JP6175336B2 - 電気駆動機器を備える車両 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば電気自動車といった、バッテリなどの電気駆動機器を備える車両に関する。
電気自動車では、バッテリに蓄電した電力によりモータを駆動し、モータの駆動力により走行する。航続距離は、バッテリの蓄電電力により制限される。電気自動車には、大容量のバッテリを、多数で積載することが望ましい。
電気自動車では、一般的に、多数のバッテリを、乗車空間の床下または後部の荷室に積載している。しかしながら、電気自動車の乗車空間または荷室にすべてのバッテリを配置する場合、乗車空間や荷室の積載能力と、航続距離との間に、トレードオフが成立する。電気自動車の航続距離を上げるためには、乗車空間や荷室の積載能力を犠牲する必要がある。
このように、電気自動車などの車両では、乗車空間や荷室を犠牲にしないで、車両の航続距離を向上する、ことが求められる。そこで、車両のたとえばエンジン室などの前部に、バッテリなどの電気駆動機器を配置することが考えられる(特許文献1)。
これにより、乗車空間や荷室が犠牲となり難い。
特開2011−20625号公報
しかしながら、バッテリなどの電気駆動機器を車両の前部に配置する場合、乗車空間や荷室に配置する場合と比べて、車両の衝突性能に影響を与える可能性がある。電気自動車を含む自動車の衝突試験には、たとえばフルラップ衝突試験、オフセット衝突試験、スモールオーバラップ試験などがある。
このように電気自動車などの車両では、たとえば車両の衝突性能への影響または乗車空間や荷室の積載能力への影響を抑えつつ、車両の航続距離を向上する、ことが求められる。
本発明に係る電気駆動機器を備える車両は、バッテリを含む電気駆動機器を備える車両であって、車両の乗車空間の前隔壁から前方へ突出する一対のロアフレームと、前記一対のロアフレームより高い位置であって、前記一対のロアフレームより車両の車幅方向外側の位置において、前記前隔壁から前方へ突出する一対のアッパフレームと、前記一対のロアフレームの中央部分および一対のアッパフレームの中央部分を相互に連結する縦壁であって、前記縦壁と前記前隔壁との間に、車両を駆動するための電気駆動機器が収容される、収容用縦壁部材と、前記収容用縦壁部材から前側に離間した位置で縦に配置される、入力用縦壁部材と、を有し、前記入力用縦壁部材は、前記収容用縦壁部材より前側で前記一対のロアフレームの間に縦設され、前記一対のロアフレームの間を連結する、第1縦面部と、前記第1縦面部から左右方向へ突出する一対の第1延長フレームと、を有し、前記第1縦面部から左右方向へ突出する前記一対の第1延長フレームは、前記第1縦面部の左右において一対のアッパフレームと連結される。
好適には、前記一対のアッパフレームは、前記第1延長フレームとの連結部分より前へ延び、前記一対のアッパフレームの先端が前記車両の前輪の前側に位置する、とよい。
好適には、前記入力用縦壁部材は、前記第1縦面部から左右方向へ突出する一対の第2延長フレームを有し、前記第1縦面部から左右方向へ突出する前記一対の第2延長フレームは、前記第1縦面部の左右において前記車両の前輪の前側に位置する前記一対のアッパフレームの先端の部分と連結される、とよい。
好適には、前記入力用縦壁部材は、前記一対のロアフレームの間を連結する第1横フレーム、前記第1横フレームの上側または下側に配置される第2横フレーム、および、前記第1横フレームと前記第2横フレームとの間を連結する複数の縦フレーム、を有し、前記第1横フレーム、前記第2横フレームおよび前記複数の縦フレームにより前記第1縦面部としてのフレーム枠形状を有し、前記一対の第1延長フレームは、前記第2横フレームを左右方向へ延長する位置において、前記第1縦面部から左右方向へ突出する、とよい。
好適には、前記入力用縦壁部材は、前記一対のロアフレームの間を連結する第1横フレーム、前記第1横フレームの上側または下側に配置される第2横フレーム、および、前記第1横フレームと前記第2横フレームとの間を連結する複数の縦フレーム、を有し、前記第1横フレーム、前記第2横フレームおよび前記複数の縦フレームにより前記第1縦面部としてのフレーム枠形状を有し、前記一対の第2延長フレームは、前記第1横フレームを左右方向へ延長する位置において、前記第1縦面部から左右方向へ突出する、とよい。
本発明では、車両の前部に配置されたバッテリを含む電気駆動機器を配置し、車両の航続距離を向上できる。乗車空間や荷室の積載能力への影響を抑えることができる。
そして、収容用縦壁部材および入力用縦壁部材による二重壁により、車両の前部に配置されたバッテリを含む電気駆動機器を保護できる。衝突の衝撃は入力用縦壁部材に入力され、入力用縦壁部材と収容用縦壁部材との間のフレームが座屈することにより、衝撃を吸収できる。
