JP6170527B2 - 光レセプタクル及び光トランシーバ - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般に、光通信用の光トランシーバ、モジュールに係り、特に高速通信用モジュールに好適な光レセプタクルに関する。
光レセプタクルは、光通信用トランシーバの光モジュールにおいて光ファイバコネクタを受光素子や発光素子等の光素子と光学的に接続させるための部品として用いられる。
近年、IPトラフィックの増加に伴い光通信用トランシーバは高速化が要求されている。一般に、レセプタクル型光モジュールを採用するトランシーバ等の形状は規格化されており、光学素子の1つである半導体レーザーから出射する光信号の変調速度を高速化すると、電気回路に必要なスペースが大きくなり、光モジュールの小型化が求められている。
半導体レーザー素子のモードフィールド径は、一般的に光信号の伝送路として用いられる光ファイバのコア径10μmよりも小さい。
近年では光トランシーバの通信速度をより高速化するため、単一のモジュール内に複数の半導体レーザーを有し、各半導体レーザーから出射された光を、板状部材の内部に形成された光導波路内で1つ導波路に合波した後、光レセプタクルの光ファイバと光学的に結合する構造の光モジュールも使われている。これらの光モジュールでは、小型化するために前述の光導波路を持つ板状部材を小型化する必要があり、光導波路のコア径は小さくなる傾向がある。
発光素子に代えて受光素子を用いる光モジュールにおいても、より高速、より長距離通信用途で用いるために、受光素子の受光径を小さくする傾向がある。
半導体レーザー素子から出射された光をファイバコアに集光する、またはファイバコアから出射された光を受光素子に集光するためのレンズは、光学素子のモードフィールド径とファイバコア径に差がある場合には倍率機能を有する必要があるが、差が大きければ大きいほど、レンズの焦点距離が長くなる、または必要レンズ枚数が多くなり光学系が複雑かつ高価になる問題があった。
モジュール全長が長くなることまたは光学系の複雑化を防ぐために、レンズによる倍率は小さく抑え、代わりに光ファイバの光学素子側端面の一部のファイバ先端にレンズを形成したり、GIファイバを融着することで入射された光のモードフィールド径を拡大しファイバに最適なモードフィールド径をファイバ端面に入射する方法が知られている(例えば参考文献1)。
しかしながら先行文献1の方法は、周期的にモードフィールド径が変化するGIファイバを用いるため、最適なモードフィールド径を得るためにはGIファイバの長さを厳密に管理しなければならず、製造上の管理が困難であるという課題があった。
また、GIファイバのように径方向に対してコア中心から外周部にかけて段階的に屈折率が異なるファイバを融着するとき、ファイバ端面を溶かして一体化させる融着技術では屈折率の異なるコアが溶け出し混ざりあってしまうため、融着部周辺の屈折率を管理することが困難であり、光損失が大きくなってしまう課題があった。
特開2006−154243号
本発明の態様は、上記問題を解決するためになされたもので、光ファイバの光学素子側端面のコアを小さくし、かつ一般的に伝送路に用いられるファイバよりもコアとクラッドの屈折率差の大きいファイバを融着することで、光モジュール全長を短くすることに貢献しながら、一般的に伝送路に用いられるファイバとコアとクラッドの屈折率差の大きいファイバの融着部分に屈折率およびコア径が緩やかに推移する部分を形成することで、モードフィールドの変換効率を抑え、結果として光学素子からプラグフェルールまでの結合効率の低下を抑制することができる光レセプタクル及び光トランシーバを提供することを目的とする。
第1の発明は、光を導通するためのコアとクラッドを有する光ファイバ、前記光ファイバが固定される貫通孔を有するフェルール、前記光ファイバを前記貫通孔に固定する高温硬化型の接着剤である弾性部材、を含むファイバスタブと、前記ファイバスタブの一端を保持するスリーブを有する保持具と、を備え、前記ファイバスタブは、前記フェルールのプラグフェルールと光学的接続する前記一端側の一端面と、前記一端面とは反対側において光学素子と光学接続され前記スリーブに保持されていない他端面と、を有し、前記光ファイバは、前記他端面側の第1の部分と、前記スリーブに保持される前記一端面側の第3の部分と、前記第1の部分と前記第3の部分との間に第2の部分を有し、前記第1の部分におけるコア径は、一様であり、前記第3の部分におけるコア径は、一様であり、前記第1の部分におけるコア径は、前記第3の部分におけるコア径より小さく、前記第2の部分におけるコア径は、前記第1の部分から前記第3の部分に推移するにつれて大きくなり、前記第2の部分における前記光ファイバの外径は、前記第1の部分における前記光ファイバの外径よりも小さく、前記第2の部分における前記光ファイバの外径は、前記第3の部分における前記光ファイバの外径よりも小さく、前記第2の部分における前記光ファイバの外径は、前記第1の部分および前記第3の部分から離れたひとつの最細部において最も小さくなり、前記第2の部分における前記光ファイバの外径は、前記第1の部分から前記最細部に向けて徐々に小さくなり、前記第2の部分における前記光ファイバの外径は、前記第3の部分から前記最細部に向けて徐々に小さくなり、前記弾性部材は、前記第2の部分の前記光ファイバと前記貫通孔の内壁との間の空間に隙間無く充填され、前記ファイバスタブのプラグフェルールと光学的接続する側とは反対側の端面において、前記フェルールの端面の一部と前記光ファイバの端面とが、前記ファイバスタブの中心軸に対して垂直となる面から所定の角度をもつ同一平面上にあることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、フェルールのプラグフェルールと光学的接続する側とは反対側の端面におけるコア径が、フェルールのプラグフェルールと光学的接続する側の端面におけるコア径よりも小さいため、光モジュールの長さを小さくすることができる。
