JP2003049572A - 鎌 錠 - Google Patents

鎌 錠

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JP2003049572A
JP2003049572A JP2001235881A JP2001235881A JP2003049572A JP 2003049572 A JP2003049572 A JP 2003049572A JP 2001235881 A JP2001235881 A JP 2001235881A JP 2001235881 A JP2001235881 A JP 2001235881A JP 2003049572 A JP2003049572 A JP 2003049572A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 戸開放状態において、フックボルトや他の錠
部品が錠ケースから突出するのを解消して、衣服の引っ
掛かりを確実に防止できる鎌錠を提供する。 【解決手段】 錠ケース11と、錠ケース11内を往復
スライドするスライドブロック13と、操作体14と、
フックボルト15、および2個のばね32・39を有す
る。フックボルト15をスライドブロック13で、施錠
あるいは解錠可能に揺動支持し、第2ばね39で施錠姿
勢に付勢する。スライドブロック13を第1ばね32で
錠ケース11内へ向かって移動付勢することにより、解
錠状態、即ち戸開放状態において、フックボルト15が
錠ケース11内に常に退入保持されるようにする。スラ
イドブロック13を第1ばね32に抗して移動操作する
と、フックボルト15が錠ケース11の外へ出て、スト
ライカー3に係合し施錠できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、引戸に適用され
る鎌錠、なかでも戸パネルが開放された状態において、
フックボルトを戸パネルの側端面より内側に退入保持で
きる構造の鎌錠に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な鎌錠においては、戸パネルを開
放操作したとき、フックボルトが錠ケースの側面から突
出した状態となる。そのため衣服の一部がフックボルト
に引っ掛かったり、重量物が当たってフックボルトを変
形させることがある。このような引っ掛かり事故を解消
するために、戸パネルを開放した状態において、フック
ボルトを錠ケース内へ退入保持できるようにした鎌錠が
ある。例えば、特開平9−4303号公報や特開平9−
279921号公報の鎌錠は、その一例である。いずれ
も、フックボルトの解錠姿勢を保持するトリガーを備え
ており、戸パネルを閉じ操作したときに、トリガーが戸
枠で錠ケース内へ押し返されることを利用して、トリガ
ーによるフックボルトの拘束を解除し、フックボルトを
ストライカーに係合できるにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、トリガ
ーでフックボルトの解錠姿勢を保持する形態の鎌錠は、
戸開放時のフックボルトの突出は解消できるものの、戸
パネルを開放した状態において、トリガーが錠ケースか
ら突出するのを避けられない。もちろん、トリガーの突
出量はフックボルトに比べて小さいが、衣服の一部が引
っ掛かったり、重量物が当たるのを完全に解消できるわ
けではない。トリガーを付加した分だけ錠構造が複雑に
なる不利もある。実開平4−110877号公報には、
フックボルトをクリックばねで施錠位置と解錠位置とに
位置保持できるようにした鎌錠が開示されているが、こ
の場合には戸パネルの開閉と、フックボルトの姿勢切り
換えとを個別に行わねばならず、戸パネルの開閉操作が
面倒になる。
【0004】この発明の目的は、フックボルトはもちろ
んのこと他の錠部品が、戸開放時に戸パネルの側端から
突出するのを解消して、衣服の引っ掛かりなどを完全に
解消でき、戸パネルの開閉操作も簡単に行える鎌錠を提
供することにある。この発明の目的は、フックボルトを
常に錠ケース内に退入保持し、戸パネルを施錠するとき
に限ってフックボルトを錠ケースから突出させることが
