JP2012200639A - 液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置に関するもので、液体微細化装置を後付で容易に設置することができることを目的とする。
【解決手段】吸込口4と排気口5を有する本体ケース6と、この本体ケース6内の吸込口4と排気口5を結ぶ風路に設けた加熱手段としての熱交換器7および送風手段としてのファンモータ8と、このファンモータ8と前記排気口5間の風路内に設けた液体微細化手段9と、この液体微細化手段9と熱交換器7およびファンモータ8を制御する制御手段を備え、液体微細化手段9は、液体を移送させるポンプ35と、ポンプ35と接続し上方の回転板20aに前記液体を供給する給水管14と、前記液体が保管されている本体ケース6内に設けた液体保管容器36から前記液体をポンプ35へ供給するポンプ給水管37とを設けたことを特徴とする液体微細化装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置に関するものである。
例えば、サウナ装置に用いられる液体微細化装置の構成は、次のような構成となっていた。
すなわち、給気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の風路に設けた送風手段と、この送風手段と排気口間に設けた液体微細化手段とを備え、前記液体微細化手段は、回転する円板の上面に液体を供給し、円板上に薄く広がった液体を遠心力により外方に飛散させて微細化させる構成となっていた(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平4−118068号公報
上記従来例で課題となるのは、液体の利用効率が低いということである。
すなわち、従来の液体微細化装置は、上述のごとく、回転する円板の上面に液体を一定供給しているが、このように、液体を一定供給すると、サウナ室の湿度状態に関わらず常に一定の微細化させた液体を供給してしまい、特にサウナ室が高湿の場合には、過加湿状態となり微細化させた液体が壁面等で結露し、結局サウナ室内から排水され、液体微細化装置に無駄な水を供給することになってしまう。言い換えれば、液体の利用効率が低いという課題があった。
また、回転する円板の上面に液体を一定供給しているが、新たにミスト発生装置を設置した場合液体を一定供給する設備を新たに設けないといけないことになってしまう。言い換えれば、ミスト発生装置を後付で設置しにくいという課題があった。
そこで本発明は、液体微細化装置に無駄な水を供給せず液体の利用効率を向上しつつ、液体微細化装置を後付で容易に設置することができることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、吸込口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記吸込口と前記排気口を結ぶ風路に設けた加熱手段および送風手段と、この送風手段と前記排気口間の風路内に設けた液体微細化手段と、この液体微細化手段と加熱手段および送風手段を制御する制御手段を備え、前記液体微細化手段は、垂直方向に配置され、上方開口部および下方開口部を有する筒状の経路と、この筒状の経路内に設けた回転手段と、この回転手段に液体を供給する液体供給手段と、前記筒状の経路の下部に設けた貯水部を有し、前記回転手段は、上下方向に向けて配置した回転軸と、この回転軸を回転させる回転モータと、前記回転軸に固定されるとともに前記貯水部から水を吸上げる揚水管と、この揚水管の外周面に上下方向に所定間隔で固定された回転板とを有し、前記送風手段は、羽根車とこの羽根車を回転させるファンモータと、前記羽根車を内包するファンケーシングを有し、前記制御手段は、前記液体供給手段から前記上方の回転板上への液体供給と、前記回転モータの回転と、前記加熱手段および前記送風手段の運転とを制御する制御部とを備え、前記液体供給手段は、前記液体を移送させるポンプと、前記ポンプと接続し上方の回転板に前記液体を供給する給水管と、前記液体が保管されている前記本体ケース内に設けた液体保管容器から前記液体を前記ポンプへ供給する供給管とを設けたものである。
