JP6177338B2 - 風計測ライダ装置 - Google Patents

風計測ライダ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6177338B2
JP6177338B2 JP2015541407A JP2015541407A JP6177338B2 JP 6177338 B2 JP6177338 B2 JP 6177338B2 JP 2015541407 A JP2015541407 A JP 2015541407A JP 2015541407 A JP2015541407 A JP 2015541407A JP 6177338 B2 JP6177338 B2 JP 6177338B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
output
laser light
light
atmosphere
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015541407A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015052839A1 (ja
Inventor
勝治 今城
勝治 今城
論季 小竹
論季 小竹
俊平 亀山
俊平 亀山
俊行 安藤
俊行 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2015052839A1 publication Critical patent/JPWO2015052839A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6177338B2 publication Critical patent/JP6177338B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S17/50Systems of measurement based on relative movement of target
    • G01S17/58Velocity or trajectory determination systems; Sense-of-movement determination systems
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
    • G01P5/26Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring the direct influence of the streaming fluid on the properties of a detecting optical wave
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/88Lidar systems specially adapted for specific applications
    • G01S17/95Lidar systems specially adapted for specific applications for meteorological use
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/483Details of pulse systems
    • G01S7/486Receivers
    • G01S7/487Extracting wanted echo signals, e.g. pulse detection
    • G01S7/4876Extracting wanted echo signals, e.g. pulse detection by removing unwanted signals
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/497Means for monitoring or calibrating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Description

この発明は、レーザ光発振時の雑音を正確に計測することができる風計測ライダ装置に関するものである。
一般的な風計測ライダ装置では、まず、ローカル光と呼ばれる単一周波数の連続波光(レーザ光)を大気中に照射して、エアロゾルからの散乱光を受光する。そして、レーザ光と散乱光とのヘテロダイン検波により受信信号を得る。そして、その受信信号に対してFFT処理を行うことで、そのピーク周波数から、エアロゾルの移動によって生じる周波数シフト量を求める。そして、この周波数シフト量から、レーザ照射方向の風速(風速場の乱れ度合い)を計測する。このとき、レーザ光のパワー変動や、ヘテロダイン検波を行う光受信機の温度変動による利得変化により、周波数シフト解析時の雑音スペクトルのレベルが変動する。それに対し、例えば特許文献1には雑音オフセットの除去方法が記載されている。
この特許文献1に開示された風計測ライダ装置では、予め、レーザ光を照射しない状態で得られた信号スペクトルを雑音スペクトルとして記憶している。そして、レーザ光を照射した状態で得られた信号スペクトルから、上記雑音スペクトルを周波数差分し、さらにオフセット補正を実施することにより、当該信号スペクトルの周波数ピーク位置を検出し、周波数シフト量を求めている。
特開2009−162678号公報
