JP6175111B2 - ドア錠 - Google Patents

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Description

本発明は、パーティーション等の錠前に好適で、レバーハンドルの構成を簡潔かつコンパクト化して容易かつ安価に製作できるとともに、レバーハンドルの突出をなくしてレバーハンドルないしドアの体裁を簡潔にし、また室内スペースや通路スペースを有効かつ安全に使用でき、しかもドアハンドルの操作位置を任意かつ広範囲に得られて操作者の身長の大小や操作位置の高低を許容し、子供や大人、車椅子使用の身障者等の利用に応じられるドア錠に関する。
部屋の内外方向へ回動するドア錠として、ドアの内部にラッチボルトの作動を制御する錠前を埋設し、該錠前にレバーハンドルと同動する角芯棒を係合し、前記レバーハンドルをドアの内外面に回動可能に突出したものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記ドア錠のレバーハンドルは構成が複雑で製作が難しく、またドアの内外面に突出しているため、室内スペースや通路スペースを損なうとともに、レバーハンドルに人が接触して怪我をする問題があり、しかもレバーハンドルの操作部がドアの内外面の定位置に配置されているため、レバーハンドルの操作位置が制約されるという問題があった
このような問題を解決するものとして、ドアの内外に棒状のハンドル本体を上下方向に配置し、該ハンドル本体をプッシュまたはプル操作して揺動プレートを揺動し、これに押金を同動させてドアの内部に設けた操作部を変位させ、ラッチをプッシュプル錠内に後退させて開扉するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
前記プッシュプル錠は、ハンドル本体をドアの内外の上下方向に配置して操作範囲を広く確保しているため、操作位置の制約から解消されるが、ハンドル本体がドアの内外に突出しているため、構成が複雑で製作が難しく、また室内スペースや通路スペースを損ない、しかも突出したレバーハンドルに人が接触して怪我をする問題があった。
ところで、出願人は、一組の引戸の相対する縦枠の内部にラッチロックとラッチキャッチを配置し、それらの上端部に回動カムを突設したカム軸を組み付け、該カム軸にラッチロックまたはラッチキャッチを引戸の内外方向に回動可能に支持し、前記カム軸にレバーハンドルに連係する角芯棒を装着し、レバーハンドルの回動操作によってラッチロックまたはラッチキャッチを引戸の内外方向へ回動し、ラッチロックの端部を他方の引戸に形成した開口部に係入し、その係入姿勢をラッチロックとラッチキャッチの端部に設けたマグネットによって吸着保持し、引戸を施解錠するようにした引戸錠を既に提案している(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記引戸錠は、その使用が引戸や、レバーハンドルの回動操作がドアの内外面と平行な垂直面に限られるため、使用範囲に制約があり、しかも前記レバーハンドルはドアの内外面に突出しているため、室内スペースや通路スペースを損なう上に人に接触して怪我をさせてしまう問題がある。
特開平9−203253号公報 特開2003−176646号公報 特許第5659194号公報
本発明はこのような問題を解決し、パーティ−ション等の錠前に好適で、レバーハンドルの構成を簡潔かつコンパクト化して容易かつ安価に製作できるとともに、レバーハンドルの突出をなくしてレバーハンドルないしドアの体裁を簡潔にし、また室内スペースや通路スペースを有効かつ安全に使用でき、しかもドアハンドルの操作位置を任意かつ広範囲に得られて操作者の身長の大小や操作位置の高低を許容し、子供や大人、車椅子使用の身障者等の利用に応じられるドア錠を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、一端を回動可能に支持したドアと、該ドアの内外部に配置したレバーハンドルと、該レバーハンドルの操作に連係してドアから出没可能に設けたラッチと、を備えたドア錠において、基端部を互いに異方向へ回動可能に付勢し、他端部をドアの端部に係合可能に設けた平板状の一対のレバーハンドルと、該レバーハンドルの内側に揺動または回動可能に設けたラッチと、該ラッチと同動可能に設けた一対の係合爪と、前記レバーハンドルの内側に前記係合爪と係合可能に設けた係止板と、を備え、一前記レバーハンドルの回動変位を介して一の前記係止板を係合爪に係合し、前記ラッチを揺動または回動してドアから出没可能に設け、従来のレバーハンドルに比べて構成を容易かつコンパクトにして安価な製作を実現するとともに、一のレバーハンドルの回動操作によって、ドアの施解錠を簡便に行なえるようにしている。
請求項2の発明は、一対のレバーハンドルをドアの側端部に配置し、既設のドアと同様な外観を維持するようにしている。
請求項3の発明は、一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法より小形に形成し、該レバーハンドルをドアの中間位置に配置し、レバーハンドルの小形化を図り、既設のドアと同様な外観を維持するようにしている。
請求項4の発明は、一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法と略同一に形成し、該レバーハンドルをドアの側端部の上下全域に配置し、レバーハンドルの操作位置を上下方向に広範囲に確保し、操作者の身長の大小や操作位置の高低を許容し、子供や大人、車椅子使用の身障者等の利用に応じられるようにしている。
請求項5の発明は、ドアの側端部に端部支柱を垂直に配置し、該端部支柱の両側面に沿って一または複数の蝶番を配置し、該一または複数の蝶番に一対のレバーハンドルの基端部を回動可能に連結し、レバーハンドルの取付け条件に応じて一または複数の蝶番による取り付けを選択可能にしている。
