JP6186590B2 - 液体微細化装置及びサウナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体微細化装置及び液体微細化装置を備えるサウナ装置に関する。
家庭用の浴室の天井面等に設置される家庭用のサウナ装置では、浴室内の空気が吸気口から本体内に吸い込まれ、一次加熱手段により加熱される。加熱された空気は微細化手段で微細化された水と混合されて加湿され、さらに二次加湿手段で加熱された後、送気口から浴室内に送風される。
特許文献1に開示される液体微細化装置では、サウナ運転時に、回転モータの駆動力で回転駆動される揚水管で貯水部から揚水される水が揚水管に取着された回転板から遠心力で飛散される。そして、飛散された水は、微細化装置の筒状の経路の内壁に衝突して破砕され、前述の加熱された空気と混合されて水蒸気化される。
また、サウナ運転後の乾燥運転時には、貯水部への給水が停止された状態で揚水管が回転されるとともに温風が供給されて、貯水部に残留する水が気化される。
特開2012−152308号公報
ところで、上記のようなサウナ装置では、貯水部に残留する水が気化されることで、貯水部を清潔に保つことが可能となっているが、貯水部に給水する給水弁と繋がる配管内の水は残る可能性がある。そして、この残った水に菌が存在する場合には、次回サウナ装置を利用する際にミスト内に菌が含まれる虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、給水弁と繋がる配管内の残留水をより確実に殺菌することができる液体微細化装置及びサウナ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、液体微細化装置は、本体ケース内に空気を吸い込むファン
を回転駆動するファンモータと、前記ファンで吸い込まれた空気を前記本体ケース内で温めて温風とする一次熱交換器と、破砕モータの作動に基づいて、貯水部に貯留された水を細かな水粒に破砕するとともに、前記一次熱交換器を通過した温風を前記水粒により加湿する加湿ユニットと、制御部により制御され、前記貯水部への給水の有無を切り替える給水弁と、を備えた液体微細化装置であって、前記制御部は、前記一次熱交換器を制御して前記貯水部の残水を乾燥させる乾燥運転を行い、前記液体微細化装置は、殺菌処理部と、二次熱交換器と、を備え、前記殺菌処理部は、前記乾燥運転時に、前記給水弁よりも上流側で殺菌処理を行い、前記二次熱交換器は、前記加湿ユニットを通過した温風を再加熱し、前記殺菌処理部は、前記給水弁よりも上流側に配置され、水と熱源機からの温水との熱交換を行う水熱交換器を有し、前記二次熱交換器は、前記水熱交換器と前記熱源機との間に接続され、前記液体微細化装置は、前記水熱交換器と前記熱源機との間に設けられて前記水熱交換器側への温水の流量を制御可能な流量制御弁とを備え、前記制御部は、前記乾燥運転時に前記流量制御弁を開放して、前記水熱交換器内に前記熱源機からの温水を通すことを特徴とする。
また、上記構成において、前記殺菌処理部は、前記給水弁よりも上流側に配置され、水と熱源機からの温水との熱交換を行う水熱交換器を有し、前記水熱交換器は、前記熱源機と前記接続管とで接続され、前記殺菌処理部は、前記水熱交換器内、前記熱源機からの温水と前記接続管内の水との熱交換を行うことで前記殺菌処理を行うことが好ましい。
また、上記構成において、前記加湿ユニットを通過した温風を再加熱する二次熱交換器を備えることが好ましい。
また、本体ケース内に空気を吸い込むファンを回転駆動するファンモータと、前記ファンで吸い込まれた空気を前記本体ケース内で温めて温風とする一次熱交換器と、破砕モータの作動に基づいて、貯水部に貯留された水を細かな水粒に破砕するとともに、前記一次熱交換器を通過した温風を前記水粒により加湿する加湿ユニットと、制御部により制御され、前記貯水部への給水の有無を切り替える給水弁と、を備えた液体微細化装置であって、前記制御部は、前記一次熱交換器を制御して前記貯水部の残水を乾燥させる乾燥運転を行い、前記液体微細化装置は、殺菌処理部と、二次熱交換器と、を備え、前記殺菌処理部は、前記乾燥運転時に、前記給水弁よりも上流側で殺菌処理を行い、前記二次熱交換器は、前記加湿ユニットを通過した温風を再加熱し、前記殺菌処理部は、前記給水弁よりも上流側に配置され、水と熱源機からの温水との熱交換を行う水熱交換器を有し、前記二次熱交換器は、前記水熱交換器と前記熱源機との間に接続され、前記液体微細化装置は、前記水熱交換器と前記熱源機との間に設けられて前記水熱交換器側への水の流量を制御可能な流量制御弁とを備え、前記制御部は、前記乾燥運転時に前記流量制御弁を開放して、前記水熱交換器内に前記熱源機からの温水を通すことが好ましい。