でき、錠部品の突出が一切なく安全性に優れた鎌錠を提
供することにある。この発明の目的は、閉じ状態の戸パ
ネルを戸枠に密接させて両者間に隙間が生じるのを解消
でき、従って戸パネルと戸枠との水密性や密閉度が向上
し、あるいは戸パネルのがたつきを解消できる鎌錠を提
供することにある。この発明の目的は、2個のフックボ
ルトでストライカーの上下2箇所を係合保持でき、戸パ
ネルの上下遊動をよく防止できる鎌錠を提供することに
ある。この発明の目的は、錠の構成部品点数を削減でき
るうえ、右勝手と左勝手のいずれの仕様にも共通して使
用でき、従って製作コストが少なくて済む鎌錠を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の鎌錠は、戸パ
ネル2に固定される錠ケース11と、錠ケース11で施
錠位置と解錠位置とに往復スライド可能に支持されるス
ライドブロック13と、スライドブロック13を解錠位
置へ向かって移動付勢する第1ばね32と、スライドブ
ロック13を第1ばね32の付勢力に抗して施錠位置へ
移動操作する操作体14と、スライドブロック13で上
下揺動可能に支持されて、ストライカー3に係合する施
錠姿勢と、ストライカー3との係合を解除する解錠姿勢
とに揺動変位できるフックボルト15と、フックボルト
15を施錠姿勢に揺動付勢する第2ばね39とを含む。
操作体14でスライドブロック13を第1ばね32に抗
してスライド操作することにより、フックボルト15が
錠ケース11の外へ突出しながら施錠揺動してストライ
カー3と係合できる。操作体14でフックボルト15を
第2ばね39に抗して解錠揺動することにより、フック
ボルト15をストライカー3から係合解除できる。解錠
状態において、スライドブロック13が第1ばね32で
ケース内方へ退入移動されて、フックボルト15が錠ケ
ース11内に常時退入保持されていることを特徴とす
る。
【0006】上記のスライドブロック13には、上下一
対のフックボルト15を配置し、両ボルト15の間に圧
縮コイル形の第2ばね39を配置する。以て、両フック
ボルト15は、ストライカー3に設けた出退口55の上
下のロック壁56に同時に係合させることができる。
【0007】フックボルト15は、ほぼ横向きに延びる
アーム部33と、アーム部33の突端に設けられてスト
ライカー3と係合する掛止爪34とを備えており、施錠
位置において錠ケース11から突出するスライドブロッ
ク13の側端部に、フックボルト15の不正解錠を阻止
する防護壁31が設けるられたものとすることができ
る。
【0008】操作体14は、錠ケース11の外に設けた
ハンドル7・8とハンドル軸47を介して連結されて往
復揺動できるレバーからなり、錠ケース11には、施錠
状態における操作体14を解錠操作不能にロック保持す
るサムターン機構16を設けることができる。
【0009】この発明の別の鎌錠は、図7ないし図11
に示すごとく戸パネル2に固定される錠ケース70と、
錠ケース70で施錠位置と解錠位置とに往復スライド可
能に支持されるフックボルト71と、フックボルト71
を解錠位置へ向かって移動付勢するボルトばね72と、
フックボルト71をボルトばね72の付勢力に抗して施
錠位置へ移動操作する操作体73とを含む。そのフック
ボルト71は、ストライカー3と係合する施錠姿勢と、
ストライカー3との係合を解除する解錠姿勢とに揺動変
位できるよう、錠ケース70で上下揺動可能に軸支され
て、ボルトばね72で施錠姿勢に揺動付勢されている。
操作体73でフックボルト71をボルトばね72に抗し
てスライド操作することにより、フックボルト72が錠
ケース70の外へ突出しながら施錠揺動してストライカ
ー3と係合でき、操作体73でフックボルト71をボル
トばね72に抗して解錠揺動することにより、フックボ
ルト71をストライカー3から係合解除できる。そし
て、解錠状態におけるフックボルト71が、ボルトばね
72で錠ケース70内へ向かって常時退入保持されてい
ることを特徴とする。
【0010】具体的には、対称構造の一対の半ケース体
70aを蓋合わせ状に接合して構成した錠ケース70の
内部に、フックボルト71とボルトばね72とを配置す