また、第2の部分を形成することで、第1の部分から第3の部分へ推移していく際に、コア形状の急激な変化を抑えることができるため、第2の部分での光学的損失を抑えることができる。
さらに、第1の部分と第3の部分は形状が軸方向に対して変化せず、光の損失も小さいため、第2の部分は光フェルール内径部のどこに所在しても問題はない。これにより、ファイバの精密な長さ管理を必要とせず、経済的にレセプタクルを製造することができる。
また、光ファイバの外径が細くなる第2部分の外周には弾性部材が楔状に存在するため、光ファイバがフェルールよりも外側に突き出ることを抑え、光ファイバの外周のカケやクラックを抑制することができる。
また、第2の部分と第3の部分のクラッド外径に差を持たせることで、第2の部分のクラッドの外側に充填された弾性部材による楔作用をより効果的にする事ができる。
また、この光レセプタクルによれば、第2の部分の外周に弾性部材が充填されることにより、第2部分を補強することができる。
また、この光レセプタクルによれば、フェルールの端面の一部と光ファイバの端面とをファイバスタブの中心軸に対して垂直となる面から所定の角度をもつように研磨することで、光レセプタクルに接続される発光素子から出射され光ファイバに入射する光のうちで、光ファイバの端面で反射した光が発光素子に戻ることを防止し、光学素子を安定して動作させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第1の部分のコアの屈折率、前記第2の部分のコアの屈折率、および前記第3の部分におけるコアの屈折率は互いに等しく、前記第1の部分のクラッドの屈折率は、前記第3の部分のクラッドの屈折率より小さく、前記第2の部分のクラッドの屈折率は、前記第1の部分側から前記第3の部分側に向かって大きくなることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、屈折率差の大きいファイバを用いることで、小さいコア径でも光を散乱させること無く閉じ込めることができ、光がファイバに入射する際の損失を抑えることができる。また、第2の部分を形成することで、第1の部分から第3の部分へ推移していく際に、屈折率差の急激な変化を抑えることができるため、第2の部分での光学的損失を抑えることができる。また、コアの素材を共通化することができ、第1の部分、第2の部分、第3の部分の接続部におけるコア同士の屈折率差が存在しないため、接続部の反射による損失をおさえることができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記第1の部分のクラッドの屈折率、前記第2の部分のクラッドの屈折率、および前記第3の部分におけるクラッドの屈折率は、互いに等しく、前記第1の部分のコアの屈折率は、前記第3の部分のコアの屈折率より大きく、前記第2の部分のコアの屈折率は、前記第1の部分側から前記第3の部分側に向かって小さくなることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、クラッドが同一素材で形成できるため、クラッドが一様な物性を持つことができる。それにより、融点も一様になるため融着時のクラッド外径の成形を容易に行うことができる。
第4の発明は、第1〜3いずれか1つの発明において、前記第2の部分のコア径は、前記第1の部分側から前記第3の部分側に向かって線形に大きくなることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、第2の部分に進入したレーザーが放射状に広がっていったとしても、クラッドとコアの境界には小さい角度で入射されることとなり、光が全反射することによりクラッド側に光が逃げていくことを防ぐことができる。
第5の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明において、前記第2の部分のコア径は、前記第1の部分側から前記第3の部分側に向かって非線形に大きくなることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、第2の部分を形成する際の融着ファイバ引っ張り速度、融着放電時間やパワーに精度の高い制御を必要としないため、製造が比較的容易に可能とすることができる。
第6の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明において、前記第2の部分のコアは、前記第1の部分側から前記第3の部分側にかけて、前記第2の部分のコア径が大きくなっている領域の一部に段差を有することを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、第2の部分を形成する際の融着ファイバ引っ張り速度、融着放電時間やパワーに精度の高い制御を必要としないため、製造が比較的容易に可能とすることができる。また、この形状を取れば融点の異なるファイバでも接続することができるため、融着に用いるファイバの選択肢を広げることができる。
第7の発明は、第1〜6のいずれか1つの発明において、前記第1の部分におけるコア径が、0.5μm以上、8μm以下であることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、微細な光導波路から放出された光に対して、ファイバ側がMFDを小さくすることで、ファイバに入射する際に光のズームを必要としなくなる。それにより結合距離の短縮を図れると共に、レンズの簡略化にも貢献することができる。
第8の発明は、第1〜7のいずれか1つの発明において、前記第1の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差は、前記第3の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差より大きいことを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、第1の部分において、第3の部分よりも小さいビームウェストの光を伝える場合に、シングルモードでかつ損失少なく光を伝播することができる。
