JPH06174947A - 光ファイバ端末 - Google Patents
光ファイバ端末Info
- Publication number
- JPH06174947A JPH06174947A JP4329437A JP32943792A JPH06174947A JP H06174947 A JPH06174947 A JP H06174947A JP 4329437 A JP4329437 A JP 4329437A JP 32943792 A JP32943792 A JP 32943792A JP H06174947 A JPH06174947 A JP H06174947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- capillary
- ferrule
- fiber terminal
- ferrule frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバとフェルールを接着した後で、キ
ャピラリと光ファイバ外被の境目にある気泡の有無を外
部から確認できる光ファイバ端末。 【構成】 光ファイバ心線が挿入されるためのキャピラ
リを可視光透過体で構成すると共にフェルール枠には開
口部を予め設けておき、光ファイバを可視光透過性の接
着剤で固定した。
ャピラリと光ファイバ外被の境目にある気泡の有無を外
部から確認できる光ファイバ端末。 【構成】 光ファイバ心線が挿入されるためのキャピラ
リを可視光透過体で構成すると共にフェルール枠には開
口部を予め設けておき、光ファイバを可視光透過性の接
着剤で固定した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光伝送回路に用いる
光半導体モジュール、光スイッチ等に使用している光フ
ァイバ端末に関するものである。
光半導体モジュール、光スイッチ等に使用している光フ
ァイバ端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の光ファイバ端末として、図
2に示すものがあった。図において、1はフェルール
枠、6はアルミナセラミックのキャピラリ、3は光ファ
イバ外被、4は光ファイバ心線、7は接着剤である。
2に示すものがあった。図において、1はフェルール
枠、6はアルミナセラミックのキャピラリ、3は光ファ
イバ外被、4は光ファイバ心線、7は接着剤である。
【0003】次に作用について説明する。アルミナセラ
ミックキャピラリ6は、フェルール枠1に対して圧入に
より固定されている。アルミナセラミックキャピラリ6
には、光ファイバ心線4が挿入されるための孔及び、フ
ェルール枠3には、光ファイバ外皮が挿入されるための
孔をそれぞれ有し、光ファイバ外被3、光ファイバ心線
4とは接着剤7により接合されている。従って組立にお
いては、まず光ファイバ外被3のみを所定の寸法に切断
し、光ファイバ心線4の状態にする。その後、フェルー
ル枠1に接着剤7を充填し光ファイバをフェルール枠1
に光ファイバ外被1と光ファイバ心線4の境目がアルミ
ナセラミックキャピラリ6に接触するまで挿入し、接着
固定する。
ミックキャピラリ6は、フェルール枠1に対して圧入に
より固定されている。アルミナセラミックキャピラリ6
には、光ファイバ心線4が挿入されるための孔及び、フ
ェルール枠3には、光ファイバ外皮が挿入されるための
孔をそれぞれ有し、光ファイバ外被3、光ファイバ心線
4とは接着剤7により接合されている。従って組立にお
いては、まず光ファイバ外被3のみを所定の寸法に切断
し、光ファイバ心線4の状態にする。その後、フェルー
ル枠1に接着剤7を充填し光ファイバをフェルール枠1
に光ファイバ外被1と光ファイバ心線4の境目がアルミ
ナセラミックキャピラリ6に接触するまで挿入し、接着
固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバ端末
は以上のように構成されているので、光ファイバとフェ
ルールを接着した際に接着剤内部へ気泡が混入する場合
がある。特にアルミナセラミックキャピラリと光ファイ
バ外被との境目に気泡が入り易く、この気泡が、温度変
化により膨張、収縮し光ファイバの断線等に大きな影響
をあたえることになる。そのため気泡の有無を確認する
ことが必要不可欠であるが、アルミナセラミックキャピ
ラリは白色をしており、組立後にキャピラリと光ファイ
バ外被との境目にある気泡の有無を確認することが不可
能である。そのために、同一ロットで製作したサンプル
を用いそれを断面カットして内部の気泡の有無を確認す
ることにより、製品も同一状態であると仮定していた。
尚且つ、製品について長期的な信頼性を保証するために
は、サンプルで長期的に温度サイクル等を加えて断線等
の確認を行なう必要があり、不具合品を未然に防止する
ことができない等の課題があった。
は以上のように構成されているので、光ファイバとフェ
ルールを接着した際に接着剤内部へ気泡が混入する場合
がある。特にアルミナセラミックキャピラリと光ファイ
バ外被との境目に気泡が入り易く、この気泡が、温度変
化により膨張、収縮し光ファイバの断線等に大きな影響
をあたえることになる。そのため気泡の有無を確認する
ことが必要不可欠であるが、アルミナセラミックキャピ
ラリは白色をしており、組立後にキャピラリと光ファイ
バ外被との境目にある気泡の有無を確認することが不可
能である。そのために、同一ロットで製作したサンプル
を用いそれを断面カットして内部の気泡の有無を確認す
ることにより、製品も同一状態であると仮定していた。
尚且つ、製品について長期的な信頼性を保証するために
は、サンプルで長期的に温度サイクル等を加えて断線等
の確認を行なう必要があり、不具合品を未然に防止する
ことができない等の課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、キャピラリをサファイヤにする
とともに、光ファイバとフェルールの接合に透明な接着
剤を使用したことにより、光ファイバとフェルールを接
着した後でキャピラリと光ファイバ外被との境目にある
気泡を外部から観察できるようにすることを目的とした
ものである。
ためになされたもので、キャピラリをサファイヤにする
とともに、光ファイバとフェルールの接合に透明な接着
剤を使用したことにより、光ファイバとフェルールを接
着した後でキャピラリと光ファイバ外被との境目にある
気泡を外部から観察できるようにすることを目的とした
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる光ファ
イバ端末は、光ファイバ心線が挿入されるキャピラリを
サファイヤにするとともに、フェルール枠のキャピラリ
取付側反対部には開口部を設けておき、光ファイバの固
定に透明な接着剤を使用するよう構成している。
イバ端末は、光ファイバ心線が挿入されるキャピラリを
サファイヤにするとともに、フェルール枠のキャピラリ
取付側反対部には開口部を設けておき、光ファイバの固
定に透明な接着剤を使用するよう構成している。
【0007】
【作用】この発明における光ファイバ端末は、接着固定