る。錠ケース70の内外側面に対向配置した一対の操作
体73どうしは、錠ケース70を貫通する締結具92で
同行スライド可能に一体化する。錠ケース70には、前
記締結具92をスライド可能に案内する第1溝75と、
フックボルト71のボス83をスライド可能に案内し、
かつボス83を揺動可能に軸支する第2溝76とを設け
る。そして操作体73の内面には、フックボルト71を
ボルトばね72に抗して施錠位置へ移動操作するための
連動軸91が、第2溝76内へ入り込む状態で突設され
ており、操作体73には、フックボルト72の受動アー
ム85を解錠方向へ変位操作する解錠部93が設けられ
ている。
【0011】フックボルト71の受動アーム85は、締
結具92の解錠方向のスライド軌跡に臨ませて配置し
て、締結具92のひとつが解錠体93を兼ねるようにす
ることができる。
【0012】
【発明の作用効果】この発明では、ストライカー3に係
合するフックボルト15をスライドブロック13で揺動
可能に支持し、スライドブロック13を第1ばね32で
錠ケース11の内方へ退入付勢して、解錠状態における
フックボルト15を錠ケース11内に常時退入保持でき
るようにしたので、フックボルト15はもちろんのこ
と、他の錠部品が、戸開放時に戸パネル2の側端から突
出するのを解消して衣服の引っ掛かりなどを完全に解消
できる。フックボルト15を常に錠ケース11内に退入
保持し、戸パネル2を施錠するときに限ってフックボル
ト15を錠ケース11から突出できるので、錠部品の突
出が一切なく安全性に優れた鎌錠が得られる。また、ハ
ンドル7・8で操作体14を介してスライドブロック1
3を移動操作し、あるいは、ハンドル7・8で操作体1
4を介してフックボルト15を解錠揺動操作することに
より、鎌錠の施錠および解錠の切り換えと、戸パネル2
の開閉とを同時に行うことができるので、戸パネル2の
開閉操作が簡単に行える。
【0013】施錠状態においては、第1ばね32が圧縮
されてスライドブロック13を解錠方向へ付勢してい
る。そのため、フックボルト15はストライカー3のロ
ック壁56に密着している。換言すると、戸パネル2は
戸枠1側へ押し付けられて、戸枠1に隙間のない状態で
密接している。従って、閉じ状態の戸パネル2と戸枠1
との間に隙間が生じるのを解消して、両者の水密性や密
閉度を向上できるうえ、戸パネル2が風や外部振動を受
けてがたつくのを解消できる。
【0014】スライドブロック13に、上下一対のフッ
クボルト15を配置し、両ボルト15をストライカー3
に設けた出退口55の上下のロック壁56に同時に係合
させるようにした鎌錠によれば、2個のフックボルトで
ストライカーの上下2箇所を係合保持できるので、外部
振動を受けて戸パネル2が上下に遊動するのをよく防止
でき、先のように戸パネル2が第1ばね32で戸枠1に
押し付けられることも相俟って、戸パネル2のがたつき
をよく防止できる。
【0015】スライドブロック13の側端部に防護壁3
1を設けた鎌錠によれば、施錠状態において、防護壁3
1が出退口55に入り込んで、フックボルト15の外面
を覆っている。そのため、戸パネル2と戸枠1との接合
隙間から金属板を差し込んで、フックボルト15を第2
ばね39に抗して解錠操作しようとしても、防護壁31
が邪魔になって解錠できず、従って不正解錠を阻止でき
る。
【0016】錠ケース11に、操作体14を解錠操作不
能にロック保持するサムターン機構16を設けた鎌錠に
よれば、サムターン機構16を待機位置へ復帰操作しな
い限りは、ハンドル7・8を操作しても操作体14を解
錠操作できないので、いたずらや悪意による解錠を阻止
して、防犯性を高めることができる。
【0017】フックボルト71を錠ケース70で施錠位
置と解錠位置とに往復スライド可能に支持し、ボルトば
ね72で解錠位置へ向かって移動付勢したうえで、フッ
クボルト71を、ストライカー3に対して施錠姿勢と解
錠姿勢とに揺動変位できるよう錠ケース70で支持した
鎌錠によれば、解錠状態におけるフックボルト71を、
ボルトばね72で錠ケース70内へ向かって常時退入保
持できるので、フックボルト15はもちろんのこと他の
錠部品が、戸開放時に戸パネル2の側端から突出するの
