JP6175111B2 - ドア錠 - Google Patents
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Description
請求項3の発明は、一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法より小形に形成し、該レバーハンドルをドアの中間位置に配置し、レバーハンドルの小形化を図り、既設のドアと同様な外観を維持するようにしている。
請求項4の発明は、一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法と略同一に形成し、該レバーハンドルをドアの側端部の上下全域に配置し、レバーハンドルの操作位置を上下方向に広範囲に確保し、操作者の身長の大小や操作位置の高低を許容し、子供や大人、車椅子使用の身障者等の利用に応じられるようにしている。
請求項6の発明は、端部支柱の両側の上下全域に亘ってビード状の枢軸部を突設するとともに、一対のレバーハンドルの基端部の内側の上下全域に亘って、前記枢軸部と係合可能な凹溝状の一対の枢支溝を形成し、端部支柱の両側に枢軸部と枢支溝による単一の蝶番を形成して、製作費の低減を図るとともに、複数の蝶番による部品点数の増加と作動の不具合、および故障の発生を防止し、またドアの反り等の変形を防止して、ドアの所期の使用状態を長期に亘って確保し得るようにしている。
請求項7の発明は、端部支柱と一対のレバーハンドルはアルミニウムの押し出しまたは引き出し成形品とし、前記枢軸部と枢支溝を端部支柱またはレバーハンドルと一体成形し、一対のレバーハンドルと枢軸部と枢支溝を合理的に製作し得るようにしている。
請求項9の発明は、係止板を三角形に形成し、該係止板に対応するレバーハンドルの回動変位に応じて、その斜辺部を前記係合爪に係合可能に配置し、レバーハンドルの回動変位に応じて係合爪ないしラッチを揺動または回動し、ドアの施解錠を確実に実行し得るようにしている。
請求項10の発明は、二つの係止板の上下位置を相違して配置し、各係止板を各係合爪に係合可能に配置し、各係止板による係合爪との係合およびラッチの揺動または回動を確実に実行し得るようにしている。
請求項12の発明は、ラッチの解錠時、その係合端面をドアの側端面と同一面または同一面内に後退して開扉可能にし、ドアの開扉を確実かつ安全に行なえるようにしている。
請求項13の発明は、ドアの閉扉時、前記ラッチをドアの外側に突出して施錠可能にして、閉扉時の施錠を確実に実行し得るようにしている。
請求項15の発明は、ラッチの係合端部にマグネットを設けるとともに、前記受座の内側に吸着板を設け、前記ドアの閉扉時、前記マグネットを前記吸着板に向かって吸引移動可能にし、ドアの閉扉時における施錠を確実に保持するようにしている。
請求項16の発明は、レバーハンドルの何れか一を内側へ回動変位時、該レバーハンドルの外側に臨ませてドアの内側に凹状スペースを形成し、該凹状スペースに臨むドアの端部に手指を掛け止め可能にして、ラッチの解錠時にドアの開扉操作を容易に行なえるとともに、開扉後のドアの閉扉操作を容易に行なえるようにしている。
請求項3の発明は、一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法より小形に形成し、該レバーハンドルをドアの中間位置に配置したから、レバーハンドルの小形化を図れ、既設のドアと同様な外観を維持することができる。
請求項4の発明は、一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法と略同一に形成し、該レバーハンドルをドアの側端部の上下全域に配置したから、レバーハンドルの操作位置を上下方向に広範囲に確保し、操作者の身長の大小や操作位置の高低を許容し、子供や大人、車椅子使用の身障者等の利用に応じられる効果がある。
請求項6の発明は、端部支柱の両側の上下全域に亘ってビード状の枢軸部を突設するとともに、一対のレバーハンドルの基端部の内側の上下全域に亘って、前記枢軸部と係合可能な凹溝状の一対の枢支溝を形成したから、端部支柱の両側に枢軸部と枢支溝による単一の蝶番を形成して製作費の低減を図るとともに、複数の蝶番による部品点数の増加と作動の不具合、および故障の発生を防止し、またドアの反り等の変形を防止して、ドアの所期の使用状態を長期に亘って確保することができる。
