JP2006235245A - フェルール型光部品とそれを用いた光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のフェルール型光部品は、GIファイバとシングルモードファイバ等の他のファイバと融着接続したものを用いる為、加工・製作に手間がかかり、又レンズ機能が片端にしかなく、光学素子を用いたインライン型光部品を構成する際、レンズ機能素子として、汎用性が乏しい。等の課題があり、より汎用性のある使い方ができるフェルール型光部品を実現する。
【解決手段】クラッド部を露出したGIファイバをフェルールの貫通孔内に実装固定したフェルール型光部品において、上記GIファイバは入射する光が収束光として出射可能な長さであり、GIファイバの両端面がフェルールの両端面と同一面であることとしたこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信用部品、または光センサ等に使用されるフェルール型光部品とそれを用いた光モジュールに関する。
光通信用機器の光回路の小型・集積化に向けて、その接続用に各種の光通信用コネクタに使用されている。
図7は、本発明者の光コネクタ用に使用するフェルール型光部品の従来例で、ジルコニア製セラミック、SUS、ガラス材料等から構成される精密加工されたフェルール4内に、外径125μmのクラッド部を露出しGraded Indexファイバ(以後、略してGIファイバ)にシングルモードファイバ又はコアレスファイバ等を融着接続したものを実装固定、フェルール4の両端をPC研磨などにより、精密研磨加工したものである。
GIファイバ側のレンズ機能を用いて、半導体レーザと直接接続する事が可能で、それを2個用意し、コアレスファイバ側間に光学素子を設置することにより、インライン型光部品の機能を構成することが容易にできるものである。
しかし、GIファイバと、シングルモードファイバ、コアレスファイバ等を融着接続し、接続用ファイバには、内部で融着接続したシングルモードファイバ又はコアレスファイバ等、同様なファイバを対向して使用しなければならず、特に光学素子を用いたインライン型光部品を構成するには、対向端面側にも同様にコアレスファイバを用いた光部品を用意しなければならず、部品点数が多くなる。
以上、従来のフェルール型光部品の課題をまとめると
(1)従来のレンズ機能を有するフェルール型光部品は、GIファイバとシングルモードファイバ等の他のファイバと融着接続したものを用いる為、加工・製作に手間がかかる。
(2)レンズ機能が片端にしかなく、光学素子を用いたインライン型光部品を構成する際、部品点数が増大し、レンズ機能素子として、汎用性が乏しい。
(3)他のファイバと融着接続したものをフェルール内に実装固定する為、長さが長くなり、レンズ機能部品として独立した使用が困難。
等の課題があり、より汎用性のある使い方ができるフェルール型光部品の実現が望まれる。
上記課題を解決する為、本発明のフェルール型レンズは、クラッド部を露出したグレーテッドインデックスファイバをフェルールの貫通孔内に実装固定したフェルール型光部品において、上記グレーテッドインデックスファイバの長さは該グレーテッドインデックスファイバに入射した光が収束光として出射可能な範囲であり、かつグレーテッドインデックスファイバの両端面が上記フェルールの両端面と同一面であることとしたことを特徴とする。
さらに上記フェルールの一方端面が球面状、楔状、傾斜面状のいずれかであることを特徴とする。
さらに上記フェルールの他方端面に光学素子を実装したことを特徴とする。
さらに上記グレーテッドインデックスファイバ内に位相格子を光軸に対して斜めに構成したことを特徴とする。
さらに上記フェルール型光部品をスリーブ内又は基板上に実装固定し、他のフェルール端との接続を可能にしたことを特徴とする。
上記手段を実施することにより、本発明のフェルール型レンズとそれを用いた光接続部は、以下のような優れた効果がある。