また、上記課題を解決するために、サウナ装置は、上記液体微細化装置をサウナ室の天井面に設置することを特徴とする。
本発明の液体微細化装置及びサウナ装置によれば、給水弁と繋がる配管内の残留水をより確実に殺菌することができる。
一実施形態のサウナ室を示す斜視図である。 液体微細化装置を示す斜視図である。 液体微細化装置を示す斜視図である。 液体微細化装置を示す断面図である。 液体微細化装置を示す平面図である。 液体微細化装置の電気的構成を示すブロック図である。 液体微細化装置の水回路を示す概略図である。
以下、液体微細化装置を備えたサウナ装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、サウナ室1内の天井面2に設けられてミストを供給する液体微細化装置3が取り付けられている。液体微細化装置3には、温水器4(図6参照)から熱源として温水が循環往路管5aを介して供給されるとともに、循環復路管5bを介して温水器4内に戻るようになっている。また、液体微細化装置には、給水管6を介して水(市水)が供給される。なお、温水器4は、電気温水器及びガス温水器のいずれであってもよい。
図2に示すように、液体微細化装置は、フロントパネル7の上方に本体ケース8が取着されている。そして、液体微細化装置は、前記サウナ室1内にフロントパネル7を露出させた状態で、本体ケース8がサウナ室1の天井裏に設置されている。
前記フロントパネル7は、サウナ室1内の空気を吸い込む吸気口9と、サウナ室1内に高温高湿度のミストを送り出す送気口10とが設けられている。
図3及び図4に示すように、前記本体ケース8内には主に一次熱交換器11、送風機12、加湿ユニット13、二次熱交換器14、水熱交換器15が収容されている。
図4に示すように、一次熱交換器11は、本体ケース8の吸気口9の上方に設置され、前記温水器4から供給される温水が循環する熱交換用コイル16が上下方向に複数層に亘って往復方向に屈曲されて配設されている。
図3及び図4に示すように、送風機12は、本体ケース8に回転可能に支持された一対のファン17間にファンモータ18が配設され、そのファンモータ18の動作に基づいてファン17が回転される。そして、ファン17の回転に基づいてサウナ室1内の空気が吸気口9から吸い込まれ、その空気は一次熱交換器11で温められた後、加湿ユニット13に案内される。
図3及び図4に示すように、加湿ユニット13は、前記本体ケース8の中央部において、前記ファン17から温風が供給される位置に配設され、破砕モータ19、揚水管20、遠心破砕円板21a〜21d、破砕壁22、貯水部23等を備えている。
図4に示すように、破砕モータ19は、本体ケース8の上部に固定される。破砕モータ19の出力軸24は下方に延設されるとともに、出力軸24の下端部には揚水管20が取着されている。前記揚水管20は上方に向かって直径が大きくなる逆円錐状の円筒であり、揚水管20の上端部に取着される軸部を介して出力軸24に固定されている。従って、揚水管20は出力軸24と一体に回転される。
図4に示すように、前記貯水部23の底面は、出力軸24を支持する位置が最も深くなる浅いすり鉢状に形成されている。また、前記揚水管20の下端と貯水部23の間には数mm程度の所要の隙間が確保されている。
図3及び図7に示すように、前記貯水部23の側方位置には、定流量弁25aと、電磁弁25bとで構成される給水部26が配設され、その給水部26には前記給水管6から供給された水が水熱交換器15を通して供給される。そして、後述する制御部27(図6参照)の動作により電磁弁25bが開かれると、電磁弁25b及び定流量弁25aを介して水又は温水が貯水部23に滴下される。