第9の発明は、第1〜8のいずれか1つの発明において、前記第1の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差は、前記第2の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差より大きいことを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、第1の部分において、第2の部分よりも小さいビームウェストの光を伝える場合に、シングルモードでかつ損失少なく光を伝播することができる。
第10の発明は、第1〜9のいずれか1つの発明において、前記第3の部分におけるコア径が、8μm以上、20μm以下であることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、現在一般的に使用されている光通信用シングルモードファイバとMFDをそろえることができるため、プラグフェルールと結合する場合のMFD差に起因する結合損失を抑えることができる。
第11の発明は、第1〜10のいずれか1つの発明において、前記第3の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差は、前記第2の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差より小さいことを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、第3の部分において、第2の部分よりも大きいビームウェストの光を伝える場合に、シングルモードでかつ損失少なく光を伝播することができる。
第12の発明は、第1〜11のいずれか1つの発明において、前記第2の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率の差は、前記第1の部分側から前記第3の部分側に向かって小さくなることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、第1の部分側から第3の部分側に向かって徐々に屈折率が小さくなることで、第1の部分と第3の部分の急激な屈折率の変化を防ぐことができ、第1の部分と第3の部分の結合位置における反射や散乱による光損失を抑えることができる。
第13の発明は、第1〜12のいずれか1つの発明において、前記第1の部分における前記光ファイバの外径は、前記第3の部分における前記光ファイバの外径と等しいことを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、第1の部分と第3の部分の外形が等しいことにより、第1の部分と第3の部分の中心軸ずれを防止することができ、軸ずれに起因する融着損失を抑えることができる。
第1の発明は、第1〜1のいずれか1つの発明において、前記第1の部分、前記第2の部分、および前記第3の部分は、全域に渡って前記貫通孔内に配設されていることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、光ファイバの全体がフェルールの貫通孔内に存在するため、外力による光ファイバの折れやクラックといった不具合を抑制する事ができる。
第1の発明は、第1〜1のいずれか1つの発明において、前記第1の部分は、前記フェルールから突出した部分を有し、前記第2の部分及び前記第3の部分は、全域に亘って前記貫通孔内に配設されていることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、光ファイバをフェルール端面から突出させることで、光学素子と光レセプタクルとを光学的に接続する際の調芯が容易になる。
第1の発明は、第1〜1のいずれか1つの発明において、前記第1の部分、前記第2の部分、および前記第3の部分は、一体でできていることを特徴とする光レセプタクルである。
この光レセプタクルによれば、光ファイバを一体で形成することで、第1部分、第2部分、第3部分それぞれの境界に空隙が発生することを防ぐことにより、光損失を抑えることができる。
17の発明は、第1〜16のいずれか1つの光レセプタクルを備えたことを特徴とする光トランシーバである。
この光トランシーバによれば、光ファイバの光学素子側端面のコアを小さくし、かつ一般的に伝送路に用いられるファイバよりもコアとクラッドの屈折率差の大きいファイバを融着することで、光モジュール全長を短くすることに貢献しながら、一般的に伝送路に用いられるファイバとコアとクラッドの屈折率差の大きいファイバの融着部分に屈折率およびコア径が緩やかに推移する部分を形成することで、モードフィールドの変換効率を抑え、結果として光学素子からプラグフェルールまでの結合効率の低下を抑制することができる。
光ファイバの光学素子側端面のコアを小さくすることで光モジュール全長を短くすることに貢献しながら、ファイバの軸方向長さに関して高い精度の寸法公差を必要とせず、ファイバの軸方向の動きを抑制することで結合効率の低下を防止し、またMFD変換の損失を抑えることのできる光レセプタクル及び光トランシーバが提供される。
本発明の第一の実施形態を示す光レセプタクルの模式断面図である。 本発明の第一の実施形態におけるファイバスタブの拡大断面図である。 本発明の第一の実施形態における第2部分が線形に拡大している状態の拡大断面図である。 本発明の第一の実施形態におけるビーム伝播の模式図である。 本発明の第一の実施形態における第2部分が非線形に拡大している状態の拡大断面図である。 本発明の第一の実施形態における第2部分に段差を有している状態の拡大断面図である。 本発明の第一の実施形態における第2部分を例示する模式断面図である。 本発明の第二の実施形態におけるファイバスタブの拡大断面図である。 第二部分の変換部長さに関する解析の一例を例示する模式図である。 第二部分の変換部長さに関する解析結果を表すグラフ図である。 第二部分の変換部長さに関する解析結果の光強度分布を表すコンタ図とグラフ図である。 本発明の第三の実施形態におけるファイバスタブを例示する模式断面図である。 本発明の第四の実施形態における光トランシーバを例示する模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について例示をする。尚、各図面中同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態を示す光レセプタクルの模式断面図である。
