JP6167344B2 - 車両充電装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両充電装置に関するものである。
公共スペースに設置される車両充電装置では、充電終了判定を受けて、課金を終了したり、充電終了データの送信を行うシステムへの需要がある。
例えば、特許文献1には、充電装置側の充電コネクタと車両との接続が解除されたことを検出後、あるいは、車両側のメインバッテリが十分に充電されて充電が満了し、車両側からの給電要求が停止された場合に、給電を停止し、ここで、充電終了を判定して課金を終了するシステムが開示されている(特許文献1)。
しかし、特許文献1の技術では、使用後の充電コネクタを正しい位置に戻すことへのモチベーションは特段喚起されないため、充電装置に形成された充電コネクタ受部に戻されないまま放置されてしまうことも多く、管理者が正確に充電装置の使用状況を把握できないという問題があった。
また、充電装置の設置場所や設置台数に応じて、課金の終了処理のタイミングを充電満了や充電コネクタの戻り状態によって変更したいという需要に対応できないという問題があった。
特開2007−228695号公報
本発明の目的は前記の問題を解決し、駐車場運営者の必要に応じて、充電装置側の充電コネクタと車両との接続解除を目安とする充電終了判定と、充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を目安とする充電終了判定を、自由に組み合わせて、充電終了判定を行うことができる技術を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明の車両充電装置は、充電ケーブルの先端に備えた充電コネクタを車両の給電口に接続して車両の充電を行い、不使用時の充電コネクタを受ける充電コネクタ受部を備えた車両充電装置であって、充電コネクタと車両との接続状態を検出する車両接続検出手段と、充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を検出する嵌合検出手段と、車両接続検出手段が充電コネクタと車両との接続解除を検出した後から、経過時間をカウントする第1カウント手段を備え、更に、嵌合検出手段が充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を検出した際、第1カウント手段によるカウント時間が閾値を超えた際、のいずれかを充電終了時とみなして充電終了判定を行う充電終了判定手段を備えることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両充電装置において、車両充電装置は、車両側メインバッテリの充電満了を検出する充電満了検出手段と、充電満了検出手段が充電満了を検出した後から、経過時間をカウントする第2カウント手段とをさらに備え、充電終了判定手段は嵌合検出手段が充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を検出した際、第1カウント手段によるカウント時間が閾値を超えた際、第2カウント手段によるカウント時間が閾値を超えた際のいずれかを充電終了時とみなして充電終了判定を行うことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の車両充電装置において、充電満了検出手段は、充電電流もしくは充電制御信号に基づいて、充電満了を検出し、車両接続検出手段は、充電コネクタの嵌合情報もしくは充電制御信号に基づいて、充電コネクタと車両との接続解除を検出することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の車両充電装置において、第2カウント手段は、第1カウント手段がカウントを開始すると同時に、カウントを停止することを特徴とするものである。
