JP6167285B2 - 液体微細化装置及びサウナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ミストサウナ装置等に使用される液体微細化装置に関するものである。
家庭用の浴室の天井面等に設置される家庭用ミストサウナ装置では、浴室内の空気が吸気口から本体内に吸い込まれ、一次加熱手段により加熱される。加熱された空気は加湿ユニットで加湿され、さらに二次加熱手段で加熱された後、送気口から浴室内に送風される。
特許文献1に開示される液体微細化装置では、サウナ運転時に、回転モータの駆動力で回転駆動される揚水管で貯水部から揚水される水が揚水管に取着された回転板から遠心力で飛散される。そして、飛散された水滴は、液体微細化装置の筒状の経路の内壁に衝突して破砕され、前述の加熱された空気と混合されて水蒸気化される。
特開2012−152308号公報
上記のような液体微細化装置では、加湿ユニットで加湿される空気は水の水蒸気化にともなって気化熱を奪われるため、温度が低下する。そこで、加湿ユニットを通過した空気を二次加熱手段で加熱することとなる。
すると、ファンで吸気口から本体内に吸い込まれた空気が送気口に達するまでに、一次加熱手段、加湿ユニット、二次加熱手段を通過させる必要があり、さらに加湿ユニットと二次加熱手段との間に、加湿された空気から水粒を除去する気液分離装置を介在させることもある。
従って、空気が吸気口から送気口に達するまでの間で、圧送される空気に圧力損が発生して送気口からサウナ室内に送られる空気の風量が低下するとともに、風切り音等の騒音が増大する。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的はファンから送気口まで圧送される空気の圧力損の発生を抑制し得る液体微細化装置を提供することにある。
上記課題を解決する液体微細化装置は、本体ケース内に空気を吸い込むファンを回転駆動するファンモータと、前記ファンで吸い込まれた空気を前記本体ケース内で温めて温風とする一次熱交換器と、破砕モータの作動に基づいて、貯水部に貯留された水を細かな水粒に破砕するとともに、前記一次熱交換器を通過した温風を前記水粒により加湿する加湿ユニットと、前記加湿ユニットにより加湿された温風から水粒を除去する気液分離装置と、前記気液分離装置を通過した温風を再加熱する二次熱交換器と、前記二次熱交換器を通過した温風が吹き出す送気口と、を備えた液体微細化装置において、前記送気口は、前記二次熱交換器より下方に設けられ、前記加湿ユニットは、揚水管と、遠心破砕円板と、を備え、前記揚水管は、前記破砕モータの作動に基づいて回転して前記貯水部から水を巻き上げ、前記遠心破砕円板は、前記揚水管と一体に回転し、前記揚水管で巻き上げた水を飛散させ、前記ファンは、吹出口を有するファンケースを備え、前記吹出口の一部は、前記遠心破砕円板より上方に設けられ、前記吹出口から前記二次熱交換器に向かって下方成分を含む方向に温風を吹き出し、前記気液分離装置と前記二次熱交換器とを並前記二次熱交換器を前記送気口側に傾けたことを特徴とする。
また、上記構成において、前記吹出口には、前記遠心破砕円板に向かって下方成分を含む方向に庇部が延設され、前記庇部は、前記遠心破砕円板より上方に設けられることが好ましい。
また、上記構成において、前記気液分離装置と前記二次熱交換器の対向する側面の挟み角が最大5°となるよう前記二次熱交換器を傾けることが好ましい。
また、上記課題を解決するサウナ装置は、液体微細化装置をサウナ室の天井面に設置したことを特徴とする。
本発明によれば、液体微細化装置のファンから送気口まで圧送される空気の圧力損の発生を抑制することができる。
一実施形態のサウナ室を示す斜視図である。 液体微細化装置を示す斜視図である。 液体微細化装置を示す斜視図である。 液体微細化装置を示す断面図である。 液体微細化装置を示す平面図である。 液体微細化装置の電気的構成を示すブロック図である。 液体微細化装置を示す斜視図である((a)二次熱交換器45°傾けた配置を示す図である、(b)二次熱交換器を5°傾けた配置を示す図である。)。