請求項6の発明は、端部支柱の両側の上下全域に亘ってビード状の枢軸部を突設するとともに、一対のレバーハンドルの基端部の内側の上下全域に亘って、前記枢軸部と係合可能な凹溝状の一対の枢支溝を形成し、端部支柱の両側に枢軸部と枢支溝による単一の蝶番を形成して、製作費の低減を図るとともに、複数の蝶番による部品点数の増加と作動の不具合、および故障の発生を防止し、またドアの反り等の変形を防止して、ドアの所期の使用状態を長期に亘って確保し得るようにしている。
請求項7の発明は、端部支柱と一対のレバーハンドルはアルミニウムの押し出しまたは引き出し成形品とし、前記枢軸部と枢支溝を端部支柱またはレバーハンドルと一体成形し、一対のレバーハンドルと枢軸部と枢支溝を合理的に製作し得るようにしている。
請求項8の発明は、一対のレバーハンドルの外面をドアの内外面と同一面上に配置し、ドアの外観を簡潔かつコンパクトにし、またレバーハンドルのドアの内外面からの突出を防止してレバーハンドルとの接触を回避し、安全な使用と室内スペースや通路スペースの有効利用を図れるようにしている。
請求項9の発明は、係止板を三角形に形成し、該係止板対応するレバーハンドルの回動変位に応じて、その斜辺部を前記係合爪に係合可能に配置し、レバーハンドルの回動変位に応じて係合爪ないしラッチを揺動または回動し、ドアの施解錠を確実に実行し得るようにしている。
請求項10の発明は、二つの係止板の上下位置を相違して配置し、各係止板を各係合爪に係合可能に配置し、各係止板による係合爪との係合およびラッチの揺動または回動を確実に実行し得るようにしている。
請求項11の発明は、レバーハンドルの何れか一の内側回動変位時、前記ラッチをドアの内側に後退して解錠可能にし、レバーハンドルの操作によって前記ラッチを解錠し、ドアの開放を図るようにしている。
請求項12の発明は、ラッチの解錠時、その係合端面をドアの側端面と同一面または同一面内に後退して開扉可能にし、ドアの開扉を確実かつ安全に行なえるようにしている。
請求項13の発明は、ドアの閉扉時、前記ラッチをドアの外側に突出して施錠可能にして、閉扉時の施錠を確実に実行し得るようにしている。
請求項14の発明は、ドアの閉扉時、ラッチの係合端部をその対向位置に設けた受座に突入可能にし、閉扉時の施錠を確実に実行し得るようにしている。
請求項15の発明は、ラッチの係合端部にマグネットを設けるとともに、前記受座の内側に吸着板を設け、前記ドアの閉扉時、前記マグネットを前記吸着板に向かって吸引移動可能にし、ドアの閉扉時における施錠を確実に保持するようにしている。
請求項16の発明は、レバーハンドルの何れか一を内側へ回動変位時、該レバーハンドルの外側に臨ませてドアの内側に凹状スペースを形成し、該凹状スペースに臨むドアの端部に手指を掛け止め可能にして、ラッチの解錠時にドアの開扉操作を容易に行なえるとともに、開扉後のドアの閉扉操作を容易に行なえるようにしている。
請求項1の発明は、基端部を互いに異方向へ回動可能に付勢し、他端部をドアの端部に係合可能に設けた平板状の一対のレバーハンドルと、該レバーハンドルの内側に揺動または回動可能に設けたラッチと、該ラッチと同動可能に設けた一対の係合爪と、前記レバーハンドルの内側に前記係合爪と係合可能に設けた係止板と、を備え、一前記レバーハンドルの回動変位を介して一の前記係止板を係合爪に係合し、前記ラッチを揺動または回動してドアから出没可能に設けたから、従来のレバーハンドルに比べて構成を容易かつコンパクトにして安価な製作を実現できるとともに、一のプレーンハンドルの回動操作によって、ドアの施解錠を簡便に行なうことができる。
請求項2の発明は、一対のレバーハンドルをドアの側端部に配置したから、既設のドアと同様な外観を維持することができる。
請求項3の発明は、一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法より小形に形成し、該レバーハンドルをドアの中間位置に配置したから、レバーハンドルの小形化を図れ、既設のドアと同様な外観を維持することができる。
請求項4の発明は、一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法と略同一に形成し、該レバーハンドルをドアの側端部の上下全域に配置したから、レバーハンドルの操作位置を上下方向に広範囲に確保し、操作者の身長の大小や操作位置の高低を許容し、子供や大人、車椅子使用の身障者等の利用に応じられる効果がある。
請求項5の発明は、ドアの側端部に端部支柱を垂直に配置し、該端部支柱の両側面に沿って一または複数の蝶番を配置し、該一または複数の蝶番に一対のレバーハンドルの基端部を回動可能に連結したから、レバーハンドルの取付け条件に応じて一または複数の蝶番による取り付けを選択することができる。
請求項6の発明は、端部支柱の両側の上下全域に亘ってビード状の枢軸部を突設するとともに、一対のレバーハンドルの基端部の内側の上下全域に亘って、前記枢軸部と係合可能な凹溝状の一対の枢支溝を形成したから、端部支柱の両側に枢軸部と枢支溝による単一の蝶番を形成して製作費の低減を図るとともに、複数の蝶番による部品点数の増加と作動の不具合、および故障の発生を防止し、またドアの反り等の変形を防止して、ドアの所期の使用状態を長期に亘って確保することができる。
請求項7の発明は、端部支柱と一対のレバーハンドルはアルミニウムの押し出しまたは引き出し成形品とし、前記枢軸部と枢支溝を端部支柱またはレバーハンドルと一体成形したから、一対のレバーハンドルと枢軸部と枢支溝を合理的に製作することができる。
請求項8の発明は、一対のレバーハンドルの外面をドアの内外面と同一面上に配置したから、ドアの外観を簡潔かつコンパクトにし、またレバーハンドルのドアの内外面からの突出を防止してレバーハンドルとの接触を回避し、安全な使用と室内スペースや通路スペースの有効利用を図ることができる。
請求項9の発明は、係止板を三角形に形成し、該係止板対応するレバーハンドルの回動変位に応じて、その斜辺部を前記係合爪に係合可能に配置したから、レバーハンドルの回動変位に応じて係合爪ないしラッチを揺動または回動し、ドアの施解錠を確実に実行することができる。
請求項10の発明は、二つの係止板の上下位置を相違して配置し、各係止板を各係合爪に係合可能に配置したから、各係止板による係合爪との係合およびラッチの揺動または回動を確実に実行することができる。