しかしながら、特許文献1に開示された風計測ライダ装置の雑音スペクトルは、レーザ光を照射しない状態で計測を行っている。そのため、近距離の雑音スペクトルに対してレーザ光によるショット雑音の効果が含まれておらず、差分誤差やオフセット誤差が生じるという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、レーザ光によるショット雑音の効果を含んだ雑音補正を実施することができ、補正誤差なく風速計測を実施できる風計測ライダ装置を提供することを目的としている。
この発明に係る風計測ライダ装置は、レーザ光を出力する出力部と、出力部により出力されたレーザ光を大気中に照射し、当該レーザ光に対する散乱光を受光する送受信部と、出力部により出力されたレーザ光及び送受信部を介して得られた光に対してヘテロダイン検波を行い、受信信号を得る受信信号取得部と、送受信部を制御する制御部と、制御部によりレーザ光が出力されつつも大気中には照射しないよう制御された場合において受信信号取得部により得られた受信信号を、雑音信号として記憶する記憶部と、制御部によりレーザ光を大気中に照射するよう制御された場合において受信信号取得部により得られた受信信号から、記憶部に記憶された雑音信号を、周波数領域で差分する周波数差分部と、周波数差分部による差分結果に基づいて、風速値を計測する風速計測部と、制御部によりレーザ光が出力されつつも大気中には照射しないよう制御された場合において、パルス光発生に対するトリガ信号が入力されてから、受信信号取得部により受信信号が得られるまでの時間差をオフセット時間とし、制御部によりレーザ光を大気中に照射するよう制御された場合において、パルス光発生に対するトリガ信号が入力されてから、受信信号取得部により受信信号が得られるまでの時間差からオフセット時間を差分して、距離値原点校正する距離原点校正部を備え、風速計測部は、距離原点校正部により校正された距離値原点に対する風速値を計測するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、レーザ光によるショット雑音の効果を含んだ雑音補正を実施することができ、補正誤差なく風速計測を実施できる。
この発明の実施の形態1に係る風計測ライダ装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る風計測ライダ装置による動作を示す図であり、(a)遠距離での雑音スペクトルを示す図であり、(b)近距離での雑音スペクトルを示す図である。 この発明の実施の形態1に係る風計測ライダ装置による動作を示す図であり、(a)遠距離での各スペクトルを示す図であり、(b)近距離での各スペクトルを示す図である。 この発明の実施の形態1に係る風計測ライダ装置の別の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る風計測ライダ装置の別の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る風計測ライダ装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る風計測ライダ装置による動作を示す図であり、(a)レーザ光を大気中に照射したときの受信信号を示す図であり、(b)レーザ光を出力しつつも大気中には照射しないときの受信信号を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る風計測ライダ装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る風計測ライダ装置による動作を示す図であり、(a)雑音補正後の出力端面からの受信スペクトルを示す図であり、(b)スペクトル幅の確認手法を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る風計測ライダ装置の構成を示す図である。
風計測ライダ装置は、図1に示すように、光源1、光分配機2、パルス変調器3、光サーキュレータ4、光スイッチ5、複数の光アンテナ6、光カプラ7、光受信機8、アナログ−ディジタル変換器(以下、A/D変換器と称す)9、高速フーリエ解析装置(以下、FFT装置と称す)10、雑音スペクトル差分装置11、周波数シフト解析装置12及び風速演算装置13から構成されている。
なお図1において、光源1と光分配機2との間、光分配機2とパルス変調器3との間、光分配機2と光カプラ7との間、パルス変調器3と光サーキュレータ4との間、光サーキュレータ4と光スイッチ5との間、光スイッチ5と各光アンテナ6との間、光サーキュレータ4と光カプラ7との間、光カプラ7と光受信機8との間は、光ファイバケーブルのような光回線により接続されている。
また、光受信機8とA/D変換器9との間、A/D変換器9とFFT装置10との間、FFT装置10と雑音スペクトル差分装置11との間、雑音スペクトル差分装置11と周波数シフト解析装置12との間、周波数シフト解析装置12と風速演算装置13との間は、電気信号ケーブルのような電気回路により接続されている。
光源1は、単一周波数からなる連続波光(レーザ光)を出力するものである。この光源1によるレーザ光は光分配機2に出力される。
光分配機2は、光源1からのレーザ光を2分配するものである。この光分配機2により2分配されたレーザ光は、一方がパルス変調器3に出力され、もう一方が光カプラ7に出力される。
パルス変調器3は、光分配機2からのレーザ光に対して、所定の周波数シフトを与え、さらにパルス変調をかける(所定のパルス幅と繰り返し周期からなる変調信号によりパルス化する)ものである。このパルス変調器3によりパルス変調されたレーザ光は光サーキュレータ4に出力される。
