JP6183687B2 - 車両のカーテンエアバッグ取付構造 - Google Patents

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本発明は、カーテンエアバッを備える車両のカーテンエアバッ取付構造に関する。
側面衝突等の非常時に車両の乗員の頭部を保護する装置として、サイドウィンドウガラスの内面側にカーテン状のエアバッグを展開するカーテンエアバッグ装置が知られている。カーテンエアバッグ装置は、内装材とルーフサイドレールの間の狭い間隙に車両の前後方向に沿って、細長い紐状に折り畳まれて収納されたカーテンエアバッグ本体が側面衝突時に内装材を押し開いて、車室側へ膨張展開するように構成されている。
カーテンエアバッグ本体の膨張展開時に、その展開力によってピラートリムが変形・破損して、その破片が乗員側に飛ぶおそれがある。カーテンエアバッグ本体の膨張展開時に、ピラートリムを破損させることなく安定してカーテンエアバッグ本体を展開可能な車両のカーテンエアバッグ装置が特許文献1に開示されている。当該カーテンエアバッグ装置では、カーテンエアバッグ本体の膨張展開時の初期の展開力をAピラーからAピラートリムを離間させる離反方向に作用させるようにして、カーテンエアバッグ本体を安定させて膨張展開している。
特開2011−173551号公報
カーテンエアバッグ装置は、折り畳まれたカーテンエアバッグ本体がピラートリム等の内装材に収納され、当該内装材がボディに対してポリオキシメチレン(
Polyoxymethylene:以下、POMと記載 )等の合成樹脂で形成されたクリップで留められて装着されている。そして、側面衝突の際に、内装材を留めるクリップがボディから外れて、カーテンエアバッグ本体が膨張展開する。
カーテンエアバッグ装置が装着されるピラートリムやルーフトリム等の内装材は、ポリプロピレン(
Polyepropylene:以下、PPと記載 )にTD(タルク)等の補強材を添加した合成樹脂で形成されており、マイナス20°程度の低温時には、外部からの衝撃に弱く割れ易い。また、当該低温時には、樹脂製のクリップが硬直して撓まないので、カーテンエアバッグ本体の膨張展開の際に、クリップが嵌合部から外れないで、ピラートリム等の内装材を破損させるリスクが生じる。特許文献1では、カーテンエアバッグ本体の膨張展開時におけるピラートリムの破損防止対策に関しては、言及しているが、低温時におけるカーテンエアバッグ本体の膨張展開によるピラートリムの破損防止に対する対策に関しては、言及していない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、低温時におけるカーテンエアバッグ本体の膨張展開によるピラートリムの破損防止の可能な、新規かつ改良された車両のカーテンエアバッ取付構造を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、車両のカーテンエアバッグ取付構造であって、収縮させたカーテンエアバッグ本体を収納する収納部を有する内装材と、前記車両のボディに形成された嵌合部に嵌合される先端部と前記内装材に形成された掛止孔部に嵌合され前記内装材を掛止する基端部とを有し、前記内装材を前記ボディに掛止する掛止クリップと、を備え、前記掛止クリップは、前記基端部が前記先端部と異なる合成樹脂で形成され、かつ、前記基端部は、前記内装材より耐衝撃性が低い合成樹脂で形成され、前記先端部と前記基端部との境界は、前記内装材の前記ボディ側の表面上に位置することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、低温時にカーテンエアバッグ本体を展開する際に、掛止クリップの基端部が破断して内装材から外れるようになる。このため、ボディと内装材の間にカーテンエアバッグ本体が展開する隙間が広がるようになり、カーテンエアバッグ本体の膨張展開による内装材の破損を未然に防げる。
このとき、本発明の一態様では、前記基端部は、一端が前記先端部と連結され、前記内装材に形成された掛止孔部を貫通する連結部と、前記基端部の他端に形成され、前記掛止孔部の内径より大きい外径を有する掛止部と、を備えることとしてもよい。
このようにすれば、低温時にカーテンエアバッグ本体を展開する際に、掛止部が内装材に掛止された状態で連結部に引張力が働いて破断されるので、カーテンエアバッグ本体の膨張展開による内装材の破損を未然に防げる。
また、本発明の一態様では、前記連結部の前記先端部側の外周面に溝部が形成されることとしてもよい。
このようにすれば、低温時にカーテンエアバッグ本体を展開する際に、より連結部が破断され易くなる。
また、本発明の一態様では、前記基端部は、前記内装材より補強材の含有量が少ない合成樹脂で形成されることとしてもよい。
このようにすれば、低温時にカーテンエアバッグ本体を展開する際に、基端部が破断し易くなるので、カーテンエアバッグ本体の膨張展開による内装材の破損を未然に防げる。
以上説明したように本発明によれば、低温時におけるカーテンエアバッグ本体の膨張展開によるピラートリムの破損を防止できる。