請求項11の発明は、レバーハンドルの何れか一の内側回動変位時、前記ラッチをドアの内側に後退して解錠可能にしたから、レバーハンドルの操作によって前記ラッチを解錠し、ドアの開放を行なうことができる。
請求項12の発明は、ラッチの解錠時、その係合端面をドアの側端面と同一面または同一面内に後退して開扉可能にしたから、ドアの開扉を確実かつ安全に行なうことができる
請求項13の発明は、ドアの閉扉時、前記ラッチをドアの外側に突出して施錠可能にしたから、閉扉時の施錠を確実に実行することができる。
請求項14の発明は、ドアの閉扉時、ラッチの係合端部をその対向位置に設けた受座に突入可能にしたから、閉扉時の施錠を確実に実行することができる。
請求項15の発明は、ラッチの係合端部にマグネットを設けるとともに、前記受座の内側に吸着板を設け、前記ドアの閉扉時、前記マグネットを前記吸着板に向かって吸引移動可能にしたから、ドアの閉扉時における施錠を確実に保持することができる。
請求項16の発明は、レバーハンドルの何れか一を内側へ回動変位時、該レバーハンドルの外側に臨ませてドアの内側に凹状スペースを形成し、該凹状スペースに臨むドアの端部に手指を掛け止め可能にしたから、ラッチの解錠時にドアの開扉操作を容易に行なえるとともに、開扉後のドアの閉扉操作を容易に行なうことができる。
本発明をパーティーションの錠前に適用した閉扉時の正面図である。 本発明の要部であるハンドルユニットの施錠時の状況を示す斜視図である。 本発明の要部であるハンドルユニットの解錠時の状況を示す斜視図である。 本発明の要部であるハンドルユニットを分解して示す斜視図である。
本発明の要部であるハンドルユニットの施錠時の内部状況を示す斜視図で、一方のプレーンハンドルを省略して示している。 本発明の要部であるハンドルユニットの解錠時の内部状況を示す斜視図で、一方のプレーンハンドルを省略して示している。 本発明の要部であるハンドルユニットの施錠時の内部状況を示す斜視図で、他方のプレーンハンドルを省略して示している。 本発明の要部であるハンドルユニットの解錠時の内部状況を示す斜視図で、他方のプレーンハンドルを省略して示している。
本発明の要部であるハンドルユニットの閉扉時における施錠状況を拡大して示す平面図である。 本発明の要部であるハンドルユニットにおいて、一方のプレーンハンドルを押圧操作して解錠し、開扉する押し開き式ドアの状況を拡大して示す平面図である 本発明の要部であるハンドルユニットにおいて、他方のプレーンハンドルを押圧操作して解錠し、開扉する押し開き式ドアの状況を拡大して示す平面図である
本発明の要部であるハンドルユニットにおいて、解錠後の開扉状況を拡大して示す平面図で、(a)は一方のプレーンハンドルを押圧して解錠状態を維持し、手指をストップガイドの一端部に掛けて引き寄せ、開扉する引き開き式ドアの開扉状況を示し、(b)はプレーンハンドルの側端部を押圧して解錠状態を維持しながら押し開く、押し開き式ドアの開扉状況を示している。 本発明の閉扉時における施錠状況を示す断面図である。 本発明の開扉または閉扉直前の状況を示す断面図である。
本発明の第2の実施形態における閉扉時の状況を示す正面図で、正面側のプレーンハンドルとドアパネルを省略している。 前記第2の実施形態に適用したドアの閉扉時の側端部の状況を拡大して示す断面図である。 前記第2の実施形態に適用したドアの側端部の要部を示す横断面図で、正面側のプレーンハンドルとドアパネルを省略している。 図15の要部を拡大して示す正面図である。
図15のA−A線に沿うプレーンハンドルの拡大断面図である。 図15のB−B線に沿うプレーンハンドルの拡大断面図である。 前記他の実施形態において、プレーンハンドルの解錠後、開扉直前の状況を示す断面図である。 図16のC−C線に沿う拡大断面図で、プレーンハンドルの施錠時の状況を示している。 図16のC−C線に沿う拡大断面図で、プレーンハンドルの解錠時の状況を示している。
前記第2の実施形態に適用した錠ケースを示し、(a)はその正面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図、(c)は(a)の右側面図、(d)は(c)のE−E線に沿う断面図である。 前記第2の実施形態に適用した錠カバ−を示し、(a)はその正面図、(b)は(a)の背面図、(c)は(b)のF−F線に沿う断面図、(d)は(b)のG−G線に沿う断面図である。
前記第2の実施形態に適用したスィングラッチを示し、(a)はその正面図、(b)は(a)の左側面図、(c)は(a)の平面図である。 前記第2の実施形態に適用した一方の係止板を示し、(a)はその正面図、(b)は(a)の左側面図である。 前記第2の実施形態に適用した他方の係止板を示し、(a)はその正面図、(b)は(a)の右側面図である。
本発明の第3の実施形態における閉扉時の状況を示す正面図で、正面側のプレーンハンドルとドアパネルを省略している。 図29のH−H線に沿う拡大断面図で、プレーンハンドルの施錠時の状況を示している。 図29のH−H線に沿う拡大断面図で、プレーンハンドルの解錠時の状況を示している。
以下、本発明をパーティーションの間仕切り錠に適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図14において1,2は床面に立設したアルミ角管製の縦枠で、一方の縦枠1に蝶番3を介してドア4が内外方向へ開閉可能に取付けられている。
前記ドア4は所定厚の金属製または木製の矩形板で構成され、吊元側と反対側の側端部中高位置に矩形の取付穴5が形成され、該取付穴5にハンドルユニット6が配置されている。
前記ハンドルユニット6は図2,3のようにドア4と同厚の略箱形に形成され、これはドア4の側端部に取付ける亜鉛ダイカスト製のフロント板7と、該フロント板7の両側部に基端部を回動可能に取付けた、レバーハンドルであるアルミダイカスト製のプレーンハンドル8,9と、前記取付穴5の奥部に取付けられて、前記プレーンハンドル8,9の他端部の回動角度を規制する亜鉛ダイカストまたは合成樹脂製のストップガイド10とで構成され、これらでハンドルユニット6の周囲を区画し、その内部を上下に開口している。