請求項7の発明は、端部支柱と一対のレバーハンドルはアルミニウムの押し出しまたは引き出し成形品とし、前記枢軸部と枢支溝を端部支柱またはレバーハンドルと一体成形したから、一対のレバーハンドルと枢軸部と枢支溝を合理的に製作することができる。
請求項9の発明は、係止板を三角形に形成し、該係止板に対応するレバーハンドルの回動変位に応じて、その斜辺部を前記係合爪に係合可能に配置したから、レバーハンドルの回動変位に応じて係合爪ないしラッチを揺動または回動し、ドアの施解錠を確実に実行することができる。
請求項10の発明は、二つの係止板の上下位置を相違して配置し、各係止板を各係合爪に係合可能に配置したから、各係止板による係合爪との係合およびラッチの揺動または回動を確実に実行することができる。
請求項12の発明は、ラッチの解錠時、その係合端面をドアの側端面と同一面または同一面内に後退して開扉可能にしたから、ドアの開扉を確実かつ安全に行なうことができる
請求項13の発明は、ドアの閉扉時、前記ラッチをドアの外側に突出して施錠可能にしたから、閉扉時の施錠を確実に実行することができる。
請求項15の発明は、ラッチの係合端部にマグネットを設けるとともに、前記受座の内側に吸着板を設け、前記ドアの閉扉時、前記マグネットを前記吸着板に向かって吸引移動可能にしたから、ドアの閉扉時における施錠を確実に保持することができる。
請求項16の発明は、レバーハンドルの何れか一を内側へ回動変位時、該レバーハンドルの外側に臨ませてドアの内側に凹状スペースを形成し、該凹状スペースに臨むドアの端部に手指を掛け止め可能にしたから、ラッチの解錠時にドアの開扉操作を容易に行なえるとともに、開扉後のドアの閉扉操作を容易に行なうことができる。
前記ドア4は所定厚の金属製または木製の矩形板で構成され、吊元側と反対側の側端部中高位置に矩形の取付穴5が形成され、該取付穴5にハンドルユニット6が配置されている。
前記フロント板7の裏面の上下端部に、ハンドル取付ブロック13,14が突出成形され、それらの左右両側に図5,6のような凹状のサイドスペース15,16を形成している。
前記サイドスペース15,16の下端部または上端部に段部17,18が形成され、該段部17,18の中央にビス孔19,20が形成されている。
図中、24は錠カバ−23に形成された複数のビス孔で、該ビス孔24にビス(図示略)を挿入し、これを錠ケース22の開口側端面に形成したビス孔25にねじ込んで、錠カバ−23を取付けている。
すなわち、前記スィングボデー27の上部は略コ字形断面に形成され、その内部に前記フォーク28の中間部を挿入し、これらをピン29を介して連結し、その下部の係合部27aを前方に突出し、これをフロント板7の中高位置に形成した矩形のガイド孔30に出没可能に配置している。
前記マグネット33は端面にビス孔34が形成され、該ビス孔34にビス35を挿入して凹孔32の奥部にねじ込み、マグネット33の表面を前記係合端面31と同一面上に取付けている。
前記スィングボデー27の前面上部とフォーク28の下端部に、互いに連通するバネ収容孔40,41が形成され、これらにスィングバネ42を収容している。前記スィングバネ42の外側端部はフロント板7の裏面の中高位置に圧縮されて着座し、その弾性によってスィングラッチ26をドア4の内側方向へ揺動または回動可能に付勢して、スィングラッチ26の解錠状態を維持するとともに、係合爪36,37を開口部38,39の外側へ突出している。
前記蝶番45,46に貫通孔47,48が形成され、該貫通孔47,48にビス49,50を挿入し、これを前記ビス孔19,20にねじ込んでプレーンハンドル8,9を内外方向へ回動可能に取付けている。
図中、53,54はストップガイド10の内面の凹状曲面10aの上下端部に形成したビス孔で、これらにビス55を挿入し、これを取付穴5の内壁にねじ込んでストップガイド10を取付けている。この場合、取付穴5の内壁またはドア4の側端部を前記凹状曲面10aと同形に形成すれば、前記ストップガイド10を省略し得る。
前記プレーンハンドル8,9内面のバネ受56,57より基端部側に、係止板59,60が突設され、それらはプレーンハンドル8,9の内面に上下位置を若干相違して配置されていて、プレーンハンドル8側の係止板59を、プレーンハンドル9側の係止板60よりも若干下方に配置している。