本発明の一実施形態に係るカーテンエアバッグ取付構造が備わる車両室内の前方を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の一実施形態に係るカーテンエアバッグ取付構造の要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係るカーテンエアバッグ取付構造の変形例の要部拡大図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係るカーテンエアバッグ取付構造が設けられる車両室内の構成について、図面を使用しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るカーテンエアバッグ取付構造が備わる車両室内の前方を示す斜視図である。なお、図1では、車両室内の前方右側部分を示す。
図1に示すように、車両10の室内12には、フロントウィンドガラス14と、サイドウィンドウガラス16と、サイドドア18と、車室天井部20と、フロントパネル22と、ピラートリム24と、ハンドル26等が備わる。なお、以下では、車両室内20について、左側部分と右側部分はほぼ左右対称に構成されているので、右側部分について説明し、左側部分の説明を省略する。
車室天井部20には、ヘッドライニング30が車室天井部20の全体を覆うように取り付けられている。ヘッドライニング30は、略矩形であり、不図示のルーフパネルの室内側に取り付けられている。また、車室天井部20には、サンバイザー28、車内ミラー32などが設けられている。
ピラートリム24は、掛止クリップ50により車両10のボディの一部であるAピラー34に内装材として固定されている。本実施形態では、ピラートリム24は、PPにTD(タルク)等の補強材を添加した硬質な合成樹脂で形成され、Aピラー34を室内側から囲むように長手方向に垂直な断面がほぼ半円状に形成されている。ピラートリム24の下端は、フロントパネル22に連結されている。ピラートリム24の上端は、ヘッドライニング30に重なり合うようにして連結されている。
また、ピラートリム24とAピラー34との間には、カーテンエアバッグ本体60が格納されている。カーテンエアバッグ本体60は、図1に示すように、Aピラー34からヘッドライニング30にかけて、サイドウィンドウガラス16の外周に沿うようにして、取り付けられている。カーテンエアバッグ本体60は、細長い紐状に折り畳まれて、ピラートリム24や不図示のルーフトリムの内側に有する収納部24b(図2参照)に格納されている。そして、側面衝突等の非常時に、車両に取付けられた衝突検知センサからの出力に基づいて、収納部で収縮させたカーテンエアバッグ本体60にガスが導入されて、当該カーテンエアバッグ本体60がピラートリム24を押し開いて、車室側に膨張展開される。
次に、本実施形態に係るカーテンエアバッグ取付構造の構成について、図面を使用しながら説明する。図2は、図1のA−A断面図であり、本実施形態のカーテンエアバッグ取付構造の概略構成を説明する図である。
本実施形態のカーテンエアバッグ取付構造100は、カーテンエアバッグ本体60を車両10のボディに取り付ける機構であり、図2に示すように、Aピラー34と、ピラートリム24と、カーテンエアバッグ本体60と、掛止クリップ50とを備える。
図2に示すように、Aピラー34は、鋼板製のアウターパネル34cとインナーパネル34a、金属リインフォースメント34bの3つの部材から構成されている。アウターパネル34cは、車両の外壁となる部材であり、インナーパネル34aは、車両の内方側に配設されて車室を区画形成するために構成されている。金属リインフォースメント34bは、アウターパネル34c及びインナーパネル34aの剛性の補強を図るための補強材である。Aピラー34は、アウターパネル34cとインナーパネル34aとの間に、金属リインフォースメント34bを挟んだ状態で、各々の両端をスポット溶接することで接合された閉断面構造として構成されている。
また、インナーパネル34aの長手方向の複数箇所には、ピラートリム24を取り付けるための掛止クリップ50の取付部位となる先端部52が嵌合される嵌合部36が開孔形成されている。そして、Aピラー34に対する車室内方側には、長尺状の板状部材であるピラートリム24が設置されている。すなわち、Aピラー34を全体的に被覆するようにピラートリム24が配設されている。
ピラートリム24の内面側、すなわちインナーパネル34aと対向する面には、インナーパネル34aのクリップ取付孔となる嵌合部35に対応する位置に、ピラートリム取付用の掛止クリップ50を取り付けるためのクリップ取付部24aが設けられている。具体的には、ピラートリム24の内面からインナーパネル34aに向かって傾斜壁部24a1が設けられ、当該傾斜壁部24a1の先端側に取付基部24a2が形成されている。取付基部24a2の略中央には、掛止クリップ50の基端部54を嵌合させて取り付けるための掛止孔部25が形成されている。なお、掛止クリップ50の構成の詳細については、後述する。