前記フロント板7は縦長矩形に形成され、その上下端部に各一対のビス孔11,12が形成され、該ビス孔11,12にビス(図示略)を挿入し、これをドア4の側端部にねじ込んで取付けられている。
前記フロント板7の裏面の上下端部に、ハンドル取付ブロック13,14が突出成形され、それらの左右両側に図5,6のような凹状のサイドスペース15,16を形成している。
前記サイドスペース15,16の下端部または上端部に段部17,18が形成され、該段部17,18の中央にビス孔19,20が形成されている。
前記ハンドル取付けブロック13,14の間に箱形の錠ボックス21が突設され、該錠ボックス21は、フロント板7の裏面に突出成形した錠ケース22と、該ケース22の開口部を閉塞する縦長矩形の錠カバ−23とで構成されている。
図中、24は錠カバ−23に形成された複数のビス孔で、該ビス孔24にビス(図示略)を挿入し、これを錠ケース22の開口側端面に形成したビス孔25にねじ込んで、錠カバ−23を取付けている。
前記錠ケース22の内部に、ラッチである亜鉛ダイカスト製のスィングラッチ26が前後方向に揺動または回動可能に収容され、該スィングラッチ26は逆L字形状のスィングボデー27と、略U字形のフォーク28とから構成され、これらを前記ボデー27の上端部に嵌合しピン29を介して一体的に連結している。
すなわち、前記スィングボデー27の上部は略コ字形断面に形成され、その内部に前記フォーク28の中間部を挿入し、これらをピン29を介して連結し、その下部の係合部27aを前方に突出し、これをフロント板7の中高位置に形成した矩形のガイド孔30に出没可能に配置している。
前記係合部27aの端部に矩形の係合端面31が形成され、該端面31に円形の凹孔32が形成され、該凹孔32に円筒形のマグネット33が収容されている。
前記マグネット33は端面にビス孔34が形成され、該ビス孔34にビス35を挿入して凹孔32の奥部にねじ込み、マグネット33の表面を前記係合端面31と同一面上に取付けている。
前記フォーク28は上下一対の係合爪36,37を備え、これらを錠ケース22の内側面に形成した開口部38,39から突出し、その突出部を後述する係止板に係合可能に配置している。
前記スィングボデー27の前面上部とフォーク28の下端部に、互いに連通するバネ収容孔40,41が形成され、これらにスィングバネ42を収容している。前記スィングバネ42の外側端部はフロント板7の裏面の中高位置に圧縮されて着座し、その弾性によってスィングラッチ26をドア4の内側方向へ揺動または回動可能に付勢して、スィングラッチ26の解錠状態を維持するとともに、係合爪36,37を開口部38,39の外側へ突出している。
前記スィングボデー27の下端部に凹状湾曲部43が形成され、また錠ケース22の内側下端部に凸状湾曲部44が形成され、これらはスィングラッチ26の解錠時、図14のように係合してスィングボデー27の下端部を支持し、その係合端面31をフロント板7の前面と同一面上に位置付け、その係合状態をスィングバネ42の弾性によって保持し、ドア4を開放可能にしている。
一方、ドア4の閉扉時には図13のように、スィングボデー27の係合端面31が縦枠2に設けた後述する受座と対向位置に移動し、マグネット33が受座の後述する吸着板に吸引移動して突入し、マグネット33が吸着板に吸着してスィングラッチ26の施錠状態を保持し、ドア4の閉鎖状態を保持可能にしている。
前記プレーンハンドル8,9はハンドルユニット6と同形の矩形板で構成され、これらは実質的に同一に構成されている。すなわち、前記プレーンハンドル8,9の基端部内面に上下一対の蝶番45,46が突出成形され、該蝶番45,46は略三角柱状に形成され、これを前記サイドスペース15,16に配置し、その下端部または上端部を段部17,18に収容している。
前記蝶番45,46に貫通孔47,48が形成され、該貫通孔47,48にビス49,50を挿入し、これを前記ビス孔19,20にねじ込んでプレーンハンドル8,9を内外方向へ回動可能に取付けている。
前記プレーンハンドル8,9の他端部は若干肉厚に補強され、該補強部8a,9aの外側面に係合段部51,52が形成され、該係合段部51,52をストップガイド10の内側端部に係合可能に形成して、プレーンハンドル8,9の回動角度を規制している。
図中、53,54はストップガイド10の内面の凹状曲面10aの上下端部に形成したビス孔で、これらにビス55を挿入し、これを取付穴5の内壁にねじ込んでストップガイド10を取付けている。この場合、取付穴5の内壁またはドア4の側端部を前記凹状曲面10aと同形に形成すれば、前記ストップガイド10を省略し得る。
前記プレーンハンドル8,9の内面の中央部に略球台形状のバネ受56,57が突設され、これらの間にハンドルスプリング58が介挿され、該スプリング58の弾性を介してプレーンハンドル8,9を外側へ回動可能に付勢している。
前記プレーンハンドル8,9内面のバネ受56,57より基端部側に、係止板59,60が突設され、それらはプレーンハンドル8,9の内面に上下位置を若干相違して配置されていて、プレーンハンドル8側の係止板59を、プレーンハンドル9側の係止板60よりも若干下方に配置している。
前記係止板59,60は同形の略二等辺三角形に形成され、その頂部59a,60aを平坦面に形成していて、それらはプレーンハンドル8,9の回動変位に応じて、係合爪36,37に対する係合変位を加減し、スィングラッチ26の揺動ないし回動角度を形成可能にしている。
すなわち、前記係止板59は係合爪37の下面に係合可能に配置され、係止板60は係合爪37の下面に係合可能に配置されている。
このうち、係止板59は図5のように、常時は上側の斜辺の頂部59a側が係合爪37の下面に係合可能に位置し、プレーンハンドル8の押圧操作時には図6のように、前記斜辺が内側へ移動し、その裾部が係合爪37の下面に係合してフォーク28を押し上げ、スィングラッチ26を図13上反時計方向へ揺動ないし回動させて、係合端面31をガイド孔30の内側へ引き入れ、受座から後退させて解錠可能にしている。この後、スィングラッチ26の解錠状態はスィングバネ42の弾性によって保持され、ドア4が開扉可能になる。