以下、液体微細化装置を備えたサウナ装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、浴室と兼用のサウナ室1の天井面2には液体微細化装置3が取付けられている。液体微細化装置3には、電気温水器あるいはガス温水器から熱源として熱水が配管4を介して供給されるとともに、配管5を介して水が供給される。
図2に示すように、前記液体微細化装置3はフロントパネル6の上方に本体ケース7が取着されている。そして、液体微細化装置3は前記サウナ室1内にフロントパネル6を露出させる状態で、本体ケース7がサウナ室1の天井裏に設置されている。
前記フロントパネル6には、サウナ室1内の空気を吸い込む吸気口8と、サウナ室1内に高温高湿度の空気を送り出す送気口9が設けられている。
図3及び図4に示すように、前記本体ケース7内には主に一次熱交換器10、送風機11、加湿ユニット12、気液分離装置28、二次熱交換器13が設けられている。
一次熱交換器10は、本体ケース7の吸気口8の上方に設置され、前記温水器から供給される熱水が循環するように構成される。
前記送風機11は、本体ケース7に回転可能に支持された一対のファン15間にファンモータ16が配設され、そのファンモータ16の動作に基づいてファン15が回転される。そして、ファン15の回転に基づいてサウナ室1内の空気が吸気口8から吸い込まれ、その空気は一次熱交換器10で温められ後、加湿ユニット12に案内される。
前記加湿ユニット12は、前記本体ケース7の中央部において、前記ファン15から温風が供給される位置に配設され、破砕モータ17、揚水管18、遠心破砕円板19a〜19d、破砕壁20、貯水部21等を備えている。
前記破砕モータ17は本体ケース7の上部に固定され、その出力軸22は下方に延設されるとともに、出力軸22の下端部には揚水管18が取着されている。前記揚水管18は上方に向かって直径が大きくなる逆円錐状の円筒であり、揚水管18の上端部に取着される軸部を介して出力軸22に固定されている。従って、揚水管18は出力軸22と一体に回転される。
前記貯水部21の底面は、出力軸22の下方位置で最も深くなる浅いすり鉢状に形成されるとともに、その最深部に水位検知センサ14が配設されている。また、前記揚水管18の下端と貯水部21の最深部との間には数mm程度の所要の隙間が確保されている。
図3に示すように、前記貯水部21の側方位置には、給水弁23を備えた給水部24が配設され、その給水部24には前記配管5から水が供給される。そして、後記制御部29の動作により給水弁23が開かれると、配管5から給水弁23を介して水が貯水部21に滴下される。
前記揚水管18の上部には4層の円板状の遠心破砕円板19a〜19dが水平方向となる状態で設けられている。最上層の遠心破砕円板19aは揚水管18の上端部を水平方向に屈曲して形成され、その下方には同一形状の3枚の遠心破砕円板19b〜19dが最上層の遠心破砕円板19aから取付具を介して吊下支持されている。
前記遠心破砕円板19a〜19dの間において、揚水管18には揚水管18の内外を連通させる四角形状の開口部25が一定間隔毎に形成されている。
このような構成により、給水部24から貯水部21に水が供給され、貯水部21に溜まった水の水面が揚水管18の下端より上方に達している状態で前記破砕モータ17の作動により揚水管18が回転されると、貯水部21に貯留されている水が遠心力により揚水管18の内周面に沿って上方へ巻き上げられる。そして、各開口部25から各遠心破砕円板19a〜19dの上面を薄膜状となって案内された後、遠心破砕円板19a〜19dの周縁からその周囲に細かな水滴となって飛散される。
図3〜図5に示すように、前記揚水管18に対し前記ファン15の反対側には前記破砕壁20が形成され、その破砕壁20は遠心破砕円板19a〜19dを取り囲むように湾曲する衝立状に形成されている。
前記破砕壁20の遠心破砕円板19a〜19d側の側面には、上下方向に延びる突条が破砕枠26として等間隔に多数形成されている。また、各破砕枠26の下端は破砕壁20の下縁より下方まで延設されている。
そして、前記遠心破砕円板19a〜19dから飛散される細かな水滴が破砕壁20及び破砕枠26に衝突してさらに細かい水粒に破砕され、ファン15から送風される温風により水粒が気化されて温風が加湿される。