図2に示すように、インナーパネル34aとピラートリム24の傾斜壁部24a1との間に有する空間部である収納部24bには、乗員保護のためのカーテンエアバッグ装置のカーテンエアバッグ本体60が折り畳まれて格納されている。すなわち、本実施形態のカーテンエアバッグ取付構造100は、内側にカーテンエアバッグ本体60を収納する収納部24bを有するピラートリム24(内装材)を掛止クリップ50でAピラー34に掛止させて取り付ける構造となっている。
カーテンエアバッグ取付構造100をかかる構造とすることによって、側面衝突時に細長い紐状に折り畳まれて収納されたカーテンエアバッグ本体60が収納部24b内で膨張展開される。すると、膨張展開するカーテンエアバッグ本体60がピラートリム24に設けられるクリップ取付部24aの傾斜壁部24a1を押圧するので、掛止クリップ50がインナーパネル34aの嵌合部35から抜ける。掛止クリップ50がインナーパネル34aの嵌合部35から抜けると、カーテンエアバッグ本体60がピラートリム24を押し開いて、車室側へ膨張展開される。
次に、本実施形態のカーテンエアバッグ取付構造100に備わる掛止クリップ50の詳細について、図面を使用しながら説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るカーテンエアバッグ取付構造の要部拡大図である。
本実施形態の車両のカーテンエアバッグ取付構造100は、カーテンエアバッグ本体60を内部に収納するピラートリム(内装材)24を、掛止クリップ50で車両10のボディとなるAピラー34のインナーパネル34aに留めて、カーテンエアバッグ本体60を車両10に取り付ける構成となっている。掛止クリップ50は、Aピラー34のインナーパネル34aに形成された嵌合部36に嵌合される先端部52と、内装材となるピラートリム24のクリップ取付部24aを掛止する基端部54とを有し、ピラートリム24をAピラー34に掛止する。
先端部52は、Aピラー34への取り付け力を確保するために、POM等のある程度の硬度を有する合成樹脂で形成され、Aピラー34のインナーパネル34aに形成された嵌合部36に嵌合されている。また、先端部52の基端側には、図3に示すように、側面衝突時にカーテンエアバッグ本体60が膨張展開させる際に、掛止クリップ50が外れやすくするための弾性部材となる付勢部53が設けられている。
一方、基端部54は、一端が先端部52と連結され、ピラートリム24の内側に設けられるクリップ取付部24aに形成された掛止孔部25を貫通する連結部56と、基端部54の他端に形成され、掛止孔部25の内径より大きい外径を有する掛止部58と、を備える。本実施形態では、基端部54が先端部52と異なる合成樹脂で形成され、かつ、基端部54が内装材となるピラートリム24のクリップ取付部24aより耐衝撃性が低い合成樹脂で形成されることを特徴とする。
具体的には、先端部52がAピラー34への取り付け力を確保するために、POMで形成されるのに対して、基端部54は、先端部52より軟性を有するPPで形成されている。
また、基端部54は、ピラートリム24のクリップ取付部24aより耐衝撃性を小さくするために、同じくPPを主成分とするピラートリム24のクリップ取付部24aよりTD(タルク)等の補強材の含有量が少ない合成樹脂で形成されている。
すなわち、ピラートリム24の掛止クリップ50のトリムと接続する部分となる基端部54と、ボディと接続する部分となる先端部52とを異なる材質としている。かかる掛止クリップ50を製造する方法としては、1つの部品(掛止クリップ50)に対して、異なる材料を使う2色成形か、または、先端部52と基端部54をそれぞれ別個に作成して、これら部品を組み合わせるようにして製造してもよい。また、その際に、基端部54には、先端部よりも耐衝撃性が低い材料が使用される。
マイナス20℃程度の低温時には、ピラートリム24を構成するPPと補強材による合成樹脂の物性変化等により、ピラートリム24の強度が劣化して、割れ易くなることが判明した。また、当該低温時には、掛止クリップ50の付勢部53等が硬直して撓みにくくなるため、掛止クリップ50がAピラー34の嵌合部36から抜けなるなることがあった。このため、カーテンエアバッグ本体60を膨張展開する際に、掛止クリップ50がAピラー34の嵌合部36から抜けずに、ピラートリム24のクリップ取付部24aを破損して、ピラートリム24を押し開けることが問題となっていた。
そこで、本実施形態では、掛止クリップ50の先端部52と基端部54とを異なる合成樹脂で形成し、かつ、基端部54がピラートリム24のクリップ取付部24aより耐衝撃性が低い合成樹脂で形成するようにした。すなわち、先端部52は、Aピラー34への取り付け力を確保するために、POMで形成し、基端部54をPOMより軟性を有するPPで形成した。また、基端部54は、ピラートリム24より耐衝撃性を小さくするために、同じくPPを主成分とするピラートリム24より補強材の含有量が少ない合成樹脂で形成するようにした。具体的には、基端部54は、不純物を含まないPPのみで形成し、ピラートリム24は、硬度を高めるために、PPにTD等の補強材を含む材質とした。
掛止クリップ50の各構成要素を上記材質で形成することによって、低温時にカーテンエアバッグ本体60を展開する際に、ピラートリム24と接続する部分となる掛止クリップ50の基端部54の連結部56が破断して、掛止クリップ50がピラートリム24のクリップ取付部24aから外れるようになる。具体的には、低温時にカーテンエアバッグ本体60が膨張展開すると、基端部54の掛止部58がクリップ取付部24aに掛止された状態で連結部56に引張力が働いて、連結部56の根元が破断されるようになる。