特に、入力用縦壁部材は、一対のロアフレームの間に縦に設けられ、一対のロアフレームの間を連結する、第1縦面部を有する。第1縦面部は、車両の幅方向に広い面状の入力壁として機能し得る。よって、たとえばフルラップ衝突またはオフセット衝突のように衝撃が前方から略真直ぐに入力される場合でも、斜め方向から入力される場合でも、これらの衝撃を面状の第1縦面部で受け支えることができる。従来の車両では一対のロアフレームの間にエンジンがマウントされるために採用することができなかったフレーム構造により、高い衝突吸収能力を得ることができる。
また、第1縦面部の左右には、一対のアッパフレームと連結される一対の第1延長フレームが突出する。一対のアッパフレームは、一対の第1延長フレームおよび第1縦面部により相互に連結される。アッパフレームの先端または先端近くの部分で、アッパフレームの強度を向上できる。スモールオーバラップ衝突に対する衝撃吸収能力を向上できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る、電気自動車を上から見た概略透視図である。 図2は、図1の電気自動車を左側から見た概略透視図である。 図3は、図1の電気自動車での駆動系の説明図である。 図4は、図1の電気自動車を前側から見た概略透視図である。 図5は、第2実施形態に係る、電気自動車を左側から見た概略透視図である。 図6は、図5の電気自動車を前側から見た概略透視図である。 図7は、第3実施形態に係る、電気自動車を左側から見た概略透視図である。 図8は、図7の電気自動車を前側から見た概略透視図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る、電気自動車1を上から見た概略透視図である。図2は、図1の電気自動車1を左側から見た概略透視図である。以下、図1での電気自動車1の姿勢を基準として、上下前後および左右を使用する。
電気自動車1は、車両の一種である。電気自動車1は、バッテリの蓄電電力でモータを駆動する。このバッテリ、モータは、電気駆動機器である。車両には、この他にもたとえば、電気駆動機器とともにエンジンなどの燃料駆動機器を備えるハイブリッド自動車、燃料駆動機器を備える既存の自動車、がある。
図1の電気自動車1は、複数の骨格部材を有する車体2を有する。図1の車体2は、乗員が乗車する乗車空間3、乗車空間3の前側の前室4、乗車空間3の後側の荷室5、を有する。乗車空間3と荷室5とは1つに連結される。車体2は、2ボックスタイプである。これらの空間は、複数の骨格部材により画成される。図1には、複数の骨格部材のうち、一対のメインフレーム6、一対のアッパサイドフレーム7、を図示している。車体2の下部には、二対の車輪8,9が配置される。一対の前輪8は、前室4に配置される。一対の後輪9は、荷室5に配置される。
一対のメインフレーム6は、車体2の前室4から荷室5に至る骨格部材である。メインフレーム6は、高剛性鋼鈑による中空の角材である。メインフレーム6は、車体2の底面に沿って、前後方向に延在する。一対の前輪8および一対の後輪9は、一対のメインフレーム6に軸支される。乗車空間3内のシート10は、一対のメインフレーム6に直接的または間接的に取り付けられる。メインフレーム6は、乗車空間3と前室4とを仕切るトーボード11から前方へ突出する。一対のメインフレーム6は、トーボード11についての、車体2の左右方向の中央寄りの下部から、前方へ突出する。
一対のアッパサイドフレーム7は、車体2の前室4から荷室5に至る骨格部材である。アッパサイドフレーム7は、高剛性鋼鈑による中空の角材である。アッパサイドフレーム7は、車体2の上部に沿って、前後方向に延在する。一対のアッパサイドフレーム7は、トーボード11についての、車体2の左右側面寄りの上部から、前方へ突出する。一対のアッパサイドフレーム7は、車体2の上下方向において、一対のメインフレーム6より高い位置で突出する。一対のアッパサイドフレーム7は、車体2の左右方向において、一対のメインフレーム6より左右方向の外側に位置する。前室4において、一対のアッパサイドフレーム7は、ボンネットの下に配置される。アッパサイドフレーム7およびメインフレーム6の間に板金が固定され、この板金に前輪8を懸架するサスペンションが取り付けられる。
一対のメインフレーム6の先端には、一般的に、一対のクラッシュボックス12およびバンパビーム13が取り付けられる。クラッシュボックス12は、一対のメインフレーム6から前へ突出する。バンパビーム13は、一対のクラッシュボックス12の前端に連結される。一対のクラッシュボックス12の上には、枠フレーム14が取り付けられる。枠フレーム14には、ラジエタが取り付けられる。