また、吸込口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記吸込口と前記排気口を結ぶ風路に設けた加熱手段および送風手段と、この送風手段と前記排気口間の風路内に設けた液体微細化手段と、この液体微細化手段と加熱手段および送風手段を制御する制御手段とを備え、前記液体微細化手段は、垂直方向に配置され、上方開口部および下方開口部を有する筒状の経路と、この筒状の経路内に設けた回転手段と、前記筒状の経路の下部に設けた貯水部と、この貯水部内に液体を供給する液体供給手段とを有し、前記回転手段は、上下方向に向けて配置した回転軸と、この回転軸を回転させる回転モータと、前記回転軸に固定されるとともに前記貯水部から水を吸上げる揚水管と、この揚水管の外周面に上下方向に所定間隔で固定された回転板とを有し、前記送風手段は、羽根車と、この羽根車を回転させるファンモータと、前記羽根車を内包するファンケーシングを有し、前記制御手段は、前記液体供給手段から前記貯水部への液体供給と、前記回転モータの回転と、前記加熱手段および前記送風手段の運転とを制御する制御部とを備え、前記液体供給手段は、液体を移送させるポンプと、前記ポンプと接続し前記貯水部に前記液体を供給する給水管と、前記液体が保管されている前記本体ケース外に設けた液体保管容器から前記液体を前記ポンプへ供給する供給管とを設けたものである。
このことにより、上記目的を達成している。
以上のように、本発明は、液体供給手段を液体保管容器から液体をポンプによって液体微細化手段に供給することにより、液体微細化装置を後付で容易に設置することができる。
本発明の実施の形態1における液体微細化装置を用いたサウナ装置の斜視図 同液体微細化装置の垂直断面の構成図 (a)同揚水管の側面を示す構成図、(b)同揚水管の構成を示す斜視図、(c)同揚水管のA−A断面を示す構成図、(d)同揚水管のB−B断面を示す構成図 貯水部に設けた2種類の水位検知手段を示す構成図 本発明の実施の形態2における液体微細化装置を用いたサウナ装置の斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における液体微細化装置を用いたサウナ装置の斜視図であり、この図1に示すように、サウナ室1の天井面2には、液体微細化装置3が取り付けられている。
以下、本実施の形態では、微細化する液体を水として説明する。
液体微細化装置3は、図2に示すように、下面に吸込口4と排気口5を有する箱状の本体ケース6と、この本体ケース6内の吸込口4と排気口5とを結ぶ風路に設けた加熱手段としての熱交換器7および送風手段としてのファンモータ8と、このファンモータ8と排気口5との間に設けた液体微細化手段9とを備えた構成としている。
また、ファンモータ8から液体微細化手段9へ通じる風路は、ファンケーシング10により形成され、液体微細化手段9と排気口5の間に補助熱交換器11を設けている。
液体微細化手段9は、垂直方向に配置され、上方開口部および下方開口部を有する筒状の経路12と、この筒状の経路12の内部に設けた回転手段13と、この回転手段13に水を供給する液体供給手段としての給水管14を備える。
そして、給水管14は、本体ケース6内に設けたポンプ35に接続し、また、ポンプ35は、水を保管している同じく本体ケース6内に設けた液体保管容器36にポンプ給水管37を介して接続している。
そして、給水管14の先端は、後述する回転板20aの回転部分に対して回転軸19よりに配置している。
回転手段13は、上下方向に向けて配置した回転軸19と、この回転軸19の軸方向に、回転軸19を中心として回動する複数の回転板20a,20b、20cを、上下方向に所定間隔で固定して設けている。
本実施の形態では、回転軸19の上方から下方へ回転板20a、回転板20b、回転板20cと3枚の回転板を設ける構成とする。
回転手段13の上部には、回転軸19を駆動するための回転モータ21を備え、回転手段13の下部には、回転板20a、回転板20b、回転板20cと一体に形成された、逆円錐状の揚水管22を上下方向に備えている。
回転板20a、回転板20bの間、および回転板20b、回転板20cの間には、揚水管22で揚水した水を下方の回転板20b、回転板20cへ落下させる当て板23を環状に設け、筒状の経路12の内壁からの複数の支持棒24で支持されている。
揚水管22は、図3に示すように、揚水した水を回転による遠心力で噴出させる水平方向に長い開口25(25a、25b)を各回転板20aと20b、20bと20cの間に2個ずつ設け、各回転板の間で水を噴出させる方向が異なるように、開口25の位置を周方向にずらしている。
また、(c)、(d)に示すように、回転板3枚の場合、一つの開口25a(25b)の中心角θは90度で、この角度は周方向にずらしているため、4つの開口25により、揚水した水を360度全周に噴出させることができる。
また、図2に示すごとく、筒状の経路12の下部には貯水部26を有水できない水量、すなわち微細化運転終了時の貯水部26の貯水量が少なくなるよう、筒状の経路12の下部は、例えば逆台形の形状(下方に凸)としている。