図3〜図5に示すように、前記揚水管20の上部には4層の円板状の遠心破砕円板21a〜21dが水平方向となる状態で設けられている。最上層の遠心破砕円板21aは揚水管20の上端部を水平方向に屈曲して形成され、その下方には同一形状の3枚の遠心破砕円板21b〜21dが最上層の遠心破砕円板21aから取付具を介して吊下支持されている。
図4に示すように前記遠心破砕円板21a〜21dの間において、揚水管20には揚水管20の内外を連通させる四角形状の開口部28が一定間隔毎に形成されている。
このような構成により、給水部26から貯水部23に水が供給され、貯水部23に溜まった水の水面が揚水管20の下端より上方に達している状態で前記破砕モータ19の作動により揚水管20が回転されると、貯水部23に貯留されている水が遠心力により揚水管20の内周面に沿って上方へ巻き上げられ、各開口部28から各遠心破砕円板21a〜21dの上面を薄膜状となって案内された後、遠心破砕円板21a〜21dの周縁からその周囲に細かな水滴となって飛散される。
図3〜図5に示すように、前記揚水管20に対し前記ファン17の反対側には前記破砕壁22が形成されている。破砕壁22は遠心破砕円板21a〜21dを取り囲むように湾曲する衝立状に形成されるとともに、多数の破砕枠29が上下方向に設けられて各破砕枠29間が開口されている。そして、前記遠心破砕円板21a〜21dから飛散される細かな水滴が破砕壁22及び破砕枠29に衝突してさらに細かい水粒に破砕され、ファン17から送風される温風により気化される。
前記揚水管20とファンモータ18との間には仕切り壁30が設けられ、遠心破砕円板21a〜21dから飛散される水滴によるファンモータ18の濡れを防止している。仕切り壁30に付着した水滴は、貯水部23に落下する。また、前記破砕壁22に付着した水粒も貯水部23に落下する。
前記破砕壁22に対し、前記揚水管20の反対側にはエリミネータ31及び前記二次熱交換器14が配設される。エリミネータ31では破砕壁22を通過した温風に含まれる水粒が除去され、水蒸気を含む高湿の空気が二次熱交換器14に案内される。エリミネータ31で除去された水粒は、貯水部23に落下する。
二次熱交換器14は、本体ケース8の送気口10の上方に設置され、前記温水器4から供給される温水が循環する熱交換用コイルが往復方向に屈曲されて配設されている。そして、気化熱を奪われて温度が低下した温風が二次熱交換器14で再加熱されて、前記送気口10に案内される。
次に、本実施形態の液体微細化装置3の水回路(水の流れ)について説明する。
図7に示すように、温水器4と接続される循環往路管5aは、液体微細化装置3内で二股に分かれ、その一方が水熱交換器15と接続され、その他方が一次熱交換器11と接続される。水熱交換器15は給水管6から第一接続管33までの経路と、循環往路管5aから第二接続管34までの経路は、内部で区画分けされたものであり、複数の伝熱板を介して熱の授受が行われる。
なお、一次熱交換器11と温水器4間においては、一次熱交換器11への温水の供給を司る温水開閉弁32が一次熱交換器11と接続される循環往路管5aに介在されている。
水熱交換器15は、水が給水される給水管6と、温水器4と接続される循環往路管5aと、加湿ユニット13側と接続される第1接続管33と、二次熱交換器14と接続される第2接続管34と接続されている。
給水部26と接続される第1接続管33は、給水部26側の電磁弁25bと接続され、前記給水管6側からの水を前記給水部26に通水可能となっている。
また、二次熱交換器14と接続される第2接続管34は、温水器4の温水を二次熱交換器14に供給可能となっている。ちなみに、二次熱交換器14は、第3接続管35を介して温水器4の循環復路管5bと接続される。このため、二次熱交換器14は、温水器4に温水(水)を戻すことが可能となっている。なお、二次熱交換器14側の第3接続管35には流量制御弁36が介在される。このため、流量制御弁36により、二次熱交換器14や水熱交換器15内を通過する水(温水)の流量が調整可能となっている。
次に、上記のように構成された液体微細化装置3の作用について説明する。
本実施形態の液体微細化装置3では、サウナ室1内に高温多湿のミストを噴霧して、サウナ室1内の使用者に対してサウナ効果を付与するミスト噴霧運転が可能となっている。また、ミスト噴霧運転終了後には液体微細化装置3内の乾燥を行う乾燥運転が行われるようになっている。