本発明に係る車両充電装置では、充電ケーブルの先端に備えた充電コネクタを車両の給電口に接続して車両の充電を行い、不使用時の充電コネクタを受ける充電コネクタ受部を備えた車両充電装置であって、充電コネクタと車両との接続状態を検出する車両接続検出手段と、充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を検出する嵌合検出手段と、車両接続検出手段が充電コネクタと車両との接続解除を検出した後から、経過時間をカウントする第1カウント手段を備え、更に、嵌合検出手段が充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を検出した際、第1カウント手段によるカウント時間が閾値を超えた際、のいずれかを充電終了時とみなして充電終了判定を行う充電終了判定手段を備えるため、管理者は、必要に応じて、充電終了判定の基準を、充電装置側の充電コネクタと車両との接続解除、あるいは、充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合の何れかから自由に選択して、課金処理の終了タイミングや、充電終了データの送信タイミングを決定することができる。
充電コネクタと充電コネクタ受部の断面図である。 第1の実施形態の説明図である。 充電コネクタが車両の給電口と正常嵌合状態にある際の回路説明図である。 実施例のフロー図である。 実施例の説明図である。 実施形態2の説明図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
(実施形態1)
本実施形態の車両充電装置は、充電ケーブル1の先端に備えた充電コネクタ2を車両3の給電口に接続して車両3の充電を行うものであり、車両充電装置本体28には、不使用時の充電コネクタ2を嵌合させて保持する充電コネクタ受部4を備えている。
充電コネクタ2は、図1に示すように、先端に形成された充電端子部17に、接続用プラグとして、電極プラグ5と嵌合プラグ6とアースプラグ7と充電制御信号プラグ8を有している。これらの接続用プラグ5、6、7、8は、充電時には、図3に示すように、車両3の給電口に形成されたプラグ受金具9、10、11、12に接続され、不使用時には充電コネクタ受部4に戻されて、図2に示すように、充電コネクタ受部4に形成されたプラグ受金具13、14、15、16に接続される。
また、図1に示すように、充電コネクタ2の充電端子部17の上方には、係止爪部18を備えている。係止爪部18は、充電コネクタ2の着脱操作の際に、操作ボタン19を押圧して、その先端部が上方の移動ポジションに持ち上げて、車両3の給電口もしくは充電コネクタ受部4との係止状態を解除し、車両3の給電口もしくは充電コネクタ受部4に正しく嵌め込まれた状態(正常嵌合)では、前記の移動ポジションから定位置に戻って係止状態を維持する機能を有するものである。
図2に示すように、充電コネクタ2の内部には、嵌合プラグ6とアースプラグ7間を繋ぐ電路20が形成されている。この電路20には、抵抗R2と抵抗R3が直列に配置され、R3と操作ボタン19に連動する開閉部21が並列に配置されている。開閉部21は、係止爪部18とも連動して動き、操作ボタン19が押圧されていない場合や、係止爪部18が定位置にある際に閉状態となる。
充電コネクタ受部4には、嵌合プラグ6とアースプラグ7間と繋ぐ導電部22が形成されている。この導電部22には、抵抗R4が配置されている。なお、導電部22はアースプラグ7に接続されず、充電コネクタ受部4にて接地が施されていてもよい。
充電ケーブル1には、電極プラグ5と繋がる電源線24と、嵌合プラグ6と繋がる嵌合線25と、アースプラグ7と繋がるアース線26と充電制御信号プラグ8と繋がる充電制御信号線27とが内蔵されている。
充電装置本体28には、充電制御信号線27からの充電制御信号によりリレー41を開閉し充電制御を行う充電制御部29と、嵌合線25に嵌合検出用の電圧を印加する電圧印加部30と、嵌合線25の電位を検出してその検出電位に基づいて、充電コネクタ2の嵌合状態を嵌合情報として充電制御部29に出力する嵌合判定部31を備えている。
なお電圧印加部30からは、車両接続時の電圧より低い検出用電圧が嵌合線25に常時印加されている。
電圧印加部30と嵌合線25とを繋ぐ電路32には、抵抗R1が配置されている。
図3に示すように、車両3側には、抵抗R5、R6を含む接続回路が形成されていて、印加部34から所定の検出用電圧が常時印加されている。車両3に設けられた検出部33は給電口のプラグ受金具10の電位を検出することにより、充電コネクタ2と車両3との接続を判定する。