光サーキュレータ4は、光の入力元に応じて出力先を切替えるものである。この光サーキュレータ4は、パルス変調器3からのレーザ光は光スイッチ5に出力し、光スイッチ5側からの光は光カプラ7に出力する。
光スイッチ5は、各光アンテナ6にそれぞれ接続されたチャンネルと光アンテナ6が接続されていないチャンネルを有し、外部からの制御信号に従って出力先を切替え、光サーキュレータ4を介したパルス変調器3からのレーザ光を当該出力先に出力するものである。なお、光アンテナ6が接続されていないチャンネルは、その出力端面が遮蔽されており、出力先として当該チャンネルを選択した場合には大気中にレーザ光が照射されない構成となっている。
光アンテナ6は、光スイッチ5からのレーザ光を大気中に照射し、そのレーザ光に対するエアロゾルからの散乱光を集光するものである。この光アンテナ6により集光された散乱光は光スイッチ5及び光サーキュレータ4を介して光カプラ7に出力される。なお、各光アンテナ6は予め決められた方向に固定されており、光スイッチ5により出力先の光アンテナ6を切替えることでレーザ光の照射方向を切替えることができる。
光カプラ7は、光分配機2からのレーザ光と、光サーキュレータ4を介した光スイッチ5側からの光とを合波するものである。この光カプラ7により合波された光信号は光受信機8に出力される。
ここで、光スイッチ5によりレーザ光の出力先として所定の光アンテナ6が接続されたチャンネルが選択された場合には、光カプラ7には、当該光アンテナ6により集光された散乱光に加え、レーザ光に対する装置内部の散乱光や出力端面での反射光が入力される。一方、光スイッチ5によりレーザ光の出力先として光アンテナ6が接続されていないチャンネルが選択された場合には、光カプラ7には、レーザ光に対する装置内部の散乱光や出力端面での反射光のみが入力される。
光受信機8は、光カプラ7からの光信号に対してヘテロダイン検波を行うことにより、電気信号に変換するものである。この光受信機8により変換された電気信号はA/D変換器9に出力される。
A/D変換器9は、光受信機8からの電気信号をA/D変換するものである。このA/D変換器9によりA/D変換された電気信号はFFT装置10に出力される。
FFT装置10は、A/D変換器9からの電気信号に対して周波数解析を行い、信号スペクトルを得るものである。このFFT装置10により得られた信号スペクトルは雑音スペクトル差分装置11に出力される。
雑音スペクトル差分装置11は、雑音スペクトル記憶部111及び周波数差分部112から構成されている。
雑音スペクトル記憶部111は、光スイッチ5によりレーザ光の出力先として光アンテナ6が接続されていないチャネルが選択された場合においてFFT装置10により得られた信号スペクトルを、雑音スペクトルとして予め記録するものである。
周波数差分部112は、光スイッチ5によりレーザ光の出力先として所定の光アンテナ6が接続されたチャンネルが選択された場合においてFFT装置10により得られた信号スペクトルから、雑音スペクトル記憶部111に記憶された雑音スペクトルを、周波数領域で差分するものである。
この雑音スペクトル差分装置11(周波数差分部112)による雑音補正後の信号スペクトルは周波数解析装置12に出力される。
周波数シフト解析装置12は、雑音スペクトル差分装置11からの雑音補正後の信号スペクトルを線形領域に変換して、重心演算処理によりピーク周波数を算出し、周波数シフト量を算出するものである。この周波数シフト解析装置12により算出された周波数シフト量は風速演算装置13に通知される。
風速演算装置13は、周波数シフト解析装置12からの周波数シフト量に基づいて、風速値を算出するものである。この風速演算装置13により算出された風速値は外部に通知される。
ここで、光源1及びパルス変調器3は、本発明の「レーザ光を出力する出力部」に相当する。
また、光アンテナ6は、本発明の「出力部により出力されたレーザ光を大気中に照射し、当該レーザ光に対する散乱光を受光する送受信部」に相当する。
また、光受信機8、A/D変換器9及びFFT装置10は、本発明の「出力部により出力されたレーザ光及び送受信部を介して得られた光に対してヘテロダイン検波を行い、受信信号を得る受信信号取得部」に相当する。
また、光スイッチ5は、本発明の「送受信部を制御する制御部」に相当する。
また、雑音スペクトル記憶部111は、本発明の「制御部によりレーザ光が出力されつつも大気中には照射しないよう制御された場合において受信信号取得部により得られた受信信号を、雑音信号として記憶する記憶部」に相当する。
また、周波数差分部112は、本発明の「制御部によりレーザ光を大気中に照射するよう制御された場合において受信信号取得部により得られた受信信号から、記憶部に記憶された雑音信号を、周波数領域で差分する周波数差分部」に相当する。
また、周波数シフト解析装置12及び風速演算装置13は、本発明の「周波数差分部による差分結果に基づいて、風速値を計測する風速計測部」に相当する。
次に、上記のように構成された風計測ライダ装置の動作について、図1〜3を参照しながら説明する。まず、雑音スペクトルの計測について説明する。
風計測ライダ装置による雑音スペクトルの計測では、まず、光源1は単一周波数からなる連続波光(レーザ光)を出力し、光分配機2はこのレーザ光を2分配してパルス変調器3及び光カプラ7に出力する。
次いで、パルス変調器3は、光分配機2からのレーザ光に対して所定の周波数シフトを与え、さらにパルス変調をかける。このパルス変調器3によりパルス変調されたレーザ光は光サーキュレータ4を介して光スイッチ5に出力される。