図3は、図1の電気自動車1での駆動系の説明図である。
図3は、電気自動車1の駆動系の一例である。駆動系は、電気駆動機器として、第1バッテリモジュール21、第2バッテリモジュール22、DC(Direct Current)/DCコンバータ23、前モータ24、後モータ25、コントロールユニット26、を有する。
第1バッテリモジュール21および第2バッテリモジュール22は、電気を蓄電する電池である。バッテリモジュール21,22は、電気を蓄電する複数の電池セルを有する。図1において、第2バッテリモジュール22は、乗車空間3において、後側のシート10と床面との間に積載される。このため、後側のシート10は、前側のシート10より高い。
前モータ24は、一対の前輪8を駆動するモータである。前モータ24は、たとえば直流モータでよい。前モータ24は、一対の前輪8をダイレクトに駆動しても、変速機などを介して間接的に駆動してもよい。図1において、前モータ24は、前室4において、一対のメインフレーム6に取り付けられる。
後モータ25は、一対の後輪9を駆動するモータである。後モータ25は、たとえば直流モータでよい。後モータ25は、一対の後輪9をダイレクトに駆動しても、変速機などを介して間接的に駆動してもよい。図1において、後モータ25は、荷室5において、一対のメインフレーム6に取り付けられる。
DC/DCコンバータ23は、第1バッテリモジュール21、第2バッテリモジュール22、前モータ24、後モータ25、コントロールユニット26に接続される。DC/DCコンバータ23は、第1バッテリモジュール21および第2バッテリモジュール22から入力される電圧を前モータ24および後モータ25へ供給する。DC/DCコンバータ23は、バッテリモジュール21,22から供給される直流電圧を個別に昇圧し、昇圧した電圧を前モータ24および後モータ25へ個別に供給してよい。
コントロールユニット26は、乗員の操作に基づいて、図3の駆動系の動作および停止を制御する。たとえばシート10に着座した乗員によりアクセルペダルが操作された場合、DC/DCコンバータ23から前モータ24および後モータ25への電力供給を開始する。逆に、アクセルペダルが操作されなくなった場合、DC/DCコンバータ23から前モータ24および後モータ25への電力供給を停止する。また、アクセルペダルの操作量に応じて前モータ24および後モータ25への供給電力を調整する。これにより、前モータ24および後モータ25の回転、停止、回転数が制御される。車両は、前モータ24および後モータ25の回転に応じて、停止状態から加速し、減速して停止する。
ところで、電気自動車1では、バッテリに蓄電した電力によりモータを駆動し、モータの駆動力により走行する。航続距離は、バッテリの蓄電電力により制限される。電気自動車1には、大容量のバッテリモジュール21,22を、多数で積載するとよい。このため、電気自動車1では、一般的に、多数のバッテリを、乗車空間3の床下または後部の荷室5に積載している。図1においても、第2バッテリモジュール22は、乗車空間3において、後側のシート10と床面との間に積載される。
しかしながら、電気自動車1の乗車空間3または荷室5にすべてのバッテリを配置する場合、乗車空間3や荷室5の積載能力と、航続距離との間に、トレードオフが成立する。電気自動車1の航続距離を上げるためには、乗車空間3や荷室5の積載能力を犠牲する必要がある。図1においても、たとえば第1バッテリモジュール21の分を第2バッテリモジュール22として積載する場合、後側のシート10の高さを更に上げなければならなくなる。乗車空間3の快適性が損なわれる。
このように、電気自動車1などの車両では、乗車空間3や荷室5を犠牲にしないで、車両の航続距離を向上する、ことが求められる。そこで、車体2のたとえばエンジン室などの前室4に、バッテリなどの電気駆動機器を配置することが考えられる。これにより、乗車空間3や荷室5が犠牲となり難い。
しかしながら、バッテリなどの電気駆動機器を車体2の前室4に配置する場合、乗車空間3や荷室5に配置する場合と比べて、車体2の衝突性能に影響を与える可能性がある。電気自動車1を含む自動車の衝突試験には、たとえばフルラップ衝突試験、オフセット衝突試験、スモールオーバラップ衝突試験などがある。バッテリなどを乗車空間3などに配置する場合には、燃料駆動機器を備える既存の自動車の車体2をそのまま流用し、これらの試験に対応し得る。
このように電気自動車1などの車両では、たとえば車両の衝突性能への影響または乗車空間3や荷室5の積載能力への影響を抑えつつ、車両の航続距離を向上する、ことが求められる。