光レセプタクル1は、光ファイバ2と光ファイバ2を保持する貫通孔3cを有するフェルール3と弾性部材9とを含むファイバスタブ4と、ファイバスタブ4を保持する保持具5と、ファイバスタブ4の先端を一端で保持し、他端で光レセプタクル1に挿入されるプラグフェルールを保持可能なスリーブ6からなり、光ファイバ2はフェルール3の貫通孔3cに弾性部材9を用いて接着固定されている。なお、光レセプタクル1に挿入されるプラグフェルールは図示されていない。
フェルール3に適する材質はセラミックスが挙げられるが、本実施例ではジルコニアセラミックスを用い、その中心に光ファイバ2を接着固定し、プラグフェルールと光学的接続される一端(端面3b:図1参照)を凸球面に研磨して形成した。また、光レセプタクル1の組立てにおいて、ファイバスタブ4は保持具5に圧入固定されることが多い。
スリーブ6に適する材質は樹脂、金属、セラミックス等があげられるが、本実施例では全長方向にスリットを有するジルコニアセラミックス製の割りスリーブを用いた。スリーブ6は一端でファイバスタブ4の凸球面に研磨された先端部(端面3b)を保持し、他端で光レセプタクルに挿入されるプラグフェルールを保持するようになっている。
光ファイバ2は、中心軸C1に沿って延在するコア8と、コア8の周囲を囲むクラッド7と、を有する。例えば、コアの屈折率は、クラッドの屈折率よりも高い。光ファイバ(コア8及びクラッド7)の材料としては、例えば石英ガラスが挙げられる。石英ガラスには不純物が添加されていてもよい。
ファイバスタブ4は、プラグフェルールと光学的接続される一端面(端面3b)と、当該一端面とは反対側の他端面(端面3a)と、を有する。コア8は、端面3a及び端面3bにおいてクラッド7から露出している。
例えば、端面3a側に半導体レーザ素子等の光学素子が配置される。半導体レーザ素子等から出射された光は、端面3a側から光レセプタクル1に入射し、コア8内を伝搬する。または、端面3bからコア8に入射した光は、コア8内を伝搬し、端面3a側から光学素子へ向けて出射される。
端面3aと半導体レーザ素子等の光学素子等との間に、アイソレータ等の光学素子を設けてもよい。アイソレータは、例えば、偏光角度を回転させる素子(ファラデー素子等)や偏光子を有し、光を1方向にのみ透過させる。これにより、例えば、端面3aで反射された戻り光によるレーザ素子の損傷や、ノイズ等を抑制することができる。
また、ファイバスタブ4は、端面3bが中心軸C1と直交する平面に対して傾斜するように、研磨されていてもよい。すなわち、凸球面状の端面3bは、中心軸C1と直交する平面に対して傾斜する斜め凸球面であってもよい。これにより、光レセプタクル1は、端面3bにおいてAPC(Angled Physical Contact)コネクタと光学的に接続され、接続点における反射や接続損失を抑制することができる。
図2は、本発明の第一の実施形態におけるファイバスタブの拡大断面図である。
光ファイバ2は第一部分(第1の部分21)、第二部分(第2の部分22)、第三部分(第3の部分23)を融着した一本のファイバである。光ファイバ2の第一部分は第一部分クラッド7aと第一部分コア8aからなり、第二部分は第二部分クラッド7bと第二部分コア8bからなり、第三部分は第三部分クラッド7cと第三部分コア8cからなり、ファイバスタブ4の凸球面に研磨した端面3b側に第三部分が、中央に第二部分が、端面3bとは反対側の光学素子と光学接続される端面3a側に第一部分が配置されている。なお、第一部分クラッド7a、第二部分クラッド7b及び第三部分クラッド7cは、図1に関して説明したクラッド7に含まれる。また、第一部分コア8a、第二部分コア8b及び第三部分コア8bは、図1に関して説明したコア8に含まれる。
第一部分のコア径D1は、第三部分のコア径D3よりも小さく、第二部分のコア径D2は第一部分から第三部分に推移するにつれて徐々に大きくなっている(例えば図3を参照)。また、第一部分のファイバ外径D4と第三部分のファイバ外径D6は同じ大きさであるが、第二部分のファイバ外径D5はそれらよりも小さい(例えば図3を参照)。なお、コア径は、光軸(中心軸C1)と直交する方向に沿ったコアの長さ、すなわちコアの直径である。また、ファイバ外径は、中心軸C1と直交する方向に沿ったファイバの長さ(クラッドの長さ)、すなわちファイバの直径である。
第二部分を形成する手法としては、第一部分と第三部分を融着する際に、融着部の外周から石英の融点以上の熱を加えながら光ファイバ融着部を引き伸ばす方法等が挙げられる。第二部分のファイバスタブ4の中心軸C1方向の長さは、最も損失が少ない長さと熱を加えながら引き伸ばす事ができる限界の長さを考えて設計する必要がある。その長さとしては10マイクロメートル(μm)以上から1000μmであることが望ましい。
図3、図4、図5、図6及び図7に第二部分の形状について示す。
図3は、第二部分のコア径D2が第一部分から第三部分に推移していくにつれて線形的に拡大していく様子を示している。この形状をとることにより、第二部分に進入したレーザーが広がり角αで広がっていったとしても、図4で示すように、壁に対して小さい角度α‘で入射され、クラッド側に光が逃げていくことを防ぐ。ただし、この形状を作成するためには、ファイバを引っ張る速度とファイバに熱を加えるための放電量や放電タイミング、放電位置を厳密に制御しなくてはならず、形状形成の難易度は比較的高い。
図5は、第二部分のコア径D2が第一部分から第三部分に推移していくにつれて非線形に拡大していく様子を示している。この形状をとることにより、線形でコアが拡大していく時よりも変換部(第二部分)における損失は大きくなる可能性はあるが、上記制御項目に関して許容値が広がるため、放電量や放電タイミングが制御できないような製造機器に置いても、比較的簡単な制御によって作成できる利点がある。