充電制御部29には、車両側メインバッテリの充電満了を検出する充電満了検出手段35と、充電コネクタ2と車両3との接続状態を判定する車両接続検出手段36と、充電コネクタ2と充電コネクタ受部4との嵌合を判定する嵌合検出手段37と、充電満了検出手段35が充電満了を検出した後から、経過時間をカウントを開始する第2カウント手段38と、車両接続検出手段36が充電コネクタと車両との接続解除を検出した後から、第2カウント手段38のカウントを停止して、新たに経過時間をカウントを開始する第1カウント手段39と、嵌合検出手段37が充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を検出した際、第1カウント手段によるカウント時間が閾値を超えた際、第2カウント手段によるカウント時間が閾値を超えた際のいずれかを充電終了時とみなして充電終了判定を行う充電終了判定手段40を備えている。
充電満了検出手段35は、充電電流に基づいて充電満了を検出し、車両接続検出手段36は、嵌合判定部31から得られる充電コネクタ2の嵌合情報に基づいて、充電コネクタ2と車両3との接続及び接続解除の判定を行ない、嵌合検出手段37も、嵌合判定部31から得られる充電コネクタ2の嵌合情報に基づいて充電コネクタ2と充電コネクタ受部4との嵌合を判定する。
その他、充電制御部29には、車両接続検出手段36が充電コネクタ2と車両との接続判定を行った際に、電圧印加部30に電圧印加中止を指示する印加中止命令信手段や、充電コネクタ2と車両3との接続解除を判定した際に、電圧印加部30に電圧印加再開を指示するする電圧印加再開手段を備えている。
以下、嵌合判定部31が、充電コネクタ2の嵌合状態を判定する流れを説明する。
嵌合状態の判定は、嵌合判定部31に予め記録された嵌合判定データに基づいて行われる。本実施形態では、表1に示す嵌合判定データに基づいて嵌合状態の判定を行う。
「コネクタ受部と正常嵌合」状態
充電コネクタ2が充電コネクタ受部4に正常に嵌合されている状態である。この場合、係止爪部18が定位置にあり、開閉部21は閉状態となっているため、嵌合線25には、R1、R2、R4の合成抵抗に応じた電位(第1の電位)が発生する。これにより嵌合判定部31は正常嵌合と判定し、充電制御部29は通信手段(図示せず)等により、充電コネクタが正常に戻された旨を外部出力することができる。
「コネクタ受部と半嵌合」状態
充電コネクタ2が充電コネクタ受部4に差し込まれ、嵌合プラグ6とアースプラグ7間が導電部22と繋がってはいるが、係止爪部18が充電コネクタ受部4に形成された係止爪係合部と係合していない半嵌合状態である。この場合、係止爪部18の先端部が、操作ボタン19を押圧した場合と同様、上方の移動ポジションに持ち上げられたままとなっており、図3に示すように、開閉部21は開状態となっているため、嵌合線25には、R1、R2、R3、R4の合成抵抗に応じた電位(第2の電位)が発生する。これにより嵌合判定部31は半嵌合と判定し、充電制御部29は通信手段等により、充電コネクタが半嵌合である旨を外部出力するとともに警報表示をすることができる。
「コネクタ受部に不完全差込」状態
充電コネクタ2が充電コネクタ受部4に差し込まれているが、嵌合プラグ6とアースプラグ7間を繋ぐ導電部22が繋がっていない状態で、係止爪部18が定位置にある場合には、嵌合線25には、R1、R2の合成抵抗に応じた(第3の電位)が発生する。
このような場合で、操作ボタン19が押圧された場合には、嵌合線25には、R1、R2、R3の合成抵抗に応じた電位(第4の電位)が発生する。いずれの場合も嵌合判定部31は不完全差込と判定し、充電制御部29は通信手段等により、充電コネクタが不完全差込である旨を外部出力するとともに警報表示をすることができる。
上記した嵌合判定部31で検出する第1〜4の電位により、充電コネクタ2の状態を充電装置で的確に把握でき、警告表示、課金制御及び遠隔地での監視等に適用することが可能である。なお、第1〜4の各電位は、以下に説明する車両側に接続した場合の第5、第6の電位と異なるものにする。
「車両の給電口と正常嵌合」状態