また、温度検知手段として、筒状の経路12の下部開口に温度センサ27a、筒状の経路12の上部開口に温度センサ27bが設けられている。
また、図4に示すように、貯水部26には、貯水する水の量を検知する貯水量調整用フロート38と貯水する水の量が規定値オーバーを検知する水位異常検知用フロート39を設けており、水位異常検知用フロート39は、貯水量調整用フロート38よりも上方に配置している。
以上の構成において、次に動作を説明する。
図1に示すように、サウナ室1内において、サウナを使用する場合、まず、図示していないガス湯沸かし器や電気温水器等の熱源から、パイプ31を介し、図2に示す熱交換器7に温水が供給される。そして、液体保管容器36に水を補給する。水は温かくても冷たくても良いが、温かい方がいいのは言うまでもない。水を補給した液体保管容器36は、本体ケース6内に設置し、後述するポンプ給水管を差し込む。そして、給水管14へは、ポンプ給水管37より液体保管容器36に保管している水が供給される。給水管14に供給される水は、ポンプ35によって設定されたきわめて少量であって、回転モータ21が駆動されるまでは、給水管14から排出されていない。
この状態で、熱交換器7が運転され、ファンモータ8が駆動されると、ファンモータ8が吸込口4を介してサウナ室1内の空気を吸い込み、吸い込まれた空気はファンケーシング10内を通過し、通過した空気は熱交換器7によって加熱され、加熱された空気は、筒状の経路12へと送られる。
一方、回転モータ21が駆動されると、回転軸19が高速回転し、それにともない回転板20aおよび回転板20bが高速回転される。
このとき、給水管14は、高速回転する上方の回転板20aの上面の回転軸19に近い位置に、ポンプ35で設定された流量の水を供給する。上方の回転板20aの上面に供給された水は、高速回転による遠心力によって外周方向に向かって薄膜状に広がり、この薄膜状になった水は、回転板20aの外周縁から接線方向へと高速で吹き飛ばされる。
このように、遠心力で飛散した水滴は、筒状の経路12の内壁に衝突して破砕され、水の微細化が促進される。
そして、給水管14から上方の回転板20aの上面に供給された水は、この時点で大部分が微細化され、前述の加熱された暖かい空気と混ざって蒸気の状態となっている。
一方、上方の回転板20aから遠心力により飛散した水滴のうち、微細化されずに筒状の経路12の内壁に付着したわずかな水滴や、微細化された後に内壁において結露した微量の水滴は、筒状の経路12の内壁を伝って、貯水部26に流れ落ち、貯水される。
このとき、貯水部26の上方では揚水管22が回転しており、貯水部26の貯水量が増え、水面が揚水管22の下端に近づくと、貯水部26の貯水は水面上の空気と一緒に巻き上げられ、揚水管22の内壁を伝って上方へ移動していく。
すなわち、この揚水管22は、上述のごとく逆円錐状となっているので、内部には吸引力が働くようになっている。このため、貯水部26の貯水は水面上の空気と一緒に巻き上げられ、揚水管22の内壁を伝って上方へ移動していく。
そして、揚水管22の内壁を伝って上方へ移動した水は、まず、図3に示すごとく、回転板20b、回転板20cの間の開口25bから回転による遠心力で噴出し、図2に示すごとく、環状に設けられた当て板23に当たり、回転板20cへ落下する。
回転板20cへ落下した水は、上方の回転板20aの上面に供給された水と同様に、高速回転による遠心力によって外周方向に向かって薄膜状に広がり、この薄膜状になった水は、回転板20cの外周縁から接線方向へと高速で吹き飛ばされる。
このように、遠心力で飛散した水滴は、筒状の経路12の内壁に衝突して破砕され、水の微細化が促進される。
また揚水管22の内壁を伝って上方へ移動し、開口25bから噴出しなかった水は、回転板20a、回転板20bの間の開口25aから回転による遠心力で噴出し、環状に設けた当て板23に当たり、回転板20bへ落下する。
回転板20bへ落下した水は、上方の回転板20aの上面に供給された水と同様に、高速回転による遠心力によって外周方向に向かって薄膜状に広がり、この薄膜状になった水は、回転板20bの外周縁から接線方向へと高速で吹き飛ばされる。
このように、遠心力で飛散した水滴は、筒状の経路12の内壁に衝突して破砕され、水の微細化が促進される。
このとき揚水管22の内壁を伝って上方へ移動する水は、回転モータ21が高速回転しているため、螺旋状に旋回して上方へ移動するのではなく、内壁全周において略均一な状態で真上に移動していく。