図6は、第二部分のコア径D2が第一部分から第三部分に推移していくにつれてコアが非線形に拡大しつつも、クラッド7とコア8との境の一部がファイバ中心軸C1に対してほぼ垂直となる部分S1(本明細書ではこれを段差と呼ぶ)を有している状態を示している。この形状をとることにより、融着時に第二部分全域にわたって熱を伝えることが困難な場合でも作成することができる利点がある。
それぞれの部分のクラッドの屈折率とコアの屈折率の差の大きさは、第一部分が最も大きく、次いで第二部分が大きく、第三部分が最も小さい。第二部分に関しては第一部分と第三部分の融着時に形成されるという理由から、屈折率差は第一部分側では大きく、第三部分側に寄るにつれて徐々に屈折率差は小さくなっていく。
レーザーはあるビームウェスト径D7の状態まで集光された場合、広がり角α度で広がっていく特性を持つ。つまり、広がり角またはビーム径どちらか一方が決定すれば、もう一方も必然的に決定する。
コアとクラッドの屈折率差を生じさせる方法として、石英ガラスにエルビウムやゲルマニウムなど希土類を添加する方法が知られており、添加する対象は、コア、クラッド、またはその両方が挙げられる。石英ガラス中の添加物質や濃度によって、屈折率を調整することができる。第一部分、第二部分、第三部分それぞれにおいて、コアの屈折率とクラッドの屈折率とは、それぞれ1.4以上1.6以下程度である。コアとファイバの屈折率の差によって入射できるNA(開口度)が決定するため、第一部分に用いるファイバは、第一部分に入射するレーザーの広がり角αとNAが一致するように屈折率差を持たせたファイバを用いる必要がある。
広がり角が決定すれば入射径も決まるため、屈折率差と合わせて、入射するビーム径にあわせたMFD(モードフィールド径)を持つファイバを用いる必要がある。
第一部分、第三部分の中心軸C1方向の長さは、入射した光が単一のモードに落ち着くまでの距離を確保するためにそれぞれ100μm以上持つことが望ましく、第二部分がフェルール3の貫通孔3cの中央付近に配置されるように調整されることが望ましい。
ファイバスタブ4において光ファイバ2はフェルール3の貫通孔3cに弾性部材(接着剤)9を用いて固定される。実施例では高温硬化型のエポキシ系接着剤を用いた。なお、フェルール3の貫通孔3c内において、光ファイバ2とフェルール3の内壁との間に存在する空間には同接着剤が隙間無く充填されている。
ここで、図1〜図6に表した例では、第二部分のファイバ外径D5は、第一部分のファイバ外径D4よりも小さく、第三部分のファイバ外径D6よりも小さいため、貫通孔3c内においてフェルール3と第二部分のファイバ外周との間に隙間が発生する。この隙間に接着剤として弾性部材9が隙間無く充填される。これにより、第二部分のファイバの外側に充填された弾性部材9がファイバに対しての楔となり、ファイバスタブ4と光レセプタクル1に挿入されるプラグフェルールとが光学接続を行うために接触し、軸方向に平行に外力が作用したとしても、ファイバスタブ4又は光ファイバ2が軸方向に移動することを抑制する。
また、第二部分は、第一部分と第三部分とを融着させることで形成されるため、形成条件によっては、第二部分の強度は、第一部分の強度又は第三部分の強度よりも低い場合がある。これに対して、第二部分の外周に弾性部材9が充填されることにより、第二部分を補強することができる。
但し、実施形態においては、図7に表したように、第二部分のファイバ外径D5は、第一部分のファイバ外径D4又は第三部分のファイバ外径D5と実質的に同じであってもよい。この形状をとることにより、融着によって光ファイバ2を形成するときに、放電量や放電タイミングの制御を比較的簡単とすることができる。
また、通常、光レセプタクル1では光を光ファイバ2に入射する、または光ファイバ2より光を出射する際に光ファイバ2の端面2a(図2を参照)での光の反射を防ぐため、ファイバスタブ4の凸球面に研磨された端面3bとは反対側の端面3aにおいて、光ファイバ2の端面2aはフェルール3の中心軸C1(ファイバスタブの中心軸と同じ)に対して略垂直な平面となるように研磨される。ここで略垂直とは、中心軸C1に対して85度〜95度程度であることが望ましい。
本発明の第一の実施形態では、光ファイバ2の端面2aはファイバスタブ4の中心軸C1に対して垂直となる平面に研磨されており、さらに光ファイバ2の端面2aとフェルール3の端面3aはほぼ同一平面上に存在している。ここでほぼ同一平面上とは、光ファイバ2の端面2aとフェルール3の端面3aとの間の距離が−250nm〜+250nm程度であることが望ましい。
ファイバスタブ4の凸球面に研磨した端面3bとは反対側の端面3aにおいて、ファイバ2のコア8の中心は、フェルール3の中心から0.005ミリメートル(mm)の範囲内に存在する。これにより、光ファイバ2のコア8の位置を制御することで、光モジュールの組み立て時の接続ロスを小さくし、容易に光モジュールを組み立てることができる。
ファイバスタブ4の凸球面は通常フェルール3の中心軸C1に対して垂直な平面上に形成されているが、垂直となる面から所定の角度(例えば4度〜10度)を持つ平面上に形成されても良い。
(第二の実施形態)
図8は、本発明の第二の実施形態を示す光レセプタクルの模式断面図である。
光レセプタクル1を構成する部材は第一の実施形態と同様であり、光ファイバ2と光ファイバ2を保持する貫通孔3cを有するフェルール3の凸球面に研磨された端面3b(図8参照)とは反対側の端面3a(図8参照)において、光ファイバ2の端面2aとフェルール3の端面3の一部が、フェルール3の中心軸C1に対して垂直となる面から所定の角度(例えば4度〜10度)を持つ平面となるように研磨されている。
このことにより、光レセプタクル1に接続される発光素子から出射され光ファイバ2に入射する光のうちで、光ファイバ2の端面2aで反射した光が発光素子に戻ることを防止し、光学素子を安定して動作させることができる。
通常、ファイバスタブ4におけるフェルール3の中心軸C1に対して垂直となる面から所定の角度を持つ面を形成するためには、フェルール3の貫通孔3cに光ファイバ2を挿入し、接着剤で固定した後にフェルール3と光ファイバ2を同時に研磨して形成する。