そこで、本実施形態では、バッテリモジュール21,22などの電気駆動機器を車体2の前室4に配置しても、フルラップ衝突試験、オフセット衝突試験、スモールオーバラップ衝突試験に対応し得る車体構造を提供する。特に、燃料駆動機器を備える既存の自動車の車体2では、エンジンなどを車体2の前室4に配置する必要がある関係から採用し得なかった、車体構造を提供する。以下、詳しく説明する。
以下の説明では、図1および図2とともに、図4を参照して説明する。図4は、図1の電気自動車1を前側から見た概略透視図である。
図1および図2に示すように、本実施形態の電気自動車1では、第1バッテリモジュール21、DC/DCコンバータ23、コントロールユニット26、および前モータ24は、車体2の前室4に設置される。
トーボード11から前へ突出する一対のメインフレーム6の中央部分には、収容用縦壁部材31が立設される。
収容用縦壁部材31は、一対のメインフレーム6から一対のアッパサイドフレーム7に至る高さを有する。収容用縦壁部材31は、一対のメインフレーム6の中央部分および一対のアッパサイドフレーム7の中央部分を相互に連結する。収容用縦壁部材31は、たとえば高剛性角材を矩形枠形状に組み立てたものでよい。収容用縦壁部材31は、また、防塵等のために鋼板としてよい。
収容用縦壁部材31とトーボード11との間には、床板部材32が配置される。
床板部材32の上に、第1バッテリモジュール21、DC/DCコンバータ23、コントロールユニット26、が並べて搭載される。床板部材32の下側に、前モータ24が配置される。前モータ24は、一対のメインフレーム6に取り付けられる。
収容用縦壁部材31とトーボード11との間に、第1バッテリモジュール21などの電気駆動機器を収容できる。
床板部材32により、収容用縦壁部材31とトーボード11との間の剛性を、向上できる。一対のメインフレーム6の後部分は、前部分より座屈し難くなる。電気駆動機器の保護機能を向上できる。
一対のメインフレーム6の前端と一対のクラッシュボックス12との間には、入力用縦壁部材41が連結される。
入力用縦壁部材41は、図4に示すように、第1横フレーム42、第2横フレーム43、第1縦フレーム44、第2縦フレーム45、を有する。これらのフレーム42〜45は、高剛性材料で形成してよい。
第1横フレーム42は、車体2の左右方向に長い横長のフレーム部材である。第1横フレーム42は、一対のメインフレーム6の前端に取り付けられる。第1横フレーム42の前側に、一対のクラッシュボックス12が取り付けられる。これにより、一対のメインフレーム6の間を連結する。
第1縦フレーム44および第2縦フレーム45は、横長の第1横フレーム42の左右方向の両端に立設される。
第2横フレーム43は、第1横フレーム42より長い、横長のフレーム部材である。第2横フレーム43は、第1縦フレーム44および第2縦フレーム45の上端に連結される。第2横フレーム43の左右方向の両端は、第1縦フレーム44の外側および第2縦フレーム45の外側に延在する。
第2横フレーム43の両端の後側には、前室4において左右方向に折り曲げられることなく略真直ぐ延びる一対のアッパサイドフレーム7の先端が連結される。一対のアッパサイドフレーム7は、第1縦フレーム44および第2縦フレーム45の外側で、第2横フレーム43の両端と連結される。
このように、入力用縦壁部材41は、第1横フレーム42、第1縦フレーム44、第2縦フレーム45、および第2横フレーム43の中央部分による正面のフレーム枠形状を有する。以下、この正面のフレーム枠を、第1縦面部51という。入力用縦壁部材41に第1縦面部51を形成することにより、仮にたとえば入力用縦壁部材41を一枚の金属板で形成する場合と比べて、入力用縦壁部材41の剛性を得つつ、軽量化できる。
また、入力用縦壁部材41は、一対のメインフレーム6の先端部分および一対のアッパサイドフレーム7の先端部分を相互に連結する縦壁として機能する。また、入力用縦壁部材41は、収容用縦壁部材31から前側に離間した位置で縦に配置される。入力用縦壁部材41を、衝突時の衝撃が入力される面状部材として機能させることができる。車体2の前室4に、二重壁構造を実現する。
また、入力用縦壁部材41は、図4に示すように縦置きの第1縦面部51を有する。そして、図2および図1に示すように、第1縦面部51から後ろへ向かって、一対のメインフレーム6および一対のアッパサイドフレーム7が延在する。また、一対のメインフレーム6および一対のアッパサイドフレーム7は、前室4において、収容用縦壁部材31により相互に連結される。車体2の前室4の二重壁構造から、後方へ向かって、一対のメインフレーム6および一対のアッパサイドフレーム7が伸びる。この三次元のフレーム枠の内側に、第1バッテリモジュール21を含む電気駆動機器が搭載される。第1バッテリモジュール21を含む電気駆動機器は、車体2の前室4に搭載されているにもかかわらず、乗車空間3と同様に高度に保護され得る空間に配置できる。