充電コネクタ2が車両3の給電口に正常に嵌合されている状態である。嵌合線25には、車両側の印加部34から所定電圧が印加されている。この場合、係止爪部18が定位置にあり、開閉部21は閉状態となっているため、嵌合線25には、R2、R5、R6の合成抵抗に応じた電位(第5の電位)が発生する。これにより嵌合判定部31は車両3と正常嵌合したと判定し、充電制御部29は通信手段等により、充電コネクタ2が車両3と正常嵌合した旨を外部出力することができる。このように、嵌合判定部31は充電コネクタが充電コネクタ受部4に接続したか、車両3の給電口に接続したかを判定することもできる。
「車両の給電口と半嵌合」状態
充電コネクタ2が車両3の給電口に差し込まれてはいるが、係止爪部18が車両3の給電口に形成された係止爪係合部と係合していない半嵌合状態は、係止爪部18の先端部が、操作ボタン19を押圧した場合と同様、上方の移動ポジションに持ち上げられたままとなっており、開閉部21は開状態となっているため、嵌合線25には、R2、R3、R5、R6の組み合わせによる合成抵抗に応じた電位(第6の電位)が発生する。これにより嵌合判定部31は車両と不完全差込と判定し、充電制御部29は通信手段等により、充電コネクタ2が車両3と不完全差込である旨を外部出力するとともに警報表示をすることができる。
更に、嵌合判定部31で検出される電位が第5の電位および第6の電位からゼロ電位に変化したことをもって、充電コネクタ2と車両3との接続解除の判定とすることができる。
以下、図4のフローを用いて、本実施形態における充電終了判定の実施例を説明する。
(ST1)電源線24に流れる充電電流が所定値以下となった際、充電満了検出手段35が、充電満了の判定を行う。
(ST2)充電満了の判定がされると第2カウント手段38が、充電満了後の経過時間のカウントを開始する。
(ST3)続いて、嵌合判定部31の嵌合情報として、嵌合線25の電位が第5の電位および第6の電位からゼロ電位に変化したことを受けて、車両接続検出手段36が、充電コネクタ2と車両3との接続解除を判定する。
(ST4)ST3で接続解除の判定がなされない場合、第2カウント手段38が、充電満了後の経過時間のカウントを継続する。
(ST5)管理者が予め定めた第2の設定時間(例えば20分)以内に、依然、接続解除が判定されなかった場合、その設定時間の経過をもって充電終了判定を行い、課金の終了処理や、使用者の携帯端末等に充電終了データの送信を行う。ここで、充電終了判定(第2終了判定)がなされた場合、車両3に充電コネクタ2がさされたままの状態となっているが、前記充電終了データの送信によって、速やかな車両移動を促すことができる。
(ST6)ST3で接続解除判定がなされた場合、第1カウント手段39が、第2カウント手段38のカウントを停止して、新たに接続解除判定後からの経過時間のカウントを開始する。
(ST7)嵌合判定部31の嵌合情報として、嵌合線25の電位が第1の電位となったことを受けて、嵌合検出手段37が、充電コネクタ2と充電コネクタ受部4との嵌合を判定する。
(ST8)ST7にて管理者が予め定めた第1の設定時間(例えば5分)以内に、充電コネクタ2と充電コネクタ受部4との嵌合が判定されなかった場合、その時間の経過をもって充電終了判定(第1終了判定)を行い、課金の終了処理行う。
ここで、充電終了判定がなされた場合、充電コネクタ2が充電コネクタ受部4から外されたままの状態となっているが、充電装置本体28に警告表示をして、充電コネクタ2を充電コネクタ受部4へ戻すよう促すことができる。
(ST9)嵌合検出手段37が、充電コネクタ2と充電コネクタ受部4との嵌合を判定した場合、即座に充電終了判定(第3終了判定)を行い、課金の終了や、使用者の携帯端末等に充電終了データの送信を行う。なお、嵌合判定部31の嵌合情報により嵌合線25の電位が、第1の電位ではなく、第2〜4の電位となった場合には、充電制御部29は充電装置本体28に警告表示をして、充電コネクタ2が半嵌合や不完全差込状態となっていることを使用者に知らせて注意を促すこともできる。
なお、接続解除判定がなされた場合であっても、第2カウント手段38のカウントを続行したまま、第1カウント手段39のカウントと開始してもよい。この場合、いずれかのカウント手段によるカウント時間が設定時間を超えた際に充電終了判定手段40は充電終了判定を行うものとしてもよい。