本発明の第一、および第二の実施形態では、第二部分の外径が細くなった部分2bの外周に、光ファイバ2をフェルール3の貫通孔3c内に固定するための弾性部材(接着剤)9が充填されている。このため、光ファイバの中心軸C1と平行な力が作用したとしても、弾性部材が楔として作用し、ファイバの中心軸方向のズレを抑制することができるため、接触不良に伴う損失やファイバがフェルールから飛び出す現象が起きにくくなる。
次に、本発明者が実施した第一部分の光ファイバのコア径、屈折率、第二部分の中心軸C1方向の長さに関する検討について、図面を参照しつつ説明する。
図9〜図11は、検討に用いた解析条件および解析結果の一例を例示する模式図である。
まず、コア径について説明する。
図9は、本検討で用いた光ファイバを表す模式断面図である。
直径w1のビームウェストを持つビームが直径w2のMFDを持つファイバに入射される場合、光軸垂直方向の軸ずれ、角度ずれ、光軸方向のずれがないと仮定すると結合効率ηは以下の式で求められることが知られている。
この理論式によれば、レーザのビームウェストとファイバのMFDが一致するw1=w2の時に効率は1(100%)になる事がわかる。また、シングルモードファイバのMFDは、コア径が0〜10μmの範囲においては、波長によって変動するがファイバのコア径よりも直径が0.5〜4μm大きくなることが知られている。この事実より、ファイバのコア径は入射されるビームウェストよりも0.5〜4μm程度小さいことが望ましい。
屈折率差について説明する。光がシングルモードファイバの中を伝播していくには、光の広がり角θ1とファイバの受光角θ2とが一致していることが望ましい。なお、このθ1は、次式で求められることが知られている。
この式によれば、入射されるレーザービームのビームウェストw1が分かれば広がり角θ1を求めることができる。また、ファイバの受光角θ2は、

に示されるとおり、コアの屈折率ncoreとクラッドの屈折率ncladから求められることが分かっている。
入射されるビームウェストw1が決定されれば、そのビームの広がり角も必然的に決定されるため、ファイバのコアとクラッドの屈折率差はθ2=θ1となるように決定されなければならない。例えば、コアとクラッドに石英ガラスを用いた場合、コアとクラッドの屈折率は1.4〜1.6程度の範囲で推移する。
第二部分の中心軸C1方向の長さについて説明する。この長さの違いによる効果を確認するために、光CAE解析を実施した。本検討では第一部分のコア径D1は3μm、第一部分コア8aの屈折率は1.49、第3部分のコア径D3は8.2μm、第三部分コア8cの屈折率は1.4677、ファイバ全長を1000μm、各部分のクラッド(7aと7bと7c)の屈折率は共通で1.4624、入射されたビームのビームウェスト径D7は3.2μmとした。この条件の下で、第二部分の中心軸C1方向の長さを0μmから500μmまで100μm刻みで変化させた場合に、光強度がどのように変化するか計算した。なお、第一部分と第三部分の長さはそれぞれ(1000μm − 第二部分長さ)÷2とした。
この解析の解析結果をまとめたグラフを図10に示す。横軸は第二部分の中心軸C1方向の長さ、縦軸は入射された光を1としたときの、ファイバ出射端における光の強度を対数表示したものである。この解析結果によれば、第二部分の中心軸C1方向の長さが長くなれば、光ファイバ2の内部における損失が小さくなる。その変化の様子としては、0〜100μmまでは長さが増加することにより損失は急激に低下し、100μm以上では損失はほぼ横ばいとなる。これより、第二部分の長さは100μm以上であることが望ましいと考えられる。
図11は、本解析条件の一例において、ファイバ内の光強度分布をコンタ図とグラフで示した図である。グラフの縦軸はファイバの入射端からの距離、横軸は光の強度を示している。このグラフで特筆すべきことは、第一部分と第三部分を伝播していく過程において、光はほぼ減衰しないという点である。入射された光は当初光の干渉によって強度が減少するものの、それが出射端からある程度伝播したところで安定する。その後は一定の値を保ったまま第二部分に入る。第二部分ではMFDの変換および屈折率の変化による損失が発生するため光強度は低下し、その後第三部分へと入る。第三部分ではほぼ強度の変化は無く、出射端まで一定の値を保つ。
本発明の一実施形態によれば、第一部分と第三部分の中心軸C1方向の長さは減衰には影響しないため、その長さが変化してもファイバの機能およびファイバ全体の損失には影響は無い。言い換えれば第一部分と第三部分の長さは設計者の任意の長さで設計することができるうえに、その設計寸法の寸法公差は大きくとることができる。この利点はGIファイバやレンズ付ファイバのように厳密な寸法精度を必要とせず、量産性の向上に大きく貢献することができる。
以上説明したように、本実施形態によればファイバスタブ4の凸球面に研磨した端面3bとは反対側の端面3aにおけるコア径D1が凸球面に研磨した端面3bのコア径D2よりも小さいため、光モジュールの長さを小さくすることができる。また、第一部分と第三部分の軸方向長さに対して、高い精度の寸法管理を必要としないものとできる。
第二部分のファイバ外径D5はクラッドの貫通孔3cよりも小さいため、その隙間に弾性部材9が充填されることにより、ファイバが中心軸方向に移動することを抑止することができる。
(第三の実施形態)
図12は、本発明の第三の実施形態に係る光レセプタクルの一部を例示する模式的断面図である。
図12は、本実施形態に係る光レセプタクルのうち、ファイバスタブ4の部分を拡大して表している。図12に表したように、第一部分(第1の部分21)は、フェルール3の貫通孔3c内に配置された部分(内側部21a)と、貫通孔3c外に配置された部分(突出部21b)と、を有する。また、本実施形態に係る光レセプタクルは、弾性部材19を有する。上記以外については、本実施形態は、第一又は第二の実施形態と同様である。