前記揚水管18とファンモータ16との間には仕切り壁27が設けられ、遠心破砕円板19a〜19dから飛散される水滴によるファンモータ16の濡れを防止している。仕切り壁27に付着した水滴は、貯水部21に落下する。また、前記破砕壁20に付着した水粒も破砕枠26の下端から貯水部21に落下する。
図4に示すように、前記ファン15はファンケース34内で回転されるとともに、そのファンケース34には前記加湿ユニット12の遠心破砕円板19a〜19d側に開口する吹出し口35が形成されている。
また、前記吹出し口35には前記ファン15から送風される温風を前記遠心破砕円板19a〜19dに向かって案内する庇部36が遠心破砕円板19a〜19dに向かって斜め下方に直線状に延設されている。そして、庇部36と水平線との挟み角θ1が、ほぼ45°、つまりは、加湿ユニット12の遠心破砕円板19a〜19dの周囲に向かう角度となるように延設されている。
前記温風の送風方向において、前記破砕壁20の後方には気液分離装置28及び前記二次熱交換器13が並設されている。気液分離装置28は細い糸状の樹脂を複雑にからませたものであり、水滴が通過するときに糸状の樹脂に衝突することにより水滴が分離される。前記気液分離装置28の全体形状はほぼ直方体状に形成されるとともに、前記温風が気液分離装置の上下方向中心線に対し直交する方向に通過するように配設されている。
前記二次熱交換器13は全体形状がほぼ直方体状に形成されるとともに、前記気液分離装置28から送風される温風が二次熱交換器13の上下方向中心線に対しほぼ直交する方向に通過するように配設されている。
前記二次熱交換器13と気液分離装置28は、その対向する側面の挟み角θ2が5°以内となるほぼ平行な状態で、気液分離装置28よりやや下方にオフセットされて配設されている。二次熱交換器13は本体ケース7の送気口9の上方に設置され、前記温水器から供給される熱水が循環するように構成される。
そして、気液分離装置28では破砕壁20及び破砕枠26を通過した温風に含まれる水粒が除去され、水蒸気を含む高湿の空気が二次熱交換器13に案内される。二次熱交換器13は、垂直方向に一定の間隔でアルミフィンを備えた構成であり、前記アルミフィンは水平方向に複数の銅管が配設されている。気液分離装置28で除去された水粒は、貯水部21に落下する。また、気化熱を奪われて温度が低下した温風が二次熱交換器13で再加熱されて、前記送気口9からサウナ室1へ送風される。
一方、送気口9は、液体微細化装置3から吹出された空気をサウナ室1の床面まで届かせる必要があるため、二次熱交換器13の面積より小さい。
次に、上記液体微細化装置3の電気的構成を説明する。
図6に示す制御部29は、あらかじめ設定されたプログラムに基づいて動作するマイコン及びマイコンと各機器を接続するためのインターフェースを備え、リモコン30から出力される操作信号と、第一及び第二の温度センサ31,32及び水位検知センサ14から出力される検出信号が入力される。前記制御部29は、液体微細化装置3のサウナ運転あるいは乾燥運転で動作させる時間を設定するタイマー機能を備えている。
第一の温度センサ31は、前記一次熱交換器10を通過した空気の温度を測定する位置に設けられ、第二の温度センサ32は前記加湿ユニット12を通過した空気の温度を測定する位置に設けられる。
前記制御部29は、前記一次熱交換器10及び二次熱交換器13に熱水を供給する温水器33に接続され、サウナ運転時及び乾燥運転時に温水器33から一次熱交換器10及び二次熱交換器13に供給する温水を制御する。
前記制御部29には前記給水弁23が接続され、あらかじめ設定されているプログラムに基づいて給水弁23を開閉制御して前記貯水部21に供給する水量を制御する。
また、前記制御部29には前記ファンモータ16及び破砕モータ17が接続され、あらかじめ設定されているプログラムに基づいて各モータの動作を制御する。
次に、上記のように構成された液体微細化装置の作用を説明する。
リモコン30の操作に基づいて、サウナ運転を開始するための操作信号が制御部29に入力されると、タイマー動作が開始されるとともに、制御部29により一次及び二次熱交換器10,13に温水が供給され、ファンモータ16と破砕モータ17が回転駆動される。
次いで、ファンモータ16及び破砕モータ17が正常に動作しているか否かを確認した後、給水弁23が開放されて、貯水部21に水が供給される。