すなわち、前記係止板59は係合爪37の下面に係合可能に配置され、係止板60は係合爪37の下面に係合可能に配置されている。
したがって、プレーンハンドル8の押圧操作はスィングラッチ26の解錠時に解除され、その解除に伴って係止板59の上側斜辺が係合爪37から後退し、係合爪37の下面が係止板59の上側斜辺に沿って下動し、スィングラッチ26を図14上時計方向へ揺動ないし回動させて、係合端面31をガイド孔30の外側へ突出させ、ドア4の閉扉後の施錠を可能にしている。
この後、スィングラッチ26の解錠状態はスィングバネ42の弾性によって保持され、ドア4が開扉可能になる。
したがって、プレーンハンドル9の押圧操作はスィングラッチ26の解錠時に解除され、その解除に伴って係止板60の上側斜辺が係合爪36から後退し、係合爪36の下面が係止板60の上側斜辺に沿って下動し、スィングラッチ26を図14上時計方向へ揺動ないし回動させて、係合端面31をガイド孔30の外側へ突出させ、ドア4の閉扉後の施錠を可能にしている。
前記受座62の開口側に底面板64が斜め下向きに配置され、該底面板64上に強磁性材である鉄板製の吸着板65がビス66を介して取付けられている。
すなわち、プレーンハンドル8または9を押圧して解錠操作後、ドア4を開扉する場合、引き開き式のドア4の場合は、図12(a)のようにプレーンハンドル8を押圧し、取付穴5内に形成された凹状スペース67に手指69を挿入し、その先端部をストップガイド10の端部に掛けてドア4を引き寄せ、開扉回動するようにしている。
なお、ドア4の開扉後、プレーンハンドル8から手指69を離すと、プレーンハンドル8がハンドルスプリング58によって原位置に復帰回動し、プレーンハンドル9と平行に位置する。
そこで、開扉後のドア4を閉鎖する場合は、引き開け式および押し開き式のドア4は何れも図12(b)のように、例えば一方のプレーンハンドル8を押圧し、スィングラッチ26を解錠して、係合端面27aをスィングボデー27の内部に引き戻し、ドア4をそのまま同方向へ押圧して押し回し、閉扉回動する。
したがって、本発明のプレーンハンドル8,9は平板状に形成され、従来のレバーハンドルやプッシュプルハンドルに比べ構成が簡単で容易に製作でき、しかもドア4の内外面に突出しないから、ハンドルないしドア周面が簡潔かつコンパクトで体裁が良く、ドア4の内外面に接する通路や部屋スペースを損なわず、また突出したドアハンドルに人が接触して怪我する心配がない。
先ず、錠ケース22にスィングラッチ26を組み込む場合は、予めスィングボデー27にピン29を介してフォーク28を連結し、また係合端面31の凹孔32にマグネット33を挿入し、これにビス35をねじ込んで取付ける。
この後、バネ受56,57の間にハンドルスプリング58を介挿し、プレーンハンドル8,9を対向配置して、このアッセンブリ状態を保持する。この状況は図2のようである
このようにしてドア4の側端部にハンドルユニット6を取付け、縦枠2に受座62を取付け、受座62とガイド孔30にスィングラッチ26の係合部27aを進退可能に取付けて、一連の組み立てを終了する。
このときのプレーンハンドル8,9は互いに平行に配置され、それらの表面は図9のようにドア4の内外面と同一面上に位置して、ドア4の閉扉時におけるスィングラッチ26の施錠時に相当している。
この場合、吸着板62の吸着力が弱いときは、吸着板62をマグネット33と異極性のマグネットで構成し、前記吸着力を増強する。
前記スィングラッチ26を解錠する場合は、前記プレーンハンドル8または9をハンドルスプリング58の弾性に抗して内側へ押圧操作することで行なわれる。
このようにすると、係止板59または60の斜辺が係合爪37または36の内側へ移動し、その裾部が係合爪37または36の下面に係合してフォ−ク28を押し上げ、スィングラッチ26を図13上反時計方向へ揺動ないし回動させてマグネット33を吸着板65から引き離し、係合端面31をガイド孔30の内側へ引き入れ、受座62から後退させて解錠する。
すなわち、スィングラッチ26の解錠後、ドア4を開扉する際、引き開き式のドア4の場合は、図12(a)のようにプレーンハンドル8を押圧し、取付穴5内に形成された凹状スペース67に手指69を挿入し、前記解錠状態を一時的に保持しながら手指69の先端部をストップガイド10の端部に掛けてドア4を引き寄せ、開扉回動する。