を解消して衣服の引っ掛かりを完全に解消でき、戸パネ
ル2の側端からの錠部品の突出が一切なく安全性に優れ
た鎌錠が得られる。また、操作体73を移動操作してフ
ックボルト15を施錠あるいは解錠揺動操作することに
より、鎌錠の施錠および解錠の切り換えと同時に、戸パ
ネル2の開閉を行えるので、戸パネル2の開閉操作を簡
単に行うことができる。
【0018】施錠状態においては、ボルトばね72が伸
張されてフックボルト71を解錠方向へ引張り付勢して
いる。そのため、フックボルト71はストライカー3の
ロック壁56に密着しており、戸パネル2は戸枠1側へ
引き寄せられて、戸枠1に隙間のない状態で密接してい
る。従って、閉じ状態の戸パネル2と戸枠1との間に隙
間が生じるのを解消して、両者の水密性や密閉度を向上
できるうえ、戸パネル2が風や外部振動を受けてがたつ
くのを解消できる。
【0019】フックボルト71の受動アーム85を操作
体73に設けた締結具92の解錠軌跡に臨ませて配置
し、締結具92を解錠体93として利用すると、解錠体
93を別途に設ける必要がなく、その分だけ操作体73
の構造を簡素化して、製造コストの削減化が図れる。
【0020】
【実施例】(実施例1)図1ないし図6はこの発明に係
る鎌錠の実施例を示す。図1および図2において符号1
は戸枠、2は戸パネル、3は戸枠1に固定したストライ
カーである。鎌錠は、戸パネル2にその側端面の側から
埋設される錠ユニット4と、戸パネル2の内外面に装着
されるカバー5・6と、各カバー5・6の外面に配置さ
れるハンドル7・8などで構成してある。
【0021】図3において錠ユニット4は、側端上下に
締結座10が張り出し形成されている角箱状の錠ケース
11を有し、錠ケース11の内部に、スライドブロック
13と、操作体14と、フックボルト15と、操作体1
4を解錠不能にロック保持するサムターン機構16と、
いくつかのばねを組み込んで構成してある。符号12は
錠ケース11の開口面を塞ぐ蓋板である。
【0022】錠ケース11は、戸パネル2の屋内側へ向
かって開口しており、さらに側端壁の上下中央にフック
ボルト15の出退口18が開口している。出退口18よ
りケース内方の上下には、解錠状態におけるフックボル
ト15の掛止爪34を収容するポケット19が設けてあ
り(図1参照)、このポケット19に連続して上下一対
のガイド壁20を設けてある。ケース内奥端にも上下一
対のガイド壁21が設けてある。ケースの外側壁の上下
にはハンドル軸を挿通するための穴22と、サムターン
軸51を挿通するための穴23が通設してある(図3参
照)。蓋板12にも同様の穴が通設してある。構造の簡
素化を図るために、錠ケース11は射出成形品で形成し
てある。
【0023】スライドブロック13は、横長四角形状の
平板状のベース部25を有し、ベース部25の中途部の
上下に、ばね受座26と、フックボルト15の揺動限界
を規定する規制壁27を一体に突設した射出成形品から
なる。ベース部25の板面には操作体14用の横長四角
形状の受動穴28と逃げ穴29、および上下一対の挿通
穴30が形成してある。規制壁27より側方に突出する
ベース部25の上下辺部は、それぞれ不正解錠を防ぐ防
護壁31として機能するが、その詳細は後述する。スラ
イドブロック13を錠ケース11内に組み、そのばね受
座26とケース側壁との間に、圧縮コイル形の第1ばね
32を装着することにより、スライドブロック13は解
錠位置側へ移動付勢される。
【0024】フックボルト15は、横長のアーム部33
を有し、その一端に嘴状の掛止爪34を、他端に解除腕
35を一体に形成したステンレス製のプレス金具からな
る。アーム部33の中途部の上下には、軸支部36とば
ね受爪37が設けてある。フックボルト15は、2枚の
金具をスポット溶接して構成するが、片方の金具の解除
腕35と、解除腕35に隣接するアーム部33の一部は
省略されている。規制壁27が突出する側のベース部2
5の面壁上下にフックボルト15を横長姿勢で配置し、
軸支部36に挿通したピン38を先の挿通穴30にかし
め固定することにより、両フックボルト15はスライド
ブロック13で施錠姿勢と解錠姿勢とに上下揺動自在に