すなわち、各回転板の間に2個ずつ設けられた水平方向に長い開口25の位置を周方向で同じ位置に設けた場合、揚水管22の内壁を伝って上方へ移動してきた水は最初の開口25bから噴出し、上側の開口25aへは水が上がって来なくなるため、前述の図3で説明したように、各回転板20a〜20cの間で水を噴出させる方向が異なるように、開口25の位置を周方向にずらしている。
このように、揚水管22で揚水した水も、上方の回転板20aに供給した水と同様、ほとんど全て微細化され、加熱された暖かい空気と混ざって蒸気の状態となって上方の開口から排出されるが、一部は微細化されずに筒状の経路12の内壁に付着したわずかな水滴や、微細化された後に内壁において結露した微量の水滴となり、筒状の経路12の内壁を伝って、図2に示すごとく貯水部26に流れ落ち、貯水される。
一方、回転板20aおよび回転板20b、20cの高速回転によって微細化された水を含む暖かい空気は、ファンモータ8の送風によって、排気口5からサウナ室1の内部へ蒸気として供給される。
このとき、揚水管22で揚水した水も、上方の回転板20aに供給した水と同様、ほぼ完全に微細化されるためには、給水管14から高速回転する上方の回転板20aの上面に供給する水の量が問題となる。すなわち、回転板20a〜20cの枚数や回転モータ21の回転数等により決定される、液体微細化手段9の微細化能力により、微細化できる水の量は設定され、たとえば30cc/minである。
一方、ポンプ35は水温や水圧により流量にバラツキを生じるため、貯水部26での貯水量及び揚水管22での揚水量にバッファ機能を持たせており、例えば、ポンプ35から30cc/min以上供給された場合には、当初バッファ量を増やしつつ、微細化水量も増加し、定常状態ではポンプ35からの供給水量と微細化水量がほぼ同じとなる。
すなわち、通常のサウナ運転時、定常状態ではポンプ35からの供給水量と微細化水量がほぼ同じとなり、サウナ室1への加湿量も安定している。
次に、サウナを使用して次回使用する場合について説明する。
図4に示すように、前回使用した水が貯水部26に残っているが、この水の量を貯水量調整用フロート38によって検知する。詳しくは、貯水量調整用フロート38には、上方側に上限を検知する停止検知点、下方側すなわち水が貯水されている方に下限を検知する供給検知点を設定し、もし残っている水の量が供給検知点以下の場合は、図2示す給水管14より水を供給し、停止検知点で検知されるまで供給する。その後、上述のように、回転モータ21が作動し回転軸19を作動させ、揚水管22や回転板20a〜20cを作動させ、水の微細化を行っていく。
また、残っている水の量が停止検知点以上の場合は、図2に示す給水管14による水の供給はせず、上述のように、回転モータ21が作動し回転軸19を作動させ、揚水管22や回転板20a〜20cを作動させ、水の微細化を行っていく。
ここで、もし図4に示す水位異常検知用フロート39が検知した場合は、上述のような図2に示す回転モータ21が作動し回転軸19を作動させ、揚水管22や回転板20a〜20cを作動させ、水の微細化を行っていく過程には進まず、使用者に異常を知らせ点検の催促を促すようにする。
次に、サウナ使用している場合について説明する。
(実施の形態2)
実施の形態1と同じ構成には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施の形態1と違うところは、水を保管する液体保管容器36を、本体ケース6外に設けたことと、給水管14の先端を、貯水部26よりに配置していることである。
このような構成にすることにより、液体保管容器36を予め決められたところに設置しておけるので、例えば液体保管容器36を屋外に設置し、そこへ業者が水を定期的補給すようにさせる等、利便性を高めることができる。
また、液体保管容器36を本体ケース6内に設けないことにより、その分、本体ケース6を小型化することができ、コンパクトで軽量な液体微細化装置およびサウナ装置にすることができるので、例えば今までは2人で天井に設置したことを1人で容易に天井に設置することができようになるので、施工性を向上させることができる。
その他、水を微細化する等の作用・効果は、実施の形態1と同様である。
以上のように、本発明の液体微細化装置は、給水管への給水を別途保管容器によって貯水された水で行うことにより、水の供給を自由に設定することができ、結果として、液体微細化装置を後付で容易に設置することができる、という効果を奏する。
したがって、例えば、サウナ装置、加湿装置、冷却装置、噴霧装置、洗浄装置、植物育成設備等への活用が期待される。また、水だけでなく、油や洗剤等のその他の液体の微細化設備にも利用することが可能である。