このような設定とすれば、第2カウント手段による充電終了判定の間際に、車両から充電コネクタが接続解除された場合であっても、早期に充電終了判定を行なうことが出来る。
本実施例の場合、図5に示すように、管理者は充電装置の設置環境に応じて、課金の終了処理のタイミングをさまざまに設定できる。
例えば(a)の場合では、充電満了時(A)でもよいし、充電満了から所定時間経過後の第2終了判定時(B)に課金の終了処理をしてもよい。(b)の場合では、また充電コネクタを車両から外した時(C)でもよいし、車両から外して所定時間経過後の第1終了判定時(D)に課金の終了処理をしてもよい。さらに(c)の場合では、充電コネクタを戻した時(E)のみ課金の終了処理をしてもよい。
なお課金終了のタイミングによって課金する金額を増減するものとしてもよい。
利用者は充電満了後、速やかに充電コネクタ2を車両から抜き取って充電コネクタ受部4に戻すことにより、最短で充電終了判定を受け、課金を少なくすることができる。このようなシステム構成とすることにより、使用後の充電コネクタを正しい位置に戻すことへのモチベーションを喚起することができる。なお、最長でも充電満了後の所定時間後には充電終了と判定して、過剰な課金を回避している。
(実施形態2)
基本形態は上記実施形態1と同様であるが、本実施形態では、図6に示すように、充電コネクタ受部4には、充電コネクタ2の接近を機械的に検出する検知部としてリミットスイッチ23を隣接配置しており、嵌合検出手段37は、リミットスイッチ23の動作に基づいて充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を検出し、充電制御部29に出力する。
また、充電満了検出手段35と車両接続検出手段36は、充電制御部29のCPLT回路42で生成される充電制御信号(以下、CPLT信号)に基づいて充電満了および充電コネクタと車両との接続解除を検出する。
ここで、CPLT回路は、充電ケーブル1を車両3に接続していない状態では、CPLT信号の電位(図6のA点の電位、以下、CPLT電位)が12Vとなるよう設計されており、充電ケーブル1を、充電制御の規格でいう「モード2型」の車両(充電開始前に、車両側の充電開始制御回路と車両充電装置側のとの間でCPLT信号の送受信を行いながら、充電ケーブルの接続状況をチェックした後に充電が開始される車両)の給電口に接続すると、車両側の充電部の抵抗によりCPLT電位は9Vとなる。充電制御部29は、CPLT電位が9Vになったことを検出すると、モード2型の車両が接続されたことを検知し、その後、充電制御部29がCPLT信号を発振させるのでCPLT電位は9V発振の状態となる。これによってパルス状の9VのCPLT信号が車両側に入り、車両側の充電制御回路が受電許可スイッチをオンとする。ここで、車載電池としてリチウムイオン電池等が搭載されている場合には、車両側の充電制御回路の抵抗RbによってCPLT電位は6V発振に変化し、車両の受電準備が完了したことを充電制御部29が認識し、リレー41にオン信号を出力し、充電電路を閉路制御して、車載電池に対する電源供給として200Vの充電電圧を印加して充電が開始される(以下、モード2型充電制御という)。
以下、図4のフローを用いて、本実施形態における充電終了判定の実施例を説明する。
(ST1)充電制御信号線27のCPLT電位が6Vから9Vに変化したことを受けて、充電満了検出手段35が、充電満了の判定を行う。
(ST2)充電満了の判定がされると第2カウント手段38が、充電満了後の経過時間のカウントを開始する。
(ST3)続いて、CPLT電位が9Vから12Vに変化したことを受けて、車両接続検出手段36が、充電コネクタ2と車両3との接続解除を判定する。
(ST4)ST3で接続解除の判定がなされない場合、第2カウント手段38が、充電満了後の経過時間のカウントを継続する。
(ST5)管理者が予め定めた第2の設定時間(例えば20分)以内に、依然、接続解除が判定されなかった場合、その設定時間の経過をもって充電終了判定を行い、課金の終了処理や、使用者の携帯端末等に充電終了データの送信を行う。
ここで、充電終了判定がなされた場合、車両3に充電コネクタ2がさされたままの状態となっているが、前記充電終了データの送信によって、速やかな車両移動を促すことができる。