また、入力用縦壁部材41の第2縦フレーム45は、正面の第1縦面部51から左右両側に突出し、一対のアッパサイドフレーム7の先端と連結される。以下、この第2縦フレーム45についての、左右両側への突出部分を、下延長フレーム53という。一対のアッパサイドフレーム7についての、前室4における中央部分は、収容用縦壁部材31が連結される。収容用縦壁部材31は、一対のメインフレーム6に連結される。これにより、入力用縦壁部材41による正面の第1縦面部51についての、左右方向両側に、閉じたフレーム枠構造が形成される。
以上のように、本実施形態では、第1バッテリモジュール21を含む電気駆動機器を、車体2の前室4に配置する。よって、乗車空間3や荷室5へ、すべてのバッテリモジュール21,22を搭載する必要がない。乗車空間3や荷室5の積載能力への影響を抑えつつ、車両の航続距離を向上できる。
しかも、本実施形態では、第1バッテリモジュール21を含む電気駆動機器の前側に、収容用縦壁部材31および入力用縦壁部材41による二重壁構造が実現される。車体2の前室4に配置したバッテリを含む電気駆動機器を好適に保護できる。衝突の衝撃は入力用縦壁部材41に入力され、入力用縦壁部材41と収容用縦壁部材31との間で、一対のメインフレーム6および一対のアッパサイドフレーム7が座屈することにより、衝撃を吸収できる。
特に、入力用縦壁部材41は、縦に配置され、一対のメインフレーム6および一対のアッパサイドフレーム7の双方の先端部分を相互に連結する。一対のメインフレーム6の間を第1横フレーム42により連結し、一対のアッパサイドフレーム7の間を第2横フレーム43により連結する。入力用縦壁部材41の第1縦面部51は、車体2の前室4において左右方向に幅広の面状の入力壁として機能し得る。
よって、たとえばフルラップ衝突またはオフセット衝突のように衝撃が前方から略真直ぐに入力される場合だけでなく、斜め方向から衝撃が入力される場合であっても、衝撃の入力方向にかかわらずこれらの衝撃を面状の第1縦面部51で受け支えることができる。エンジンを搭載する車体2では、一対のメインフレーム6の間をフレーム部材で連結することができなかったために採用することができなかったフレーム構造により、高い衝突吸収能力を得ることを期待できる。
また、入力用縦壁部材41の第1縦面部51の後側には、一対のメインフレーム6と一対のアッパサイドフレーム7が、互いに異なる高さ位置で、連結される。これにより、入力用縦壁部材41と収容用縦壁部材31との間でこれらのフレームが座屈し始めた後でも、入力用縦壁部材41を左右方向および上下方向で後側から支えることができる。フレームが座屈し始めた後でも、入力用縦壁部材41の第1縦面部51を縦の姿勢に維持できる。
よって、強い衝撃が入力される場合であっても入力用縦壁部材41の第1縦面部51の姿勢を縦に維持し、この縦に維持された入力用縦壁部材41の第1縦面部51に対して衝撃が入力され続け得る状態を維持できる。斜め方向から入力される衝撃についても、それを入力用縦壁部材41の第1縦面部51で受け続けることにより、衝撃の入力方向が変化したり、入力用縦壁部材41以外から衝撃が入力されるように変化したり、し難くなる。入力用縦壁部材41の第1縦面部51で衝撃を受け続けることにより、斜め方向から入力される衝撃についても、正面方向から入力される衝撃と同様に高い衝撃吸収能力を得ることを期待できる。
さらに、本実施形態では、入力用縦壁部材41の第2縦フレーム45は、正面のフレーム枠形状から左右両側に突出して下延長フレーム53を形成し、この下延長フレーム53が第1縦面部51の左右方向の外側において、一対のアッパサイドフレーム7の先端と連結される。収容用縦壁部材31および一対のメインフレーム6とともに、正面の第1縦面部51についての、左右方向両側に、閉じたフレーム枠構造を形成できる。
よって、たとえばスモールオーバラップ衝突のように衝撃が一対のメインフレーム6の外側に入力される場合でも、この入力による衝撃を、該左右方向両側で閉じたフレーム枠構造により吸収できる。スモールオーバラップ衝突での衝撃吸収能力を向上できる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る電気自動車1について説明する。
第2実施形態に係る電気自動車1は、入力用縦壁部材41に対する車体2のフレーム構造が異なる以外は、第1実施形態のものと同様である。以下、第1実施形態と同じ名称および符号を用い、第1実施形態と重複する説明は省略する。