次いで、光スイッチ5は、外部からの制御信号に従って、パルス変調器3からのレーザ光の出力先として光アンテナ6が接続されていないチャンネルを選択し、当該出力先にレーザ光を出力する。これにより、レーザ光は大気中には照射されず、光アンテナ6により散乱光は集光されない。
次いで、光カプラ7は、光分配機2からのレーザ光と光サーキュレータ4を介した光スイッチ5側からの光(レーザ光に対する装置内部の散乱光や出力端面での反射光)とを合波し、光受信機8に出力する。
次いで、光受信機8は、光カプラ7からの光信号をヘテロダイン検波して電気信号に変換する。
次いで、A/D変換器9は、光受信機8からの受信信号のA/D変換を行い、FFT装置10はこの電気信号に対してFFT処理を行い、信号スペクトルを求める。
次いで、雑音スペクトル差分装置11の雑音スペクトル記憶部111は、FFT装置10からの信号スペクトルを雑音スペクトルとして記憶する。このように、光スイッチ5によりレーザ光の出力先として光アンテナ6が接続されていないチャンネルが選択された場合に得られた信号スペクトルを、雑音スペクトルとして予め記録する。
なお、予め記録する雑音スペクトルは、レーザ光1ショットに相当する時間分解能で計測してもよいし、n回積算して計測してもよい。
ここで、雑音スペクトルの例を図2に示す。図2において、(a)は遠距離における雑音スペクトルを示し、(b)は近距離における雑音スペクトルを示している。図2に示すように、近距離では、レーザ光に対する装置内部の散乱光や出力端面での反射光に伴うショット雑音の影響がある。そのため、遠距離におけるスペクトルに対して高い値となり、さらにその形状が異なる場合もある。本発明では、レーザ光を出力しつつも大気中には照射しないように制御した状態で信号スペクトルを求めることで、雑音スペクトルを正確に計測することができる。
次に、上記雑音スペクトルを用いた風速計測について説明する。
風計測ライダ装置による風速計測では、まず、光源1は単一周波数からなる連続波光(レーザ光)を出力し、光分配機2はこのレーザ光を2分配してパルス変調器3及び光カプラ7に出力する。
次いで、パルス変調器3は、光分配機2からのレーザ光に対して所定の周波数シフトを与え、さらにパルス変調をかける。このパルス変調器3によりパルス変調されたレーザ光は光サーキュレータ4を介して光スイッチ5に出力される。
次いで、光スイッチ5は、外部からの制御信号に従って、パルス変調器3からのレーザ光の出力先として所定の光アンテナ6が接続されたチャンネルを選択し、当該出力先にレーザ光を出力する。これにより、光アンテナ6から大気中の所定方向にレーザ光が照射される。
大気中に照射されたレーザ光は、大気中に浮遊するエアロゾル等の散乱体により散乱され、光アンテナ6によりこの散乱光が集光される。そして、この散乱光は、光スイッチ5及び光サーキュレータ4を介して光カプラ7に出力される。
次いで、光カプラ7は、光分配機2からのレーザ光と光サーキュレータ4を介した光スイッチ5側からの光(散乱光と、レーザ光に対する装置内部の散乱光や出力端面での反射光)とを合波し、光受信機8に出力する。このとき、エアロゾル等の散乱体が風に乗って移動しているため、散乱光には風速に相当するドップラーシフト周波数が生じている。
次いで、光受信機8は、光カプラ7からの光信号をヘテロダイン検波して電気信号に変換する。このとき、電気信号の周波数は、風速に相当するドップラー周波数シフトと同じ値となる。
次いで、A/D変換器9は、光受信機8からの受信信号のA/D変換を行い、FFT装置10はこの電気信号に対してFFT処理を行い、信号スペクトルを求める。
次いで、雑音スペクトル差分装置11の周波数差分部112は、FFT装置10からの信号スペクトルから、雑音スペクトル記憶部111に記憶された雑音スペクトルを、周波数領域で差分する。この周波数差分部112による雑音補正後の信号スペクトルは周波数シフト解析装置12に出力される。
ここで、雑音スペクトル、レーザ光を大気中に照射した場合に得られた信号スペクトル、及び雑音補正後の信号スペクトルの例を図3に示す。図3において、(a)は遠距離における各スペクトルを示し、(b)は近距離における各スペクトルを示している。図3に示すように、雑音スペクトル差分装置11により信号スペクトルから雑音スペクトルが差分されると、雑音スペクトルの“形状”が補正され、相対強度0dBにオフセットが重畳された信号スペクトルを得ることができる。これにより、周波数シフト解析装置12におけるピーク周波数位置の算出において、雑音レベル変動の影響を受けずに算出を行うことができる。
次いで、周波数シフト解析装置12は、雑音スペクトル差分装置11からの雑音補正後の信号スペクトルを線形領域に変換して、重心演算処理によりピーク周波数を算出し、周波数シフト量を算出する。そして、風速演算装置13は、この周波数シフト量から風速値を算出する。
なお、雑音スペクトル差分装置11の後段にオフセット補正装置に接続し、当該オフセット補正装置にて雑音補正後の信号スペクトルを線形領域に変換してオフセット補正を行うようにしてもよい。
この場合、オフセット補正装置では、まず、線形領域に変換した信号スペクトルに対して信号スペクトル形状の相関フィルタをかけて、おおよそのピーク周波数位置を算出する。そして、そのピーク周波数位置から十分離れた周波数位置においてオフセット量を算出し、このオフセット量を信号スペクトルから差分する。これにより、オフセット補正された信号スペクトルを得る。なお、オフセット補正装置を追加した場合には、周波数シフト解析装置12において信号スペクトルを線形領域に変換する必要はない。