(ST6)ST3で接続解除判定がなされた場合、第1カウント手段39が、第2カウント手段38のカウントを停止して、新たに接続解除判定後からの経過時間のカウントを開始する。
(ST7)充電コネクタ2の接近を機械的に検出するリミットスイッチ23の動作を受けて、嵌合検出手段37が、充電コネクタ2と充電コネクタ受部4との嵌合を判定する。
(ST8)ST7にて管理者が予め定めた第1の設定時間(例えば5分)以内に、充電コネクタ2と充電コネクタ受部4との嵌合が判定されなかった場合、その時間の経過をもって充電終了判定を行い、課金の終了処理行う。
ここで、充電終了判定がなされた場合、充電コネクタ2が充電コネクタ受部4から外されたままの状態となっているが、充電装置本体28に警告表示をして、充電コネクタ2を充電コネクタ受部4へ戻すよう促すことができる。
(ST9)嵌合検出手段37が、充電コネクタ2と充電コネクタ受部4との嵌合を判定した場合、即座に充電終了判定を行い、課金の終了や、使用者の携帯端末等に充電終了データの送信を行う。
なお実施形態1と同様、接続解除判定がなされた場合であっても、第2カウント手段38のカウントを続行したまま、第1カウント手段39のカウントを開始してもよい。この場合、いずれかのカウント手段によるカウント時間が設定時間を超えた際に充電終了判定手段40は充電終了判定を行うものとしてもよい。
1 充電ケーブル
2 充電コネクタ
3 車両
4 充電コネクタ受部
5 電極プラグ
6 嵌合プラグ
7 アースプラグ
8 充電制御信号プラグ
9、10、11、12 車両に形成されたプラグ受金具
13、14、15、16 充電コネクタ受部に形成されたプラグ受金具
17 充電端子部
18 係止爪部
19 操作ボタン
20 電路
21 開閉部
22 導電部
23 リミットスイッチ(検知部)
24 電源線
25 嵌合線
26 アース線
27 充電制御信号線
28 充電装置本体
29 充電制御部
30 電圧印加部
31 嵌合判定部
32 電路
33 充電コネクタ接続検出回路
34 印加部
35 充電満了検出手段
36 車両接続検出手段
37 嵌合検出手段
38 第2カウント手段
39 第1カウント手段
40 充電終了判定基準選択手段
41 リレー
42 CPLT回路

Claims (4)

  1. 充電ケーブルの先端に備えた充電コネクタを車両の給電口に接続して車両の充電を行い、不使用時の充電コネクタを受ける充電コネクタ受部を備えた車両充電装置であって、充電コネクタと車両との接続状態を検出する車両接続検出手段と、充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を検出する嵌合検出手段と、車両接続検出手段が充電コネクタと車両との接続解除を検出した後から、経過時間をカウントする第1カウント手段を備え、更に、嵌合検出手段が充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を検出した際、第1カウント手段によるカウント時間が閾値を超えた際、のいずれかを充電終了時とみなして充電終了判定を行う充電終了判定手段を備えることを特徴とする車両充電装置。
  2. 車両充電装置は、車両側メインバッテリの充電満了を検出する充電満了検出手段と、充電満了検出手段が充電満了を検出した後から、経過時間をカウントする第2カウント手段とをさらに備え、
    充電終了判定手段は嵌合検出手段が充電コネクタと充電コネクタ受部との嵌合を検出した際、第1カウント手段によるカウント時間が閾値を超えた際、第2カウント手段によるカウント時間が閾値を超えた際のいずれかを充電終了時とみなして充電終了判定を行うことを特徴とする請求項1記載の車両充電装置。
  3. 充電満了検出手段は、充電電流もしくは充電制御信号に基づいて、充電満了を検出し、車両接続検出手段は、充電コネクタの嵌合情報もしくは充電制御信号に基づいて、充電コネクタと車両との接続解除を検出することを特徴とする請求項2記載の車両充電装置。
  4. 第2カウント手段は、第1カウント手段がカウントを開始すると同時に、カウントを停止することを特徴とする請求項2記載の車両充電装置。
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