すなわち、低温時にカーテンエアバッグ本体60を展開する際に、掛止クリップ50がAピラー34の嵌合部36から抜けなくなっても、ピラートリム24を破損する前に、掛止クリップ50の基端部54(連結部56)が破断して、掛止クリップ50の先端部52がピラートリム24(クリップ取付部24a)から外れるようになる。このため、ピラートリム24がAピラー34から外れて、車両10のボディ(Aピラー34)とピラートリム24の間にカーテンエアバッグ本体60が展開する隙間が広がるようになるので、カーテンエアバッグ本体60の膨張展開によるピラートリム24の破損を未然に防げる。
このように、本実施形態では、掛止クリップ50のボディ(Aピラー34)と接続する部分となる先端部52の材料として、従来と同様の材料であるPOMを使うため、掛止クリップ50のAピラー34への取り付け力は、維持される。また、掛止クリップ50の形状の変更もないため、ピラートリム24の形状、ボディ(Aピラー34)の形状は、従来のままで、掛止クリップ50のみの変更で上記の作用・効果を得られる。
また、掛止クリップ50を複数の材料の組み合わせで形成することによって、掛止クリップ50の取り付け力を損ねることなく、低温時には、掛止クリップ50の基端部54が破断させることによって、ピラートリム24が外れて、エアバッグによるトリムの変形を緩和できる。特に、本実施形態では、基端部54がピラートリム24より補強材の含有量が少ない合成樹脂で形成しているので、低温時にカーテンエアバッグ本体6を展開する際に、基端部54が破断し易くなり、カーテンエアバッグ本体60の膨張展開によるピラートリム24の破損を未然に防げる。
さらに、本実施形態では、低温時にカーテンエアバッグ本体60を展開させる際に、掛止クリップ50を破断させるようにしたため、エアバッグによる入力方向が定まらない場合でも、ピラートリム24を確実にボディから外すことができる。なお、低温時にカーテンエアバッグ本体60を展開する際に、基端部54を破断し易くするために、図4に示すように、連結部76の先端部72側の外周面に溝部76aを形成してもよい。
なお、上記のように本発明の各実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは、当業者には、容易に理解できるであろう。従って、このような変形例は、全て本発明の範囲に含まれるものとする。
例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、車両のカーテンエアバッグ取付構造、掛止クリップの構成、動作も本発明の各実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
10 車両
12 室内
14 フロントウィンドガラス
16 サイドウィンドウガラス
18 サイドドア
20 車室天井部
22 フロントパネル
24 ピラートリム(内装材)
24a クリップ取付部
24b 収納部
25 掛止孔部
26 ハンドル
28 サンバイザー
30 ヘッドライニング
32 車内ミラー
34 Aピラー(ボディ)
36 嵌合部
50 掛止クリップ
52 先端部
54 基端部
56 連結部
58 掛止部
60 カーテンエアバッグ本体
100 カーテンエアバッグ取付構造

Claims (4)

  1. 車両のカーテンエアバッグ取付構造であって、
    収縮させたカーテンエアバッグ本体を収納する収納部を有する内装材と、
    前記車両のボディに形成された嵌合部に嵌合される先端部と前記内装材に形成された掛止孔部に嵌合され前記内装材を掛止する基端部とを有し、前記内装材を前記ボディに掛止する掛止クリップと、を備え、
    前記掛止クリップは、前記基端部が前記先端部と異なる合成樹脂で形成され、かつ、前記基端部は、前記内装材より耐衝撃性が低い合成樹脂で形成され
    前記先端部と前記基端部との境界は、前記内装材の前記ボディ側の表面上に位置することを特徴とする車両のカーテンエアバッグ取付構造。
  2. 前記基端部は、
    一端が前記先端部と連結され、前記内装材に形成された掛止孔部を貫通する連結部と、
    前記基端部の他端に形成され、前記掛止孔部の内径より大きい外径を有する掛止部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両のカーテンエアバッグ取付構造。
  3. 前記連結部の前記先端部側の外周面に溝部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の車両のカーテンエアバッグ取付構造。
  4. 前記基端部は、前記内装材より補強材の含有量が少ない合成樹脂で形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両のカーテンエアバッグ取付構造。
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