なお上記では、パルス変調器3により光分配機2からのレーザ光に対して所定の周波数シフトを与え、さらにパルス変調をかける場合について示した。しかしながら、これに限るものではなく、パルス変調器3では光分配機2からのレーザ光に対してパルス変調のみをかけ、光分配機2と光カプラ7との間に、光分配機2からのレーザ光に所定の周波数シフトを与える音響光学素子等を挿入するようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、レーザ光を出力しつつも大気中には照射しないように制御して得られた信号スペクトルを雑音信号とするように構成したので、レーザ照射をonにした状態で雑音レベルを計測するため、レーザ光によるショット雑音の効果を含んだ雑音補正を実施することができ、補正誤差なく風速計測を実施できる。
また、本発明に係る風計測ライダ装置の制御部として、図1では光スイッチ5を用いた構成について示した。しかしながら、この構成に限るものではなく、例えば図4,5に示すような構成としてもよい。図4は、制御部としてシャッタ5bを用い、雑音スペクトルを取得する場合にシャッタ5bでレーザ光を遮蔽するように構成したものである。図5は、制御部としてスキャナ5c及び遮蔽板5dを用い、スキャナ5cでレーザ光を走査する際に一方向を遮蔽板5dで覆い、この遮蔽板5dで覆った部分において雑音スペクトルを取得するように構成したものである。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2に係る風計測ライダ装置の構成を示す図である。この図6に示す実施の形態2に係る風計測ライダ装置は、図1に示す実施の形態1に係る風計測ライダ装置に距離原点校正装置14を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
なお図6において、A/D変換器9と距離原点校正装置14との間、距離原点校正装置14と風速演算装置13との間は、電気信号ケーブルのような電気回路により接続されている。
距離原点校正装置14は、光スイッチ5によりレーザ光の出力先として光アンテナ6が接続されていないチャンネルが選択された場合においてA/D変換器9により得られた電気信号を、距離値原点として校正するものである。ここで、距離値は、通常、パルス変調器3に入力される制御信号をトリガ信号とする。それに対し、距離原点校正装置14では、図7に示すように、光アンテナ6が接続されていないチャンネルの出力端面からの信号を距離値原点とするよう、上記トリガ信号に対するオフセット信号を風速演算装置13に出力する。
そして、風速演算装置13は、周波数シフト解析装置12からの周波数シフト量に基づいて、距離値原点校正装置14により校正された距離値原点に対する風速値を算出する。
なお、距離原点校正装置14は、本発明の「前記制御部によりレーザ光が出力されつつも大気中には照射しないよう制御された場合において前記受信信号取得部により得られた受信信号を距離値原点として校正する距離原点校正部」に相当する。
以上のように、この実施の形態2によれば、レーザ光を出力しつつも大気中には照射しないように制御して得られた電気信号を距離値原点として校正し、当該距離値原点に対する風速値を計測するように構成したので、装置組み上げ後の光路長さを自動的に補正することができる。また、温度等で光路長が変化した場合でも自動で補正することができる。
なお、図6に示す風計測ライダ装置では、制御部として光スイッチ5を用いた構成について示した。しかしながら、この構成に限るものではなく、制御部として例えば図4に示すシャッタ5bを用いた構成や図5に示すスキャナ5c及び遮蔽板5dを用いた構成に、距離原点校正装置14を追加するようにしてもよい。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3に係る風計測ライダ装置の構成を示す図である。この図8に示す実施の形態3に係る風計測ライダ装置は、図1に示す実施の形態1に係る風計測ライダ装置に異常検出装置15を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
なお図8において、雑音スペクトル差分装置11と異常検出装置15との間、異常検出装置15と周波数シフト解析装置12との間は、電気信号ケーブルのような電気回路により接続されている。
異常検出装置15は、図9に示すように、光スイッチ5によりレーザ光の出力先として光アンテナ6が接続されていないチャンネルが選択された場合において雑音スペクトル差分装置11により得られた信号スペクトルから当該レーザ光の送信パワー及びスペクトル(スペクトル幅)をモニタし、異常検出又は当該レーザ光を用いて散乱光を受光した場合での受信信号の有効性を判断するものである。また、受信信号が有効であると判断した場合には、上記スペクトル幅を保存して周波数シフト演算装置12に出力する。
なお、図9(b)はスペクトル幅の確認手法の一例を示す図である。図9(b)では、相関フィルタによるピークサーチによりピーク周波数を検出し、重心演算やフィッティング等によりスペクトル幅を検出している。
例えば、送信パワーの異常は光源1の出力低下が想定でき、また、スペクトル幅の異常は光源1の出力低下や雑音混入などが想定できる。これらの異常は、風計測にとって、受信SN比や周波数シフト計測精度に影響し、結果的には風速計測精度に影響する。したがって、これらの異常を検出することで、長期間計測における有効データ率確保における部品交換等の早期対策を実施することができる。
そして、周波数シフト解析装置12は、異常検出装置15により異常が検出された場合には、該当するレーザ光による受信信号に対しては処理を行わず、観測者に異常を知らせるための異常値を出力する。