支持される。この状態のばね受爪37の間に圧縮コイル
形の第2ばね39を介装することにより、各フックボル
ト15は、施錠姿勢に揺動付勢され、規制壁27で受け
止められている(図1参照)。
【0025】操作体14は、上下に長いレバー状の射出
成形品からなり、そのアーム41の下部にボス42とば
ね爪43とを突設し、上部寄りに卵形の突起44を突設
してある。アーム41の上端にはサムターン機構16用
の係合凹部45が形成してある。ボス42の両端を錠ケ
ース11と蓋板12とで支持することにより、操作体1
4は左右方向へ揺動可能に軸支され、ボス42に外嵌し
たキックばね46で、アーム41が直立する待機姿勢
(図1に想像線で示す状態)に姿勢保持される。この待
機状態において、突起44はフックボルト15の間を介
して、スライドブロック13の受動穴28に入り込み、
穴の内側縁に接当している。従って操作体14をキック
ばね46に抗して左または右へ揺動操作すると、突起4
4は受動穴28と解除腕35のいずれかに接当して、こ
れらを変位操作できる。操作体14は、角軸からなるハ
ンドル軸47を介して内外の両ハンドル7・8と連結し
てある。
【0026】図1および図2において、サムターン機構
16は、錠ケース11の上部中央に配置されるカム48
と、カム48で下向きに揺動操作されるロックレバー4
9と、ロックレバー49を時計回転方向へ揺動付勢する
キックばね50と、カム48をサムターン軸51を介し
て回動操作する操作つまみ52、および内外の表示アー
ム53とで構成する。操作つまみ52と、内側の表示ア
ーム53とは、内側のカバー5と戸パネル2との間に配
置されて、操作つまみ52の操作部のみがカバー5の外
に突出している。外側の表示アーム53は、外側のカバ
ー6と戸パネル2との間に配置する。各表示アーム53
は扇形に形成してあって、操作つまみ52をロック位置
に切り換えた状態と、ロック解除位置に切り換えた状態
とで、異なる色の表示を各カバー5・6の表示窓5a・
6aを介して表示できるようになっている(図2参
照)。
【0027】帯板状の金属板からなるストライカー3に
は、フックボルト15の進入を許す出退口55が縦長溝
状に開口してある。上下のフックボルト15の係止爪3
4は、爪先端の斜面部が出退口55の上下縁に接当し、
第2ばね39に抗して接近揺動することにより出退口5
5をくぐり抜けた後、施錠姿勢に復帰して上下のロック
壁56と係合する。この状態において第1ばね32は圧
縮されて、スライドブロック13を解錠方向へ付勢して
いる。そのため、係止爪34はロック壁56に密着し、
戸パネル2と戸枠1も隙間のない状態で密接している。
【0028】戸パネル2を開放した状態では、図1に示
すように、スライドブロック13は錠ケース11内に退
入して解錠位置にあり、フックボルト15はその係止爪
34がポケット19内に収まる状態で規制壁27に受け
止められている。この状態から、内外のハンドル7・8
のいずれか一方を操作して戸パネルを2を閉じ操作する
と、操作体14がキックばね46の付勢力に抗して反時
計回転方向へ揺動して、その突起44がスライドブロッ
ク13を第1ばね32に抗して、図4に向かって左側へ
スライドする。錠ケース11から突出するフックボルト
15は、係止爪34が他に先行して出退口55に接当
し、先に説明したように第2ばね39に抗しながら出退
口55をくぐり抜け、図5に示すようにロック壁56と
係合して施錠姿勢に切り換わる。
【0029】このとき、スライドブロック13の防護壁
31も出退口55に入り込む。そのため、戸パネル2と
戸枠1との接合隙間から金属板を差し込んで、フックボ
ルト15を第2ばね39に抗して解錠操作しようとして
も、防護壁31が邪魔になって解錠できず、従って不正
解錠を阻止できる。ハンドル7・8の操作力を開放する
と、ハンドル7・8および操作体14は待機位置へ復帰
し、突起44はフックボルト15の解除腕35の内側面
に当たっている。操作体14が待機位置にあるとき、操
作つまみ52を反時計回転方向へ回転操作すると、図5
に示すようにカム48がロックレバー49をキックばね
50に抗して押し下げ操作し、その下面に設けた突起4
9aが操作体14の係合凹部45と係合する。そのた
