JP7012414B2 - 端部構造および半導体レーザモジュール - Google Patents
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Description
図1は、実施形態1に係る端部構造を備えた半導体レーザモジュールの模式的な平面図である。半導体レーザモジュール100は、筐体であるパッケージ101と、パッケージ101の内部に順に積載されたLD高さ調整板102と、サブマウント103-1~103-6と、6つの半導体レーザ素子104-1~104-6とを備える。パッケージ101は、蓋を備えるが、図1においては説明のために図示を省略している。半導体レーザモジュール100は、半導体レーザ素子104-1~104-6に電流を注入するリードピン105を備える。そして、半導体レーザモジュール100は、半導体レーザ素子104-1~104-6が出力するレーザ光の光路上に順に配置された光学素子である、第1レンズ106-1~106-6と、第2レンズ107-1~107-6と、ミラー108-1~108-6と、第3レンズ109と、光フィルタ110と、第4レンズ111とを備える。第1レンズ106-1~106-6、第2レンズ107-1~107-6、ミラー108-1~108-6、第3レンズ109、光フィルタ110、第4レンズ111は、それぞれパッケージ101の内部に固定されている。さらに、半導体レーザモジュール100は、第4レンズ111と対向して配置された端部構造10と、端部構造10に融着接続などで接続された光ファイバ112とを備える。光ファイバ112の端部構造10に接続された側とは反対側の一端は、パッケージ101の外部に延伸している。
つぎに、端部構造10の構成について具体的に説明する。図2は、端部構造10の模式的な断面図である。なお、集光部115は、第3レンズ109と第4レンズ111とによって構成されるものであり、半導体レーザ素子104-1~104-16が出力したレーザ光L1を集光し、端部構造10に入力させるものである。
N×sinθ4=1×sin(90°) ・・・ (1)
1×sinθ1=N×sinθ2 ・・・ (2)
θ4=90(°)-θ3+θ2 ・・・ (3)
θ3>θ2 ・・・ (4)
sinθ5≦(光ファイバ11のNA) ・・・ (5)
また、θ4は以下の式(5)で表される。
θ5=2×θ3-θ2 ・・・ (6)
式(5)、(6)は、光学部材12からコア部11aへの光線Rの入射角が、光ファイバ11のコア部11aにおける全反射条件を満たす角度以下、すなわち入射角の正弦値が光ファイバ11のNA以下であれば、光線Rがクラッド部11bに漏洩せず、コア部11aの伝搬モードで伝搬することを示している。
D2=D1-2×L×tanθ3 ・・・ (7)
したがって、以下の式(8)が成り立つようにすれば、端面12bの直径D2をコア部11aのコア径D3以下とでき、かつレーザ光L1のビーム径をコア径D3以下にして、端面12bから出力することが容易にできる。なお、式(8)で等号が成り立たなくてもよい。
D1-2×L×tanθ3≦D3 ・・・ (8)
図4は、実施形態2に係る端部構造の模式的な断面図である。この端部構造10Aは、実施形態1に係る端部構造10の構成において、光学部材12を光学部材14に置き換えた構成を有する。この端部構造10Aは、たとえば半導体レーザモジュール100において端部構造10と置き換えて用いることができる。
図5は、実施形態3に係る端部構造の模式的な断面図である。この端部構造10Bは、たとえば半導体レーザモジュール100において端部構造10と置き換えて用いることができる。
11、112 光ファイバ
11a コア部
11aa、12a、12b、13a、13b 端面
11b クラッド部
11c 被覆
12、14 光学部材
12c テーパ部
13 接続部
15 エンドキャップ
15aa 入力端面
15a 入力部
15b 出力部
15ba 出力端面
100 半導体レーザモジュール
101 パッケージ
102 LD高さ調整板
103-1~103-6 サブマウント
104-1~104-6 半導体レーザ素子
105 リードピン
106-1~106-6 第1レンズ
107-1~107-6 第2レンズ
108-1~108-6 ミラー
109 第3レンズ
110 光フィルタ
111 第4レンズ
113 ブーツ
114 ルースチューブ
115 集光部
L1 レーザ光
L2 レーザ光
R 光線
Claims (9)
- 光ファイバにおける端部構造であって、
コア部と、前記コア部の外周に形成されたクラッド部とを有する光ファイバと、
第1端面と、前記第1端面の面積よりも小さい面積を有する第2端面と、前記第1端面から前記第2端面へ断面積が縮小するテーパ形状を有するテーパ部とを有する光学部材と、
を備え、前記第1端面側から入力されるレーザ光は、前記第1端面から離れた集光部により集光されて前記第1端面に入力されるときにビーム径が前記第1端面の直径以下であり、前記光学部材の屈折率をN、前記レーザ光のうち前記第1端面への入射角が最大である光成分の前記第1端面への入射角をθ1、前記光成分の屈折角をθ2、前記テーパ部の光軸に対する角度をθ3、前記第2端面から前記コア部への前記光成分の入射角をθ5、前記光ファイバの開口数をNA、前記第1端面の直径をD1、前記テーパ部の光軸方向の長さをL、前記コア部のコア径をD3とした場合、下記式(1)から下記式(5)が成り立ち、前記光学部材の第2端面は、前記光ファイバのコア部の端面に接続されており、前記光学部材は、前記第1端面側から入力された光を前記テーパ部の内側面で全反射して前記光のビーム径を縮小し、前記第2端面から出力するように構成されていることを特徴とする端部構造。
1×sinθ1=N×sinθ2・・・(1)
θ3>θ2・・・(2)
sinθ5≦NA・・・(3)
θ5=2×θ3-θ2・・・(4)
D1-2×L×tanθ3≦D3・・・(5) - 前記光学部材の屈折率は、前記光ファイバのコア部の屈折率と略同じであることを特徴とする請求項1に記載の端部構造。
- 前記光学部材は、前記第1端面側から入力された前記光のビーム径を、前記コア部のコア径以下にして、前記第2端面から出力することを特徴とする請求項1に記載の端部構造。
- 前記光学部材の第2端面の面積は、前記光ファイバのコア部の端面の面積以下であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の端部構造。
- 前記光学部材の第2端面は、前記光ファイバのコア部の端面のみに接続されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の端部構造。
- 前記光学部材は、前記テーパ部と前記第2端面との間に位置し、所定の長さを有する接続部を備えることを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の端部構造。
- 前記光学部材の前記第1端面に接続された、前記第1端面よりも面積が大きい入力端面を有するエンドキャップを備えることを特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の端部構造。
- 前記クラッド部の外周に被覆を備え、
前記第2端面に接続される前記コア部の端面の近傍で前記被覆が除去されて前記クラッド部が露出している
請求項1~7のいずれか一つに記載の端部構造。 - 請求項1~8のいずれか一つに記載の端部構造と、
半導体レーザ素子と、
前記半導体レーザ素子から出力されたレーザ光を前記端部構造の前記第1端面に導く光学系と、
を備えることを特徴とする半導体レーザモジュール。
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