なお、異常検出装置15は、本発明の「前記制御部によりレーザ光が出力されつつも大気中には照射しないよう制御された場合において前記受信信号取得部により得られた受信信号から、当該レーザ光の送信パワー及びスペクトルをモニタし、異常検出又は当該レーザ光による受信信号の有効性を判断する異常検出部」に相当する。
以上のように、この実施の形態3によれば、レーザ光を出力しつつも大気中には照射しないように制御して得られた受信信号から、当該レーザ光の送信パワー及びスペクトルをモニタし、異常検出又は当該レーザ光による受信信号の有効性を判断するように構成したので、レーザ光の出力端面からの反射光のピーク値を解析することにより、取得データの有効性の判断が可能となる。また、上記データを解析することにより、光源1や各種光学部品の異常検出を行うことができる。
なお、図8に示す風計測ライダ装置では、制御部として光スイッチ5を用いた構成について示した。しかしながら、この構成に限るものではなく、制御部として例えば図4に示すシャッタ5bを用いた構成や図5に示すスキャナ5c及び遮蔽板5dを用いた構成に、異常検出装置15を追加するようにしてもよい。
また、実施の形態1〜3に係る風計測ライダ装置では、光回路として光ファイバを用いた場合について示したが、空間伝搬での光回路により構成するようにしてもよい。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る風計測ライダ装置は、レーザ光によるショット雑音の効果を含んだ雑音補正を実施することができ、補正誤差なく風速計測を実施でき、風計測ライダ装置等に用いるのに適している。
1 光源、2 光分配機、3 パルス変調器、4 光サーキュレータ、5 光スイッチ、5b シャッタ、5c スキャナ、5d 遮蔽板、6 光アンテナ、7 光カプラ、8 光受信機、9 アナログ−ディジタル変換器(A/D変換器)、10 高速フーリエ解析装置(FFT装置)、11 雑音スペクトル差分装置、12 周波数シフト解析装置、13 風速演算装置、14 距離原点校正装置、15 異常検出装置、111 雑音スペクトル記憶部、112 周波数差分部。

Claims (2)

  1. レーザ光を出力する出力部と、
    前記出力部により出力されたレーザ光を大気中に照射し、当該レーザ光に対する散乱光を受光する送受信部と、
    前記出力部により出力されたレーザ光及び前記送受信部を介して得られた光に対してヘテロダイン検波を行い、受信信号を得る受信信号取得部と、
    前記送受信部を制御する制御部と、
    前記制御部によりレーザ光が出力されつつも大気中には照射しないよう制御された場合において前記受信信号取得部により得られた受信信号を、雑音信号として記憶する記憶部と、
    前記制御部によりレーザ光を大気中に照射するよう制御された場合において前記受信信号取得部により得られた受信信号から、前記記憶部に記憶された雑音信号を、周波数領域で差分する周波数差分部と、
    前記周波数差分部による差分結果に基づいて、風速値を計測する風速計測部と、
    前記制御部によりレーザ光が出力されつつも大気中には照射しないよう制御された場合において、パルス光発生に対するトリガ信号が入力されてから、前記受信信号取得部により受信信号が得られるまでの時間差をオフセット時間とし、前記制御部によりレーザ光を大気中に照射するよう制御された場合において、パルス光発生に対するトリガ信号が入力されてから、前記受信信号取得部により受信信号が得られるまでの時間差から前記オフセット時間を差分して、距離値原点校正する距離原点校正部を備え、
    前記風速計測部は、前記距離原点校正部により校正された距離値原点に対する風速値を計測する
    ことを特徴とする風計測ライダ装置。
  2. レーザ光を出力する出力部と、
    前記出力部により出力されたレーザ光を大気中に照射し、当該レーザ光に対する散乱光を受光する送受信部と、
    前記出力部により出力されたレーザ光及び前記送受信部を介して得られた光に対してヘテロダイン検波を行い、受信信号を得る受信信号取得部と、
    前記送受信部を制御する制御部と、
    前記制御部によりレーザ光が出力されつつも大気中には照射しないよう制御された場合において前記受信信号取得部により得られた受信信号を、雑音信号として記憶する記憶部と、
    前記制御部によりレーザ光を大気中に照射するよう制御された場合において前記受信信号取得部により得られた受信信号から、前記記憶部に記憶された雑音信号を、周波数領域で差分する周波数差分部と、
    前記周波数差分部による差分結果に基づいて、風速値を計測する風速計測部と、
    前記制御部によりレーザ光が出力されつつも大気中には照射しないよう制御された場合において前記受信信号取得部により得られた受信信号から、当該レーザ光の送信パワー及びスペクトルをモニタし、異常検出又は当該レーザ光による受信信号の有効性を判断する異常検出部を備えた風計測ライダ装置。
JP2015541407A 2013-10-11 2013-10-11 風計測ライダ装置 Active JP6177338B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/077793 WO2015052839A1 (ja) 2013-10-11 2013-10-11 風計測ライダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015052839A1 JPWO2015052839A1 (ja) 2017-03-09
JP6177338B2 true JP6177338B2 (ja) 2017-08-09