そして、ドア4が閉扉位置に押し戻され、スィングボデー27の係合端面31が縦枠2に設けた受座62の対向位置に移動すると、マグネット33が受座62の吸着板65に吸引移動して受座62内に突入し、マグネット33が吸着板62に吸着してスィングラッチ26の施錠状態を保持し、ドア4の閉鎖状態を保持する。この状況は図13のようである
そして、端部支柱72の上下端部に上下枠板73,74の前端部をビス止めし、端部支柱72の内側に錠ケース22と錠カバー23を配置し、これらの内側にスィングラッチ26を揺動ないし回動可能に配置している。
また、端部支柱72の内外側にプレーンハンドル8,9の基端部を回動可能に配置し、前記上下枠板73,74の内側にドア4の上下端部をビス止めしている。
そして、これら枢動側75b,76aに枢軸77を挿入し、該枢軸77を中心にヒンジプレ−ト75a,76bを介してプレーンハンドル8,9を内外方向へ回動可能に取付けている。
前記錠ボックス21と錠カバー23内の対向位置に凹孔78,79を形成し、この凹孔78,79にスィングラッチ26の両側部に設けた凸軸80を回動可能に挿入している。
前記スィングラッチ26は凸軸80を介して錠カバー23内に回動可能に支持され、スィングバネ42の弾性によって係合部27aを後方へ回動可能に付勢し、常時は係合端面31をガイド孔30の開口縁と同一面上に位置付け、受座62内の吸着板65から離反させている。
図中、83はプレートパネル81,82を固定したビス、84,85はプレーンハンドル8,9の内面の対向位置に形成した凹孔状のバネ受で、それらにハンドルスプリング58の両端を着座させている。
この実施形態ではドア4の端面に凹状曲面4aを直接形成して、前述のストップガイド10を省略し部品点数を低減するとともに、その凹状曲面4aの両端にプレーンハンドル8,9の係合段部51,52を係合させている。
一方、端部支柱72と相対する縦枠2の中高位置に受座62を取付け、その内部の吸着板65に係合部27aに設けたマグネット33を吸着可能に配置する。
このように実施形態のドア錠の構成は、ドア4の側端部に上下に長尺のプレーンハンドル8,9を回動可能に取付ける以外は、前述の実施形態と実質的に同一である。
すなわち、プレーンハンドル8,9は常時はハンドルスプリング58の弾性によって外側へ回動し、その他側端部の係合段部51,52がドア4の凹状曲面4aの両端部に係合して、プレーンハンドル8,9の外面がドア4の内外面と同一面上に位置している。この状況は図22のようである。
このようにすると、プレーンハンドル9と一体の係止板60が内側へ移動し、その裾部が係合爪36の下面に係合して係合爪36を押し上げる。
このため、スィングラッチ26が凸軸80を中心に図21上反時計方向へ回動し、マグネット33が吸着板65から引き離されて、係合部27aがガイド孔30内に引き戻され、係合端面31がガイド孔30の口縁部内に移動して解錠し、ドア4が開扉可能になる。
一方、押し開き式のドア4の場合は、前述の実施形態の図12(b)のように例えば一方のプレーンハンドル8を押圧し、スィングクラッチ26を解錠後、ドア4をそのまま同方向へ押圧して押し回し、開扉回動する。
その際、プレーンハンドル8,9はドア4の側端部の上下方向の全域に位置しているから、その押圧位置を広域に得られ、操作者の身長の大小や操作位置の高低に拘わらず、子供や大人、車椅子利用の身障者等によるドア4の開閉にも応じられる。
そして、ドア4が閉扉位置に押し戻され、スィングボデー27の係合端面31が縦枠2に設けた受座62の対向位置に移動すると、マグネット33が受座62の吸着板65に吸引移動して受座62内に突入し、マグネット33が吸着板62に吸着してスィングラッチ26の施錠状態を保持し、かつドア4の閉鎖状態を保持する。
また、プレーンハンドル8,9の基端部の内側に上下全域に亘って、前記枢軸部86,87と係合可能な凹溝状の一対の枢支溝88,89を成形し、枢軸部86,87と対応する枢支溝88,89とで、それぞれ単一の蝶番を構成可能にしている。
図中、90はプレーンハンドル8,9の内部に形成した空隙部でアルミ材の節減とプレ−ンハンドル8,9の軽量化を図っている。