突出部21bは、フェルール3(端面3bとは反対側の、フェルール3の面)から外側に突出している。すなわち、突出部21bは、中心軸C1と直交する方向においてフェルール3と並ばない。内側部21aは、中心軸C1と直交する方向においてフェルール3と並び、中心軸C1に沿って見たときにフェルール3に囲まれている。
また、第二部分の全域および第三部分の全域は、それぞれ貫通孔3c内に配置されている。すなわち、第二部分の全域および第三部分の全域は、中心軸C1と直交する方向においてフェルール3と並び、中心軸C1に沿って見たときにフェルール3に囲まれている。
既に述べたとおり、光レセプタクルの端面3bと反対側には、半導体レーザ素子等のモジュールや光学素子が設けられる。図12には、一例として、光学素子の一部分31を示している。
例えば、光学素子の一部分31は、突出部21bに対応した形状(溝など)を有している。光学素子と光レセプタクルとを組み立てる際には、光学素子の一部分31に突出部21bを載せる等し、光学素子の光出射端に、直接、押し当てる。または、レンズ等の素子を用いて光出射端から突出部21に光が入射されるようにする。これにより、組立の際の調芯の手間を軽減することができる。また、調芯の精度を向上させることができ、光学的な接続損失を低減させることができる。
弾性部材19は、突出部21bの第三部分側の端部に設けられる。弾性部材19は、例えば、突出部21b及びフェルール3に接している。これにより、弾性部材19は、第一部分を保護する。弾性部材19の中心軸C1方向に沿った長さL1は、例えば2mm程度である。このため、突出部21bの中心軸C1方向に沿った長さL2は、2mm以上であることが望ましい。また、第一部分の強度の確保、及び光レセプタクルの小型化の観点から、突出部21bの長さL2は、20mm以下であることが望ましい。なお、第二部分及び第三部分は、貫通孔3cの内部に配置されているため、フェルール3によって保護される。
(第四の実施形態)
図13(a)及び図13(b)は、本発明の第四の実施形態に係る光トランシーバを例示する模式図である。
図13(a)に表したように、本実施形態に係る光トランシーバ200は、光レセプタクル1と、光学素子110と、制御基板120と、を有する。
制御基板120上には、回路等が形成されている。制御基板120は、光学素子110と電気的に接続されている。制御基板120は、光学素子110の動作を制御する。
光学素子110は、例えば、受光素子または発光素子が用いられる。この例では、光学素子110は、発光部である。光学素子110は、レーザダイオード111とレンズ112とを有する。レーザダイオード111は、制御基板120に制御され、光を光レセプタクル1のファイバスタブ4へ出射する。レンズ112は、出射された光の光路上において、光レセプタクル1とレーザダイオード111との間に位置する。
なお、光学素子110は、図13(b)に表したように、素子113を有していてもよい。この素子113は、レーザダイオードと、コア径の小さい光導波路と、を有する。導波路のコア内を伝搬する光は、レンズ112を介して光レセプタクル1に入射する。光導波路は、例えば、シリコンフォトニクスによって形成される。また、光導波路には、石英導波路を用いてもよい。なお、実施形態においては、レンズ112を設けずに、レーザダイオードや光導波路から出射される光を直接、光レセプタクル1に入射させてもよい。
また、光レセプタクル1には、プラグフェルール50が挿入されている。プラグフェルール50は、スリーブ6によって保持されている。光ファイバ2は、端面3bにおいて、プラグフェルール50と光学的に接続されている。これにより、光学素子110とプラグフェルール50とが光レセプタクルを介して光学的に接続され、光通信が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、ファイバスタブ4などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや光ファイバ2やフェルール3の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 光レセプタクル、 2 光ファイバ、 2a 光ファイバの端面、 3 フェルール、 3a 光学素子と光学接続される端面、 3b プラグフェルールと光学接続される端面、 3c 貫通孔、 4 ファイバスタブ、 5 保持具、 6 スリーブ、 7a 第一部分クラッド、 7b 第二部分クラッド、 7c 第三部分クラッド、 8a 第一部分コア、 8b 第二部分コア、 8c 第三部分コア、 9、19 弾性部材、 21 第1の部分、 21a 内側部、 21b 突出部、 22 第2の部分、 23 第3の部分、 31 光学素子の一部分、 50 プラグフェルール、 110 光学素子、 111 レーザダイオード、 112 レンズ、 113 素子、 120 制御基板、 D1 第一部分のコア径、 D2 第二部分のコア径、 D3 第二部分のコア径、 D4 第一部分のファイバ外径、 D5 第二部分のファイバ外径、 D6 第三部分のファイバ外径、 D7 ビームウェスト径、 C1 ファイバスタブ4の中心軸、 L1 弾性部材の長さ、 L2 突出部の長さ、 S1 部分、 α 広がり角、 α’ 第二部分の境界とビームが織り成す角度

Claims (17)

  1. 光を導通するためのコアとクラッドを有する光ファイバ、前記光ファイバが固定される貫通孔を有するフェルール、前記光ファイバを前記貫通孔に固定する高温硬化型の接着剤である弾性部材、を含むファイバスタブと、
    前記ファイバスタブの一端を保持するスリーブを有する保持具と、
    を備え、
    前記ファイバスタブは、前記フェルールのプラグフェルールと光学的接続する前記一端側の一端面と、前記一端面とは反対側において光学素子と光学接続され前記スリーブに保持されていない他端面と、を有し、
    前記光ファイバは、前記他端面側の第1の部分と、前記スリーブに保持される前記一端面側の第3の部分と、前記第1の部分と前記第3の部分との間に第2の部分を有し、
    前記第1の部分におけるコア径は、一様であり、