1 サウナ室
2 天井面
3 液体微細化装置
4 吸込口
5 排気口
6 本体ケース
7 熱交換器
8 ファンモータ
9 液体微細化手段
10 ファンケーシング
11 補助熱交換器
12 筒状の経路
13 回転手段
14 給水管
19 回転軸
20a、20b、20c 回転板
21 回転モータ
22 揚水管
23 当て板
24 支持棒
25、25a、25b 開口
26 貯水部
27a、27b 温度センサ
31 パイプ
35 ポンプ
36 液体保管容器
37 ポンプ給水管
38 貯水量調整用フロート
39 水位異常検知用フロート

Claims (6)

  1. 吸込口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記吸込口と前記排気口を結ぶ風路に設けた加熱手段および送風手段と、この送風手段と前記排気口間の風路内に設けた液体微細化手段と、この液体微細化手段と加熱手段および送風手段を制御する制御手段を備え、前記液体微細化手段は、垂直方向に配置され、上方開口部および下方開口部を有する筒状の経路と、この筒状の経路内に設けた回転手段と、この回転手段に液体を供給する液体供給手段と、前記筒状の経路の下部に設けた貯水部を有し、前記回転手段は、上下方向に向けて配置した回転軸と、この回転軸を回転させる回転モータと、前記回転軸に固定されるとともに前記貯水部から水を吸上げる揚水管と、この揚水管の外周面に上下方向に所定間隔で固定された回転板とを有し、前記送風手段は、羽根車とこの羽根車を回転させるファンモータと、前記羽根車を内包するファンケーシングを有し、前記制御手段は、前記液体供給手段から前記上方の回転板上への液体供給と、前記回転モータの回転と、前記加熱手段および前記送風手段の運転とを制御する制御部とを備え、前記液体供給手段は、前記液体を移送させるポンプと、前記ポンプと接続し上方の回転板に前記液体を供給する給水管と、前記液体が保管されている前記本体ケース内に設けた液体保管容器から前記液体を前記ポンプへ供給するポンプ給水管とを設けたことを特徴とする液体微細化装置。
  2. 吸込口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記吸込口と前記排気口を結ぶ風路に設けた加熱手段および送風手段と、この送風手段と前記排気口間の風路内に設けた液体微細化手段と、この液体微細化手段と加熱手段および送風手段を制御する制御手段とを備え、前記液体微細化手段は、垂直方向に配置され、上方開口部および下方開口部を有する筒状の経路と、この筒状の経路内に設けた回転手段と、前記筒状の経路の下部に設けた貯水部と、この貯水部内に液体を供給する液体供給手段とを有し、前記回転手段は、上下方向に向けて配置した回転軸と、この回転軸を回転させる回転モータと、前記回転軸に固定されるとともに前記貯水部から水を吸上げる揚水管と、この揚水管の外周面に上下方向に所定間隔で固定された回転板とを有し、前記送風手段は、羽根車と、この羽根車を回転させるファンモータと、前記羽根車を内包するファンケーシングを有し、前記制御手段は、前記液体供給手段から前記貯水部への液体供給と、前記回転モータの回転と、前記加熱手段および前記送風手段の運転とを制御する制御部とを備え、前記液体供給手段は、液体を移送させるポンプと、前記ポンプと接続し前記貯水部に前記液体を供給する給水管と、前記液体が保管されている前記本体ケース外に設けた液体保管容器から前記液体を前記ポンプへ供給する供給管とを設けたことを特徴とする液体微細化装置。
  3. 揚水管は、逆円錐形状で、上方の回転板と下方の回転板の間に水平方向に長い開口(スリット)を有し、吸上げた水をこの開口から外周方向へ噴出し、前記開口の外側周囲に筒状の経路に支持された環状の当て板を設け、前記開口から噴出した水を当て板に当て、下方の回転板に落下させることを特徴とする請求項1または2に記載の液体微細化装置。
  4. 回転板は、3枚以上で、揚水管の開口の周方向の位置を、回転板間毎にずらすことを特徴とする請求項3に記載の液体微細化装置。
  5. 補助加熱手段を液体微細化手段の筒状の経路の上方開口部と排気口との間に設けたことを特徴とする1から4のいずれか一つに記載の液体微細化装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の液体微細化装置をサウナ室の天井に設けたサウナ装置。
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