(ミスト噴霧運転)
ミスト噴霧運転を開始するための制御信号が制御部27に入力されると、制御部27は、一次及び二次熱交換器11,14に温水が供給され、ファンモータ18と破砕モータ19とが回転駆動される。このとき、二次熱交換器14に供給される温水は、温水器4の温水が水熱交換器15を介して供給される。
次いで、制御部27は、ファンモータ18及び破砕モータ19が正常に動作しているか否かを確認した後、給水部26の電磁弁25bを開放して、定流量弁25aから貯水部23に水が略一定量ずつ供給される。ちなみに、貯水部23に貯留される水は、前記水熱交換器15を介して供給されるため、温水器4からの温水と熱交換されて、市水よりも温度が高くなる。
そして、サウナ室1内の空気が吸気口9から液体微細化装置内に吸い込まれ、一次熱交換器11で温められて加湿ユニット13に送られる。加湿ユニット13では、揚水管20が回転されて貯水部23から水が巻き上げられ、その水が遠心破砕円板21a〜21dから細かな水滴となって周囲に飛散される。
遠心破砕円板21a〜21dから破砕壁22に向かって飛散された水滴は、破砕壁22に衝突してさらに細かい水粒となり、ファン17から送風される温風により気化される。
そして、水蒸気を含む高湿の空気が二次熱交換器14に案内されて再加熱されてミストとして、前記送気口10からサウナ室1内に送り出される。
サウナ室1への高湿空気であるミストの送風が開始されると、制御部27ではタイマー動作が開始される。そして、あらかじめ設定された時間を経てタイマー動作が終了したとき、電磁弁25bを閉鎖し、乾燥運転を開始する。このとき、制御部27では、タイマー動作が開始される。
そして、一次及び二次熱交換器11,14への温水の供給が維持され、ファンモータ18と破砕モータ19が回転駆動される。この動作により、貯水部23に残った水は気化される。
このとき、制御部27は、流量制御弁36を開放して、水熱交換器15内に温水器4からの約80℃の温水が供給されるようになっている。このため、水熱交換器15内では給水部26側の水や給水管6側の水と熱交換が行われる。そのとき、給水部26側の弁は閉止しているため、給水管6内の水の流動はなく、貯留された水は時間とともに80℃近くまで上昇するその結果、給水部26側の水や給水管6側の水、即ち次回ミスト噴霧運転時に貯水部23に供給される予定の水が殺菌処理されることとなる。
次いで、例えばタイマーによる計測時間が所定時間経過したとき、制御部27は、ファンモータ18及び破砕モータ19の作動を停止させる。そして、制御部27は、一次熱交換器11及び二次熱交換器14への温水の供給が停止されて、ミスト噴霧運転後の乾燥運転が終了する。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)乾燥運転時に、給水弁としての給水部26よりも上流側で殺菌処理が行われるため、液体微細化装置3内において給水部26と繋がる配管(第1接続管33)内の残留水の殺菌処理が確実に行われる。これにより、次回、液体微細化装置3使用時において、殺菌済みの水を利用することができる。
(2)殺菌処理部は、給水部26よりも上流側に配置され、熱源機としての温水器4からの温水と水との熱交換を行う水熱交換器15を有し、水熱交換器15内を通して、温水器4からの温水と前記給水部26側に流入する水との熱交換が可能に構成されるものである。そして、乾燥運転時に、水熱交換器15に熱源機としての温水器4からの温水を流入させて、給水部26側に流入する水と熱交換を行って殺菌処理が行われる。このように、薬剤等を利用することなく、熱処理により水の殺菌処理を実施できる。
(3)加湿ユニット13から送風される温風を再加熱する二次熱交換器14を備えることで、気化熱を奪われて温度が低下したミスト(温風)が二次熱交換器14で再加熱することができる。
(4)二次熱交換器14は、水熱交換器15と温水器4との間に接続されるものである。そして、水熱交換器15と温水器4との間に設けられて水熱交換器15内への温水の流量を制御可能な流量制御弁36とを備える。そして、制御部27により乾燥運転時に前記流量制御弁36が開放されて、前記水熱交換器15内を温水器4からの温水が通るため、給水部26側に流入する水を殺菌処理することができる。
