両端位置を積付放出点に切り替え可能としたことを特徴とするヤード積付量の増加装置。
  2. 前記スクレーパが略V字形状であることを特徴とする請求項1に記載のヤード積付量の増加装置。
  3. 前記スクレーパは、前記ブームフレームの長さ方向に移動可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のヤード積付量の増加装置。
JP2014107240A 2014-05-23 2014-05-23 ヤード積付量の増加装置 Active JP6192592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014107240A JP6192592B2 (ja) 2014-05-23 2014-05-23 ヤード積付量の増加装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014107240A JP6192592B2 (ja) 2014-05-23 2014-05-23 ヤード積付量の増加装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015221714A JP2015221714A (ja) 2015-12-10
JP6192592B2 true JP6192592B2 (ja) 2017-09-06

Family

ID=54784987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014107240A Active JP6192592B2 (ja) 2014-05-23 2014-05-23 ヤード積付量の増加装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6192592B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101819332B1 (ko) 2016-04-25 2018-01-16 주식회사 포스코 리클레이머의 원료 스크레이핑 장치
CN113816072B (zh) * 2021-08-30 2023-05-05 中石化宁波工程有限公司 一种气垫输送机的卸料装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51142287U (ja) * 1975-05-12 1976-11-16
JP3420285B2 (ja) * 1993-06-16 2003-06-23 株式会社三井三池製作所 積付・払出し装置
US7226011B2 (en) * 2003-08-07 2007-06-05 Schlegel Hans J Stacker reclaimer method and apparatus
JP5371516B2 (ja) * 2009-04-06 2013-12-18 川崎重工業株式会社 積付・払出し装置
JP5174767B2 (ja) * 2009-09-09 2013-04-03 株式会社三井三池製作所 リクレーマ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015221714A (ja) 2015-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10562702B2 (en) Systems and methods for bulk material storage and/or transport
US7008163B2 (en) Bulk storage bins and methods and apparatus for unloading same
JP2004528246A (ja) バルク材料のコンテナ化された取扱いおよび装置
JP5039828B2 (ja) 粉粒体貯留サイロ用移動式搬出装置と粉粒体貯留サイロ
CA3004327A1 (en) Systems and methods for bulk material storage and/or transport
CN101759043B (zh) 一种岩土矿石定量装车站
CN104340697A (zh) 一种物料仓及其平出仓装置
JP6557787B2 (ja) 溶鉱炉用ストックハウス装置
JP6192592B2 (ja) ヤード積付量の増加装置
CN103204331A (zh) 一种防离析干混砂浆成品仓
JP6741516B2 (ja) 粉粒体貯留設備
JP6747396B2 (ja) 粉体供給装置
WO2013031503A1 (ja) 底割れ式切り出し排出装置
JP5371516B2 (ja) 積付・払出し装置
JP2020066491A (ja) アンローダ
US8776844B1 (en) Flow diverter
JPH072364A (ja) 積付・払出し装置
KR101298765B1 (ko) 벨트컨베이어용 사행 방지장치
JP6721405B2 (ja) 大塊検出装置及びアンローダ
KR101341119B1 (ko) 골재 선적장치
KR101368935B1 (ko) 연속하역장비
US446436A (en) Conveyer-trough bottom
JP5005104B1 (ja) 貯蔵設備
CN108249171B (zh) 一种物联网散货码头卸货组件及方法
JPS59177225A (ja) 粉粒体貯蔵容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170517

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170517

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6192592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250