すると、サウナ室1内の空気が吸気口8から液体微細化装置3内に吸い込まれ、一次熱交換器10で温められて加湿ユニット12に送られる。加湿ユニット12では、揚水管18が回転されて貯水部21から水が巻き上げられ、その水が遠心破砕円板19a〜19dから細かな水滴となって周囲に飛散される。
遠心破砕円板19a〜19dから破砕壁20に向かって飛散された水滴は、破砕壁20に衝突してさらに細かい水粒となり、ファン15から送風される温風により気化される。
そして、水蒸気を含む高湿の空気が二次熱交換器13に案内されて再加熱され、前記送気口9からサウナ室1内に送風される。
サウナ室1への高湿空気の送風が開始されると、制御部29ではタイマー動作が開始される。そして、あらかじめ設定された時間を経てタイマー動作が終了したとき、あるいはリモコン30からサウナ運転の停止信号が入力されると、給水弁23が閉鎖され、乾燥運転が開始される。
乾燥運転が開始されると、一次及び二次熱交換器10,13への温水の供給が維持され、ファンモータ16と破砕モータ17が回転駆動される。この動作により、貯水部21に残った水は気化される。
次いで、例えば10分が経過したとき、あるいは第一の温度センサ31の検出温度と第二の温度センサ32の検出温度の差があらかじめ設定された温度差より小さくなったとき、あるいは水位検知センサ14が水の存在を検知できなくなったとき、ファンモータ16及び破砕モータ17の作動が停止される。
すなわち、貯水部21に供給される空気の気化熱による温度低下が小さくなったとき、あるいは水位検知センサ14が貯水部21に水が無くなったことを検知したとき、貯水部21に残っていた水がすべて気化されたと認識して、ファンモータ16及び破砕モータ17の作動が停止される。
そして、一次熱交換器10及び二次熱交換器13への温水の供給が停止されて、乾燥運転が終了する。
上記のようなサウナ運転時に、遠心破砕円板19a〜19dより噴射された水滴は破砕壁20に衝突し微細化されるため、微細水滴は破砕円板19a〜19dと破砕壁20の間の空間に非常に多く存在し、一方 ファン15から加湿ユニット12に送風される温風はファンケース34の庇部36により遠心破砕円板19a〜19d及び破砕壁20に向かって送風されるため、加湿ユニット12で水粒が温風により効率よく気化される。
また、気液分離装置28と二次熱交換器13とがほぼ平行に配列されており、加湿された温風が気液分離装置28を通過するときには複雑に絡まった糸状の樹脂の間を通過するため多少の乱流となるが、二次熱交換器13は送気口9側にオフセットされており、一方、二次熱交換器13は垂直方向に一定の間隔でアルミフィンを備えたものであるため、気液分離装置28から吹き出された温風は二次熱交換器13以降は整流化されて送気口9に導かれる。気液分離装置28と二次熱交換器13との間に空間を設けることにより、気流の急激な変化が緩和でき、圧力損を低減する効果をもつ。また、気液分離装置28を通過した温風は略垂直下方に位置する送気口9に導かれる。
図7に示すように、二次熱交換器13を送気口9に近づけた位置とすると斜めの配置となるが、前記したとおり送気口9が下方向にあるため、二次熱交換器13の内部で温風が水平に配列された銅管13aに衝突し屈曲するとともに、同じ厚みの二次熱交換器13を用いた場合には斜め方向に温風が通過することとなり通過距離が長くなり圧力損が大きくなる。一方本発明の二次熱交換器13の配置では通過距離が最小になるとともに衝突による屈曲も抑制できるため圧力損を小さくできる。
二次熱交換器13をさらに送気口9に近づけた場合、送気口9の面積は気液分離装置28に対しオフセットした位置に配置したときより小さくなるため、圧力損が大きくなることはいうまでもない。
本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)液体微細化装置3の作動により、サウナ室1へ高温高湿の温風を供給することができる。
(2)ファンケース34の庇部36により、ファン15から加湿ユニット12の遠心破砕円板19a〜19dに向かって温風が案内されるため、サウナ運転時に温風を効率よく加湿することができる。