Family

ID=52812686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015541407A Active JP6177338B2 (ja) 2013-10-11 2013-10-11 風計測ライダ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9971035B2 (ja)
EP (1) EP3056924B1 (ja)
JP (1) JP6177338B2 (ja)
CN (1) CN105637383B (ja)
WO (1) WO2015052839A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017015547A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 キヤノン株式会社 速度計、および物品製造方法
JP6584523B2 (ja) * 2015-11-18 2019-10-02 三菱電機株式会社 レーザレーダ装置
CN105445753B (zh) * 2015-11-19 2017-10-03 北京理工大学珠海学院 一种全光纤相干测风激光雷达及其测风方法
CN105467400B (zh) * 2016-01-06 2018-05-01 中国科学技术大学 一种确定种子激光成功注入的自动检测和筛选电路
US20190018144A1 (en) * 2016-01-27 2019-01-17 Mitsubishi Electric Corporation Coherent lidar
EP3531168B1 (en) * 2016-11-28 2022-01-05 Mitsubishi Electric Corporation Data processing device, laser radar device, and wind measurement system
CN106772439B (zh) * 2017-01-06 2023-09-15 前郭尔罗斯蒙古族自治县岱旭风能有限公司 多距离分层测量风场的机舱式激光测风雷达及其测量方法
CN106772440B (zh) * 2017-01-12 2023-09-19 杭州赛尤新能源科技有限公司 采用变频激光测风雷达的测风系统及变频控制方法
JP6879023B2 (ja) * 2017-04-07 2021-06-02 株式会社豊田中央研究所 レーザレーダ装置
US20210408790A1 (en) * 2017-04-26 2021-12-30 Mitsubishi Electric Corporation Ai system, laser radar system and wind farm control system
CN108646230B (zh) * 2018-05-16 2020-12-29 北京观详光电技术有限公司 一种混合式多普勒激光雷达及其使用方法
JP6797329B2 (ja) * 2018-06-12 2020-12-09 三菱電機株式会社 光測距装置及び加工装置
US11971507B2 (en) * 2018-08-24 2024-04-30 Velodyne Lidar Usa, Inc. Systems and methods for mitigating optical crosstalk in a light ranging and detection system
JP7029620B2 (ja) * 2018-09-21 2022-03-04 南京牧▲レー▼激光科技有限公司 パルス干渉ドップラー風計測レーザーレーダー及び風計測方法
JP7224884B2 (ja) * 2018-12-06 2023-02-20 日本信号株式会社 測距装置
US11556000B1 (en) 2019-08-22 2023-01-17 Red Creamery Llc Distally-actuated scanning mirror
JP6808859B2 (ja) * 2020-01-24 2021-01-06 キヤノン株式会社 速度計、および物品製造方法
CN113406661B (zh) * 2021-04-25 2022-10-18 中国科学院精密测量科学与技术创新研究院 一种多通道原子滤光昼夜自动切换装置
CN115236697B (zh) * 2022-09-23 2022-12-13 中国人民解放军国防科技大学 分时多频脉冲测风激光雷达系统和风速测量方法
CN115951328B (zh) * 2023-03-10 2023-05-16 中国人民解放军国防科技大学 基于概率密度约束的测风激光雷达风速估计方法和装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3307730B2 (ja) * 1993-08-30 2002-07-24 浜松ホトニクス株式会社 光学測定装置
JPH1039021A (ja) * 1996-07-25 1998-02-13 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd レーザレーダ装置
JPH10170437A (ja) * 1996-12-11 1998-06-26 Tokyo Gas Co Ltd レーザレーダにおける距離原点検出装置
JP3400311B2 (ja) * 1997-09-19 2003-04-28 本田技研工業株式会社 車両用距離センサにおける検出異常判定方法