(1) 単体フェルール内にGIファイバのみを挿通、固定、端面を研磨加工することによりコネクタ接続可能な小型レンズ素子として容易に加工、構成することができる。
(2) フェルールを研磨することによりGIファイバ長(レンズ長)を調整し、必要な焦点距離、作動距離を得ることができ、必要とされるレンズに加工することができる。
(3) 必要に応じ、結合するものに合わせ、片側端面又は両端面を傾斜面、球面、楔状に加工し、汎用性のあるレンズとして加工構成することができる。
(4) 片端に光学素子を接合することにより、機能を容易に付加することができる。
次に本発明によるフェルール型光部品について、詳細に説明する。
図1は、本発明によるフェルール型光部品5の実施形態の断面図で、保護被覆を剥がし、クラッド6を露出したGIファイバ2を、フェルール1内に実装固定して、必要な長さにフェルール両端面を研磨したことを特徴とするフェルール型光部品5である。
図1(a)は、GIファイバ2をフェルール1内部に保持した構成のもので、両端面4を平面状に研磨構成し、両端に光学素子7を装着、他のフェルールと接続でき、コネクタ接続に適したものである。
図1(b)は片側端面を傾斜角Θで平面研磨し、端面反射を防止できるもので導体レーザと直結でき、空間結合に適したものである。又傾斜した端面4に光学素子7を装着することもできる。
図1(c)は片側端面を半径Rの球状に研磨したもので、GIファイバ2を用いたレンズの開口数を増大させることができ、半導体レーザ9との接続などで、結合効率の向上を図ることができ、空間接続に適したものである。
図1(d)は、片側の端面4を楔状に構成したもので、入出射光の結合焦点に非点収差を生じさせることで、半導体レーザと高結合させるのに適したものである。
GIファイバ2は、そのコア11において、中心軸から徐々に屈折率が下がるような軸対称の屈折率分布をもつ光ファイバで、ほぼ2乗の屈折率分布をもつものである。
例えば、GIファイバ1のコア11の半径方向の屈折率分布n(r)とすると、n(r)=n(1−A/2r) (a≧r≧0) n:コア光軸上の屈折率 A:収束定数 a:コアの半径 又、収束定数Aは、A={α・(α―1)・Δ}/(a)α α:屈折率分布定数(通常は、2前後) Δ:GIファイバの比屈折率 Δ={n―n(a)}/n(a):GIファイバのコア外周面の屈折率で示すことができる。
それを必要な長さZで切断することにより、屈折率分布型レンズとして使用することができる。
図2は、GIファイバ2内の光線追跡の例を示したもので、コア径2a、クラッド径Cdのものである。GIファイバ2のコア11内で、ほぼサインカーブの挙動を示し、その横軸の単位長さをピッチ(P)で表したもので、縦軸はGIファイバ1内での光線の位置を示し、最も光線が広がった位置を1として図示したものである。尚、P=1は、サインカーブの1周期(2π)に相当する。
その周期P及びレンズ長Zは、P=2π/√A Z=2πP/√Aで示され、GIファイバ端面と焦点間の距離をfとすると、f=1/{n0・√A・tan(√A・Z)}で示される。
ここで、点光源から平行光に変換するにはP=0.25 の長さのものを使用すればよい。P=0.5の長さは、各端面間で焦点を結ぶレンズとなる。レンズとして必要な焦点距離を得るには、P=0.1近傍からP=0.5の間の長さであれば足りる。
図3は、P=0.05〜0.3のGIファイバに平行光を入射させた場合の焦点距離fの値を示したものである。GIファイバの比屈折率Δの値が大きい方が焦点距離fが小さく、即ちNAが大きくなり、焦点でのスポット径も絞ることができる。コア径の小さなファイバと接続する場合、Δ値の大きなGIファイバ2を用いればよいことがわかる。
図4は、本発明のフェルール型光部品の片端に光学素子7を密着した構成のものである。
光学素子7としては、例えば光アイソレータ素子、フィルター素子、ファラデー回転子、偏光子、回折格子、全反射ミラーなどがあり、複数の光学素子7を積層して用いてもよく、用途により選択すればよい。