め、操作つまみ52を待機位置へ復帰操作しない限り
は、ハンドル7・8を操作しても操作体14を動かすこ
とはできない。
【0030】解錠時には、ハンドル7・8を揺動操作し
て、図6に示すように操作体14を時計回転方向へ揺動
させる。操作体14の揺動に伴って、突起44がフック
ボルト15の解除腕35を第2ばねの付勢力に抗して押
す。その結果、フックボルト15は図6に示すように係
止爪34どうしが接近揺動して、解錠姿勢に切り換わる
ので、ストライカー3の出退口55から抜け出ることが
でき、この状態で戸パネル2を開放操作できる。
【0031】(実施例2)図7ないし図11は、鎌錠の
別実施例を示す。そこでは、戸パネル2に固定される錠
ケース70と、錠ケース70で施錠位置と解錠位置とに
往復スライド可能に支持されるフックボルト71と、フ
ックボルト71を解錠位置へ向かって移動付勢する引張
りコイル形のボルトばね72と、フックボルト71をボ
ルトばね72の付勢力に抗して解錠位置へ移動操作する
操作体73(図8参照)と、戸パネル2の外面に固定さ
れるカバー74などで錠ユニット4を構成する。
【0032】錠ケース70は、一体成形ヒンジ74を介
して一体成形される一対の半ケース体70aを蓋合わせ
状に接合して構成する。各半ケース体70aは対称構造
に形成されており、その主面壁の上下に横長の第1溝7
5を平行に形成し、両溝75の間に第2溝76を形成
し、第1溝75の上下に締結ボス77(図9参照)を形
成し、第2溝76の近傍にナット座を形成してなる。主
面壁の外面上下にはフランジ壁78を張り出し、フラン
ジ壁78の基端に沿ってガイド溝79が形成してある。
両半ケース体70aの間に、フックボルト71とボルト
ばね72とが組み込まれる。両半ケース体70aは、ナ
ット座にねじ込んだビス80aとナット80bとで仮り
固定できる。ボルトばね72の一端は、ビス80aに掛
け止められる(図7参照)。
【0033】図10においてフックボルト71は、横長
のアーム部81の先端に嘴状の係止爪82を有し、基端
側にボス83と、ばね掛腕84と、受動アーム85とを
一体に成形したプラスチック成形品からなる。ボス83
を第2溝76で案内支持し、ばね掛腕84にボルトばね
72の一端を掛け止めることにより、フックボルト71
は解錠位置へ向かって移動付勢され、しかもボス83を
中心にして施錠姿勢に揺動付勢される。つまり、フック
ボルト72は、ストライカー3と係合する施錠姿勢と、
ストライカー3との係合を解除する解錠姿勢とに揺動変
位できるよう、錠ケース70で上下揺動可能に軸支され
て、ボルトばね72で施錠姿勢に揺動付勢されている。
【0034】図8および図9において操作体73は、上
下辺部にスライド壁87が形成してある平板状のプラス
チック成形品からなり、その面壁の上下に横長の逃げ溝
88を通設し、逃げ溝88の間に操作つまみ89を突設
する。面壁の内面側には、上下一対の締結ボス90と、
連動軸91が突設してある。図9に示すように、一対の
操作体73は、錠ケース70の内外側面に対向配置した
状態で、錠ケース70を貫通する皿ビス(締結具)92
で一体化されて同行スライドできる。皿ビス92は、ビ
ス座が形成された側から締結ボス90にねじ込まれ、締
結ボス90は第1溝75でスライド案内されている。ま
た、図7に示すように、上側の締結ボス90は受動アー
ム85を受け止めて、フックボルト71がボルトばね7
2の付勢力を受けて傾動するのを防いでいる。この締結
ボス90は、フックボルト71を解錠操作するための解
錠部93を兼ねている。締結状態における連動軸91は
第2溝76内に入り込んで、フックボルト71の基部周
面に臨んでおり、施錠時にフックボルト71をボルトば
ね72に抗してスライド操作できる状態にある。
【0035】図8および図9においてカバー74は、角
皿状のプラスチック成形品からなり、その凹部壁の上下
に6角ナット94が嵌め込まれる座部95を形成し、座
部95の間に操作つまみ89の左右スライドを許す開口
96とビス溝99が形成してある。外ハンドル98を開
口96に係合し、ビス溝99に挿通したビス100を外
ハンドル98にねじ込むことにより、外ハンドル98を