図5は、第2実施形態に係る、電気自動車1を左側から見た概略透視図である。図6は、図5の電気自動車1を前側から見た概略透視図である。
図5および図6に示すように、本実施形態の電気自動車1では、車体2の前室4には、収容用縦壁部材31および入力用縦壁部材41による二重壁構造が実現される。
収容用縦壁部材31の構造、並びに、一対のメインフレーム6および一対のアッパサイドフレーム7に対する連結構造は、第1実施形態と同様である。
入力用縦壁部材41は、図6に示すように、第1横フレーム42、第2横フレーム43、第1縦フレーム44、第2縦フレーム45による第1縦面部51を有する。第1横フレーム42は、一対のメインフレーム6と一対のクラッシュボックス12との間に連結される。
第2横フレーム43は、縦枠フレーム構造より左右へ突出して下延長フレーム53を形成する。突出した下延長フレーム53の左右方向の両端には、一対のアッパサイドフレーム7が連結される。
ただし、一対のアッパサイドフレーム7の先端は、第1実施形態と異なり、下延長フレーム53の両端より前側に延びる。一対のアッパサイドフレーム7の先端は、第2横フレーム43より前に位置する。そして、図6に示すように、一対のアッパサイドフレーム7は、車両の一対の前輪8の前側まで延びる。
これ以外の構成は、第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、第1実施形態と異なり、一対のアッパサイドフレーム7の先端は、第2横フレーム43の下延長フレーム53との連結部分より前へ延び、図6に示すように車両の一対の前輪8の前側に位置する。
よって、一対のアッパサイドフレーム7を、その先端が車両の前輪8の前側に位置するまで延ばしても、第2横フレーム43の下延長フレーム53との連結により、アッパサイドフレーム7の剛性を向上できる。車両の前輪8の前側まで延ばしたアッパサイドフレーム7の先端により衝撃を吸収し得る。アッパサイドフレーム7の先端により、スモールオーバラップ衝突に対する衝撃吸収能力を更に向上できる。
特に、第2横フレーム43についての下延長フレーム53とアッパサイドフレーム7とを連結することにより形成される、左右方向両側で閉じたフレーム枠構造は、第2横フレーム43により、正面の第1縦面部51と互いに連結される。
よって、該左右方向両側で閉じたフレーム枠構造の全体が、衝撃により後側へ押し込まれるように変形し難い。後側への押し込み変形を抑制できるので、収容用縦壁部材31の変形を抑えることができる。スモールオーバラップ衝突に対して、従来では奏することができなかった格段に高い衝撃吸収能力を得ることが可能である。
しかも、アッパサイドフレーム7の先端が、車両の前輪8の前側まで伸ばされることにより、アッパサイドフレーム7は、収容用縦壁部材31から離れた前寄りの位置から衝撃を吸収し始めることができる。
よって、スモールオーバラップ衝突の際に、座屈するアッパサイドフレーム7は、収容用縦壁部材31の近くの部分まで座屈し難くなる。バッテリを含む電気駆動機器は、一対のメインフレーム6の間の空間だけでなく、メインフレーム6とアッパサイドフレーム7との間の空間にも配置し、これを好適に保護し得る。車体2の前室4において、バッテリを含む電気駆動機器を配置可能な領域を広げることができる。車体2の前室4に搭載する第1バッテリモジュール21を、大容量化できる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る電気自動車1について説明する。
第3実施形態に係る電気自動車1は、入力用縦壁部材41に対する車体2のフレーム構造が異なる以外は、第2実施形態のものと同様である。以下、第2実施形態と同じ名称および符号を用い、第2実施形態と重複する説明は省略する。
図7は、第3実施形態に係る、電気自動車1を左側から見た概略透視図である。図8は、図7の電気自動車1を前側から見た概略透視図である。
図7および図8に示すように、本実施形態の電気自動車1では、車体2の前室4には、収容用縦壁部材31および入力用縦壁部材41による二重壁構造が実現される。
収容用縦壁部材31の構造、並びに、一対のメインフレーム6および一対のアッパサイドフレーム7に対する連結構造は、第1実施形態と同様である。
入力用縦壁部材41は、図8に示すように、第1横フレーム42、第2横フレーム43、第1縦フレーム44、第2縦フレーム45による第1縦面部51を有する。第1横フレーム42は、一対のメインフレーム6と一対のクラッシュボックス12との間に連結される。