図4(a)の実施形態は、フェルール型光部品5の片側端面に光学素子7として、例えば光アイソレータ素子を装着した構成のものである。この場合、半導体レーザ12と片側傾斜端面4で直接結合することができ、端面反射、反射戻り光などの不要光を除去し、半導体レーザ9を安定に動作させることができる。
図4(b)の実施形態は、GIファイバ2内に周期的な屈折率変動をもつ位相格子を形成したものである。それによりある特定波長の光を反射又は遮断することができるものである。半導体レーザ9の外部変調器として作用、又は反射型フィルターとして機能することができる。
通常GIファイバ2のコア内に光軸に対し垂直にファイバコア内に周期的な屈折率変化を形成したもので、通常位相マスクの上から紫外線を照射して製作される。そのプロセスは、位相格子8の周期をΛ(格子)、使用する位相マスクの周期をΛ(MASK)とすると、Λ(MASK)=2×Λ(格子)の関係にある。位相格子8は、UV光などの紫外線をマスクを介してGIファイバコアの部分に照射することにより部分的に屈折率を上昇させることにより形成したものである。マスクによる照射時にGIファイバ2を僅かω傾斜させることで、ファイバ光軸に対してω傾斜して構成することができる。
図4(b)のA部詳細に示したように各位相格子をGIファイバ2の光軸に垂直に構成した場合、各位相格子8間で屈折率差によるフレネル反射光16による多重反射と共振により不要なサイドモードが発生し、スペクトラム特性1に示したような特性になる。位相格子8をGIファイバ2の光軸の垂直方向に対しω傾斜して形成することにより、フレネル反射光16がファイバ光軸に対し2ωで反射、各位相格子8間で多重反射及び共振が生ぜず、スペクトラム特性2のような不要なサイドモードの無い特性が得られる。ωの角度は、sin―1(2Δ)1/2>2ω>0°の範囲が適切である。それ以上の角度の場合、反射回折光がクラッド側に放射、十分な回折効率がとれないからである。
図5は、本発明のフェルール型光部品の製造プロセスを示したものである。
図5(a)は、1本のGIファイバ2の保護被覆を被覆除去ジグにより所定の長さ剥がし、クラッド部を露出した状態にし、アルコールなどで洗浄する。
図5(b)その露出したGIファイバクラッド部をファイバカッターにより必要な長さで垂直に切断する。
図5(c)長フェルール1を準備、GIファイバ2をその内部に挿通し、接着固定、それを複数個製作する。
又、GIファイバ2のクラッド部外周にメタライズ加工を施し、Au・Snハンダ等によりフェルール1と固定してもよい。
図5(d)GIファイバ2を固定実装した長フェルール1を複数個固定ジグ上に整列設置、ダイシングマシンに整列した長いフェルール1からGIファイバを入射する光が収束光として出射可能な所定の角度と長さで一括して切断する。
図5(e)研磨機により、GIファイバの両端面とフェルールの両端面を同一面とし、傾斜面、球状などの所定の形状に加工整形する。
その後、必要により、各端面4にARコート等を蒸着、又片端に光学素子7を装着する。
以上の工程により、本発明のフェルール型光部品5を製作することができる。
図6は、本発明のフェルール型光部品5を用いて、光モジュールを構成した場合の実施例である。
図6(a)は、スリーブ10内に実装固定したフェルール型光部品5の両端に例えば光アイソレータ、フィルター機能をもつ光学素子7を装着した場合の実施例で、その両側をシングルモードファイバ14を装着したフェルール1で接続固定することにより構成したものである。位置合わせ等のアライメントが不要なインライン型の小型光モジュールを手間のかかるアライメント無しに容易に実現することができる。フェルール型光部品5に使用するGIファイバ2のP値は、0.5近傍のものを使用し、光学素子7を介して、他の入出力用ファイバ14を有する両側のフェルール1と密着接続される。光学素子7により必要な機能を付加することができる。
図6(b)は、平面実装型半導体レーザモジュールに使用する基板15にフェルール型光部品5を実装固定する場合の実施形態で、フェルール型光部品5を半導体レーザ12と直接接続するのに使用したもので、端面4に光アイソレータ機能を有する光学素子7を出射端に装着し、他のフェルール1と接続構成したものである。これにより出射用光ファイバ14を実装したフェルール1と密着接続することができ、実装アセンブリが容易にできる。