尚、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、二次熱交換器14を設ける構成を採用したが、二次熱交換器14を省略する構成を採用してもよい。この場合、第2接続管34を流量制御弁36と接続し、第3接続管35を省略する。
・上記実施形態では、熱源機としての温水器4と、液体微細化装置3とを別体としたが、これらを一体としてもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、図7に示すように第1接続管33を途中で二股に分け、その一方が給水部26側の電磁弁25bと接続し、その他方がスプラッシュノズル38側の電磁弁37と接続してもよい。ここで、スプラッシュノズル38は、ノズル噴霧により供給された水を粉砕し、前述のミスト運転時のミストよりも粒径の大きなミストを供給するためのものである。このような構成とすることで2種類のミスト供給が可能となる。また、第1接続管33は、その内部の水が前述のように乾燥運転時に殺菌処理が施されるため、このスプラッシュノズル38によるミストを供給する場合でも、同様に殺菌済みの水を利用することができる。
・上記実施の形態では、特に言及していないが、第1の接続配管33または電磁弁25bに内部圧力が上昇した場合、外部あるいは下流側に圧力つまりは膨張した温水を逃す弁を設けてもよく、下流側に押し出された温水は定流量弁25aより貯水部23に流れ、一方そのときは、乾燥運転を行っているため、貯水部23に流れた水は乾燥されることとなる。
・上記実施形態では、水を温めることにより、殺菌を行う構成としたが、これに限らない。
以上のように、本発明にかかる液体微細化装置は、ミストサウナ装置以外に、液体を微細化して気体に混合する装置に適用可能である。
1 サウナ室
2 天井面
3 液体微細化装置
4 温水器
5a 循環往路管
5b 循環復路管
6 給水管
7 フロントパネル
8 本体ケース
9 吸気口
10 送気口
11 一次熱交換器
12 送風機
13 加湿ユニット
14 二次熱交換器
15 水熱交換器
16 熱交換用コイル
17 ファン
18 ファンモータ
19 破砕モータ
20 揚水管
21a 遠心破砕円板
21b 遠心破砕円板
21c 遠心破砕円板
21d 遠心破砕円板
22 破砕壁
23 貯水部
24 出力軸
25 給水弁
26 給水部
27 制御部
28 開口部
29 破砕枠
30 仕切り壁
36 流量制御弁
37 電磁弁

Claims (2)

  1. 本体ケース内に空気を吸い込むファンを回転駆動するファンモータと、
    前記ファンで吸い込まれた空気を前記本体ケース内で温めて温風とする一次熱交換器と、破砕モータの作動に基づいて、貯水部に貯留された水を細かな水粒に破砕するとともに、前記一次熱交換器を通過した温風を前記水粒により加湿する加湿ユニットと、
    制御部により制御され、前記貯水部への給水の有無を切り替える給水弁と、を備えた液体微細化装置であって、
    前記制御部は、前記一次熱交換器を制御して前記貯水部の残水を乾燥させる乾燥運転を行い、
    前記液体微細化装置は、殺菌処理部と、二次熱交換器と、を備え、
    前記殺菌処理部は、前記乾燥運転時に、前記給水弁よりも上流側で殺菌処理を行い、
    前記二次熱交換器は、前記加湿ユニットを通過した温風を再加熱し、
    前記殺菌処理部は、前記給水弁よりも上流側に配置され、水と熱源機からの温水との熱交換を行う水熱交換器を有し、
    前記二次熱交換器は、前記水熱交換器と前記熱源機との間に接続され、
    前記液体微細化装置は、前記水熱交換器と前記熱源機との間に設けられて前記水熱交換器側への温水の流量を制御可能な流量制御弁とを備え、
    前記制御部は、前記乾燥運転時に前記流量制御弁を開放して、前記水熱交換器内に前記熱源機からの温水を通すことを特徴とする液体微細化装置。
  2. 請求項1に記載の液体微細化装置をサウナ室の天井面に設置したことを特徴とするサウナ装置。
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