(3)ファンケース34の庇部36により、ファン15から加湿ユニット12の遠心破砕円板19a〜19dに向かって温風が案内されるため、乾燥運転時に加湿ユニットを効率よく乾燥させることができる。
(4)加湿ユニット12の遠心破砕円板19a〜19d及び揚水管18に対し、斜め上方から45度の角度で温風を送風することができるので、加湿運転あるいは乾燥運転を効率よく行うことができる。
(5)気液分離装置28と二次熱交換器13との挟み角θ2を5度以下の角度としてほぼ平行とすることにより、圧送される空気での圧力損の発生を抑制することができる。従って、送気口からサウナ室内に送られる空気の風量の低下及び風切り音等の騒音を抑制することができる。
(6)気液分離装置28に対し、二次熱交換器13を送気口9側にオフセットしたので、温風を気液分離装置28から二次熱交換器13を経て送気口9に円滑に案内することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・庇部36と水平線との挟み角θ1は、40°から45°の範囲に設定してもよい。
以上のように、本発明にかかる液体微細化装置は、ファンから送気口まで圧送される空気の圧力損の発生を抑制することができるので、ミストサウナ装置以外に、液体を微細化して気体に混合する装置に適用可能である。
1 サウナ室
2 天井面
3 液体微細化装置
4 配管
5 配管
6 フロントパネル
7 本体ケース
8 吸気口
9 送気口
10 一次熱交換器
11 送風機
12 加湿ユニット
13 二次熱交換器
13a 銅管
14 水位検知センサ
15 ファン
16 ファンモータ
17 破砕モータ
18 揚水管
19a 遠心破砕円板
19b 遠心破砕円板
19c 遠心破砕円板
19d 遠心破砕円板
20 破砕壁
21 貯水部
22 出力軸
23 給水弁
24 給水部
25 開口部
26 破砕枠
27 仕切り壁
28 気液分離装置
29 制御部
30 リモコン
31 第一の温度センサ
32 第二の温度センサ
33 温水器
34 ファンケース
35 吹出し口
36 庇部

Claims (4)

  1. 本体ケース内に空気を吸い込むファンを回転駆動するファンモータと、
    前記ファンで吸い込まれた空気を前記本体ケース内で温めて温風とする一次熱交換器と、破砕モータの作動に基づいて、貯水部に貯留された水を細かな水粒に破砕するとともに、前記一次熱交換器を通過した温風を前記水粒により加湿する加湿ユニットと、
    前記加湿ユニットにより加湿された温風から水粒を除去する気液分離装置と、
    前記気液分離装置を通過した温風を再加熱する二次熱交換器と
    前記二次熱交換器を通過した温風が吹き出す送気口と、を備えた液体微細化装置において、
    前記送気口は、前記二次熱交換器より下方に設けられ、
    前記加湿ユニットは、揚水管と、遠心破砕円板と、を備え、
    前記揚水管は、前記破砕モータの作動に基づいて回転して前記貯水部から水を巻き上げ、前記遠心破砕円板は、前記揚水管と一体に回転し、前記揚水管で巻き上げた水を飛散させ、
    前記ファンは、吹出口を有するファンケースを備え、
    前記吹出口の一部は、前記遠心破砕円板より上方に設けられ、
    前記吹出口から前記二次熱交換器に向かって下方成分を含む方向に温風を吹き出し、
    前記気液分離装置と前記二次熱交換器とを並前記二次熱交換器を前記送気口側に傾けたことを特徴とする液体微細化装置。
  2. 請求項1に記載の液体微細化装置において、
    前記吹出口には、前記遠心破砕円板に向かって下方成分を含む方向に庇部が延設され、
    前記庇部は、前記遠心破砕円板より上方に設けられることを特徴とする液体微細化装置。
  3. 請求項1又は2記載の液体微細化装置において、
    前記気液分離装置と前記二次熱交換器の対向する側面の挟み角が最大5°となるよう前記二次熱交換器を傾けることを特徴とする液体微細化装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の液体微細化装置をサウナ室の天井面に設置したこ
    とを特徴とするサウナ装置。
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