本発明のファイバ型光部品5もP値は0.5近傍のGIファイバ2を使用し、半導体レーザ12と結合、アイソレータ機能を有する光学素子7を透過、出力用ファイバ14を有するフェルール1と結合、レーザー光を出射する。出力用ファイバ14からの反射戻り光などの不要光は、光学素子7の所で遮断、半導体レーザ12は、安定して動作することができる。
本発明のフェルール型光部品5を実際に試作、評価を行った。試作評価モデルとして、以下のモデルを用いた。
(実施例1)
図6(a)に示したインライン型光モジュールの試作評価を行った。
使用したGIファイバ2は、コア径2a=105μm、クラッド径Cd=125μm、Δ=0.01、P=0.48のものを用い、フェルール1内に実装固定したものである。
光学素子7として外径1.25mmの両端を平面研磨した長さ2.2mmのフェルール型光部品5に0.5mm角、厚さ約0.05mmのポリイミドフィルム製のバンドパスフィルタを接着固定したもので、それを外径2mmの精密スリーブ10内に設置固定、両端から平坦研磨した長さ5mmのフェルール1にシングルモードファイバ14を実装したもので接続固定したものである。
使用するバンドパスフィルタは、ポリイミド薄膜上に誘電体多層膜を蒸着することにより、形成される。内一つは、特性として波長1.45μm以上の波長光を通過させ、それ以下の波長を遮断するものである。他は、波長1.52μm以下の光を通過するものである。これにより、波長1.45μm以上、1.52μm以下の光を通過させるバンドパスフィルタを構成することができる。
本発明のフェルール型光部品5を用いることにより、長さ15 mm、外径2.5mm(保護ケース込み)の小型低損失なインライン型光モジュールが実現できる。光学特性としては、挿入損失0.4dB、反射減衰量35dBのものである。
(実施例2)
図6(b)に示した平面実装型の半導体レーザモジュールを試作評価した。半導体レーザ12は、波長1.55μm 出力5mW ファーフィールドパターンは、発光ピーク強度に対し1/e2で30度×50度のものである。光学素子7は、光アイソレータ機能を有するもので、厚さ300μmの吸収型偏光子と厚さ350μmファラデー回転子からなるものである。それをコア径2a=105μm、クラッド径Cd=125μm、Δ=0.0027、長さP=0.2のGIファイバ2を、外径1.25mm、長さ1mmのフェルール1に実装したもので、入射端は、R=5mmの球状加工、出射端側は平面研磨し、前記光学素子7を設置したものである。
それに出射用ファイバ14としてシングルモードファイバを実装したフェルール1と、基板15上に形成したV溝を用いて接続固定したものである。ファイバ出射端で2.7mW程度の出力が得られた。
上記実施例1、2と比較する為、図7に示した従来のフェルール型光部品を用い併せ評価した。図7のフェルール型光部品は、Δ=0.01又は0.0027、P=0.48、長さ2.2mm、又は1mmのGIファイバにモードフィールド径約10μm、長さ1.8mm又は2mmのシングルモードファイバを融着接続し、それをフェルール1内に接着剤により固定実装、両端を所定の平面、又は球面状に研磨したものである。本発明のフェルール型光部品と比較すると、シングルモードファイバ分の長さが長く、片側端面がシングルモードファイバであることが異なる。
(従来例1)
Δ=0.01、P=0.48、長さ2.2mmのGIファイバ2に長さ1.8mmのシングルモードファイバ14を融着接続、それを外径1.25mm、長さ4mmに両端を平面研磨したフェルール1内に固定実装、両側に実施例1と同様な0.5mm角、厚さ約0.05mmのポリイミド製のバンドパスフィルタを装着した。それにより、長さ17mm、外径2.5mm(保護ケース込み)のインライン型光モジュールを実現した。光学特性としては、挿入損失1.5dB、反射減衰量35dBのものである。