後に外部光源からの光を開口部に導入しキャピラリ側か
ら接着層の状態を観察できるようにしている。
後に外部光源からの光を開口部に導入しキャピラリ側か
ら接着層の状態を観察できるようにしている。
【0008】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の一実施例を示す断面図であ
る。図において、1は開口部8を設けた光ファイバ外被
3が挿入されるフェルール枠、2はフェルール枠1に保
持され、光ファイバ心線4が挿入されるサファイヤキャ
ピラリ、3は光ファイバ外被、4は光ファイバ心線、5
はフェルール枠1と光ファイバ外被3及び、サファイヤ
キャピラリ2と光ファイバ心線4を接合するための透明
な接着剤である。
する。図1は、この発明の一実施例を示す断面図であ
る。図において、1は開口部8を設けた光ファイバ外被
3が挿入されるフェルール枠、2はフェルール枠1に保
持され、光ファイバ心線4が挿入されるサファイヤキャ
ピラリ、3は光ファイバ外被、4は光ファイバ心線、5
はフェルール枠1と光ファイバ外被3及び、サファイヤ
キャピラリ2と光ファイバ心線4を接合するための透明
な接着剤である。
【0009】この発明の光ファイバ端末は、上記のよう
に構成されており、接着固定後に外部光源からの光を開
口部に導入することにより、導入された光はキャピラリ
側に透光される。この際、屈折率の異なる気泡は顕微鏡
により容易に識別が可能となる。
に構成されており、接着固定後に外部光源からの光を開
口部に導入することにより、導入された光はキャピラリ
側に透光される。この際、屈折率の異なる気泡は顕微鏡
により容易に識別が可能となる。
【0010】なお、上記実施例では、サファイヤキャピ
ラリの場合について説明したが、透明なガラスキャピラ
リの場合であってもよく、上記実施例と同様の効果を有
する。
ラリの場合について説明したが、透明なガラスキャピラ
リの場合であってもよく、上記実施例と同様の効果を有
する。
【0011】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を有する。
れているので、以下に記載されるような効果を有する。
【0012】光ファイバ心線が挿入されるキャピラリを
サファイヤにするとともに光ファイバとフェルールの接
合に透明な接着剤を使用したことにより、光ファイバを
フェルールに接着した後でキャピラリと光ファイバ外被
との間にある気泡を外部から確認することができるため
に不具合品を未然に防ぐことが可能となるとともに、検
査及び、信頼性評価に要する時間を大幅に短縮でき信頼
性の向上をはかることができる。
サファイヤにするとともに光ファイバとフェルールの接
合に透明な接着剤を使用したことにより、光ファイバを
フェルールに接着した後でキャピラリと光ファイバ外被
との間にある気泡を外部から確認することができるため
に不具合品を未然に防ぐことが可能となるとともに、検
査及び、信頼性評価に要する時間を大幅に短縮でき信頼
性の向上をはかることができる。
【図1】この発明の一実施例の光ファイバ端末を示す断
面図である。
面図である。
【図2】従来の光ファイバ端末を示す断面図である。
1 フェルール枠 2 サファイヤキャピラリ 3 光ファイバ外被 4 光ファイバ心線 5 透明な接着剤 8 開口部
Claims (1)
- 【請求項1】 光ファイバの心線が挿入される孔を有す
るキャピラリと、前記キャピラリを保持するフェルール
枠を有するフェルールに樹脂により接合される光ファイ
バ端末において、前記キャピラリは可視光透過体で構成
すると共に、このフェルール枠にはキャピラリ取付側の
反対部に光ファイバ外被径よりも大きな開口部を予め設
けておき、光ファイバ端末は所定長さに外被を除去して
心線部を露出させておき、キャピラリ及びフェルール枠
に前記光ファイバ端末を挿入しこれらを可視光透過性の
樹脂で固定したことを特徴とする光ファイバ端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4329437A JPH06174947A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 光ファイバ端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4329437A JPH06174947A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 光ファイバ端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06174947A true JPH06174947A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18221367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4329437A Pending JPH06174947A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 光ファイバ端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06174947A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016126339A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | Toto株式会社 | 光レセプタクル及び光トランシーバ |
CN110207732A (zh) * | 2019-04-10 | 2019-09-06 | 武汉理工大学 | 一种超高温蓝宝石光纤f-p温度应变复合传感器 |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP4329437A patent/JPH06174947A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016126339A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | Toto株式会社 | 光レセプタクル及び光トランシーバ |
JP2016186645A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-10-27 | Toto株式会社 | 光レセプタクル及び光トランシーバ |
US10180546B2 (en) | 2014-12-26 | 2019-01-15 | Toto Ltd. | Optical receptacle and optical transceiver |
CN110207732A (zh) * | 2019-04-10 | 2019-09-06 | 武汉理工大学 | 一种超高温蓝宝石光纤f-p温度应变复合传感器 |
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