そして、ドア4の開扉後、これを閉回動して係合端面31を受座の対向位置に移動すると、マグネット33が後述する吸着板に吸引移動して受座に突入し、マグネット33が吸着板に吸着してスィングラッチ26の施錠状態を保持し、ドア4の閉扉状態を保持可能にしている。
したがって、プレーンハンドル8の押圧操作はスィングラッチ26の解錠時に解除され、その解除に伴って係止板59の上側斜辺が係合爪37から後退し、係合爪37の下面が係止板59の上側斜辺に沿って下動し、スィングラッチ26を図14上時計方向へ揺動ないし回動させて、係合端面31をガイド孔30の外側へ突出させ、ドア4の閉扉後の施錠を可能にしている。
一方、前記係止板60は図7のように、常時は上側の斜辺の頂部59a側が係合爪36の下面に係合可能に位置し、プレーンハンドル9の押圧操作時には図8のように、前記斜辺が内側へ移動し、その裾部が係合爪36の下面に係合してフォーク28を押し上げ、スィングラッチ26を図13上反時計方向へ揺動ないし回動させて、係合端面31をガイド孔30の内側へ引き入れ、受座から後退させて解錠可能にしている。
この後、スィングラッチ26の解錠状態はスィングバネ42の弾性によって保持され、ドア4が開扉可能になる。
そして、ドア4の開扉後、これを閉回動して係合端面31を受座の対向位置に移動すると、マグネット33が後述する吸着板に吸引移動して受座に突入し、マグネット33が吸着板に吸着してスィングラッチ26の施錠状態を保持し、ドア4の閉扉状態を保持可能にしている。
したがって、プレーンハンドル9の押圧操作はスィングラッチ26の解錠時に解除され、その解除に伴って係止板60の上側斜辺が係合爪36から後退し、係合爪36の下面が係止板60の上側斜辺に沿って下動し、スィングラッチ26を図14上時計方向へ揺動ないし回動させて、係合端面31をガイド孔30の外側へ突出させ、ドア4の閉扉後の施錠を可能にしている。
前記ドア4の側端部と相対する縦枠2の中高位置に取付孔61が設けられ、該取付孔61に亜鉛ダイカストまたは合成樹脂製の有底箱形の前述の受座62が収容され、その開口部の外側に張出したフランジ63を、縦枠2の表面と同一面上に配置してビス止めしている。
前記受座62の開口側に底面板64が斜め下向きに配置され、該底面板64上に強磁性材である鉄板製の吸着板65がビス66を介して取付けられている。
この他、図中、67,68はプレーンハンドル8または9の押圧操作時、つまり解錠操作時に取付穴5内に形成された三角柱状の凹状スペースで、その幅広側のスペースに手指69を挿入可能にしている。
すなわち、プレーンハンドル8または9を押圧して解錠操作後、ドア4を開扉する場合、引き開き式のドア4の場合は、図12(a)のようにプレーンハンドル8を押圧し、取付穴5内に形成された凹状スペース67に手指69を挿入し、その先端部をストップガイド10の端部に掛けてドア4を引き寄せ、開扉回動するようにしている。
一方、押し開き式のドア4の場合は、図12(b)のように例えば一方のプレーンハンドル8を押圧し、スィングラッチ26を解錠後、ドア4をそのまま同方向へ押圧して押し回し、開扉回動するようにしている。図中、90は縦枠1,2を立設した床面である。
なお、ドア4の開扉後、プレーンハンドル8から手指69を離すと、プレーンハンドル8がハンドルスプリング58によって原位置に復帰回動し、プレーンハンドル9と平行に位置する。
そこで、開扉後のドア4を閉鎖する場合は、引き開け式および押し開き式のドア4は何れも図12(b)のように、例えば一方のプレーンハンドル8を押圧し、スィングラッチ26を解錠して、係合端面27aをスィングボデー27の内部に引き戻し、ドア4をそのまま同方向へ押圧して押し回し、閉扉回動する。
このように構成した本発明のドア錠は、ドア4の側端部にドア4と略同厚の箱形のハンドルユニット6を取付け、その内外面をドア4の内面または外面と同一面上に配置している。
したがって、本発明のプレーンハンドル8,9は平板状に形成され、従来のレバーハンドルやプッシュプルハンドルに比べ構成が簡単で容易に製作でき、しかもドア4の内外面に突出しないから、ハンドルないしドア周面が簡潔かつコンパクトで体裁が良く、ドア4の内外面に接する通路や部屋スペースを損なわず、また突出したドアハンドルに人が接触して怪我する心配がない。
前記ハンドルユニット6は、ドア4の側端部に取付けるフロント板7と、ドア4の内外面に回動可能に取付けるプレーンハンドル8,9と、該ハンドル8,9の回動角度を規制するストップガイド10と、ドア4の施解錠を機能するスィングラッチ26と、プレーンハンドル8,9の押圧操作に連動してスィングラッチ26を施解錠制御する係止板59,60と、スィングラッチ26の施解錠を形成する受座62と、で構成され、これらをアルミまたは亜鉛ダイカスト製または合成樹脂製として容易かつ均質に製作している。
次に、前記実施形態のドア錠を製作する場合は、先ずハンドルユニット6の主要部を組み立てる。すなわち、フロント板7の裏面の錠ケース22にスィングラッチ26を組み込み、フロント板7の両側にプレーンハンドル8,9の基端部を回動可能に取付ける。
先ず、錠ケース22にスィングラッチ26を組み込む場合は、予めスィングボデー27にピン29を介してフォーク28を連結し、また係合端面31の凹孔32にマグネット33を挿入し、これにビス35をねじ込んで取付ける。
そして、前記フォーク28の係合爪36,37を錠ケース22の開口部38,39に突出して配置し、バネ収容孔40,41にスィングバネ42を挿入し、その一端をフロント板7の裏面に着座し、係合部27aをガイド孔30に出没可能に配置後、錠ケース22の開口部に錠カバ−23をビス止めして閉塞する。
次に、フロント板7の両側にプレーンハンドル8,9の基端部を回動可能に取付ける場合は、プレーンハンドル8,9と一体の蝶番45,46をハンドル取付ブロック13,14の左右のサイドスペース15,16に収容し、貫通孔47,48にビス49,50を挿入し、これをビス孔19,20にねじ込む。
この後、バネ受56,57の間にハンドルスプリング58を介挿し、プレーンハンドル8,9を対向配置して、このアッセンブリ状態を保持する。この状況は図2のようである