第2横フレーム43は、縦枠フレーム構造より左右へ突出して下延長フレーム53を形成する。突出した下延長フレーム53の左右方向の両端に、一対のアッパサイドフレーム7が連結される。ただし、一対のアッパサイドフレーム7の先端は、第1実施形態と異なり、第2横フレーム43の両端から下方へ延びる。
一対のアッパサイドフレーム7は、図8に示すように、車両の一対の前輪8の前側まで延びる。
第1横フレーム42は、縦枠フレーム構造より左右へ突出して上延長フレーム52を形成する。突出した上延長フレーム52の左右方向の両端に、一対のアッパサイドフレーム7の先端が連結される。
これ以外の構成は、第2実施形態と同様であり、説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、第1実施形態と異なり、一対のアッパサイドフレーム7の先端は、第2横フレーム43の下延長フレーム53との連結部分より下側へ延び、図6に示すように車両の一対の前輪8の前側に位置する。そして、その一対の前輪8の前側において、左右方向に延長された第1横フレーム42の上延長フレーム52と連結される。
よって、入力用縦壁部材41による正面の第1縦面部51の左右方向両側には、一対のアッパサイドフレーム7、第2横フレーム43についての左右方向の下延長フレーム53、第1横フレーム42についての左右方向の上延長フレーム52、第1縦フレーム44および第2縦フレーム45による、フレーム枠形状が形成される。第1縦面部51についての左右方向の外側に、小型のサブフレーム枠を形成できる。これにより、スモールオーバラップ衝突に対する衝撃吸収能力を更に向上できる。
また、左右方向両側の小型のサブフレーム枠は、第1横フレーム42および第2横フレーム43により、正面の第1縦面部51と互いに連結される。よって、該左右方向両側で閉じた小型のサブフレーム枠構造の全体が、衝撃により後側へ押し込まれるように変形し難い。後側への押し込み変形を抑制することにより、収容用縦壁部材31の変形を抑えることができる。スモールオーバラップ衝突に対して、従来では奏することができなかった格段に高い衝撃吸収能力を得ることが可能である。
しかも、アッパサイドフレーム7の先端は、車両の前輪8の前側まで伸ばされる。アッパサイドフレーム7は、バッテリを含む電気駆動機器を配置する仕切りとしての収容用縦壁部材31から離れた前寄りの位置から衝撃を吸収し始める。
よって、スモールオーバラップ衝突の際に、座屈するアッパサイドフレーム7は、収容用縦壁部材31の近くの部分まで座屈し難くなる。第2実施形態と比べても、更に座屈し難い。バッテリを含む電気駆動機器は、一対のメインフレーム6の間の空間だけでなく、メインフレーム6とアッパサイドフレーム7との間の空間にも配置し、これを好適に保護し得る。車体2の前室4において、バッテリを含む電気駆動機器を配置可能な領域を広げることができる。車体2の前室4に搭載する第1バッテリモジュール21を、大容量化できる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
たとえば上記実施形態では、入力用縦壁部材41は、一対のメインフレーム6から上に延びる。
この他にもたとえば、入力用縦壁部材41は、一対のメインフレーム6の上下に延びても、下側のみへ延びてもよい。これらの場合でも、一対のアッパサイドフレーム7を、一対のメインフレーム6とは異なる高さ位置において、入力用縦壁部材41の後側に連結または配置することにより、入力用縦壁部材41を縦に維持する機能が得られる。
さらに他にもたとえば、入力用縦壁部材41は、一対のアッパサイドフレーム7のみに連結されてもよい。この場合でも、一対のメインフレーム6を、一対のアッパサイドフレーム7とは異なる高さ位置において、入力用縦壁部材41の後側に離間して配置することにより、入力用縦壁部材41を縦に維持する機能が得られる。
上記実施形態では、第1縦面部51から左右方向へ延びる下延長フレーム53は、第2横フレーム43を長尺とすることにより形成される。同様に、上延長フレーム52は、第1横フレーム42を長尺とすることにより形成される。
この他にもたとえば、上延長フレーム52および下延長フレーム53は、第1横フレーム42および第2横フレーム43とは別体の部材により形成され、たとえば第1縦フレーム44または第2縦フレーム45に固定されてよい。
上記実施形態は、入力用縦壁部材41および収容用縦壁部材31は、一対のメインフレーム6および一対のアッパサイドフレーム7に連結される。
この他にもたとえば、入力用縦壁部材41および収容用縦壁部材31は、トーボード11から前へ延びる他のフレーム部材に連結されてよい。
上記実施形態は、入力用縦壁部材41は、一対のメインフレーム6の先端部分および一対のアッパサイドフレーム7の先端部分を相互に連結する。