カバー74と一体化できる。この後、錠ケース70の屋
内側からボルト97を締結ボス77に挿通して、そのね
じ部をカバー74に装着した6角ナット94にねじ込む
ことによって、錠ケース70とカバー74とを戸パネル
2に固定でき、さらに操作体73の操作つまみ89を外
ハンドル98に係合して、外ハンドル98と操作体73
とを同行スライド可能に一体化できる。この状態では、
開口96と座部95に嵌め込まれた6角ナット94を外
ハンドル98で覆い隠すことができる。この装着状態に
おいて、フックボルト71は錠ケース70の側面から突
出しているが、戸パネル2の側端の内面に位置してい
る。従って、戸パネル1を開放した状態において、その
係止爪83に衣服の一部が引っ掛かることはない。以上
のように構成した鎌錠は、従来の鎌錠に比べて、錠の構
成部品点数を削減できるうえ、錠ケース70および操作
体72の構造を上下対象とするので、フックボルト71
組み付け方向を反転するだけで、右勝手と左勝手のいず
れの仕様にも共通して使用できるので、鎌錠の製作コス
トが少なくて済む。
【0036】戸パネル2を開放した状態では、図1に示
すように、フックボルト71が解錠位置にある。この状
態から、操作体73または外ハンドル98のいずれか一
方を操作して戸パネルを2を閉じ操作すると、フックボ
ルト71が連動軸91に押されて、ボルトばね72の付
勢力に抗して、図10に向かって左側へスライドする。
戸パネル2が戸枠1に接すると、フックボルト71の係
止爪83がストライカー3の出退口55に当たり、その
傾斜面がボルトばね72に抗しながら出退口55をくぐ
り抜け、ロック壁56と係合して施錠姿勢に切り換わ
る。
【0037】解錠時には、操作体73または外ハンドル
98を揺動操作して、図11に示すように操作体73を
右方向へスライド操作する。操作体73のスライドに伴
って、皿ビス92が受動アーム85に接当して、ストラ
イカー3と係合しているフックボルト71を時計回転方
向へ揺動操作し、その係止爪82とロック壁56との係
合状態を解除する。係合が解除されると同時に、フック
ボルト71は錠ケース70側へ引き込まれ解錠状態に切
り換わるので、戸パネル2を開放操作できる。
【0038】実施例1におけるフックボルト15は、上
下一対である必要はなく、いずれか一方にのみ設けてあ
ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】解錠状態の鎌錠の縦断正面図である。
【図2】鎌錠の縦断側面図である。
【図3】鎌錠の分解斜視図である。
【図4】施錠途中の鎌錠の縦断正面図である。
【図5】施錠状態の鎌錠の縦断正面図である。
【図6】解錠途中の鎌錠の縦断正面図である。
【図7】鎌錠の別実施例を示す正面図である。
【図8】別実施例の鎌錠の施錠状態における横断平面図
である。
【図9】図7におけるA−A線断面図である。
【図10】別実施例の鎌錠の施錠途中の縦断正面図であ
る。
【図11】別実施例の鎌錠の解錠途中の縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
2 戸パネル 3 ストライカー 11 錠ケース 13 スライドロック 14 操作体 15 フックボルト 32 第1ばね 39 第2ばね

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸パネル2に固定される錠ケース11
    と、錠ケース11で施錠位置と解錠位置とに往復スライ
    ド可能に支持されるスライドブロック13と、 スライドブロック13を解錠位置へ向かって移動付勢す
    る第1ばね32と、 スライドブロック13を第1ばね32の付勢力に抗して
    施錠位置へ移動操作する操作体14と、 スライドブロック13で上下揺動可能に支持されて、ス
    トライカー3に係合する施錠姿勢と、ストライカー3と
    の係合を解除する解錠姿勢とに揺動変位できるフックボ
    ルト15と、 フックボルト15を施錠姿勢に揺動付勢する第2ばね3
    9とを含み、 操作体14でスライドブロック13を第1ばね32に抗
    してスライド操作することにより、フックボルト15が