一方、ドア4の側端部に取付穴5を形成し、その奥壁にストップガイド10をビス止め後、前記プレーンハンドル8,9のアッセンブリを取付穴5に収容し、該プレーンハンドル8,9の他側端部の係合段部51,52を、ストップガイド10の凹状曲面10aの内側の両端部に係合し、フロント板7の前方からビス(図示略)をビス孔11,12に挿入し、これをドア4の側端部にねじ込んでフロント板7を取付ける。
また、縦枠2の中高位置に取付孔61を形成し、該取付孔61に予め吸着板65をビス止めした受座62を収容し、そのフランジ63を縦枠2にビス止めする。
このようにしてドア4の側端部にハンドルユニット6を取付け、縦枠2に受座62を取付け、受座62とガイド孔30にスィングラッチ26の係合部27aを進退可能に取付けて、一連の組み立てを終了する。
こうしてドア4に取付けたハンドルユニット6は、プレーンハンドル8,9の一方の係止板59が、常時は上側の斜辺の頂部側が図5のように係合爪37の下面に係合可能に位置し、また他方の係止板60の上側の斜辺の頂部側が図7のように係合爪36の下面に係合可能に位置している。
このときのプレーンハンドル8,9は互いに平行に配置され、それらの表面は図9のようにドア4の内外面と同一面上に位置して、ドア4の閉扉時におけるスィングラッチ26の施錠時に相当している。
すなわち、前記ドア4の閉扉時は図13のように、スィングボデー27の係合端面31が縦枠2に設けた受座62の対向位置に移動し、マグネット33が受座62の吸着板65に吸引移動して受座62に突入し、マグネット33が吸着板62に吸着してスィングラッチ26の施錠状態を保持し、ドア4の閉鎖状態を保持している。
この場合、吸着板62の吸着力が弱いときは、吸着板62をマグネット33と異極性のマグネットで構成し、前記吸着力を増強する。
このような状況のドア4を開扉する場合は、先ずスィングラッチ26を解錠する。
前記スィングラッチ26を解錠する場合は、前記プレーンハンドル8または9をハンドルスプリング58の弾性に抗して内側へ押圧操作することで行なわれる。
このようにすると、係止板59または60の斜辺が係合爪37または36の内側へ移動し、その裾部が係合爪37または36の下面に係合してフォ−ク28を押し上げ、スィングラッチ26を図13上反時計方向へ揺動ないし回動させてマグネット33を吸着板65から引き離し、係合端面31をガイド孔30の内側へ引き入れ、受座62から後退させて解錠する。
前記スィングラッチ26の解錠状態は、この後スィングバネ42の弾性によって保持され、ドア4が開扉可能になる。この状況は図14のようである。
すなわち、スィングラッチ26の解錠後、ドア4を開扉する際、引き開き式のドア4の場合は、図12(a)のようにプレーンハンドル8を押圧し、取付穴5内に形成された凹状スペース67に手指69を挿入し、前記解錠状態を一時的に保持しながら手指69の先端部をストップガイド10の端部に掛けてドア4を引き寄せ、開扉回動する。
こうしてドア4を開扉し、その開扉操作を終了後、プレーンハンドル8から手を離すと、前記ハンドル8がハンドルスプリング58に押し戻されて原位置に復帰し、プレーンハンドル8,9が互いに平行な状態を回復する。
一方、押し開き式のドア4の場合は、図12(b)のように例えば一方のプレーンハンドル8を押圧し、スィングクラッチ26を解錠後、ドア4をそのまま同方向へ押圧して押し回し、開扉回動する。
こうして開扉したドア4を閉鎖する場合は、プレーンハンドル8,9が互いに平行な状態を維持しており、引き開け式および押し開き式のドア4に対し、何れも図12(b)のように、例えば一方のプレーンハンドル8を押圧し、スィングラッチ26を解錠して係合端面27aを、スィングボデー27の内部に引き戻し、ドア4をそのまま同方向へ押圧して押し回し、閉扉回動する。
そして、ドア4が閉扉位置に押し戻され、スィングボデー27の係合端面31が縦枠2に設けた受座62の対向位置に移動すると、マグネット33が受座62の吸着板65に吸引移動して受座62内に突入し、マグネット33が吸着板62に吸着してスィングラッチ26の施錠状態を保持し、ドア4の閉鎖状態を保持する。この状況は図13のようである
このようにこの実施形態は、ドア4の側端部に一対の平板状のプレーンハンドル8,9を回動可能に設け、常時はそれらの外面をドア4の内外面と同一面上に配置するとともに、プレーンハンドル8,9の内側に一対の係合爪36,37を備えたスィングラッチ26を揺動または回動可能に設け、また各ハンドル8,9の内側に係止板59,60を突設し、プレーンハンドル8,9の何れか一を押圧して回動し、対応する一の係止板59,60を同動させて一の係合爪36,37に係合させてスィングラッチ26を揺動または回動して解錠する一方、ドア4の閉扉時にスィングラッチ26の係合端面31を受座62内に突入させて施錠し、その際マグネット33を吸着板65に吸着させて、閉扉時の施錠状態を保持するようにしたものである。
図15乃至図31は本発明の他の実施形態を示し、前述の実施形態の構成と対応する部分に同一の符号を用いている。このうち図15乃至図28は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態はドア4の側端部の一部にプレーンハンドル8,9を取付ける代わりに、ドア4の側端部の上下全域にプレーンハンドル8,9を取付け、プレーンハンドル8,9の操作範囲を拡大して、例えば子供や大人、車椅子使用の身障者によるドア4の開閉操作に応じられるようにしている。
すなわち、この実施形態はドア4の側端部にフロント板7の代わりに、アルミニウム管製の角柱状の端部支柱72を垂直に配置し、該支柱72の上下端部にアルミニウム板製の上下枠板73,74を配置し、該枠板73,74の一端側にプレーンハンドル8,9を配置し、前記枠板73,74の過半部にドア4を配置している。
そして、端部支柱72の上下端部に上下枠板73,74の前端部をビス止めし、端部支柱72の内側に錠ケース22と錠カバー23を配置し、これらの内側にスィングラッチ26を揺動ないし回動可能に配置している。
また、端部支柱72の内外側にプレーンハンドル8,9の基端部を回動可能に配置し、前記上下枠板73,74の内側にドア4の上下端部をビス止めしている。