    前記第3の部分におけるコア径は、一様であり、
    前記第1の部分におけるコア径は、前記第3の部分におけるコア径より小さく、
    前記第2の部分におけるコア径は、前記第1の部分から前記第3の部分に推移するにつれて大きくなり、
    前記第2の部分における前記光ファイバの外径は、前記第1の部分における前記光ファイバの外径よりも小さく、
    前記第2の部分における前記光ファイバの外径は、前記第3の部分における前記光ファイバの外径よりも小さく、
    前記第2の部分における前記光ファイバの外径は、前記第1の部分および前記第3の部分から離れたひとつの最細部において最も小さくなり、
    前記第2の部分における前記光ファイバの外径は、前記第1の部分から前記最細部に向けて徐々に小さくなり、
    前記第2の部分における前記光ファイバの外径は、前記第3の部分から前記最細部に向けて徐々に小さくなり、
    前記弾性部材は、前記第2の部分の前記光ファイバと前記貫通孔の内壁との間の空間に隙間無く充填され、
    前記ファイバスタブのプラグフェルールと光学的接続する側とは反対側の端面において、前記フェルールの端面の一部と前記光ファイバの端面とが、前記ファイバスタブの中心軸に対して垂直となる面から所定の角度をもつ同一平面上にあることを特徴とする光レセプタクル。
  2. 前記第1の部分のコアの屈折率、前記第2の部分のコアの屈折率、および前記第3の部分におけるコアの屈折率は、互いに等しく、
    前記第1の部分のクラッドの屈折率は、前記第3の部分のクラッドの屈折率より小さく、
    前記第2の部分のクラッドの屈折率は、前記第1の部分側から前記第3の部分側に向かって大きくなることを特徴とする請求項1に記載の光レセプタクル。
  3. 前記第1の部分のクラッドの屈折率、前記第2の部分のクラッドの屈折率、および前記第3の部分におけるクラッドの屈折率は、互いに等しく、
    前記第1の部分のコアの屈折率は、前記第3の部分のコアの屈折率より大きく、
    前記第2の部分のコアの屈折率は、前記第1の部分側から前記第3の部分側に向かって小さくなることを特徴とする請求項1に記載の光レセプタクル。
  4. 前記第2の部分のコア径は、前記第1の部分側から前記第3の部分側に向かって線形に大きくなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  5. 前記第2の部分のコア径は、前記第1の部分側から前記第3の部分側に向かって非線形に大きくなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  6. 前記第2の部分のコアは、前記第1の部分側から前記第3の部分側にかけて、前記第2の部分のコア径が大きくなっている領域の一部に段差を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  7. 前記第1の部分におけるコア径が、0.5μm以上、8μm以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  8. 前記第1の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差は、前記第3の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差より大きいことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  9. 前記第1の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差は、前記第2の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差より大きいことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  10. 前記第3の部分におけるコア径が、8μm以上、20μm以下であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  11. 前記第3の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差は、前記第2の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率との差より小さいことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  12. 前記第2の部分におけるコアの屈折率とクラッドの屈折率の差は、前記第1の部分側から前記第3の部分側に向かって小さくなることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  13. 前記第1の部分における前記光ファイバの外径は、前記第3の部分における前記光ファイバの外径と等しいことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  14. 前記第1の部分、前記第2の部分、および前記第3の部分は、全域に渡って前記貫通孔内に配設されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  15. 前記第1の部分は、前記フェルールから突出した部分を有し、
    前記第2の部分及び前記第3の部分は、全域に亘って前記貫通孔内に配設されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  16. 前記第1の部分、前記第2の部分、および前記第3の部分は、一体でできていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1つに記載の光レセプタクル。
  17. 請求項1〜16のいずれか1つに記載の光レセプタクルを備えたことを特徴とする光トランシーバ。
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