GB2336050B (en) * 1998-03-31 2003-03-26 Marconi Gec Ltd Improvements in or relating to remote air detection
JP2001074842A (ja) 1999-09-07 2001-03-23 Minolta Co Ltd 測距装置
JP2001166043A (ja) * 1999-12-10 2001-06-22 Mazda Motor Corp 物体位置検出装置
JP3911575B2 (ja) 2001-12-18 2007-05-09 株式会社トプコン パルス方式の光波距離計
JP3794361B2 (ja) * 2002-08-28 2006-07-05 三菱電機株式会社 レーダ信号処理装置及びレーダ信号処理方法
JP3966301B2 (ja) * 2004-03-25 2007-08-29 株式会社デンソー 車両用レーダ装置
EP1790997B1 (en) * 2004-09-15 2014-01-15 Mitsubishi Electric Corporation Lightwave radar apparatus
JP4487715B2 (ja) * 2004-10-01 2010-06-23 株式会社デンソー 車両用レーダ装置
JP5197023B2 (ja) 2008-01-09 2013-05-15 三菱電機株式会社 レーザレーダ装置
US8508723B2 (en) 2011-02-14 2013-08-13 Optical Air Data Systems, Llc Laser wind velocimeter with multiple radiation sources
JP5881099B2 (ja) * 2011-10-06 2016-03-09 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 光学式遠隔気流計測装置の有色ノイズ低減方法とその装置
JP2013108840A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Mitsubishi Electric Corp レーザレーダ装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3056924A1 (en) 2016-08-17
JPWO2015052839A1 (ja) 2017-03-09
EP3056924A4 (en) 2017-06-14
US20160223674A1 (en) 2016-08-04
CN105637383A (zh) 2016-06-01
WO2015052839A1 (ja) 2015-04-16
CN105637383B (zh) 2017-11-14
US9971035B2 (en) 2018-05-15
EP3056924B1 (en) 2020-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6177338B2 (ja) 風計測ライダ装置
JP5868504B2 (ja) 風計測コヒーレントライダ装置
JP6846506B2 (ja) 時間領域波形マッチングによるレーザ測距システム及びその方法
JP5638345B2 (ja) レーザ画像計測装置
JP5590884B2 (ja) 光学距離測定方法及びそれを用いた光学距離測定装置
JP6958990B2 (ja) 光学機器、制御方法、プログラム及び記憶媒体
KR20120096941A (ko) 고정밀 거리 측정 장치
JP2011522216A (ja) 対物距離計測方法及び装置
US20190018144A1 (en) Coherent lidar
JP4654996B2 (ja) テラヘルツ波応答測定装置
JP5855262B2 (ja) コヒーレントライダ装置及びレーザレーダ装置
WO2014203654A1 (ja) 距離測定装置、形状測定装置、加工システム、距離測定方法、形状測定方法および加工方法
EP3564652B1 (en) Laser radar device
JP2015094760A5 (ja)
CN110914706A (zh) Lidar测量装置
US11703450B2 (en) Optical beam controller and optical interference tomographic imaging device using same
US9025138B2 (en) Method for suppressing an echo signal
JP6180961B2 (ja) 干渉計の較正方法及びこの較正方法を用いた干渉計
CN109196326B (zh) 光学时域反射仪及其使用方法
KR101044000B1 (ko) 도플러 주파수 측정방법과 장치 및 이를 이용한 레이더 세트의 시험 시스템
JP2014174069A (ja) レーザ測距装置
JP7192959B2 (ja) 測距装置及び測距方法
WO2017142443A3 (ru) Способ оценки вибрационных сигналов вдоль протяженных объектов
JPWO2020246269A1 (ja) コヒーレントライダ装置
KR101539556B1 (ko) 듀얼 주파수 레이저를 이용한 거리 측정장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6177338

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250