前記プレーンハンドル8,9の前後方向の長さは、ドア4の同方向の長さの約1/7に形成され、その横断面形状は扁平な略三角形に形成され、それらの内側の側端部の上下位置に内側蝶番75の可動側のヒンジプレート75aが取付けられ、その枢動側75bの上下位置に外側蝶番76の枢動側76aが配置され、可動側のヒンジプレート76bを端部支柱72の周面にビス止めしている。
そして、これら枢動側75b,76aに枢軸77を挿入し、該枢軸77を中心にヒンジプレ−ト75a,76bを介してプレーンハンドル8,9を内外方向へ回動可能に取付けている。
前記端部支柱72の中高位置の内部に錠ボックス21を取付け、その錠ケース22のフランジ22aを端部支柱72の後面にビス止めし、その開口部に錠カバー23をビス止めしている。
前記錠ボックス21と錠カバー23内の対向位置に凹孔78,79を形成し、この凹孔78,79にスィングラッチ26の両側部に設けた凸軸80を回動可能に挿入している。
前記スィングラッチ26は凸軸80を介して錠カバー23内に回動可能に支持され、スィングバネ42の弾性によって係合部27aを後方へ回動可能に付勢し、常時は係合端面31をガイド孔30の開口縁と同一面上に位置付け、受座62内の吸着板65から離反させている。
前記プレーンハンドル8,9の内面の対向位置にプレートパネル81,82をビス止めし、該パネル81,82に突設した係止板59,60を係合爪36,37に係合可能に配置している。
図中、83はプレートパネル81,82を固定したビス、84,85はプレーンハンドル8,9の内面の対向位置に形成した凹孔状のバネ受で、それらにハンドルスプリング58の両端を着座させている。
この実施形態ではドア4の端面に凹状曲面4aを直接形成して、前述のストップガイド10を省略し部品点数を低減するとともに、その凹状曲面4aの両端にプレーンハンドル8,9の係合段部51,52を係合させている。
このように構成した第2の実施形態のドア錠は、ドア4の高さと略同長のプレーンハンドル8,9と端部支柱72を用意し、端部支柱72の内外側面の上下位置に内外側蝶番75,76を上下に取付け、その可動側のヒンジプレート75a,76bにプレーンハンドル8,9の基端部を取付け、該プレーンハンドル8,9の基端部を回動可能に取付ける。
前記端部支柱72の中高位置に錠ボックス21を取付け、その内部にスィングラッチ26を上下方向に回動可能に取付け、その係合部27aをガイド孔30から出没可能に取付け、係合爪36,37の回動域に係止板59,60を配置する。
一方、端部支柱72と相対する縦枠2の中高位置に受座62を取付け、その内部の吸着板65に係合部27aに設けたマグネット33を吸着可能に配置する。
このように実施形態のドア錠の構成は、ドア4の側端部に上下に長尺のプレーンハンドル8,9を回動可能に取付ける以外は、前述の実施形態と実質的に同一である。
この実施形態のドア錠の施解錠および開閉扉時の操作は、前述の実施形態と実質的に同一である。
すなわち、プレーンハンドル8,9は常時はハンドルスプリング58の弾性によって外側へ回動し、その他側端部の係合段部51,52がドア4の凹状曲面4aの両端部に係合して、プレーンハンドル8,9の外面がドア4の内外面と同一面上に位置している。この状況は図22のようである。
このようなドア4の閉扉時には図21および図22のように、スィングボデー27の係合端面31が縦枠2に設けた受座62と対向位置に移動し、マグネット33が受座62の吸着板65に吸引移動して受座62に突入し、マグネット33が吸着板65に吸着してスィングラッチ26の施錠状態を保持し、ドア4の閉鎖状態を保持している。
一方、ドア4を開放する場合は、例えば一方のプレーンハンドル9をハンドルスプリング58に抗して内側へ押圧し、これをプレーンハンドル8の内面に重合する。
このようにすると、プレーンハンドル9と一体の係止板60が内側へ移動し、その裾部が係合爪36の下面に係合して係合爪36を押し上げる。
このため、スィングラッチ26が凸軸80を中心に図21上反時計方向へ回動し、マグネット33が吸着板65から引き離されて、係合部27aがガイド孔30内に引き戻され、係合端面31がガイド孔30の口縁部内に移動して解錠し、ドア4が開扉可能になる。
そこで、ドア4の開扉は、ドア4が引き開き式の場合は、前述の実施形態の図12(a)のように、プレーンハンドル9を押圧し、スィングラッチ26を解錠して、取付穴5内に形成された凹状スペース68に手指69を挿入し、その先端部をドア4の凹状曲面4aの端部に掛けてドア4を引き寄せ、開扉回動する。
一方、押し開き式のドア4の場合は、前述の実施形態の図12(b)のように例えば一方のプレーンハンドル8を押圧し、スィングクラッチ26を解錠後、ドア4をそのまま同方向へ押圧して押し回し、開扉回動する。
その際、プレーンハンドル8,9はドア4の側端部の上下方向の全域に位置しているから、その押圧位置を広域に得られ、操作者の身長の大小や操作位置の高低に拘わらず、子供や大人、車椅子利用の身障者等によるドア4の開閉にも応じられる。
こうして開扉したドア4を閉鎖する場合は、プレーンハンドル8,9が互いに平行な状態を維持しており、引き開き式および押し開き式のドア4は前述の実施形態と同様に、例えば一方のプレーンハンドル8を押圧し、スィングラッチ26を解錠して係合端面27aをスィングボデー27の内部に引き戻し、ドア4をそのまま同方向へ押圧して押し回し、閉扉回動する。
そして、ドア4が閉扉位置に押し戻され、スィングボデー27の係合端面31が縦枠2に設けた受座62の対向位置に移動すると、マグネット33が受座62の吸着板65に吸引移動して受座62内に突入し、マグネット33が吸着板62に吸着してスィングラッチ26の施錠状態を保持し、かつドア4の閉鎖状態を保持する。
図29乃至図31は本発明の第3の実施形態を示し、この実施形態は前述した第2の実施形態の応用形態に係る。この実施形態はドア4の側端部の上下全域に亘って、プレーンハンドル8,9を内外方向へ回動可能に支持する際、前述の実施形態における複数の内外側蝶番75,76と、それらのヒンジプレート75a,76b、およびそれらの枢軸77を廃して、部品点数の低減とその組み立ての手間の軽減を図っている。