    錠ケース11の外へ突出しながら施錠揺動してストライ
    カー3と係合でき、 操作体14でフックボルト15を第2ばね39に抗して
    解錠揺動することにより、フックボルト15をストライ
    カー3から係合解除でき、 解錠状態において、スライドブロック13が第1ばね3
    2でケース内方へ退入移動されて、フックボルト15が
    錠ケース11内に常時退入保持されていることを特徴と
    する鎌錠。
  2. 【請求項2】 スライドブロック13に、上下一対のフ
    ックボルト15が配置されて、両フックボルト15の間
    に圧縮コイル形の第2ばね39が配置されており、 両フックボルト15が、ストライカー3に設けた出退口
    55の上下のロック壁56に同時に係合する請求項1記
    載の鎌錠。
  3. 【請求項3】 フックボルト15が、ほぼ横向きに延び
    るアーム部33と、アーム部33の突端に設けられてス
    トライカー3と係合する掛止爪34とを備えており、 施錠位置において錠ケース11から突出するスライドブ
    ロック13の側端部に、フックボルト15の不正解錠を
    阻止する防護壁31が設けてある請求項1または2記載
    の鎌錠。
  4. 【請求項4】 操作体14が、錠ケース11の外に設け
    たハンドル7・8とハンドル軸47を介して連結されて
    往復揺動できるレバーからなり、 錠ケース11に、施錠状態における操作体14を解錠操
    作不能にロック保持するサムターン機構16が設けてあ
    る請求項1または2または3記載の鎌錠。
  5. 【請求項5】 戸パネル2に固定される錠ケース70
    と、錠ケース70で施錠位置と解錠位置とに往復スライ
    ド可能に支持されるフックボルト71と、フックボルト
    71を解錠位置へ向かって移動付勢するボルトばね72
    と、フックボルト71をボルトばね72の付勢力に抗し
    て施錠位置へ移動操作する操作体73とを含み、 フックボルト71は、ストライカー3と係合する施錠姿
    勢と、ストライカー3との係合を解除する解錠姿勢とに
    揺動変位できるよう、錠ケース70で上下揺動可能に軸
    支されて、ボルトばね72で施錠姿勢に揺動付勢されて
    おり、 操作体73でフックボルト71をボルトばね72に抗し
    てスライド操作することにより、フックボルト72が錠
    ケース70の外へ突出しながら施錠揺動してストライカ
    ー3と係合でき、 操作体73でフックボルト71をボルトばね72に抗し
    て解錠揺動することにより、フックボルト71をストラ
    イカー3から係合解除でき、 解錠状態におけるフックボルト71が、ボルトばね72
    で錠ケース70内へ向かって常時退入保持されているこ
    とを特徴とする鎌錠。
  6. 【請求項6】 対称構造の一対の半ケース体70aを蓋
    合わせ状に接合して構成した錠ケース70の内部に、フ
    ックボルト71とボルトばね72とが配置されており、 錠ケース70の内外側面に対向配置した一対の操作体7
    3どうしが、錠ケース70を貫通する締結具92で同行
    スライド可能に一体化されており、 錠ケース70には、前記締結具92をスライド可能に案
    内する第1溝75と、フックボルト71のボス83をス
    ライド可能に案内し、かつボス83を揺動可能に軸支す
    る第2溝76が設けられており、 操作体73の内面には、フックボルト71をボルトばね
    72に抗して施錠位置へ移動操作する連動軸91が、第
    2溝76内へ入り込む状態で突設されており、 操作体73には、フックボルト72の受動アーム85を
    解錠方向へ変位操作する解錠部93が設けてある請求項
    5記載の鎌錠。
  7. 【請求項7】 フックボルト71の受動アーム85を、
    締結具92の解錠方向のスライド軌跡に臨ませて配置し
    て、締結具92のひとつが解錠体93を兼ねている請求
    項5または6記載の鎌錠。
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