この他にもたとえば、入力用縦壁部材41は、一対のメインフレーム6の先端部分および一対のアッパサイドフレーム7の先端部分の一方のみを相互に連結してよい。
上記実施形態は、本発明を電気自動車1に適用した例である。
この他にもたとえば、ハイブリッド自動車に、本発明を適用してよい。特に、今後モータの駆動力が向上する場合、ハイブリッド自動車のエンジンが小型化される可能性がある。小型のエンジンは、一対のメインフレーム6の間を入力用縦壁部材41により連結した場合でも、前室4に配置可能である。また、本発明は、自動車以外の車両にも適用可能である。
1 電気自動車(車両)、3 乗車空間、6 メインフレーム(ロアフレーム)、7 アッパサイドフレーム(アッパフレーム)、11 トーボード(前隔壁)、21 第1バッテリモジュール(バッテリ、電気駆動機器)、22 第2バッテリモジュール(バッテリ、電気駆動機器)、23 DC/DCコンバータ(電気駆動機器)、24 前モータ(電気駆動機器)、25 後モータ(電気駆動機器)、26 コントロールユニット(電気駆動機器)、31 収容用縦壁部材、41 入力用縦壁部材、42 第1横フレーム、43 第2横フレーム、44 第1縦フレーム(縦フレーム)、45 第2縦フレーム(縦フレーム)、51 第1縦面部、52 上延長フレーム(第1延長フレーム)、53 下延長フレーム(第2延長フレーム)

Claims (5)

  1. バッテリを含む電気駆動機器を備える車両であって、
    車両の乗車空間の前隔壁から前方へ突出する一対のロアフレームと、
    前記一対のロアフレームより高い位置であって、前記一対のロアフレームより車両の車幅方向外側の位置において、前記前隔壁から前方へ突出する一対のアッパフレームと、
    前記一対のロアフレームの中央部分および一対のアッパフレームの中央部分を相互に連結する縦壁であって、前記縦壁と前記前隔壁との間に、車両を駆動するための電気駆動機器が収容される、収容用縦壁部材と、
    前記収容用縦壁部材から前側に離間した位置で縦に配置される、入力用縦壁部材と、
    を有し、
    前記入力用縦壁部材は、
    前記収容用縦壁部材より前側で前記一対のロアフレームの間に縦設され、前記一対のロアフレームの間を連結する、第1縦面部と、
    前記第1縦面部から左右方向へ突出する一対の第1延長フレームと、
    を有し、
    前記第1縦面部から左右方向へ突出する前記一対の第1延長フレームは、前記第1縦面部の左右において一対のアッパフレームと連結される、
    電気駆動機器を備える車両。
  2. 前記一対のアッパフレームは、前記第1延長フレームとの連結部分より前へ延び、前記一対のアッパフレームの先端が前記車両の前輪の前側に位置する、
    請求項1記載の、電気駆動機器を備える車両。
  3. 前記入力用縦壁部材は、
    前記第1縦面部から左右方向へ突出する一対の第2延長フレームを有し、
    前記第1縦面部から左右方向へ突出する前記一対の第2延長フレームは、
    前記第1縦面部の左右において前記車両の前輪の前側に位置する前記一対のアッパフレームの先端の部分と連結される、
    請求項2記載の、電気駆動機器を備える車両。
  4. 前記入力用縦壁部材は、
    前記一対のロアフレームの間を連結する第1横フレーム、前記第1横フレームの上側または下側に配置される第2横フレーム、および、前記第1横フレームと前記第2横フレームとの間を連結する複数の縦フレーム、を有し、前記第1横フレーム、前記第2横フレームおよび前記複数の縦フレームにより前記第1縦面部としてのフレーム枠形状を有し、
    前記一対の第1延長フレームは、前記第2横フレームを左右方向へ延長する位置において、前記第1縦面部から左右方向へ突出する、
    請求項1から3のいずれか一項記載の、電気駆動機器を備える車両。
  5. 前記入力用縦壁部材は、
    前記一対のロアフレームの間を連結する第1横フレーム、前記第1横フレームの上側または下側に配置される第2横フレーム、および、前記第1横フレームと前記第2横フレームとの間を連結する複数の縦フレーム、を有し、前記第1横フレーム、前記第2横フレームおよび前記複数の縦フレームにより前記第1縦面部としてのフレーム枠形状を有し、
    前記一対の第2延長フレームは、
    前記第1横フレームを左右方向へ延長する位置において、前記第1縦面部から左右方向へ突出する、
    請求項3記載の、電気駆動機器を備える車両。
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