すなわち、この実施形態は端部支柱72とプレーンハンドル8,9をアルミニウムの押し出しまたは引き出し成形品で構成し、このうち端部支柱72の端部側周面の上下全域に亘って、ビード状の一対の枢軸部86,87を内外方向へ突出成形している。
また、プレーンハンドル8,9の基端部の内側に上下全域に亘って、前記枢軸部86,87と係合可能な凹溝状の一対の枢支溝88,89を成形し、枢軸部86,87と対応する枢支溝88,89とで、それぞれ単一の蝶番を構成可能にしている。
図中、90はプレーンハンドル8,9の内部に形成した空隙部でアルミ材の節減とプレ−ンハンドル8,9の軽量化を図っている。
このように第3の実施形態は、端部支柱72とプレーンハンドル8,9をアルミニウムの押し出しまたは引き出し成形品で構成し、それらの成形時に端部支柱72の端部側周面の上下全域に亘って、ビード状の一対の枢軸部86,87を内外方向へ突設し、またプレーンハンドル8,9の基端部の内側に上下全域に亘って、前記枢軸部86,87と係合可能な凹孔状の一対の枢支溝88,89を成形している。
したがって、前述の実施形態における複数の内外側蝶番75,76と、それらのヒンジプレート75a,76b、およびそれらの枢軸77を廃して、部品点数の低減と製作費の低減を図れる。
また、前記端部支柱72にプレーンハンドル8,9を組み立てる場合は、プレーンハンドル8,9を保持し、その枢支溝88,89を前記枢軸部86,87に係合ないし嵌合すれば良いから、その組み立て作業を簡便に行なえ製作費の低減を促せる。
しかも、プレーンハンドル8,9の基端部は、単一の蝶番を構成する同軸上の枢軸部86,87と、枢支溝88,89によって回動可能に連結しているから、複数の内外側蝶番と、それらのヒンジプレート、およびそれらの枢軸を用いて連結する場合に比べて円滑に回動し、またドア4の反り等の変形を防止して、故障の発生を低減する。
なお、第3の実施形態のその余の作用効果は第2の実施形態と実質的に同様である。
このように本発明のドア錠は、レバーハンドルの構成を簡潔かつコンパクト化して容易かつ安価に製作できるとともに、レバーハンドルの突出をなくしてレバーハンドルないしドアの体裁を簡潔にし、また室内スペースや通路スペースを有効かつ安全に使用でき、しかもドアハンドルの操作位置を任意かつ広範囲に得られて操作者の身長の大小や操作位置の高低を許容し、子供や大人、車椅子使用の身障者等の利用に応じられるから、パーティ−ション等の錠前に好適である。
4 ドア
8,9 プレーンハンドル
26 ラッチ(スィングラッチ)
27a 係合部
31 係合端部
33 マグネット
36,37 係合爪
59,60 係止板
62 受座
65 吸着板
67,68 凹状スペース
69 手指
72 端部支柱
75 内側蝶番
76 外側蝶番
86,87 枢軸部
88,89 枢支溝

Claims (16)

  1. 一端を回動可能に支持したドアと、該ドアの内外部に配置したレバーハンドルと、該レバーハンドルの操作に連係してドアから出没可能に設けたラッチと、を備えたドア錠において、基端部を互いに異方向へ回動可能に付勢し、他端部をドアの端部に係合可能に設けた平板状の一対のレバーハンドルと、該レバーハンドルの内側に揺動または回動可能に設けたラッチと、該ラッチと同動可能に設けた一対の係合爪と、前記レバーハンドルの内側に前記係合爪と係合可能に設けた係止板と、を備え、一前記レバーハンドルの回動変位を介して一の前記係止板を係合爪に係合し、前記ラッチを揺動または回動してドアから出没可能に設けたことを特徴とするドア錠。
  2. 前記一対のレバーハンドルをドアの側端部に配置した請求項1記載のドア錠。
  3. 前記一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法より小形に形成し、該レバーハンドルをドアの中間位置に配置した請求項2記載のドア錠。
  4. 前記一対のレバーハンドルの上下寸法をドアの上下寸法と略同一に形成し、該レバーハンドルをドアの側端部の上下全域に配置した請求項2記載のドア錠。
  5. 前記ドアの側端部に端部支柱を垂直に配置し、該端部支柱の両側面に沿って一または複数の蝶番を配置し、該一または複数の蝶番に一対のレバーハンドルの基端部を回動可能に連結した請求項4記載のドア錠。
  6. 前記端部支柱の両側の上下全域に亘ってビード状の枢軸部を突設するとともに、一対のレバーハンドルの基端部の内側の上下全域に亘って、前記枢軸部と係合可能な凹溝状の一対の枢支溝を形成した請求項5記載のドア錠。
  7. 前記端部支柱と一対のレバーハンドルはアルミニウムの押し出しまたは引き出し成形品とし、前記枢軸部と枢支溝を端部支柱またはレバーハンドルと一体成形した請求項6記載のドア錠。
  8. 前記一対のレバーハンドルの外面をドアの内外面と同一面上に配置した請求項1記載のドア錠。
  9. 前記係止板を三角形に形成し、該係止板対応するレバーハンドルの回動変位に応じて、その斜辺部を前記係合爪に係合可能に配置した請求項1記載のドア錠。
  10. 二つ前記係止板の上下位置を相違して配置し、各係止板を各係合爪に係合可能に配置した請求項9記載のドア錠。
  11. 前記レバーハンドルの何れか一の内側回動変位時、前記ラッチをドアの内側に後退して解錠可能にした請求項1記載のドア錠。
  12. 記ラッチの解錠時、その係合端面をドアの側端面と同一面または同一面内に後退し、開扉可能にした請求項11記載のドア錠。
  13. 前記ドアの閉扉時、前記ラッチをドアの外側に突出して施錠可能にした請求項1記載のドア錠。
  14. 前記ドアの閉扉時、ラッチの係合端部をその対向位置に設けた受座に突入可能にした請求項13記載のドア錠。
  15. 記ラッチの係合端部にマグネットを設けるとともに、前記受座の内側に吸着板を設け、前記ドアの閉扉時、前記マグネットを前記吸着板に向かって吸引移動可能にした請求項14記載のドア錠。
  16. 前記レバーハンドルの何れか一を内側へ回動変位時、該レバーハンドルの外側に臨ませてドアの内側に凹状スペ−スを形成し、該凹状スペースに臨むドアの端部に手指を掛け止め可能にした請求項1記載のドア錠。
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