(従来例2)
Δ=0.01、P=0.48、長さ2.2mmのGIファイバ2に長さ1.8mmのシングルモードファイバ14を融着接続し用い、外径1.25mm、長さ4mmの片側を球面研磨したフェルール1内に固定実装した。実施例2で用いた光モジュール内に光学素子7の光アイソレータ無しで、出力用ファイバを固定実装したフェルール1と接続した。その時の出力は、2.7mWである。しかし実施例2の場合と同様、光学素子7として厚さ950μmの光アイソレータを接続したものである。実施例2に比較して、光学素子の長さは、シングルモードファイバ分で3mm長く、結合効率は、40%程度落ちている。レンズ機能無いシングルモードファイバ14間で厚さ950μmの光学素子7を接続するからである。
表1は、以上の結果をまとめたものである。
Figure 2006235245
表1の結果に示されているように、本発明によるフェルール型光部品5を用いる事により従来例に比較し、シングルモードファイバが無い分、長さが短くなり、両端がレンズ面であることから光学素子を介しても結合効率の高い汎用性のある結合系が容易に構成できる。それにより小型・高効率な光モジュールを実現することができる。
本発明のフェルール型光部品の実施形態を示した断面図で(a)両端面4を平面状に構成したもの、(b)は片側端面を傾斜角Θで平面研磨したもの、(c)は片側端面を半径Rの球状に研磨したもの、(d)は、片側端面を楔状に加工したものである。 本発明で使用するGIファイバ内の光線追跡を示した模式図である。 GIファイバのΔ値に対するピッチPと焦点距離fとの関係を示した模式図である。 本発明のフェルール型光部品の片側端に光学素子を接合した場合の実施形態の断面で、(a)は光学素子を平面側端面に接合固定したもの、(b)GIファイバ内に位相格子を構成したもの、(c)はその位相格子部の詳細を示したもの、(d)はスペクトラム特性を示すグラフである。 本発明のフェルール型光部品内に使用する光ファイバを製造するプロセスを示した工程図である。 本発明のフェルール型光部品を用いた光モジュールの構成の断面図で、(a)は、内部の光学素子を接続するインライン型光モジュール、(b)は平面実装型の半導体レーザモジュールである。 従来のフェルール型光部品を示した断面図である。
符号の説明
1.フェルール
2.GIファイバ
3.固定部材
4.端面
5.フェルール型光部品
6.クラッド
7.光学素子
8.位相格子
9.半導体レーザ
10.スリーブ
11.コア
12.半導体レーザ
13.光線
14.シングルモードファイバ
15.基板
16.フレネル反射光

Claims (5)

  1. クラッド部を露出したグレーテッドインデックスファイバをフェルールの貫通孔内に実装固定したフェルール型光部品において、上記グレーテッドインデックスファイバの長さは該グレーテッドインデックスファイバに入射した光が収束光として出射可能な範囲であり、かつグレーテッドインデックスファイバの両端面が上記フェルールの両端面と同一面であることとしたことを特徴とするフェルール型光部品。
  2. 上記フェルールの一方端面が球面状、楔状、傾斜面状のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のフェルール型光部品。
  3. 上記フェルールの他方端面に光学素子を実装したことを特徴とする請求項2に記載のフェルール型光部品。
  4. 上記グレーテッドインデックスファイバ内に位相格子を光軸に対して斜めに構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフェルール型光部品。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のフェルール型光部品をスリーブ内又は基板上に実装固定し、他のフェルール端との接続を可能にしたことを特徴とする光モジュール。
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