したがって、前述の実施形態における複数の内外側蝶番75,76と、それらのヒンジプレート75a,76b、およびそれらの枢軸77を廃して、部品点数の低減と製作費の低減を図れる。
しかも、プレーンハンドル8,9の基端部は、単一の蝶番を構成する同軸上の枢軸部86,87と、枢支溝88,89によって回動可能に連結しているから、複数の内外側蝶番と、それらのヒンジプレート、およびそれらの枢軸を用いて連結する場合に比べて円滑に回動し、またドア4の反り等の変形を防止して、故障の発生を低減する。
なお、第3の実施形態のその余の作用効果は第2の実施形態と実質的に同様である。
8,9 プレーンハンドル
26 ラッチ(スィングラッチ)
27a 係合部
31 係合端部
33 マグネット
59,60 係止板
62 受座
65 吸着板
67,68 凹状スペース
69 手指
72 端部支柱
76 外側蝶番
86,87 枢軸部
88,89 枢支溝
Claims (16)
- 一端を回動可能に支持したドアと、該ドアの内外部に配置したレバーハンドルと、該レバーハンドルの操作に連係してドアから出没可能に設けたラッチと、を備えたドア錠において、基端部を互いに異方向へ回動可能に付勢し、他端部をドアの端部に係合可能に設けた平板状の一対のレバーハンドルと、該レバーハンドルの内側に揺動または回動可能に設けたラッチと、該ラッチと同動可能に設けた一対の係合爪と、前記レバーハンドルの内側に前記係合爪と係合可能に設けた係止板と、を備え、一の前記レバーハンドルの回動変位を介して一の前記係止板を係合爪に係合し、前記ラッチを揺動または回動してドアから出没可能に設けたことを特徴とするドア錠。
- 前記一対のレバーハンドルをドアの側端部に配置した請求項1記載のドア錠。
- 前記一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法より小形に形成し、該レバーハンドルをドアの中間位置に配置した請求項2記載のドア錠。
- 前記一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法と略同一に形成し、該レバーハンドルをドアの側端部の上下全域に配置した請求項2記載のドア錠。
- 前記ドアの側端部に端部支柱を垂直に配置し、該端部支柱の両側面に沿って一または複数の蝶番を配置し、該一または複数の蝶番に一対のレバーハンドルの基端部を回動可能に連結した請求項4記載のドア錠。
- 前記端部支柱の両側の上下全域に亘ってビード状の枢軸部を突設するとともに、一対のレバーハンドルの基端部の内側の上下全域に亘って、前記枢軸部と係合可能な凹溝状の一対の枢支溝を形成した請求項5記載のドア錠。
- 前記端部支柱と一対のレバーハンドルはアルミニウムの押し出しまたは引き出し成形品とし、前記枢軸部と枢支溝を端部支柱またはレバーハンドルと一体成形した請求項6記載のドア錠。
- 前記一対のレバーハンドルの外面をドアの内外面と同一面上に配置した請求項1記載のドア錠。
- 前記係止板を三角形に形成し、該係止板に対応するレバーハンドルの回動変位に応じて、その斜辺部を前記係合爪に係合可能に配置した請求項1記載のドア錠。
- 二つの前記係止板の上下位置を相違して配置し、各係止板を各係合爪に係合可能に配置した請求項9記載のドア錠。
- 前記レバーハンドルの何れか一の内側回動変位時、前記ラッチをドアの内側に後退して解錠可能にした請求項1記載のドア錠。
- 前記ラッチの解錠時、その係合端面をドアの側端面と同一面または同一面内に後退し、開扉可能にした請求項11記載のドア錠。
- 前記ドアの閉扉時、前記ラッチをドアの外側に突出して施錠可能にした請求項1記載のドア錠。
- 前記ドアの閉扉時、ラッチの係合端部をその対向位置に設けた受座に突入可能にした請求項13記載のドア錠。
- 前記ラッチの係合端部にマグネットを設けるとともに、前記受座の内側に吸着板を設け、前記ドアの閉扉時、前記マグネットを前記吸着板に向かって吸引移動可能にした請求項14記載のドア錠。
- 前記レバーハンドルの何れか一を内側へ回動変位時、該レバーハンドルの外側に臨ませてドアの内側に凹状スペ−スを形成し、該凹状スペースに臨むドアの端部に手指を掛け止め可能にした請求項1記載のドア錠。
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